JP2005015065A - シート給送方法、シート給送装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回動自在なシート材積載部材11Aと、シート材積載部材11A上に積載されてシート材積載部材11Aの回動により上昇されたシート材上面に接触してそのシート材を給送する給送部材12と、給送部材12により給送されたシート材の前端が突き当たる傾斜面13Aと、傾斜面13Aに連続して給送ローラ12との接触面13Bを有しニップ部を形成する傾斜部材13とを備え、分離部材13により複数枚のシート材を1枚づつ分離するようにした給送装置において、給送部材12の外周部・スラスト方向に設けた溝12A形状(ローレット形状)のスラスト方向幅と前記分離部材のスラスト方向幅との関係を、溝12A内に食い込むことで微小振動が発生するのを防止できる関係としたことを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、シート給送方法、シート給送装置および画像形成装置に関し、さらに詳しくは、カセット内で積載されている転写紙などの記録シートを一枚毎に繰り出す際の振動防止に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタあるいはファクシミリ装置や印刷機などの画像形成装置においては、画像形成処理部において形成された画像を転写紙などの記録シートに転写されて記録出力を得ることができる。
【0003】
例えば、プリンタの場合で説明すると、潜像担持体である感光体に対して形成された静電潜像が現像装置により可視像処理され、可視像がシート給送装置から繰り出される記録シートに対して転写されるようになっている。
【0004】
給送装置側の積載部に収容されているシート材は、一枚のみを繰り出すための分離動作を経て転写位置に向け給送されるようになっており、このための構成としては、載置板上のシート材の最上位のものに当接して繰り出し可能な給送ローラとこれに当接してシート材が押し付けられた際の摩擦力による分離を行う摩擦パッドを用いた構成(例えば、特許文献1)、あるいは、楔状空間をなすガイド面を形成可能な傾斜面を有する傾斜部材とこれに当接してシート材を給送可能な給送ローラとを組み合わせることにより傾斜面においてシート材を捌きながら分離する構成(例えば、特許文献2)が知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−139197号公報(段落「0038」欄)
【特許文献2】
特開2002−226073合公報(段落「0018」欄)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
シート材に接触しながら摩擦関係によりシート材を給送する給送ローラには、その周面に滑り止めさらには表面に付着している紙粉などを弾き飛ばして除去する構成として、スラスト方向の長溝を形成して表面を凹凸状に構成する場合がある。
【0007】
図6は、傾斜面を有する傾斜部材を用いた構成を示す図であり、同図においてシート材Pを積載している載置板Aは、図示しない支軸を支点として反時計方向に回動可能に設けられ、揺動端側は図示しないバネなどの弾性体によって載置板Aの上方に位置する給送ローラBに向けて給送圧が付与されて押し上げられている。
【0008】
載置板A上のシート材Pは、給送ローラBにより繰り出されるが、繰り出されたシート材Pは、繰り出し方向前方に配置されている分離部材Cに接触しながら移動する際に分離されて一枚のみが繰り出される。
分離部材Cは、シート材の繰り出し方向に沿って順次収束する楔状空間を構成可能な傾斜面C1を備え、この傾斜面C1には給送ローラBにシート材Pを押し当てて分離するための当接部C2が連続して設けられ、バネなどの弾性体Dにより給送ローラBに対して当接部C2を圧接させるための分離圧を付与されている。
【0009】
図7は、図6に示した構成における給送ローラBと傾斜部材Cとの接触部の拡大図であり、同図において給送ローラBの表面には周方向に沿ってスラスト方向の長溝B1が形成されて周面が凹凸状に形成されている。
【0010】
給送ローラBは、傾斜部材Cへの接触圧力の確保および紙粉などを弾き飛ばす際の形状復元力の確保が容易なゴムなどの弾性体で構成されており、分離圧が加えられた傾斜部材Cは給送ローラBに対してニップ部を形成できると共に給送ローラBの表面に食い込む状態となる。このため、給送ローラBの周面に形成されている溝の幅(周方向での幅寸法)を傾斜部材C側の当接部C2の幅(周方向での幅寸法)よりも小さくした場合でも給送ローラBの周面で溝の凹部を越えた当接部C2の先端が凹部と外周面との境界に位置する溝の立ち上がり側の壁部(図Bにおいて符号B1Aで示す部分)に衝突することになり、この現象の繰り返しが微小振動を誘起する。
微小振動は互いに接触関係にある給送ローラBおよび分離部材Cに伝播して共鳴すると騒音などの不快音の原因となる。
【0011】
一方、傾斜部材Cは成型品で構成される場合があり、この場合には幅方向の中央に比べて端部側に冷却性の違いが原因するひけを起こしやすくなることがあり、幅方向中央部が両端部に対して膨出した形状が得られやすい。このことが原因となって傾斜部材Cの幅方向中央部では常に給送ローラBの凹凸面で繰り返し衝突を起こすこととなり、溝の形状を種々変更した場合でも微小振動を抑えることが難しいことになる。
【0012】
本発明の目的は、上記従来のシート給送に関する問題に鑑み、給送部材に設けてあるスラスト方向の溝の存在により不快音の発生原因となる微小振動を確実に防止することができるシート給送方法、および装置並びにこれを用いた画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、シート材積載部材に蓄積されたシート材に圧接して該シート材を分離部に繰り出す給送手段と、上記給送手段に圧接し、上記シート材の繰り出し方向の先端が突き当たる傾斜面を備えた傾斜部材とを備え、上記傾斜部材は、上記給送手段との当接面を該給送手段の軸線方向に沿う突状に形成され、上記給送手段の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅と上記傾斜部材のスラスト方向幅との関係を、
W1<W2
但し W1:上記給送手段の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅
W2:前記傾斜部材のスラスト方向幅
に設定したことを特徴としている。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、上記傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置における前記給送部材の外周部・ラジアル方向に、前記溝形状の無い面を設けたことを特徴としている。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明に加えて、前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅と前記傾斜部材のスラスト方向幅、及び該傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置に設けた該給送部材の溝形状の無い面の幅の関係が、
(W1+W3)<W2
但し W1:前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅
W2:前記傾斜部材のスラスト方向幅
W3:該傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置に設けた該給送部材の溝形状の無い面の幅
に設定されていることを特徴としている。
【0016】
請求項4記載の発明は、回動自在なシート材積載部材と、そのシート材積載部材上に積載されて該シート材積載部材の回動により上昇されたシート材上面に接触してそのシート材を給送する給送部材と、その給送部材により給送されたシート材の前端が突き当たる傾斜面とこの傾斜面に連続して給送部材との接触面を有しニップ部を形成する傾斜部材とを備え、該傾斜部材により複数枚のシート材を1枚づつ分離するようにした給送装置において、前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅と前記傾斜部材のスラスト方向幅との関係が、
W1<W2
但し W1:前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅
W2:前記傾斜部材のスラスト方向幅
に設定されていることを特徴としている。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明に加えて、前記傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置における前記給送部材の外周部・ラジアル方向に、前記溝形状の無い面を設けたことを特徴としている。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明に加えて、前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅と前記傾斜部材のスラスト方向幅、及び該傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置に設けた該給送部材の溝形状の無い面の幅の関係が
(W1+W3)<W2
但し W1:前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅
W2:前記傾斜部材のスラスト方向幅
W3:該傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置に設けた該給送部材の溝形状の無い面の幅
に設定されていることを特徴としている。
【0019】
請求項7記載の発明は、請求項4至6のいずれか一つに記載のシート給送装置を画像形成装置に用いることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態によるシート給送装置が適用される画像形成装置が示されており、図1に示す画像形成装置1は、本体筐体1Aの縦方向中央に位置する画像形成処理部S1を境に上方には原稿走査部S2および書込部S3が配置され、下方には給紙部S4がそれぞれ配置されている。
画像形成処理部S1には、潜像担持体としてドラム状の感光体2が設けられており、感光体2の周囲には、矢印で示す感光体の回転方向に沿って画像形成処理を実行するための帯電装置3,現像装置4,転写装置5およびクリーニング装置6がそれぞれ配置されている。感光体2上に形成された静電潜像が現像装置4により可視像処理されたうえで給紙部S4から給送されるシート材Pに対して転写される。
【0021】
転写を終えた記録シートSの搬送路には、ベルトを用いた搬送装置7および定着装置8がそれぞれ配置されており、記録シート上に担持された可視像が定着装置8により定着された後、排紙トレイ9に向けて排出される。
【0022】
図1に示す画像形成装置1では、記録シートの両面に画像形成する構成が採用されており、定着装置8を通過した記録シートの搬送路として、排紙トレイ9に向けた排紙路EPと、定着装置8を通過した後、一旦反転経路に導入した後に、再度、給紙部S2に設けられているレジストローラ10に向けて反転した状態で記録シートSを再給送する再循環路RPとが設けられており、これら各搬送路への入り口には、図示しないが搬送路切換爪などの切換部材が設けられて搬送方向を選択できるようになっている。
【0023】
原稿走査部S2には、詳細を説明しないが、原稿載置台上に載置された原稿を走査するための光学系装置が備えられ、書込部S3には、詳細を説明しないが、レーザ光源を用いた走査光学部材が装備されている。
【0024】
一方、給紙部S4には、図2に示す構成を備えた給紙装置100が設けられている。
図2において、給紙装置100は、支軸11A1を支点として回動可能なシート材積載部材としての載置板11Aが設けられた給紙カセット11が筐体内部に装着できるようになっており、給紙カセット11におけるシート材Pの繰り出し方向前側上部には、積載されたシート材Pの最上位のものと接触して繰り出せる方向に回転可能な給送部材としての給送ローラ12が設けられている。
【0025】
載置板11Aは、揺動端側の下面に設けてある圧縮バネ11Bにより反時計方向の揺動習性を付与されており、積載したシート材Pを給送ローラ12に向けて当接させることができる。
【0026】
給送ローラ12と対峙する位置には傾斜部材13が配置されており、傾斜部材13は、シート材送り出し方向と直角な方向を幅方向とし、給送ローラ12と対向する面に、載置板11Aから繰り出されたシート材Pの給送方向に順じて収束する楔状空間を構成してシート先端が突き当たりながら給送ローラ12に向けて移動可能な傾斜面13Aと、この傾斜面13Aに連続して形成されて給送ローラ12の周面に当接する当接部13Bとを備えており、これら傾斜面13Aおよび当接部13Bは、図6および図7に示した機能と同じである。
【0027】
給送ローラ12は、図3に示すように、周方向に沿ってスラスト方向の溝12Aが並設されており、この周面を傾斜部材13における当接部13Bに当接させている。
本実施形態では、給送ローラ12における溝12Aのスラスト方向幅をW1とし、傾斜部材13の当接部13Bにおけるスラスト方向幅をW2とした場合に、これら幅の関係がW1<W2の関係に設定されている。
【0028】
本実施形態は以上のような構成であるから、給送ローラ12側の溝幅を超えた位置に傾斜部材13の当接部13Bが接触しているので、その超えた部分で当接部13Bが給送ローラ12側の溝内に食い込もうとした場合の変形を抑えることができる。これにより、溝12A内に食い込んだ際に発生する微小振動を抑えて衝突音を抑制することができる。
【0029】
次に本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、図3に示した溝幅に関する変形例であり、この構成では、分離部材13が成型品である場合に発生するひけによる変形を考慮したことを特徴としている。つまり、傾斜部材13は成型後における放熱によって幅方向中央部よりも両端部にひけが発生し易いために幅方向中央(図3において符号L1で示す位置)が最も突出、換言すれば、膨出した形状変化を来す。そこで、本実施形態では、給送ローラ12に設けられるスラスト方向の溝(便宜上、符号12A’で示す)をスラスト方向で連続させるのでなく、図3において符号W2で示した傾斜部材13側の当接部13Bにおけるスラスト方向幅の半分の位置と相対する位置(図3において符号L1’で示す)を溝のない部分としている。
【0030】
本実施形態は以上のような構成であるから、給送ローラ12側に最も食い込む関係となる傾斜部材13側の当接部13Bにおけるスラスト方向中央が給送ローラ12側の溝と対向しない。これにより、溝内に傾斜部材13の表面が食い込むことがないので、溝12A’内に食い込んだ際に発生する微小振動を起こす関係が成立しない。このため、微小振動を原因とする不快音の発生が殆どない状態とすることができる。
【0031】
次に図4に示した構成の変形例について説明する。
図5は、図4に示した構成を前提として、そのスラスト方向幅を規定したことを特徴としており、給送ローラ12における溝12Aのスラスト方向幅をW1とし、傾斜部材13の当接部13Bにおけるスラスト方向幅をW2とし、当接部13Bにおけるスラスト方向中央位置(W2/2)と相対する溝のない部分のスラスト方向幅をW3とした場合、(W1+W3)<W2の関係が設定されている。
【0032】
本例では、傾斜部材13の当接部13Bにおいて最も膨出している部分を特定することにより、傾斜部材13側が給送ローラ12側での溝12A’のない部分との対向領域を広げて微小振動の発生をより効率よく防止することができる。なお、いずれの場合においても、スラスト幅方向での中心を基準として符号W1,W2,W3で示した領域が位置決めされていること勿論である。
【0033】
【発明の効果】
請求項1および4記載の発明によれば、給送部材の外周部に位置する溝のスラスト方向幅(W1)を傾斜面を有する分離部材のスラスト方向幅(W2)に対してW1>W2の関係を設定しているので、溝を越えた位置に傾斜部材の表面が接触していることになり、これにより、傾斜部材側の当接部と溝部の立ち上がり壁部との衝突をなくして微小振動を解消することが可能となる。
【0034】
請求項2および5記載の発明によれば、傾斜部材の形状変化部分に対応して給送部材側の溝との衝突を防止することができるので、衝突音の発生を傾斜部材の形状変化に関係なく防止することが可能となる。
【0035】
請求項3および6記載の発明によれば、傾斜部材における形状変化部分と給送部材側の溝との位置関係を特定することにより請求項2および5記載の発明における衝突音の発生をさらに高めることが可能となる。
【0036】
請求項7記載の発明によれば、給送部材とこれに当接する関係を有する傾斜部材とを設けた構成における微小振動を抑えて騒音の原因となる不快音の発生を確実に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるシート給送装置が用いられる画像形成装置の一例を示す模式図である。
【図2】本発明の実施形態によるシート給送装置の要部構成を示す図である。
【図3】図2に示したシート給送装置に用いられる給送部材と傾斜部材との構成を説明するための図である。
【図4】図3に示した給送部材と傾斜部材との構成に関する第2の実施形態を示す図である。
【図5】図4に示した構成を前提とした変形例を示す図である。
【図6】シート分離機構に関する一例を示す図である。
【図7】図6に示した分離機構に用いられる給送部材と傾斜部材との関係構成を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
11 給紙カセット
11A 載置板
12 繰り出しローラ
12A、12A’ スラスト方向の溝
13 傾斜部材
13A 傾斜面
13B 当接部
W1 給送部材に位置する溝のスラスト方向幅
W2 分離部材のスラスト方向幅
W3 スラスト方向中央で溝のない部分の幅
Claims (7)
- シート材積載部材に蓄積されたシート材に圧接して該シート材を分離部に繰り出す給送手段と、
上記給送手段に圧接し、上記シート材の繰り出し方向の先端が突き当たる傾斜面を備えた傾斜部材とを備え、
上記傾斜部材は、上記給送手段との当接面を該給送手段の軸線方向に沿う突状に形成され、
上記給送手段の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅と上記傾斜部材のスラスト方向幅との関係を、
W1<W2
但し W1:上記給送手段の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅
W2:前記傾斜部材のスラスト方向幅
に設定したことを特徴とするシート給送方法。 - 請求項1記載のシート給送方法において、
上記傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置における前記給送部材の外周部・ラジアル方向に、前記溝形状の無い面を設けたことを特徴とするシート給送方法。 - 請求項2記載のシート給送方法において、
前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅と前記傾斜部材のスラスト方向幅、及び該傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置に設けた該給送部材の溝形状の無い面の幅の関係が、
(W1+W3)<W2
但し W1:前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅
W2:前記傾斜部材のスラスト方向幅
W3:該傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置に設けた該給送部材の溝形状の無い面の幅
に設定されていることを特徴とするシート給送方法。 - 回動自在なシート材積載部材と、そのシート材積載部材上に積載されて該シート材積載部材の回動により上昇されたシート材上面に接触してそのシート材を給送する給送部材と、その給送部材により給送されたシート材の前端が突き当たる傾斜面とこの傾斜面に連続して給送部材との接触面を有しニップ部を形成する傾斜部材とを備え、該傾斜部材により複数枚のシート材を1枚づつ分離するようにした給送装置において、
前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅と前記傾斜部材のスラスト方向幅との関係が
W1<W2
但し W1:前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅
W2:前記傾斜部材のスラスト方向幅
に設定されていることを特徴とするシート給送装置。 - 請求項4記載のシート給送装置において、
前記傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置における前記給送部材の外周部・ラジアル方向に、前記溝形状の無い面を設けたことを特徴とするシート給送装置 - 請求項5記載のシート給送装置において、
前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅と前記傾斜部材のスラスト方向幅、及び該傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置に設けた該給送部材の溝形状の無い面の幅の関係が
(W1+W3)<W2
但し W1:前記給送部材の外周部・スラスト方向に設けた溝形状(ローレット形状)のスラスト方向幅
W2:前記傾斜部材のスラスト方向幅
W3:該傾斜部材のスラスト方向位置中央(W2)/2と相対する位置に設けた該給送部材の溝形状の無い面の幅
に設定されていることを特徴とするシート給送装置。 - 請求項4至6のいずれか一つに記載のシート給送装置を用いることを特徴とする画像形成装置
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