JP2005023839A - 車両のアイドルストップ制御装置 - Google Patents

車両のアイドルストップ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】踏切の横断時にブレーキ操作により停止した場合、運転者へ不安感を与えることがないし、さらに、アイドルストップ後の発進時にエンジン始動ができなかったりエンジン始動が遅れたりすることを防止することができる車両のアイドルストップ制御装置を提供すること。
【解決手段】無段変速機2が駆動伝達可能な車両停車中にエンジン1を自動的に停止し、車両が発進する際にエンジン1を自動的に再始動する車両のアイドルストップ制御装置において、車両停車状態検出ステップS101と、車両停車中にエンジン1を停止する条件が成立ている場合にエンジン1を自動的に停止するエンジン自動停止ステップS104と、自車両が踏切内にあることを検出する自車踏切内検出手段と、自車両が踏切内にある場合、エンジン停止条件が成立していても前記エンジン自動停止ステップS104によるエンジン1の自動的停止を禁止するエンジン停止禁止ステップS105と、を設けた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速機が駆動伝達可能な車両停車中にエンジンを自動的に停止し、車両が発進する際にエンジンを自動的に再始動する車両のアイドルストップ制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
燃料消費量を低減するため、車両が停止して所定の条件が成立したらエンジンを自動的に停止させる、いわゆるアイドルストップ車両が知られている。例えば、交差点や踏切での信号待ち状態を検出して自動的にエンジンを停止させる装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、同様に運転者の特別な操作無しにアイドルいすトップを行えるように、車両の停止時に一定の条件、例えば、車両停止時にブレーキの踏み込み量が所定量以上の時にエンジンを停止させ、解除されるとエンジンを再始動させるようにしている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−280176号公報
【特許文献2】
特開2002−4909号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両のアイドルストップ制御装置にあっては、ブレーキ操作条件のみにてエンジンを自動停止させるため、踏切の横断時にブレーキ操作により停止した場合、アイドルストップ条件が成立しエンジンが自動停止することで運転者へ不安感を与えるという問題がある。
【0006】
すなわち、踏切の横断時には、車両を停車させることなく横断することが要求される。しかしながら、他車両や人との接触を回避するために車両を停車させる場合も想定されるが、この時、アイドルストップ条件が成立してしまうと踏切内でエンジンが自動停止されることになる。また、アイドルストップ条件が解除されるとエンジンは再始動されるものの、アイドルストップ後の発進時にエンジンの失火等でエンジンが始動できなかったりエンジン始動に遅れが生じるおそれもある。
【0007】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、踏切の横断時にブレーキ操作により停止した場合、運転者へ不安感を与えることがないし、さらに、アイドルストップ後の発進時にエンジン始動ができなかったりエンジン始動が遅れたりすることを防止することができる車両のアイドルストップ制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、
変速機が駆動伝達可能な車両停車中にエンジンを自動的に停止し、車両が発進する際にエンジンを自動的に再始動する車両のアイドルストップ制御装置において、
車両の停車状態を検出する車両停車状態検出手段と、
車両停車中にエンジンを停止する条件が成立したかどうかを判断し、エンジン停止条件が成立している場合にエンジンを自動的に停止するエンジン自動停止手段と、
自車両が踏切内にあることを検出する自車踏切内検出手段と、
自車両が踏切内にある場合、エンジン停止条件が成立していても前記エンジン自動停止手段によるエンジンの自動的停止を禁止するエンジン停止禁止手段と、
を設けた。
【0009】
ここで、「自車踏切内検出手段」とは、例えば、線路に流されている軌道回路電流を検出することで自車両が踏切内にあることを検出する手段や、カーナビゲーションからの道路地図情報と自車位置情報に基づいて自車両が踏切内にあることを検出する手段をいう。
【0010】
【発明の効果】
よって、本発明の車両のアイドルストップ制御装置にあっては、自車両が踏切内にある場合、エンジン停止条件が成立していてもエンジン自動停止手段によるエンジンの自動的停止を禁止するため、踏切の横断時にブレーキ操作により停止した場合、運転者へ不安感を与えることがないし、さらに、アイドルストップ後の発進時にエンジン始動ができなかったりエンジン始動が遅れたりすることを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両のアイドルストップ制御装置を実現する実施の形態を、図面に示す第1実施例〜第3実施例に基づいて説明する。
【0012】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例の車両のアイドルストップ制御装置を示す全体システム図である。第1実施例装置が適用された車両の駆動系は、図1に示すように、エンジン1と無段変速機2とモータージェネレータ3(エンジン始動モーター)を備えている。
【0013】
前記無段変速機2は、エンジン出力軸4、トルクコンバータ5、タービン回転軸6、フォワードクラッチ7、変速機入力軸8、プライマリープーリ9、Vベルト10、セカンダリープーリ11、変速機出力軸12、を有している。そして、前記エンジン出力軸4には、エンジン1と連動して油圧を出力するメカポンプとしての油圧ポンプ13が設けられている。
【0014】
前記フォワードクラッチ7は、アイドルストップ制御によりエンジン1が自動的に停止されるとクラッチ解放により切り離され、エンジン1を自動的に再始動すると緩やかに締結する制御が行われる。
【0015】
前記油圧ポンプ13は、アイドルストップ制御によりエンジン1を停止すると停止し、エンジン1を再始動するとエンジン1の回転駆動により作動するポンプである。なお、前記変速機出力軸12は、図外のディファレンシャルを介して駆動輪に連結されている。
【0016】
前記モータージェネレータ3は、エンジン始動時にバッテリ14からの電力をインバータ15を介して供給するエンジン始動モーター機能と、制動時や減速時に発電した電力をインバータ15を介してバッテリ14に充電するバッテリ充電機能とを有する3相交流電動機である。前記エンジン1とモータージェネレータ3とは、クランクプーリ16及びモータプーリ17とベルト18を介して連結されている。
【0017】
第1実施例装置が適用された車両の制御系は、図1に示すように、総合コントロールユニット33、エンジンコントロールモジュール34、CVTコントロールモジュール35、ブレーキコントロールモジュール36、バッテリコントローラ37、モーターコントローラ38、を備えている。
【0018】
前記総合コントロールユニット33には、ブレーキストロークセンサ39、傾斜センサ40(路面傾斜検出手段)、ドアスイッチ41、エンジンフードスイッチ42、エンジン水温センサ43、CVT油圧センサ44、CVT油温センサ45、第1検出コイル53(自車踏切内検出手段)、第2検出コイル54(自車踏切内検出手段)、カーナビゲーション55(自車踏切内検出手段)等からの情報が入力される。
【0019】
前記エンジンコントロールモジュール34は、双方向通信線46により総合コントロールユニット33と接続されていて、前記総合コントロールユニット33からのエンジン停止要求に基づいてエンジン1を自動的に停止し、前記総合コントロールユニット33からのエンジン始動要求に基づいてエンジン1を自動的に再始動する。
【0020】
前記CVTコントロールモジュール35には、アクセル開度センサ47、車速センサ48、インヒビタースイッチ49等からの情報が入力される。そして、双方向通信線50により総合コントロールユニット33と接続されていて、エンジン再始動後、前記総合コントロールユニット33からの締結指令に基づいて、前記フォワードクラッチ7の締結圧を制御する。
【0021】
前記ブレーキコントロールモジュール36には、ブレーキブースタ負圧センサ51等からの情報が入力される。そして、双方向通信線52を介して総合コントロールユニット33に対しブレーキブースタ負圧情報を提供する。
【0022】
前記バッテリコントローラ37は、バッテリ容量(SOC)を検出し、バッテリ容量情報を総合コントロールユニット33に出力する。
【0023】
前記モーターコントローラ38は、総合コントロールユニット33からモーター起動要求があった場合、インバータ15に対しモータージェネレータ3を起動する制御を行う。
【0024】
次に、作用を説明する。
【0025】
[アイドルストップ制御処理]
図2は第1実施例装置の総合コントロールユニット33にて実行されるアイドルストップ制御処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。この制御処理は一定の起動時間毎に実行される。
【0026】
ステップS101では、車両停止状態検出か否かが判断され、YESの場合はステップS102へ移行し、NOの場合はENDへ移行する(車両停止状態検出手段)。
ここで、「車両停止状態」は、例えば、Dレンジで、車速0で、ドア閉じで、エンジンフード閉じという条件が全て成立するときをいう。
【0027】
ステップS102では、ステップS101での車両停止状態検出時であるとの判断に基づいて、エンジン停止条件が成立するか否かが判断され、YESの場合はステップS103へ移行し、NOの場合はENDへ移行する。
ここで、「エンジン停止条件」は、例えば、ブレーキON状態でのエンジン運転中に、バッテリSOC・ブレーキブースタ負圧・エンジン水温・CVT油温・CVT油圧が、それぞれしきい値を超えているときをいう。
【0028】
ステップS103では、ステップS102でのエンジン停止条件成立との判断に基づいて、踏切進入検知時か否かが判断され、YESの場合はステップS105へ移行し、NOの場合はステップS104へ移行する。
ここで、「踏切進入検知」は、図3に示すように、車両下部の前端側位置に第1検出コイル53を設置し、車両下部の後端側位置に第2検出コイル54を設置し、第1検出コイル53が最初に線路を検出したことにより車両を踏切内に進入したことを検知する。なお、線路には、踏切制御を行うために数10Hz〜数KHzの信号による軌道回路電流が流れている。
【0029】
ステップS104では、ステップS103での踏切進入検知時ではないという判断に基づいて、エンジン自動停止制御が実行され、ENDへ移行する。
このエンジン自動停止制御において、エンジン1を停止しているアイドルストップ中に、アクセルON・ブレーキOFF・シフト位置のRレンジへの切り替え・ドア開・エンジンフード開等のドライバーからの要求があった場合、あるいは、バッテリSOC低下・ブレーキブースタ負圧低下・エンジン水温低下・CVT油温低下等のシステムからの要求があった場合には、エンジン停止解除条件が成立し、エンジン再始動に備えてモーター起動要求が出される。なお、ステップS102→ステップS103→ステップS104へと進む流れは、エンジン自動停止手段に相当する。
【0030】
ステップS105では、ステップS103での踏切進入検知時であるという判断に基づいて、エンジン自動停止制御(アイドルストップ制御)を禁止し、ステップS106へ移行する(エンジン停止禁止手段)。
【0031】
ステップS106では、踏切脱出検知時か否かが判断され、YESの場合はENDへ移行し、NOの場合はステップS105へ戻る。
ここで、「踏切脱出検知」は、図3に示すように、車両下部の前端側位置に第1検出コイル53を設置し、車両下部の後端側位置に第2検出コイル54を設置し、第2検出コイル54が最後の線路を検出してから踏切敷地の距離を走行するのに要する時間に相当する設定時間t0を経過したことにより車両が踏切から脱出したことを検知する。なお、第2検出コイル54が偶数の線路を検出し、設定時間t0を隣接する線路の検出に要する時間よりも長い時間に設定することで、第2検出コイル54により最後の線路を検出することができる。
【0032】
[アイドルストップ制御作用]
道路上の信号等で停車した場合で、エンジン停止条件が成立した場合には、図2のフローチャートにおいて、ステップS101→ステップS102→ステップS103→ステップS104へと進む流れとなり、ステップS102でのエンジン停止条件の成立と、ステップS103での踏切進入が検知されないことにより、ステップS104において、通常のエンジン自動停止制御が実行される。
【0033】
したがって、市街地走行等で信号停車を頻繁に経験する場合、停車時毎にエンジン1が停止され、アイドルストップ制御が目指す本来の目的である燃費の向上を図ることができる。
【0034】
一方、例えば、踏切内で他車両や人との接触を回避するために車両を停車させる場合であって、エンジン停止条件が成立した場合には、図2のフローチャートにおいて、ステップS101→ステップS102→ステップS103→ステップS105へと進む流れとなり、ステップS102でエンジン停止条件が成立しても、ステップS103で踏切進入であると検知されたことにより、ステップS105において、エンジン自動停止制御が禁止される。そして、ステップS105からステップS106へと移行し、ステップS106において、踏切脱出が検知されない限りステップS105へ戻り、エンジン自動停止制御の禁止が維持され、踏切脱出が検知されるとエンジン自動停止制御の禁止が解除されることになる。
【0035】
したがって、踏切の横断時にブレーキ操作により停止した場合、エンジン自動停止制御が禁止されるため、運転者へ不安感を与えることがないし、さらに、アイドルストップ後の発進時にエンジン始動ができなかったりエンジン始動が遅れたりすることを防止することができる。
【0036】
[踏切内停車時の対比作用]
アイドルストップ制御として、ドライバーの特別の操作無しにアイドルストップを行えるように、車両停止時に一定の条件、例えば、車両停止時にブレーキの踏み込み量が所定量以上のの時にエンジンを停止させ、ブレーキが解除されるとエンジンを再始動する場合を比較例とする。
【0037】
(対比1)
比較例の場合、ブレーキ踏み込み量によりエンジン停止判定を行う構成となっているため、踏切内でブレーキ踏み込み操作により車両が停止する状況が生じた場合にエンジンが自動停止されてしまうという問題がある。
これに対し、第1実施例の場合、踏切内でブレーキ踏み込み操作により車両が停止する状況が生じた場合、エンジン自動停止制御が禁止されるため、エンジン1が停止することがない。
ここで、「踏切内で車両が停止する状況」とは、例えば、他車両や人との接触を回避しようとした場合、車両が踏切から脱輪した場合、前方が渋滞している時に踏切内部に進入した場合等が考えられる。
【0038】
(対比2)
比較例の場合、アイドルストップ条件が成立した場合においても、ドライバーがアクセルを踏み込む等、アイドルストップ条件が解除された場合には、エンジンが再始動されて問題なく発進できるはずであるが、ドライバーへの心理的影響を考慮していない構成となっているため、踏切横断等の場合におけるアイドルストップがドライバーに不安感を与え、急いで発進したいと思うほど再発進時の遅れを感じる。
これに対し、第1実施例の場合、踏切内でブレーキ踏み込み操作により車両が停止する状況が生じた場合、エンジン自動停止制御が禁止されるため、踏切内で停止してもエンジン1の運転がそのまま維持され、エンジン停止によるドライバーへの不安感は解消される。
【0039】
(対比3)
比較例の場合、エンジンの停止・再始動の動作について、単一系の構成となっていたため、エンジンの失火等でエンジンが始動できなかった場合、アイドルストップ条件が解除されても車両が発進できなくなったり、車両の発進が遅れたりするおそれがある。
これに対し、第1実施例の場合、踏切内でブレーキ踏み込み操作により車両が停止する状況が生じた場合、エンジン自動停止制御が禁止されるため、エンジン再始動が不要であり、踏切内での停止後、車両が発進できなくなったり、車両の発進が遅れたりすることがない。
【0040】
次に、効果を説明する。
第1実施例の車両のアイドルストップ制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0041】
(1) 無段変速機2が駆動伝達可能な車両停車中にエンジン1を自動的に停止し、車両が発進する際にエンジン1を自動的に再始動する車両のアイドルストップ制御装置において、車両の停車状態を検出する車両停車状態検出ステップS101と、車両停車中にエンジン1を停止する条件が成立したかどうかを判断し、エンジン停止条件が成立している場合にエンジン1を自動的に停止するエンジン自動停止ステップS104と、自車両が踏切内にあることを検出する自車踏切内検出手段と、自車両が踏切内にある場合、エンジン停止条件が成立していても前記エンジン自動停止ステップS104によるエンジン1の自動的停止を禁止するエンジン停止禁止ステップS105と、を設けたため、踏切の横断時にブレーキ操作により停止した場合、運転者へ不安感を与えることがないし、さらに、アイドルストップ後の発進時にエンジン始動ができなかったりエンジン始動が遅れたりすることを防止することができる。
【0042】
(2) 前記自車踏切内検出手段は、車両の下部に設置され、線路に流されている軌道回路電流を検出する手段であるため、踏切制御のために線路に流されている軌道回路電流を利用し、この軌道回路電流を検出する簡単な手段により自車が踏切内にあることを精度良く検出することができる。なお、走行路面上の金属を検出する金属センサを用いて鉄道の線路を検出する方法もあるが、この場合、線路以外の金属(例えば、マンホールや道路上の金属板等)を検出してしまうおそれがある。
【0043】
(3) 前記自車踏切内検出手段は、車両下部の前端側位置に第1検出コイル53を設置し、車両下部の後端側位置に第2検出コイル54を設置し、第1検出コイル53が最初に線路を検出したことにより車両を踏切内に進入したことを検知し、第2検出コイル54が線路を検出してから踏切敷地の距離を走行するのに要する時間に相当する設定時間t0を経過したことにより車両が踏切から脱出したことを検知するため、車両側に設けた2つの検出コイル53,54により、自車両が踏切内進入位置から踏切脱出位置までの範囲内にあることを精度良く検出することができる。
【0044】
(第2実施例)
この第2実施例は、アイドルストップ制御としては、第1実施例装置と同様であるが、カーナビゲーション55からの情報を用いて自車が踏切内にあることを検出するようにした例である。なお、構成は、図1に示す第1実施例装置と同様であるので、図示並びに説明を省略する。
【0045】
次に、作用を説明する。
【0046】
[踏切検出処理]
図4は第2実施例装置の総合コントロールユニット33にて実行される踏切検出処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する(請求項4,5の自車踏切内検出手段)。この制御処理は一定の起動時間毎に実行される。
【0047】
ステップS201では、カーナビゲーション55からの道路地図情報と自車位置情報を入力し、道路地図上で自車位置から一定範囲内に線路が存在していることを検出し、ステップS202へ移行する。
【0048】
ステップS202では、ステップS201にて検出された線路が、自車が走行中の道路と交差しているか否かが判断され、YESの場合はステップS203へ移行し、NOの場合はENDへ移行する。
【0049】
ステップS203では、傾斜センサ40からのセンサ信号により路面傾斜を検出し、ステップS204へ移行する。
【0050】
ステップS204では、ステップS203で検出された路面傾斜が、設定しきい値以上であるか否かが判断され、YESの場合はステップS205へ移行し、NOの場合はステップS206へ移行する。
【0051】
ステップS205では、ステップS204での路面傾斜が設定しきい値以上であるとの判断に基づいて、自車の走行する道路とこれに交差する線路とは立体交差であると検出し、ENDへ移行する。
すなわち、自車走行道路が線路をオーバーパスして立体交差している場合、自車走行道路が線路に差し掛かると上り坂となり、線路を超えると下り坂となり、図5の中央部に示すように、路面傾斜は正の値によるしきい値を超える。また、自車走行道路が線路をアンダーパスして立体交差している場合、自車走行道路が線路に差し掛かると下り坂となり、線路を超えると上り坂となり、図5の右部に示すように、路面傾斜は負の値によるしきい値を超える。
【0052】
ステップS206では、ステップS204での路面傾斜が設定しきい値未満であるとの判断に基づいて、自車の走行する道路とこれに交差する線路とは同一平面上に存在する踏切であると検出し、ENDへ移行する。
すなわち、自車走行道路が線路とが交差して踏切がある場合、自車走行道路が線路に差し掛かっても線路を超えても路面傾斜の変動は小さく、図5の左部に示すように、路面傾斜は正負の値によるしきい値の範囲内に収まる。
【0053】
[踏切検出作用]
自車走行道路が線路とが交差しているが立体公差により踏切が無い場合には、図4のフローチャートにおいて、ステップS201→ステップS202→ステップS203→ステップS204→ステップS205へと進む流れとなり、ステップS204での路面傾斜が設定しきい値以上であるとの判断により、立体公差により踏切が無いことが検出される。
【0054】
一方、自車走行道路が線路とが交差して踏切がある場合には、図4のフローチャートにおいて、ステップS201→ステップS202→ステップS203→ステップS204→ステップS206へと進む流れとなり、ステップS204での路面傾斜が設定しきい値未満であるとの判断により、自車の走行路に踏切が存在することが検出される。
【0055】
したがって、カーナビゲーション55からの道路地図及び自車位置情報と、傾斜センサ40からの路面傾斜情報を用いることで、カーナビゲーション55と傾斜センサ40とが既存で装備されている車両においては、新たにセンサ類を追加することなく、低コストで精度良く自車が踏切内にあると検出することができ、しかも、ナビゲーション情報のみでは認識できない道路と線路とが立体交差となっているときの踏切誤検出も防止することができる。なお、アイドルストップ制御の作用については、第1実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0056】
次に、効果を説明する。
第2実施例の車両のアイドルストップ制御装置にあっては、第1実施例の(1)の効果に加え、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0057】
(4) 前記自車踏切内検出手段は、カーナビゲーション55からの道路地図情報と自車位置情報に基づいて、道路地図上で自車が走行している道路の延長上に線路が交差していると判断された時、道路地図上で線路を含む一定範囲内に自車が存在している間、自車が踏切内にあると検出するため、カーナビゲーション55が搭載された車両では、カーナビゲーション55からの道路地図情報と自車位置情報を用いることで、容易に精度良く自車が踏切内にあると検出することができる。
【0058】
(5) 車両進行方向の路面傾斜を検出する傾斜センサ40を設け、前記自車踏切内検出手段は、カーナビゲーション55からの道路地図情報と自車位置情報に基づいて、道路地図上で自車が走行している道路の延長上に線路が交差していると判断された時、道路地図上で線路を含む一定範囲内における路面傾斜が設定しきい値未満のときに自車が踏切内にあると検出するため、ナビゲーション情報を用いた自車踏切内検出でありながら、道路と線路とがオーバーパスもしくはアンダーパスによる立体交差となっているときに自車が踏切内にあるとの誤検出を防止することができる。
【0059】
(第3実施例)
第3実施例は、第1実施例のアイドルストップ制御に、踏切内でエンジン1が停止した場合の踏切脱出制御を加えた例である。なお、構成は、図1に示す第1実施例装置と同様であるので、図示並びに説明を省略する。
【0060】
次に、作用を説明する。
【0061】
[アイドルストップ制御処理]
図6は第3実施例装置の総合コントロールユニット33にて実行されるアイドルストップ制御処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。この制御処理は一定の起動時間毎に実行される。なお、ステップS301〜ステップS306は、図2のステップS101〜ステップS106とそれぞれ同様であるので説明を省略する。
【0062】
ステップS307では、エンジン始動不可か否かが判断され、YESの場合はステップS308へ移行し、NOの場合はステップS306へ移行する。この判断ステップS307では、ステップS305でのエンジン停止禁止制御中であるにもかかわらず、エンジン1が停止した場合にエンジン始動不可と判断する。また、ステップS305でのエンジン停止禁止制御中であることでエンジン1が運転状態にある場合はエンジン始動可と判断する。
【0063】
ステップS308では、ステップS307でのエンジン始動不可判断に基づいて、モータージェネレータ3により車両を駆動させる駆動制御が開始され、ステップS309へ移行する。
【0064】
ステップS309では、ステップS308でのモータージェネレータ3による駆動中において、再度、エンジン1の始動制御が試みられ、ステップS310へ移行する。
【0065】
ステップS310では、エンジン1の始動が検出されたか否かが判断され、YESの場合はステップS311へ移行し、NOの場合はステップS309へ戻る。
【0066】
ステップS311では、ステップS310でのエンジン始動検出に基づいて、モーター駆動を停止し、エンジン駆動による走行が開始され、ENDへ移行する。なお、ステップS307〜S311は、踏切脱出制御手段に相当する。
【0067】
[アイドルストップ制御作用]
道路上の信号等で停車した場合で、エンジン停止条件が成立した場合には、図6のフローチャートにおいて、ステップS301→ステップS302→ステップS303→ステップS304へと進む流れとなり、ステップS302でのエンジン停止条件の成立と、ステップS303での踏切進入が検知されないことにより、ステップS304において、通常のエンジン自動停止制御が実行される。
【0068】
一方、例えば、踏切内で他車両や人との接触を回避するために車両を停車させる場合であって、エンジン停止条件が成立した場合には、図6のフローチャートにおいて、ステップS301→ステップS302→ステップS303→ステップS305へと進む流れとなり、ステップS302でエンジン停止条件が成立しても、ステップS303で踏切進入であると検知されたことにより、ステップS305において、エンジン自動停止制御が禁止される。そして、ステップS305からステップS307→ステップS306へと移行し、ステップS306において、踏切脱出が検知されない限りステップS305へ戻り、エンジン自動停止制御の禁止が維持され、踏切脱出が検知されるとエンジン自動停止制御の禁止が解除されることになる。
【0069】
さらに、踏切内で車両を停車させる場合であって、エンジン停止禁止制御に入ったにもかかわらず、エンジン1が停止した場合には、図6のフローチャートにおいて、ステップS301→ステップS302→ステップS303→ステップS305→ステップS307→ステップS308へと進む流れとなり、ステップS308では、モータージェネレータ3を連続して動作させることにより、エンジン1の停止状態で車両をモーター駆動させる制御が実行される。そして、ステップS308からステップS309へと進み、モータージェネレータ3にて車両を駆動中において、再度、エンジン1の始動を試み、ステップS310にてエンジン始動を検出したら、モーター駆動を停止し、エンジン1の駆動に切り替えられる。
【0070】
したがって、踏切内で車両を停車させる場合であって、エンジン停止禁止制御に入ったにもかかわらず、エンジン1が停止した場合には、まず、エンジン始動不可であるとの判定に基づいて、モーター駆動により車両の走行を確保することで、早急に踏切からの脱出を図ることができる。さらに、モーター駆動中もエンジン始動を試み、エンジン1が始動したら、モーター駆動を停止し、エンジン駆動に切り替えることにより、バッテリ14の消耗を防止することができる。
【0071】
次に、効果を説明する。
第3実施例の車両のアイドルストップ制御装置にあっては、第1実施例の(1),(2),(3)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
の効果に加え、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0072】
(6) 前記エンジン停止禁止ステップS305によりエンジン1の自動的停止を禁止しているにもかかわらず、車両が踏切内にある場合にエンジン1が停止した場合、モータージェネレータ3を連続して動作させることにより、車両を駆動させる踏切脱出制御ステップS308を設けたため、エンジン1が停止した場合、モーター駆動により車両の走行を確保することで、早急に踏切からの脱出を図ることができる。
【0073】
(7) 前記踏切脱出制御ステップS307〜ステップS311は、モータージェネレータ3を連続して動作させるモーター駆動中にエンジン1の始動を試み、エンジン1の始動が検出されたらモーター駆動を停止し、エンジン駆動に切り替えて車両を駆動させるため、モーター駆動が長時間に及ぶことによるバッテリ14の消耗を防止することができる。
【0074】
以上、本発明の車両のアイドルストップ制御装置を第1実施例〜第3実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0075】
例えば、第1〜第3実施例では、エンジン停止条件として、ブレーキON状態でのエンジン運転中に、バッテリSOC・ブレーキブースタ負圧・エンジン水温・CVT油温・CVT油圧が、それぞれしきい値を超えているときとする例を示したが、例えば、ブレーキON状態のみを条件とするようにしても良い。
【0076】
第1〜第3実施例では、自車踏切内検出手段として、2つの検出コイルを用いる例やカーナビゲーションを用いる例やカーナビゲーションと傾斜センサを用いる例を示したが、例えば、踏切に設置された発信機からのインフラ情報を自車両が受信して自車両が踏切内にあることを検出する等、他の手段により検出するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車両のアイドルストップ制御装置を示す全体システム図である。
【図2】第1実施例装置の総合コントロールユニットにて実行されるアイドルストップ制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】第1実施例装置での2つの検出コイルを用いた自車踏切内検出手段での踏切進入検知・踏切脱出検知・踏切内検知の説明図である。
【図4】第2実施例装置の総合コントロールユニットにて実行される踏切検出処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】第2実施例装置において踏切か立体交差かの判定を路面傾斜により行う場合の傾斜センサ変位量特性と道路線路交差位置検出を示す図である。
【図6】第3実施例装置の総合コントロールユニットにて実行されるアイドルストップ制御処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 無段変速機
3 モータージェネレータ(エンジン始動モーター)
4 エンジン出力軸
5 トルクコンバータ
6 タービン回転軸
7 フォワードクラッチ
8 変速機入力軸
9 プライマリープーリ
10 Vベルト
11 セカンダリープーリ
12 変速機出力軸
13 油圧ポンプ
14 バッテリ
15 インバータ
16 クランクプーリ
17 モータプーリ
18 ベルト
33 総合コントロールユニット
34 エンジンコントロールモジュール
35 CVTコントロールモジュール
36 ブレーキコントロールモジュール
37 バッテリコントローラ
38 モーターコントローラ
39 ブレーキストロークセンサ
40 傾斜センサ(路面傾斜検出手段)
41 ドアスイッチ
42 エンジンフードスイッチ
43 エンジン水温センサ
44 CVT油圧センサ
45 CVT油温センサ
46 双方向通信線
47 アクセル開度センサ
48 車速センサ
49 インヒビタースイッチ
50 双方向通信線
51 ブレーキブースタ負圧センサ
52 双方向通信線
53 第1検出コイル(自車踏切内検出手段)
54 第2検出コイル(自車踏切内検出手段)
55 カーナビゲーション(自車踏切内検出手段)

Claims (7)

  1. 変速機が駆動伝達可能な車両停車中にエンジンを自動的に停止し、車両が発進する際にエンジンを自動的に再始動する車両のアイドルストップ制御装置において、
    車両の停車状態を検出する車両停車状態検出手段と、
    車両停車中にエンジンを停止する条件が成立したかどうかを判断し、エンジン停止条件が成立している場合にエンジンを自動的に停止するエンジン自動停止手段と、
    自車両が踏切内にあることを検出する自車踏切内検出手段と、
    自車両が踏切内にある場合、エンジン停止条件が成立していても前記エンジン自動停止手段によるエンジンの自動的停止を禁止するエンジン停止禁止手段と、
    を設けたことを特徴とする車両のアイドルストップ制御装置。
  2. 請求項1に記載された車両のアイドルストップ制御装置において、
    前記自車踏切内検出手段は、車両の下部に設置され、線路に流されている軌道回路電流を検出する手段であることを特徴とする車両のアイドルストップ制御装置。
  3. 請求項2に記載された車両のアイドルストップ制御装置において、
    前記自車踏切内検出手段は、車両下部の前端側位置に第1検出コイルを設置し、車両下部の後端側位置に第2検出コイルを設置し、第1検出コイルが最初に線路を検出したことにより車両を踏切内に進入したことを検知し、第2検出コイルが線路を検出してから踏切敷地の距離を走行するのに要する時間に相当する設定時間を経過したことにより車両が踏切から脱出したことを検知することを特徴とする車両のアイドルストップ制御装置。
  4. 請求項1に記載された車両のアイドルストップ制御装置において、
    前記自車踏切内検出手段は、カーナビゲーションからの道路地図情報と自車位置情報に基づいて、道路地図上で自車が走行している道路の延長上に線路が交差していると判断された時、道路地図上で線路を含む一定範囲内に自車が存在している間、自車が踏切内にあると検出することを特徴とする車両のアイドルストップ制御装置。
  5. 請求項4に記載された車両のアイドルストップ制御装置において、
    車両進行方向の路面傾斜を検出する路面傾斜検出手段を設け、
    前記自車踏切内検出手段は、カーナビゲーションからの道路地図情報と自車位置情報に基づいて、道路地図上で自車が走行している道路の延長上に線路が交差していると判断された時、道路地図上で線路を含む一定範囲内における路面傾斜が設定しきい値未満のときに自車が踏切内にあると検出することを特徴とする車両のアイドルストップ制御装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載された車両のアイドルストップ制御装置において、
    前記エンジン停止禁止手段によりエンジンの自動的停止を禁止しているにもかかわらず、車両が踏切内にある状態でエンジンが停止した場合、エンジン始動モーターを連続して動作させることにより、車両を駆動させる踏切脱出制御手段を設けたことを特徴とする車両のアイドルストップ制御装置。
  7. 請求項6に記載された車両のアイドルストップ制御装置において、
    前記踏切脱出制御手段は、エンジン始動モーターを連続して動作させるモーター駆動中にエンジンの始動を試み、エンジンの始動が検出されたらモーター駆動を停止し、エンジン駆動に切り替えて車両を駆動させることを特徴とする車両のアイドルストップ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013024216A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Mitsubishi Motors Corp 緊急発進制御装置
CN112703304A (zh) * 2018-09-13 2021-04-23 五十铃自动车株式会社 车辆控制装置及车辆控制方法

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