JP2005019850A - 携帯機器 - Google Patents

携帯機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005019850A
JP2005019850A JP2003185153A JP2003185153A JP2005019850A JP 2005019850 A JP2005019850 A JP 2005019850A JP 2003185153 A JP2003185153 A JP 2003185153A JP 2003185153 A JP2003185153 A JP 2003185153A JP 2005019850 A JP2005019850 A JP 2005019850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic wave
wave shielding
shielding layer
display device
portable device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003185153A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Hasegawa
和寛 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2003185153A priority Critical patent/JP2005019850A/ja
Publication of JP2005019850A publication Critical patent/JP2005019850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】電磁波シールド特性に優れた携帯機器を提供する。
【解決手段】携帯電話機20の筐体21の内面に電磁波シールド層22が設けられている。この筐体21に設けられた窓開口23に沿って表示装置24が設けられている。この表示装置24の前面に防眩及び電磁波シールド用の前面部材30が設けられている。この前面部材30は、ガラス板31と、このガラス板31の前面に形成された電磁波シールド層32と、この電磁波シールド層32を覆う防眩フィルム33とを有する。表示装置24とこれを覆う前面部材30とは、筐体21の窓開口23の裏側縁部に重なっている。電極34を介して電磁波シールド層22,32が導通している。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯機器に係り、特に電磁波シールド特性に優れた携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機やモバイルコンピュータ、電子手帳などの携帯機器から発生する電磁波をシールドするために、携帯機器の筐体の内面に電磁波シールドを設けることは下記文献等の通り周知である。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−246785号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
携帯機器の筐体には、表示装置を設置するための窓開口が設けられており、この窓開口から電磁波が筐体外部に漏出する。
【0005】
本発明は、この窓開口からの電磁波の漏出を十分に抑制することができる携帯機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯機器は、筐体の窓開口に表示装置が設けられた携帯機器であって、該筐体の内面に電磁波シールド層が設けられている携帯機器において、該表示装置の前面に表示装置用電磁波シールド層が設けられ、該筐体の電磁波シールド層と該表示装置用電磁波シールド層とが導通していることを特徴とするものである。
【0007】
かかる本発明の携帯機器にあっては、筐体内面だけでなく表示装置の前面にも電磁波シールド層が設けられているので、窓開口からの電磁波漏出が抑制される。特に、この筐体内面の電磁波シールド層と窓開口の電磁波シールド層とが導通しているので、電磁波シールド特性がきわめて良好なものとなる。
【0008】
筐体及び窓開口の電磁波シールド層同士を導通させるために、表示装置用電磁波シールド層は透明基板上に形成されており、該透明基板は前記窓開口よりも大きく、該透明基板の周縁部が該窓開口の裏側の縁部に重なるようになっており、該筐体の電磁波シールド層と表示装置用電磁波シールド層とは、該窓開口の裏側縁部において導通している構成とすることが好ましい。この場合、筐体の電磁波シールド層と表示装置用電磁波シールド層とは、該窓開口の裏側縁部において少なくとも一方に設けられた電極を介して導通していることが好ましい。
【0009】
本発明では、表示層用電磁波シールド層の前面が防眩フィルム等の保護フィルムで覆われていることが好ましい。この防眩フィルムとしては、偏光フィルムと、該偏光フィルムの表面に形成されたハードコート層とを備え、該ハードコート層の表面に光散乱用の微細凹凸が形成されたものが好ましい。
【0010】
電磁波シールド層としては、導電性メッシュが好適であり、特に導電性メッシュとしては、パターンエッチングされた金属膜よりなる導電性メッシュ、格子状の繊維に金属を被覆してなる導電性メッシュ又は導電性インクのパターン印刷よりなる導電性メッシュが好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
【0012】
図1は実施の形態に係る携帯機器としての携帯電話機20の断面図、図2は図1のII部分の拡大図である。
【0013】
携帯電話機20の筐体21の内面に電磁波シールド層22が設けられている。この筐体21に設けられた窓開口23に沿って表示装置24が設けられている。この表示装置24の前面に防眩及び電磁波シールド用の前面部材30が設けられている。この前面部材30は、ガラス板31と、このガラス板31の前面に形成された電磁波シールド層32と、この電磁波シールド層32を覆う防眩フィルム33とを有する。
【0014】
表示装置24としては液晶表示装置等が好適であるが、これに限定されない。この表示装置24とこれを覆う前面部材30とは、窓開口24よりも若干寸法が大きいものであり、それらの縁部は筐体21の窓開口23の裏側縁部に重なるようになっている。該窓開口23の縁部においては、電磁波シールド層22と、前面部材30の電磁波シールド32の縁部との少なくとも一方に電極34が設けられており、この電極34を介して電磁波シールド層22,32が導通している。電極34を形成するには、導電性の塗料を塗布したり、あるいは金属箔を導電性接着剤で貼り付けるなどの手段を採用することができる。また、電磁波シールド層32をパターンエッチングにて形成する場合には、窓開口23の裏側に接する部分の周囲を残しエッチングを行うことで電極としたり、導電性インクのパターン印刷にて形成する場合には、窓開口23の裏側に接する部分の周囲をベタ塗りにして電極とすることができる。更に、導電性メッシュを使う時などは、上記周囲に銅製等金属から成るテープを貼合して電極を形成することができる。
【0015】
防眩フィルム33は電極34よりも中央側に配置されている。この防眩フィルム33としてはアンチグレア偏光フィルムが好適であるが、AR(アンチリフレクション)フィルムを使用することができ、具体的には、偏光フィルム表面にハードコート散乱層(アンチグレア層)をコーティングしたものが挙げられる。このハードコート散乱層は、表面に微細な凹凸を形成し、外光を多方向に散乱させて防眩作用を奏する。
【0016】
このように構成された携帯機器にあっては、筐体21の内面に電磁波シールド層22が設けられると共に、窓開口23にも電磁波シールド層32が設けられているので、電磁波シールド特性に優れる。特に、この電磁波シールド層22,23同士が電極34を介して導通しているので、電磁波シールド特性が著しく良好である。
【0017】
上記電磁波シールド層22,32としては、格子状の繊維に金属を被覆してなる導電性メッシュ、パターンエッチングされた金属膜よりなる導電性メッシュ、又は導電性インクのパターン印刷よりなる導電性メッシュが好適である。
【0018】
この格子状の繊維に金属を被覆してなる導電性メッシュとしては、ポリエステル繊維に銅めっきを施したものが好適である。
【0019】
パターンエッチングされた金属膜よりなる導電性メッシュとしては、銅箔などの金属箔を透明接着剤によってPETフィルム等の透明基材フィルムに貼り、パターンエッチングしたものが好適であり、特に、このパターンエッチング後に次亜塩素酸による酸化処理等により黒化処理して光の反射を防止するようにしたものが好適である。この場合、透明基材フィルムとパターンエッチングされた金属箔とによって導電性メッシュが構成される。
【0020】
導電性インクのパターン印刷による導電性メッシュとしては、PET等の透明基材フィルムの上に導電性インクをパターン印刷したものが好適である。また、ガラス板31の上に導電性インクをパターン印刷したものであってもよく、この場合、パターン印刷後に200℃以上例えば200〜350℃程度でインキを焼き付けたものであってもよい。ガラス板への導電性インクの印刷に先立って黒色インクをパターン印刷し、この黒色インクのパターン上に導電性インクをパターン印刷してもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると電磁波シールド特性に優れた携帯機器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る携帯機器としての携帯電話機の断面図である。
【図2】図1のII部分の拡大図である。
【符号の説明】
20 携帯電話機
21 筐体
22,32 電磁波シールド層
24 表示装置

Claims (9)

  1. 筐体の窓開口に表示装置が設けられた携帯機器であって、
    該筐体の内面に電磁波シールド層が設けられている携帯機器において、
    該表示装置の前面に表示装置用電磁波シールド層が設けられ、
    該筐体の電磁波シールド層と該表示装置用電磁波シールド層とが導通していることを特徴とする携帯機器。
  2. 請求項1において、該表示装置用電磁波シールド層は透明基板上に形成されており、該透明基板は前記窓開口よりも大きく、該透明基板の周縁部が該窓開口の裏側の縁部に重なるようになっており、
    該筐体の電磁波シールド層と表示装置用電磁波シールド層とは、該窓開口の裏側縁部において導通していることを特徴とする携帯機器。
  3. 請求項2において、該筐体の電磁波シールド層と表示装置用電磁波シールド層とは、該窓開口の裏側縁部において少なくとも一方に設けられた電極を介して導通していることを特徴とする携帯機器。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、該表示装置用電磁波シールド層の前面が保護フィルムで覆われていることを特徴とする携帯機器。
  5. 請求項4において、該保護フィルムは防眩フィルムであることを特徴とする携帯機器。
  6. 請求項5において、該防眩フィルムは、偏光フィルムと、該偏光フィルムの表面に形成されたハードコート層とを備え、該ハードコート層の表面に光散乱用の微細凹凸が形成されたものであることを特徴とする携帯機器。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、該電磁波シールド層はパターンエッチングされた金属膜よりなる導電性メッシュを有することを特徴とする携帯機器。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項において、該電磁波シールド層は格子状の繊維に金属を被覆してなる導電性メッシュを有することを特徴とする携帯機器。
  9. 請求項1ないし6のいずれか1項において、該電磁波シールド層は導電性インクのパターン印刷よりなる導電性メッシュを有することを特徴とする携帯機器。
JP2003185153A 2003-06-27 2003-06-27 携帯機器 Pending JP2005019850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003185153A JP2005019850A (ja) 2003-06-27 2003-06-27 携帯機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003185153A JP2005019850A (ja) 2003-06-27 2003-06-27 携帯機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005019850A true JP2005019850A (ja) 2005-01-20

Family

ID=34184715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003185153A Pending JP2005019850A (ja) 2003-06-27 2003-06-27 携帯機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005019850A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007206577A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Toshiba Corp 表示構造を備えた物品
US7391623B2 (en) 2005-04-18 2008-06-24 Fujitsu Limited Display module and portable terminal apparatus
JP2011109546A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Nissha Printing Co Ltd 無線充電システムにおける受電系筐体の製造方法
CN105897960A (zh) * 2015-08-08 2016-08-24 深圳市万博鑫科技有限公司 三防智能dmr/dpmr数字对讲抗眩光手机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7391623B2 (en) 2005-04-18 2008-06-24 Fujitsu Limited Display module and portable terminal apparatus
JP2007206577A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Toshiba Corp 表示構造を備えた物品
JP2011109546A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Nissha Printing Co Ltd 無線充電システムにおける受電系筐体の製造方法
CN105897960A (zh) * 2015-08-08 2016-08-24 深圳市万博鑫科技有限公司 三防智能dmr/dpmr数字对讲抗眩光手机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10302996B2 (en) Display module and display device
CN107066051B (zh) 一种移动电子设备及其显示屏
TWI569616B (zh) 具有視窗的行動終端機
CN112909069A (zh) 一种显示模组及显示装置
WO2006059448A1 (ja) 導電性積層体、プラズマディスプレイ用の電磁波遮蔽フィルムおよび保護板
JP2012009873A (ja) 導電性積層体、その製造方法、プラズマディスプレイ用電磁波遮蔽フィルムおよびプラズマディスプレイ用保護板
TW200809340A (en) Backlight module and display device using the same
CN209767598U (zh) 电子设备
CN111124182B (zh) 柔性屏组件及柔性屏终端
KR100741111B1 (ko) 필름형 필터를 포함하는 플라즈마 디스플레이 장치
EP2558904B1 (en) Internal stack-up structure of touch panel and method for producing the same
JPWO2003045125A1 (ja) 電磁波シールド性光透過窓材及びその製造方法
JP2000286594A (ja) 電磁波シールド基材及びその製造方法
CN208569611U (zh) 一种背光模组、触控显示模组和电子设备
KR20180045712A (ko) 터치 스크린 패널용 센서의 제조 방법 및 터치 스크린 패널용 센서
JP2005019850A (ja) 携帯機器
JP2002246788A (ja) 透視性電磁波シールド材
CN215872067U (zh) 电子设备
JP2000223036A (ja) 電磁波遮蔽透明板及びプラズマディスプレイ装置
JP2009075255A (ja) プラズマディスプレイ用保護板、その製造方法およびプラズマディスプレイ装置
JP4767494B2 (ja) 電磁波シールド方法及び電磁波シールド窓、電磁波シールド窓を備えた製造装置、電磁波シールド窓を備えた輸送機器、並びに電磁波シールド窓を備えた建築構造物
KR20170093103A (ko) 모바일 디바이스들을 위한 rf 차폐
CN216133864U (zh) 一种显示模组及显示装置
KR200354706Y1 (ko) 휴대 전화용 전자파 차폐 투명창
CN214751203U (zh) 一种液晶显示屏和电子设备