JP2009161337A - 用紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】端部がカールした用紙を、確実に送出して搬送できる用紙搬送装置を提供することである。
【解決手段】用紙トレイにセットされた用紙Sを送出するためのピックアップローラ22における第1回転軸30の軸方向の両端部に、一対の第1補助ローラ31を装着するとともに、ピックアップローラ22の下流側に設けられた分離ローラ28における第2回転軸32の軸方向の両端部に、一対の第2補助ローラ33を装着し、第1及び第2の補助ローラ31,33同士にベルト34を掛け渡す。そして、これらのベルト34で用紙Sのカーリング部26を押え付けながら、用紙Sを下流側に搬送する。
【選択図】図2
【解決手段】用紙トレイにセットされた用紙Sを送出するためのピックアップローラ22における第1回転軸30の軸方向の両端部に、一対の第1補助ローラ31を装着するとともに、ピックアップローラ22の下流側に設けられた分離ローラ28における第2回転軸32の軸方向の両端部に、一対の第2補助ローラ33を装着し、第1及び第2の補助ローラ31,33同士にベルト34を掛け渡す。そして、これらのベルト34で用紙Sのカーリング部26を押え付けながら、用紙Sを下流側に搬送する。
【選択図】図2
Description
本発明は、複写機、スキャナ、ファクシミリ又はこれらの機能を複数備えた複合機等の画像形成装置に搭載される用紙搬送装置と、その用紙搬送装置を搭載した画像形成装置に関するものである。
複写機、スキャナ、ファクシミリ又はこれらの機能を複数備えた複合機等の画像形成装置には、用紙積載部にセットされた用紙のうち、最上段の用紙を送出して(呼び出して)下流側に搬送するための用紙搬送装置が搭載されている。用紙搬送装置として、例えば特許文献1に開示される技術が存している。
用紙搬送装置の用紙積載部に、幅方向(用紙の搬送方向と直交する方向)の両端部がカールした用紙が積載される場合がある。すると、用紙が送出されるときに、カールした部分(カーリング部)が用紙積載部のガイド板等と干渉して、ジャムが発生することがある。また、用紙がカールしていることにより、用紙積載部のガイドフェンスの保持力が低下し、紙の搬送遅れや用紙の送出不能等の不具合やスキューが発生することがある。
上記した不具合を防止するため、各種の技術が開示されている。例えば、特許文献2では、用紙積載部にセットされる用紙の両端部を位置規制するサイドフェンスに、用紙の両端部を押さえる部材(コーナ爪)を備えることにより、用紙のカーリング部を押圧している。
特開2007−302454号公報
特許第3940532号公報
本発明は、上記した不具合に鑑み、カールした用紙を確実に送出して搬送できる用紙搬送装置と、該用紙搬送装置を搭載した画像形成装置を提供することを課題としている。
上記した課題を解決するための本発明は、
送出方向と直交する方向の少なくとも一方の端部が厚み方向にカールするカーリング部を有する用紙を搬送するための用紙搬送装置であって、
用紙搬送装置の用紙積載部にセットされた最上段の用紙を押圧しながら回転することにより、前記用紙を下流側に送出するピックアップローラと、
その用紙の搬送方向における前記ピックアップローラよりも下流側に配置され、複数枚の用紙が送出されたときに最上段の用紙のみを分離して搬送するための分離ローラと、を備え、
前記ピックアップローラと前記分離ローラの各回転軸には、前記用紙のカーリング部と対応する位置にそれぞれ補助ローラが装着され、しかも各補助ローラ同士にベルトが掛け渡され、
前記ベルトが、前記用紙のカーリング部を押さえ付けて搬送することを特徴としている。
送出方向と直交する方向の少なくとも一方の端部が厚み方向にカールするカーリング部を有する用紙を搬送するための用紙搬送装置であって、
用紙搬送装置の用紙積載部にセットされた最上段の用紙を押圧しながら回転することにより、前記用紙を下流側に送出するピックアップローラと、
その用紙の搬送方向における前記ピックアップローラよりも下流側に配置され、複数枚の用紙が送出されたときに最上段の用紙のみを分離して搬送するための分離ローラと、を備え、
前記ピックアップローラと前記分離ローラの各回転軸には、前記用紙のカーリング部と対応する位置にそれぞれ補助ローラが装着され、しかも各補助ローラ同士にベルトが掛け渡され、
前記ベルトが、前記用紙のカーリング部を押さえ付けて搬送することを特徴としている。
本発明に係る用紙搬送装置は、上記したように構成されていて、用紙の搬送方向の下流側に配置されるピックアップローラと分離ローラとの各回転軸に、それぞれ補助ローラが装着されている。そして、これらの補助ローラにベルトが掛け渡されている。このため、搬送方向と直交する方向のいずれかの端部にカーリング部が形成された用紙であっても、ベルトが用紙のカーリング部を押さえ付けながら搬送する。この結果、カーリング部を有する用紙であっても確実に搬送され、カーリング部によるジャムやスキュー等の不具合が発生しにくくなる。
また、ピックアップローラと分離ローラとがベルトを介して連動することにより、ピックアップローラ、分離ローラ及び各補助ローラの線速が一致し、分離性能の低下や用紙に対するダメージが軽減される。また、モータ等の駆動手段を追加することなく、安価な機構で補助ローラを駆動回転させることができる。
前記ベルトの外周面には、その周回走行方向と直交する方向に沿って複数の溝部を形成してもよい。
これにより、ベルトとの摩擦力により用紙が受けるダメージや、用紙の紙粉が剥がれて飛散する度合を小さくできる。なお、溝部と溝幅とそれ以外の部分である突起部との幅を同程度とすることが望ましい。
また、前記ピックアップローラの回転軸に装着された補助ローラ及び/又は前記分離ローラの回転軸に装着された補助ローラは、それらの回転軸の軸方向に移動可能であるようにすることができる。
これにより、各種サイズの用紙に対応することができる。
そして、前記補助ローラの周縁部には空間部が設けられていて、前記空間部に補助ローラの半径方向に沿って弾性変形可能な弾性部材を配置してもよい。
これにより、ベルトの走行ムラが弾性部材が弾性変形することによって吸収されるため、用紙に与えるダメージを更に小さくできる。また、補助ローラにベルトを掛け渡す作業も容易になる。
そして、上記した用紙搬送装置を、各種の画像形成装置に搭載することができる。
本発明の実施例について説明する。図1は自動用紙搬送装置200が搭載された複写機100の概略正面図、図2の(a)は本実施例の用紙搬送装置201の概略斜視図、(b)はその側面図、図3の(a)は用紙搬送装置201の正面図、(b)はセンサ42が取り付けられた用紙搬送装置201の正面図である。
本明細書では、画像形成装置の一実施例である複写機100に搭載される自動用紙搬送装置200の用紙搬送装置201について説明する。最初に、複写機100の全体構成について説明する。図1に示されるように、第1実施例の複写機100は、複写機本体101と、その上面の用紙テーブル1に設置された自動用紙搬送装置200(ADF,Automatic Document Feeder)とを備えている。複写機本体101は、用紙テーブル1や感光体2等を有する画像形成部102と、画像形成部102へ記録紙3を給紙する給紙部103と、画像形成部102の上方に設けられるスキャナ部104とを備えている。そして、画像形成部102における感光体2の周辺部には帯電部4、露光部5、現像部6、転写部7、感光体2のクリーニング部8、定着部9等の作像機器が配置されている。また、用紙テーブル1には、自動用紙搬送装置200によって搬送される用紙Sを読み取るときの読取り位置となるスリットガラス11と、用紙テーブル上に静止状態で載置された用紙Sを読み取るときの読取り位置となるコンタクトガラス12とが並設されている。
用紙テーブル1におけるスリットガラス11とコンタクトガラス12との間の部分には、スケール部13が設けられている。用紙Sをコンタクトガラス12に載置するとき、用紙Sの端部をスケール部13に当接させて位置決めを行う。
スキャナ部104におけるスリットガラス11の直下には、自動用紙搬送装置200によって搬送される用紙Sに、スリットガラス11を介して光を照射するための光源14と、用紙Sからの反射光をレンズ15で集光して光電変換素子16に案内するミラーユニット17等が設けられている。また、コンタクトガラス12の下方には、コンタクトガラス12に載置された用紙Sを走査して読み取るために、矢印18の方向に往復移動する読取りキャリッジ19を備えた用紙読取りユニット401が設けられている。読取りユニット401の読取りキャリッジ19が往復移動することにより、コンタクトガラス12に載置された用紙Sが読み取られる。また、自動用紙搬送装置200が使用されるときは、読取りユニット401の読取りキャリッジ19がスリットガラス11の位置に移動して、自動用紙搬送装置200によって供給される用紙Sが読み取られる。即ち、この読取りユニット401は、スリットガラス11に供給される用紙Sと、コンタクトガラス12に載置される用紙Sの双方を読み取ることができるように共用されている。そして、読取りユニット401で読み取られた用紙Sの画像データは、レンズ15を介して光電変換素子16に送られ、電気信号に変換される。
複写機100の動作を簡単に説明する。自動用紙搬送装置200の用紙トレイ21に積層状態でセットされた用紙Sは、用紙搬送装置201のピックアップローラ22によって呼び出され、下流側に送出される。送出されて、更に下流側に搬送される用紙Sの画像は、用紙読取りユニット401によって読み取られ、光電変換素子16で電気信号に変換される。また、コンタクトガラス12に載置された用紙Sも、読取りキャリッジ19が往復移動することにより読取りユニットに読み取られ、光電変換素子16で電気信号に変換される。
複写機本体101の給紙部103では、給紙カセット23の記録紙3がローラ対24によって上方に搬送される。画像形成部102では、所定方向に回転する感光体2が帯電部4によって一様に帯電する。露光部5からの露光により、感光体2上の電荷が部分的に消失し、静電潜像が形成される。この静電潜像は、その電荷の光分布に応じて現像部6からトナーに転移し、可視像化される。この画像形成と同期してレジストローラ25が駆動回転し、転写部7に送られた記録紙3にトナーが転写される。転写されたトナーは、定着部9で記録紙3に定着され、機外に排出される。
次に、用紙Sについて説明する。自動用紙搬送装置200の用紙トレイ21には、多数枚の用紙Sが積層状態でセットされている。これらの用紙Sの搬送方向Pと直交する方向(以降、幅方向Qと記載する)の両端部は上方に湾曲していて、カーリング部26が形成されている(図2参照)。
次に、本実施例の用紙搬送装置201について説明する。図1及び図2に示されるように、本実施例の用紙搬送装置201は自動用紙搬送装置200に内装されていて、用紙Sの平坦部27における幅方向Qのほぼ中央部を上方から押圧した状態で回転することにより、用紙Sを呼び出す(即ち、用紙Sを搬送方向Pに送出する)ピックアップローラ22と、ピックアップローラ22よりも搬送方向Pの下流側に配置される分離ローラ28とを備えている。分離ローラ28は、ピックアップローラ22によって複数枚の用紙Sが送出されたときにそれらを分離して、最上段の用紙Sのみを下流側に搬送するという機能を有している。ピックアップローラ22と分離ローラ28との下方には、例えば用紙搬送装置201のフレームより成る用紙Sの受け部29が設けられている。
ピックアップローラ22は、用紙Sの幅よりも少し長い第1回転軸30に装着されている。第1回転軸30の軸方向の両端部には、一対の第1補助ローラ31が装着されている。また、分離ローラ28は、ピックアップローラ22と同様に、ピックアップローラ22の第1回転軸30と平行に配置された第2回転軸32に装着されている。そして、第2回転軸32の軸方向の両端部には、一対の第2補助ローラ33が装着されている。一対の第2補助ローラ33は、用紙Sの搬送方向Pにおける一対の第1補助ローラ31の延長線上に配置されている。一対の第1補助ローラ31及び第2補助ローラ33は、用紙Sのカーリング部26を押さえ付けるという機能を有しているため、用紙Sにおける平坦部27とカーリング部26との境界に対応する位置(即ち、延長線上)に配置されている。
第1回転軸30は、図示しない駆動手段によって駆動回転される。これにより、ピックアップローラ22と一対の第1補助ローラ31とは、第1回転軸と同方向に回転する。これにより、ピックアップローラ22と一対の第1補助ローラ31との線速は常に一致する。
一対の第1補助ローラ31と一対の第2補助ローラ33のうち、それらの対向するもの同士にそれぞれベルト34が掛け渡されている。これにより、一対の第1及び第2の補助ローラ31,33は、それぞれのベルト34を介して一体となって同一方向に回転する。
本実施例の用紙搬送装置201の作用について説明する。自動用紙搬送装置200の用紙トレイ21に、多数枚の用紙Sが積層状態でセットされる。これらの用紙Sにおける幅方向Qの両端部は上側に湾曲して、カーリング部26が形成されている。複写機100の複写開始ボタン(図示せず)が押されると、ピックアップローラ22が最上段の用紙Sを上方から押圧する。そして、図示しない駆動手段によって第1回転軸30が時計回りの方向(用紙Sを搬送方向Pに送出する方向)に回転し、最上段の用紙Sを搬送方向Pに送出する。用紙Sのカーリング部26は、ベルト34によって下方(受け部29)に押し付けられ、ベルト34と受け部29との間に進入する。
分離ローラ28は、一対の第1及び第2補助ローラ31,33に掛け渡されたベルト34によってピックアップローラ22と連動して、同方向に回転する。これにより、ピックアップローラ22と分離ローラ28の線速は一致する。
用紙Sのカーリング部26はベルト34に押し付けられ、ほぼ水平の状態となって搬送される。これにより、用紙Sのカーリング部26が折れたり、ジャムが発生したりするおそれは小さい。このとき、もし複数枚の用紙Sが搬送されている場合、分離ローラ28の作用により分離され、最上段の用紙Sのみが分離ローラ28の部分を通過して更に下流側に搬送される。
上記した実施例の用紙搬送装置201のベルト34は、その外周面が全周に亘って平坦形状となっている。これに対して、図4に示されるベルト35の場合、その外周面に、ベルト35の周回走行方向と直交する方向に沿って多数本の溝部36が形成されている。このため、ベルト35の外周面における溝部36でない部分は、突起部37となっている。ベルト35の外周面に凹凸が設けられていることにより、ベルト35が用紙Sを押さえ付けた状態で搬送するときに、用紙Sのカーリング部26に与えるダメージを小さくできる。ここで、突起部37の幅W1を小さくした方が用紙Sに与えるダメージは小さくなるが、幅W1が小さ過ぎると、用紙Sのカーリング部26を的確に押さえ付けることが困難になる。このため、突起部37の幅W1を溝部36の溝幅W2と同程度にすることが望ましい。
また、分離性能を低下させないために、ベルト34,35の材質として、ピックアップローラ22及び分離ローラ28よりも滑り易い材質(換言すれば、摩擦係数の小さい材質)を選定することが望ましい。
また、図5の(a)に示されるように、第1及び第2の補助ローラ31,33の周縁部に複数個(本実施例の場合、周方向に等角度で4個)の空間部38を設け、各空間部38に、補助ローラ31,33の半径方向に弾性変形可能な部材(例えば、圧縮ばね39)を弾装させてもよい。これにより、ベルト34,35に走行ムラが生じた場合であっても、圧縮ばね39が弾性変形して走行ムラを吸収するため、用紙Sに与える押圧力を常に一定にすることができる。更に、図5の(b)に示されるように、第1及び第2の補助ローラ31,33の外周面で、各空間部38と対応する部分以外の部分に切欠部41を設けてもよい。これにより、圧縮ばね39の弾性変形が容易になり、ベルト34,35の走行ムラを確実に吸収することができる。また、補助ローラ31,33にベルト34を掛け渡すとき、補助ローラ31,33を縮径させることができるため、ベルト34の掛渡し作業が容易になる。
そして、図3の(b)に示されるように、図示しない移動手段(例えば、モータ)により、第1及び第2の補助ローラ31,33をそれらの回転軸30,32の軸方向に移動可能とするとともに、受け部29の下方にセンサ42を配置する。センサ42によって用紙Sの幅方向の端部を検出し、それに応じて補助ローラ31,33の位置を調整する。これにより、用紙Sの各種サイズに対応して、確実にそのカーリング部26を補助ローラ31,33の部分に配置させることができる。このセンサ42は、例えば超音波センサ、赤外線センサである。センサ42の数及び隣り合うセンサ同士の間隔Lは、使用される用紙Sのサイズに合わせて取り付けることが望ましい。センサ42は、用紙Sの下方・上方のいずれにも配置することができる。また、補助ローラ31,33及びベルト34を移動させる手段として、モータ(図示せず)により補助ローラ31,33及びベルト34を回転軸30,32の軸方向に段階的に押し出して、それらの位置を調整する方式が適している。
本明細書の実施例では、用紙Sのカーリング部26が、用紙Sの平坦部27から上側に向かって幅方向Qの両端部に形成された用紙Sの場合について説明した。しかし、用紙Sのカーリング部26が、用紙Sの平坦部27から下側に向かって形成された用紙Sや、カーリング部26が一方の端部にのみ形成された用紙Sであっても同様である。
本明細書では、複写機100の自動用紙搬送装置200に設けられた用紙搬送装置201について説明した。しかし、例えば複写機100の給紙部103に設けられる用紙搬送装置であってもよい。
100 複写機(画像形成装置)
201 用紙搬送装置
21 用紙トレイ(用紙積載部)
22 ピックアップローラ
26 カーリング部
28 分離ローラ
30,32 回転軸
31,33 補助ローラ
34,35 ベルト
36 溝部
38 空間部
39 圧縮ばね(弾性部材)
P 搬送方向
S 用紙
201 用紙搬送装置
21 用紙トレイ(用紙積載部)
22 ピックアップローラ
26 カーリング部
28 分離ローラ
30,32 回転軸
31,33 補助ローラ
34,35 ベルト
36 溝部
38 空間部
39 圧縮ばね(弾性部材)
P 搬送方向
S 用紙
Claims (5)
- 送出方向と直交する方向の少なくとも一方の端部が厚み方向にカールするカーリング部を有する用紙を搬送するための用紙搬送装置であって、
用紙搬送装置の用紙積載部にセットされた最上段の用紙を押圧しながら回転することにより、前記用紙を下流側に送出するピックアップローラと、
その用紙の搬送方向における前記ピックアップローラよりも下流側に配置され、複数枚の用紙が送出されたときに最上段の用紙のみを分離して搬送するための分離ローラと、を備え、
前記ピックアップローラと前記分離ローラの各回転軸には、前記用紙のカーリング部と対応する位置にそれぞれ補助ローラが装着され、しかも各補助ローラ同士にベルトが掛け渡され、
前記ベルトが、前記用紙のカーリング部を押さえ付けて搬送することを特徴とする用紙搬送装置。 - 前記ベルトの外周面には、その周回走行方向と直交する方向に沿って複数の溝部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
- 前記ピックアップローラの回転軸に装着された補助ローラ及び/又は前記分離ローラの回転軸に装着された補助ローラは、それらの回転軸の軸方向に移動可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙搬送装置。
- 前記補助ローラの周縁部には空間部が設けられていて、前記空間部に補助ローラの半径方向に沿って弾性変形可能な弾性部材が配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。
- 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の用紙搬送装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002252A JP2009161337A (ja) | 2008-01-09 | 2008-01-09 | 用紙搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002252A JP2009161337A (ja) | 2008-01-09 | 2008-01-09 | 用紙搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009161337A true JP2009161337A (ja) | 2009-07-23 |
Family
ID=40964403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008002252A Pending JP2009161337A (ja) | 2008-01-09 | 2008-01-09 | 用紙搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009161337A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102815555A (zh) * | 2012-09-21 | 2012-12-12 | 郑州云涌科技有限责任公司 | 履带式搓纸装置 |
KR101472067B1 (ko) * | 2012-09-27 | 2014-12-16 | 주식회사 푸른기술 | 매체용지 처리기의 번들 픽업기구 |
-
2008
- 2008-01-09 JP JP2008002252A patent/JP2009161337A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102815555A (zh) * | 2012-09-21 | 2012-12-12 | 郑州云涌科技有限责任公司 | 履带式搓纸装置 |
KR101472067B1 (ko) * | 2012-09-27 | 2014-12-16 | 주식회사 푸른기술 | 매체용지 처리기의 번들 픽업기구 |
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