JP2005021838A - 吐出器のニードル及び吐出口部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】小径のレンズやボビン等の狭い領域での接着に最適な、付着する部位に近接可能で、接着剤を所望の部位に的確に付着させることができ、生産性を向上できる吐出器のニードル、又はその先端に装着される吐出口部材を得る。
【解決手段】吐出器のニードル先端部もしくはニードル先端に装着される吐出口部材の、先端部の断面を略長円形に形成し、吐出口を有する面を凹面に形成する。
【選択図】 図5
【解決手段】吐出器のニードル先端部もしくはニードル先端に装着される吐出口部材の、先端部の断面を略長円形に形成し、吐出口を有する面を凹面に形成する。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接着剤やクリームハンダ等の液状材料を吐出させる吐出器のニードル及び、該ニードルの先端に装着される吐出口部材の形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、クリームハンダ、接着剤等の液状材料を容器に入れ、容器に取り付けたニードルの先端より、これら液状材料を所望の量を被着物に吐出させ、付着させることは広範囲の業態でおこなわれている。これらに使用されるニードルは、一般に円形断面に円形の吐出口を有するものであった。
【0003】
図1は、従来より使用されているニードル先端の斜視図である。同図(a)及び(c)は円筒形の先端、同図(b)及び(d)は円錐形の先端を有するニードルを示している。
【0004】
同図(a)〜(d)に示すように、従来は外形や内部の送出孔のテーパーの有無は異なるが、円形断面に円形の吐出口を有する円筒もしくは円錐状のものが、使用されていた。
【0005】
これらの形状のその他の例として、内部の送出孔をテーパー状にして液状材料を詰まりにくくし、先端部を先細として材料付着を防止し吐出量の再現性を向上させたものがある(例えば、非特許文献1参照)。
【0006】
【非特許文献1】
岩下エンジニアリング株式会社、Catalog No.1002
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
近年、CDをはじめDVD等の記録、又は再生用の光ピックアップ用の光学ユニットとして、樹脂モールド単玉レンズや複数の樹脂モールドレンズで構成したもの、ガラスレンズと樹脂モールドレンズとを組み合わせて構成したものが広く使用されている。
【0008】
これらの光学ユニットは、軽量化し慣性モーメントを小さくすることで応答性の向上、駆動するアクチュエータへの負荷を軽減できることから、使用されるレンズとこれを保持する鏡枠(ボビン)との間や、複数の樹脂モールドレンズ同士、ガラスレンズと樹脂モールドレンズ、は相互に接着剤で固定することで軽量化を達成している。
【0009】
加えて、これらの光学ユニットは、更なる小型軽量化が図られ、使用されるレンズのフランジ部の直径は小径化されており4mm程度が一般的である。このため接着部として使用可能な部分も極度に狭くなっているのが現状である。
【0010】
このような、小径のレンズ同士の接着に、上記の従来のニードルを用いると以下のような問題がある。
【0011】
図2は、2枚の樹脂モールドレンズの接着部の例を示す図である。同図(a)は斜視図、同図(b)は側面から見た図である。
【0012】
同図(a)において、1は第1レンズであり、1fは第1レンズのフランジ部であり第1レンズ1と一体で成形されている。2は第2レンズであり、2fは第2レンズのフランジ部で第2レンズ2と一体で成形されている。この第1レンズ1と第2レンズ2をフランジ部で当接させ、斜線で示す部位に、略等間隔に3箇所或いはそれ以上の箇所に接着剤を塗布して接着し、一体化することがおこなわれている。
【0013】
この時、接着剤を塗布する部位の幅Fは0.2〜0.4mm程度のリング状の部分であり、この狭い領域に例えば図1(b)に示すような従来のニードル先端Nを使用しても角部1k、2kに先端Nが接触するために近接できず、離れた位置から接着剤を吐出することになり、接着剤が他の部位にまで付着する問題がある。このため小径のニードル先端を使用せざるを得ないが、小径のニードルでは、その接着剤送出孔も相似的に細くなり、目詰まりを起こしやすく、製造工程で使用した場合、生産性の低下を引き起こすことになる。
【0014】
そこで、図2(c)のような形状のレンズ2を成形することによって、この問題を解決することが考えられる。これは、レンズ2のフランジ部2fの一部を周期的に切り欠いた形状としたもので、これによりニードルをより近接させることができる。
【0015】
しかし、このような形状にすると、円周方向で接着剤を塗布する箇所の位置決めを正確におこなう必要がある。また成形部品としても、凸凹形状があるため、ヒケ等の転写不良が生じやすくなり好ましくない。
【0016】
本発明は、上記問題に鑑み、小径のレンズやボビン等の狭い領域での接着に最適な、付着する部位に近接可能で、接着剤を所望の部位に的確に付着させることができ、生産性を向上できる吐出器のニードル、又はその先端に装着される吐出口部材を得ることを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、容器に取り付けられ、前記容器内部の液状材料を吐出する吐出口を有する吐出器のニードルにおいて、前記ニードルの少なくとも先端部の断面を略長円形に形成し、前記吐出口を有する面を凹面に形成したことを特徴とする吐出器のニードル、とすることで解決される。
【0018】
また本発明の吐出器のニードルにおいて、吐出口を略長円形に形成したことを特徴とする吐出器のニードル、とすることが好ましい。
【0019】
また本発明の吐出器のニードルにおいて、吐出口を有する面は少なくとも長手方向が円弧状に形成されていることを特徴とする吐出器のニードル、とすることが好ましい。
【0020】
また本発明の吐出器のニードルにおいて、吐出口を有する面の表面粗さを2.0μRz以下としたことを特徴とする吐出器のニードル、とすることが望ましい。
【0021】
また本発明の吐出器のニードルにおいて、少なくとも吐出口を有する面に、テフロン(R)系樹脂材料のコーティングを施したことを特徴とする吐出器のニードル、とすることが好ましい。
【0022】
また本発明の吐出器のニードルにおいて、少なくとも前記吐出口を有する面に、TiNコーティングを施したことを特徴とする吐出器のニードル、とすることが好ましい。
【0023】
或いは、容器に取り付けられ、前記容器内部の液状材料を吐出する吐出器のニードル先端に装着される吐出口部材であって、少なくとも先端部の断面を略長円形に形成され、前記液状材料を吐出する吐出口を有する面を凹面に形成したことを特徴とする吐出口部材、としても上記の課題を解決することができる。
【0024】
また、本発明の吐出口部材において、吐出口を、略長円形に形成したことを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0025】
また、本発明の吐出口部材において、吐出口を有する面は、少なくとも長手方向が円弧状に形成されていることを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0026】
また、本発明の吐出口部材において、吐出口を有する面の表面粗さを2.0μRz以下としたことを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0027】
また、本発明の吐出口部材において、少なくとも吐出口を有する面に、テフロン(R)系樹脂材料のコーティングを施したことを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0028】
また、本発明の吐出口部材において、少なくとも前記吐出口を有する面に、TiNコーティングを施したことを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0029】
また、本発明の吐出口部材において、吐出口部材は、テフロン(R)系樹脂材料で形成されていることを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0031】
(第1の実施の形態)
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る吐出器のニードルの先端部の例を示す拡大斜視図である。同図は吐出器のニードル先端部のみを示しており、容器との接続部等は、従来と同様の物が使用されるものである。
【0032】
同図において、Nはニードルの先端部、3は吐出口を有する面、4は吐出口である。ニードルNの先端部は、例えば図示上下の2方向から押圧したように、先端部は断面を略長円形に形成され、且つ、吐出口を有する面3を略平面でなく、凹面に形成したものである。このため吐出口4も吐出口を有する面3と相似の略長円形状に形成されている。同図の例では、この吐出口を有する面3は、長手方向が円弧状の凹面に形成されている。なおこの吐出口を有する面3は球面に形成してもよいものである。
【0033】
このような形状は、従来の円形のニードル先端部Nを、矢印で示す2方向から押圧変形させ、断面を略長円形とした後、吐出口を有する面3を機械加工することで容易に得ることができる。
【0034】
図4は、本発明の吐出器のニードルを用いた、接着装置概略を示す概略図である。同図は、2枚の樹脂モールドレンズをフランジ部で接着する装置レイアウトを示している。
【0035】
同図において、11はセット治具、1は第1レンズ、2は第2レンズ、12は押さえ治具、Nはニードル先端部である。
【0036】
まず、セット治具11にレンズがセットされる。これは、予め第1レンズ1のフランジ部1fに第2レンズ2のフランジ部2fを当接させたものをセットしてもよいし、セット治具11上に第1レンズ1をセットし、その後第2レンズ2をセットしてもよい。
【0037】
次に、押さえ治具12を、第2レンズ2のフランジ部上面2sに当接させて押圧する。この後、ニードル先端部Nをレンズの図示斜線部に接近させ、図3に示すニードル先端部Nの吐出口4より、例えば紫外線硬化型の接着剤を吐出し塗布する。1点の接着剤塗布が終ると、セット治具11及び押さえ治具12を所定角(例えば3点の場合120度程度)回転させた後、再度接着する。これを繰り返して、所定の点に接着剤を塗布して終了する。
【0038】
接着部位は、図示斜線部全体、即ち全周に塗布しないようにすることが望ましい。これは接着されていない部分でレンズ面で囲まれた空間と外部との通気性を確保するためである。
【0039】
図5は、図4に示す接着剤塗布時のレンズとニードル先端の形状の位置関係を示す図である。同図(a)は上側から見た図であり、同図(b)は側面の断面を示した図である。
【0040】
ニードル先端部Nの吐出口を有する面3は、第2レンズ2のフランジ部2f外周に近似した円弧状に形成されており、更に、押圧変形された吐出口を有する面3が薄く形成されているため、同図に示すように、第1レンズ1のフランジ部の当接面1sと第2レンズ2のフランジ部2fで形成された階段状の部位に、従来のニードル形状を使用する場合に比べ、より近接できるようになる。
【0041】
即ち、ニードル先端の断面形状を略長円形に薄く形成し、前記吐出口を有する面を凹面、この場合は対象のレンズにあわせて円弧状に形成することにより、円形のレンズ同士や、レンズとそれを保持するボビン等の、接着剤を付着させる部位により近接可能で、接着剤を所望の部位に的確に付着させることができるようになる。
【0042】
図6は、本発明の吐出器のニードルの先端部のその他の例を示す図である。
同図(a)は、ニードルの先端部の吐出口を有する面をくの字型に彫り込んだものである。同図(b)は、ニードルの先端部の吐出口を有する面を矩形型に彫り込んだものである。同図(c)は、ニードルの先端部の吐出口を有する面を半円型に彫り込んだものである。
【0043】
即ち、ニードル先端部を長円形断面となるよう薄く形成すると共に吐出口を有する面を、接着対象となる相手部材の外形に近似した形状とすることで、接着対象となる極小の相手部材に、最も近接することが可能となり、接着剤をあふれさせることなく、所望の部位に適量の接着剤を塗布することを可能とするものである。
【0044】
また、これら上述のニードル先端部の吐出口を有する面は、表面粗さを2.0μRz以下とすることが望ましく、これにより、吐出口を有する面に接着剤が残って付着することを防止できる。
【0045】
更に、これら上述のニードル先端部の吐出口を有する面は、テフロン(R)系樹脂材料のコーティングをおこなうことが望ましく、同様に、吐出口を有する面に接着剤が残って付着することを防止できる。また、他に離型性の良い素材として、TiN(窒化チタン)によるコーティングをおこなっても良い。
【0046】
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る吐出器のニードル先端に装着される吐出口部材の例を示す拡大図である。
【0047】
同図において、Nはニードル先端部であり、Tは本発明に係る吐出口部材である。この吐出口部材Tは、ニードル先端部Nに公知の圧入、接着、ねじ込み等により装着されるよう、その相互の接続部が形成されている。同図(a)は吐出口6が円形のものであり、同図(b)は吐出口6が略長円形のものを示している。
【0048】
同図に示すように、この吐出口部材Tの吐出口を有する面5は略平面でなく、凹面に形成したものである。同図の例では、この吐出口を有する面5は、長手方向が円弧状の凹面が形成されている。
【0049】
この吐出口部材Tの吐出口を有する面5は、その他の例として、既に図6に示した各種の形状と同様に形成すること、即ち、吐出口部材の先端部を長円形断面となるよう薄く形成すると共に吐出口を有する面を、接着対象となる相手部材の外形に近似した形状とすることで、接着対象となる極小の相手部材に、最も近接することが可能となり、接着剤をあふれさせることなく、所望の部位に適量の接着剤を塗布することが可能となる。
【0050】
また、同様にこの吐出口部材Tの吐出口を有する面は、表面粗さを2.0μRz以下とすること、或いは、テフロン(R)系樹脂材料やTiN(窒化チタン)のコーティングをおこなうことが望ましく、吐出口を有する面に接着剤が残って付着することを防止できる。
【0051】
更に、この吐出口部材Tをテフロン(R)系樹脂材料で成形することでも、同様に吐出口を有する面に接着剤が残って付着することを防止できる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、ニードル先端部又は、ニードル先端に装着される吐出口部材の先端部を長円形断面となるよう薄く形成すると共に吐出口を有する面を、接着対象となる相手部材の外形に近似した形状とすることで、小径のレンズやボビン等の狭い領域での接着に最適な、付着する部位に近接可能で、接着剤を所望の部位に的確に付着させることができ、生産性を向上できる吐出器のニードル、又はその先端に装着される吐出口部材を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来より使用されているニードル先端の斜視図である。
【図2】2枚の樹脂モールドレンズの接着部の例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る吐出器のニードルの先端部の例を示す拡大斜視図である。
【図4】本発明の吐出器のニードルを用いた、接着装置概略を示す概略図である。
【図5】図4に示す接着剤塗布時のレンズとニードル先端の形状の位置関係を示す図である。
【図6】本発明の吐出器のニードルの先端部のその他の例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る吐出器のニードル先端に装着される吐出口部材の例を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 第1レンズ
1f フランジ部(第1レンズ)
2 第2レンズ
2f フランジ部(第2レンズ)
3、5 吐出口を有する面
4、6 吐出口
11 セット治具
12 押さえ治具
N ニードル
T 吐出口部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、接着剤やクリームハンダ等の液状材料を吐出させる吐出器のニードル及び、該ニードルの先端に装着される吐出口部材の形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、クリームハンダ、接着剤等の液状材料を容器に入れ、容器に取り付けたニードルの先端より、これら液状材料を所望の量を被着物に吐出させ、付着させることは広範囲の業態でおこなわれている。これらに使用されるニードルは、一般に円形断面に円形の吐出口を有するものであった。
【0003】
図1は、従来より使用されているニードル先端の斜視図である。同図(a)及び(c)は円筒形の先端、同図(b)及び(d)は円錐形の先端を有するニードルを示している。
【0004】
同図(a)〜(d)に示すように、従来は外形や内部の送出孔のテーパーの有無は異なるが、円形断面に円形の吐出口を有する円筒もしくは円錐状のものが、使用されていた。
【0005】
これらの形状のその他の例として、内部の送出孔をテーパー状にして液状材料を詰まりにくくし、先端部を先細として材料付着を防止し吐出量の再現性を向上させたものがある(例えば、非特許文献1参照)。
【0006】
【非特許文献1】
岩下エンジニアリング株式会社、Catalog No.1002
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
近年、CDをはじめDVD等の記録、又は再生用の光ピックアップ用の光学ユニットとして、樹脂モールド単玉レンズや複数の樹脂モールドレンズで構成したもの、ガラスレンズと樹脂モールドレンズとを組み合わせて構成したものが広く使用されている。
【0008】
これらの光学ユニットは、軽量化し慣性モーメントを小さくすることで応答性の向上、駆動するアクチュエータへの負荷を軽減できることから、使用されるレンズとこれを保持する鏡枠(ボビン)との間や、複数の樹脂モールドレンズ同士、ガラスレンズと樹脂モールドレンズ、は相互に接着剤で固定することで軽量化を達成している。
【0009】
加えて、これらの光学ユニットは、更なる小型軽量化が図られ、使用されるレンズのフランジ部の直径は小径化されており4mm程度が一般的である。このため接着部として使用可能な部分も極度に狭くなっているのが現状である。
【0010】
このような、小径のレンズ同士の接着に、上記の従来のニードルを用いると以下のような問題がある。
【0011】
図2は、2枚の樹脂モールドレンズの接着部の例を示す図である。同図(a)は斜視図、同図(b)は側面から見た図である。
【0012】
同図(a)において、1は第1レンズであり、1fは第1レンズのフランジ部であり第1レンズ1と一体で成形されている。2は第2レンズであり、2fは第2レンズのフランジ部で第2レンズ2と一体で成形されている。この第1レンズ1と第2レンズ2をフランジ部で当接させ、斜線で示す部位に、略等間隔に3箇所或いはそれ以上の箇所に接着剤を塗布して接着し、一体化することがおこなわれている。
【0013】
この時、接着剤を塗布する部位の幅Fは0.2〜0.4mm程度のリング状の部分であり、この狭い領域に例えば図1(b)に示すような従来のニードル先端Nを使用しても角部1k、2kに先端Nが接触するために近接できず、離れた位置から接着剤を吐出することになり、接着剤が他の部位にまで付着する問題がある。このため小径のニードル先端を使用せざるを得ないが、小径のニードルでは、その接着剤送出孔も相似的に細くなり、目詰まりを起こしやすく、製造工程で使用した場合、生産性の低下を引き起こすことになる。
【0014】
そこで、図2(c)のような形状のレンズ2を成形することによって、この問題を解決することが考えられる。これは、レンズ2のフランジ部2fの一部を周期的に切り欠いた形状としたもので、これによりニードルをより近接させることができる。
【0015】
しかし、このような形状にすると、円周方向で接着剤を塗布する箇所の位置決めを正確におこなう必要がある。また成形部品としても、凸凹形状があるため、ヒケ等の転写不良が生じやすくなり好ましくない。
【0016】
本発明は、上記問題に鑑み、小径のレンズやボビン等の狭い領域での接着に最適な、付着する部位に近接可能で、接着剤を所望の部位に的確に付着させることができ、生産性を向上できる吐出器のニードル、又はその先端に装着される吐出口部材を得ることを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、容器に取り付けられ、前記容器内部の液状材料を吐出する吐出口を有する吐出器のニードルにおいて、前記ニードルの少なくとも先端部の断面を略長円形に形成し、前記吐出口を有する面を凹面に形成したことを特徴とする吐出器のニードル、とすることで解決される。
【0018】
また本発明の吐出器のニードルにおいて、吐出口を略長円形に形成したことを特徴とする吐出器のニードル、とすることが好ましい。
【0019】
また本発明の吐出器のニードルにおいて、吐出口を有する面は少なくとも長手方向が円弧状に形成されていることを特徴とする吐出器のニードル、とすることが好ましい。
【0020】
また本発明の吐出器のニードルにおいて、吐出口を有する面の表面粗さを2.0μRz以下としたことを特徴とする吐出器のニードル、とすることが望ましい。
【0021】
また本発明の吐出器のニードルにおいて、少なくとも吐出口を有する面に、テフロン(R)系樹脂材料のコーティングを施したことを特徴とする吐出器のニードル、とすることが好ましい。
【0022】
また本発明の吐出器のニードルにおいて、少なくとも前記吐出口を有する面に、TiNコーティングを施したことを特徴とする吐出器のニードル、とすることが好ましい。
【0023】
或いは、容器に取り付けられ、前記容器内部の液状材料を吐出する吐出器のニードル先端に装着される吐出口部材であって、少なくとも先端部の断面を略長円形に形成され、前記液状材料を吐出する吐出口を有する面を凹面に形成したことを特徴とする吐出口部材、としても上記の課題を解決することができる。
【0024】
また、本発明の吐出口部材において、吐出口を、略長円形に形成したことを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0025】
また、本発明の吐出口部材において、吐出口を有する面は、少なくとも長手方向が円弧状に形成されていることを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0026】
また、本発明の吐出口部材において、吐出口を有する面の表面粗さを2.0μRz以下としたことを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0027】
また、本発明の吐出口部材において、少なくとも吐出口を有する面に、テフロン(R)系樹脂材料のコーティングを施したことを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0028】
また、本発明の吐出口部材において、少なくとも前記吐出口を有する面に、TiNコーティングを施したことを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0029】
また、本発明の吐出口部材において、吐出口部材は、テフロン(R)系樹脂材料で形成されていることを特徴とする吐出口部材、とすることが好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0031】
(第1の実施の形態)
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る吐出器のニードルの先端部の例を示す拡大斜視図である。同図は吐出器のニードル先端部のみを示しており、容器との接続部等は、従来と同様の物が使用されるものである。
【0032】
同図において、Nはニードルの先端部、3は吐出口を有する面、4は吐出口である。ニードルNの先端部は、例えば図示上下の2方向から押圧したように、先端部は断面を略長円形に形成され、且つ、吐出口を有する面3を略平面でなく、凹面に形成したものである。このため吐出口4も吐出口を有する面3と相似の略長円形状に形成されている。同図の例では、この吐出口を有する面3は、長手方向が円弧状の凹面に形成されている。なおこの吐出口を有する面3は球面に形成してもよいものである。
【0033】
このような形状は、従来の円形のニードル先端部Nを、矢印で示す2方向から押圧変形させ、断面を略長円形とした後、吐出口を有する面3を機械加工することで容易に得ることができる。
【0034】
図4は、本発明の吐出器のニードルを用いた、接着装置概略を示す概略図である。同図は、2枚の樹脂モールドレンズをフランジ部で接着する装置レイアウトを示している。
【0035】
同図において、11はセット治具、1は第1レンズ、2は第2レンズ、12は押さえ治具、Nはニードル先端部である。
【0036】
まず、セット治具11にレンズがセットされる。これは、予め第1レンズ1のフランジ部1fに第2レンズ2のフランジ部2fを当接させたものをセットしてもよいし、セット治具11上に第1レンズ1をセットし、その後第2レンズ2をセットしてもよい。
【0037】
次に、押さえ治具12を、第2レンズ2のフランジ部上面2sに当接させて押圧する。この後、ニードル先端部Nをレンズの図示斜線部に接近させ、図3に示すニードル先端部Nの吐出口4より、例えば紫外線硬化型の接着剤を吐出し塗布する。1点の接着剤塗布が終ると、セット治具11及び押さえ治具12を所定角(例えば3点の場合120度程度)回転させた後、再度接着する。これを繰り返して、所定の点に接着剤を塗布して終了する。
【0038】
接着部位は、図示斜線部全体、即ち全周に塗布しないようにすることが望ましい。これは接着されていない部分でレンズ面で囲まれた空間と外部との通気性を確保するためである。
【0039】
図5は、図4に示す接着剤塗布時のレンズとニードル先端の形状の位置関係を示す図である。同図(a)は上側から見た図であり、同図(b)は側面の断面を示した図である。
【0040】
ニードル先端部Nの吐出口を有する面3は、第2レンズ2のフランジ部2f外周に近似した円弧状に形成されており、更に、押圧変形された吐出口を有する面3が薄く形成されているため、同図に示すように、第1レンズ1のフランジ部の当接面1sと第2レンズ2のフランジ部2fで形成された階段状の部位に、従来のニードル形状を使用する場合に比べ、より近接できるようになる。
【0041】
即ち、ニードル先端の断面形状を略長円形に薄く形成し、前記吐出口を有する面を凹面、この場合は対象のレンズにあわせて円弧状に形成することにより、円形のレンズ同士や、レンズとそれを保持するボビン等の、接着剤を付着させる部位により近接可能で、接着剤を所望の部位に的確に付着させることができるようになる。
【0042】
図6は、本発明の吐出器のニードルの先端部のその他の例を示す図である。
同図(a)は、ニードルの先端部の吐出口を有する面をくの字型に彫り込んだものである。同図(b)は、ニードルの先端部の吐出口を有する面を矩形型に彫り込んだものである。同図(c)は、ニードルの先端部の吐出口を有する面を半円型に彫り込んだものである。
【0043】
即ち、ニードル先端部を長円形断面となるよう薄く形成すると共に吐出口を有する面を、接着対象となる相手部材の外形に近似した形状とすることで、接着対象となる極小の相手部材に、最も近接することが可能となり、接着剤をあふれさせることなく、所望の部位に適量の接着剤を塗布することを可能とするものである。
【0044】
また、これら上述のニードル先端部の吐出口を有する面は、表面粗さを2.0μRz以下とすることが望ましく、これにより、吐出口を有する面に接着剤が残って付着することを防止できる。
【0045】
更に、これら上述のニードル先端部の吐出口を有する面は、テフロン(R)系樹脂材料のコーティングをおこなうことが望ましく、同様に、吐出口を有する面に接着剤が残って付着することを防止できる。また、他に離型性の良い素材として、TiN(窒化チタン)によるコーティングをおこなっても良い。
【0046】
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る吐出器のニードル先端に装着される吐出口部材の例を示す拡大図である。
【0047】
同図において、Nはニードル先端部であり、Tは本発明に係る吐出口部材である。この吐出口部材Tは、ニードル先端部Nに公知の圧入、接着、ねじ込み等により装着されるよう、その相互の接続部が形成されている。同図(a)は吐出口6が円形のものであり、同図(b)は吐出口6が略長円形のものを示している。
【0048】
同図に示すように、この吐出口部材Tの吐出口を有する面5は略平面でなく、凹面に形成したものである。同図の例では、この吐出口を有する面5は、長手方向が円弧状の凹面が形成されている。
【0049】
この吐出口部材Tの吐出口を有する面5は、その他の例として、既に図6に示した各種の形状と同様に形成すること、即ち、吐出口部材の先端部を長円形断面となるよう薄く形成すると共に吐出口を有する面を、接着対象となる相手部材の外形に近似した形状とすることで、接着対象となる極小の相手部材に、最も近接することが可能となり、接着剤をあふれさせることなく、所望の部位に適量の接着剤を塗布することが可能となる。
【0050】
また、同様にこの吐出口部材Tの吐出口を有する面は、表面粗さを2.0μRz以下とすること、或いは、テフロン(R)系樹脂材料やTiN(窒化チタン)のコーティングをおこなうことが望ましく、吐出口を有する面に接着剤が残って付着することを防止できる。
【0051】
更に、この吐出口部材Tをテフロン(R)系樹脂材料で成形することでも、同様に吐出口を有する面に接着剤が残って付着することを防止できる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、ニードル先端部又は、ニードル先端に装着される吐出口部材の先端部を長円形断面となるよう薄く形成すると共に吐出口を有する面を、接着対象となる相手部材の外形に近似した形状とすることで、小径のレンズやボビン等の狭い領域での接着に最適な、付着する部位に近接可能で、接着剤を所望の部位に的確に付着させることができ、生産性を向上できる吐出器のニードル、又はその先端に装着される吐出口部材を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来より使用されているニードル先端の斜視図である。
【図2】2枚の樹脂モールドレンズの接着部の例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る吐出器のニードルの先端部の例を示す拡大斜視図である。
【図4】本発明の吐出器のニードルを用いた、接着装置概略を示す概略図である。
【図5】図4に示す接着剤塗布時のレンズとニードル先端の形状の位置関係を示す図である。
【図6】本発明の吐出器のニードルの先端部のその他の例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る吐出器のニードル先端に装着される吐出口部材の例を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 第1レンズ
1f フランジ部(第1レンズ)
2 第2レンズ
2f フランジ部(第2レンズ)
3、5 吐出口を有する面
4、6 吐出口
11 セット治具
12 押さえ治具
N ニードル
T 吐出口部材
Claims (13)
- 容器に取り付けられ、前記容器内部の液状材料を吐出する吐出口を有する吐出器のニードルにおいて、
前記ニードルの少なくとも先端部の断面を略長円形に形成し、前記吐出口を有する面を凹面に形成したことを特徴とする吐出器のニードル。 - 前記吐出口を、略長円形に形成したことを特徴とする請求項1に記載の吐出器のニードル。
- 前記吐出口を有する面は、少なくとも長手方向が円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吐出器のニードル。
- 前記吐出口を有する面の表面粗さを2.0μRz以下としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の吐出器のニードル。
- 少なくとも前記吐出口を有する面に、テフロン(R)系樹脂材料のコーティングを施したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の吐出器のニードル。
- 少なくとも前記吐出口を有する面に、TiNコーティングを施したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の吐出器のニードル。
- 容器に取り付けられ、前記容器内部の液状材料を吐出する吐出器のニードル先端に装着される吐出口部材であって、
少なくとも先端部の断面を略長円形に形成され、前記液状材料を吐出する吐出口を有する面を凹面に形成したことを特徴とする吐出口部材。 - 前記吐出口を、略長円形に形成したことを特徴とする請求項7に記載の吐出口部材。
- 前記吐出口を有する面は、少なくとも長手方向が円弧状に形成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の吐出口部材。
- 前記吐出口を有する面の表面粗さを2.0μRz以下としたことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の吐出口部材。
- 少なくとも前記吐出口を有する面に、テフロン(R)系樹脂材料のコーティングを施したことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の吐出口部材。
- 少なくとも前記吐出口を有する面に、TiNコーティングを施したことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の吐出口部材。
- 前記吐出口部材は、テフロン(R)系樹脂材料で形成されていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の吐出口部材。
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