JP2005022444A - 空気吹き出し口装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シャットバルブがケースの通気抵抗にならない位置に配設してなる空気吹き出し口装置を提供する。
【解決手段】空気吹き出し口装置1として、ケース2の内部にシャットバルブ8が回動可能に軸支されてなり、該シャットバルブ8の開時には、該シャットバルブ8が前記ケース2の一壁面2c側に沿った位置に収納移動し、該シャットバルブ8の閉時には、該シャットバルブ8が前記ケース2の通気路側に軸移動し、前記通路を閉鎖してなる。
【選択図】 図4
【解決手段】空気吹き出し口装置1として、ケース2の内部にシャットバルブ8が回動可能に軸支されてなり、該シャットバルブ8の開時には、該シャットバルブ8が前記ケース2の一壁面2c側に沿った位置に収納移動し、該シャットバルブ8の閉時には、該シャットバルブ8が前記ケース2の通気路側に軸移動し、前記通路を閉鎖してなる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気吹き出し口装置、特に空気抵抗となりにくいシャットバルブが配設されてなる空気吹き出し口装置を提供する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、空気調整装置が搭載された自動車等には、インストルメントパネル等に、吹出口を車内側に向けたケースが設置されている。このケースの内部中央には吹き出される空気を遮断したり吹き出させたりするシャットバルブが回転自在に軸支されてなる空気吹き出し口装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭60−229818号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、シャットバルブが、気流の通気量の多いケースの通気路の中央側に設けられているので、通気抵抗になり、空気の吹き出し量が制限されるおそれがある。
【0005】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、シャットバルブがケースの通気抵抗になりにくい位置に配設してなる空気吹き出し口装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、空気吹き出し口装置として、ケースの内部にシャットバルブが回動可能に軸支されてなる空気吹き出し口装置であって、該シャットバルブの開時には、該シャットバルブが前記ケースの一壁面側に沿った位置に収納移動し、該シャットバルブの閉時には、該シャットバルブが前記ケースの通気路側に軸移動し、前記通路を閉鎖してなることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、シャットバルブの開時には、該シャットバルブが前記ケースの一壁面側に沿った位置に収納移動するため、通気量の多いケースの通気路の中央側に大量に空気が流れ、シャットバルブは通気抵抗になりにくいことになり、ケース内を流れる空気の通気量が増大する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、前記シャットバルブの軸は、前記ケースの一壁面側から中央側に形成されたガイド溝に沿って移動可能であり、前記軸は、前記位置に常にケースの中央側に付勢されてなると共に操作手段により該付勢をロックされてなることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、操作手段によってロックされた軸を解除すると、ケースの一壁面側から中央側に軸は付勢されて移動し、ケースをより速い速度で閉じることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、前記操作手段は、ケースに回転自在に軸支されてなるダイヤルと、該ダイヤルに一端部が軸支され且つ前記軸に他端部が軸支されてなるリンクと、前記ダイヤルの停止位置をロックするストッパ手段とから構成されてなることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、操作手段のダイヤルはストッパ手段を解除しない限り、シャットバルブを閉じた位置に保持され、該ストッパ手段を解除してダイヤルを回転制御すると、リンクを介して軸の位置を移動させることができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、前記ケースに設けられるダクトの屈曲部の内周となる側を前記シャットバルブの収納位置とすることを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、屈曲されたダクトによりケース内に偏在して空気が通過すると、ケースの一方の壁側の空気通過量が多くなるものの、その通過量の多い壁面に沿った位置にシャットバルブが収納されていないので、シャットバルブが通気抵抗にならず、スムーズな通気が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図11は、この発明の一実施形態を示す図である。符号1は空気吹き出し口装置で、ケース2と、ケース2に接続されてなるダクト3(図2及び図4のみ示す)とよりなる。該ケース2とダクト3との間には、空気漏れを防止するシール材4が介在されてなる。ダクト3は、図示しない空調装置、空気取り入れ口などに分岐して接続されている。
【0016】
前記ケース2は、合成樹脂材などにより上下方向に長く左右方向に短い方形断面形状を有する角筒状で、自動車のインストルメントパネル5の左側に設置される(インストルメントパネル5の右側には、該ケース2と左右対称に近似した別のケースが設置される)。ケース2の内部には、自動車の後側から順に、上下風向き調整用ルーバ6と、左右風向き調整用ルーバ7と、シャットバルブ8とが配設されてなる。ケース2の下側の面に沿った位置には、後述する操作手段22が配設されてなる。
【0017】
前記上下風向き調整用ルーバ6は、上下方向に沿って7枚設けられている。各ルーバ6の左右端部には、左右方向(幅方向)へ突出する軸ピン10(図1で右側の軸ピン10は図示を省略されているが、左右それぞれに突出している)が形成されていて、ケース2の内部に上下方向に軸ピン10を中心に回転自在に軸支されると共に図示しない連結手段により、7枚の各ルーバ6が一緒に上下動可能なるように連結されている。
【0018】
前記左右風向き調整用ルーバ7は、左右方向に沿って3枚設けられている。各ルーバ7の上下端部には、上下方向へ突出する軸ピン11が形成されていて、ケース2の内部に左右方向に回転自在に軸支されると共に連結手段12により、3枚の各ルーバ7が一緒に左右動可能なるように連結されている。
【0019】
前記上下風向き調整用ルーバ6の上から4番目のルーバ6には、左右にスライド可能なる風向き操作手段13が設けられ、該風向き操作手段13からケース2の内部側へ向けて突出されている図示しない従動手段が左右風向き調整用ルーバ7に係合しているので、風向き操作手段13をルーバ6に沿って左右の何れかに動かせば左右風向き調整用ルーバ7は同じ方向に動き、風向き操作手段13を上下の何れかに動かせば上下風向き調整用ルーバ6は同じ方向に動くことで、風向きが任意に制御できる。
【0020】
前記シャットバルブ8は、バルブ本体14と、シール部材15と、「軸」としての軸部材16とより構成されてなる。該バルブ本体14は、平板状をなし且つ上下方向(長手方向)に長い断面形状を有する角筒状のケース2に合わせて周縁が角筒状に形成されてなると共に閉ループ状の縁部に前後に分割された溝部14aが形成されてなり、該溝部14aに前記シール部材15が挟持されている。前記シール部材15は、ポリウレタンフォームや不織布など可撓性を有し、無端的に形成されている。前記軸部材16は、図1乃至図3に示すように前記バルブ本体14の上端部より上側に突出されてなると共にケース2の上部壁2aに形成された第1ガイド溝17に係合して移動可能な第1軸18と、図2、図4に示すように前記バルブ本体14の下端部より下側に突出されてなると共にケース2の下部壁2bに形成された第2ガイド溝19に係合して移動可能な第2軸20とよりなる。
【0021】
前記第1,第2ガイド溝17,19は、図1,図3乃至図11に示すように、前記ケース2の上部壁2a及び下部壁2b双方の一方の側部壁2c側から左右中央部側に向けて長孔状に形成されてなる。
【0022】
前記軸部材16の第2軸20は、図5に示す付勢手段21により、常にケース2の左右中央側に付勢されてなると共に操作手段22により該付勢をロックしてなる。該操作手段22は、ケース2の下部壁2bに回転自在に軸支されてなるダイヤル23と、該ダイヤル23に一端部24aが軸支されてなる第1リンク24と、前記軸部材16の第2軸20に一端部25aが軸支されてなり且つ第1リンク24の他端部24b及び他端部25bが回転自在に軸支されてなる第2リンク25と、前記ダイヤル23の停止位置をロックするストッパ手段26とから構成されてなる。
【0023】
前記付勢手段21は、前記リンク24の他端部24bから図8に示すように突出したバー27と、前記ケース2の下部壁2bに突出されていて図5に示すように前記バー27の自由端部27a側を変形させて第2リンク25をケース2の左右中央側に押圧可能なるストッパピン28とよりなり、図8に示す状態のバー27には付勢力が発生していない状態であり、図5に示す状態のバー27には付勢力が発生している状態である。
【0024】
前記ダイヤル23は、図5に示すように、円盤状に形成されてなると共に乗員が操作する時に指が滑らないようにギザ部23bが周面に連続的に形成されてなり、該ギザ部23bの適宜の位置に目印状のギザ部23bの形成されていないポイント部23aが形成されている。また、前記ダイヤル23は、図2に示すように、ケース2の下部壁2bより下側に突出したボス29に、ビス30により固定されてなるベース31の周面に水平回転自在に軸支されてなる。該ダイヤル23には、図1に示すように、該ポイント部23aより左側にダイヤル23を回転させると前記シャットバルブ8が開き、右側にダイヤル23を回転させると前記シャットバルブ8が閉じる。図1,図5,図8,図11に示した「開」・「閉」は矢印方向に回転させるとそれぞれシャットバルブ8が開いたり閉じたりすることを示す。
【0025】
また、前記ケース2の下部壁2bより下側に突出した第1ガイドプレート32及び第2ガイドプレート33は、前記ガイド溝19に沿って形成されてなり、前記第2リンク25が案内される位置にあり、第2ガイドプレート33より第1ガイドプレート32が短くて図5に示すような位置から図8の位置に移動し、図11に示すように回転が可能なるようにしてある。
【0026】
前記ストッパ手段26は、前記ダイヤル23の周面に連続的に形成されてなるギザ部23bの反対側に、後述するストッパ部36が係脱可能なる収納部34a,35aを有する半島状の第1切り込み部34と第2切り込み部35とが相対向して形成されていて、前記ケース2の下部壁2bより下側に突出したストッパ部36と係脱自在である。より詳細にストッパ手段26を説明すると、前記ストッパ部36は、前記第1切り込み部34と第2切り込み部35との収納部34a,35aに沿った本体部36aと、該本体部36aの中央より後側に突出した突起部36bとよりなり、前記第1切り込み部34と第2切り込み部35とのそれぞれの前側に突出された係合部34b,35bが撓むことにより前記突起部36bに係合することで節度感とそれぞれの位置に保持できるようになっている。
【0027】
次に作用を説明する。
【0028】
シャットバルブ8の開時には、図4に示すように、該シャットバルブ8が前記ケース2の一壁面2c側に沿った位置に収納移動するため、通気量の多いケース2の通気路の中央側に大量に空気が流れ、シャットバルブ8の収納される一壁面2c側では、実質的な通気抵抗とならないことになり、ケース2内を流れる空気Aの通気量が増大する。また、実質的に流れる空気量の少ない壁面にシャットバルブ8が収納されることは、該シャットバルブ8の上流側に片持ち支持されて突き出ているシール部材15の振れも少なくなり、その分異音発生が抑制される。
【0029】
操作手段22によってロックされた軸を解除すると、ケース2の一壁面2c側から中央側に軸部材16の第1軸18及び第2軸20は付勢されて移動し、ケース2をより速い速度で閉じることができる。
【0030】
操作手段22のダイヤル23はストッパ手段26を解除しない限り、シャットバルブ8を閉じた位置に保持され、該ストッパ手段26を解除してダイヤル23を回転制御すると、リンク24を介して軸部材16の第1軸18及び第2軸20の位置を移動させることができる。
【0031】
また、前記ケース2に設けられるダクト3の屈曲部3aの内周となる側3aaに前記シャットバルブ8の収納位置となるので、屈曲されたダクト3によりケース2内に偏在して空気Aが通過すると、ケース2の一方の壁2d側の空気通過量が多くなるものの、その通過量の多い壁面2d側に沿った位置にシャットバルブ8が収納されていないので、シャットバルブ8が通気抵抗にならず、スムーズな通気が可能となる。
【0032】
図1乃至図5に示す状態は、シャットバルブ8が「開」の状態にあり、操作手段22のダイヤル23のポイント部23aは、インストルメントパネル5の開口5aの左端にあり、ダイヤル23のストッパ手段26のストッパ部36は、第1切り込み部34の収納部34a内にあり、ストッパ部36の突起部36bに第1切り込み部34の係合部34bが係合している状態で保持される。このとき、第1リンク24により、第2リンク25は、ケース2の一側部2c側にあり、第2リンク25の付勢手段21のバー27の自由端部27aはストッパピン28により撓み、常にケース2の他側部2d側に付勢している。
【0033】
図6乃至図8に示す状態は、シャットバルブ8が「開」から「閉」に行く途中、つまり、操作手段22のダイヤル23のポイント部23aを若干右側に移動させた状態にあり、ストッパ部36の突起部36bから第1切り込み部34の係合部34bが離脱している状態である。このとき、第1リンク24により、第2リンク25は、ケース2の左右中央側にあり、第2リンク25の第2軸20は、ガイド溝19の中央側の端部に位置する。
【0034】
図9乃至図11に示す状態は、シャットバルブ8が「閉」の状態にある。つまり、操作手段22のダイヤル23のポイント部23aは、インストルメントパネル5の開口5aの右端にあり、ダイヤル23のストッパ手段26のストッパ部36は、第2切り込み部35の収納部35a内にあり、ストッパ部36の突起部36bに第2切り込み部35の係合部35bが係合している状態で保持される。このとき、第1リンク24により、第2リンク25は、ケース2の一側部2cの反対側の側部2d側にあり、第2軸20を中心に回転して第1ガイドプレート32の端部に係止される。
【0035】
操作手段22のダイヤル23は、ストッパ手段26のストッパ部36の突起部36bに第2切り込み部35の係合部35bが係合している状態で保持されているので、このダイヤル23を再び左側に回転させて、ストッパ手段26のストッパ部36の突起部36bから第2切り込み部35の係合部35bを解除しない限り、ケース2の開口は、シャットバルブ8を閉じた位置に保持される。
【0036】
前記ケース2は、縦長(上下方向が長い)方形の断面で説明したが、これに限定されるものではなく、横長(左右方向が長い)方形の断面でも良い。また、シャットバルブ8は、ケース2の左右方向の一壁面側に収納されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、上下壁面の何れかに沿った位置に収納されるものでも良いし、シャットバルブ8の収納される側の壁面自体を凹ませて、該凹部内にシャットバルブ8が収納されるものでも良い。また、収納される側の壁面のシャットバルブ8の空気の流れ方向における上流側をシャットバルブ8の板厚分だけ堤状に徐々に持ち上げる堤を形成しても良い。また、シャットバルブ8の収納される時の前記ケース2の一壁面に対する角度は、前記実施形態に示すように、一壁面に沿って平行に収納されていても良いし、又、シャットバルブ8の前記上流側を前記一壁面に当接させて下流側を離間させるように傾斜角を付けて配しても良い。シール部材15の振れを効果的に抑制又は防止できる。尚、シャットバルブ8は、一壁面に密着的に収納されても良いし、非密着的、つまり僅かな隙間を有して収納されても良い。
【0037】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、シャットバルブの開時には、該シャットバルブが前記ケースの一壁面側に沿った位置に収納移動するため、通気量の多いケースの通気路の中央側に大量に空気が流れ、シャットバルブは通気抵抗になりにくくなり、ケース内を流れる空気の通気量が増大する。
【0038】
請求項2に記載の発明によれば、操作手段によってロックされた軸を解除すると、ケースの一壁面側から中央側に軸は付勢されて移動し、ケースをより速い速度で閉じることができる。
【0039】
請求項3に記載の発明によれば、操作手段のダイヤルはストッパ手段を解除しない限り、シャットバルブを閉じた位置に保持され、該ストッパ手段を解除してダイヤルを回転制御すると、リンクを介して軸の位置を移動させることができる。
【0040】
請求項4に記載の発明によれば、屈曲されたダクトによりケース内で偏在して空気が通過すると、ケースの一方の壁側の空気通過量が多くなるものの、その通過量の多い壁面に沿った位置にシャットバルブが収納されていないので、シャットバルブが通気抵抗にならず、スムーズな通気が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る空気吹き出し口装置を示す斜視図。
【図2】図1のSA−SA線に沿った断面図。
【図3】図1の前側に部材を除去した状態におけるシャットバルブを全開した状態における空気吹き出し口装置を示す斜視図。
【図4】図3のSC−SC線に沿った断面図。
【図5】図1の矢示VBに係る上面図。
【図6】図3のシャットバルブの全開と全閉との途中状態における空気吹き出し口装置を示す斜視図。
【図7】図6のSD−SD線に沿った断面図。
【図8】図6の矢示VEに係る上面図。
【図9】図3のシャットバルブの全閉状態における空気吹き出し口装置を示す斜視図。
【図10】図9のSF−SF線に沿った断面図。
【図11】図9の矢示VGに係る上面図。
【符号の説明】
1 空気吹き出し口装置
2 ケース
2c 一方の側部壁
3 ダクト
8 シャットバルブ
16 「軸」としての軸部材
17,19 ガイド溝
18 第1軸
20 第2軸
21 付勢手段
22 操作手段
23 ダイヤル
24 第1リンク
25 第2リンク
26 ストッパ手段
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気吹き出し口装置、特に空気抵抗となりにくいシャットバルブが配設されてなる空気吹き出し口装置を提供する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、空気調整装置が搭載された自動車等には、インストルメントパネル等に、吹出口を車内側に向けたケースが設置されている。このケースの内部中央には吹き出される空気を遮断したり吹き出させたりするシャットバルブが回転自在に軸支されてなる空気吹き出し口装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭60−229818号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、シャットバルブが、気流の通気量の多いケースの通気路の中央側に設けられているので、通気抵抗になり、空気の吹き出し量が制限されるおそれがある。
【0005】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、シャットバルブがケースの通気抵抗になりにくい位置に配設してなる空気吹き出し口装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、空気吹き出し口装置として、ケースの内部にシャットバルブが回動可能に軸支されてなる空気吹き出し口装置であって、該シャットバルブの開時には、該シャットバルブが前記ケースの一壁面側に沿った位置に収納移動し、該シャットバルブの閉時には、該シャットバルブが前記ケースの通気路側に軸移動し、前記通路を閉鎖してなることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、シャットバルブの開時には、該シャットバルブが前記ケースの一壁面側に沿った位置に収納移動するため、通気量の多いケースの通気路の中央側に大量に空気が流れ、シャットバルブは通気抵抗になりにくいことになり、ケース内を流れる空気の通気量が増大する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、前記シャットバルブの軸は、前記ケースの一壁面側から中央側に形成されたガイド溝に沿って移動可能であり、前記軸は、前記位置に常にケースの中央側に付勢されてなると共に操作手段により該付勢をロックされてなることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、操作手段によってロックされた軸を解除すると、ケースの一壁面側から中央側に軸は付勢されて移動し、ケースをより速い速度で閉じることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、前記操作手段は、ケースに回転自在に軸支されてなるダイヤルと、該ダイヤルに一端部が軸支され且つ前記軸に他端部が軸支されてなるリンクと、前記ダイヤルの停止位置をロックするストッパ手段とから構成されてなることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、操作手段のダイヤルはストッパ手段を解除しない限り、シャットバルブを閉じた位置に保持され、該ストッパ手段を解除してダイヤルを回転制御すると、リンクを介して軸の位置を移動させることができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、前記ケースに設けられるダクトの屈曲部の内周となる側を前記シャットバルブの収納位置とすることを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、屈曲されたダクトによりケース内に偏在して空気が通過すると、ケースの一方の壁側の空気通過量が多くなるものの、その通過量の多い壁面に沿った位置にシャットバルブが収納されていないので、シャットバルブが通気抵抗にならず、スムーズな通気が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図11は、この発明の一実施形態を示す図である。符号1は空気吹き出し口装置で、ケース2と、ケース2に接続されてなるダクト3(図2及び図4のみ示す)とよりなる。該ケース2とダクト3との間には、空気漏れを防止するシール材4が介在されてなる。ダクト3は、図示しない空調装置、空気取り入れ口などに分岐して接続されている。
【0016】
前記ケース2は、合成樹脂材などにより上下方向に長く左右方向に短い方形断面形状を有する角筒状で、自動車のインストルメントパネル5の左側に設置される(インストルメントパネル5の右側には、該ケース2と左右対称に近似した別のケースが設置される)。ケース2の内部には、自動車の後側から順に、上下風向き調整用ルーバ6と、左右風向き調整用ルーバ7と、シャットバルブ8とが配設されてなる。ケース2の下側の面に沿った位置には、後述する操作手段22が配設されてなる。
【0017】
前記上下風向き調整用ルーバ6は、上下方向に沿って7枚設けられている。各ルーバ6の左右端部には、左右方向(幅方向)へ突出する軸ピン10(図1で右側の軸ピン10は図示を省略されているが、左右それぞれに突出している)が形成されていて、ケース2の内部に上下方向に軸ピン10を中心に回転自在に軸支されると共に図示しない連結手段により、7枚の各ルーバ6が一緒に上下動可能なるように連結されている。
【0018】
前記左右風向き調整用ルーバ7は、左右方向に沿って3枚設けられている。各ルーバ7の上下端部には、上下方向へ突出する軸ピン11が形成されていて、ケース2の内部に左右方向に回転自在に軸支されると共に連結手段12により、3枚の各ルーバ7が一緒に左右動可能なるように連結されている。
【0019】
前記上下風向き調整用ルーバ6の上から4番目のルーバ6には、左右にスライド可能なる風向き操作手段13が設けられ、該風向き操作手段13からケース2の内部側へ向けて突出されている図示しない従動手段が左右風向き調整用ルーバ7に係合しているので、風向き操作手段13をルーバ6に沿って左右の何れかに動かせば左右風向き調整用ルーバ7は同じ方向に動き、風向き操作手段13を上下の何れかに動かせば上下風向き調整用ルーバ6は同じ方向に動くことで、風向きが任意に制御できる。
【0020】
前記シャットバルブ8は、バルブ本体14と、シール部材15と、「軸」としての軸部材16とより構成されてなる。該バルブ本体14は、平板状をなし且つ上下方向(長手方向)に長い断面形状を有する角筒状のケース2に合わせて周縁が角筒状に形成されてなると共に閉ループ状の縁部に前後に分割された溝部14aが形成されてなり、該溝部14aに前記シール部材15が挟持されている。前記シール部材15は、ポリウレタンフォームや不織布など可撓性を有し、無端的に形成されている。前記軸部材16は、図1乃至図3に示すように前記バルブ本体14の上端部より上側に突出されてなると共にケース2の上部壁2aに形成された第1ガイド溝17に係合して移動可能な第1軸18と、図2、図4に示すように前記バルブ本体14の下端部より下側に突出されてなると共にケース2の下部壁2bに形成された第2ガイド溝19に係合して移動可能な第2軸20とよりなる。
【0021】
前記第1,第2ガイド溝17,19は、図1,図3乃至図11に示すように、前記ケース2の上部壁2a及び下部壁2b双方の一方の側部壁2c側から左右中央部側に向けて長孔状に形成されてなる。
【0022】
前記軸部材16の第2軸20は、図5に示す付勢手段21により、常にケース2の左右中央側に付勢されてなると共に操作手段22により該付勢をロックしてなる。該操作手段22は、ケース2の下部壁2bに回転自在に軸支されてなるダイヤル23と、該ダイヤル23に一端部24aが軸支されてなる第1リンク24と、前記軸部材16の第2軸20に一端部25aが軸支されてなり且つ第1リンク24の他端部24b及び他端部25bが回転自在に軸支されてなる第2リンク25と、前記ダイヤル23の停止位置をロックするストッパ手段26とから構成されてなる。
【0023】
前記付勢手段21は、前記リンク24の他端部24bから図8に示すように突出したバー27と、前記ケース2の下部壁2bに突出されていて図5に示すように前記バー27の自由端部27a側を変形させて第2リンク25をケース2の左右中央側に押圧可能なるストッパピン28とよりなり、図8に示す状態のバー27には付勢力が発生していない状態であり、図5に示す状態のバー27には付勢力が発生している状態である。
【0024】
前記ダイヤル23は、図5に示すように、円盤状に形成されてなると共に乗員が操作する時に指が滑らないようにギザ部23bが周面に連続的に形成されてなり、該ギザ部23bの適宜の位置に目印状のギザ部23bの形成されていないポイント部23aが形成されている。また、前記ダイヤル23は、図2に示すように、ケース2の下部壁2bより下側に突出したボス29に、ビス30により固定されてなるベース31の周面に水平回転自在に軸支されてなる。該ダイヤル23には、図1に示すように、該ポイント部23aより左側にダイヤル23を回転させると前記シャットバルブ8が開き、右側にダイヤル23を回転させると前記シャットバルブ8が閉じる。図1,図5,図8,図11に示した「開」・「閉」は矢印方向に回転させるとそれぞれシャットバルブ8が開いたり閉じたりすることを示す。
【0025】
また、前記ケース2の下部壁2bより下側に突出した第1ガイドプレート32及び第2ガイドプレート33は、前記ガイド溝19に沿って形成されてなり、前記第2リンク25が案内される位置にあり、第2ガイドプレート33より第1ガイドプレート32が短くて図5に示すような位置から図8の位置に移動し、図11に示すように回転が可能なるようにしてある。
【0026】
前記ストッパ手段26は、前記ダイヤル23の周面に連続的に形成されてなるギザ部23bの反対側に、後述するストッパ部36が係脱可能なる収納部34a,35aを有する半島状の第1切り込み部34と第2切り込み部35とが相対向して形成されていて、前記ケース2の下部壁2bより下側に突出したストッパ部36と係脱自在である。より詳細にストッパ手段26を説明すると、前記ストッパ部36は、前記第1切り込み部34と第2切り込み部35との収納部34a,35aに沿った本体部36aと、該本体部36aの中央より後側に突出した突起部36bとよりなり、前記第1切り込み部34と第2切り込み部35とのそれぞれの前側に突出された係合部34b,35bが撓むことにより前記突起部36bに係合することで節度感とそれぞれの位置に保持できるようになっている。
【0027】
次に作用を説明する。
【0028】
シャットバルブ8の開時には、図4に示すように、該シャットバルブ8が前記ケース2の一壁面2c側に沿った位置に収納移動するため、通気量の多いケース2の通気路の中央側に大量に空気が流れ、シャットバルブ8の収納される一壁面2c側では、実質的な通気抵抗とならないことになり、ケース2内を流れる空気Aの通気量が増大する。また、実質的に流れる空気量の少ない壁面にシャットバルブ8が収納されることは、該シャットバルブ8の上流側に片持ち支持されて突き出ているシール部材15の振れも少なくなり、その分異音発生が抑制される。
【0029】
操作手段22によってロックされた軸を解除すると、ケース2の一壁面2c側から中央側に軸部材16の第1軸18及び第2軸20は付勢されて移動し、ケース2をより速い速度で閉じることができる。
【0030】
操作手段22のダイヤル23はストッパ手段26を解除しない限り、シャットバルブ8を閉じた位置に保持され、該ストッパ手段26を解除してダイヤル23を回転制御すると、リンク24を介して軸部材16の第1軸18及び第2軸20の位置を移動させることができる。
【0031】
また、前記ケース2に設けられるダクト3の屈曲部3aの内周となる側3aaに前記シャットバルブ8の収納位置となるので、屈曲されたダクト3によりケース2内に偏在して空気Aが通過すると、ケース2の一方の壁2d側の空気通過量が多くなるものの、その通過量の多い壁面2d側に沿った位置にシャットバルブ8が収納されていないので、シャットバルブ8が通気抵抗にならず、スムーズな通気が可能となる。
【0032】
図1乃至図5に示す状態は、シャットバルブ8が「開」の状態にあり、操作手段22のダイヤル23のポイント部23aは、インストルメントパネル5の開口5aの左端にあり、ダイヤル23のストッパ手段26のストッパ部36は、第1切り込み部34の収納部34a内にあり、ストッパ部36の突起部36bに第1切り込み部34の係合部34bが係合している状態で保持される。このとき、第1リンク24により、第2リンク25は、ケース2の一側部2c側にあり、第2リンク25の付勢手段21のバー27の自由端部27aはストッパピン28により撓み、常にケース2の他側部2d側に付勢している。
【0033】
図6乃至図8に示す状態は、シャットバルブ8が「開」から「閉」に行く途中、つまり、操作手段22のダイヤル23のポイント部23aを若干右側に移動させた状態にあり、ストッパ部36の突起部36bから第1切り込み部34の係合部34bが離脱している状態である。このとき、第1リンク24により、第2リンク25は、ケース2の左右中央側にあり、第2リンク25の第2軸20は、ガイド溝19の中央側の端部に位置する。
【0034】
図9乃至図11に示す状態は、シャットバルブ8が「閉」の状態にある。つまり、操作手段22のダイヤル23のポイント部23aは、インストルメントパネル5の開口5aの右端にあり、ダイヤル23のストッパ手段26のストッパ部36は、第2切り込み部35の収納部35a内にあり、ストッパ部36の突起部36bに第2切り込み部35の係合部35bが係合している状態で保持される。このとき、第1リンク24により、第2リンク25は、ケース2の一側部2cの反対側の側部2d側にあり、第2軸20を中心に回転して第1ガイドプレート32の端部に係止される。
【0035】
操作手段22のダイヤル23は、ストッパ手段26のストッパ部36の突起部36bに第2切り込み部35の係合部35bが係合している状態で保持されているので、このダイヤル23を再び左側に回転させて、ストッパ手段26のストッパ部36の突起部36bから第2切り込み部35の係合部35bを解除しない限り、ケース2の開口は、シャットバルブ8を閉じた位置に保持される。
【0036】
前記ケース2は、縦長(上下方向が長い)方形の断面で説明したが、これに限定されるものではなく、横長(左右方向が長い)方形の断面でも良い。また、シャットバルブ8は、ケース2の左右方向の一壁面側に収納されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、上下壁面の何れかに沿った位置に収納されるものでも良いし、シャットバルブ8の収納される側の壁面自体を凹ませて、該凹部内にシャットバルブ8が収納されるものでも良い。また、収納される側の壁面のシャットバルブ8の空気の流れ方向における上流側をシャットバルブ8の板厚分だけ堤状に徐々に持ち上げる堤を形成しても良い。また、シャットバルブ8の収納される時の前記ケース2の一壁面に対する角度は、前記実施形態に示すように、一壁面に沿って平行に収納されていても良いし、又、シャットバルブ8の前記上流側を前記一壁面に当接させて下流側を離間させるように傾斜角を付けて配しても良い。シール部材15の振れを効果的に抑制又は防止できる。尚、シャットバルブ8は、一壁面に密着的に収納されても良いし、非密着的、つまり僅かな隙間を有して収納されても良い。
【0037】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、シャットバルブの開時には、該シャットバルブが前記ケースの一壁面側に沿った位置に収納移動するため、通気量の多いケースの通気路の中央側に大量に空気が流れ、シャットバルブは通気抵抗になりにくくなり、ケース内を流れる空気の通気量が増大する。
【0038】
請求項2に記載の発明によれば、操作手段によってロックされた軸を解除すると、ケースの一壁面側から中央側に軸は付勢されて移動し、ケースをより速い速度で閉じることができる。
【0039】
請求項3に記載の発明によれば、操作手段のダイヤルはストッパ手段を解除しない限り、シャットバルブを閉じた位置に保持され、該ストッパ手段を解除してダイヤルを回転制御すると、リンクを介して軸の位置を移動させることができる。
【0040】
請求項4に記載の発明によれば、屈曲されたダクトによりケース内で偏在して空気が通過すると、ケースの一方の壁側の空気通過量が多くなるものの、その通過量の多い壁面に沿った位置にシャットバルブが収納されていないので、シャットバルブが通気抵抗にならず、スムーズな通気が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る空気吹き出し口装置を示す斜視図。
【図2】図1のSA−SA線に沿った断面図。
【図3】図1の前側に部材を除去した状態におけるシャットバルブを全開した状態における空気吹き出し口装置を示す斜視図。
【図4】図3のSC−SC線に沿った断面図。
【図5】図1の矢示VBに係る上面図。
【図6】図3のシャットバルブの全開と全閉との途中状態における空気吹き出し口装置を示す斜視図。
【図7】図6のSD−SD線に沿った断面図。
【図8】図6の矢示VEに係る上面図。
【図9】図3のシャットバルブの全閉状態における空気吹き出し口装置を示す斜視図。
【図10】図9のSF−SF線に沿った断面図。
【図11】図9の矢示VGに係る上面図。
【符号の説明】
1 空気吹き出し口装置
2 ケース
2c 一方の側部壁
3 ダクト
8 シャットバルブ
16 「軸」としての軸部材
17,19 ガイド溝
18 第1軸
20 第2軸
21 付勢手段
22 操作手段
23 ダイヤル
24 第1リンク
25 第2リンク
26 ストッパ手段
Claims (4)
- ケースの内部にシャットバルブが回動可能に軸支されてなる空気吹き出し口装置であって、
該シャットバルブの開時には、該シャットバルブが前記ケースの一壁面側に沿った位置に収納移動し、
該シャットバルブの閉時には、該シャットバルブが前記ケースの通気路側に軸移動し、前記通路を閉鎖してなることを特徴とする空気吹き出し口装置。 - 請求項1に記載の空気吹き出し口装置であって、
前記シャットバルブの軸は、前記ケースの一壁面側から中央側に形成されたガイド溝に沿って移動可能であり、
前記軸は、前記位置に常にケースの中央側に付勢されてなると共に操作手段により該付勢をロックされてなることを特徴とする空気吹き出し口装置。 - 請求項2に記載の空気吹き出し口装置であって、
前記操作手段は、ケースに回転自在に軸支されてなるダイヤルと、該ダイヤルに一端部が軸支され且つ前記軸に他端部が軸支されてなるリンクと、前記ダイヤルの停止位置をロックするストッパ手段とから構成されてなることを特徴とする空気吹き出し口装置。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気吹き出し口装置であって、
前記ケースに設けられるダクトの屈曲部の内周となる側を前記シャットバルブの収納位置とすることを特徴とする空気吹き出し口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003187395A JP2005022444A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 空気吹き出し口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003187395A JP2005022444A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 空気吹き出し口装置 |
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JP (1) | JP2005022444A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015181589A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | サミー株式会社 | 遊技機 |
EP3299198A1 (fr) | 2016-09-23 | 2018-03-28 | Reydel Automotive B.V. | Dispositif de volet d'obturation pour conduit d'aération |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003187395A patent/JP2005022444A/ja active Pending
Cited By (3)
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FR3056458A1 (fr) * | 2016-09-23 | 2018-03-30 | Reydel Automotive Bv | Dispositif de volet d'obturation pour conduit d'aeration |
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