JP2005024472A - 幼若血小板測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体レーザー光源をレーザー光源として用いた幼若血小板測定装置を提供する。
【解決手段】本発明は、血液検体に、所定の試薬を添加して測定用試料を調製する測定用試料調製部と、測定用試料にレーザー光を照射するための半導体レーザー光源を有する照射部と、レーザー光を照射された測定用試料中の粒子が発する光学的情報を検出する検出部と、検出された光学的情報に基づき、幼若血小板を分別して計数する解析部と、を有する幼若血小板測定装置を提供する。測定用試料の調製においては、半導体レーザーによって励起可能な蛍光色素を用いて検体中の血小板を染色し、測定用試料を調製する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血液検体中の幼若血小板を自動的に検出・計数する血小板測定装置において、小型化を図るために改良された血小板測定装置に関するものである。なお、本発明において「幼若血小板」とは、血小板細胞がその前駆細胞である巨核球から分化して成熟した血小板へ変化する過程の中で、細胞内にRNAを比較的多く含む幼若な段階の血小板であり、網血小板を含む概念である。また本発明においては、末梢血中に存在する通常の血小板を、幼若血小板に対して「成熟血小板」と呼ぶ場合がある。
【0002】
【従来の技術】
幼若血小板である網血小板の測定は、骨髄中の血小板産生能を反映していると考えられており、血小板減少性疾患における特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と他の血小板減少性疾患(例えば、再生不良性貧血(AA))との疾患鑑別に有用であることが報告されている。また網血小板の測定が、幹細胞移植や化学療法後の血小板回復指標として有用であることが報告されている。
【0003】
従来、幼若血小板を測定する方法としては、蛍光標識を施した抗血小板抗体を血液検体中の血小板と反応させ、さらに蛍光色素により血小板を蛍光染色して測定用試料を調製し、それをフローサイトメーターで測定する方法があった。この方法は抗原抗体反応及び蛍光染色に比較的時間がかかり、試料調製の作業が煩雑であった。
【0004】
幼若血小板の測定をより簡便に行うための自動測定装置としては、細胞のRNAと結合する蛍光色素であるオーラミンOを用いて血液中の血小板を蛍光染色し、蛍光染色した血液試料をフローセルに流し、フローセル中を流れる血液試料中の粒子にアルゴンイオンレーザー光線を照射し、各粒子から生じた散乱光と蛍光を検出して解析することにより、網血小板を分別して計数する装置(例えば特許文献1を参照)がある。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−311785号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1に記載の装置には、アルゴンイオンレーザー光源が用いられている。しかしアルゴンイオンレーザー光源は非常に高価である。また大型であるため、測定装置全体の大型化を招く。そこで、アルゴンイオンレーザー光源に替え、より安価で小型な半導体レーザー光源を血小板測定装置に用いることが望まれている。しかし、前記特許文献1に記載の装置において、発明の実施の形態で用いられているオーラミンOや、前記特許文献1において使用可能であると記載されているアクリジンオレンジ、プロピディウムアイオダイド、エチジウムブロマイド、ヘキスト33342、ピロニンY、ローダミン123は、いずれもアルゴンイオンレーザーによって蛍光が励起される蛍光色素である。そのため、半導体レーザー光源を用いた血小板測定装置において、前記の各蛍光色素を用いて網血小板の測定を行うことは困難である。本願は、血小板を蛍光染色するための色素として、半導体レーザー光源が発するレーザー光線で励起可能な蛍光色素を用い、幼若血小板(網血小板を含む概念である)の分別・計数を行う幼若血小板測定装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題に鑑み本発明は、血液検体に、所定の試薬を添加して測定用試料を調製する測定用試料調製部と、測定用試料にレーザー光を照射するための半導体レーザー光源を有する照射部と、レーザー光を照射された測定用試料中の粒子が発する光学的情報を検出する検出部と、検出された光学的情報に基づき、幼若血小板を分別して計数する解析部と、を有する幼若血小板測定装置を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である幼若血小板測定装置(以下、単に「装置」と呼ぶ)につき説明する。この装置は、全血を検体として用いる。検体に希釈・染色処理を施して測定用試料を調製し、フローサイトメトリー法によって測定用試料中の各粒子から前方散乱光や蛍光といった光学的情報を検出する。そして光学的情報を解析することにより、検体中に含まれる幼若血小板及び成熟血小板を計数するものである。
【0009】
図1は装置1の外観を示す図である。装置1は、その前面に、操作者が各種設定入力を行ったり、測定結果を表示するための液晶タッチパネル10、測定動作を開始するためのスタートスイッチ11、検体を吸引するためのプローブ12を有する。
【0010】
図2は装置1の機能的な構成を示す図である。装置1は、試料調製部2、測定部3、制御部4を有する。
【0011】
試料調製部2は、検体を希釈するための希釈液を収容する希釈液容器21、検体に染色を施すための染色液を収容する染色液容器22、及び前記プローブ12を介して吸引された検体と、希釈液と、染色液とを混合するための反応容器23を有する。反応容器23は、図示しない撹拌機構及び温度調節機構を有している。これにより容器内の液体を所定時間一定温度に保って撹拌し、測定用試料を調製する。プローブ12、希釈液容器21、及び染色液容器22は、それぞれ反応容器23とチューブを介して接続されている。また反応容器23は、後述する測定部3のフローセルにチューブを介して接続されている。なお各チューブには、図示しないポンプ及び弁が配置されている。これらのポンプや弁を制御することにより、検体・希釈液・染色液をそれぞれ反応容器23に供給し、また反応容器23内の測定用試料を測定部3に供給する。
【0012】
測定部3は、測定用試料を流すためのフローセル30、フローセル中の測定用試料にレーザー光を照射するための半導体レーザー光源33、レーザー光を照射された測定用試料中の粒子から生じた前方散乱光と蛍光を検出するフォトダイオード34とフォトマルチプライヤチューブ35を有する。ここで図3を用い、測定部3のさらに詳細な構成につき説明する。フローセル30は、図示しないシース液容器から供給されるシース液と、試料調製部2で調製された測定用試料を流すためのものである。シース液とは、フローセル30に測定用試料を流す際、測定用試料の流れを囲んで包むように流すための液である。シース液はシース液導入口31を介してフローセル30内に導入される。測定用試料は、フローセル30内のシース液流の中心に、サンプルノズル32から吐出される。これにより測定用試料は、フローセル30内でシース液に包まれ、細く絞られた状態で流れる。
【0013】
また測定部3は、フローセル30を流れる測定用試料にレーザー光を照射するための光源33、レーザー光を照射された測定用試料中の粒子から発せられた前方散乱光及び蛍光をそれぞれ受光するフォトダイオード34とフォトマルチプライヤチューブ35を有している。光源33は、波長633nmのレーザー光を出射する赤色半導体レーザー光源である。半導体レーザー光源は、アルゴンイオンレーザー光源に比べ小型であり、また発振寿命も長いという利点を有する。光源33とフローセル30間の光軸上にはコンデンサレンズ36が、フローセル30とフォトダイオード34間の光軸上には集光レンズ37a、ピンホール38aが配置されている。またフローセル30とフォトマルチプライヤチューブ35間の光軸上には集光レンズ37b、光学フィルタ39、ピンホール38bが配置されている。フォトダイオード34は、受光した前方散乱光の強度に応じた電気信号(前方散乱光信号)を出力する。またフォトマルチプライヤチューブ35は、受光した蛍光の強度に応じた電気信号(蛍光信号)を出力する。測定部3で得られた前方散乱光信号及び蛍光信号は、制御部4へ送られる。
【0014】
制御部4は、中央演算処理装置400及びメモリー401を有するマイクロコンピューター40と、装置各部の動作を制御する制御回路41、及び測定部3から送られた前方散乱光信号及び蛍光信号に対してノイズ除去処理を施し、必要なデータを抽出する信号処理回路42を有している。メモリー401には、制御回路41を介して装置各部の動作を制御し、一連の測定動作を実行するための制御プログラムや、信号処理回路42により処理・抽出されたデータを解析して検体中に含まれる幼若血小板や成熟血小板を計数する解析プログラムが記憶されている。解析プログラムによる解析結果は、装置1の前面に備えられた液晶タッチパネル10に出力される。
【0015】
以下、装置1の動作につき説明する。図5は、装置1の動作の概要を示すフローチャートである。まず、操作者が装置1の電源をONにする。これにより、制御部4のメモリー401に記憶されている制御プログラムが起動し、以後の装置の動作を制御する。次に、図4に示すように、検体の入った検体容器中の検体液面にプローブ12の先端が挿入された状態で、操作者がスタートスイッチ11を押す(ステップS1)。これにより測定用試料調製(ステップS2)、光学的情報検出(ステップS3)、解析(ステップS4)、出力(ステップS5)の各ステップが、装置1において順次自動的に実行される。ステップS2、S3、S4、S5における装置1各部の動作につき、以下に説明する。
【0016】
測定用試料調製(ステップS2)
ステップS2では、試料調製部2を制御し、検体と所定の試薬から測定用試料を調製する。前記図4に示すように、検体容器中の検体液面にプローブ12の先端が挿入された状態で、装置1はプローブ12の先端から検体容器中の検体を吸引する。吸引した検体のうち4.5μLを、チューブを介して試料調製部2の反応容器23に吐出する。次に0.8955mLの希釈液を、チューブを介して希釈液容器21から反応容器23に供給し、検体を希釈する。さらに18μLの染色液を、チューブを介して染色液容器22から反応容器23に供給する。この後液温を40℃に保ったまま31秒間撹拌し、希釈された検体に染色を施す。なお、ここで用いられる染色液は、以下の式で表されるポリメチン系の蛍光色素を含有している。
【0017】
【化2】
Figure 2005024472
【0018】
この蛍光色素は、波長633nm前後のレーザー光により蛍光が励起される性質を有する。つまり、測定部2の光源33が出射する赤色のレーザー光により、蛍光が励起される。またこの蛍光色素は、細胞中のRNAと結合する性質を有している。そのため、RNA含有量の多い細胞(例えば幼若血小板)とRNA含有量の少ない細胞(例えば成熟血小板)との間で、染色性に差が生じ、後述するステップS4で検出される蛍光の強度にも差が生じる。
【0019】
光学的情報検出(ステップS3)
ステップS3では、フローサイトメトリー法を用いて、測定用試料液中の各粒子から光学的情報として前方散乱光及び蛍光を検出する。
【0020】
まず、図示しないシース液容器に収容されているシース液を、シース液導入口31を介してフローセル30内に導入し、流す。次に、前記調製した測定用試料を、試料調製部2の反応容器23からフローセル30へ送液し、サンプルノズル32を介してフローセル30中へ吐出する。これにより測定用試料は、フローセル30内でシース液に包まれ、細く絞られた状態で流れる。
【0021】
ここで光源33を駆動し、フローセル30を流れる測定用試料にレーザー光を照射する。光源33から発振したレーザー光は、コンデンサレンズ36によってフローセル30に集光される。レーザー光を照射された測定用試料中の粒子から生じた前方散乱光は、集光レンズ37aにより集光され、ピンホール38aを介してフォトダイオード34に入射する。またレーザー光を照射された測定用試料中の粒子から生じた蛍光は、集光レンズ37bにより集光され、光学フィルタ39、ピンホール38bを介してフォトマルチプライヤチューブ35に入射する。フォトダイオード34、フォトマルチプライヤチューブ35は、それぞれ前方散乱光信号、蛍光信号を出力する。これらの電気信号は、制御部4へ送られる。なお、前方散乱光信号の強度(前方散乱光強度)は、細胞の大きさを反映する情報であり、細胞のサイズが大きいほど、得られる前方散乱光強度も大きくなる。一方、蛍光信号の強度(蛍光強度)は、細胞の蛍光染色度合いを反映する情報である。すなわち、細胞中のRNAと結合する性質を有する蛍光色素を用いている装置1において、含有するRNA量が多い細胞ほど、得られる蛍光強度も大きくなる。
【0022】
ステップS4(解析)
ステップS4では制御部4において、前記測定部3から入力された前方散乱光信号及び蛍光信号を処理・解析する。まず前方散乱光信号及び蛍光信号は、それぞれ信号処理回路42に入力される。信号処理回路42は、前方散乱光信号及び蛍光信号からノイズ信号を除去し、各粒子に対応する前方散乱光及び蛍光のデータを得る。それらのデータはマイクロコンピューター40に入力される。
【0023】
マイクロコンピューター40は、メモリー401に記憶してある解析プログラムを起動し、信号処理回路42から入力されたデータを解析する。以下、解析プログラムのフローを、図5を用いて説明する。
【0024】
ステップS41:信号処理回路42から、測定用試料中の各粒子に対応した前方散乱光及び蛍光のデータを取得する。
【0025】
ステップS42:ステップS41で取得したデータに基づき、測定用試料中の各粒子の前方散乱光強度及び蛍光強度を算出する。
【0026】
ステップS43:前方散乱光強度及び蛍光強度を軸にとった二次元座標を展開する。そして測定用試料液中の各粒子につき、ステップS42で算出した前方散乱光強度及び蛍光強度に対応する座標にプロットを行う。このようにして、前方散乱光強度及び蛍光強度をパラメータとした二次元スキャッタグラムを作成する。
【0027】
ステップS44:ステップS43で作成した二次元スキャッタグラム上に、幼若血小板が出現する領域IP、成熟血小板が出現する領域MPを設定する。
【0028】
ステップS45:ステップS44で設定した領域IP、領域MPのそれぞれに出現しているプロット数を計数する。領域IP内に出現したプロットの数は検体中の幼若血小板数、また領域MP内に出現したプロットの数は検体中の成熟血小板数となる。
【0029】
ステップS46:ステップS45で求めた幼若血小板数と成熟血小板数の合計(全血小板数)で、幼若血小板数を除することにより、幼若血小板率を求める(幼若血小板率=幼若血小板数/(幼若血小板数+成熟血小板数))。
【0030】
ステップS47:ステップS46で求めた幼若血小板率を所定の値と比較する。幼若血小板率が前記所定の値より低い場合は、ステップS48へ進む。幼若血小板率が前記所定の値より高い場合は、ステップS49へ進む。
【0031】
ステップS48:前記作成した二次元スキャッタグラム、求められた幼若血小板数、成熟血小板数、幼若血小板率を、後述するステップS5(出力)において液晶タッチパネル10に出力するための出力データを作成し、メモリー401に記憶する。
【0032】
ステップS49:前記作成した二次元スキャッタグラム、求められた幼若血小板数、成熟血小板数、幼若血小板率、及び幼若血小板率が所定の値よりも高値であった旨の警告を、後述するステップS5(出力)において液晶タッチパネル10に出力するための出力データを作成し、メモリー401に記憶する。
【0033】
上記ステップS44において二次元スキャッタグラム上に設定される領域IP、領域MPは、予め顕微鏡検査等により幼若血小板であると確認されている細胞や、成熟血小板であると確認されている細胞を含む測定用試料を測定することにより、経験的に定めたものである。このようにして予め定められた領域IP、領域MPの座標データはメモリー401に記憶されており、ステップS44において分析プログラムによって読み出され、二次元スキャッタグラム上に適用される。
【0034】
上記ステップS43・S44で作成された二次元スキャッタグラムの一例を、図7に示す。この二次元スキャッタグラムは、縦軸に前方散乱光強度を、横軸に蛍光強度をとっている。幼若血小板が出現する領域IPと、成熟血小板の出現する領域MPが設定されている。幼若血小板は、成熟血小板よりも細胞中に残存しているRNA量が多く、また成熟血小板よりも大型のものが多い。そのため、領域IPは領域MPに比べ前方散乱光及び蛍光強度の高い位置に設定されている。
【0035】
上記ステップS47において幼若血小板率と比較される所定の値は、予めメモリー401に記憶されている。この所定の値は、ステップS47において分析プログラムによって読み出され、検体を測定して求められた幼若血小板率と比較される。幼若血小板率がこの所定の値を越えたときに、後述するように装置1が操作者に対して警告することで、特定の疾患(ここでは特発性血小板減少性紫斑病(ITP))の可能性を示唆する。
【0036】
ステップS5(出力)
制御部3は、前記ステップS4(解析)におけるステップS48又はS49で作成されメモリー401に記憶された出力データを、液晶タッチパネル10に出力する。これにより、液晶タッチパネル10には、作成された二次元スキャッタグラム、求められた幼若血小板数、成熟血小板数、幼若血小板率が表示される。また前記ステップS4(解析)におけるステップS47で、幼若血小板率と所定の値を比較した結果、幼若血小板率が所定の値よりも高値であった場合には、測定された検体が、特発性血小板減少性紫斑病患者のものである可能性が高い旨の警告が、幼若血小板数、成熟血小板数、幼若血小板率と併せて表示される。
【0037】
測定結果の例1
前記図7は、上記に説明してきた幼若血小板測定装置1を用い、健常者から採取した血液を測定した結果得られた二次元スキャッタグラムである。また図8は、装置1を用い、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)患者から採取した血液を測定した結果得られた二次元スキャッタグラムである。また図9は、装置1を用い、再生不良性貧血(AA)患者から採取した血液を測定した結果得られた二次元スキャッタグラムである。なお、ITP・AAはいずれも血小板減少性疾患である。装置1において各二次元スキャッタグラムを解析し、得られた幼若血小板数、成熟血小板数、幼若血小板率は、次の表1の通りである。
【0038】
【表1】
Figure 2005024472
【0039】
上記表1及び図7、図8から、健常者に比べITP患者では血液中に幼若血小板が多く出現していることがわかる。これはITP患者では血小板産生が亢進しており、幼若な状態で末梢血中へ出現する血小板が多いためだと考えられる。一方表1から、AA患者では健常者に比べ幼弱血小板率に関し軽度の上昇が見られるが、図8、図9を比較すると、AA患者ではITP患者に認めるような強い蛍光を発する幼若血小板は現れていないことがわかる。このように、装置1によって得られた二次元スキャッタグラムや幼若血小板数、成熟血小板数、幼若血小板率は、血小板減少性疾患であるITPとAAとを鑑別する際に有用な情報となることがわかる。
【0040】
測定結果の例2
図10は、健常者18名、ITP患者22名、AA患者6名の血液を装置1で測定して得られた幼若血小板率を、疾患毎にプロットしたグラフであり、ITP患者の幼若血小板率が有意に高値を示している。このことから、装置1によって得られた幼若血小板率が、ITPの鑑別に有用であることがわかる。
【0041】
測定結果の例3
図11及び図12は、造血器腫瘍性疾患患者から採取した血液を装置1で測定し、得られた二次元スキャッタグラムを示すものである。図11は化学療法施行のnadir期に前期患者から採取した血液を測定した結果である。図12は化学療法を引き続き実施した後に骨髄移植を行い、移植後最も幼若血小板数が増加した時に前期患者から採取した血液を測定した結果である。装置1において各二次元スキャッタグラムを解析し、得られた幼若血小板数、成熟血小板数、幼若血小板率は、次の表2の通りである。
【0042】
【表2】
Figure 2005024472
【0043】
図11及び表2からは、化学療法施行のnadir期における患者の検体には幼若血小板がほとんど出現していないことがわかる。これは、nadir期の患者が化学療法により骨髄抑制下にあり、血小板の産生能が低下していることを反映しているといえる。
【0044】
なお、本発明において用いる蛍光色素は、上記実施形態で用いた蛍光色素に限定されるものではなく、半導体レーザー光源から照射されたレーザー光により蛍光が励起され、かつ幼若血小板と成熟血小板との間で染色性に差が生じるもの、すなわち細胞中に含まれるRNAと結合して細胞を染色可能なものであればよい。また、上記実施形態で用いた赤色半導体レーザー用の蛍光色素としては、例えば以下に示す式で表わされる蛍光色素であれば、前記実施の形態に表わした蛍光色素に限らず、用いることができる。
【0045】
【化3】
Figure 2005024472
【0046】
なお、上記式中、R は水素原子又は低級アルキル基;R 及びR はそれぞれ水素原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基;R は水素原子、アシル基又は低級アルキル基;R は水素原子、又は置換されていてもよい低級アルキル基;Zは硫黄原子、酸素原子、又は一つ若しくは二つの低級アルキル基が置換された炭素原子;nは1又は2;X はアニオンである。上記式中のR における低級アルキル基とは、炭素数1〜6の直鎖又は分枝のアルキル基を意味し、例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル基が挙げられ、中でもメチル基、エチル基が好ましい。
【0047】
及びR における低級アルキル基は上記と同様であり、低級アルコキシ基としては、炭素数1〜6のアルコキシ基を意味し、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ等が挙げられ、中でもメトキシ、エトキシが好ましい。なお、R及びR は、水素原子であることがより好ましい。R におけるアシル基とは、脂肪族カルボン酸から誘導されたアシル基が好ましく、例えば、アセチル、プロピオニル等が挙げられ、中でもアセチル基が好ましい。また、低級アルキル基は上記と同様である。
【0048】
における低級アルキル基は上記と同様であり、置換されていてもよい低級アルキル基とは、1〜3個の水酸基、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)等で水素が置換された低級アルキル基を示し、なかでも、1個の水酸基で置換されたメチル基、エチル基が好ましい。Zにおける低級アルキル基とは上記と同様であり、Zとしては硫黄原子であることが好ましい。
【0049】
におけるアニオンは、ハロゲンイオン(フッ素、塩素、臭素又はヨウ素イオン)、ハロゲン化ホウ素イオン(BF 、BCl 、BBr 等)、リン化合物イオン、ハロゲン酸素酸イオン、フルオロ硫酸イオン、メチル硫酸イオン、芳香環にハロゲンあるいはハロゲンを持つアルキル基を置換基として有するテトラフェニルホウ素化合物イオン等が挙げられる。中でも、臭素イオン又はBF が好ましい。
【0050】
【発明の効果】
以上に説明してきた本発明によれば、半導体レーザーによって励起可能な蛍光色素であり、且つ幼若血小板と成熟血小板との間で染色性に差が生じる蛍光色素を用いて血小板を染色し、幼若血小板の分別・計数を行う。そのため、従来のアルゴンイオンレーザー光源よりも小型かつ安価な半導体レーザー光源をレーザー光源として用いた血小板測定装置を提供することができる。これにより、幼若血小板測定装置の小型化が容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例である幼若血小板測定装置の外観を示す図である。
【図2】幼若血小板測定装置の機能的構成を示す図である。
【図3】幼若血小板測定装置の測定部を説明する図である。
【図4】プローブから検体を吸引させる様子を説明する図である。
【図5】幼若血小板測定装置の測定動作制御のフローを説明する図である。
【図6】幼若血小板測定装置による解析のフローを説明する図である。
【図7】幼若血小板測定装置が出力した二次元スキャッタグラムの一例である。
【図8】幼若血小板測定装置が出力した二次元スキャッタグラムの一例である。
【図9】幼若血小板測定装置が出力した二次元スキャッタグラムの一例である。
【図10】複数の健常者・ITP患者・AA患者から採取した血液を幼若血小板測定装置で測定して得られた幼若血小板率を示すグラフである。
【図11】幼若血小板測定装置が出力した二次元スキャッタグラムの一例である。
【図12】幼若血小板測定装置が出力した二次元スキャッタグラムの一例である。
【符号の説明】
1 幼若血小板測定装置
2 試料調製部
3 測定部
4 制御部
10 液晶タッチパネル
11 スタートスイッチ
12 プローブ
21 希釈液容器
22 染色液容器
23 反応容器
40 マイクロコンピューター
41 制御回路
42 信号処理回路
400 中央演算処理装置
401 メモリー

Claims (9)

  1. 血液検体に、所定の試薬を添加して測定用試料を調製する測定用試料調製部と、
    測定用試料にレーザー光を照射するための半導体レーザー光源を有する照射部と、
    レーザー光を照射された測定用試料中の粒子が発する光学的情報を検出する検出部と、
    検出された光学的情報に基づき、幼若血小板を分別して計数する解析部と、を有する幼若血小板測定装置。
  2. 前記所定の試薬は、細胞中のRNAを染色可能で、且つ半導体レーザー光源から照射されるレーザー光により蛍光を励起可能な蛍光色素を含む、請求項1記載の幼若血小板測定装置。
  3. 前記蛍光色素は、以下の式で表わされる、請求項2記載の幼若血小板測定装置。
    Figure 2005024472
  4. 前記光学的情報は散乱光と蛍光を含む、請求項1に記載の幼若血小板測定装置。
  5. 前記解析部は、成熟血小板数を算出する、請求項1に記載の幼若血小板測定装置。
  6. 前記解析部は、全血小板数を算出する、請求項1に記載の幼若血小板測定装置。
  7. 前記解析部は、全血小板数に対する幼若血小板数の割合を幼若血小板率として算出する、請求項6に記載の幼若血小板測定装置。
  8. 前記解析部は、前記幼若血小板率を所定の値と比較する、請求項7に記載の幼若血小板測定装置。
  9. 前記解析部での比較の結果、幼若血小板率が所定の値より大きい場合に警告を出力する、請求項8に記載の幼若血小板測定装置。
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