JP2005022089A - ラベルプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】カッター部等のオプションユニットを、プリンタ本体に対し接続ケーブルを用いることなく電気的かつ信号的に接続するラベルプリンタを提供する。
【解決手段】プリンタ本体2は、オプションユニット4に対する制御信号を制御するプリンタ制御部30と、制御信号を光学的電気的信号に変換する受発光素子31に接続された光ファイバ32の他端部に形成され、オプションユニットとの間の制御信号を受発光する受発光体9と、を備え、また、オプションユニット4は、受発光体9に対峙して設けられた受発光体19に接続された光ファイバ41の他端部に接続され、制御信号を光学的電気的にに変換する受発光素子43で変換された制御信号を制御するユニット制御部42と、を備え、オプションユニット4をプリンタ本体2側に退避した時はプリンタ本体とオプションユニットとの制御信号が授受され、一方、進出した時は制御信号の授受が停止されることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、プリンタ本体に対し着脱自在に支持されたカッター部や巻取り部などのオプションユニットを、接続ケーブルを用いることなくプリンタ本体へ接続することを実現したラベルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、長尺状の用紙にサーマルヘッドにて所定内容を印字するサーマルプリンタ(プリンタ本体)が設けられ、このサーマルプリンタ(プリンタ本体)より突出して下流側に配されたカッタ(切断装置)にて前記用紙を所定長に切断するようなプリンタ(荷札作製機)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この装置であると、プリンタ本体に対しカッタが突出して設けられているため装置全体の大型化が避けられないという問題がある。
【0003】
前記問題に対処するため、開閉自在なフロントカバーに、カッターユニットを取り付けて「内蔵」状態としたプリンタが開発されている(例えば、特許文献2参照)。このプリンタによれば、フロントカバーを閉鎖するだけでカッターユニットがプリンタ本体内に装着状態(内蔵状態)となるので、装置の大型化が回避されると共に、印字作業中に印字媒体(用紙)がジャミングを起こしても、フロントカバーを開放させることにより、印字ヘッド(サーマルヘッド)およびプラテンローラから成る印字機構部分を露呈させることができるので、印字媒体(用紙)の除去が容易であるなど、ジャミングに対する対処が簡単という長所があった。
【0004】
しかしながら、ジャミング発生時や、あるいは、メンテナンス時にフロントカバーを開閉させる前記特許文献2のプリンタにおいては、接続ケーブルの断線が心配という新たな問題が発生した。すなわち、フロントカバーに取り付けられたカッターユニットから、先端にコネクタを備えた接続ケーブルを伸延し、プリンタ本体に設けられた接続部に対し前記コネクタを係合することにより、カッターユニットが作動するのに必要な電気や信号をプリンタ本体よりカッターユニット側に供給するようになっており、開閉自在なフロントカバーに取り付けられたカッターユニットとプリンタ本体との間に接続ケーブルが介在するため、ジャミング時やメンテナンス時にフロントカバーを開閉すると接続ケーブルが屈曲・伸長の屈伸動作を繰り返して細い信号線が断線する恐れが回避できないという問題があった。
【0005】
また、プリンタ本体とカッターユニットとの間に介在する接続ケーブルは、ジャミング発生時にフロントカバーを開放しても、接続ケーブルのコネクタとプリンタ本体の接続部との係合を外さない限り電気的かつ信号的な接続状態は維持されているため、ソフトウエアなどにより「停止」制御をしていても誤作動の危険性があるという問題があった。
【0006】
また、誤作動の危険性を避けて安全性を確保し、かつ、作業性の向上のため、メンテナンス時には接続ケーブルのコネクタとプリンタ本体の接続部との係合を外して作業を行うが、接続部とコネクタとの取付け・取外しを繰り返すと、接続部側またはコネクタ側のピンの折れ曲がりなどの破損が発生し易くなるという問題があった。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−130177号公報(図1、図2、図5、図9)
【特許文献2】
特開平10−100493号公報(図1、図3、図5)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであって、カッター部や巻取り部などのオプションユニットを、プリンタ本体に対し接続ケーブルを用いることなく電気的かつ信号的に接続するラベルプリンタを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明に係るラベルプリンタは、装着されたラベル連続体を搬送するプラテンローラおよびこのプラテンローラに対向位置決めされ前記ラベル連続体に所望の情報を印字する印字ヘッドから成る印字部を備えたプリンタ本体と、このプリンタ本体に対し進退動自在に設けられた支持手段と、この支持手段に回動自在に支持されたオプションユニットと、を備えたラベルプリンタであって、前記プリンタ本体は、前記オプションユニットに対する制御信号を制御するプリンタ制御部と、前記制御信号を光学的信号より電気的信号に、または、電気的信号より光学的信号に変換するプリンタ本体側の受発光素子と、この受発光素子に一端部が接続され前記光学的信号を導通するプリンタ側の光ファイバと、この光ファイバの他端部に形成され、前記プリンタ制御部とオプションユニット間の制御信号を受発光するプリンタ本体側の受発光体と、を備え、また、前記オプションユニットは、前記プリンタ本体側の受発光体に対峙して設けられ、前記プリンタ本体側の受発光体との間で前記制御信号を受発光するオプションユニット側の受発光体と、この受発光体に一端部が接続され前記光学的信号を導通するオプションユニット側の光ファイバと、この光ファイバの他端部に接続され、オプションユニット側の光ファイバを介して送受信される前記制御信号を光学的信号より電気的信号に、または、電気的信号より光学的信号に変換するオプションユニット側の受発光素子と、この受発光素子で変換された制御信号を制御するユニット制御部と、を備え、前記支持手段を介して取り付けたオプションユニットをプリンタ本体側に退避したときは、プリンタ本体内にオプションユニットが収納されるとともに、前記プリンタ本体の受発光体およびオプションユニットの受発光体が対向位置決めされてプリンタ本体とオプションユニットとの制御信号が授受され、一方、前記支持手段を介して取り付けた前記オプションユニットをプリンタ本体内より進出したときは、対向位置決めされた前記プリンタ本体およびオプションユニットの受発光体の対向位置が離反して制御信号の授受が停止されることを特徴とする。
さらに、プリンタ本体には、電源供給用の電源端子部が設けられ、また、電源端子部に対峙するオプションユニット側には、接続端子部が設けられ、支持手段を介して取り付けたオプションユニットをプリンタ本体側に退避したときは、電源端子部および接続端子部が接続されてプリンタ本体よりオプションユニット側へ電源が供給され、一方、支持手段を介して取り付けたオプションユニットをプリンタ本体内より進出したときは、電源端子部と接続端子部の接続が切り離されるようにできる。
また、受発光体は、透明なアクリル樹脂で作製されるようにできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図3を参照して、本発明の好適な一実施の形態を説明する。
図1は、ラベルプリンタ1の概略斜視図であり、図2は、図1のラベルプリンタ1の前面部F近辺の拡大概略側断面図である。
【0011】
ラベルプリンタ1は、主に、プリンタ本体2と、支持手段3と、オプションユニット4と、を備える。
【0012】
プリンタ本体2には、前面部F側の上端部に既知の操作パネル5やロック機構6が備えられ、また、下端部には突起部7が設けられている。更に、後述する電源端子部8、受発光体9が設けられている。
また、50は印字ヘッド、51はプラテンローラ、52は印字部52を示し、印字ヘッド50およびプラテンローラ51間にラベル連続体Lは挟持されて所望の印字が施され、オプションユニット4側へと搬送されるようになっている。
なお、53は、他の形態で用いる場合の剥離ローラを示す。
【0013】
支持手段3は、プリンタ本体2の下端部に設けられた一対のレール部材10を主体としており、このレール部材10の先端部には、オプションユニット用の取付け穴11が形成され、かつ、後端部(図2における右側)にはストッパ溝12が形成されている。なお、一対のレール部材10は、図1および図2とも手前側のみ見える状態で示している。そして、前記レール部材10は、プリンタ本体2の前面部F側への進出(引出し)およびプリンタ本体2内への退避が自在とされるとともに、後端部に退避された際は前記ストッパ溝12とプリンタ本体2側に設けられた前記突起部7とが係合し、退避された位置でロックされるようになっており、このロック状態は、所定以上の力で外側(前面部F側)へ引っ張ると解除されるようになっている。
【0014】
オプションユニット4は、側板13、14と、この側板13、14間に形成されたメインフレーム15と、巻取り部16と、カッター部17と、接続端子部18と、受発光体19と、を備える。
【0015】
側板13は、オプションユニット4の幅方向Wの片側(図2における奥側)に形成され、巻取り部16を回転自在に支持しており、かつ、下端部には、前記レール部材10先端部のオプションユニット用の取付け穴11に対応する位置に図示省略の係合穴が形成されている。
一方の側板14は、オプションユニット4の幅方向Wの片側(図2における手前側)に形成され、前記レール部材10の取付け穴11に対応する位置に係合穴20が形成されている。また、この側板14は、巻取り部16に対する操作が容易なように図2における手前側が大きく開くよう形成されており、したがって、巻取り部16近辺が前記側板13に比して細い形状とされている。また、前記側板13、14間の前面部F側に、前面部Fの「カバー」兼用とされる板状のメインフレーム15が形成されている。
【0016】
カッター部17は、幅方向Wに駆動するカッター刃21を備える「サークルカッター」であり、メインフレーム15の上端部に設けられている。
接続端子部18は、オプションユニット4の後端部に設けられ、後述するプリンタ本体2の電源端子部8に対峙する位置に配設されている。
【0017】
また、受発光体19は、プリンタ本体2の受発光体9に対峙する位置に設けられている。すなわち、前記レール部材10の取付け穴11と前記側板13の係合穴(図示省略)、および側板14の係合穴20を図示省略のピンなどにより貫通して係合することにより、オプションユニット4全体が支持手段3に対し回動自在に支持され、かつ、プリンタ本体2に対し進退動自在とされるものであり、オプションユニット4を支持した状態で支持手段3のレール部材10を後端部(図2における右側)側へ押し込む(退避する)と、レール部材10は後端部(図2における右側)のストッパ溝12と突起部7との係合により止まり、オプションユニット4の接続端子部18とプリンタ本体2の電源端子部8が接続される。また、取付け穴9および係合穴15を貫通したピン(図示省略)を基点として、オプションユニット4をプリンタ本体2側に回動してロック機構6により係止すると、オプションユニット4はプリンタ本体2の内部に収納された状態で位置決めされ、かつ、プリンタ本体2の受発光体9と、オプションユニット4の受発光体19が対向位置決めされるようになっている。
【0018】
次に図3の電気的な接続原理図に基づき、ラベルプリンタ1の電気的な接続状態につき説明する。図3は、プリンタ本体2内にオプションユニット4が退避・位置決めされた状態を示している。
【0019】
プリンタ本体2には、プリンタ制御部としての制御基板30と、受発光素子31と、光ファイバ32と、受発光体9と、電源端子部8と、が備えられている。
受発光素子31は、受光素子31a群と、発光素子31b群とより構成され、受光素子31a群および発光素子31b群は、ともに制御基板30に接続され、オプションユニット4に対する信号の変換を行っている。受光素子31a群は、オプションユニット4側から送られてくる後述の光学的信号を電気的信号に変換し、また、発光素子31b群は、制御基板30で生成された信号に基づき制御信号(図示省略)を光学的信号に変換するようにされており、例えば、カッター刃21の回転、幅方向Wへのサークル移動、停止、カッター刃21の基点待機位置への復帰などの、オプションユニット4のカッター部17に対する制御信号が役割に応じた発光素子31b群から発せられる。本実施の形態において、受光素子31a群および発光素子31b群は、ともに4個ずつの計8個設けられている。
【0020】
光ファイバ32は、一端部が前記受発光素子31に接続されるとともに、他端部は受発光体9に接続されており、発光素子31b群より発せられた制御信号を他端部に接続される後述の発光体9b群へと送る送信用の光ファイバ32b群と、オプションユニット4側から送られ、後述の受光体9aを介して送られる制御信号を受光素子31a群へと送る受信用の光ファイバ32a群とに分かれる。
【0021】
受発光体9は、透明なアクリル樹脂などの樹脂で作製されており、アクリル樹脂などの樹脂が光を導通する性質を利用して光ファイバ32の「端子部」として使用するものであり、前記制御基板30で生成され発光素子31bおよび送信用の光ファイバ32bを介して送られてきた制御信号(図示省略)をオプションユニッ4側へ発光する発光体9b群と、オプションユニット4側から送られてくる後述の光学的信号を受光して前記受信用の光ファイバ32a群に送る受光体9aとに分かれる。
【0022】
また、電源端子部8は、オプション駆動電源8a、ロジック電源8bおよびグランド8cとから構成される。
【0023】
オプションユニット4には、受発光体19と、オプションユニット側の光ファイバ41と、ユニット制御部としてのオプション基板42と、オプションユニット側の受発光素子43と、電源コネクタ44と、電源供給ライン45(45a〜45c)と、接続端子部46(46a〜46c)と、が備えられている。
【0024】
受発光体19は、前記プリンタ本体2の受発光体9と同様、透明なアクリル樹脂などの樹脂製であり、前記プリンタ本体2の発光体9b群に対峙して設けられる受光体19aと、前記プリンタ本体2の受光体9aに対し光学的な制御信号を発光する発光体19bとに分かれ、この受発光体19は、オプションユニット4側の「端子部」として使用するものである。
前記プリンタ本体2の受発光体9とオプションユニット4の受発光体19との間には隙間Gが存在するが、プリンタ本体2の受発光体9と、オプションユニット4の受発光体19の間では、「光」の導通による制御信号の授受が行われるようになっており、したがって、隙間Gを隔てて対向位置決めされた受発光体9および受発光体19は、非接触の「端子部」としての役割を果たす。本実施の形態において、受光体19a群および発光体19b群は、ともに4個ずつの計8個設けられている。
【0025】
光ファイバ41は、一端部が前記受発光体19に接続されるとともに、他端部はオプション基盤42に設けられた受発光素子43に接続されており、前記受光体19a群にて受光したプリンタ本体2よりの光学的な制御信号を後述する受光素子43a群に送る受信用の光ファイバ41a群と、後述する発光素子43b群よりの光学的な制御信号を前記発光体19bへ送る送信用の光ファイバ41b群と、に分かれる。
【0026】
受発光素子43は、受信用の光ファイバ41a群を介して受信した光学的な制御信号を電気パルスなどの電気的な信号に変換する受光素子43a群と、後述するオプション基板42より受取った電気的な制御信号を光学的な信号に変換する発光素子43b群と、に分かれる。
【0027】
オプション基板42は、オプションユニット4側の各種制御を行うユニット制御部であり、前記受発光素子43および電源コネクタ44が設けられている。そして、前記受光素子43a群を介して受信した制御信号に基づき、カッター部17に対する制御処理を行ったり、また、カッター部17より返される制御信号、例えば、カッター刃21の停止完了信号やカッター刃21の基点待機位置への復帰完了信号などを発光素子43bに送るものである。
【0028】
電源コネクタ44は、オプション基板42に設けられ、電源供給ライン45(45a〜45c)を介して接続端子部46(46a〜46c)と接続されている。
接続端子部46a〜46cは、各々プリンタ本体2の電源端子部8のオプション駆動電源8a、ロジック電源8bおよびグランド8cに対峙して設けられており、オプションユニット4がプリンタ本体2内に退避・位置決めされている図3の状態においては、接続端子部46aとオプション端子部8a、接続端子部46bとロジック電源8b、および接続端子部46cとグランド8cの各々が接続状態となっている。
【0029】
上述したように、プリンタ本体2内にオプションユニット4が退避・位置決めされた図3の状態においては、プリンタ制御部(制御基板)30にて生成された電気的な制御信号(図示省略)が発光素子31bにて光学的な制御信号に変換され、送信用の光ファイバ32bを介してプリンタ本体2の発光体9bよりオプションユニット4側へ発光され、さらに、前記発光体9bに対向位置決めされたオプションユニット4の受光体19aが、前記制御信号を受光し受信用の光ファイバ41aを介して受光素子43aへ送り受光素子43aにて電気的な信号に変換するとともに、ユニット制御部(オプション基板)42を介してカッター部17の動作を制御する往路の「制御回路」が形成される。
【0030】
また、カッター部17より作動完了などの制御信号(図示省略)を受信したオプション基板42では、制御信号を発光素子43bに送り発光素子43bにて光学的な制御信号へ変換するとともに、発信用の光ファイバ41bを介してオプションユニット4側の発光体19bよりプリンタ本体2側へ発光され、さらに、前記発光体19bに対向位置決めされたプリンタ本体2の受光体9aが、前記制御信号を受光し受信用の光ファイバ32aを介して受光素子31aへ送り受光素子31aにて電気的な信号に変換するとともに、制御基板30にて完了動作を制御する復路の「制御回路」が形成される。
【0031】
したがって、プリンタ本体2内にオプションユニット4が退避・位置決めされた状態においては、従来の接続ケーブルを用いることなくプリンタ本体2およびオプションユニット4間の制御信号の授受、並びに電源供給が実現できる。
【0032】
そして、ジャミング発生時やメンテナンス時などにおいて、ロック機構6のロックを解き、支持手段3に支持されているオプションユニット4を前面部F側へ引き出すと、プリンタ本体2との間で「光」の制御信号の授受を行っていた受発光体9および受発光体19の非接触の「端子部」が離反して不導通状態(OFF)となり、かつ、オプションユニット4側に電源を供給していたプリンタ本体2の電源端子部8とオプションユニット4の接続端子部46との接続も非接触状態(OFF)になって、制御信号(図示省略)および電源の供給の双方がOFFとなるため、従来のように接続ケーブルの外し忘れがあったとしても、カッター部17の誤作動は発生しないものであり、さらに、プリンタ本体2とオプションユニット4との間に存在していた従来の接続ケーブルが省略できるので、プリンタ本体2に対するオプションユニット4の進退動を繰り返したとしても、屈伸動作の繰り返しによる信号線の断線は皆無となる。
【0033】
なお、上記実施の形態では、説明の都合上、オプションユニット4として、誤動作を起こすと危険なカッター部17を採用した例で説明したが、これに限定されないことは勿論であり、適宜、印字部52にて印字を施したラベル連続体Lを巻取り部16にて巻き取る「巻取りユニット」の採用も可能である。「巻取りユニット」など他のオプションユニットを採用した場合は、支持手段3のレール部材10の取付け穴11と、他のオプションユニットの係合穴20とをピン(図示省略)にて貫通することにより、採用したオプションユニットが支持手段3に対し装着され回動自在に支持されるものであり、プリンタ本体2の受発光体9に対向する位置にオプションユニットの受発光体19を設けておくことにより、プリンタ本体2とオプションユニット4間の制御信号の授受は光学的信号を使用した非接触状態で行われることになる。
【0034】
【発明の効果】
この発明に係るラベルプリンタは、以上説明したように、プリンタ本体に対しオプションユニットを退避したとき、プリンタ本体の受発光体とオプションユニットの受発光体とが対向位置決めされてプリンタ本体とオプションユニット間の制御信号の授受が行われるので、従前の接続ケーブルを用いずにプリンタ本体とオプションユニットとの制御信号の授受が実現でき、さらに、支持手段を介してプリンタ本体よりオプションユニットを進出したときは、プリンタ本体の受発光体とオプションユニットの受発光体との接続が切り離されるので、従前の接続ケーブルが接続されたままでのオプションユニットの誤作動が回避されるという効果がある。
【0035】
さらに、電源の供給も併せて切り離し状態とすることにより、誤作動が皆無となる。
【0036】
また、受発光体を透明樹脂製とすることにより、光学的信号での授受が可能となり、プリンタ本体の受発光体とオプションユニットの受発光体との制御信号の授受が非接触で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るラベルプリンタの概略斜視説明図である。
【図2】同、ラベルプリンタの前面部近辺の拡大概略側断面図である。
【図3】同、電気的な接続原理図である。
【符号の説明】
F 前面部
G 隙間
L ラベル連続体
W 幅方向
1 ラベルプリンタ
2 プリンタ本体
3 支持手段
4 オプションユニット
5 操作パネル
6 ロック機構
7 突起部
8 電源端子部
8a オプション駆動電源
8b ロジック電源
8c グランド
9 プリンタ本体2の受発光体
9a 受光体
9b 発光体
10 レール部材
11 取付け穴
12 ストッパ溝
13 側板
14 側板
15 メインフレーム
16 巻取り部
17 カッター部
18 接続端子部
19 オプションユニット4の受発光体
19a 受光体
19b 発光体
20 係合穴
21 カッター刃
30 プリンタ制御部(制御基板)
31 受発光素子
31a 受光素子
31b 発光素子
32 プリンタ本体2の光ファイバ
32a 受信用の光ファイバ
32b 送信用の光ファイバ
41 オプションユニット4の光ファイバ
41a 受信用の光ファイバ
41b 受信用の光ファイバ
42 ユニット制御部(オプション基板)
43 受発光素子
43a 受光素子
43b 発光素子
44 電源コネクタ
45、45a〜45c 電源供給ライン
46、46a〜46c 接続端子部
50 印字ヘッド
51 プラテンローラ
52 印字部
53 剥離ローラ

Claims (3)

  1. 装着されたラベル連続体を搬送するプラテンローラおよびこのプラテンローラに対向位置決めされ前記ラベル連続体に所望の情報を印字する印字ヘッドから成る印字部を備えたプリンタ本体と、このプリンタ本体に対し進退動自在に設けられた支持手段と、この支持手段に回動自在に支持されたオプションユニットと、を備えたラベルプリンタであって、
    前記プリンタ本体は、
    前記オプションユニットに対する制御信号を制御するプリンタ制御部と、
    前記制御信号を光学的信号より電気的信号に、または、電気的信号より光学的信号に変換するプリンタ本体側の受発光素子と、
    この受発光素子に一端部が接続され前記光学的信号を導通するプリンタ側の光ファイバと、
    この光ファイバの他端部に形成され、前記プリンタ制御部とオプションユニット間の制御信号を受発光するプリンタ本体側の受発光体と、を備え、
    また、前記オプションユニットは、
    前記プリンタ本体側の受発光体に対峙して設けられ、前記プリンタ本体側の受発光体との間で前記制御信号を受発光するオプションユニット側の受発光体と、
    この受発光体に一端部が接続され前記光学的信号を導通するオプションユニット側の光ファイバと、
    この光ファイバの他端部に接続され、オプションユニット側の光ファイバを介して送受信される前記制御信号を光学的信号より電気的信号に、または、電気的信号より光学的信号に変換するオプションユニット側の受発光素子と、
    この受発光素子で変換された制御信号を制御するユニット制御部と、を備え、
    前記支持手段を介して取り付けたオプションユニットをプリンタ本体側に退避したときは、プリンタ本体内にオプションユニットが収納されるとともに、前記プリンタ本体の受発光体およびオプションユニットの受発光体が対向位置決めされてプリンタ本体とオプションユニットとの制御信号が授受され、
    一方、前記支持手段を介して取り付けた前記オプションユニットをプリンタ本体内より進出したときは、対向位置決めされた前記プリンタ本体およびオプションユニットの受発光体の対向位置が離反して制御信号の授受が停止されることを特徴とするラベルプリンタ。
  2. さらに、前記プリンタ本体には、電源供給用の電源端子部が設けられ、また、前記電源端子部に対峙するオプションユニット側には、接続端子部が設けられ、
    前記支持手段を介して取り付けたオプションユニットをプリンタ本体側に退避したときは、前記電源端子部および接続端子部が接続されてプリンタ本体よりオプションユニット側へ電源が供給され、
    一方、前記支持手段を介して取り付けた前記オプションユニットをプリンタ本体内より進出したときは、前記電源端子部と接続端子部の接続が切り離されることを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
  3. 前記受発光体は、透明なアクリル樹脂で作製されたことを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
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