JP2005022410A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】解像度を高くすることができ、画像形成装置のコストを低くすることができる。
【解決手段】nビットの階調データを入力する入力部と、該入力部において入力されたnビットの階調データに対応させて複数のライン上にドットを形成するドット形成手段とを有する。そして、該ドット形成手段は、各ライン単位で異なるエネルギーでドットを形成する。この場合、複数のライン上に、各ライン単位で異なるエネルギーでドットが形成されるので、少ないラインで解像度を高くすることができる。また、画素ごとにストローブ時間を設定する必要がないので、ストローブ時間を格納するためのメモリを各画素ごとに配設する必要がなくなり、画像形成装置のコストを低くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、印刷装置、複写機、ファクシミリ装置等において電子写真プロセスを使用して画像を形成する画像形成装置、例えば、電子写真プリンタにおいては、光導電性絶縁層から成る感光体ドラムを、帯電装置によって一様に、かつ、均一に帯電させ、次に、露光装置によって露光し、露光された部分の電荷を消滅させることによって静電潜像を形成し、続いて、現像装置によって前記静電潜像に現像剤、例えば、トナーを付着させることによってトナー像を形成し、該トナー像を、転写装置によって用紙に転写し、定着装置によって用紙に定着させ、画像を形成するようにしている。
ところで、前記電子写真プリンタにおいて、例えば、写真画像を印刷しようとすると、階調表現を行う必要がある。この場合、階調表現を行う方法及び解像度は、感光体ドラムの表面に形成される画素ごとの階調数によって大きく異なる(例えば、特許文献1参照。)。
図2は1画素当たりの階調数と線数の関係を表す図である。なお、図において、横軸に階調数を、縦軸に線数を採ってある。
例えば、1画素が1/600〔インチ〕×1/600〔インチ〕の正方形の形状を有する場合に、1画素当たりの階調数を256として階調表現を行おうとすると、階調数と画像の解像度を表す線数との関係は図2に示されるようになる。
すなわち、1画素当たりの階調数が大きくなると、線数が大きくなり、画像の解像度を高くすることができる。
図3は従来の画像形成装置における階調表現の例を示す第1の図、図4は従来の画像形成装置における階調表現の例を示す第2の図である。
主走査方向(図において横方向)及び副走査方向(図において縦方向)においていずれも1/600〔インチ〕(図においては、「″」で表される。)のピッチで画素が形成される場合、図3においては、前記露光装置における1画素当たりの露光エネルギーを制御すると、ドットの大きさを16種類に変化させることができる。すなわち、主走査方向及び副走査方向に隣接した画素を、それぞれ異なる露光エネルギーで形成することができ、縦横1画素分の正方形の形状を有する画素領域AR1を使用することによって階調数を16にして印刷を行うことができる。
これに対して、図4に示されるように、前記露光装置における露光エネルギーを制御しない場合には、感光体ドラムの表面に形成される画素の大きさを変化させることができず、1種類だけになる。すなわち、1画素当たりの階調数を2にして印刷が行われることになる。
この場合、主走査方向及び副走査方向に隣接した画素を、それぞれ異なる露光エネルギーで形成することができない。そして、縦横4画素分の正方形の形状を有する画素領域AR2を使用することによって階調数を16にして印刷を行うことができる。したがって、図4に示される階調表現は、図3に示される階調表現より解像度が低くなってしまう。
このように、1画素当たりの階調数が小さくなると、解像度が下がってしまう。
特開平6−155803号公報
しかしながら、前記従来の画像形成装置において、露光エネルギーを制御し、ドットの大きさを階調数分変化させようとすると、露光装置において画素ごとに露光時間、すなわち、ストローブ時間を設定する必要が生じ、ストローブ時間を格納するためのメモリが各画素ごとに必要になる。
したがって、画像形成装置のコストが高くなってしまう。
本発明は、前記従来の画像形成装置の問題点を解決して、解像度を高くすることができ、コストを低くすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、nビットの階調データを入力する入力部と、該入力部において入力されたnビットの階調データに対応させて複数のライン上にドットを形成するドット形成手段とを有する。
そして、該ドット形成手段は、各ライン単位で異なるエネルギーでドットを形成する。
本発明によれば、画像形成装置においては、nビットの階調データを入力する入力部と、該入力部において入力されたnビットの階調データに対応させて複数のライン上にドットを形成するドット形成手段とを有する。
そして、該ドット形成手段は、各ライン単位で異なるエネルギーでドットを形成する。
この場合、複数のライン上に、各ライン単位で異なるエネルギーでドットが形成されるので、少ないラインで解像度を高くすることができる。また、画素ごとにストローブ時間を設定する必要がないので、ストローブ時間を格納するためのメモリを各画素ごとに配設する必要がなくなり、画像形成装置のコストを低くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置のうちの電子写真プリンタについて説明する。該電子写真プリンタとしては、露光装置としてLEDヘッドを使用するLEDプリンタが使用される。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるLEDプリンタを示すブロック図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるLEDプリンタの概念図、図6は本発明の第1の実施の形態におけるLEDプリンタの動作を示すタイムチャート、図7は本発明の第1の実施の形態におけるLEDプリンタによる印刷概念図である。なお、図6及び7においては、説明を簡単にするために、4ビットで階調データが入力される場合について説明する。
図1及び5において、11は回転自在に配設された像担持体としての感光体ドラムであり、該感光体ドラム11と接触させて、帯電装置としての帯電ローラ61が回転自在に配設され、該帯電ローラ61によって前記感光体ドラム11の表面が一様に、かつ、均一に帯電させられる。次に、感光体ドラム11の表面は、印刷制御部13から送られたデータ信号DATAに従って露光装置として配設されたドット形成手段としてのLEDヘッド12によって露光され、静電潜像が形成される。
続いて、前記静電潜像は現像部としての現像装置62によって可視像化され、感光体ドラム11の表面に可視像としてのトナー像が形成される。前記現像装置62は、前記感光体ドラム11に接触させて回転自在に配設されたトナー担持体としての現像ローラ63、弾性部材から成り、前記現像ローラ63に接触させて回転自在に配設されたトナー供給部材としてのスポンジローラ64、前記現像ローラ63上の現像剤としてのトナーを薄層化してトナー層を形成するトナー層形成手段としての現像ブレード65、トナーを収容するトナーカートリッジ66等を備える。
前記トナー像は、感光体ドラム11と接触させて回転自在に配設された転写装置としての転写ローラ67によって、媒体としての用紙に転写され、その後、図示されない定着装置において、加熱、加圧又はその他適当な定着方法によって定着させられる。なお、トナー像の転写後に、感光体ドラム11上に残ったトナーは、感光体ドラム11と接触させて回転自在に配設されたクリーニング装置としてのクリーニングローラ68によって掻(か)き取られ、除去される。
前記LEDヘッド12は、ドライバチップ14、複数のLED素子(LED)から成るLEDアレイ15、各LED素子を駆動(点灯)することによって放射された光を集束させ、感光体ドラム11の表面を照射する集光装置としてのロッドレンズアレイ16等を備え、前記ドライバチップ14は、シフトレジスタ21、ラッチ22、複数の図示されないナンドゲートから成るドライバ23等を備える。
また、DATAはデータ信号、CLKはクロック、LATCHはラッチ信号、STBはストローブ信号である。
そして、前記印刷制御部13からLEDヘッド12にクロックCLKに同期させてデータ信号DATAがシリアルに送られると、前記シフトレジスタ21は前記データ信号DATAをラッチ22に対して出力する。また、ラッチ22は前記シフトレジスタ21からのデータ信号DATAをパラレルデータとして取り込み、パラレルデータをドライバ23に対して出力する。
この時、ドライバ23の各ナンドゲートのうち、ラッチ22から送られたパラレルデータがハイレベルであるものは、ストローブ信号STBがハイレベルの期間中にオンになり、対応するLED素子にオンの期間中電流を流し、LED素子を発光させる。
ところで、1画素当たりの階調数が16にされ、図示されないホストコンピュータ等の上位装置から、印刷制御部13に4ビットの階調データが送られた場合、図7に示されるように、感光体ドラム11の表面において1画素が1/600〔インチ〕(図においては、「″」で表される。)×1/600〔インチ〕の正方形の形状を有する。そして、感光体ドラム11の回転に伴って、LEDヘッド12を各画素が通過するときに4回のドット形成タイミングとしてのサブラインタイミングが設定され、各サブラインタイミングでデータ信号DATAに基づいてLEDヘッド12による露光が行われる。
そのために、主走査方向(図7において横方向)及び副走査方向(図7において縦方向)においていずれも1/600〔インチ〕のピッチで画素が形成される場合、副走査方向において1/4800〔インチ〕ごとにn個、本実施の形態においては、4個の露光位置、及び分割されたラインを表す複数のサブライン0〜3が設定され、所定の露光エネルギーe0〜e3で露光されることによって、各サブライン0〜3に分割されたドットを表すサブドットが形成される。そして、各画素当たりの露光エネルギーe(k)は、サブライン単位で互いに異ならせて設定されたエネルギー、本実施の形態においては、各露光エネルギーe0〜e3の総和となる。
図7に示されるように、各画素ごとの階調表現が、1画素内に縦に並んだ複数のサブドットを組み合わせることによって行われる。
この場合、各画素内におけるサブドットを形成するための露光エネルギーe0〜e3は、各サブライン0〜3ごとに共通にされる。すなわち、主走査方向に並んだサブドット同士は同じ露光エネルギーで形成されるので、共通のストローブ時間で、多数のLED素子を駆動し、階調数を16にして印刷を行うことができる。例えば、サブライン0〜3にサブドットを形成することによって階調値を15に、サブライン1〜3にサブドットを形成することによって階調値を14に、サブライン2、3にサブドットを形成することによって階調値を12に、サブライン0〜2にサブドットを形成することによって階調値を7に、サブライン0、1、3にサブドットを形成することによって階調値を11に、サブライン0、1にサブドットを形成することによって階調値を3にすることができる。
そのために、図1に示されるように、印刷制御部13は、n個のレジスタri(i=0、1、…、n−1)を備えた入力部としての階調値入力レジスタ31、n個のサブラインバッファfi(i=0、1、…、n−1)を備えるサブライン記録部としての2値サブラインバッファ群32、データ信号DATAをLEDヘッド12に送るデータ出力部としてのデータマルチプレクサ33、クロックCLKを発生させるドットタイミング発生回路34、ラッチ信号LATCHを発生させるラインタイミング発生回路35、ストローブ時間レジスタ群36、ストローブ時間マルチプレクサ37、ストローブ信号STBを発生させるストローブ信号発生回路38、及び画素ごとに副走査方向に設定されたn個のラインから成るサブラインi(i=0、1、…、n−1)を切り換えるための計数部としてのサブラインカウンタ39を備える。
次に、図6のタイムチャートに従ってLEDプリンタの動作について説明する。
この場合、前記印刷制御部13には、前記上位装置から、1画素当たりの階調数に対応するnビット、本実施の形態においては、4ビットの階調データが印刷データとして送られる。
まず、サブラインカウンタ39において計数値としてのカウント値が3になると、印刷データを構成するnビットの階調データが階調値入力レジスタ31の各レジスタriに順次入力され、これに伴い、各レジスタriから出力されるビットデータb(i)(i=0、1、…、n−1)が、それぞれ対応するサブラインバッファfiに順次書き込まれる。このようにして、1ライン分のnビットの階調データの受信が終了すると、各サブラインバッファfiに1ライン分のビットデータb(i)が格納される。
次に、サブラインiの露光が次のように行われる。
まず、サブラインカウンタ39においてカウント値が3であるので、サブラインバッファf3に格納されたビットデータb(3)から成る1ライン分のデータ信号DATAが、データマルチプレクサ33からドットタイミング発生回路34によって発生させられたクロックCLKに同期させて、LEDヘッド12に送られ、シフトレジスタ21に順次書き込まれる。
すべてのデータ信号DATAがシフトレジスタ21に書き込まれると、ラインタイミング発生回路35によって発生させられたラッチ信号LATCHがLEDヘッド12に送られ、ラッチ22に入力され、前記シフトレジスタ21内のデータ信号DATAがパラレルデータとしてラッチ22に取り込まれる。
ところで、ストローブ時間レジスタ群36は、各サブラインiに対応させて形成されたストローブ時間レジスタsri(i=0、1、…、n−1)を備え、各ストローブ時間レジスタsriには、各サブライン0〜n−1に割り当てられた露光エネルギーe(i)(i=0、1、…、n−1)がストローブ時間t(i)(i=0、1、…、n−1)として格納される。
そして、サブラインカウンタ39においてカウント値が3であるので、サブライン3に対応するストローブ時間レジスタsr3に格納されたストローブ時間t(3)がストローブ時間マルチプレクサ37を介してストローブ信号発生回路38に送られる。したがって、ストローブ信号発生回路38において前記ストローブ時間t(3)に対応するストローブ信号STBが発生させられ、該ストローブ信号STBは、LEDヘッド12に送られ、ドライバ23に入力される。
その結果、各ナンドゲートのうち、ラッチ22から送られたパラレルデータがハイレベルであるものが、ストローブ信号STBがハイレベルの期間中にオンになり、対応するLED素子にオンの期間中電流を流し、LED素子を露光エネルギーe(3)で発光させる。このようにして、サブライン3についての露光が行われる。
続いて、サブラインカウンタ39においてカウント値が2になると、サブラインバッファf2に格納されたビットデータb(2)から成る1ライン分のデータ信号DATAが、データマルチプレクサ33からドットタイミング発生回路34によって発生させられたクロックCLKに同期させて、LEDヘッド12に送られ、シフトレジスタ21に順次書き込まれる。
すべてのデータ信号DATAがシフトレジスタ21に書き込まれると、ラインタイミング発生回路35によって発生させられたラッチ信号LATCHがLEDヘッド12に送られ、ラッチ22に入力され、前記シフトレジスタ21内のデータ信号DATAがパラレルデータとしてラッチ22に取り込まれる。
そして、サブラインカウンタ39においてカウント値が2であるので、サブライン2に対応するストローブ時間レジスタsr2に格納されたストローブ時間t(2)がストローブ時間マルチプレクサ37を介してストローブ信号発生回路38に送られる。したがって、ストローブ信号発生回路38において前記ストローブ時間t(2)に対応するストローブ信号STBが発生させられ、該ストローブ信号STBは、LEDヘッド12に送られ、ドライバ23に入力される。
その結果、各ナンドゲートのうち、ラッチ22から送られたパラレルデータがハイレベルであるものが、ストローブ信号STBがハイレベルの期間中にオンになり、対応するLED素子にオンの期間中電流を流し、LED素子を露光エネルギーe(2)で発光させる。このようにして、サブライン2についての露光が行われる。
同様に、サブライン1、0について露光が行われると、1ライン分の露光を終了し、1ライン分のドットを形成することができる。
続いて、サブラインカウンタ39においてカウント値が3になり、再び、4ビットの階調データが階調値入力レジスタ31の各レジスタriに順次入力される。このようにして、印刷制御部13によって各サブラインi上にサブドットが形成される。
ところで、nビットの階調データによって所定の画素において所定の階調値の露光を行う場合、各サブラインiについて露光が行われるので、前記画素において発生させられる露光エネルギーをeとし、各LED素子が駆動される際に消費される電力をwとすると、露光エネルギーeは、
Figure 2005022410
のようになる。
そこで、所定の階調値の露光を行う場合に必要な露光エネルギーeに基づいて、ストローブ時間t(i)を選択することができる。
このように、n個のサブラインiを設定し、n個のサブラインバッファfiを形成することによって、画素ごとに階調数を2n 個にして階調表現を行うことができる。したがって、少ないサブラインiで解像度を高くすることができる。
また、各サブラインごとにストローブ時間t(i)が設定されるので、各画素において発生させられる露光エネルギーeを階調数分変化させる場合に、各画素ごとにストローブ時間t(i)を設定する必要がない。したがって、ストローブ時間を格納するためのメモリを各画素ごとに配設する必要がなくなり、画像形成装置のコストを低くすることができる。
図8はLED素子における階調値と露光エネルギーとの関係を示す図である。なお、図において、横軸に階調値kを、縦軸に露光エネルギーe(k)を採ってある。
ところで、所定のLED素子を使用して、階調数を32とし、目標の階調値kを変化させて露光を行い、1画素当たりの露光エネルギーe(k)を測定すると、図に示されるように階調値kと露光エネルギーe(k)との関係が非線型になってしまう。そして、階調値kと露光エネルギーe(k)との関係は、感光体ドラム11における光減衰特性、トナーの帯電量等の複数の要因によって大きく変化する。そこで、露光エネルギーe(k)の制御精度を高くすることが不可欠になる。
ところで、図に示される特性を調べると、露光エネルギーe(k)が8〔pJ〕の近傍で階調値kが急激に変化し、露光エネルギーe(k)が10〔pJ〕の近傍で階調値kが飽和して階調数と同じ値になる。そこで、前記LED素子の特性に基づいて、階調値kが急激に変化する領域において、階調値kを1階調分を変化させるのに必要な露光エネルギーe(k)の変化量(以下、「エネルギー制御精度」という。)、及び最大濃度を実現するために必要な露光エネルギー(以下、「最大エネルギー」という。)を算出する。本実施の形態において、エネルギー制御精度は0.05〔pJ〕程度であり、最大エネルギーは10〔pJ〕以上であることが分かる。
そして、1画素当たりのエネルギー制御精度を0.05〔pJ〕以下とし、最大エネルギーを10〔pJ〕にするためには、200段階で露光エネルギーe(k)を制御する必要がある。このためには、サブラインの個数を階調データのビット数nより多くし、8にする必要がある。
そこで、サブラインの個数を階調データのビット数nより多くした本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図9は本発明の第2の実施の形態におけるLEDプリンタを示すブロック図、図10は本発明の第2の実施の形態におけるLEDプリンタの動作を示すタイムチャート、図11は本発明の第2の実施の形態におけるLEDプリンタによる印刷概念図、図12はLED素子における階調値と露光エネルギーとの関係を示す図、図13は本発明の第2の実施の形態におけるサブドットの分布図である。なお、図12において、横軸に階調値kを、縦軸に露光エネルギーe(k)を採ってある。また、図10及び11においては、説明を簡単にするために、4ビットの階調データが入力され、サブラインの個数が階調データのビット数4と異なる6に設定された場合について説明する。
この場合、前記印刷制御部13には、前記上位装置から、1画素当たりの階調数に対応するnビットの階調データが印刷データとして送られる。本実施の形態においては、1画素当たりの階調数が16にされ、印刷制御部13に4ビットの階調データが送られる。そして、像担持体としての感光体ドラム11の表面において画素が1/600〔インチ〕×1/600〔インチ〕の正方形の形状を有し、感光体ドラム11の回転に伴って、露光装置としての、かつ、ドット形成手段としてのLEDヘッド12を各画素が通過するときに6回のドット形成タイミングとしてのサブラインタイミングが設定され、各サブラインタイミングでデータ信号DATAに基づいてLEDヘッド12による露光が行われる。
そのために、主走査方向(図11において横方向)及び副走査方向(図11において縦方向)においていずれも1/600〔インチ〕のピッチで画素が形成される場合、副走査方向において1/4800〔インチ〕ごとにs個の、本実施の形態においては、6個の露光位置、及び分割されたラインを表すサブライン0〜5が設定され、所定の露光エネルギーes0〜es5で露光されることによって各サブライン0〜5に、分割されたドットを表すサブドットが形成される。そして、各画素当たりの露光エネルギーe(k)は、サブライン単位で互いに異ならせて設定されたエネルギー、本実施の形態においては、各露光エネルギーes0〜es5の総和となる。
図11に示されるように、各画素ごとの階調表現が、1画素内に縦に並んだ複数のサブドットを組み合わせることによって行われる。
この場合、各画素内におけるサブドットを形成するための露光エネルギーes0〜es5は、各サブライン0〜5ごとに共通にされる。すなわち、主走査方向に並んだサブドット同士は同じ露光エネルギーで形成されるので、共通のストローブ時間で、多数のLED素子を駆動し、16階調で印刷を行うことができる。例えば、図11に示されるように、サブライン0〜5にサブドットを形成することによって階調値kを15に、サブライン1、3、5にサブドットを形成することによって階調値kを14に、サブライン2、5にサブドットを形成することによって階調値kを12に、サブライン0〜4にサブドットを形成することによって階調値kを7に、サブライン0、1、5にサブドットを形成することによって階調値kを11に、サブライン0、1、3、4にサブドットを形成することによって階調値kを3にすることができる。
そのために、前記印刷制御部13において、入力部としての階調値入力レジスタ31と、サブライン記録部としての2値サブラインバッファ群42との間に、SRAMによって形成された変換テーブルとしての階調値/エネルギー変換テーブル41が配設され、該階調値/エネルギー変換テーブル41は、後述されるように、nビットの階調データを対応するsビットのエネルギー量に変換する。
次に、図10のタイムチャートに従ってLEDプリンタの動作について説明する。
まず、計数部としてのサブラインカウンタ39において計数値としてのカウント値がs−1になると、印刷データを構成するnビットの階調データが階調値入力レジスタ31の各レジスタriに順次入力され、これに伴い、該各レジスタriから出力されたビットデータb(i)が階調値/エネルギー変換テーブル41のアドレスadr(i)(i=0、1、…、n−1)に入力されると、ビットデータb(i)は、階調値kに対応するsビットのビットデータdata(j)(j=0、1、…、s−1)に変換され、ビットデータdata(j)が2値サブラインバッファ群42に対して出力される。
なお、前記ビットデータdata(j)は、あらかじめLEDプリンタを使用して、図12に示されるような各LED素子の特性を測定した結果に基づいて、エネルギー制御精度及び最大エネルギーに基づいて算出され、設定され、それに伴って、図13に示されるように、サブドットが分布させられる。図13において、各サブライン0〜5の重みは1、2、4、8、16、32で表される。なお、最も高い印刷濃度を実現するために、1画素当たりに必要なエネルギー量をP〔pJ〕とすると、該エネルギー量Pを64で除算した値U〔pJ〕を基準エネルギー値と定義する。すなわち、各サブラインjの露光エネルギーes(j)は、
es(j)=2j ・U〔pJ〕
で表される。図13に示される露光エネルギーes(j)は、値U〔pJ〕を基準としている。
前記2値サブラインバッファ群42は、s個のサブラインバッファfsj(j=0、1、…、s−1)を備え、階調値/エネルギー変換テーブル41から送られた各ビットデータdata(j)は、サブラインバッファfsjに順次書き込まれる。このようにして、1ライン分のnビットの階調データの受信が終了すると、各サブラインバッファfsjに1ライン分のビットデータdata(j)が格納される。
次に、サブラインjの露光が次のように行われる。
まず、サブラインカウンタ39においてカウント値がs−1であるので、サブラインバッファfss−1に格納されたビットデータdata(s−1)から成る1ライン分のデータ信号DATAが、データ出力部としてのデータマルチプレクサ33からドットタイミング発生回路34によって発生させられたクロックCLKに同期させて、LEDヘッド12に送られ、シフトレジスタ21(図1)に順次書き込まれる。
すべてのデータ信号DATAがシフトレジスタ21に書き込まれると、ラインタイミング発生回路35によって発生させられたラッチ信号LATCHがLEDヘッド12に送られ、ラッチ22に入力され、前記シフトレジスタ21内のデータ信号DATAがパラレルデータとしてラッチ22に取り込まれる。
ところで、ストローブ時間レジスタ群46は、各サブラインjに対応させて形成されたストローブ時間レジスタsrsj(j=0、1、…、s−1)を備え、各ストローブ時間レジスタsrsjには、各サブライン0〜s−1に割り当てられた露光エネルギーes(j)(j=0、1、…、s−1)がストローブ時間ts(j)(j=0、1、…、s−1)として格納される。
そして、サブラインカウンタ39においてカウント値がs−1であるので、サブラインs−1に対応するストローブ時間レジスタsrss−1に格納されたストローブ時間ts(s−1)がストローブ時間マルチプレクサ37を介してストローブ信号発生回路38に送られる。したがって、ストローブ信号発生回路38においてストローブ時間ts(s−1)に対応するストローブ信号STBが発生させられ、該ストローブ信号STBは、LEDヘッド12に送られ、ドライバ23に入力される。
その結果、各ナンドゲートのうち、ラッチ22から送られたパラレルデータがハイレベルであるものが、ストローブ信号STBがハイレベルの期間中にオンになり、対応するLED素子にオンの期間中電流を流し、LED素子を露光エネルギーes(s−1)で発光させる。このようにして、サブラインs−1についての露光が行われる。
続いて、サブラインカウンタ39においてカウント値がs−2になると、サブラインバッファfss−2に格納されたビットデータdata(s−2)から成る1ライン分のデータ信号DATAが、データマルチプレクサ33からドットタイミング発生回路34によって発生させられたクロックCLKに同期させて、LEDヘッド12に送られ、シフトレジスタ21に順次書き込まれる。
すべてのデータ信号DATAがシフトレジスタ21に書き込まれると、ラインタイミング発生回路35によって発生させられたラッチ信号LATCHがLEDヘッド12に送られ、ラッチ22に入力され、前記シフトレジスタ21内のデータ信号DATAがパラレルデータとしてラッチ22に取り込まれる。
そして、サブラインカウンタ39においてカウント値がs−2であるので、サブラインs−2に対応するストローブ時間レジスタsrss−2に格納されたストローブ時間ts(s−2)がストローブ時間マルチプレクサ37を介してストローブ信号発生回路38に送られる。したがって、ストローブ信号発生回路38において前記ストローブ時間ts(s−2)に対応するストローブ信号STBが発生させられ、該ストローブ信号STBは、LEDヘッド12に送られ、ドライバ23に入力される。
その結果、各ナンドゲートのうち、ラッチ22から送られたパラレルデータがハイレベルであるものが、ストローブ信号STBがハイレベルの期間中にオンになり、対応するLED素子にオンの期間中電流を流し、LED素子を露光エネルギーes(s−2)で発光させる。このようにして、サブラインs−2についての露光が行われる。
同様に、サブラインs−3、s−4、…、0について露光が行われると、1ライン分の露光を終了し、1ライン分のドットを形成することができる。
続いて、サブラインカウンタ39においてカウント値がs−1になり、再び、nビット、本実施の形態においては、4ビットの階調データが各ビットごとに入力信号として階調値入力レジスタ31の各レジスタriに順次入力される。
ところで、所定の階調値kを実現するために必要な露光エネルギーがe(k)である場合、エネルギー制御精度をεとしたとき、階調値/エネルギー変換テーブル41内においてnビットの階調データがsビットのエネルギー量に変換されるのに伴って、結果的に露光エネルギーe(k)が変換され、変換されたエネルギー、すなわち、変換エネルギーes(k)
es(k)=e(k)/ε
が得られる。そこで、該変換エネルギーes(k)を2値化することによって、ビットデータdata(j)
data(j)=B(es(k))
=B(e(k)/ε)
を得ることができる。なお、B(x)は値xを2値化した値を示す。
また、各LED素子の光量をwaとしたとき、前記LED素子を駆動してエネルギー制御精度εの分だけ露光エネルギーe(k)を発生させようとすると、1〔ビット〕当たり時間ε/waだけLED素子を駆動する必要がある。したがって、各サブラインjを露光するためのストローブ時間ts(j)は、
ts(j)=2j ・ε/wa
になる。
このようにして、ビットデータdata(j)に従って各サブラインjがストローブ時間ts(j)だけ露光される。このときの、サブラインj上のサブドットの露光エネルギーes(j)は、
es(j)=data(j)・ts(j)・wa
=B(e(k)/ε)・(2j ・ε/wa)・wa
=B(e(k))・2j
になる。
そして、サブドットの露光エネルギーes(j)の総和で表される露光エネルギーes(k)は
Figure 2005022410
になる。
このように、実際の各LED素子の特性に基づいてストローブ時間ts(j)が算出されるので、感光体ドラム11における光減衰特性、トナーの帯電量等に対応させて適正な露光エネルギーes(j)でLED素子を駆動することができる。
また、感光体ドラム11における光減衰特性、トナーの帯電量等が変化した場合に、階調値/エネルギー変換テーブル41を再び設定するだけで、適正な露光エネルギーes(j)でLED素子を駆動することができ、印刷によって得られる画像濃度を最適な値にすることができる。
本実施の形態においては、階調値入力レジスタ31が配設され、該階調値入力レジスタ31の各レジスタriにビットごとの階調データが格納されるようになっているが、階調値入力レジスタ31に代えて、nビットの階調データを1ライン分保持するバッファを使用することもできる。
ところで、従来のLEDプリンタにおいては、ストローブ時間が数10〔μs〕の1種類であるので、ストローブ時間の長さを±10〔%〕、±20〔%〕、±30〔%〕、…のように変化させることによって、露光エネルギーを変化させ、印刷濃度を微調整して補正することができるようになっている。
ところが、前記各実施の形態においては、階調表現を行うためにストローブ時間t(i)、ts(j)は、サブラインi、jの数だけあり、しかも、最小のストローブ時間は100〔ns〕程度であって極めて短いので、ストローブ時間t(i)、ts(j)を正確に変更することが困難になってしまう。
そこで、露光エネルギーe(i)、es(j)に対して演算を行うことによって、印刷濃度を微調整して補正することができるようにした本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図14は本発明の第3の実施の形態におけるLEDプリンタを示すブロック図、図15は本発明の第3の実施の形態におけるLEDプリンタによる第1の印刷概念図、図16は本発明の第3の実施の形態におけるLEDプリンタによる第2の印刷概念図である。なお、図15及び16においては、説明を簡単にするために、4ビットの階調データが入力され、サブラインの個数が階調データのビット数4と異なる6に設定された場合について説明する。
この場合、前記印刷制御部13において、変換テーブルとしての階調値/エネルギー変換テーブル41とサブライン記録部としての2値サブラインバッファ群42との間に補正処理部としての乗算回路52が配設され、該乗算回路52に補正部としての補正係数レジスタ51が接続される。
そして、階調値/エネルギー変換テーブル41から送られたsビットの各ビットデータdata(j)、及び補正係数レジスタ51に記録された補正パラメータとしての補正係数が、乗算回路52に入力され、sビットのエネルギー量が前記補正係数によって補正され、前記2値サブラインバッファ群42に出力される。
次に、LEDプリンタの動作について説明する。
まず、印刷を開始する前に、操作者が、図示されない操作部としての操作パネルを操作し、印刷濃度の調整値を、±10〔%〕、±20〔%〕、±30〔%〕、…のように入力すると、前記補正係数レジスタ51に、前記調整値に対応する補正係数が記録される。
そして、印刷が開始されると、階調値/エネルギー変換テーブル41から出力されるビットデータdata(j)の露光エネルギーes(j)と、前記補正係数レジスタ51に記録された補正係数とが乗算され、補正された露光エネルギーes(j)が算出され、2値サブラインバッファ群42に出力される。以降の動作は、第2の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
この場合、例えば、図15に示されるように、階調値kが15である場合、サブライン0〜5にサブドットが形成され、露光エネルギーe(k)は63になるが、例えば、調整値が−10〔%〕と入力されると、補正された露光エネルギーe(k)は56.7となり、約57となる。したがって、この場合、図16に示されるように、補正された露光エネルギーe(k)に基づいて、サブライン1、3〜5にサブドットが形成される。
前記乗算回路52において、各階調値kごとに同様の補正が行われる。なお、階調値kが64以上である場合、63を最大値にする。
このように、乗算回路52が配設されるので、印刷濃度を容易に微調整して補正することができる。
ところで、前記各実施の形態においては、露光エネルギーe(i)、es(j)が異なるサブドットを組み合わせることによって画素を形成するようになっているので、露光エネルギーe(k)と印刷濃度との間に逆転現象が発生することがある。
図17は逆転現象を説明する第1の印刷概念図、図16は逆転現象を説明する第2の印刷概念図、図19は逆転現象を説明する1画素当たりの露光エネルギーと印刷濃度との関係を示す図である。なお、図において、横軸に1画素当たりの露光エネルギーを、縦軸に印刷濃度を採ってある。
この場合、例えば、目標とする階調値kが8であり、図19において1画素当たりの露光エネルギーe1を選択していた場合に、印刷濃度を補正して1画素当たりの露光エネルギーをe2にすると、1画素当たりの露光エネルギーが大きくなったにもかかわらず、印刷濃度が低くなってしまう。
すなわち、1画素当たりの露光エネルギーe1を表すビットデータdataは0111(10進数で7)であり、図17に示されるように、サブライン0〜3にサブドットが形成され、1画素当たりの露光エネルギーe2を表すビットデータdataは1000(10進数で8)であり、図18に示されるように、サブライン3にサブドットが形成されるので、本来は、1画素当たりの露光エネルギーe2の方が印刷濃度が高くなるはずである。ところが、実験によると、大きいサブドットを一つだけ形成するより、小さいサブドットを三つ形成する方が印刷濃度が高くなってしまう。
そこで、前記逆転現象が発生するのを防止するために、階調値kにかかわらず、画素の中心に一定の露光エネルギーによって表される臨界エネルギーでサブドットを形成するようにした本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図20は本発明の第4の実施の形態におけるLEDプリンタを示すブロック図、図21は本発明の第4の実施の形態におけるLEDプリンタの動作を示すタイムチャート、図22は本発明の第4の実施の形態における露光エネルギーの比較図、図23は本発明の第4の実施の形態におけるLEDプリンタによる印刷概念図、図24は本発明の第4の実施の形態における1画素当たりの露光エネルギーと印刷濃度との関係を示す図、図25は本発明の第4の実施の形態におけるサブドットの分布図である。なお、図24において、横軸に1画素当たりの露光エネルギーを、縦軸に印刷濃度を採ってある。また、図21及び23においては、説明を簡単にするために、4ビットの階調データが入力され、サブラインの個数が階調データのビット数4と異なる8に設定された場合について説明する。
本実施の形態において、例えば、サブラインが0〜s−1まで設定されている場合、センタラインにサブラインCが割り当てられる。
そして、サブラインC上のドットの露光エネルギーeuCは、図19において印刷濃度が0から立ち当がり始める場所のエネルギーで表される臨界エネルギーにされる。各サブライン0〜6にサブドットを形成するための露光エネルギーeu0〜eu6の大きさは図22に示されるとおりである。そして、主走査方向(図23において横方向)に並んだサブドット同士は同じ露光エネルギーで形成されるので、共通のストローブ時間で、多数のLED素子を駆動し、本実施の形態においては、16階調で印刷を行うことができる。なお、露光エネルギーeuCは、単独では画素を形成することはないが、他の露光エネルギーeu0〜eu6と組み合わせることによって画素を形成することができる。この場合、図25に示されるように、サブドットが分布させられる。図25において、各サブライン0〜6の重みは1、2、4、8、16、32、64で表される。
例えば、図23に示されるように、サブライン4〜6及びCにサブドットを形成することによって階調値kを15に、サブライン0、1、3、6及びCにサブドットを形成することによって階調値kを14に、サブライン1、6及びCにサブドットを形成することによって階調値kを13に、サブライン0、2〜5及びCにサブドットを形成することによって階調値kを12に、サブライン0、2、5及びCにサブドットを形成することによって階調値kを3に、サブライン5及びCにサブドットを形成することによって階調値kを2に、サブライン3、4及びCにサブドットを形成することによって階調値kを1に、サブラインCにサブドットを形成することによって階調値kを0にすることができる。
このように、サブラインCに常に露光エネルギーeuCのサブドットを形成すると、図24に示されるように、1画素当たりの露光エネルギーe(k)が大きくなるのに伴って、印刷濃度を確実に高くすることができ、逆転現象が発生するのを防止することができる。さらに、1画素当たりの露光エネルギーe(k)と印刷濃度との線形性を向上させることができる。
そのために、本実施の形態においては、データ出力部としてのデータマルチプレクサ33のC番目の入力値が1に固定される。したがって、計数部としてのサブラインカウンタ39において計数値としてのカウント値がCになると、データマルチプレクサ33の出力である1ライン分のデータ信号DATAが1に固定される。なお、サブライン記録部としての2値サブラインバッファ群42は、カウント値Cに対応するサブラインバッファを備えず、また、階調値/エネルギー変換テーブル41は、カウント値Cに対応するアドレスを備えない。
一方、ストローブ時間レジスタ群46は、サブラインCに対応させて形成されたストローブ時間レジスタsrCを含む、ストローブ時間レジスタsrs(j)(j=0、1、…、C、…s−1)を備え、前記ストローブ時間レジスタsrCには、サブラインC上のサブドットの露光エネルギーeuCに対応するストローブ時間t(C)が設定される。
次に、図21のタイムチャートに従ってLEDプリンタの動作について説明する。
この場合、第2の実施の形態と同様に、まず、サブラインカウンタ39においてカウント値がs−1になると、印刷データを構成するnビットの階調データが入力部としての階調値入力レジスタ31の各レジスタriに順次入力され、これに伴い、該各レジスタriから出力されたビットデータb(i)が変換テーブルとしての階調値/エネルギー変換テーブル41のアドレスadr(i)(i=0、1、…、n−1)に入力されると、ビットデータb(i)は、階調値kに対応するsビットのビットデータdata(j)(j=0、1、…、C−1、C+1、…、s−1)に変換され、ビットデータdata(j)が2値サブラインバッファ群42に対して出力される。なお、この場合、ビットデータdata(C)は出力されない。
前記2値サブラインバッファ群42は、s個のサブラインバッファfsj(j=0、1、…、C−1、C+1、…、s−1)を備え、階調値/エネルギー変換テーブル41から送られた各ビットデータdata(j)は、サブラインバッファfsjに順次書き込まれる。このようにして、1ライン分のnビットの階調データの受信が終了すると、各サブラインバッファfsjに1ライン分のビットデータdata(j)が格納される。
次に、サブラインjの露光が次のように行われる。
まず、サブラインカウンタ39においてカウント値がs−1であるので、サブラインバッファfss−1に格納されたビットデータdata(s−1)から成る1ライン分のデータ信号DATAが、データマルチプレクサ33からドットタイミング発生回路34によって発生させられたクロックCLKに同期させて、LEDヘッド12に送られ、シフトレジスタ21(図1)に順次書き込まれる。
すべてのデータ信号DATAがシフトレジスタ21に書き込まれると、ラインタイミング発生回路35によって発生させられたラッチ信号LATCHがLEDヘッド12に送られ、ラッチ22に入力され、前記シフトレジスタ21内のデータ信号DATAがパラレルデータとしてラッチ22に取り込まれる。
そして、サブラインカウンタ39においてカウント値がs−1であるので、サブラインs−1に対応するストローブ時間レジスタsrss−1に格納されたストローブ時間ts(s−1)がストローブ時間マルチプレクサ37を介してストローブ信号発生回路38に送られる。したがって、ストローブ信号発生回路38においてストローブ時間ts(s−1)に対応するストローブ信号STBが発生させられ、該ストローブ信号STBは、LEDヘッド12に送られ、ドライバ23に入力される。
その結果、各ナンドゲートのうち、ラッチ22から送られたパラレルデータがハイレベルであるものが、ストローブ信号STBがハイレベルの期間中にオンになり、対応するLED素子にオンの期間中電流を流し、LED素子を露光エネルギーes(s−1)で発光させる。このようにして、サブラインs−1についての露光が行われる。
同様に、サブラインs−2、s−3、s−4、…、C+1、C、C−1、…、0について露光が行われると、1ライン分の露光を終了し、1ライン分のドットを形成することができる。
なお、サブラインカウンタ39においてカウント値がCになると、1に固定された1ライン分のデータ信号DATAが、データマルチプレクサ33からドットタイミング発生回路34によって発生させられたクロックCLKに同期させて、LEDヘッド12に送られ、シフトレジスタ21に順次書き込まれる。
そして、再び、サブラインカウンタ39においてカウント値がs−1になると、nビットの階調データが各ビットごとに入力信号として階調値入力レジスタ31の各レジスタriに順次入力される。
このように、本実施の形態においては、サブラインCにおいて常に同じ臨界エネルギー(露光エネルギーeuC)でサブドットが形成されるので、1画素当たりの露光エネルギーe(k)が大きくなるのに伴って、印刷濃度を確実に高くすることができ、逆転現象が発生するのを防止することができる。さらに、1画素当たりの露光エネルギーe(k)と印刷濃度との線形性を向上させることができる。したがって、印刷濃度を容易に補正することができる。
また、LEDヘッド12の性能に依るサブドットの分散に伴って画像品位が低下するのを抑制するために、周辺の画素からの分散光の影響を補正する場合に、露光エネルギーe(i)、es(j)を演算する必要が生じるが、その場合も、1画素当たりの露光エネルギーe(k)と印刷濃度との線形性を向上させることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図26は本発明の第5の実施の形態におけるLEDプリンタを示すブロック図、図27は本発明の第5の実施の形態におけるLEDプリンタの動作を示すメインフローチャート、図28は本発明の第5の実施の形態における階調ラインバッファ書込処理のサブルーチンを示す図、図29は本発明の第5の実施の形態におけるサブライン印刷処理のサブルーチンを示す図である。
この場合、印刷制御部13において、2値サブラインバッファ群は配設されず、1ライン分のnビットの階調データが格納される入力部としての階調ラインバッファ56が配設され、該階調ラインバッファ56の出力は、SRAMによって形成された変換テーブルとしての階調値/エネルギー変換テーブル57に入力され、該階調値/エネルギー変換テーブル57は、1ライン分のnビットの階調データを対応するsビットのエネルギー量に変換し、データ出力部としてのデータマルチプレクサ33に対して出力する。
また、55は画素番号を指定するための画素番号カウンタである。
次に、LEDプリンタの動作について説明する。この場合、1ライン分の階調データを露光する場合について説明する。
まず、印刷制御部13に、前記上位装置から、1ライン分の階調データが印刷データとして送られると、印刷制御部13の図示されない階調ラインバッファ書込処理手段は、階調ラインバッファ書込処理を行い、該1ライン分の階調データを前記階調ラインバッファ56に送る。
すなわち、階調ラインバッファ書込処理手段は、まず、画素番号カウンタ55の計数値としてのカウント値Psに零(0)をセットし、前記上位装置から階調データが1個送られると、階調ラインバッファ56のアドレスAd(Ps)に格納する。続いて、階調ラインバッファ書込処理手段は、前記カウント値Psをインクリメントし、該カウント値Psが1ライン分の画素数Wと等しくなるまで、同様の動作を繰り返す。
そして、前記カウント値Psが1ライン分の画素数Wと等しくなると、計数部としてのサブラインカウンタ39のカウント値Nsにs−1をセットする。
続いて、印刷制御部13の図示されないサブライン印刷処理手段は、サブライン印刷処理を行う。
まず、前記サブライン印刷処理手段は、画素番号カウンタ55のカウント値Psに零をセットし、階調ラインバッファ56のアドレスAd(Ps)から階調データを読み出す。そして、該階調データが、前記階調値/エネルギー変換テーブル57のアドレスadr(i)(n−1:0)に入力されると、階調データは対応するsビットのビットデータdata(j)(j=0、1、…、s−1)に変換され、該ビットデータdata(j)がデータマルチプレクサ33に対して出力される。
該データマルチプレクサ33は、入力されたビットデータdata(j)に基づいて、サブラインカウンタ39のカウント値Nsに対応するデータ信号DATAを、ドットタイミング発生回路34によって発生させられたクロックCLKに同期させて、LEDヘッド12に送り、カウント値Psをインクリメントする。そして、カウント値Psが画素数Wと等しくなるまで同様の動作を繰り返す。
続いて、カウント値Psが画素数Wと等しくなると、前記カウント値Nsをデクリメントし、該カウント値Nsが0になるまで、同様の動作を繰り返す。
このように、s個のサブラインバッファfsjを備える2値サブラインバッファ群に代えて、階調データのビット数nのバッファを1個だけ備えた階調ラインバッファ56が配設され、しかも、一般にn<sであるので、LEDプリンタのコストを低くすることができる。また、印刷結果は第2の実施の形態と同等である。なお、本実施の形態に、第3、第4の実施の形態の構成を組み合わせることもできる。
次に、図27のフローチャートについて説明する。
ステップS1 階調ラインバファ書込処理を行う。
ステップS2 カウント値Nsにs−1をセットする。
ステップS3 サブライン印刷処理を行う。
ステップS4 カウント値Nsをデクリメントする。
ステップS5 カウント値Nsが0であるかどうかを判断する。カウント値Nsが0である場合は処理を終了し、0でない場合はステップS3に戻る。
次に、図27のフローチャートについて説明する。
ステップS1−1 カウント値Psに零をセットする。
ステップS1−2 階調データを1個格納する。
ステップS1−3 階調ラインバファ57のアドレスAd(Ps)に階調データを書き込む。
ステップS1−4 カウント値Psにインクリメントする。
ステップS1−5 カウント値Psが画素数Wと等しいかどうかを判断する。カウント値Psが画素数Wと等しい場合はリターンし、画素数Wと等しくない場合はステップS1−2に戻る。
次に、図28のフローチャートについて説明する。
ステップS3−1 カウント値Psに零をセットする。
ステップS3−2 階調ラインバファ56のアドレスAd(Ps)から階調データを読み出す。
ステップS3−3 階調データを階調値/エネルギー変換テーブル57のアドレスadr(i)に入力する。
ステップS3−4 ビットデータdata(j)をデータマルチプレクサ33に対して出力する。
ステップS3−5 入力されたビットデータdata(j)に基づいて、データ信号DATAをLEDヘッド12に送る。
ステップS3−6 カウント値Psをインクリメントする。
ステップS3−7 カウント値Psが画素数Wと等しいかどうかを判断する。カウント値Psが画素数Wと等しい場合はリターンし、画素数Wと等しくない場合ステップS3−2に戻る。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるLEDプリンタを示すブロック図である。 1画素当たりの階調数と線数の関係を表す図である。 従来の画像形成装置における階調表現の例を示す第1の図である。 従来の画像形成装置における階調表現の例を示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるLEDプリンタの概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるLEDプリンタの動作を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるLEDプリンタによる印刷概念図である。 LED素子における階調値と露光エネルギーとの関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるLEDプリンタを示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態におけるLEDプリンタの動作を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるLEDプリンタによる印刷概念図である。 LED素子における階調値と露光エネルギーとの関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるサブドットの分布図である。 本発明の第3の実施の形態におけるLEDプリンタを示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態におけるLEDプリンタによる第1の印刷概念図である。 本発明の第3の実施の形態におけるLEDプリンタによる第2の印刷概念図である。 逆転現象を説明する第1の印刷概念図である。 逆転現象を説明する第2の印刷概念図である。 逆転現象を説明する1画素当たりの露光エネルギーと印刷濃度との関係を示す図である。 本発明の第4の実施の形態におけるLEDプリンタを示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態におけるLEDプリンタの動作を示すタイムチャートである。 本発明の第4の実施の形態における露光エネルギーの比較図である。 本発明の第4の実施の形態におけるLEDプリンタによる印刷概念図である。 本発明の第4の実施の形態における1画素当たりの露光エネルギーと印刷濃度との関係を示す図である。 本発明の第4の実施の形態におけるサブドットの分布図である。 本発明の第5の実施の形態におけるLEDプリンタを示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態におけるLEDプリンタの動作を示すメインフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態における階調ラインバッファ書込処理のサブルーチンを示す図である。 本発明の第5の実施の形態におけるサブライン印刷処理のサブルーチンを示す図である。
符号の説明
11 感光体ドラム
12 LEDヘッド
13 印刷制御部
15 LEDアレイ
31 階調値入力レジスタ
33 データマルチプレクサ
39 サブラインカウンタ
41 階調値/エネルギー変換テーブル
51 補正係数レジスタ
61 帯電ローラ
62 現像装置
67 転写ローラ

Claims (8)

  1. (a)nビットの階調データを入力する入力部と、
    (b)該入力部において入力されたnビットの階調データに対応させて複数のライン上にドットを形成するドット形成手段とを有するとともに、
    (c)該ドット形成手段は、各ライン単位で異なるエネルギーでドットを形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ドット形成手段は、n個のライン上にドットを形成する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ドット形成手段は、階調データのビット数と異なる個数のライン上にドットを形成する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. nビットの階調データを、対応するsビットのエネルギー量に変換する変換テーブルを備える請求項3に記載の画像形成装置。
  5. (a)印刷濃度を補正するための補正パラメータを記録する補正部を有するとともに、
    (b)前記変換テーブルから出力されたsビットのエネルギー量は前記補正パラメータによって補正される請求項4に記載の画像形成装置。
  6. (a)計数部の計数値を受け、該計数値に従って前記ドット形成手段に送るデータを出力するデータ出力部を有するとともに、
    (b)該データ出力部の入力値の一つは1に固定され、
    (c)前記ドット形成手段は、各ラインのうちの1本に常にドットを形成する請求項4に記載の画像形成装置。
  7. (a)前記入力部は、nビットの階調データを1ライン分入力し、
    (b)前記ドット形成手段は、1ライン分ごとに前記入力部において入力されたnビットの階調データに対応させて複数のライン上にドットを形成する請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. (a)像担持体と、
    (b)該像担持体の表面を一様に、かつ、均一に帯電させる帯電装置と、
    (c)複数のLED素子から成るLEDアレイを備え、前記帯電装置によって帯電させられた像担持体を露光して静電潜像を形成する露光装置と、
    (d)前記静電潜像に現像剤を付着させて可視像化する現像部と、
    (e)該現像部によって現像された可視像を媒体に転写する転写装置と、
    (f)該転写装置によって転写された可視像を媒体に定着させる定着装置と、
    (g)nビットの階調データを入力する入力部と、
    (h)該入力部において入力されたnビットの階調データに対応させて、複数のライン上に各ライン単位で異なるエネルギーでドットを形成するように前記露光装置を駆動する印刷制御部とを有することを特徴とする画像形成装置。
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