JP2005017898A - 定着装置及び定着装置の駆動制御方法 - Google Patents

定着装置及び定着装置の駆動制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明によれば、加熱ローラの外周面を適切にクリーニングすることができ、クリーニング不足による定着処理の品質悪化を防ぎ、定着処理の品質を維持することができる。
【解決手段】定着部材を用いて被画像形成媒体に定着させる現像剤の濃度を判断し、前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体における現像剤の濃度に応じて、前記定着部材の表面をクリーニングするリフレッシュモードを実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、トナーを用いる複写装置やプリンタ装置等に用いられ、トナー像を被転写媒体に定着する定着部材のクリーニング装置を有する定着装置及び定着装置の駆動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、定着装置内の定着ローラをクリーニングする機構については、例えば、特開平10−149048号公報、あるいは特開2001−5327号公報に開示されている。例えば、特開平10−149048号公報には、所定枚数の通紙ごとに、定着ローラをクリーニングするクリーニングウェブを移動させる技術が開示されている。また、特開2001−5327号公報には、定着処理する用紙における平均印字率に対応した移動量分、定着ローラをクリーニングするクリーニングウェブを移動させるという技術が開示されている。
【0003】
しかしながら、所定濃度以上の画像を有する用紙が短時間に連続する場合、あるいは、用紙の一部の領域にのみ高濃度の画像が存在する場合、上記した従来の技術では、定着ローラ上のトナー等による汚れがクリーニング能力を超えてしまうことがある。このような場合、クリーニング不足によって発生する用紙へのトナーの裏汚れが、たとえ仕様内であっても、ユーザには不満となることがあるという問題がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−149048号公報
【特許文献2】
特開2001−5327号公報
【特許文献3】
特開2001−100583号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、定着処理の品質を維持し、良好な画質を提供できる定着装置及び定着装置の駆動制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の定着装置は、現像剤を溶融させる定着部材と前記定着部材に圧接するプレス部材とのニップ部に現像剤が転写されている被画像形成媒体を通過させることにより現像剤を被画像形成媒体に定着させるものであって、前記定着部材の表面に接するクリーニング部材と、前記定着部材を用いて被画像形成媒体に定着させる現像剤の濃度を判断する判断部と、前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体における現像剤の濃度に応じて、前記定着部材の表面を前記クリーニング部材によりクリーニングするリフレッシュモードを実行する制御部とを有する。
【0007】
この発明の定着装置の駆動制御方法は、現像剤を溶融させる定着部材と前記定着部材に圧接するプレス部材とのニップ部に現像剤が転写されている被画像形成媒体を通過させることにより現像剤を被画像形成媒体に定着させる定着装置の駆動制御方法であって、前記定着部材を用いて被画像形成媒体に定着させる現像剤の濃度を判断し、前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体における現像剤の濃度に応じて、前記定着部材の表面に接するクリーニング部材により前記定着部材の表面をクリーニングするリフレッシュモードを実行する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の定着装置が用いられる複合型電子複写機(複写機)の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、複写機1は、主制御部11、スキャナ部12、プリンタ部13、及び操作パネル14により構成されている。
【0009】
上記主制御部11は、複写機全体の制御を司るユニットである。上記スキャナ部12は、原稿の画像を光の明暗として捕らえて光電変換し、画像データを生成する画像読取りユニットである。上記プリンタ部13は、スキャナ部12もしくは外部機器から供給される画像データに対応する画像を形成して被画像形成媒体である用紙に転写及び定着する画像形成ユニットである。上記操作パネル14は、ユーザからの操作指示が入力されたり、ユーザへ種々の案内を提供するユーザインターフェースである。
【0010】
上記主制御部11のメインCPU20には、上記スキャナ部12、上記プリンタ部13、及び上記操作パネル14が接続される。上記メインCPU20は、上記スキャナ部12、上記プリンタ部13、及び上記操作パネル14を統括的に制御する。
【0011】
また、上記主制御部11内において、上記メインCPU20には、ROM21、RAM22、画素カウンタ23、画像処理部24、ページメモリコントローラ25、ハードディスクユニット27、ネットインタフェース28、及びFAX送受信ユニット29が接続されている。
【0012】
上記ROM21は、不揮発性のメモリで構成され、例えば、制御プログラムが記憶される。上記RAM22は、揮発性のメモリで構成され、例えば、作業用のデータなどを一時的に記憶する。上記画素カウンタ23は、画像(画像データ)における画素数をカウントするものである。上記メインCPU20は、上記画素カウンタ23によりカウントされた画素数に基づいて当該画像を印刷する用紙における印字率などを判定する機能を有している。
【0013】
上記ページメモリコントローラ25は、上記ページメモリ26に対する画像データの書込み及び読み出しを制御する。また、上記画像処理部24、上記ページメモリコントローラ25、上記ページメモリ26、上記ハードディスクユニット27、上記ネットインタフェース28、及び上記FAX送受信ユニット29とは、上記画像データバス30により相互に接続されている。
【0014】
上記ネットインタフェース28は、外部機器から伝送されてくる画像(画像データ)が入力されるプリンタモード用の入力部として機能する。このネットインタフェース28には、LANあるいはインターネットなどの通信ネットワークが接続される。上記FAX送受信ユニット29は、電話回線に接続されており、その電話回線を介してファクシミリ送信されてくる画像(画像データ)を受信するファクシミリモード用の受信部として機能する。
【0015】
例えば、上記メインCPU20は、上記操作パネル14によるコピーの操作指示に応じたコピーモードの制御機能、ネットインタフェース59への画像入力に応じたプリンタモードの制御機能、及びFAX送受信ユニット60での画像受信に応じたファクシミリモードの制御機能などを備えている。
【0016】
また、上記スキャナ部12は、上記メインCPU20に接続されているスキャンCPU40により全体が制御される。上記スキャンCPU40には、ROM41、RAM42、CCD43、信号処理部44、CCDドライバ45、スキャンモータドライバ46、露光ランプ47、自動原稿送り装置(ADF)48、及び、原稿検知部49などが接続されている。
【0017】
上記ROM41は、不揮発性のメモリで構成され、例えば、制御プログラムが記憶される。上記RAM42は、揮発性のメモリで構成され、例えば、作業用のデータなどを一時的に記憶する。上記CCDドライバ45は、上記CCD43を駆動する。上記信号処理部44は、上記CCD43の出力を処理して上記画像データバス30に供給する。
【0018】
上記スキャンモータドライバ46は、図示しないキャリッジ駆動用のスキャンモータを駆動する。上記自動原稿送り装置48は、図示しないトレイにセットされる原稿を1枚づつ原稿読取り位置に供給するものである。上記原稿検知部49は、原稿のサイズを検知するものである。
【0019】
また、上記プリンタ部13は、上記メインCPU20に接続されたプリントCPU50により全体が制御されるようになっている。上記プリントCPU50には、ROM51、RAM52、プリントエンジン53、用紙搬送ユニット54、プロセスユニット55、及び定着装置100などが接続されている。
【0020】
上記ROM51は、不揮発性のメモリで構成され、例えば、制御プログラムが記憶される。上記RAM52は、揮発性のメモリで構成され、例えば、作業用のデータなどを一時的に記憶する。
【0021】
上記プリントエンジン53は、像担持体としての感光体ドラム121(図3参照)にレーザ光を照射して静電潜像を形成するものである。すなわち、上記プリントエンジン53は、上記スキャナ部12または外部機器から供給された画像データに対応して光強度を変化させたレーザ光を上記感光体ドラム121の外周面に照射する。これにより、上記感光体ドラム121の外周面には、静電潜像すなわち画像データに対応した画像が形成される。
【0022】
上記用紙搬送ユニット54は、上記プリンタ部13における被画像形成媒体としての用紙の搬送を制御するものである。
例えば、上記用紙搬送ユニット54は、画像形成処理を開始する際、図示しない給紙カセットから被画像形成媒体としての用紙を給紙し、上記プロセスユニット55へ供給する。
【0023】
上記プロセスユニット55は、上記感光体ドラム121及び図示しない現像器などにより構成されている。上記プロセスユニット55は、上記現像器により静電潜像が形成された上記感光体ドラム121にトナーを供給する。これにより、上記感光体ドラム121上には、上記現像器により供給されたトナーの集合体すなわちトナー像が形成される。
【0024】
さらに、上記プロセスユニット55は、上記感光体ドラム121上に形成されたトナー像を被画像形成媒体上に転写する図示しない転写部を有している。すなわち、上記転写部では、上記用紙搬送ユニット54により供給される被画像形成媒体としての用紙に上記感光体ドラム121上に形成されたトナー像を転写する。また、上記プロセスユニット55によりトナー像が転写された用紙は、上記用紙搬送ユニット54により定着装置100へ搬送される。
【0025】
上記定着装置100では、用紙P上のトナーに熱を与えて溶融すると同時に、用紙Pに所定の圧力を与えることにより、用紙P上にトナー像を固定(定着)させる。なお、上記定着装置100の構成については、後で詳細に説明する。
【0026】
また、上記定着装置100によりトナー像が定着された用紙は、上記用紙搬送ユニット54により図示しない排紙トレイへ搬送され、排紙トレイ上に排出される。
【0027】
また、上記操作パネル14は、上記メインCPU20に接続されているパネルCPU80により全体が制御される。上記パネルCPU80には、タッチパネル内蔵の液晶表示部81、テンキー82、オールリセットキー83、コピーキー84、及びストップキー85などが接続されている。上記液晶表示部81には、タッチパネルにより選択可能な種々の操作キー(アイコン)が表示されるようになっている。
【0028】
図2は、上記定着装置100の構成例を示す図である。
上記定着装置100は、発熱部材101が内蔵された加熱(定着)ローラ102と、加圧(プレス)ローラ103とを有している。
上記加熱ローラ102は、定着モータ123(図3参照)あるいは感光体ドラム121(図3参照)を回転させるドラムモータ122(図3参照)により、概ね一定の速度で、図2に示す矢印の方向に回転される。
【0029】
上記加圧ローラ103は、加熱ローラ102が回転されることで、加熱ローラ102とともに一定の速度で回転される。上記加圧ローラ103は、図示しない加圧機構により所定の圧力で加熱ローラ102に接触されている。
【0030】
また、上記加熱ローラ102の内側には、加熱ローラ102に熱を供給する熱源としての発熱部材101が配置されている。この発熱部材101は、例えば、発熱ランプあるいは励磁コイルにより構成される。上記発熱部材101としての励磁コイルを用いる場合、上記加熱ローラ102は金属部材で構成され、励磁コイルには所定の高周波出力が供給される。
【0031】
さらに、上記加熱ローラ102の外周上には、剥離爪104が設けられている。上記剥離爪104は、上記加熱ローラ102と加圧ローラ103とのニップ(接触部)よりも加熱ローラ102が回転される方向の下流側で、かつニップの近傍の所定位置に設けられる。上記剥離爪104は、上記ニップを通過する用紙Pを加熱ローラ102から剥離させるために利用される。
【0032】
上記加熱ローラ102の外周上には、クリーニング装置105が設けられている。上記クリーニング装置105は、上記加熱ローラ102が回転される方向に沿うとともに、剥離爪104から離れる方向に配置されている。上記クリーニング装置105は、加熱ローラ102上にオフセットされたトナーや被転写材である用紙からの紙粉等を除去(クリーニング)するとともに、上記加熱ローラ102にトナーが固着されることを低減するために離型剤(例えば、シリコーンオイル)を塗布するために利用される。
【0033】
上記加圧ローラ103の外周面には、加圧ローラ103の周面に、例えばシリコーンオイルの離型剤を塗布するオイルローラ(図示しない)および加圧ローラ103の周面に付着したトナー等を除去するクリーニングローラ(図示しない)が設けられている。
【0034】
上記加熱ローラ102の外周面には、加熱ローラ102の外周面の温度を検知するサーミスタ107が設けられている。また、上記加圧ローラ103の外周面には、上記加圧ローラ103の外周面の温度を検知するサーミスタ108が設けられている。
【0035】
上記のような構成の定着装置100には、上記プロセスユニット55によりトナー像が形成された用紙Pが供給される。上記プロセスユニット55によりトナー像が形成された用紙Pは、定着装置100内において、上記加熱ローラ102と上記加圧ローラ103との間を通過するようになっている。これにより、用紙P上のトナーは、熱により溶融されると同時に所定の圧力が加えられて用紙Pに定着するようになっている。
【0036】
次に、図2に示すクリーニング装置105の構成について詳細に説明する。
上記クリーニング装置105は、ウエブ114、ウエブ押圧ローラ115、巻取ウエブ116、及び巻取軸117を有している。
【0037】
上記ウエブ114は、例えば、化学繊維からなるフェルト状のシート体から構成される。また、上記ウエブ114は、上記発熱部材101により加熱された加熱ローラ102の表面温度(例えば220℃)に耐える化学繊維から構成される。上記巻取ウエブ116は、上記ウエブ114が所定の長さ分巻き付けられている。上記巻取軸117は、上記巻取ウエブ116から延びている上記ウエブ114を所定量ずつ巻き取るものである。また、上記ウエブ114には、予め離型剤であるシリコーンオイルが所定量吸着されている。なお、ウエブ114の厚さは、例えば54μmである。
【0038】
上記巻取ウエブ116と上記巻取軸117との間には、ウエブ押圧ローラ115が設けられている。上記ウエブ押圧ローラ115は、上記巻取ウエブ116から巻取軸117に掛け渡されたウエブ114を、加熱ローラ102の外周面に所定圧力で接触させるものである。
【0039】
従って、上記加熱ローラ102の外周面の任意の領域は、上記加熱ローラ102が回転することで、常時、上記ウエブ114と接触するようになっている。また、上記加熱ローラ102の外周面には、上記ウエブ114から所定量のシリコーンオイルが供給されるとともに、オイルの薄層が形成される。
【0040】
なお、上記ウエブ押圧ローラ115は、例えば硬度が30°、外径が20mmのスポンジ状の部材で構成される。また、上記ウエブ押圧ローラ115は、以下に説明する駆動機構によりウエブ114が巻取軸117に回収される際のウエブ114の移動に従動して、僅かずつ回転される。これにより、上記加圧ローラ103にウエブ114を押し付ける際の圧力でウエブ押圧ローラ115が弾性変形することが、防止される。
【0041】
上記巻取軸117は、ウエブモータ124(図3参照)により回転される。例えば、上記巻取軸117は、ギヤ列やベルトとホイールセット等からなる回転伝達機構(図示しない)により、所定のタイミングで、所定量ずつ回転される。
【0042】
図3は、図2に示した定着装置100ならびにクリーニング装置105を動作させるための制御回路の一例を説明する概略図である。
上記定着装置100の加熱ローラ102の内部には、加熱ローラ102を加熱するための発熱部材101が収容されている。上記発熱部材101に供給される電力は、加熱ローラ102の外周面の温度を検知するサーミスタ107の出力値と加圧ローラ103の外周面の温度を検知するサーミスタ108の出力値とに基づいて制御される。
【0043】
上記主制御部11のメインCPU20に接続されているプリントCPU50には、以下に説明するモータを所定の回転数(速度)で回転させるモータ駆動回路120が接続されている。
【0044】
例えば、図1に示した複写機1には、感光体ドラム121を所定回転数で回転させるドラムモータ122、定着装置100の加熱ローラ102を回転させる定着モータ123およびクリーニング装置105の巻取軸117を回転させるウエブモータ124等が組み込まれている。
【0045】
すなわち、上記モータ駆動回路120には、上記メインCPU20から上記プリントCPU50を介してモータの回転が指示される。これにより、モータ駆動回路120から対応する各モータ122、123、124には、所定数のモータ駆動パルスが供給される。なお、定着モータ123が省略され、ドラムモータ122の回転が加熱ローラ102に伝達されるようにしても良い。
【0046】
上記ウエブ114を移動させるタイミングと、上記ウエブ114を送る量(移動量)すなわち巻取軸117が回転される量とは、上記メインCPU20から上記プリントCPU50に供給される。
【0047】
また、上記ウエブ114を移動させるタイミング(条件)は、例えばROM21に記憶させておくようにしても良い。つまり、上記ROM21の記憶内容を必要に応じて変更することにより、上記ウエブ114を移動させるタイミングを変更することが可能である。なお、上記ROM21に記憶されるウエブ114の送り量は、例えば、メインCPU20に接続されている操作パネル14を用いて変更するようにすることも可能である。
【0048】
次に、上記定着装置100のリフレッシュモードの動作について説明する。
図4(a)及び図4(b)は、リフレッシュモードの動作シーケンスを説明するためのタイムチャートを示すものである。図4(a)は、上記定着モータ123の駆動制御のタイミングを示すタイムチャートである。図4(b)は、上記ウエブモータ124の駆動制御のタイミングを示すタイムチャートである。
【0049】
上記リフレッシュモードは、上記加熱ローラ102外周面に接しているクリーニング用のウエブ114を移動させるウエブモータ124、および上記加熱ローラ102を駆動する定着モータ123の動作により行われる。つまり、上記リフレッシュモードの動作は、上記ウエブ114を移動させるだけでなく、加熱ローラ102も同時に回転させるものである。
【0050】
これにより、上記リフレッシュモードでは、上記加熱ローラ102外周面に付着しているオフセットトナーや紙紛等を効果的に除去できる。通常、上記クリーニング装置105の制御(以下、通常の制御と称する)では、所定枚数ごとに上記ウエブ114を所定量移動させるようになっている。これにより、上記通常の制御では、上記ウエブ114を移動させるだけの駆動制御により、上記クリーニング装置105のクリーニング性能を維持している。これに対して、上記リフレッシュモードでは、上記ウエブ114を移動させるとともに上記加熱ローラ102も駆動させるため、上記加熱ローラ102の外周面を効果的にクリーニングできる。
【0051】
また、上記リフレッシュモードでは、図4(a)及び図4(b)に示すタイミングチャートのように、定着モータ123の駆動に先立って、上記ウエブモータ124を動作させる。また、図4(b)に示す上記ウエブモータ124の駆動時間Tは、上記ウエブ114の移動量が、少なくとも上記ウエブ114と上記加熱ローラ102とのニップ部の幅以上となるように設定される。
【0052】
このような動作により、上記リフレッシュモードでは、上記ウエブ114と上記加熱ローラ102のニップ部(接触部分)に堆積したトナーや紙紛によって、上記加熱ローラ102の外周面に負荷を与えないようにすることができる。つまり、上記リフレッシュモードでは、上記加熱ローラ102の外周面の磨耗あるいはキズなどを与えないように、上記加熱ローラ102の外周面をクリーニングすることができるという効果がある。
【0053】
また、図4(a)及び図4(b)に示すリフレッシュモードの動作例において、上記ウエブモータ124により駆動する巻取軸117と上記定着モータ123により駆動する加熱ローラ102とは、時間差(Δt1、Δt2)を有して駆動するようにしているが、両者を同時に駆動させるようにしても良い。この場合も、上記したリフレッシュモードと同様の効果が得られる。
【0054】
上記リフレッシュモードは、後述する条件により実行されるが、ユーザがリフレッシュモードを強制的に実行できるようにしても良い。
図5は、上記リフレッシュモードを強制的に実行させるキー(リフレッシュモードアイコン)を上記操作パネル14の液晶表示部81に表示させた場合の表示例を示す図である。
【0055】
すなわち、図5に示すような操作パネル14上のリフレッシュモードアイコンが指示された場合、上記メインCPU20は、上記定着装置100に対して上記リフレッシュモードを強制的に実行させる。これにより、ユーザは、リフレッシュモードを強制的に実行させた後に画像形成を実行させることができ、できるだけ高品質な定着処理を行うことが可能となる。
【0056】
例えば、背景の微細な汚れも気にするユーザは、上記リフレッシュモードを強制的に実行することにより、できるだけ汚れの少ない状態で定着処理を行った印刷結果を得ることができる。つまり、ユーザの指示により強制的に実行するリフレッシュモードを設けることにより、個々のユーザの要求に対して柔軟に対応でき、顧客満足度の高い定着装置あるいは画像形成装置を提供することができる。
【0057】
次に、上記定着装置100の第1の駆動制御方法について説明する。
ここでは、印字率20%未満の用紙を、A4サイズの用紙に換算して、10枚通紙するごとに、上記ウエブ114を0.3mm移動させることで所定の品質(裏汚れが発生しない)を保てるものと仮定する。すなわち、上記定着装置100では、通常の制御として、印字率20%未満のA4サイズの用紙を10枚分定着処理した際に、上記ウエブ114を所定量移動させるようになっているものとする。
【0058】
このような定着装置100では、例えば、印字率が20%よりも高い用紙を連続して定着処理する場合、10枚通紙するごとにウエブ114を移動させたのでは、上記加熱ローラ102に残るオフセットのトナーに対する上記ウエブ114のクリーニング能力が追いつかない状況が生じる可能性がある。
【0059】
例えば、上記ウエブ114の移動なしで、20%から50%の印字率の画像を連続して8枚以上定着処理した場合、9枚目以降の用紙には、トナーによる裏汚れなどの不具合が発生する可能性がある。同様に、上記ウエブ114の移動なしで、50%以上の印字率の画像を連続して5枚以上定着処理した場合、6枚目以降の用紙には不具合が発生する可能性がある。
【0060】
そこで、本第1の駆動制御方法では、用紙の平均印字率に応じて、上記リフレッシュモードの実行の有無を判断するようにするものである。
図6は、用紙の平均印字率に対する連続印刷枚数(連続して定着処理する枚数)の許容値(リフレッシュモードなしで定着処理可能な枚数)を示す図である。つまり、図6では、リフレッシュモードの実行せずに、連続印刷可能なA4サイズ換算の用紙の枚数と当該用紙における平均印字率との関係を示している。
【0061】
図6に示す例では、50%以上の平均印字率に対してはA4サイズに換算して5枚を許容値とし、20%〜50%の平均印字率の画像に対してはA4サイズに換算して8枚が許容値であるものとしている。
【0062】
図6に示す例に従えば、50%以上の平均印字率の用紙を連続して定着処理する場合には、A4サイズに換算して5枚分定着処理するごとに、上記リフレッシュモードを実行することが必要となる。また、図6に示す例に従えば、20%〜50%の平均印字率の用紙を連続して定着処理する場合には、A4サイズに換算して8枚分定着処理するごとに、上記リフレッシュモードを実行することが必要となる。
なお、図6に示す例は、1つの設定例を示すものであり、ウエブ114、加熱ローラ102あるいはトナーなどの特性に応じて種々の設定が可能である。
【0063】
図7及び図8は、上記第1の駆動制御方法による動作例を説明するためのフローチャートである。
まず、初期設定としてリフレッシュモードまでの枚数をカウントするためのカウント値nが0であるものとする(ステップS1)。この状態において定着処理(画像形成処理)を行う場合、上記メインCPU20は、上記定着装置100により定着処理する用紙における平均印字率(用紙上の画像濃度)を算出する(ステップS2)。この平均印字率は、定着処理する用紙に形成される画像全体における画素数を上記画素カウンタ23がカウントすることにより上記メインCPU20により算出される。なお、ここで、第1の駆動制御方法の説明では、平均印字率を百分率で示すものとする。
【0064】
上記定着装置100により定着処理する用紙における平均印字率を算出すると、上記メインCPU20は、算出した平均印字率が20%未満か否かを判断する(ステップS3)。この判断により平均印字率が20%未満であると判断した場合(ステップS3、YES)、上記メインCPU20は、上記クリーニング装置105に対して通常の制御を行う(ステップS4及びS5)。
【0065】
上記クリーニング装置105に対する通常制御において、上記メインCPU20は、上記定着装置100にて定着処理した用紙の累積枚数がA4サイズに換算して所定枚数(例えば、10枚)に達したか否かを判断する(ステップS4)。この判断により定着処理した用紙の枚数がA4サイズに換算して所定枚数に達したと判断した場合(ステップS4、YES)、上記メインCPU20は、上記ウエブモータ124により上記ウエブ114を所定距離(例えば0.3mm)分だけ移動させる(ステップS5)。
【0066】
なお、上記ステップS4で、上記定着装置100にて定着処理した用紙の累積枚数がA4サイズ換算で所定枚数に達していないと判断した場合(ステップS4、NO)、上記メインCPU20は、続いて定着処理するものがあるか否か、つまり、印刷終了か否かを判断する(ステップS13)。この判断により印刷終了でないと判断した場合(ステップS13、NO)、上記メインCPU20は、上記ステップS2へ戻る。
【0067】
また、上記ステップS3で、上記定着装置100により定着処理する用紙における平均印字率が20%以上であると判断した場合(ステップS3、NO)、上記メインCPU20は、定着処理する用紙をA4サイズに換算し、上記カウント値nをA4サイズ換算の枚数分増加(例えばn=n+1)させる(ステップS6)。上記カウント値nをA4サイズ換算の枚数分増加させた際、上記メインCPU20は、さらに、当該用紙における平均印字率が50%未満か否かを判断する(ステップS7)。
【0068】
この判断により当該用紙における平均印字率が50%未満であると判断した場合、つまり、当該用紙における平均印字率が20%以上50未満である場合(ステップS7、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値nが第1の許容値(平均印字率20%以上50%未満の用紙に対してリフレッシュモードなしで定着処理可能な枚数、図6に示す例では8枚)であるか否かを判断する(ステップS8)。
【0069】
この判断によりカウント値nが第1の許容値であると判断した場合(ステップS8、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値nを0に変更し(ステップS9)、上記リフレッシュモードを実行する(ステップS10)。
【0070】
また、上記ステップS7で当該用紙における平均印字率が50%未満でないと判断した場合、つまり、平均印字率が50%以上である場合(ステップS7、NO)、上記メインCPU20は、上記カウント値nが第2の許容値(平均印字率50%以上の用紙に対してリフレッシュモードなしで定着処理可能な枚数、図6に示す例では5枚)であるか否かを判断する(ステップS11)。
【0071】
この判断によりカウント値nが第2の許容値であると判断した場合(ステップS11、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値nを0に変更し(ステップS12)、上記リフレッシュモードを実行する(ステップS10)。
【0072】
また、上記ステップS8において上記カウント値nが第1の許容値でないと判断した場合(ステップS8、NO)、上記ステップS11において上記カウント値nが第2の許容値でないと判断した場合(ステップS11、NO)、あるいは、上記ステップS10によるリフレッシュモードが完了した場合、上記メインCPU20は、上記ステップS13へ進む。上記ステップS13では、上記メインCPU20が印刷終了か否を判断する。この判断により印刷終了でないと判断した場合(ステップS13、NO)、上記メインCPU20は、上記ステップS2へ進む。
【0073】
上記のように、第1の駆動制御方法では、定着処理する用紙における平均印字率を1ページごとに算出し、所定の平均印字率以上の用紙を定着処理する場合には連続通紙枚数をカウントし、そのカウント値が所定枚数に達した時点でリフレッシュモードを実行するようにしたものである。
【0074】
これにより、印字率が高い用紙に対して定着処理する場合であっても、定着処理の品質が悪化する前に、クリーニング動作を行うことができ、定着不良や画像不良を未然に防ぐことができる。
【0075】
次に、第2の駆動制御方法について説明する。
この第2の駆動制御方法では、連続して定着処理する用紙における印字率を複数の領域ごとに算出し、部分的に印字率の高い領域が存在する場合には上記リフレッシュモードを実行するものである。
【0076】
すなわち、第2の駆動制御方法では、複数の領域ごとの印字率に基づいて上記リフレッシュモードの実行の有無を判断するものである。これにより、第2の駆動制御方法によれば、加熱ローラの外周面における部分的な汚れなどにも対応でき、クリーニング不足による定着処理の品質劣化を未然に防ぐことが可能である。
【0077】
例えば、用紙に定着させる画像には、定着装置における用紙の搬送方向に伸びる高濃度の帯状の画像を有するものがある。このような場合、用紙全体の平均印字率は低いが、上記のような帯状の画像がある領域では局所的に印字率が高くなる。このため、局所的に印字率の高い領域に対応する加熱ローラ102の外周面は部分的に汚れが激しくなる可能性がある。このような場合であっても、以下に詳細に説明する第2の駆動制御方法によれば、クリーニング不足を未然に防止できる。
【0078】
図9は、印字率を算出する用紙Pにおける複数の領域Pα、Pβ、Pγの設定例を示す図である。
図9に示す例では、上記加熱ローラ102に対する用紙Pの搬送方向に応じて複数の領域Pα、Pβ、Pγが設定されている。各領域Pα、Pβ、Pγは、加熱ローラ102の対応する特定の部分で定着処理されるものである。
【0079】
例えば、図9に示す例において、上記領域Pαは、上記加熱ローラ102の左端部で定着処理され、上記領域Pβは、上記加熱ローラ102の中央部で定着処理され、上記領域Pγは、上記加熱ローラ102の右端部で定着処理される。したがって、図9に示すように領域を設定した場合、第2の駆動制御方法では、各領域における印字率を算出し、それらの各領域の印字率に基づいてリフレッシュモードの実行の有無を判断する。
【0080】
なお、図9に示す例では、3つの領域に分割した場合について説明したが、これに限らず、印字率を算出する複数の領域は、上記加熱ローラ102での定着位置に基づいて分割したものであれば良い。
【0081】
図10及び図11は、第2の駆動制御方法の動作例を説明するためのフローチャートである。
まず、初期設定としてリフレッシュモードまでの枚数をカウントするためのカウント値l、m、nが共に0であるものとする(ステップS21)。ここで、カウント値l、m、nは、それぞれ領域Pα、Pβ、Pγに対するカウント値であるものとする。
【0082】
この状態において定着処理(画像形成処理)を行う場合、上記メインCPU20は、上記定着装置100により定着処理する用紙における各領域Pα、Pβ、Pγの印字率(画像濃度)α、β、γを算出する(ステップS22)。
【0083】
各領域Pα、Pβ、Pγの印字率α、β、γは、定着処理する用紙の各領域Pα、Pβ、Pγに形成される画像の画素数を上記画素カウンタ23によりカウントすることにより算出される。なお、ここで、第2の駆動制御方法の説明では、各領域Pα、Pβ、Pγの各印字率α、β、γを百分率で示すものとする。
【0084】
上記定着装置100により定着処理する用紙における各領域Pα、Pβ、Pγの印字率α、β、γを算出すると、上記メインCPU20は、各印字率α、β、γが20%未満であるか否かを判断する(ステップS23、S24、S25)。
【0085】
これらの判断により各印字率α、β、γが全て20%未満であると判断した場合(ステップS23、S24及びS25が全て、YES)、上記メインCPU20は、上記クリーニング装置105に対して通常の制御を行う(ステップS26及びS27)。
【0086】
上記クリーニング装置105に対する通常制御において、上記メインCPU20は、上記定着装置100にて定着処理した用紙の累積枚数がA4サイズに換算して所定枚数(例えば、10枚)に達したか否かを判断する(ステップS26)。この判断により定着処理した用紙の枚数がA4サイズに換算して所定枚数に達したと判断した場合(ステップS26、YES)、上記メインCPU20は、上記ウエブモータ124により上記ウエブ114を所定距離(例えば0.3mm)分だけ移動させる(ステップS27)。
【0087】
なお、上記ステップS26で、上記定着装置100にて定着処理した用紙の累積枚数がA4サイズ換算で所定枚数に達していないと判断した場合(ステップS26、NO)、上記メインCPU20は、続いて定着処理するものがあるか否か、つまり、印刷終了か否かを判断する(ステップS39)。この判断により印刷終了でないと判断した場合(ステップS39、NO)、上記メインCPU20は、上記ステップS22へ戻る。
【0088】
また、上記ステップS23で、上記定着装置100により定着処理する用紙における領域Pαの印字率αが20%以上であると判断した場合(ステップS3、NO)、上記メインCPU20は、定着処理する用紙をA4サイズに換算し、上記カウント値lをA4サイズ換算の枚数分増加(例えば、l=l+1)させる(ステップS28)。上記カウント値lをA4サイズ換算の枚数分増加させた際、上記メインCPU20は、さらに、当該用紙における領域Pαの印字率αが50%未満か否かを判断する(ステップS29)。
【0089】
この判断により印字率αが50%未満であると判断した場合、つまり、当該用紙における領域Pαの印字率αが20%以上50未満である場合(ステップS29、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値lが第1の許容値(印字率20%以上50%未満の領域を有する用紙に対してリフレッシュモードなしで定着処理可能な枚数、例えば8枚)であるか否かを判断する(ステップS30)。
【0090】
この判断によりカウント値lが第1の許容値であると判断した場合(ステップS30、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値l、m、nを全て0に変更し(ステップS31)、上記リフレッシュモードを実行する(ステップS32)。
【0091】
また、上記ステップS29で当該用紙における領域Pαの印字率αが50%未満でないと判断した場合、つまり、印字率αが50%以上である場合(ステップS29、NO)、上記メインCPU20は、上記カウント値lが第2の許容値(印字率50%以上の領域を有する用紙に対してリフレッシュモードなしで定着処理可能な枚数、例えば5枚)であるか否かを判断する(ステップS33)。
【0092】
この判断によりカウント値lが第2の許容値であると判断した場合(ステップS33、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値l、m、nを全て0に変更し(ステップS34)、上記リフレッシュモードを実行する(ステップS32)。
【0093】
また、上記ステップS24で、上記定着装置100により定着処理する用紙における領域Pβの印字率βが20%以上であると判断した場合(ステップS24、NO)、上記メインCPU20は、定着処理する用紙をA4サイズに換算し、上記カウント値mをA4サイズ換算の枚数分増加(例えば、m=m+1)させる(ステップS35)。上記カウント値mをA4サイズ換算の枚数分増加させた際、上記メインCPU20は、さらに、当該用紙における領域Pβの印字率βが50%未満か否かを判断する(ステップS36)。
【0094】
この判断により印字率βが50%未満であると判断した場合、つまり、当該用紙における領域Pβの印字率βが20%以上50未満である場合(ステップS36、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値mが第1の許容値(印字率20%以上50%未満の領域を有する用紙に対してリフレッシュモードなしで定着処理可能な枚数、例えば8枚)であるか否かを判断する(ステップS30)。
【0095】
この判断によりカウント値mが第1の許容値であると判断した場合(ステップS30、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値l、m、nを全て0に変更し(ステップS31)、上記リフレッシュモードを実行する(ステップS32)。
【0096】
また、上記ステップS36で当該用紙における領域Pβの印字率βが50%未満でないと判断した場合、つまり、印字率βが50%以上である場合(ステップS36、NO)、上記メインCPU20は、上記カウント値mが第2の許容値(印字率50%以上の領域を有する用紙に対してリフレッシュモードなしで定着処理可能な枚数、例えば5枚)であるか否かを判断する(ステップS33)。
【0097】
この判断によりカウント値mが第2の許容値であると判断した場合(ステップS33、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値l、m、nを全て0に変更し(ステップS34)、上記リフレッシュモードを実行する(ステップS32)。
【0098】
また、上記ステップS25で、上記定着装置100により定着処理する用紙における領域Pγの印字率γが20%以上であると判断した場合(ステップS25、NO)、上記メインCPU20は、定着処理する用紙をA4サイズに換算し、上記カウント値nをA4サイズ換算の枚数分増加(例えば、n=n+1)させる(ステップS37)。上記カウント値nをA4サイズ換算の枚数分増加させた際、上記メインCPU20は、さらに、当該用紙における領域Pγの印字率γが50%未満か否かを判断する(ステップS38)。
【0099】
この判断により印字率γが50%未満であると判断した場合、つまり、当該用紙における領域Pγの印字率γが20%以上50未満である場合(ステップS38、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値nが第1の許容値(印字率20%以上50%未満の領域を有する用紙に対してリフレッシュモードなしで定着処理可能な枚数、例えば8枚)であるか否かを判断する(ステップS30)。
【0100】
この判断によりカウント値nが第1の許容値であると判断した場合(ステップS30、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値l、m、nを全て0に変更し(ステップS31)、上記リフレッシュモードを実行する(ステップS32)。
【0101】
また、上記ステップS38で当該用紙における領域Pγの印字率γが50%未満でないと判断した場合、つまり、印字率γが50%以上である場合(ステップS38、NO)、上記メインCPU20は、上記カウント値nが第2の許容値(印字率50%以上の領域を有する用紙に対してリフレッシュモードなしで定着処理可能な枚数、例えば5枚)であるか否かを判断する(ステップS33)。
【0102】
この判断によりカウント値nが第2の許容値であると判断した場合(ステップS33、YES)、上記メインCPU20は、上記カウント値l、m、nを全て0に変更し(ステップS34)、上記リフレッシュモードを実行する(ステップS32)。
【0103】
また、上記ステップS30において上記カウント値l、m、nが第1の許容値でないと判断した場合(ステップS30、NO)、上記ステップS33において上記カウント値l、m、nが第2の許容値でないと判断した場合(ステップS33、NO)、あるいは、上記ステップS32によるリフレッシュモードが完了した場合、上記メインCPU20は、上記ステップS39へ進む。上記ステップS39では、上記メインCPU20が印刷終了か否を判断する。この判断により印刷終了でないと判断した場合(ステップS39、NO)、上記メインCPU20は、上記ステップS22へ進む。
【0104】
上記のように、第2の駆動制御方法では、定着処理する用紙上の領域を複数の領域に分割して各領域における印字率を算出し、各領域の印字率(α、β、γ)のうち1つでも所定の条件に当てはまった場合には、リフレッシュモートを実行するようになっている。
【0105】
これにより、部分的に印字率の高い領域が存在する用紙に対して定着処理する場合にも、リフレッシュモードを実行することができ、加熱ローラ外周面の部分的な汚れに対するクリーニング不足などによる品質の低下を未然に防ぐことができる。
【0106】
次に、第3の駆動制御方法について説明する。
この第3の駆動制御方法は、定着処理する用紙の印字率を積算し、その積算した値が所定の値に達した際に、上記リフレッシュモードを実行するようにしたものである。
【0107】
以下に説明する第3の駆動制御方法では、定着処理する用紙上の領域を複数の領域に分割して各領域における印字率を算出し、各領域の印字率に対する積算値(L=Σαl、M=Σβm、N=Σγn)が1つでも所定の条件にあてはまった場合に、リフレッシュモードを実行するものとする。なお、定着処理する用紙は、上記第2の駆動制御方法と同様に、例えば、図9に示すように、複数の領域に分割されるものとして説明する。
【0108】
図12は、第3の駆動制御方法の動作例を説明するためのフローチャートである。
まず、初期設定として定着処理を行った用紙枚数をカウントするためのカウント値l、m、nが共に0であるものとし、かつ、各領域Pα、Pβ、Pγの印字率(画像濃度)αl、βm、γnを積算した積算値L、M、Nが0であるものとする(ステップS41)。ここで、積算値L、M、Nは、それぞれL=Σαl、M=Σβm、N=Σγnにより算出される値であり、印字率αl、βm、γnは、それぞれ領域Pα、Pβ、Pγにおける印字率を比率(百分率ではなく)で示したものであるとする。
【0109】
この状態において定着処理(画像形成処理)を行う場合、上記メインCPU20は、上記定着装置100により定着処理する用紙における各領域Pα、Pβ、Pγの印字率(画像濃度)αl、βm、γnを算出する(ステップS42)。各領域Pα、Pβ、Pγの印字率αl、βm、γnは、定着処理する用紙の各領域Pα、Pβ、Pγに形成される画像の画素数を上記画素カウンタ23によりカウントすることにより算出される。
【0110】
上記定着装置100により定着処理する用紙における各領域Pα、Pβ、Pγの印字率αl、βm、γnを算出すると、上記メインCPU20は、各印字率αn、βm、γnの積算値L、M、N(L=Σαl、M=Σβm、N=Σγn)を算出する(ステップS43)。
【0111】
上記積算値L、M、Nを算出すると、上記メインCPU20は、まず、積算値Lが所定の閾値(例えば2.5)未満か否かを判断する(ステップS44)。ここで、上記所定の閾値は、上記リフレッシュモードによるクリーニングを必要とする閾値である。従って、上記閾値は、印字率の積算値が当該閾値に達するまでは、所定の品質を保てるように設定される。
【0112】
上記判断により積算値Lが所定の閾値未満であると判断した場合、上記メインCPU20は、同様に、積算値Mが所定の閾値(例えば2.5)未満か否かを判断する(ステップS45)。
【0113】
この判断により積算値Mが所定の閾値未満であると判断した場合、上記メインCPU20は、同様に、積算値Nが所定の閾値(例えば2.5)未満か否かを判断する(ステップS46)。
【0114】
この判断により積算値Nが所定の閾値未満であると判断した場合、つまり、積算値L、M、Nが全て所定の閾値未満である場合、上記メインCPU20は、上記カウント値l、m、nをそれぞれ1づつカウントアップ(例えば、l=l+1、m=m+1、n=n+1)し(ステップS47)、上記クリーニング装置105に対して通常の制御を行う(ステップS48及びS49)。
【0115】
上記クリーニング装置105に対する通常制御において、上記メインCPU20は、上記定着装置100にて定着処理した用紙の累積枚数がA4サイズに換算して所定枚数(例えば、10枚)に達したか否かを判断する(ステップS48)。この判断により定着処理した用紙の枚数がA4サイズに換算して所定枚数に達したと判断した場合(ステップS48、YES)、上記メインCPU20は、上記ウエブモータ124により上記ウエブ114を所定距離(例えば0.3mm)分だけ移動させる(ステップS49)。
【0116】
上記ウエブ114を所定距離分移動させた場合、上記メインCPU20は、印刷終了でなければ、上記カウント値l、m、n及び積算値L、M、Nを全て初期化(l、m、n=0、及び、L、M、N=0)し、上記ステップS41へ戻る。
【0117】
なお、上記ステップS48で、上記定着装置100にて定着処理した用紙の累積枚数がA4サイズ換算で所定枚数に達していないと判断した場合(ステップS48、NO)、上記メインCPU20は、続いて定着処理するものがあるか否か、つまり、印刷終了か否かを判断する(ステップS51)。この判断により印刷終了でないと判断した場合(ステップS51、NO)、上記メインCPU20は、上記ステップS42へ戻る。
【0118】
また、上記ステップS44、S45、あるいはS46で、上記積算値L、M、Nの何れかが所定の閾値以上であると判断した場合、上記メインCPU20は、上記リフレッシュモードを実行する(ステップS50)。このリフレッシュモードが完了した場合、上記メインCPU20は、印刷終了でなければ、上記カウント値l、m、n及び積算値L、M、Nを全て初期化(l、m、n=0、及び、L、M、N=0)し、上記ステップS41へ戻る。
【0119】
上記のように、第3の駆動制御方法では、定着処理する用紙の印字率を積算し、その積算した値が所定の閾値に達した際に、上記リフレッシュモードを実行するようにしたものである。
【0120】
これにより、複数の異なる画像の原稿を連続コピーする場合などの印字率が異なる用紙を連続して定着処理する場合であっても、上記加熱ローラの外周面を適切にクリーニングすることができ、クリーニング不足による定着処理の品質悪化を防ぐことができる。
【0121】
さらには、定着処理する用紙上の領域を複数の領域に分割して各領域における印字率を算出し、各領域の印字率に対する積算値(L=Σαl、M=Σβm、N=Σγn)が1つでも所定の閾値に達した場合、上記リフレッシュモードを実行するようにしても良い。これにより、印字率が異なる用紙を連続して定着処理する場合であっても、上記加熱ローラの外周面における部分的な汚れにも適切に対応でき、クリーニング不足による定着処理の品質悪化を防ぐことができる。
【0122】
上記のように、本実施例によれば、高濃度の画像を短時間に連続して印刷するようなユーザに対して、トナーによる汚れの少ない高品質な画像の定着処理を実現できる。
【0123】
また、本実施例によれば、用紙全体の平均印字率としては低くても狭い領域で高濃度が続く場合であっても、トナー等の汚れの少ない高品質な画像の定着処理を実現できる。
【0124】
また、本実施例によれば、ユーザ自身が加熱ローラのクリーニング動作を強制的に実行させることにより、高い品質の画像の定着処理を行うことができる。
また、本実施例によれば、印字率が異なる用紙を連続して定着処理する場合であっても、加熱ローラの汚れに適切に対応でき、クリーニング不足による定着処理の品質悪化を防ぐことができる。
【0125】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、定着処理の品質を維持し、良好な画質を提供できる定着装置及び定着装置の駆動制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の定着装置が用いられる複写機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】定着装置の構成を概略的に示す断面図。
【図3】定着装置ならびにクリーニング装置を動作させるための制御回路の一例を説明する概略図である。
【図4】図4(a)は、定着モータの駆動制御のタイミングを示すタイムチャートであり、図4(b)は、ウエブモータの駆動制御のタイミングを示すタイムチャートである。
【図5】リフレッシュモードアイコンを上記操作パネルに設けた場合の例を示す図である。
【図6】リフレッシュモードを実行せずに、連続して定着処理が可能なA4サイズ換算の枚数と平均印字率との関係を示している。
【図7】第1の駆動制御方法による動作例を説明するためのフローチャートである。
【図8】第1の駆動制御方法による動作例を説明するためのフローチャートである。
【図9】印字率を算出する用紙における複数の領域の設定例を示す図である。
【図10】第2の駆動制御方法の動作例を説明するためのフローチャートである。
【図11】第2の駆動制御方法の動作例を説明するためのフローチャートである。
【図12】第3の駆動制御方法の動作例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…複写機、11…主制御部、12…スキャナ部、13…プリンタ部、14…操作パネル、20…メインCPU、21…ROM、22…RAM、23…画素カウンタ、40…スキャンCPU、43…CCD、45…CCDドライバ、50…プリントCPU、53…プリントエンジン、54…用紙搬送ユニット、55…プロセスユニット、81…液晶表示部、105…クリーニング装置、114…ウエブ、115…ウエブ押圧ローラ、116…巻取ウエブ、117…巻取軸、120…モータ駆動回路、121…感光体ドラム、122…ドラムモータ、124…ウエブモータ

Claims (9)

  1. 現像剤を溶融させる定着部材と前記定着部材に圧接するプレス部材とのニップ部に現像剤が転写されている被画像形成媒体を通過させることにより現像剤を被画像形成媒体に定着させる定着装置であって、
    前記定着部材の表面に接するクリーニング部材と、
    前記定着部材を用いて被画像形成媒体に定着させる現像剤の濃度を判断する判断部と、
    前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体における現像剤の濃度に応じて、前記定着部材の表面を前記クリーニング部材によりクリーニングするリフレッシュモードを実行する制御部と、
    を有することを特徴とする定着装置。
  2. さらに、前記リフレッシュモードを強制的に実行させる操作キーを有し、
    前記制御部は、前記操作キーが指示された場合に、前記リフレッシュモードを実行する、ことを特徴とする前記請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記判断部は、前記定着部材により定着処理する被画像形成媒体における現像剤の濃度を判断し、
    前記制御部は、前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体の現像剤の濃度と前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体の数とに応じて、前記リフレッシュモードを実行する、ことを特徴とする前記請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記判断部は、前記定着部材を用いて定着処理する被画像形成媒体の複数の領域における濃度をそれぞれ判断し、
    前記制御部は、前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体の各領域における現像剤の濃度と前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体の数とに応じて、前記リフレッシュモードを実行する、ことを特徴とする前記請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記制御部は、前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体における現像剤の濃度を積算し、その積算した濃度が所定の値に達した際に、前記リフレッシュモードを実行する、ことを特徴とする前記請求項1に記載の定着装置。
  6. 現像剤を溶融させる定着部材と前記定着部材に圧接するプレス部材とのニップ部に現像剤が転写されている被画像形成媒体を通過させることにより現像剤を被画像形成媒体に定着させる定着装置の駆動制御方法であって、
    前記定着部材を用いて被画像形成媒体に定着させる現像剤の濃度を判断し、
    前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体における現像剤の濃度に応じて、前記定着部材の表面に接するクリーニング部材により前記定着部材の表面をクリーニングするリフレッシュモードを実行する、ことを特徴とする定着装置の駆動制御方法。
  7. 前記判断は、前記定着部材により定着処理する被画像形成媒体全体における現像剤の濃度を判断し、
    前記リフレッシュモードは、前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体の現像剤の濃度と前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体の数とに応じて実行する、ことを特徴とする前記請求項6に記載の定着装置の駆動制御方法。
  8. 前記判断は、前記定着部材を用いて定着処理する被画像形成媒体の複数の領域における濃度をそれぞれ判断し、
    前記リフレッシュモードは、前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体の各領域における現像剤の濃度と前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体の数とに応じて実行する、ことを特徴とする前記請求項6に記載の定着装置の駆動制御方法。
  9. 前記判断は、前記定着部材により定着処理する被画像形成媒体全体における現像剤の濃度を判断し、
    前記リフレッシュモードは、前記定着部材を用いて定着処理した被画像形成媒体における現像剤の濃度を積算し、その積算した濃度が所定の値に達した際に実行する、ことを特徴とする前記請求項6に記載の定着装置の駆動制御方法。
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