JP2005013397A - X線画像撮影装置のパラメータ管理方法及びパラメータ管理装置 - Google Patents

X線画像撮影装置のパラメータ管理方法及びパラメータ管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の撮影装置の撮影パラメータを管理装置によって一元管理する。
【解決手段】ネットワーク上に複数のX線画像撮影装置とともに、管理装置を接続し、管理装置はマスタとするX線画像撮影装置から撮影パラメータを取得するとともに、マスタX線画像撮影装置の撮影パラメータをマスタ以外のX線画像撮影装置に配布する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線画像撮影装置のパラメータ管理方法及びパラメータ管理装置に関し、詳細にはX線画像撮影装置に設定された撮影条件、画像処理、画像出力、アノテーション等のパラメータの管理方法、及びパラメータを管理するパラメータ管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療診断を目的としたX線撮影装置としては、X線検出部に増感紙とフィルムを組み合わせたX線写真方式に代わって、X線画像をディジタル的に検出・生成する手法が最近普及してきている。代表的な方式の一つに、検出デバイスに平面センサパネルを使ったX線画像取得方法がある。これは、X線に対して感度を持ち、検出したX線の強度に応じた電気信号に変換・出力する固体撮像素子や、或いはX線のエネルギーを吸収し、それに応じた強度の蛍光を発する蛍光体と可視光に感度を持ちその強度に応じた電気信号に変換する光電変換素子を組み合わせたユニットを利用して、これらの素子からのアナログ信号をA/D変換によってディジタル化して取り込む方法である。
【0003】
この様な、ディジタルX線撮影装置(以下X線撮影装置と称する)は、X線透過線量に応じた電気量を検出しディジタル量に変換する検出デバイスを含む検査モジュールとこの検査モジュールとX線発生装置を制御する為の制御装置とで構成される。この、X線撮影装置と撮影した画像を表示するモニタ或いはプリンタ、及びX線発生装置を組み合わせてX線撮影システムと称することが多い。この様なX線撮影システムにおいては、検査モジュールからのディジタル画像データは制御装置に送られ、そこで各種画像処理が行われて、医師が診断するためのX線ディジタル画像を得る。作成されたディジタル画像は、必要に応じてプリンタからフィルムに出力したり、モニタに表示して診断が行われる。
【0004】
図27は、従来のX線撮影システムを示している。100はX線を照射するX線管球であり、X線管球100には図示しないX線照射制御を行うX線発生装置、およびX線発生装置の操作卓が接続されている。101は、被験者107を透過してきたX線を検出する検出デバイスである。102は、X線撮影システムの制御部であり、検出デバイス101より得られたディジタル画像データを取得して、所望の画像処理を施し、ネットワーク106を介して、指定された画像サーバ103、モニタ104、プリンタ105に出力する。X線撮影システムの制御部102は、X線撮影システム操作・入力・表示機能をもち、システムの状態やメッセージを表示すると共に、情報の入力や操作を行う。検出デバイス101およびX線撮影システムの制御部102によってX線画像撮影装置2が構成される。
【0005】
医師、または、放射線技師は、患者の名前を確認した後で、X線撮影システムの制御部102を使用して、患者の情報(ID、氏名、生年月日等)を入力する。次に、撮影する部位に応じて、撮影条件(管電流、管電圧、照射時間、フォトタイマの採光野、絞りの大きさ、管球位置等)を入力するとともに、画像処理パラメータ、画像出力パラメータ、アノテーションパラメータ等を設定する。撮影条件とは、撮影に関わる各種条件のことで、X線照射の条件である管電圧、管電流、照射時間、管球の絞りの大きさ、管球の位置などである。アノテーションは、画像の中に文字や記号を埋め込む事である。アノテーションパラメータは、この表示内容やレイアウトを規定している。これらのパラメータを個別に設定するのは煩わしいので、通常、撮影を行う部位ごと、あるいは画像を出力するモニタ、プリンタごとに、あらかじめ複数設定しておき、撮影時に現在設定されている複数の設定から必要な設定を選択するようになっている。このようにしてX線撮影システムの設定が終わった後に、患者の整位を行い、図示しないX線発生装置の操作卓に接続されている、ばくしゃスイッチを押してX線撮影を行う。ばくしゃスイッチを押すと、X線管球100よりX線が検出デバイス101に向かって照射される。X線管球100より放射されたX線は被検者107である患者を透過して検出デバイス101でX線を電気量に変換して、アンプで増幅したのちA/D変換等の信号処理を施しディジタル画像としてX線撮影システムの制御部102に取り込む。X線撮影システムの制御部102に取り込んだ画像は、さらに諧調処理、強調処理等の様々な画像処理が施されて、X線撮影システムの制御部102の表示部に表示される。技師は、この画像を診て再撮影の必要がなければ、次の撮影を行うか、あるいは撮影を終了する。
【0006】
撮影を終了すると、先に設定された、画像出力の為のパラメータ、アノテーションパラメータにより、出力される。
【0007】
以上のようにして撮影が行われ撮影画像が得られる。
【0008】
前記、撮影条件、画像処理、画像出力、アノテーション等のパラメータは、代表的な撮影方法はほぼ決まっているため、運用初期の標準的なパラメータというものが存在するが、運用中、必要に応じてユーザがパラメータを変更して保存したり、パラメータを新たに作成する等、編集が可能である。
【0009】
以上のような構成において、従来の放射線画像処理システムにおいては1台の装置に複数の画像読み取り装置を接続し、複数の画像読み取り装置から読み取った画像を単一のパラメータによって処理するよう構成したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0010】
また、複数の画像読み取り装置が接続された画像処理装置において、装置内に複数種類のパラメータを保存する領域を設け、必要に応じて装置内のパラメータを選択して画像処理を行う構成としているものもある。(例えば特許文献2参照。)。
【0011】
【特許文献1】
特開2002−163633号公報(第4−9頁、第1図)
【特許文献2】
特開2002−157580号公報(第3−5頁、第1図)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ディジタルX線画像撮影装置の普及に伴って、複数の装置が同一の場所で使用されることが増えてきたが、個々のX線画像撮影装置でユーザがパラメータの変更を行った場合に、従来の構成ではパラメータを個々の装置を構成しているX線撮影システムの制御部102が管理しているために、変更結果を複数の装置間で共有することができず、それぞれのX線画像撮影装置に対してパラメータの編集作業を行う必要があり、作業効率が悪いという問題が発生していた。
【0013】
そこで、本発明は複数のX線画像撮影装置において特定の装置のパラメータをマスタとして、他の装置はマスタとなるパラメータで現在保持しているパラメータを更新することにより、パラメータの変更結果を複数の装置間で共有することができ、作業効率を向上させることができる、X線画像撮影装置のパラメータの管理方法および、パラメータを管理する管理装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法及びパラメータ管理装置は、以下(1)〜(31)の構成を備える。
【0015】
(1)少なくとも1以上のX線画像撮影装置が接続されたパラメータ管理装置において、
複数のX線画像撮影装置のパラメータを読み込む入力部、マスタとするパラメータを複数のX線画像撮影装置に転送する出力部、特定の装置のパラメータをマスタと指定する指定部を備えることを特徴とするパラメータ管理装置。
【0016】
(2)接続されたX線画像撮影装置の起動時にX線画像撮影装置のパラメータを入力することを特徴とする上記(1)記載のパラメータ管理装置。
【0017】
(3)接続されたX線画像撮影装置の起動時にマスタとするX線画像撮影装置のパラメータを出力することを特徴とする上記(1)記載のパラメータ管理装置。
【0018】
(4)接続されたX線画像撮影装置の要求によりX線画像撮影装置のパラメータを入力することを特徴とする上記(1)記載のパラメータ管理装置。
【0019】
(5)接続されたX線画像撮影装置の要求によりマスタとするX線画像撮影装置のパラメータを出力することを特徴とする上記(1)記載のパラメータ管理装置。
【0020】
(6)接続されたX線画像撮影装置の要求によりマスタとするX線画像撮影装置を変更することを特徴とする上記(1)記載のパラメータ管理装置。
【0021】
(7)マスタとするパラメータを出力する装置を指定する、出力管理部を備え、該出力管理部に指定されたX線画像撮影装置に対してマスタとするパラメータを出力することを特徴とする上記(1)記載のパラメータ管理装置。
【0022】
(8)1以上のパラメータから構成されるパラメータ群毎にマスタとする装置を指定するマスタパラメータ管理部を備え、該マスタパラメータ管理部に指定されたマスタとする装置からパラメータを読み込むことを特徴とする上記(1)記載のパラメータ管理装置。
【0023】
(9)少なくとも2以上のX線画像撮影装置が接続されたパラメータ管理装置において、
複数のX線画像撮影装置のパラメータを読み込む入力部、マスタとするパラメータを複数のX線画像撮影装置に転送する出力部、特定の装置のパラメータをマスタと指定する指定部を備えるとともに、少なくとも1以上のX線画像撮影装置に対して、マスタとする装置の情報を管理する管理部を複数持ち、管理部の切り替え手段を持つことを特徴とするパラメータ管理装置。
【0024】
(10)接続されたX線画像撮影装置の起動時に、X線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に入力することを特徴とする上記(9)記載のパラメータ管理装置。
【0025】
(11)接続されたX線画像撮影装置の起動時に、マスタとするX線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に出力することを特徴とする上記(9)記載のパラメータ管理装置。
【0026】
(12)接続されたX線画像撮影装置の要求により、X線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に入力することを特徴とする上記(9)記載のパラメータ管理装置。
【0027】
(13)接続されたX線画像撮影装置の要求により、マスタとするX線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に出力することを特徴とする上記(9)記載のパラメータ管理装置。
【0028】
(14)少なくとも1以上のX線画像撮影装置が接続されたパラメータ管理方法において、
複数のX線画像撮影装置のパラメータを読み込む入力ステップ、マスタとするパラメータを複数のX線画像撮影装置に転送する出力ステップ、特定の装置のパラメータをマスタと指定する指定ステップを備えることを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0029】
(15)接続されたX線画像撮影装置の起動時にX線画像撮影装置のパラメータを入力するステップを有することを特徴とする上記(14)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0030】
(16)接続されたX線画像撮影装置の起動時にマスタとするX線画像撮影装置のパラメータを出力するステップを有することを特徴とする上記(14)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0031】
(17)接続されたX線画像撮影装置の要求によりX線画像撮影装置のパラメータを入力するステップを有することを特徴とする上記(14)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0032】
(18)接続されたX線画像撮影装置の要求によりマスタとするX線画像撮影装置のパラメータを出力するステップを有することを特徴とする上記(14)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0033】
(19)接続されたX線画像撮影装置の要求によりマスタとするX線画像撮影装置を変更するステップを有することを特徴とする上記(14)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0034】
(20)マスタとするパラメータを出力する装置を指定する、出力管理部に指定されたX線画像撮影装置に対してマスタとするパラメータを出力するステップを有することを特徴とする上記(14)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0035】
(21)1以上のパラメータから構成されるパラメータ群毎にマスタとする装置を指定する、マスタパラメータ管理部に指定されたマスタとする装置からパラメータを読み込むステップを有することを特徴とする上記(14)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0036】
(22)少なくとも2以上のX線画像撮影装置が接続されたパラメータ管理方法において、
複数のX線画像撮影装置のパラメータを読み込む入力ステップ、マスタとするパラメータを複数のX線画像撮影装置に転送する出力ステップ、特定の装置のパラメータをマスタと指定する指定ステップを備えるとともに、少なくとも1以上のX線画像撮影装置に対して、マスタとする装置の情報を管理する管理ステップを複数持ち、管理部の切り替えステップを持つことを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0037】
(23)接続されたX線画像撮影装置の起動時に、X線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に入力するステップを有することを特徴とする上記(22)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0038】
(24)接続されたX線画像撮影装置の起動時に、マスタとするX線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に出力するステップを有することを特徴とする上記(22)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0039】
(25)接続されたX線画像撮影装置の要求により、X線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に入力することを特徴とする上記(22)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0040】
(26)接続されたX線画像撮影装置の要求により、マスタとするX線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に出力するステップを有することを特徴とする上記(22)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0041】
(27)1以上のパラメータから構成されるパラメータ群にマスタ、スレーブを識別する符号を格納する領域と、特定のパラメータ群をマスタとする指定部と、スレーブとなるパラメータ群に対して、更新情報を格納する領域を設け、少なくとも2以上の相互に接続されたX線画像撮影装置において、
マスタとなるパラメータ群を複数のX線画像撮影装置の前記、更新情報を格納する領域に出力する方法と、前記、更新情報を格納する領域からマスタとなるパラメータ群を入力し、保持するパラメータを更新する方法を持つとともに、スレーブとなるパラメータ群を更新するタイミングを制御する更新タイミング制御方法を有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0042】
(28)起動時に、マスタとなるパラメータ群を複数のX線画像撮影装置の、請求項27記載の更新情報を格納する領域に出力する方法を有することを特徴とする上記(27)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0043】
(29)起動時に、上記(27)記載の更新情報を格納する領域からマスタとなるパラメータ群を入力する方法を有することを特徴とする上記(27)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0044】
(30)接続されたX線画像撮影装置の要求によりマスタとなるパラメータ群を複数のX線画像撮影装置の、上記(27)記載の更新情報を格納する領域に出力する方法を有することを特徴とする上記(27)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0045】
(31)上記(27)記載の更新タイミング制御方法からの指示により上記(27)記載の更新情報を格納する領域からマスタとなるパラメータ群を入力する方法を有することを特徴とする上記(27)記載のX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
【0047】
【実施例1】
図1は本発明の第1の実施形態に係るパラメータ管理装置を含む医療画像撮影システムの構成を表す図である。図1に示すようにパラメータ管理装置(以下管理装置と称する)1は、X線画像撮影装置(以下撮影装置と称する)2a,2b,2c,…、モニタ104a,104b,…、プリンタ105a,105b,…とネットワーク106を介して接続されており、撮影装置2a,2b,2c,…で撮影されたX線画像は、撮影を行った撮影装置においてモニタ、プリンタへの出力のために最適な画像に変換されたのち、モニタ104a,104b,…、プリンタ105a,105b,…へ、ネットワーク106を介して出力される。管理装置1はマスタ指定された撮影装置のパラメータを保存するとともに、マスタ指定された撮影装置からのパラメータの入力、撮影装置2a,2b,2c,…へのパラメータの出力を行う。マスタ指定された撮影装置とは、撮影装置2a,2b,2c,…の内、撮影装置のパラメータが変更された場合に、ネットワーク106に接続されたすべての撮影装置2a,2b,2c,…に変更結果が反映される装置のことである。
【0048】
次に管理装置1が保持する撮影装置のパラメータについて図2を用い説明を行う。図2は管理装置1が保持する撮影装置のパラメータおよび、パラメータの入出力、マスタとなる撮影装置の変更を行う操作画面の例であり、110は保持しているパラメータの一覧を表示するパラメータ表示リストであり、該リスト110は、識別ID、撮影部位の名称、画像処理の種類、出力プリンタ、出力サーバ、出力モニタの情報から構成され、リスト上の1行が、1つの撮影部位に対応する撮影パラメータブロックとなっている。
【0049】
なお、本図におけるパラメータ表示リスト110においては撮影パラメータブロックを前記、識別ID、撮影部位の名称、画像処理の種類、出力プリンタ、出力サーバ、出力モニタの情報から構成しているが、撮影パラメータは本構成に限定されるものではなく、撮影装置の動作設定にかかわるその他のパラメータを含めることも、前記、撮影パラメータのうち、モニタが1台しか接続されていない等の理由でパラメータの共有が不要なパラメータを削除したものでもよい。
【0050】
111はマスタ指定する撮影装置の指定を行うためのマスタ装置選択リスト、112はマスタ指定された撮影装置からパラメータを入力するマスタパラメータ入力ボタン、113は管理装置が保持するパラメータを撮影装置に出力するためのマスタパラメータ出力ボタンである。
【0051】
次に図3、および図4を用い、管理装置1がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力、あるいは管理装置1が保持するパラメータを撮影装置2a,2b,2c,…に出力する動作について説明する。
【0052】
図3は管理装置1がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力する場合の動作を表すフローチャートである。S200において、図2、112に示すマスタパラメータ入力ボタンが押されたことを検知すると、管理装置1はS201において図2、111に示すマスタ装置選択リストで現在選択されている撮影装置から、該装置が保持しているすべての撮影部位に対応する撮影パラメータブロックを入力する。次に、S202において管理装置1が現在保持しているパラメータリストデータをS201で入力した撮影パラメータブロックに置き換え、パラメータリストを更新して処理を終了する。
【0053】
図4は管理装置1が保持するパラメータを撮影装置2a,2b,2c,…に出力する動作を表すフローチャートである。S210において図2、113に示すマスタパラメータ出力ボタンが押されたことを検知すると、管理装置1はS211において現在ネットワーク106に接続されている撮影装置を検索する。撮影装置が検出されると、S212において管理装置1は、現在保持しているすべての撮影パラメータブロックを検出された撮影装置に出力する。S213においてネットワーク106に接続されているすべての撮影装置を検出したかを判定し、未検出の撮影装置が存在する場合にはS211以降の処理を繰り返す。S213における判定ですべての撮影装置を検出したと判断した場合には、処理を終了する。
【0054】
撮影装置は、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックを受け取ると、撮影パラメータブロックの識別IDを元に、更新すべき撮影パラメータブロックを特定し、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックに含まれるパラメータを更新する。
【0055】
以上説明した構成、及び処理によれば、複数の撮影装置において特定の撮影装置のパラメータをマスタとして、他の撮影装置はマスタとなるパラメータで現在保持しているパラメータを更新することにより、マスタ指定された撮影装置のパラメータの変更結果を複数の撮影装置間で共有することができ、作業効率を向上させることが可能となる。
【0056】
【実施例2】
上記実施例1においては、図2、112に示すマスタパラメータ入力ボタンおよび113に示すマスタパラメータ出力ボタンが押されることによってマスタ指定された撮影装置からのパラメータの入力、管理装置1が保持するパラメータの撮影装置への出力を行っている。しかしながらパラメータの入出力処理を管理装置1が主導となって行っており、撮影装置2a,2b,2c,…のパラメータを更新するために、管理装置1を操作する必要があり、マスタ指定された撮影装置のパラメータを変更した場合に、管理装置1上でのパラメータ入出力処理を忘れることにより、撮影装置2a,2b,2c,…のパラメータが更新されない場合がある。このため、撮影装置2a,2b,2c,…の要求により、管理装置1がパラメータの入出力を行うよう構成することも可能である。
【0057】
なお本実施形態に係るパラメータ管理装置を含む医療画像撮影システムの構成、及び管理装置1が保持する撮影装置2a,2b,2c,…のパラメータは実施例1において説明を行ったものと同一であるので説明を省略する。
【0058】
図5は撮影装置からの要求によって管理装置1がパラメータの出力する動作を示すフローチャートである。S220において管理装置1が撮影装置からパラメータ要求通知を受け取ると、S221において管理装置1はパラメータ要求通知を受け取った撮影装置に対して管理装置1が保持しているすべての撮影パラメータブロックを出力して処理を終了する。
【0059】
パラメータ要求通知は図23に示すように撮影装置の操作画面にパラメータ入力ボタン126を設け、ユーザが該ボタン126を押したときに管理装置1へ通知するように構成する、あるいは操作の簡略化のため、撮影装置が起動したときに、撮影装置から管理装置1へ通知するように構成してもよい。
【0060】
図6は撮影装置からの要求によって管理装置1がパラメータの入力を行うとともに、更新されたパラメータを撮影装置に出力する動作を示すフローチャートである。S230において管理装置1が撮影装置からパラメータ変更通知を受け取ると、S231において通知を受け取った撮影装置が、現在マスタ指定されている撮影装置であるかを判断し、マスタ指定されている撮影装置からの通知であると判断すると、S232において通知を受け取った撮影装置が保持するすべての撮影パラメータブロックを入力する。次に、S233において管理装置1が現在保持しているパラメータリストデータをS232で入力したパラメータに置き換え、パラメータリストを更新する。次にS234において現在ネットワーク106に接続されている撮影装置を検索する。撮影装置が検出されると、S235において管理装置1は現在保持しているすべての撮影パラメータブロックを検出された撮影装置に出力する。S236においてネットワーク106に接続されているすべての撮影装置を検出したかを判定し、未検出の撮影装置が存在する場合にはS234以降の処理を繰り返す。S236における判定ですべての撮影装置を検出したと判断した場合には処理を終了する。
【0061】
撮影装置は、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックを受け取ると、撮影パラメータブロックの識別IDを元に、更新すべき撮影パラメータブロックを特定し、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックに含まれるパラメータを更新する。
【0062】
パラメータ変更通知は図23に示すように、撮影装置の操作画面にパラメータの出力ボタン125を設け、ユーザが該ボタン125を押したときに管理装置1へ通知するように構成する、あるいは撮影装置が起動したときに、撮影装置から管理装置1へ通知するように構成してもよい。
【0063】
以上説明した構成、及び処理によれば、上記実施例1に示す効果に加えて、管理装置1によるパラメータの入出力処理が撮影装置の要求によって行われるため、管理装置1上でパラメータ入出力処理を忘れるなどにより撮影装置のパラメータが更新されないということがなく、確実に撮影装置のパラメータを更新することができる。
【0064】
【実施例3】
上記実施例1乃至2においては図2、111に示すマスタ装置選択リストからマスタとなる撮影装置を指定して、パラメータの入力を行う構成としているが、現在マスタ指定されている撮影装置以外でパラメータの変更を行った結果を撮影装置間で共有するためには、マスタ指定撮影装置を管理装置1上で変更する必要があり、操作が複雑となる。このため、撮影装置からの要求によってマスタ指定撮影装置を変更するように構成することも可能である。
【0065】
なお本実施形態に係るパラメータ管理装置1を含む医療画像撮影システムの構成、及び管理装置1が保持する撮影装置のパラメータは実施例1において説明を行ったものと同一であるので説明を省略する。
【0066】
図7は管理装置1が撮影装置からの要求によりマスタ指定撮影装置を変更し、パラメータの入出力を行う動作を示すフローチャートである。
【0067】
S240において管理装置1が撮影装置からパラメータ変更通知を受け取ると、S241において管理装置1はマスタとなる撮影装置をパラメータ変更通知を受け取った撮影装置に変更する。次にS242において通知を受け取った撮影装置からすべての撮影パラメータブロックを入力し、S243において管理装置1が現在保持しているパラメータリストデータをS242で入力したパラメータに置き換え、パラメータリストを更新する。次にS244において現在ネットワーク106に接続されている撮影装置を検索する。撮影装置が検出されると、S245において管理装置1は現在保持しているすべての撮影パラメータブロックを検出された撮影装置に出力する。S246においてネットワーク106に接続されているすべての撮影装置を検出したかを判定し、未検出の撮影装置が存在する場合にはS244以降の処理を繰り返す。S246における判定ですべての撮影装置を検出したと判断した場合には処理を終了する。
【0068】
撮影装置は、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックを受け取ると、撮影パラメータブロックの識別IDを元に、更新すべき撮影パラメータブロックを特定し、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックに含まれるパラメータを更新する。
【0069】
S240において管理装置1が受信するパラメータ変更通知は、撮影装置でパラメータが変更されたときに管理装置1へ通知するように構成する。
【0070】
以上説明した構成、及び処理によれば、上記実施例1に示す効果に加えて、マスタ指定する撮影装置を撮影装置の要求によって変更することができ、管理装置1が管理するどの撮影装置でパラメータの変更を行った場合でも、パラメータの変更結果を撮影装置間で共有することができる。
【0071】
【実施例4】
上記実施例1乃至3では実施例1で説明を行ったパラメータ管理装置1を含む医療画像撮影システムの構成においてネットワーク106に接続されたすべての撮影装置2a,2b,2c,…に対して1つのマスタ撮影装置を指定し、パラメータの共有を行っているが、一般撮影用の撮影装置と、小児専用など特定の撮影のみを行う撮影装置を同一のネットワーク上に接続し、各々の装置で別々のパラメータで撮影を行いたい場合など、ネットワーク106に接続された一部の撮影装置において、パラメータの共有を行わない場合も考えられる。このような場合に、ネットワーク106に接続された一部の撮影装置のみパラメータを共有させるよう構成することも可能である。
【0072】
なお本実施形態に係るパラメータ管理装置を含む医療画像撮影システムの構成は実施例1において説明を行ったものと同一であるので説明を省略する。
【0073】
図8にネットワーク106に接続された一部の撮影装置のみパラメータを共有させるよう構成した場合の管理装置1が保持する撮影装置のパラメータおよび、パラメータの入出力、マスタとなる撮影装置の変更を行う操作画面の例を示す。
【0074】
なお、図8中の項目の内、実施例1中の図2ですでに説明した項目については同一符号を付し、説明を省略する。
【0075】
図8中、114はネットワーク106に接続され、パラメータを共有していない撮影装置のリストであるグループ追加装置リストを示し、該リスト114から装置を選択後、115に示す装置追加ボタンを押すと、選択された装置がグループ追加装置リスト114から削除され、116に示すパラメータを共有する装置のリストであるグループ装置リストに追加される。グループ装置リスト116内にリストアップされた装置は、マスタ装置選択リスト111で選択したマスタ撮影装置とパラメータが共有され、マスタ撮影装置のパラメータの変更によって、それぞれの撮影装置のパラメータが変更される。グループ装置リスト116から装置を選択し、117に示す装置削除ボタンを押すと、選択された装置がグループ装置リスト116から削除され、パラメータを共有しない設定となり、グループ追加装置リスト114に追加される。
【0076】
次に、図9、および図10を用い、管理装置1がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力、あるいは管理装置1が保持するパラメータを撮影装置に出力する動作について説明する。
【0077】
図9は管理装置1がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力する処理を示すフローチャートである。
【0078】
S250において、図8、112に示すマスタパラメータ入力ボタンが押されたことを検知すると、S251において管理装置1は図8、111に示すマスタ装置選択リストで現在選択されている撮影装置が保持しているすべての撮影パラメータブロックを入力する。次に、S252において管理装置1が現在保持しているパラメータリストデータをS251で入力したパラメータに置き換え、パラメータリストを更新して処理を終了する。
【0079】
図10は管理装置1が保持するパラメータを図8、116に示すグループ装置リスト内にリストアップされた撮影装置に出力する動作を表すフローチャートである。S260において図8、113に示すマスタパラメータ出力ボタンが押されたことを検知すると、管理装置1はS261において現在ネットワーク106に接続されている撮影装置を検索する。撮影装置が検出されると、S262において接続されているすべての撮影装置を検出したかを判定し、未検出の撮影装置が存在しない場合には処理を終了する。S262における判断で、すべての撮影装置を検出していない場合には、S263において管理装置1は検出した撮影装置がパラメータを共有するグループに属しているか、すなわち図8、116に示すグループ装置リスト内にリストアップされている撮影装置であるかを判定する。S263における判定で、図8、116に示すグループ装置リスト内にリストアップされている撮影装置である場合には、S264において現在保持しているすべての撮影パラメータブロックを検出された撮影装置に出力し、S261以降の処理を繰り返す。S263における判定で、図8、116に示すグループ装置リスト内にリストアップされている撮影装置でない場合には、S264の処理を行わず、S261以降の処理を繰り返す。
【0080】
撮影装置は、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックを受け取ると、撮影パラメータブロックの識別IDを元に、更新すべき撮影パラメータブロックを特定し、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックに含まれるパラメータを更新する。
【0081】
以上説明した構成、及び処理によれば、パラメータ管理装置によって管理される複数の撮影装置においてパラメータを共有する撮影装置のグループと、パラメータを共有しない撮影装置のグループを作成することができるとともに、各グループの撮影装置を入れ替えることが可能となる。
【0082】
【実施例5】
上記実施例1乃至4では実施例1で説明を行ったパラメータ管理装置1を含む医療画像撮影システムの構成において特定の撮影装置をマスタ撮影装置として指定し、該撮影装置が保持するすべてのパラメータを他の撮影装置で共有するよう構成しているが、胸部撮影用装置、腹部撮影用装置等、個々の撮影装置が特定の部位を撮影するよう設定されている場合に撮影部位毎に、マスタとなる撮影装置を変更することも考えられる。このため、管理装置が保持する撮影パラメータブロックにおいて、撮影部位毎にマスタとなる撮影装置を設定するよう構成することも可能である。
【0083】
なお本実施形態に係るパラメータ管理装置を含む医療画像撮影システムの構成は実施例1において説明を行ったものと同一であるので説明を省略する。
【0084】
図11にパラメータのブロック毎にマスタとなる撮影装置を設定するよう構成した場合の管理装置1が保持する撮影装置のパラメータおよび、パラメータの入出力、マスタとなる撮影装置の変更を行う操作画面の例を示す。
【0085】
なお、図11中の項目の内、実施例1中の図2ですでに説明した項目については同一符号を付し、説明を省略する。
【0086】
図11中、122は管理装置が保持するマスタパラメータの一覧を示すマスタパラメータ表示リストであり、図2、110に示すパラメータ表示リストに、各撮影パラメータブロックのマスタとなる撮影装置の識別情報を追加した構成となっている。118は119に示す参照パラメータ表示リストにパラメータを表示する撮影装置を指定するためのパラメータ参照装置選択リストであり、該リスト118で選択した撮影装置が保持するパラメータが、参照パラメータ表示リスト119に表示されるよう構成している。参照パラメータ表示リスト119に表示される情報は図2、110で示すパラメータ表示リストと同一の構成となっている。121はパラメータ追加ボタンであり、参照パラメータ表示リスト119でパラメータを選択後、ボタンを押すことで、パラメータとともに、パラメータを保持する撮影装置の識別情報がマスタパラメータ表示リスト122に追加されるよう構成している。120はパラメータ削除ボタンであり、マスタパラメータ表示リスト122でパラメータを選択後、ボタンを押すことで、選択されたパラメータがマスタパラメータ表示リスト122から削除されるよう構成している。
【0087】
次に、図12、および図13を用い、管理装置1がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力、あるいは管理装置1が保持するパラメータを撮影装置に出力する動作について説明する。
【0088】
なお、以下の説明では、撮影装置が保持する撮影パラメータブロックは、前記、実施例1乃至4で説明したものと同一のものとし、管理装置1が保持する撮影パラメータブロックは、前記、実施例1乃至4で説明したものに、撮影パラメータブロックのマスタとなる撮影装置の識別情報を追加したものとして説明する。
【0089】
図12は管理装置1がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力する処理を示すフローチャートである。
【0090】
S270において、図11、112に示すマスタパラメータ入力ボタンが押されたことを検知すると、S271において管理装置1は図11、122に示すマスタパラメータ表示リストから1部位の撮影パラメータブロックとして1行分の撮影パラメータブロックを取得する。S272において管理装置1はS271で取得した撮影パラメータブロックからマスタ撮影装置の識別情報を取得し、マスタ撮影装置から、撮影装置が保持する撮影パラメータブロックのうち、識別IDが同一の撮影パラメータブロックを入力する。次に、S273において管理装置1はS272で取得したマスタ撮影装置の撮影パラメータブロックにマスタ撮影装置の識別情報を付加した情報を元に、管理装置1が保持するパラメータリストを更新する。次に、S274において管理装置1は、マスタパラメータ表示リスト122のすべての行の撮影パラメータブロックを更新したかを判定し、未更新の撮影パラメータブロックが存在する場合にはS271以降の処理を繰り返し、未更新のパラメータが存在しない場合にはパラメータ入力処理を終了する。
【0091】
図13は管理装置1が保持する撮影パラメータブロックを撮影装置に出力する動作を表すフローチャートである。S280において図11、113に示すマスタパラメータ出力ボタンが押されたことを検知すると、管理装置1はS281において現在ネットワーク106に接続されている撮影装置を検索する。撮影装置が検出されると、S282において管理装置1は現在保持している撮影パラメータブロックからマスタ撮影装置の識別情報を削除した情報を検出された撮影装置に出力する。次にS283においてネットワーク106に接続されているすべての撮影装置2a,2b,2c,…を検出したかを判定し、未検出の撮影装置が存在する場合にはS281以降の処理を繰り返し、未検出の撮影装置が存在しない場合には、パラメータ出力処理を終了する。
【0092】
撮影装置は、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックを受け取ると、撮影パラメータブロックの識別IDを元に、更新すべき撮影パラメータブロックを特定し、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックに含まれるパラメータを更新する。
【0093】
以上説明した構成、及び処理によれば、パラメータ管理装置によって管理される複数の撮影装置においてパラメータ毎にマスタとなる撮影装置を設定することが可能となる。
【0094】
【実施例6】
医療画像撮影システムの設置においては、プリンタ、モニタを含む複数の撮影装置を内科専用に設置、また別のプリンタ、モニタを含む複数の撮影装置を整形外科専用に設置し、すべての装置をネットワークで接続するといった構成で、設置されることもあり、このような場合に内科用の撮影装置、整形外科用の撮影装置といった撮影部位毎、使用目的毎のグループ単位で複数の撮影装置のパラメータを共有したいという要求がある。この要求を実現するために、各グループに1台の管理装置を設置し、パラメータの共有を行うこともできるが、管理装置が複数必要となり、コストアップ、また管理装置を複数設置するためのスペースの確保といった問題がある。このため、複数のグループを1台の管理装置で管理し、グループを切り替えられるよう構成することも可能である。
【0095】
図14は撮影装置、プリンタ、モニタから構成される複数のグループから構成される医療画像撮影システムの構成例を示す図である。図14においては、X線画像撮影装置2a,2bとモニタ104a、プリンタ105aが1つのグループとなっており、X線画像撮影装置2c,2dとモニタ104b、プリンタ105bが1つのグループとなっていることを示しており、それぞれの機器が、ネットワーク106を介して接続されているとともに、各X線画像撮影装置2a,2b,2c,2dは管理装置1によってパラメータが管理されている。
【0096】
図15及び図16にネットワーク106に接続され、グループとなっている撮影装置に対して、グループ毎にパラメータを共有させるよう構成した場合の管理装置1が保持する撮影装置のパラメータおよび、パラメータの入出力、マスタとなる撮影装置の変更を行う操作画面の例を示す。
【0097】
なお、図15、図16は実施例4、図8で説明した図に、グループ選択リスト123を追加したものであり、図中その他の項目については図8と同一である。また、図15、図16の違いは、グループ選択リスト123で選択されているグループのみであるため、説明は図15を用いて行う。
【0098】
グループ選択リスト123は撮影装置がどのグループに属しているかを指定、参照するためのリストであり、図15中116のグループ装置リスト中の撮影装置に対してグループ識別名として、グループ名を付加し、複数のグループのパラメータを1つの管理装置上で管理するためのものである。
【0099】
新たなグループの作成は、グループ選択リスト123で新規作成を選択し、装置追加ボタン115でグループ装置リスト116に撮影装置を追加後、作成したグループのグループ名をグループ選択リスト123上で入力することで行う。また、グループの削除は装置削除ボタン117でグループ装置リスト116からすべての撮影装置を削除することで行う。
【0100】
次に、図17、および図18を用い、管理装置1がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力、あるいは管理装置1が保持するパラメータを撮影装置に出力する動作について説明する。
【0101】
なお、以下の説明では、撮影パラメータブロックは、前記、実施例1乃至4で説明したものと同一のものとして説明する。
【0102】
図17は管理装置1がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力する処理を示すフローチャートである。
【0103】
S290において、図15,図16で、112に示すマスタパラメータ入力ボタンが押されたことを検知すると、S291において管理装置1は図15,図16で、111に示すマスタ装置選択リストで現在選択されている撮影装置が保持する、すべての撮影パラメータブロックを入力する。次に、S292において管理装置1は、現在グループ選択リスト123で選択されているグループに関するパラメータリストデータをS291で入力した撮影パラメータブロックに置き換え、パラメータリストを更新して処理を終了する。
【0104】
図18は管理装置1が保持するパラメータを図15,図16で、116に示すグループ装置リスト内にリストアップされた撮影装置に出力する動作を表すフローチャートである。S300において図15,図16で、113に示すマスタパラメータ出力ボタンが押されたことを検知すると、管理装置1はS301において現在ネットワーク106に接続されている撮影装置を検索する。撮影装置が検出されると、S302において接続されているすべての撮影装置を検出したかを判定し、未検出の撮影装置が存在しない場合には処理を終了する。S302における判断で、すべての撮影装置を検出していない場合にはS303において管理装置1は検出した撮影装置がパラメータを共有するグループに属しているか、すなわち図15,図16で、116に示すグループ装置リスト内にリストアップされている撮影装置であるかを判定する。S303の判定で、図15,図16で、116に示すグループ装置リスト内にリストアップされている撮影装置である場合には、S304で図15,図16で、110に示すパラメータ表示リスト内のすべての撮影パラメータブロックを検出された撮影装置に出力し、S301以降の処理を繰り返す。S303の判定で、図15,図16で、116に示すグループ装置リスト内にリストアップされている撮影装置でない場合には、S304の処理を行わず、S301以降の処理を繰り返す。
【0105】
撮影装置は、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックを受け取ると、撮影パラメータブロックの識別IDを元に、更新すべき撮影パラメータブロックを特定し、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックに含まれるパラメータを更新する。
【0106】
以上説明した構成、及び処理によれば、複数の撮影装置から構成されるグループが複数存在する構成において、複数のグループを1台の管理装置で管理することが可能となる。
【0107】
【実施例7】
上記実施例6においては、図15,図16で、112に示すマスタパラメータ入力ボタンおよび113に示すマスタパラメータ出力ボタンが押されることによってマスタ指定された撮影装置からのパラメータの入力、管理装置1が保持するパラメータの撮影装置への出力を行っているが、実施例2に示すように、パラメータの入出力処理を管理装置1が主導となって行っており、撮影装置2a,2b,2c,…のパラメータを更新するために、管理装置1を操作する必要があり、マスタ指定された撮影装置のパラメータを変更した場合に、管理装置1上でのパラメータ入出力処理を忘れることにより、撮影装置2a,2b,2c,…のパラメータが更新されない場合がある。このため、撮影装置2a,2b,2c,…の要求により、管理装置1がパラメータの入出力を行うよう構成することも可能である。
【0108】
なお本実施形態に係るパラメータ管理装置1を含む医療画像撮影システムの構成は実施例6において説明を行ったものと同一であるので説明を省略する。
【0109】
図19は撮影装置からの要求によって管理装置1がパラメータを出力する動作を示すフローチャートである。S310において管理装置1が撮影装置からパラメータ要求通知を受け取ると、S311において管理装置1はS310でパラメータ要求通知を受け取った撮影装置が図15,図16で123に示すグループ選択リストで現在選択されているグループに属しているかを判定する。現在選択されているグループに属している装置であると判断した場合には、次にS312において管理装置1はパラメータ要求通知を受け取った撮影装置に対して管理装置1が保持している、図15,図16で110に示すパラメータ表示リストに表示されたすべての撮影パラメータブロックを出力して処理を終了する。S311における判定で現在選択されているグループに属している装置ではないと判断した場合にはS312の処理を行わず、処理を終了する。パラメータ要求通知は図23に示すように、撮影装置の操作画面にパラメータの出力ボタン125を設け、ユーザが該ボタンを押したときに管理装置1へ通知するように構成する、あるいは操作の簡略化のため、撮影装置が起動したときに、撮影装置から管理装置1へ通知するように構成してもよい。
【0110】
図20は撮影装置からの要求によって管理装置1がパラメータの入力を行うとともに、更新されたパラメータを撮影装置に出力する動作を示すフローチャートである。S320において管理装置1が撮影装置からパラメータ変更通知を受け取ると、S321において管理装置1はS320でパラメータ要求通知を受け取った撮影装置が、図15,図16で123に示すグループ選択リストで現在選択されているグループに属しているかを判定する。現在選択されているグループに属している装置ではないと判断した場合には処理を終了する。S321における判定で、現在選択されているグループに属している装置であると判断した場合には、S322において通知を受け取った撮影装置が、図15,図16で111に示されるマスタ装置選択リストで選択されている、現在グループ内でマスタ指定されている撮影装置であるかを判定する。マスタ指定されている撮影装置からの通知であると判断すると、S323において通知を受け取った撮影装置が保持するすべての撮影パラメータブロックを入力する。次に、S324において管理装置1が現在保持している図15,図16で110に示すパラメータ表示リストに表示されたすべての撮影パラメータブロックをS323で入力したパラメータに置き換え、パラメータリストを更新する。次にS325において現在ネットワーク106に接続されている撮影装置を検索する。撮影装置が検出されると、S326において管理装置1は検出された撮影装置が、図15,図16で116に示すグループ装置リストに表示された、パラメータが更新されたグループに属する撮影装置であるかを判定する。S326における判定で、パラメータ更新を行ったグループに属する撮影装置ではないと判断した場合には、S325以降の処理を繰り返す。S326における判定で、パラメータ更新を行ったグループに属する撮影装置であると判断した場合には、S327で図15,図16で110に示すパラメータ表示リストに表示されたすべての撮影パラメータブロックを出力する。次に、S328においてネットワーク106に接続されているすべての撮影装置を検出したかを判定し、未検出の撮影装置が存在する場合にはS325以降の処理を繰り返す。S328における判定ですべての撮影装置を検出したと判断した場合には処理を終了する。
【0111】
パラメータ変更通知は図23に示すように、撮影装置の操作画面にパラメータの入力ボタン126を設け、ユーザが該ボタン126を押したときに管理装置1へ通知するように構成する、あるいは撮影装置が起動したときに、撮影装置から管理装置1へ通知するように構成してもよい。
【0112】
撮影装置は、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックを受け取ると、撮影パラメータブロックの識別IDを元に、更新すべき撮影パラメータブロックを特定し、管理装置1が出力した撮影パラメータブロックに含まれるパラメータを更新する。
【0113】
以上説明した構成、及び処理によれば、上記実施例6に示す効果に加えて、管理装置1によるパラメータの入出力処理が撮影装置の要求によって行われるため、管理装置1上でパラメータ入出力処理を忘れるなどにより撮影装置のパラメータが更新されないということがなく、確実に撮影装置のパラメータを更新することができる。
【0114】
【実施例8】
上記実施例1乃至7においては、ネットワークに接続された複数のX線画像撮影装置のパラメータをパラメータ管理装置によって共有するよう構成していたが、パラメータの共有のためにパラメータ管理装置を設置する必要があり、パラメータ管理装置を設置するためのスペースが必要であり、またパラメータ管理装置を導入するためのコストも必要である。このため、管理装置を介することなく、複数のX線画像撮影装置間でパラメータを共有するよう構成することも可能である。
【0115】
図21は本発明の第8の実施形態に係る医療画像撮影システムの構成を表す図である。図21に示すように撮影装置2a,2b,2c,…、モニタ104a,104b,…、プリンタ105a,105b,…がネットワーク106を介して接続されており、撮影装置2a,2b,2c,…で撮影されたX線画像は、撮影を行った撮影装置においてモニタ、プリンタへの出力のために最適な画像に変換されたのち、モニタ104a,104b,…、プリンタ105a,105b,…へ、ネットワーク106を介して出力される。
【0116】
次に撮影装置2a,2b,2c,…が保持するパラメータについて図22を用い説明を行う。図22は撮影装置2a,2b,2c,…が保持するパラメータを格納した領域のフォーマット例を示したものであり、127は保持しているパラメータが格納されたパラメータ格納領域である。パラメータ格納領域127は、パラメータを識別するためのID、画像処理の種類、出力プリンタ、出力サーバ、出力モニタの情報から構成される撮影装置のパラメータと、個々のパラメータがマスタであるか、スレーブであるかを示す属性領域から構成される。マスタ属性となっているパラメータは、ネットワーク106に接続された撮影装置で共有されるパラメータであり、スレーブ属性となっているパラメータはネットワーク106に接続された他の撮影装置が保持するパラメータをマスタ情報として共有するようになっている。124はパラメータ更新情報格納領域であり、ネットワーク106に接続された他の撮影装置によって該領域に格納されたパラメータによってスレーブ属性となっているパラメータを更新する。パラメータ更新情報格納領域124は、パラメータ格納領域127で説明した撮影装置のパラメータとマスタ撮影装置によってパラメータが更新された更新日時から構成される。
【0117】
なお、本図におけるパラメータ格納領域127においては撮影パラメータを前記、画像処理の種類、出力プリンタ、出力サーバ、出力モニタから構成しているが、撮影パラメータは本構成に限定されるものではなく、撮影装置の動作設定にかかわるその他のパラメータを含めることも、前記、撮影パラメータから不要なパラメータを削除したものでもよい。
【0118】
次に図23、図24および図25を用い、撮影装置がマスタ属性の撮影パラメータブロックを他の撮影装置に出力、あるいは撮影装置がパラメータ更新情報格納領域124から撮影パラメータブロックを入力する動作について説明する。
【0119】
図23は撮影装置の操作画面例を示し、図中125に示すパラメータ出力ボタンを押すことによって、マスタ属性のパラメータを他の撮影装置に出力、また図中126に示すパラメータ入力ボタンを押すことによって、パラメータ更新情報格納領域124からパラメータを入力する。
【0120】
図24は撮影装置が、保持しているマスタ属性となっている撮影パラメータブロックをネットワーク106に接続された他の撮影装置に出力する動作を示すフローチャートである。S330において、図23で125に示すパラメータ出力ボタンが押されると撮影装置はS331においてネットワーク106に接続されている撮影装置を検索する。撮影装置が検出されると、S332において、撮影装置は、現在保持しているマスタ属性となっている撮影パラメータブロックのすべてに、処理を行った日時を付加し、検出された撮影装置の図22で124に示すパラメータ更新情報格納領域に出力する。次にS333においてネットワーク106に接続されたすべての撮影装置を検出したかを判定し、未検出の撮影装置が存在する場合にはS331以降の処理を繰り返す。S333における判定ですべての撮影装置を検出したと判断した場合には処理を終了する。
【0121】
図25は撮影装置がパラメータ更新情報格納領域124から撮影パラメータブロックを入力する動作を示すフローチャートである。S340において、図23で126に示すパラメータ入力ボタンが押されると撮影装置はS341において図22、124に示すパラメータ更新情報格納領域に格納されたすべての情報に対して更新日時を削除し、撮影パラメータブロックとしてパラメータ格納領域127にコピーして処理を終了する。
【0122】
S341におけるコピー処理では、撮影パラメータブロックの識別IDを元に、更新すべき撮影パラメータブロックを特定し、パラメータを更新する。
【0123】
なお、本実施例中では、図23に示すパラメータ出力ボタン125、パラメータ入力ボタン126を押すことで、パラメータの出力、パラメータの入力を行うよう構成しているが、操作の簡略化のために、撮影装置の起動時、パラメータの出力処理、パラメータの入力処理の順で自動的に行うよう構成してもよい。
【0124】
以上説明した構成、及び処理によれば、実施例1に示す効果に加えて、管理装置を介さず、複数の撮影装置において特定の撮影装置のパラメータをマスタとして、他の撮影装置はマスタとなるパラメータで現在保持しているパラメータを更新することにより、マスタ指定された撮影装置のパラメータの変更結果を複数の撮影装置間で共有することができ、管理装置の設置スペース、導入コストの削減を図れる。
【0125】
【実施例9】
上記実施例8におけるパラメータの入力処理では、各撮影装置が、撮影装置自身のパラメータ更新情報格納領域124からスレーブ属性のパラメータを取得するよう構成しているが、特定の撮影装置がマスタパラメータを出力しているタイミングにおいて、電源が投入されていないなどの理由により、マスタパラメータがパラメータ更新情報格納領域124に格納されない場合があり、一部のパラメータが更新されないことがある。このため、パラメータの入力時、ネットワーク106に接続された撮影装置内のパラメータ更新情報格納領域124から最新のパラメータを入力するよう構成することも可能である。
【0126】
なお本実施形態に係るパラメータ管理装置を含む医療画像撮影システムの構成及び、撮影装置2a,2b,2c,…が保持するパラメータについては実施例8において説明を行ったものと同一であるので説明を省略する。
【0127】
図26はパラメータの入力時、ネットワーク106に接続された撮影装置内のパラメータ更新情報格納領域124から最新のパラメータを入力する動作を示すフローチャートである。なお本実施例では図21で2aに示す撮影装置が2b,2c…に示す撮影装置からパラメータを入力する場合を例にとり説明する。
【0128】
S350において図23で126に示すパラメータ入力ボタンが押されると撮影装置2aはS351においてネットワーク106に接続されている撮影装置を検索する。S352において撮影装置2aはネットワーク106に接続されているすべての撮影装置の検索が終了したかを判定し、すべての撮影装置の検索が終了したと判断した場合にはS353において撮影装置2aが保持するパラメータ更新情報格納領域124に格納されたすべての情報に対して、更新日時を削除し、撮影パラメータブロックとしてパラメータ格納領域127にコピーして処理を終了する。S352における判定で未検出の撮影装置が存在すると判断した場合には、次にS354において検出した撮影装置の、図22で124に示すパラメータ更新情報格納領域から1部位の撮影パラメータブロックを取得する。S355において検出した撮影装置パラメータ更新情報格納領域124に格納されているすべての撮影パラメータブロックを取得したかを判定し、すべての撮影パラメータブロックを取得した場合にはS351以降の処理を繰り返す。S355における判定で、未取得の撮影パラメータブロックが存在すると判断した場合には、次にS356において、S354で取得した撮影パラメータブロックのIDと同一IDの撮影パラメータブロックが、撮影装置2aが保持するパラメータ更新情報格納領域124内に存在するかを判定する。S356における判定で、存在しないと判断した場合には、撮影パラメータブロックが未入力であると判断し、S358において、S354で取得したパラメータを撮影装置2aのパラメータ更新情報格納領域124にコピーする。S356における判断で存在すると判断した場合には、次にS357において撮影装置2aのパラメータ更新情報格納領域124内の撮影パラメータブロックと、検出された撮影装置のパラメータ更新情報格納領域124内の撮影パラメータブロックの更新日時領域を比較し、検出された撮影装置の撮影パラメータブロックの更新日時が新しい場合には、S358において、S354で取得したパラメータを撮影装置2aのパラメータ更新情報格納領域124にコピーする。S357における比較処理で、検出された撮影装置の撮影パラメータブロックの更新日時が同一か、あるいは古い場合には、S354以降の処理を繰り返す。S358におけるパラメータのコピー処理を行った場合には、S354以降の処理を繰り返す。
【0129】
S353におけるコピー処理では、撮影パラメータブロックの識別IDを元に、更新すべき撮影パラメータブロックを特定し、パラメータを更新する。
【0130】
以上説明した構成、及び処理によれば、特定の撮影装置がマスタパラメータを出力しているタイミングにおいて、電源が投入されていないなどの理由により、マスタパラメータがパラメータ更新情報格納領域に格納されない場合においても、他の撮影装置から最新のパラメータを入力でき、パラメータを確実に更新できる。
【0131】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のX線画像撮影装置のパラメータの管理方法および、パラメータを管理するパラメータ管理装置によれば、パラメータの変更結果を複数の装置間で共有することができ、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係るパラメータ管理装置を含む医療画像撮影システムの構成図
【図2】第1の実施例において、管理装置が保持する撮影装置のパラメータを表す図
【図3】第1の実施例において、管理装置がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力する場合の動作を表すフローチャート
【図4】第1の実施例において、管理装置が保持するパラメータを撮影装置に出力する動作を表すフローチャート
【図5】第2の実施例において、撮影装置からの要求によって管理装置がパラメータの出力する動作を示すフローチャート
【図6】第2の実施例において、撮影装置からの要求によって管理装置がパラメータの入力を行うとともに、更新されたパラメータを撮影装置に出力する動作を示すフローチャート
【図7】第3の実施例において、管理装置が撮影装置からの要求によりマスタ指定撮影装置を変更し、パラメータの入出力を行う動作を示すフローチャート
【図8】第4の実施例において、一部の撮影装置のみパラメータを共有させるよう構成した場合の管理装置が保持する撮影装置のパラメータおよび、パラメータの入出力、マスタとなる撮影装置の変更を行う操作画面の例を示す図
【図9】第4の実施例において、管理装置がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力する処理を示すフローチャート
【図10】第4の実施例において、管理装置が保持するパラメータを図8で116に示すグループ装置リスト内にリストアップされた撮影装置に出力する動作を表すフローチャート
【図11】第5の実施例において、パラメータのブロック毎にマスタとなる撮影装置を設定するよう構成した場合の管理装置が保持する撮影装置のパラメータおよび、パラメータの入出力、マスタとなる撮影装置の変更を行う操作画面の例を示す図
【図12】第5の実施例において、管理装置がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力する処理を示すフローチャート
【図13】第5の実施例において、管理装置が保持するパラメータを撮影装置に出力する動作を表すフローチャート
【図14】第6の実施例において、撮影装置、プリンタ、モニタから構成される複数のグループから構成される医療画像撮影システムの構成例を示す図
【図15】第6の実施例において、ネットワークに接続され、グループとなっている撮影装置に対して、グループ毎にパラメータを共有させるよう構成した場合の管理装置が保持する撮影装置のパラメータおよび、パラメータの入出力、マスタとなる撮影装置の変更を行う操作画面の例を示す図
【図16】第6の実施例において、ネットワークに接続され、グループとなっている撮影装置に対して、グループ毎にパラメータを共有させるよう構成した場合の管理装置が保持する撮影装置のパラメータおよび、パラメータの入出力、マスタとなる撮影装置の変更を行う操作画面の例を示す図
【図17】第6の実施例において、管理装置がマスタ指定された撮影装置のパラメータを入力する処理を示すフローチャート
【図18】第6の実施例において、管理装置が保持するパラメータを撮影装置に出力する動作を表すフローチャート
【図19】第7の実施例において、撮影装置からの要求によって管理装置がパラメータを出力する動作を示すフローチャート
【図20】第7の実施例において、撮影装置からの要求によって管理装置がパラメータの入力を行うとともに、更新されたパラメータを撮影装置に出力する動作を示すフローチャート
【図21】第8の実施例に係る医療画像撮影システムの構成を表す図
【図22】第8の実施例において、撮影装置が保持するパラメータを格納した領域のフォーマット例を示す図
【図23】撮影装置の操作画面例を示す図
【図24】第8の実施例において、撮影装置が、保持しているマスタ属性パラメータをネットワークに接続された他の撮影装置に出力する動作を示すフローチャート
【図25】第8の実施例において、撮影装置がパラメータ更新情報格納領域からパラメータを入力する動作を示すフローチャート
【図26】第9の実施例において、パラメータの入力時、ネットワークに接続された撮影装置内のパラメータ更新情報格納領域から最新のパラメータを入力する動作を示すフローチャート
【図27】従来のX線撮影システムを示す構成図
【符号の説明】
1 パラメータ管理装置
2a,2b,2c X線画像撮影装置
104a,104b モニタ
105a,105b プリンタ
106 ネットワーク
110 パラメータ表示リスト
111 マスタ装置選択リスト
112 マスタパラメータ入力ボタン
113 マスタパラメータ出力ボタン
114 グループ追加装置リスト
115 装置追加ボタン
116 グループ装置リスト
117 装置削除ボタン
118 パラメータ参照装置選択リスト
119 参照パラメータ表示リスト
120 パラメータ削除ボタン
121 パラメータ追加ボタン
122 マスタパラメータ表示リスト
123 グループ選択リスト
124 パラメータ更新情報格納領域
125 パラメータ出力ボタン
126 パラメータ入力ボタン
127 パラメータ格納領域

Claims (31)

  1. 少なくとも1以上のX線画像撮影装置が接続されたパラメータ管理装置において、
    複数のX線画像撮影装置のパラメータを読み込む入力部、マスタとするパラメータを複数のX線画像撮影装置に転送する出力部、特定の装置のパラメータをマスタと指定する指定部を備えることを特徴とするパラメータ管理装置。
  2. 前記請求項1記載のパラメータ管理装置は、
    接続されたX線画像撮影装置の起動時にX線画像撮影装置のパラメータを入力することを特徴とするパラメータ管理装置。
  3. 前記請求項1記載のパラメータ管理装置は、
    接続されたX線画像撮影装置の起動時にマスタとするX線画像撮影装置のパラメータを出力することを特徴とするパラメータ管理装置。
  4. 前記請求項1記載のパラメータ管理装置は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求によりX線画像撮影装置のパラメータを入力することを特徴とするパラメータ管理装置。
  5. 前記請求項1記載のパラメータ管理装置は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求によりマスタとするX線画像撮影装置のパラメータを出力することを特徴とするパラメータ管理装置。
  6. 前記請求項1記載のパラメータ管理装置は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求によりマスタとするX線画像撮影装置を変更することを特徴とするパラメータ管理装置。
  7. 前記請求項1記載のパラメータ管理装置は、
    マスタとするパラメータを出力する装置を指定する、出力管理部を備え、該出力管理部に指定されたX線画像撮影装置に対してマスタとするパラメータを出力することを特徴とするパラメータ管理装置。
  8. 前記請求項1記載のパラメータ管理装置は、
    1以上のパラメータから構成されるパラメータ群毎にマスタとする装置を指定するマスタパラメータ管理部を備え、該マスタパラメータ管理部に指定されたマスタとする装置からパラメータを読み込むことを特徴とするパラメータ管理装置。
  9. 少なくとも2以上のX線画像撮影装置が接続されたパラメータ管理装置において、
    複数のX線画像撮影装置のパラメータを読み込む入力部、マスタとするパラメータを複数のX線画像撮影装置に転送する出力部、特定の装置のパラメータをマスタと指定する指定部を備えるとともに、少なくとも1以上のX線画像撮影装置に対して、マスタとする装置の情報を管理する管理部を複数持ち、管理部の切り替え手段を持つことを特徴とするパラメータ管理装置。
  10. 前記請求項9記載のパラメータ管理装置は、
    接続されたX線画像撮影装置の起動時に、X線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に入力することを特徴とするパラメータ管理装置。
  11. 前記請求項9記載のパラメータ管理装置は、
    接続されたX線画像撮影装置の起動時に、マスタとするX線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に出力することを特徴とするパラメータ管理装置。
  12. 前記請求項9記載のパラメータ管理装置は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求により、X線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に入力することを特徴とするパラメータ管理装置。
  13. 前記請求項9記載のパラメータ管理装置は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求により、マスタとするX線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に出力することを特徴とするパラメータ管理装置。
  14. 少なくとも1以上のX線画像撮影装置が接続されたパラメータ管理方法において、
    複数のX線画像撮影装置のパラメータを読み込む入力ステップ、マスタとするパラメータを複数のX線画像撮影装置に転送する出力ステップ、特定の装置のパラメータをマスタと指定する指定ステップを備えることを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  15. 前記請求項14記載のパラメータ管理方法は、
    接続されたX線画像撮影装置の起動時にX線画像撮影装置のパラメータを入力するステップを有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  16. 前記請求項14記載のパラメータ管理方法は、
    接続されたX線画像撮影装置の起動時にマスタとするX線画像撮影装置のパラメータを出力するステップを有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  17. 前記請求項14記載のパラメータ管理方法は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求によりX線画像撮影装置のパラメータを入力するステップを有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  18. 前記請求項14記載のパラメータ管理方法は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求によりマスタとするX線画像撮影装置のパラメータを出力するステップを有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  19. 前記請求項14記載のパラメータ管理方法は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求によりマスタとするX線画像撮影装置を変更するステップを有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  20. 前記請求項14記載のパラメータ管理方法は、
    マスタとするパラメータを出力する装置を指定する、出力管理部に指定されたX線画像撮影装置に対してマスタとするパラメータを出力するステップを有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  21. 前記請求項14記載のパラメータ管理方法は、
    1以上のパラメータから構成されるパラメータ群毎にマスタとする装置を指定する、マスタパラメータ管理部に指定されたマスタとする装置からパラメータを読み込むステップを有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  22. 少なくとも2以上のX線画像撮影装置が接続されたパラメータ管理方法において、
    複数のX線画像撮影装置のパラメータを読み込む入力ステップ、マスタとするパラメータを複数のX線画像撮影装置に転送する出力ステップ、特定の装置のパラメータをマスタと指定する指定ステップを備えるとともに、少なくとも1以上のX線画像撮影装置に対して、マスタとする装置の情報を管理する管理ステップを複数持ち、管理部の切り替えステップを持つことを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  23. 前記請求項22記載のパラメータ管理方法は、
    接続されたX線画像撮影装置の起動時に、X線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に入力するステップを有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  24. 前記請求項22記載のパラメータ管理方法は、
    接続されたX線画像撮影装置の起動時に、マスタとするX線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に出力するステップを有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  25. 前記請求項22記載のパラメータ管理方法は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求により、X線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に入力することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  26. 前記請求項22記載のパラメータ管理方法は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求により、マスタとするX線画像撮影装置のパラメータを現在選択されている管理部の情報を元に出力するステップを有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  27. 1以上のパラメータから構成されるパラメータ群にマスタ、スレーブを識別する符号を格納する領域と、特定のパラメータ群をマスタとする指定部と、スレーブとなるパラメータ群に対して、更新情報を格納する領域を設け、少なくとも2以上の相互に接続されたX線画像撮影装置において、
    マスタとなるパラメータ群を複数のX線画像撮影装置の前記、更新情報を格納する領域に出力する方法と、前記、更新情報を格納する領域からマスタとなるパラメータ群を入力し、保持するパラメータを更新する方法を持つとともに、スレーブとなるパラメータ群を更新するタイミングを制御する更新タイミング制御方法を有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  28. 前記請求項27記載のパラメータ管理方法は、
    起動時に、マスタとなるパラメータ群を複数のX線画像撮影装置の、請求項27記載の更新情報を格納する領域に出力する方法を有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  29. 前記請求項27記載のパラメータ管理方法は、
    起動時に、請求項27記載の更新情報を格納する領域からマスタとなるパラメータ群を入力する方法を有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  30. 前記請求項27記載のパラメータ管理方法は、
    接続されたX線画像撮影装置の要求によりマスタとなるパラメータ群を複数のX線画像撮影装置の、請求項27記載の更新情報を格納する領域に出力する方法を有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
  31. 前記請求項27記載のパラメータ管理方法は、
    前記請求項27記載の更新タイミング制御方法からの指示により請求項27記載の更新情報を格納する領域からマスタとなるパラメータ群を入力する方法を有することを特徴とするX線画像撮影装置のパラメータ管理方法。
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