JP2005015736A - シール及びシールの製造方法並びに写真用ロールフイルムの封止シール - Google Patents

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Abstract

【課題】封止シール等のシールの接着力を安定させる。
【解決手段】封止シール5は、写真用ロールフイルムの外周に巻き付けられ、一端に形成された熱接着剤層8aを遮光紙の表面に、他端の熱接着剤層8bを封止シール5の表面に接着することで、写真フイルム及び遮光紙の巻き緩みを防止する。封止シール5の熱接着剤層8a,8bは、多数の小さな熱接着剤のドット12から構成されている。熱接着剤のドット12は、グラビア塗工によって塗工されるが、一つのドット12は一つのセルによって形成されるため、各ドット12の大きさ及び塗工厚は均一であり、接着力も等しくなる。そのため、封止シール5の接着力が安定する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、支持体に接着剤が塗工されたシール及びその製造方法と、写真用ロールフイルムの封止シールとに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
写真用のロールフイルムには、一般にブローニーフイルムと呼ばれるものがある。このブローニーフイルムは、帯状の写真フイルムと、この写真フイルムよりもわずかに幅の広い遮光紙と、プラスチック製のスプールとからなる。写真フイルムと遮光紙は、最外周に遮光紙が配置されるようにスプールに巻き付けられる。遮光紙の外周には、巻き緩みが生じないように封止シールが貼付される。
【0003】
封止シールは、ロールフイルムの外周長より長い長さを有する帯状の支持体と、この支持体の一方の面の両側に設けられた接着剤層とからなる。封止シールは、一端の接着剤層が遮光紙の端部に接着された後に、他端がロールフイルムの外周に巻き付けられ、この他端の接着剤層が封止シールの支持体自身の背面に接着されて写真フイルムと遮光紙とを封止する。
【0004】
封止シールのロールフイルム外周への貼着は、写真フイルムと遮光紙とがスプールに巻き付けられた後に行なわれる。そのため、封止シールに強い圧力が加えられると写真フイルムに圧力被りが発生するので、感圧タイプの接着剤を使用することは可能であるが、推奨できない。また、封止シールによって封止されたロールフイルムは、遮光性と防湿性とを備えた包装袋に収納されるが、接着剤の種類によっては、密封された包装袋内で写真性に悪影響を及ぼすものがある。更に、常に粘着力を有する接着剤は、封止テープの取り扱いを難しくし、貼付時に支持体の下からはみ出してしまうことがある。これらの事情から、常態では粘着性がなく、圧力を加えなくても接着剤を活性化させることができ、接着後に写真性に悪影響を与えるおそれのない熱接着剤が封止シールの接着剤層に使用されている。
【0005】
封止シールの熱接着剤は、印刷、例えば、特許文献1に記載されているようなグラビア塗工によって支持体上に塗工されている。グラビア塗工に用いられる熱接着剤は、溶剤で溶解されて流動性が付与され、グラビア塗工版によって支持体の原紙に塗工される。周知のように、グラビア塗工に使用されるグラビア塗工版には、熱接着剤を塗工版上に保持するために、多数の凹状のセルが形成されている。そして。このセル内の熱接着剤が支持体に転写されると、各セルの熱接着剤が支持体上で均一に広がり、隣接するセルの接着剤と結合して、全体に均一な厚みの熱接着剤層が形成される。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−080660号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、グラビア塗工では、レベリング時に熱接着剤に流れが生じてしまい、熱接着剤が均一に広がらず、不特定のセルの熱接着剤同士が結合し、熱接着剤層の厚みに凹凸が生じることがある。この現象は、泳ぎと呼ばれる塗工面不良の一種であるが、熱接着剤層において泳ぎが発生すると、封止シールの接着強度が不均一になってしまい、接着力の弱い部分から封止シールが剥がれしまうことがある。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、封止シール等のシールの接着力を安定させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明のシールは、支持体の塗工エリア内に、接着剤をドット状に塗工したものである。これによれば、接着剤の各ドットの接着力が均一になるため、シール全体としての接着力を安定化させることができる。また、接着剤の好ましい塗工面積は、塗工エリアの面積の55〜93%の範囲内としたので、接着剤を全面に塗工した場合と比較しても接着力が弱くなることはない。更に、接着剤のドットの好ましい面積を0.5mm以上とし、好ましい塗工厚みを5μm以上としたので、各ドットの接着力が弱すぎることはない。
【0010】
また、本発明のシールの製造方法では、接着剤のドット状の塗工にグラビア塗工を用いたものである。これにより、簡単に、多数の接着剤のドットを支持体上に形成することができる。また、接着剤の一つのドットをグラビア塗工版の一つのセルで形成するようにしたので、各ドットの面積及び塗工厚み、及び接着力を均一にすることができる。更に、グラビア塗工において、5番のザーンカップで11〜14秒の粘度を有する接着剤を用いたものである。これによれば、接着剤の粘度が比較的高いため、転写後の接着剤が流れて各ドットがつながることはない。また、セルの幅寸法の1/10以上の幅寸法を有する土手が設けられたグラビア塗工版を用いたので、接着剤が幅の広い土手の上を流れて隣接するドットとつながることはない。
【0011】
更に、上記シールや、上記製造方法で製造されたシールを写真用ロールフイルムの封止シールに用いたものである。これによれば、封止シールの接着力が安定するため、確実に写真フイルム及び遮光紙の巻き緩みを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、写真用ロールフイルムの外観形状を示す斜視図である。写真用ロールフイルム2は、巻軸3aと両端のフランジ3bとが一体に形成されたスプール3と、このスプール3の巻軸3aに巻き付けられる帯状の写真フイルムと、写真フイルムの外周に巻き付けられて遮光する帯状の遮光紙4と、遮光紙4の外周に巻き付けられて両端が遮光紙4に接着される帯状の封止シール5とからなる。
【0013】
図2は、封止シール5の展開図である。封止シール5は、例えば紙材等で形成された帯状の支持体7と、この支持体7の一方の面の両側に設けられた熱接着剤層8a,8bとからなる。熱接着剤層8bの外側には、遮光紙4の外周から封止シール5を剥がし取る際に用いられる耳部7cが設けられている。熱接着剤は、常温では接着力を有しないが、所定温度に加熱されると活性化して接着力を発揮するため、接着するまでの取り扱い性がよい。
【0014】
封止シール5は、その一端の熱接着剤層8aがスプール3に巻かれた遮光紙4の端部に重ねられ、ヒーター等で120〜140°Cに加熱されて遮光紙に接着される。その後、封止シール5の自由な側の端部が遮光紙4の外周に巻き付けられ、他端の熱接着剤層8bが封止シール5の支持体自身の背面に重ねられ、同様に加熱・接着される。これにより、遮光紙4の巻き緩みが防止される。なお、接着の際の熱接着剤層の加熱は、短時間で完了するため、写真フイルムに熱被りが生じることはない。
【0015】
封止シール5の熱接着剤層8a,8bは、多数の熱接着剤のドット12から構成されている。そのため、図3に示すように、写真用ロールフイルム2の外周に貼付された封止シール5は、熱接着剤の各ドット12によって遮光紙4の外周に接着される。
【0016】
上記封止シール5の熱接着剤層8a,8bは、図4に示すグラビア塗工装置15によって形成される。グラビア塗工装置15は、封止シール5の支持体7の原材料となる原紙16の上に熱接着剤を転写するグラビア塗工版17と、このグラビア塗工版17との間に原紙16を挟み込むバックアップローラ18と、熱接着剤溶液19が貯留される塗工液パン20と、グラビア塗工版17の外周面から余分な熱接着剤溶液19を掻き落とすドクターブレード21とからなる。
【0017】
支持体7の原紙16は、幅の広い長尺の紙材からなり、ロール状に巻かれた状態でグラビア塗工装置15にセットされる。原紙16は、ロールから引き出されてグラビア塗工版17とバックアップローラ18との間を通され、図示しない巻き取り用のローラにその先端が係止される。そして、巻取り用ローラが巻き取り方向に回転することにより、原紙16は図中の矢印方向に搬送される。また、詳しくは図示しないが、バックアップローラ18と巻取り用ローラとの間には、塗工された熱接着剤溶液19を乾燥させる乾燥装置が設置されている。
【0018】
ローラ形状のグラビア塗工版17は鉄で形成されており、その外周面には多数のセル25と土手26とが腐食法によって形成されている。また、セル25と土手26の上にはクロムメッキが施されている。
【0019】
図5は、グラビア塗工版17のセル25及び土手26の部分的展開図であり、横軸がグラビア塗工版17の回転軸方向、縦軸がグラビア塗工版17の回転方向を示している。セル25は、一辺の寸法Swが、例えば1mmとされた正方形状をしている。グラビア塗工版17の断面図である図6に示すように、セル25の深さSdは、例えば200μmとなっている。各セル25の間の隙間を規定する土手26の幅寸法Bwは、セル25の幅寸法Swのおよそ1/5となる、例えば0.2mmとされている。セル25は、一般的なグラビア印刷のセルと同様に、グラビア塗工版17の回転方向に対して角度θ、例えば45°の角度で傾斜して配列されている。
【0020】
上記グラビア塗工版17は、図示しないモータによって図中時計方向に回転される。グラビア塗工版17の下部は塗工液パン20内の熱接着剤溶液19に浸漬されている。そのため、グラビア塗工版17の回転によって、セル25内に熱接着剤溶液19が満たされる。ドクターブレード21は、周知のように先端がグラビア塗工版17の外周面に接触しており、グラビア塗工版17の土手26の上に付着した余分な熱接着剤溶液19を掻き落とす。
【0021】
バックアップローラ18は、回転自在とされており、詳しくは図示しないが、バネ等によってグラビア塗工版17に圧接する方向に向けて付勢されている。バックアップローラ18は、原紙16の搬送及びグラビア塗工版17の回転に従動して回転し、原紙16をグラビア塗工版17に押し付ける働きをする。なお、グラビア塗工版17とバックアップローラ18は、幅の広い原紙16に対して、同時に複数列のライン状の熱接着剤層を塗工する。また、ドクターブレード21もグラビア塗工版17のセル25に対応して設置されている。
【0022】
熱接着剤溶液19は、熱接着剤を溶剤で溶解して流動性が調整されたものである。熱接着剤としては、例えばECE−2(商品名,富士化成工業株式会社製)等のホットラッカー接着剤が用いられる。また、溶剤としては、例えばトルエン等を用いることができる。熱接着剤溶液19は、原紙16上に転写した後に流れが生じて、各セル25から転写された熱接着剤のドット12同士がつながらないようにするため、比較的粘度が高くなるように調整される。
【0023】
熱接着剤溶液19の最適な粘度を得るために、各種粘度の熱接着剤溶液19でドット12を塗工する実験を行なった。その結果、ザーンカップ測定法において、熱接着剤溶液19を50°Cに加熱した状態で、5番のザーンカップで11〜14秒となる粘度が最も適していることがわかった。この粘度の熱接着剤溶液19では、熱接着剤のドット12がつながることなく塗工することができる。なお、ザーンカップ測定法による粘度が10秒の熱接着剤溶液19では、塗工後に熱接着剤のドット12が流れて隣接するドット12につながってしまう。また、粘度が15秒の熱接着剤溶液19では、塗工時に糸曳きが生じてしまい、ドット12の転写パターンが乱れてしまう。
【0024】
上記グラビア塗工装置15は、次のように動作する。原紙16の矢印方向への搬送と同時に、グラビア塗工版17が矢印方向に回転を開始する。グラビア塗工版17の回転中に、塗工液パン20内の熱接着剤溶液19が外周面のセル25内に充填され、土手26上に付着した余分な熱接着剤溶液19はドクターブレード21によって掻き落とされる。このグラビア塗工時の熱接着剤溶液19は、例えば50°C程度まで加熱される。原紙16とグラビア塗工版17とは、バックアップローラ18の押圧によって圧接し、セル25内の熱接着剤溶液19が原紙16上に転写される。
【0025】
原紙16に転写されたセル25内の熱接着剤溶液19は、粘度が比較的高くなるように調整されているため流れてしまうことがない。また、熱接着剤溶液19が流れてしまったとしても、グラビア塗工版17の土手26が、セル25の幅寸法の1/10以上となるような広い幅寸法を有しているため、熱接着剤溶液19のドット12同士がつながってしまうことはない。熱接着剤溶液19が塗工された原紙16は、前述の乾燥装置によって熱接着剤溶液19が乾燥され、巻取り用ローラに巻き取られる。
【0026】
図7(A)は、グラビア塗工装置15によってライン状の熱接着剤層29が形成された原紙16の平面図である。グラビア塗工装置15を通過した原紙16には、複数列のライン状の熱接着剤層29が形成されており、同図(C)に示すように、各列のライン状熱接着剤層29は、多数の熱接着剤のドット12から形成されている。この原紙16は、同図(B)に示すように、横方向と縦方向とにおいて、1点鎖線で示す一定幅の間隔の裁断位置で裁断される。これにより、ハッチングで示す範囲のように、両側に熱接着剤層8a,8b、一端に耳部7cが形成された1枚の封止シール5が完成する。
【0027】
図2に示すように、完成した封止シール5は、支持体7の両側に設けられた塗工エリア7a,7b内に、熱接着剤のドット12からなる熱接着剤層8a,8bが形成されている。各ドット12は、グラビア塗工版17のセル25の形状に合わせて、一辺Dwが1mmの正方形状であり、0.5mm以上の面積を有している。また、封止シール5の断面図である図8に示すように、各ドット12の塗工厚みDhは、5μm以上となる。そのため、各ドット12のそれぞれから充分な接着力を得ることができる。更に、ドット12の間の隙間Cwは、土手26の幅に合わせて0.2mmとなるので、接着時に隣接するドット12同士がつながって接着力が不均一になることはない。
【0028】
また、例えば、封止シール5の幅寸法Fwを13mm、塗工エリア7bの幅寸法Twを7mmとしたとき、この塗工エリア7bの面積に対する熱接着剤のドット12の総塗工面積の割合はおよそ64%となる。しかし、熱接着剤を塗工エリアの全域に塗工した封止シールと比較しても、封止シール5の接着力が極端に弱くなることはなく、写真用ロールフイルムの封止シール5として充分な接着力を得ることができる。なお、塗工エリアの面積に対する熱接着剤のドットの総面積の割合としては、55〜93%の範囲内であれば、充分な接着力を得ることができ、かつ各ドットを独立して配置することができる。
【0029】
図3に示すように、写真用ロールフイルム2の外周に貼付された封止シール5は、熱接着剤の各ドット12によって遮光紙4の外周に接着される。熱接着剤のドット12は、グラビア塗工版17のセル25によってそれぞれ形成されるため、その塗工面積及び塗工厚みは均一である。また、各ドット12内で泳ぎ等の塗工面不良が発生することもない。そのため、各ドット12の接着力も均一になるので、封止シール5の接着力は安定する。これにより、巻き緩みを発生させることなく、写真用ロールフイルム2の、遮光紙4及び写真フイルムを封止することができる。
【0030】
なお、上記実施形態では、写真用ロールフイルムの封止シールを例に説明したが、本発明は、その他のシールにも適用することができる。また、熱接着剤の塗工だけではなく、その他の接着剤の塗工にも利用することができる。更に、グラビア塗工を用いて行なったが、シルクスクリーン印刷等、他の印刷方法を用いても行なうことができる。更に、接着剤のドットの大きさや塗工厚み、セルや土手の大きさ等は、上述したサイズに限定されるものではない。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、接着剤をドット状に塗工したことにより、各ドットの接着力が均一になるため、シールの接着力を安定させることができる。また、接着剤をグラビア塗工する際の粘度や、土手の幅等を最適化させたため、接着剤のドットがつながらないように塗工することできる。更に、このシールを写真用ロールフイルムの封止シールに用いた場合には、安定した接着力によって写真フイルム及び遮光紙の巻き緩みを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真用ロールフイルムの外観斜視図である。
【図2】封止シールの平面図である。
【図3】写真用ロールフイルムの要部断面図である。
【図4】グラビア塗工装置の構成を示す概略図である。
【図5】グラビア塗工版のセル及び土手の寸法及び配置を示す説明図である。
【図6】グラビア塗工版の要部断面図である。
【図7】熱接着剤層が塗工された原紙の平面図である。
【図8】封止シールの要部断面図である。
【符号の説明】
2 写真用ロールフイルム
5 封止シール
7 支持体
8 熱接着剤層
12 熱接着剤のドット
15 グラビア塗工装置
16 原紙
17 グラビア塗工版
19 熱接着剤溶液
25 セル
26 土手

Claims (11)

  1. 支持体の少なくとも一方の面に、接着剤が塗工された塗工エリアを有するシールにおいて、
    前記塗工エリア内に、接着剤をドット状に塗工したことを特徴とするシール。
  2. 前記ドット状に塗工された接着剤の総塗工面積は、塗工エリアの面積の55〜93%の範囲内であることを特徴とする請求項1記載のシール。
  3. 前記接着剤のドットは、0.5mm以上の面積を有することを特徴とする請求項1又は2記載のシール。
  4. 前記接着剤のドットの塗工厚みは、5μm以上であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のシール。
  5. 前記接着剤は、熱接着剤であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のシール。
  6. 支持体の少なくとも一方の面に、接着剤がドット状に塗工されたシールの製造方法において、
    前記接着剤の支持体への塗工に、グラビア塗工を用いたことを特徴とするシールの製造方法。
  7. 前記接着剤の一つのドットは、グラビア塗工版の一つのセルによって形成されることを特徴とする請求項6記載のシールの製造方法。
  8. 前記グラビア塗工において、5番のザーンカップで11〜14秒の粘度を有する接着剤を用いたことを特徴とする請求項6又は7記載のシールの製造方法。
  9. 前記接着剤は熱接着剤であり、塗工時に前記粘度に調整されることを特徴とする請求項8記載のシールの製造方法。
  10. 前記グラビア塗工において、セルの幅寸法の1/10以上の幅寸法を有する土手が設けられたグラビア塗工版を用いたことを特徴とする請求項6乃至9いずれか記載のシールの製造方法。
  11. スプールに長尺の写真フイルムと遮光紙とが巻き付けられ、その外周に封止シールが貼付されて巻き止められる写真用ロールフイルムにおいて、
    前記封止シールとして、請求項1乃至5いずれか記載のシール、又は請求項6乃至10いずれか記載の製造方法で製造されたシールを用いたことを特徴とする写真用ロールフイルムの封止シール。
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