JP2005021900A - 鍛造プレス - Google Patents
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Abstract
【課題】高速鍛造を行なう鍛造プレスであっても、ノックアウトストロークを自在に調整することができる機構を備えた鍛造プレスを提供する。
【解決手段】偏心軸14に設けられた上カム21と、上カム21に追従して揺動する上カムレバー22とを有し、上カムレバー22の揺動に対応してノックアウトピン23を昇降させるノックアウト装置を備えた鍛造プレスPであって、上カム21が、偏心軸14の軸方向に沿って複数枚設けられており、上カムレバー22が、複数枚の上カム21に個別に接触するカムローラ31と、カムローラ31が接触する上カム21を切り替える切替え機構32を備えている。高速鍛造を行なっても、ノックアウトストロークを調整することができ、ノックアウトピン23を上カムレバー22に追従させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】偏心軸14に設けられた上カム21と、上カム21に追従して揺動する上カムレバー22とを有し、上カムレバー22の揺動に対応してノックアウトピン23を昇降させるノックアウト装置を備えた鍛造プレスPであって、上カム21が、偏心軸14の軸方向に沿って複数枚設けられており、上カムレバー22が、複数枚の上カム21に個別に接触するカムローラ31と、カムローラ31が接触する上カム21を切り替える切替え機構32を備えている。高速鍛造を行なっても、ノックアウトストロークを調整することができ、ノックアウトピン23を上カムレバー22に追従させることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鍛造プレスに関する。トランスファフィーダを備え、ワークの搬送が自動化された鍛造プレスでは、成形されたワークは、ノックアウト装置によって下金型から離型された後トランスファフィーダによってクランプされ、クランプされた状態でトランスファフィーダによって次工程に搬送される。ところで、トランスファフィーダがワークをクランプする位置は、ノックアウト装置がワークを下金型から離型する量、つまりノックアウトストロークによって制御されており、このトランスファフィーダがワークをクランプする位置を制御することが、ワークの高速搬送、言い換えれば高速鍛造を行なう上で重要である。したがって、高速鍛造を行なう鍛造プレスにおいて、トランスファフィーダによってワークを高速でも安定して搬送させるためには、ノックアウトストロークの制御が大変重要である。
本発明は、かかるノックアウトストロークを可変に調整できる鍛造プレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の鍛造プレスでは、以下のごとき構成を有するノックアウト装置が設けられている。このノックアウト装置は、スライドを移動させるクランク軸または偏心軸に設けられた上カムと、この上カムに追従して先端が揺動する上カムレバーと、上カムレバーの先端にロッドを介して連結された下レバーと、下レバーの軸に固定されノックアウトピンの下方に設けられた下カムを備えている。
このため、鍛造プレスを作動させると、クランク軸等が回転しこのクランク軸等とともに上カムが回転するので、上カムの回転に追従して上カムレバーの先端が揺動される。すると、ロッドを介して、下レバーがその軸を支点として回転するから下カムも回転され、この下カムの回転に追従してノックアウトピンが、下金型から出没するのである。
【0003】
かかる鍛造プレスのノックアウトストロークを調整する技術として、特許文献1(従来例1)に記載された技術がある。
この従来例1の鍛造プレスのノックアウト装置は、下レバーに、上カムレバーの片端とロッドの枢着点を中心とする円弧形溝部を形成し、円弧形溝部に沿って移動するスライダをロッドの下端に設けたものである。
このため、スライダを円弧形溝部に沿って移動させれば、下レバーの軸からスライダまでの距離を変化させる、つまり下レバーの腕の長さを変えることができる。すると、上カムレバーの揺動量が同じであっても、下レバーの軸の回転角度を変化させることができるから、下カムの回転角度を変化させることができ、ノックアウトピンのノックアウトストロークを調整することができる。
【0004】
【特許文献1】
特公平3−42977号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来例1のノックアウト装置では、ノックアウトストロークの調整幅は円弧形溝部の長さによって決定されるが、その長さは下レバーの長さによって制限されるため、それほど長く取ることができない。よって、ストローク調整幅は、最小ノックアウトストロークと最大ノックアウトストロークの比で、せいぜい1.5 程度が限界である。
かといって、下レバーを大きくすれば円弧形溝部の長さを長くできるのでストローク調整幅を大きく取ることができるが、下レバーを大きくするとその慣性が大きくなり高速作動が正確に行えなくなってしまうから、高速鍛造を行なう鍛造プレスには採用することができない。
また、下レバーの腕の長さを変えることによってノックアウトストロークは調整することができるが、上カムレバーを作動させる上カムは同じカムであるから、ノックアウトピンが作動を開始するタイミングは変化させることができない。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑み、高速鍛造を行なう鍛造プレスであっても、ノックアウトストロークを自在に調整することができる機構を備えた鍛造プレスを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の鍛造プレスは、スライドを作動させる偏心軸に設けられた上カムと、該上カムに追従して揺動する上カムレバーとを有し、該上カムレバーの揺動に対応してノックアウトピンを昇降させるノックアウト装置を備えた鍛造プレスであって、前記上カムが、前記偏心軸の軸方向に沿って複数枚設けられており、前記上カムレバーが、複数枚の前記上カムに個別に接触するカムローラと、該カムローラを移動させて、該カムローラが接触する前記上カムを切り替える切替え機構を備えていることを特徴とする。
請求項2の鍛造プレスは、請求項1記載の発明において、前記切替え機構が、前記偏心軸の軸方向に沿って配設されたガイド溝と、該ガイド溝に沿って移動可能に設けられ、前記カムローラが取り付けられたガイド部材と、該ガイド部材を前記ガイド溝に沿って移動させる移動部とからなることを特徴とする。
請求項3の鍛造プレスは、請求項1記載の発明において、前記切替え機構によって前記カムローラが接触する前記上カムを切り替えるときに、前記上カムレバーを、前記上カムから離間するように揺動させる揺動機構を備えていることを特徴とする。
【0008】
なお、本願明細書において、「偏心軸」とは、回転軸に対して中心軸が偏心した偏心部分を有する軸を全て含む概念であり、一般的なエキセン軸やクランク軸等を全て含んでいる。
【0009】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明の鍛造プレスは、下型から出没可能なノックアウトピンを有するノックアウト装置を備えた鍛造プレスであって、ノックアウトピンが下型から突出する量、つまりノックアウトストロークを変化させることができるようにしたことが特徴である。
まず、本発明の特徴であるノックアウトストロークを変化させる機構を説明する前に、鍛造プレスの基本構成を説明する。
【0010】
図1は本実施形態の鍛造プレスPの概略側面図である。同図において、符号11は図示しない下型を備えた鍛造プレスのベッドを示している。符号12は鍛造プレスのコラムを示しており、符号13は鍛造プレスのクラウンを示している。また、符号14はクラウン13に回転可能に取り付けられた偏心軸を示している。この偏心軸14には、図示しないコンロッドを介して、スライドが取り付けられている。
【0011】
図2は図1のII線矢視図である。図1および図2に示すように、この偏心軸14の一端には、上カム21が取り付けられている。この上カム21は、カムプロファイルが異なる2枚の板カム21a ,21bから構成されているが、その理由は後述する。
この上カム21の上方には、その基端を支点として上下方向、つまり偏心軸14の半径方向に揺動可能な上カムレバー22が設けられている。この上カムレバー22は、その下面にカムローラ31を備えている。そして、上カムレバー22の先端にはエアシリンダ36のロッドの先端が取り付けられており、このエアシリンダ36によって、上カムレバー22は、その先端が下向きに付勢されている。言い換えれば、上カムレバー22は、エアシリンダ36によって、カムローラ31が、常に、上カム21と接するように付勢されているのである。
【0012】
一方、前記ベッド11には、複数のノックアウトピン23が設けられている。各ノックアウトピン23は、ベッド11および図示しない下型を上下に貫通しており、ベッド11に対して、その軸方向に沿って移動可能に取り付けられている。
この複数のノックアウトピン23の下方には、複数本のアーム24の先端部がそれぞれ配置されている。このアーム24の基端は、前記ベッド11の下端に回転自在に取り付けられた連結軸27に固定されている。また、この連結軸27には、揺動アーム26の基端が固定されている。
そして、この揺動アーム26の先端は、ロッド25を介して前記上カムレバー22の先端と連結されている。
【0013】
このため、鍛造プレスPを作動させて偏心軸14を回転させれば、この偏心軸14とともに上カム21が回転する。上カム21が回転すると、その回転に合わせて、上カムレバー22が上下に揺動されるから、ロッド25を介して揺動アーム26を、上カムレバー22と同じタイミングで揺動させることができる。そして、揺動アーム26が揺動すれば、連結軸27を介して複数本のアーム24の先端が上下に揺動するから、複数のノックアウトピン23を上下に移動させて、ベッド11のベッドハードプレート上面Md、言い換えれば図示しない下型から出没させることができるのである。要約すれば、上カムレバー22の揺動に合わせて、言い換えれば上カム21の回転に合わせて、複数のノックアウトピン23をベッド11のベッドハードプレート上面Mdから出没させることができるのである。
【0014】
さて、本発明の特徴であるノックアウトストロークを変化させる機構を説明する。図1および図2に示すように、本実施形態の鍛造プレスPの偏心軸14には、その軸方向に沿って2枚の板カム21a ,21bが設けられている。この2枚の板カム21a ,21bは、その外周面の形状、いわゆるカムプロファイル(輪郭曲線)が異なるものであり、板カム21a が上カムレバー22を上方に押し上げる量(以下、単にリフト量という)が、板カム21b のリフト量よりも大きくなるように形成されている。
【0015】
一方、前記上カム21の上方に配設されているの上カムレバー22には、前記カムローラ31を、偏心軸14の軸方向に沿って移動させる切替え機構32が設けられている。
切替え機構32は、上カムレバー22の下面に設けられた支持部材33を備えている。この支持部材33には、前記偏心軸14の軸方向に沿ってガイド溝33g が形成されている。この支持部材33のガイド溝33g 内には、前記カムローラ31が取り付けられたガイド部材34が配設されている。このガイド部材34は、ガイド溝33g の軸方向に沿って、前記カムローラ31が板カム21a にのみ接触するハイリフト位置Aと、前記カムローラ31が板カム21b にのみ接触するローリフト位置Bとの間で移動可能に取り付けられている。
また、前記支持部材33の側方には、油圧シリンダ35が設けられている。この油圧シリンダ35は、その軸方向がガイド溝33g の軸方向と平行となるように配設されており、そのロッドの先端がガイド部材34に取り付けられている。
【0016】
このため、油圧シリンダ35を伸縮させれば、ガイド部材34をガイド溝33g の軸方向、つまり偏心軸14の軸方向に沿って移動させることができ、このガイド部材34とともにカムローラ31を偏心軸14の軸方向に沿って移動させることができる。
すると、油圧シリンダ35を伸長させてガイド部材34をローリフト位置Bに配置すれば、前記カムローラ31を上カム21b に接触させることができるから、上カムレバー22のリフト量を小さくすることができる。
逆に、油圧シリンダ35が収縮させてガイド部材34をハイリフト位置Aに配置すれば、カムローラ31を上カム21a に接触させることができるから、上カムレバー22のリフト量を大きくすることができる。
【0017】
よって、切替え機構32の油圧シリンダ35によってガイド部材34を移動させて、カムローラ31が接触する上カム21を、板カム21a ,21bとの間で切替えれば、上カムレバー22のリフト量、つまり上カムレバー22の揺動量を変えることができるから、ノックアウトピン23のノックアウトストロークを変えることができる。
しかも、切替え機構32によって、カムローラ31が接触する板カム21a ,21bを変えているだけであり、上カムレバー22とノックアウトピン23とを連結し連動させる構造は全く変化しない。すると、上カムレバー22の揺動する速度が高速になっても、ノックアウトピン23を上カムレバー22の揺動に確実に追従させることができるから、高速鍛造を行なう鍛造プレスにも採用することができる。
【0018】
なお、上記の油圧シリンダ35が特許請求の範囲にいう移動部であるが、移動部はガイド部材34をガイド溝33g の軸方向に移動させることができる構成であれば、軸とブッシュやリニアガイドによって案内されて移動するような構成等としてもよく、特に限定はない。
さらになお、切り替え機構32は、上記のごとき構成に限られず、カムローラ31を偏心軸14の軸方向に沿って移動させることができる構成であれば、とくに限定はない。
【0019】
また、板カム21a ,21bのカムプロファイルは、互いに他方のカムのカムプロファイルの制限を受けないから、板カム21a ,21bのカムプロファイルを調整すれば、ノックアウトストロークだけでなく、ノックアウトピン23が作動を開始するタイミングやノックアウトピン23の移動速度や加速度も変えることができる。
なお、偏心軸14に設ける板カムの枚数は2枚に限られず、3枚以上でもよい。この場合、板カムの枚数分だけノックアウトストロークを変えることができるので、鍛造プレスの汎用性を高くすることができる。そして、3枚以上の板カムを設けた場合であっても、カムローラ31は、切替え機構32によって各板カムに対して個別に接触するように配置されるのはいうまでもない。
【0020】
さらに、ガイド部材34を支持部材33のガイド溝33g に沿って移動させることによってカムローラ31が接触する上カム12を切り替えているから、カムローラ31をスムースに移動させることができる。
【0021】
そして、本実施形態の鍛造プレスPは、上カムレバー22の先端を下方に付勢する機構としてエアシリンダ36を採用しているから、このエアシリンダ36を作動させれば、上カムレバー22の先端を上方に引っ張り上げることも可能である。つまり、エアシリンダ36によって、上カムレバー22を上カム21から離間させることもできる。すると、切替え機構32のガイド部材34を移動させるときに、上カムレバー22を上カム21から離間させれば、カムローラ31が板カム21a ,21bと干渉することを防ぐことができるから、カムローラ31や上カム21、上カムレバー22等が損傷することを防ぐことができる。
なお、上記のエアシリンダ36が特許請求の範囲にいう揺動機構を示しているが、揺動機構はエアシリンダに限られず、上カムレバー22を下方に付勢することができかつ上方に引っ張り上げることができる機構であれば、油圧シリンダ等でもよく特に限定はない。また、上カムレバー22を下方に付勢する機構と、揺動機構をそれぞれ設けてもよい。
【0022】
さらになお、揺動機構は設けなくてもよく、この場合には、板カム21a ,21bの外周面において、その外周面と偏心軸14の回転中心との間の距離が同じ長さとのなる部分(図1ではCCの部分)にカムローラ31が接触しているときにカムローラ31を移動させれば、上カムレバー22を上カム21から離間させなくてもカムローラ31を板カム21a ,21bとの間でスムースに移動させることができる。
【0023】
また、ノックアウト装置20の上カムレバー22は、上記のごとき構造でなくてもよく、図3および図4に示すように、上カム21の下方に配設してもよい。この場合には、上カムレバー22の一端にロッド25を連結し、その他端の上面にカムローラ31および切替え機構32を設けておき、上カムレバー22をその一端と他端との間を支点として揺動できるように構成しておけばよい。すると、上カムレバー22の一端を上カム21の回転に追従させれば、上カムレバー22の他端を揺動させることができるから、上カムレバー22の他端の揺動に合わせて、複数のノックアウトピン23をベッド11のベッドハードプレート上面Mdから出没させることができる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、切替え機構によってカムローラを移動させれば、カムローラが接触する上カムを切り替えることができる。すると、上カム毎にそのカムプロファイルを変えておけば、上カムレバーの揺動量および揺動タイミングを変化させることができる。よって、ノックアウトピンのノックアウトストロークおよびノックアウトタイミングを自在に調整することができる。しかも、カムローラが接触する上カムを変えているだけであるから、高速鍛造を行なってもノックアウトピンを上カムレバーに追従させて正確に作動させることができる。
請求項2の発明によれば、ガイド溝に沿ってガイド部材を移動させてカムローラが接触する上カムを切り替えているから、カムローラをスムースに移動させることができる。
請求項3の発明によれば、上カムレバーを上カムから離間させた状態でカムローラを移動させるから、カムローラが移動する時に上カムと干渉することを防ぐことができ、カムローラや上カム、上カムレバー等が損傷することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の鍛造プレスPの概略側面図である。
【図2】図1のII線矢視図である。
【図3】他の実施形態の上カムレバー22を採用した鍛造プレスPの概略側面図である。
【図4】図3のIV線矢視図である。
【符号の説明】
21 上カム
22 上カムレバー
23 ノックアウトピン
31 カムローラ
32 切替え機構
33g ガイド溝
34 ガイド部材
35 油圧シリンダ
P 鍛造プレス
【発明の属する技術分野】
本発明は、鍛造プレスに関する。トランスファフィーダを備え、ワークの搬送が自動化された鍛造プレスでは、成形されたワークは、ノックアウト装置によって下金型から離型された後トランスファフィーダによってクランプされ、クランプされた状態でトランスファフィーダによって次工程に搬送される。ところで、トランスファフィーダがワークをクランプする位置は、ノックアウト装置がワークを下金型から離型する量、つまりノックアウトストロークによって制御されており、このトランスファフィーダがワークをクランプする位置を制御することが、ワークの高速搬送、言い換えれば高速鍛造を行なう上で重要である。したがって、高速鍛造を行なう鍛造プレスにおいて、トランスファフィーダによってワークを高速でも安定して搬送させるためには、ノックアウトストロークの制御が大変重要である。
本発明は、かかるノックアウトストロークを可変に調整できる鍛造プレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の鍛造プレスでは、以下のごとき構成を有するノックアウト装置が設けられている。このノックアウト装置は、スライドを移動させるクランク軸または偏心軸に設けられた上カムと、この上カムに追従して先端が揺動する上カムレバーと、上カムレバーの先端にロッドを介して連結された下レバーと、下レバーの軸に固定されノックアウトピンの下方に設けられた下カムを備えている。
このため、鍛造プレスを作動させると、クランク軸等が回転しこのクランク軸等とともに上カムが回転するので、上カムの回転に追従して上カムレバーの先端が揺動される。すると、ロッドを介して、下レバーがその軸を支点として回転するから下カムも回転され、この下カムの回転に追従してノックアウトピンが、下金型から出没するのである。
【0003】
かかる鍛造プレスのノックアウトストロークを調整する技術として、特許文献1(従来例1)に記載された技術がある。
この従来例1の鍛造プレスのノックアウト装置は、下レバーに、上カムレバーの片端とロッドの枢着点を中心とする円弧形溝部を形成し、円弧形溝部に沿って移動するスライダをロッドの下端に設けたものである。
このため、スライダを円弧形溝部に沿って移動させれば、下レバーの軸からスライダまでの距離を変化させる、つまり下レバーの腕の長さを変えることができる。すると、上カムレバーの揺動量が同じであっても、下レバーの軸の回転角度を変化させることができるから、下カムの回転角度を変化させることができ、ノックアウトピンのノックアウトストロークを調整することができる。
【0004】
【特許文献1】
特公平3−42977号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来例1のノックアウト装置では、ノックアウトストロークの調整幅は円弧形溝部の長さによって決定されるが、その長さは下レバーの長さによって制限されるため、それほど長く取ることができない。よって、ストローク調整幅は、最小ノックアウトストロークと最大ノックアウトストロークの比で、せいぜい1.5 程度が限界である。
かといって、下レバーを大きくすれば円弧形溝部の長さを長くできるのでストローク調整幅を大きく取ることができるが、下レバーを大きくするとその慣性が大きくなり高速作動が正確に行えなくなってしまうから、高速鍛造を行なう鍛造プレスには採用することができない。
また、下レバーの腕の長さを変えることによってノックアウトストロークは調整することができるが、上カムレバーを作動させる上カムは同じカムであるから、ノックアウトピンが作動を開始するタイミングは変化させることができない。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑み、高速鍛造を行なう鍛造プレスであっても、ノックアウトストロークを自在に調整することができる機構を備えた鍛造プレスを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の鍛造プレスは、スライドを作動させる偏心軸に設けられた上カムと、該上カムに追従して揺動する上カムレバーとを有し、該上カムレバーの揺動に対応してノックアウトピンを昇降させるノックアウト装置を備えた鍛造プレスであって、前記上カムが、前記偏心軸の軸方向に沿って複数枚設けられており、前記上カムレバーが、複数枚の前記上カムに個別に接触するカムローラと、該カムローラを移動させて、該カムローラが接触する前記上カムを切り替える切替え機構を備えていることを特徴とする。
請求項2の鍛造プレスは、請求項1記載の発明において、前記切替え機構が、前記偏心軸の軸方向に沿って配設されたガイド溝と、該ガイド溝に沿って移動可能に設けられ、前記カムローラが取り付けられたガイド部材と、該ガイド部材を前記ガイド溝に沿って移動させる移動部とからなることを特徴とする。
請求項3の鍛造プレスは、請求項1記載の発明において、前記切替え機構によって前記カムローラが接触する前記上カムを切り替えるときに、前記上カムレバーを、前記上カムから離間するように揺動させる揺動機構を備えていることを特徴とする。
【0008】
なお、本願明細書において、「偏心軸」とは、回転軸に対して中心軸が偏心した偏心部分を有する軸を全て含む概念であり、一般的なエキセン軸やクランク軸等を全て含んでいる。
【0009】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明の鍛造プレスは、下型から出没可能なノックアウトピンを有するノックアウト装置を備えた鍛造プレスであって、ノックアウトピンが下型から突出する量、つまりノックアウトストロークを変化させることができるようにしたことが特徴である。
まず、本発明の特徴であるノックアウトストロークを変化させる機構を説明する前に、鍛造プレスの基本構成を説明する。
【0010】
図1は本実施形態の鍛造プレスPの概略側面図である。同図において、符号11は図示しない下型を備えた鍛造プレスのベッドを示している。符号12は鍛造プレスのコラムを示しており、符号13は鍛造プレスのクラウンを示している。また、符号14はクラウン13に回転可能に取り付けられた偏心軸を示している。この偏心軸14には、図示しないコンロッドを介して、スライドが取り付けられている。
【0011】
図2は図1のII線矢視図である。図1および図2に示すように、この偏心軸14の一端には、上カム21が取り付けられている。この上カム21は、カムプロファイルが異なる2枚の板カム21a ,21bから構成されているが、その理由は後述する。
この上カム21の上方には、その基端を支点として上下方向、つまり偏心軸14の半径方向に揺動可能な上カムレバー22が設けられている。この上カムレバー22は、その下面にカムローラ31を備えている。そして、上カムレバー22の先端にはエアシリンダ36のロッドの先端が取り付けられており、このエアシリンダ36によって、上カムレバー22は、その先端が下向きに付勢されている。言い換えれば、上カムレバー22は、エアシリンダ36によって、カムローラ31が、常に、上カム21と接するように付勢されているのである。
【0012】
一方、前記ベッド11には、複数のノックアウトピン23が設けられている。各ノックアウトピン23は、ベッド11および図示しない下型を上下に貫通しており、ベッド11に対して、その軸方向に沿って移動可能に取り付けられている。
この複数のノックアウトピン23の下方には、複数本のアーム24の先端部がそれぞれ配置されている。このアーム24の基端は、前記ベッド11の下端に回転自在に取り付けられた連結軸27に固定されている。また、この連結軸27には、揺動アーム26の基端が固定されている。
そして、この揺動アーム26の先端は、ロッド25を介して前記上カムレバー22の先端と連結されている。
【0013】
このため、鍛造プレスPを作動させて偏心軸14を回転させれば、この偏心軸14とともに上カム21が回転する。上カム21が回転すると、その回転に合わせて、上カムレバー22が上下に揺動されるから、ロッド25を介して揺動アーム26を、上カムレバー22と同じタイミングで揺動させることができる。そして、揺動アーム26が揺動すれば、連結軸27を介して複数本のアーム24の先端が上下に揺動するから、複数のノックアウトピン23を上下に移動させて、ベッド11のベッドハードプレート上面Md、言い換えれば図示しない下型から出没させることができるのである。要約すれば、上カムレバー22の揺動に合わせて、言い換えれば上カム21の回転に合わせて、複数のノックアウトピン23をベッド11のベッドハードプレート上面Mdから出没させることができるのである。
【0014】
さて、本発明の特徴であるノックアウトストロークを変化させる機構を説明する。図1および図2に示すように、本実施形態の鍛造プレスPの偏心軸14には、その軸方向に沿って2枚の板カム21a ,21bが設けられている。この2枚の板カム21a ,21bは、その外周面の形状、いわゆるカムプロファイル(輪郭曲線)が異なるものであり、板カム21a が上カムレバー22を上方に押し上げる量(以下、単にリフト量という)が、板カム21b のリフト量よりも大きくなるように形成されている。
【0015】
一方、前記上カム21の上方に配設されているの上カムレバー22には、前記カムローラ31を、偏心軸14の軸方向に沿って移動させる切替え機構32が設けられている。
切替え機構32は、上カムレバー22の下面に設けられた支持部材33を備えている。この支持部材33には、前記偏心軸14の軸方向に沿ってガイド溝33g が形成されている。この支持部材33のガイド溝33g 内には、前記カムローラ31が取り付けられたガイド部材34が配設されている。このガイド部材34は、ガイド溝33g の軸方向に沿って、前記カムローラ31が板カム21a にのみ接触するハイリフト位置Aと、前記カムローラ31が板カム21b にのみ接触するローリフト位置Bとの間で移動可能に取り付けられている。
また、前記支持部材33の側方には、油圧シリンダ35が設けられている。この油圧シリンダ35は、その軸方向がガイド溝33g の軸方向と平行となるように配設されており、そのロッドの先端がガイド部材34に取り付けられている。
【0016】
このため、油圧シリンダ35を伸縮させれば、ガイド部材34をガイド溝33g の軸方向、つまり偏心軸14の軸方向に沿って移動させることができ、このガイド部材34とともにカムローラ31を偏心軸14の軸方向に沿って移動させることができる。
すると、油圧シリンダ35を伸長させてガイド部材34をローリフト位置Bに配置すれば、前記カムローラ31を上カム21b に接触させることができるから、上カムレバー22のリフト量を小さくすることができる。
逆に、油圧シリンダ35が収縮させてガイド部材34をハイリフト位置Aに配置すれば、カムローラ31を上カム21a に接触させることができるから、上カムレバー22のリフト量を大きくすることができる。
【0017】
よって、切替え機構32の油圧シリンダ35によってガイド部材34を移動させて、カムローラ31が接触する上カム21を、板カム21a ,21bとの間で切替えれば、上カムレバー22のリフト量、つまり上カムレバー22の揺動量を変えることができるから、ノックアウトピン23のノックアウトストロークを変えることができる。
しかも、切替え機構32によって、カムローラ31が接触する板カム21a ,21bを変えているだけであり、上カムレバー22とノックアウトピン23とを連結し連動させる構造は全く変化しない。すると、上カムレバー22の揺動する速度が高速になっても、ノックアウトピン23を上カムレバー22の揺動に確実に追従させることができるから、高速鍛造を行なう鍛造プレスにも採用することができる。
【0018】
なお、上記の油圧シリンダ35が特許請求の範囲にいう移動部であるが、移動部はガイド部材34をガイド溝33g の軸方向に移動させることができる構成であれば、軸とブッシュやリニアガイドによって案内されて移動するような構成等としてもよく、特に限定はない。
さらになお、切り替え機構32は、上記のごとき構成に限られず、カムローラ31を偏心軸14の軸方向に沿って移動させることができる構成であれば、とくに限定はない。
【0019】
また、板カム21a ,21bのカムプロファイルは、互いに他方のカムのカムプロファイルの制限を受けないから、板カム21a ,21bのカムプロファイルを調整すれば、ノックアウトストロークだけでなく、ノックアウトピン23が作動を開始するタイミングやノックアウトピン23の移動速度や加速度も変えることができる。
なお、偏心軸14に設ける板カムの枚数は2枚に限られず、3枚以上でもよい。この場合、板カムの枚数分だけノックアウトストロークを変えることができるので、鍛造プレスの汎用性を高くすることができる。そして、3枚以上の板カムを設けた場合であっても、カムローラ31は、切替え機構32によって各板カムに対して個別に接触するように配置されるのはいうまでもない。
【0020】
さらに、ガイド部材34を支持部材33のガイド溝33g に沿って移動させることによってカムローラ31が接触する上カム12を切り替えているから、カムローラ31をスムースに移動させることができる。
【0021】
そして、本実施形態の鍛造プレスPは、上カムレバー22の先端を下方に付勢する機構としてエアシリンダ36を採用しているから、このエアシリンダ36を作動させれば、上カムレバー22の先端を上方に引っ張り上げることも可能である。つまり、エアシリンダ36によって、上カムレバー22を上カム21から離間させることもできる。すると、切替え機構32のガイド部材34を移動させるときに、上カムレバー22を上カム21から離間させれば、カムローラ31が板カム21a ,21bと干渉することを防ぐことができるから、カムローラ31や上カム21、上カムレバー22等が損傷することを防ぐことができる。
なお、上記のエアシリンダ36が特許請求の範囲にいう揺動機構を示しているが、揺動機構はエアシリンダに限られず、上カムレバー22を下方に付勢することができかつ上方に引っ張り上げることができる機構であれば、油圧シリンダ等でもよく特に限定はない。また、上カムレバー22を下方に付勢する機構と、揺動機構をそれぞれ設けてもよい。
【0022】
さらになお、揺動機構は設けなくてもよく、この場合には、板カム21a ,21bの外周面において、その外周面と偏心軸14の回転中心との間の距離が同じ長さとのなる部分(図1ではCCの部分)にカムローラ31が接触しているときにカムローラ31を移動させれば、上カムレバー22を上カム21から離間させなくてもカムローラ31を板カム21a ,21bとの間でスムースに移動させることができる。
【0023】
また、ノックアウト装置20の上カムレバー22は、上記のごとき構造でなくてもよく、図3および図4に示すように、上カム21の下方に配設してもよい。この場合には、上カムレバー22の一端にロッド25を連結し、その他端の上面にカムローラ31および切替え機構32を設けておき、上カムレバー22をその一端と他端との間を支点として揺動できるように構成しておけばよい。すると、上カムレバー22の一端を上カム21の回転に追従させれば、上カムレバー22の他端を揺動させることができるから、上カムレバー22の他端の揺動に合わせて、複数のノックアウトピン23をベッド11のベッドハードプレート上面Mdから出没させることができる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、切替え機構によってカムローラを移動させれば、カムローラが接触する上カムを切り替えることができる。すると、上カム毎にそのカムプロファイルを変えておけば、上カムレバーの揺動量および揺動タイミングを変化させることができる。よって、ノックアウトピンのノックアウトストロークおよびノックアウトタイミングを自在に調整することができる。しかも、カムローラが接触する上カムを変えているだけであるから、高速鍛造を行なってもノックアウトピンを上カムレバーに追従させて正確に作動させることができる。
請求項2の発明によれば、ガイド溝に沿ってガイド部材を移動させてカムローラが接触する上カムを切り替えているから、カムローラをスムースに移動させることができる。
請求項3の発明によれば、上カムレバーを上カムから離間させた状態でカムローラを移動させるから、カムローラが移動する時に上カムと干渉することを防ぐことができ、カムローラや上カム、上カムレバー等が損傷することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の鍛造プレスPの概略側面図である。
【図2】図1のII線矢視図である。
【図3】他の実施形態の上カムレバー22を採用した鍛造プレスPの概略側面図である。
【図4】図3のIV線矢視図である。
【符号の説明】
21 上カム
22 上カムレバー
23 ノックアウトピン
31 カムローラ
32 切替え機構
33g ガイド溝
34 ガイド部材
35 油圧シリンダ
P 鍛造プレス
Claims (3)
- スライドを作動させる偏心軸に設けられた上カムと、該上カムに追従して揺動する上カムレバーとを有し、該上カムレバーの揺動に対応してノックアウトピンを昇降させるノックアウト装置を備えた鍛造プレスであって、
前記上カムが、前記偏心軸の軸方向に沿って複数枚設けられており、
前記上カムレバーが、
複数枚の前記上カムに個別に接触するカムローラと、
該カムローラを移動させて、該カムローラが接触する前記上カムを切り替える切替え機構を備えていることを特徴とする鍛造プレス。 - 前記切替え機構が、
前記偏心軸の軸方向に沿って配設されたガイド溝と、
該ガイド溝に沿って移動可能に設けられ、前記カムローラが取り付けられたガイド部材と、
該ガイド部材を前記ガイド溝に沿って移動させる移動部とからなることを特徴とする請求項1記載の鍛造プレス。 - 前記切替え機構によって前記カムローラが接触する前記上カムを切り替えるときに、前記上カムレバーを、前記上カムから離間するように揺動させる揺動機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の鍛造プレス。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2003
- 2003-06-30 JP JP2003186886A patent/JP2005021900A/ja active Pending
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