JP2005022600A - 車両用空調ユニット - Google Patents

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祥 榎本
Yoshinobu Taihichi
由延 対比地
Tomoyuki Kitahara
知幸 北原
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Abstract

【課題】 断熱材を使用せずにユニットケース表面に生じる結露を防止し、断熱材を廃止することによる部品点数の削減と断熱材を組付けるための工数を削減し、製造コストを削減することができる車両用空調ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】 上流側に具備された送風空気の導入部と、この導入部から内部に導入された送風空気が流通する送風路11と、この送風路11中に配設され、当該送風空気を冷却するエバポレータ13と、冷却された送風空気を車室内の複数箇所にそれぞれ供給するための複数の吹出口25、26、27、28と、送風路11の下部と外部とを連通する排水路30とを具備したユニットケース10を備えた車両用空調ユニットに、排水路30の周囲に空気断熱層31、32を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷房機能を備えた車両用空調ユニットに関する。
従来から使用されている車両用空調装置として、特許文献1に開示されるものが知られている。この車両用空調装置は、エバポレータをインシュレータ上に載置し、このインシュレータごと、クーリングケース外に抜き取り自在とし、さらに、エアフィルタの上下両端縁を、インシュレータの上面に設けたガイド部と、クーリングケースの天板部の下面に設けた上側ガイド部とにより案内支持自在とすることにより、従来では困難であったエアフィルタの交換作業、エバポレータの修理・交換作業を容易に行なえる構造を実現したものである。
特開2000−272333号公報
ところが、上記従来技術では、クーリングケース(ユニットケース)内に導入された送風空気をエバポレータが冷却する際に結露した凝縮水によって、ユニットケースが冷却され、ユニットケース表面に結露しないようにインシュレータ(断熱材)が使用されているため、ユニットケースの製造コストを削減することが困難であった。
そこで、本発明は、断熱材を使用せずにユニットケース表面に生じる結露を防止し、断熱材を廃止することによる部品点数の削減と断熱材を組付けるための工数を削減し、製造コストを削減することができる車両用空調ユニットを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明にあっては、上流側に具備された送風空気の導入部と、この導入部から内部に導入された送風空気が流通する送風路と、この送風路中に配設され、当該送風空気を冷却するエバポレータと、冷却された送風空気を車室内の複数箇所にそれぞれ供給するための複数の吹出口と、該送風路の下部と外部とを連通する排水路とを具備したユニットケースを備えた車両用空調ユニットであって、前記排水路の周囲に空気断熱層が形成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の車両用空調ユニットにおいて、前記空気断熱層が前記排水路に近接する送風路との間に形成されたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ユニットケース内に導入された送風空気をエバポレータが冷却する際に結露した凝縮水によって、ユニットケースが冷却され、ユニットケース表面に結露するが、排水路の周囲に空気断熱層が形成されたことにより、断熱材を使用せずにユニットケース表面に生じる結露を防止することで、断熱材を廃止することによる部品点数の削減と断熱材を組付けるための工数を削減し、製造コストを削減することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、空気断熱層が排水路に近接する送風路との間に形成されたことによって、車室内に送風される送風空気を所定の温度に保つことができるので、乗員に快適な温度環境を提供することができる。
以下、本発明の車両用空調ユニットの一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本実施形態における車両用空調ユニットの側方断面図、図2は本実施形態の側面図、図3は排水路周辺の要部断面図である。
本実施形態の車両用空調ユニット1は、内部に送風路11が形成されたユニットケース10と、このユニットケース10側部に配設され、車室内空気と車室外空気のどちらをユニットケース10内に導入するかを選択的に切替える内外気切替え機構(不図示)と、この内外気切替え機構からユニットケース10内に送風空気を導入する送風機(不図示)とを備えた導入部(不図示)とから構成されている。
図1、図2に示されるように、ユニットケース10内部には、当該導入部によって内部に導入された送風空気が送風される送風路11の他に、送風空気を車室内の所定の位置に送気する吹出口としてデフロスタ吹出口25、ベント吹出口26、フット吹出口28、リア吹出口27が形成されている。また、送風路11には、導入された送風空気に含まれるゴミを取除くフィルタ12と、内部に冷媒が循環し通過する送風空気を冷却・除湿するエバポレータ13と、内部に温水が循環し通過する送風空気を加熱するヒータコア15が配設されている。
さらに、送風路11のエバポレータ13下流にはエアミックスドア14が配設され、このエアミックスドア14の開度に応じて、エバポレータ13下流に位置するバイパス路16と加熱路17にフィルタ12とエバポレータ13を順に通過した空調風を分配する。バイパス路16に送風された送風空気は、混合路18に送風され、加熱路17に送風された送風空気は、ヒータコア15に送風されてヒータコア15を通過する際に加熱されて混合路18に送風される。そして、バイパス路16からの送風空気と加熱路17からの送風空気は混合路18で均一温度に混合される。つまり、エアミックスドア14の開度によって、車室内が設定された温度になるように送風空気の温度が調節される。
そして、混合路18で温度が均一になった送風空気は、モード切替ドア19によって、乗員に選択された送風モードに応じて、デフロスタ吹出口25に通じるデフロスタ連通路20と、ベント吹出口26に通じるベント連通路21と、フット吹出口28とリア吹出口27に通じるフット=リア連通路22とのいずれかに送風され、各吹出口から車室内に送風される。なお、フット=リア連通路22は、途中でリア連通路23とフット連通路24に分岐し、リア吹出口27とフット吹出口28に送風空気が送風される。
また、送風空気がエバポレータ13を通過する際に、送風空気が冷却されて、送風空気中の水蒸気が凝縮して凝縮水となり、この凝縮水はエバポレータ13を伝わってユニットケース10内に滴下するため、当該凝縮水が滞留する位置には車室外とユニットケース10内を連通し、車室外に当該凝縮水を排出する排水路30が形成されている。排水路30は車両が停止した状態で、内部に当該凝縮水が滞留しないように取付け位置と形状、および取付け角度が決められている。
当該凝縮水は、送風空気を冷却する際に凝縮した水なので、凝縮直後はユニットケース10外側の車室内温度よりも温度が低くなっている。したがって、当該凝縮水がユニットケース10から排水路30を通じて車室外に排出される際にユニットケース10の壁、および排水路30の壁が当該凝縮水によって冷却され、ユニットケース10の表面と排水路30の表面が結露し、車室内に滴下してしまう。
そこで、本実施形態では、図1、図3に示されるように、排水路30の周囲に空気断熱層31、32が形成され、排水路30周辺の結露を防止している。また、この排水路30に近接する送風路としての送風路エバポレータ上流部11aと排水路30との間、およびフット連通路24と排水路30との間に空気断熱層31、32が別々に形成されている。さらに、空気断熱層32は、フット連通路24を流れる送風空気の主流に沿って、排水路30の外周部分に形成されている。
ユニットケース10は、射出成形によって成形され、縦に2分割された第1ケース10aと第2ケース10bから構成されており、第1ケース10a内部にエバポレータ13、ヒータコア15、エアミックスドア14、モード切替ドア19等を配設し、第2ケース10bを第1ケース10aに組付けることで、車両用空調ユニット1が形成されている。そこで、第1ケース10aと第2ケース10bを成形する際の金型を引抜く方向が考慮され、排水路30とフット連通路24が一部で接するように空気断熱層32が形成されている。
したがって、上記構成により、ユニットケース10内に導入された送風空気をエバポレータ13が冷却する際に結露した凝縮水によって、ユニットケース10が冷却され、ユニットケース10表面に結露するが、排水路30の周囲に空気断熱層31、32が形成されたことにより、断熱材を使用せずにユニットケース10表面に生じる結露を防止することで、断熱材を廃止することによる部品点数の削減と断熱材を組付けるための工数を削減し、製造コストを削減することができる。
空気断熱層31、32が排水路30に近接する送風路エバポレータ上流部11aとフット連通路24との間に形成されたことによって、車室内に送風される送風空気を所定の温度に保つことができるので、乗員に快適な温度環境を提供することができる。
また、空気断熱層31、32が一体に形成された場合には、空気断熱層内部で生じる対流によって、送風路エバポレータ上流部11aとフット連通路24の間で熱の授受が行われてしまうが、空気断熱層31、32が別々に形成されていることによって、送風路エバポレータ上流部11aとフット連通路24の間で熱の授受が行われないので、断熱性能が向上し、フット吹出口28から車室内に送風される送風空気の温度を安定させることができる。
さらに、本実施形態の空気断熱層32は、排水路30とフット連通路24が一部で接しているが、フット連通路24を流れる送風空気の主流は、排水路30とフット連通路24が接している部分を流れないので、フット連通路24を流れる送風空気の温度に与える影響は小さい。
本実施形態における車両用空調ユニットの側方断面図である。 図1を背面側から見た車両用空調ユニットの側面図である。 図1のA−A線に沿った排水路周辺の要部断面図である。
符号の説明
1…車両用空調ユニット
10…ユニットケース
11…送風路
13…エバポレータ
25,26,27,28…吹出口
30…排水路
31,32…空気断熱層

Claims (2)

  1. 上流側に具備された送風空気の導入部と、この導入部から内部に導入された送風空気が流通する送風路(11)と、この送風路(11)中に配設され、当該送風空気を冷却するエバポレータ(13)と、冷却された送風空気を車室内の複数箇所にそれぞれ供給するための複数の吹出口(25、26、27、28)と、該送風路(11)の下部と外部とを連通する排水路(30)とを具備したユニットケース(10)を備えた車両用空調ユニットであって、
    前記排水路(30)の周囲に空気断熱層(31、32)が形成されたことを特徴とする車両用空調ユニット。
  2. 請求項1記載の車両用空調ユニット(1)において、
    前記空気断熱層(31、32)が前記排水路(30)に近接する送風路(11)との間に形成されたことを特徴とする車両用空調ユニット。
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