JP2005012900A - ハイブリッド式作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業装置をエンジン直接駆動の油圧ポンプを有する油圧式(油圧作業装置)とし、走行装置を蓄電装置による電動式(電動走行装置)としたハイブリッド式作業車両において、アクセルペダルの操作で油圧作業装置と電動走行装置の両方を操作できるようにすることで、従来のホイール式建設機械と同等の操作を可能とする。
【解決手段】エンジン回転数指令部20aは、アクセル信号に応じてエンジン1の目標回転数を算出し、エンジン1の電子燃料噴射装置1aに出力する。モータトルク指令部20bはアクセル信号に応じてモータトルク指令値を算出し、インバータ14へ出力することで電動機9を駆動し走行装置11を駆動する。インチング指令部20cはインチング信号が大きくなるとそれに比例して小さくなるようなモータ出力制限値(割合%)を求め、 モータトルク指令値を減じる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関と電動機の二種類の異なる動力源を有するハイブリッド式作業車両に係わり、特にホイールローダやホイールショベルなどのハイブリッド式作業車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホイールローダ等の作業車両として、例えば1992年版油空圧工業総覧(507〜533頁)に記載されるように油圧作業装置とHST式の走行装置或いはオートマチツク式の走行装置を備えたものがある。油圧作業装置はエンジンにより油圧ポンプを駆動しその吐出油によりアクチュエータを駆動するものであり、HST式の走行装置はエンジンにより油圧ポンプと油圧モータとで閉回路を構成してホイールを駆動するものであり、オートマチツク式の走行装置はトルクコンバータと自動変速機を用いたものである。
【0003】
また、特開2001−16704号公報に記載のものでは、作業装置の一部と旋回及び走行装置を電動化し、バッテリをエネルギーの一時貯蔵庫として用いてエンジン負荷を平均化することで、省エネルギーを実現している(特開2001−16704号公報の図2)。
【0004】
【特許文献1】
1992年版油空圧工業総覧(507〜533頁)
【特許文献2】
特開2001−16704号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来技術には次のような問題がある。
【0006】
1992年版油空圧工業総覧(507〜533頁)に記載のようなHST式やオートマチック式の走行装置を用いたものは、いずれも、走行や作業負荷が直接エンジンに加わるため、エンジンの負荷変動が大きくなると同時に、走行減速時の車体の慣性エネルギーは熱エネルギー等として外部に放出される結果、エンジンの最適運転や慣性エネルギーの回収が困難であり、省エネや排ガス低減、低騒音化には限界があった。
【0007】
特開2001−16704号公報に記載のハイブリッド式の作業車両では、バッテリをエネルギーの一次貯蔵庫として用いることができるため、走行や作業負荷に直接影響されないエンジンの最適運転が可能となるとともに、減速時の電力回生を行うことで、作業当りの燃費や排ガス、騒音に関する性能を向上することができる。
【0008】
しかし、この従来技術は、ホイール式建設機械を対象としていないため、従来の作業装置と走行装置を共に油圧駆動とするホイール式建設機械のように、アクセルペダルの操作で作業装置と走行装置の両方を操作し、作業に必要な油圧作業装置へのポンプ流量を確保しつつ、走行装置の駆動力制御を行うことはできない。
【0009】
つまり、ホイール式建設機械は公道を走ることも想定されるため、乗用車の操作感に近くするには、アクセルペダルの操作量に応じて車速を調整することが望ましい。特開2001−16704号公報の図2に示すシステムにアクセルペダルを連係させる場合、アクセルペダルはインバータを介して走行用電動機を駆動するものとなる。しかし、エンジンは走行用電動機には連係しておらず、フロント作業装置の油圧シリンダを駆動する油圧ポンプはエンジンに連結されているため、アクセルペダルを踏んでもエンジン回転数は変化せず、フロント作業装置の速度も変化しない。
【0010】
本発明の目的は、作業装置をエンジン直接駆動の油圧ポンプを有する油圧式(油圧作業装置)とし、走行装置を蓄電装置による電動式(電動走行装置)としたハイブリッド式作業車両において、アクセルペダルの操作で油圧作業装置と電動走行装置の両方を操作できるようにすることで、従来の作業装置と走行装置を共に油圧駆動とするホイール式建設機械と同等の操作を可能とするハイブリッド式作業車両を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明のハイブリッド式作業車両は、エンジンと、このエンジンにより駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出油により駆動され外部に対して作業を行う油圧作業装置と、蓄電装置と、前記エンジンにより駆動され前記蓄電装置に対して電力授受を行う発電機と、前記蓄電装置との電力授受により走行駆動力を発生する電動機と、この電動機により駆動され走行を行う電動走行装置と、前記エンジン、発電機、電動機を制御する操作制御手段とを備え、前記操作制御手段は、アクセル信号を発生する第1操作手段と、前記アクセル信号に応じて前記エンジン回転数を制御するエンジン回転数制御手段と、前記アクセル信号に応じて前記電動機の出力トルクを制御する第1電動機制御手段とを有するこものとする。
【0012】
これによりエンジンの負荷変動を抑えることで省エネや排ガス低減、低騒音化が実現される。また、アクセル信号に応じてエンジン回転数と電動機の出力トルクを制御することにより、第1操作手段の操作に応じて油圧作業装置と電動走行装置の両方を操作性良く操作し、作業を行うことができるようになり、従来の作業装置と走行装置を共に油圧駆動とするホイール式建設機械と同等の操作が可能となる。
【0013】
(2)上記(1)において、好ましくは、前記操作制御手段は、インチング信号を発生する第2操作手段と、前記インチング信号に応じて前記電動機の出力トルクを減じる第2電動機制御手段とを更に有する。
【0014】
これにより第2操作手段を操作すると電動機の出力トルクが減じられるので、エンジン回転数を変えずに電動走行装置単独の微操作が行え、この点でも従来の作業装置と走行装置を共に油圧駆動とするホイール式建設機械と同等の操作が可能となる。
【0015】
(3)上記(1)又は(2)において、好ましくは、前記操作制御手段は、前記油圧ポンプの負荷に応じて前記電動機の出力トルクを制限する第3電動機制御手段を更に有する。
【0016】
これにより走行駆動力と作業負荷のバランスをとり、作業性を向上させることができる。また、電動機の出力トルクを制限することで発電機の発電量が減り、発電機の出力トルクが減じられるので、エンジンへの過負荷を防止し、エンストを防止することができる。
【0017】
(4)また、上記(1)〜(3)において、好ましくは、前記操作制御手段は、前記エンジンの回転数に応じて前記発電機の出力を制限する発電機制御手段を更に有する。
【0018】
これにより蓄電装置に充電時の発電機の出力トルクが制限されるので、発電時のエンジンヘの過負荷を防ぎ、エンストを防止することができる。
【0019】
(5)更に、上記(1)〜(4)において、好ましくは、前記操作制御手段は、前後進切換操作手段と、走行中に前記前後進切換操作手段が急操作されたときには、前記電動機の回生トルクを一時的に大きくする第4電動機制御手段を更に有する。
【0020】
これにより走行中に前後進切換操作手段が急操作されたときは、速やかに減速し指示された走行形態に移行することができる。
【0021】
(6)また、上記(1)〜(5)において、好ましくは、前記操作制御手段は、前記蓄電装置の電圧に応じて、電圧が設定された範囲より小さいときには前記発電機の発電により充電し、大きいときには前記発電機でエンジンを駆動して放電するバッテリ制御手段を更に有する。
【0022】
これにより安全で効率の良い範囲に蓄電装置の蓄電量を保つことができる。
【0023】
(7)また、上記(1)において、好ましくは、前記操作制御手段は、モード選択手段と、このモード選択手段により走行モードが選択されたときは、前記電動機の回転速度が予め設定した制限速度に近づくにつれて前記アクセル信号を制限するアクセル信号制限手段を更に有し、前記エンジン回転数制御手段及び前記第1電動機制御手段は、その制限されたアクセル信号に応じて前記エンジン回転数及び前記電動機の出力トルクを制御する。
【0024】
これにより電動機の出力トルクを制限するとともにエンジン回転数が制限されるので、更なる省エネや排ガス低減、低騒音化を実現することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0026】
図1は本発明の一実施の形態に係わるハイブリッド式作業車両のシステム構成を示す図である。
【0027】
図1において、本実施の形態に係わるハイブリッド式作業車両は、大きく分けて、エンジン部Aと、油圧作業部Bと、電動走行部Cと、操作制御部Dとから構成されている。
【0028】
エンジン部Aは、エンジン1と、エンジン回転数を制御する電子燃料噴射装置1aを備えている。
【0029】
油圧作業部Bは、エンジン1により直接駆動されメインの油圧を供給するローダポンプ2と、ステアリング装置3と、フロント作業装置4と、ステアリング装置3へ優先的に油圧を供給しながらフロント作業装置4への油圧の供給を可能にするプライオリティバルブ5と、図示しないブレーキ等の補助機器に油圧を供給するブレーキポンプ6とを備えている。ステアリング装置3はステアリングシリンダ3a,3bと、ハンドル3cと、ハンドル3cにより操作されハンドル3cの操作方向と操作量に応じた油圧流量をステアリングシリンダ3a又は3bに供給するステアリングバルブ3dとを有している。フロント作業装置4はバケットシリンダ4aと、アームシリンダ4bと、バケットシリンダ4a及びアームシリンダ4bに供給される圧油の流れを制御するコントロールバルブ4cとを有している。
【0030】
電動走行部Cは、充電用の発電機8と、エンジン1の軸出力を増速して発電機8を駆動する増速機7と、走行用の電動機9と、高/低速を切換える変速機10と、実際に走行動力を地面に伝達する車輪11aを備えた走行装置11と、蓄電を行うバッテリ12と、バッテリ12との電力の授受を行い発電機8を制御するコンバータ(発電機制御装置)13と、バッテリ12との電力の授受を行い電動機9を制御するインバータ(電動機制御装置)14とを備えている。
【0031】
操作制御部Dは、電動機9の駆動指令を入力するアクセルペダル16と、電動機9の駆動指令を調整するインチングペダル17と、前後進を切換える前後進切換レバー18と、全体のエネルギーの流れや燃料消費量を表示するモニタ19と、ローダポンプ2の吐出圧を検出する圧力センサ21と、エンジン1の回転数を検出する回転センサ25と、全体の制御を行うコントローラ20とを備えている。
【0032】
図2に本発明が適用されるハイブリッド式作業車両の一例としてホイールローダを示す。
【0033】
図2において、100はホイールローダであり、ホイールローダ100は、車体前部101と車体後部102とで構成され、車体前部101と車体後部102は、ステアリングシリンダ3a,3bにより車体後部102に対して車体前部101の向きが変わるように相対回動白在に連結されている。車体前部101にはフロント作業装置4と車輸103が設けられ、車体後部102には運転席104と上記の車輸11aとが設けられ、運転席104にはハンドル3cとアクセルペダル16及びインチングペダル17(図示せず)と前後進切換レバー18とモニタ19とが設けられている。また、車体後部102には、上述したエンジン1、ローダポンプ2、ステアリングバルブ3d、コントロールバルブ4c、プライオリティバルブ5、ブレーキポンプ6、発電機8、増速機7、電動機9、変速機10、バッテリ12、コンバータ13、インバータ14、コントローラ15が搭載されている。フロント作業装置4はバケット105とリフトアーム106からなり、バケット105はバケットシリンダ4aの伸縮によりチルト・ダンプ動作し、リフトアーム106はアームシリンダ4bの伸縮により上下に動作する。
【0034】
図3にコントローラ20の制御内容を機能ブロック図で示す。
【0035】
コントローラ20は、エンジン回転数指令部20a、モータトルク指令部20b、インチング指令部20c、乗算部20d、カットオフ指令部20e、モータ出力制限部20f、最小値選択部20g、定電圧制御部20h、発電機出力制限部20i、最小値選択部20j、駆動トルク演算部20k、回生部20mの各機能を有している。
【0036】
エンジン回転数指令部20aは、アクセルペダル16の指令(アクセル信号)に応じてエンジン1の目標回転数を算出する。エンジン回転数指令部20aには、アクセル信号が最小値minにあるときはエンジン目標回転数は最低回転数Nminであり、アクセル信号が増大するとその増加量に比例してエンジン目標回転数は増大し、アクセル信号が最大値maxに近い値まで増加するとエンジン目標回転数が最大の一定値Nmaxとなるようアクセル信号とエンジン目標回転数との関係が設定されている。アクセル信号とエンジン目標回転数との関係は直線比例ではなく、二次曲線的な比例関係であってもよいし、段階的に増大する関係であっても良い。なお、エンジン回転数指令部20aで算出された目標回転数は目標燃料噴射量の信号に変換された後、エンジン1の電子燃料噴射装置1aに出力される。
【0037】
モータトルク指令部20bは、アクセルペダル16の指令(アクセル信号)に応じてモータトルク指令値を算出し、インバータ14へ出力することで電動機9を駆動し走行装置11を駆動する。モータトルク指令部20bは、モータトルク指令値として、アクセルペダル16の指令に応じた最大出力割合(%)を算出しており、アクセル信号が最小値minにあるときはモータトルク指令値は0%であり、アクセル信号が増大するとその増加量に比例してモータトルク指令値は増大し、アクセル信号が最大値maxに近い値まで増加するとモータトルク指令値が最大の100%となるようアクセル信号とモータトルク指令値との関係が設定されている。アクセル信号とモータトルク指令値との関係も直線比例ではなく、二次曲線的な比例関係であってもよいし、段階的に増大する関係であっても良い。ただし、その関係はアクセル信号とエンジン目標回転数の関係に対応していることが好ましい。
【0038】
インチング指令部20cは、インチングペダル17の指令(インチング信号)が大きくなるとそれに比例して小さくなるようなモータ出力制限値(割合%)を求め、乗算部20dはそのモータ出力制限値をモータトルク指令値と乗ずることで、モータトルク指令値を減じる。インチング指令部20cには、インチング信号が最小値minにあるときはモータ出力制限値は電動機9の出力トルクに影響を与えない100%(制限無し)であり、インチング信号が増大するとその増加量に比例してモータ出力制限値は減少(制限は増大)し、インチング信号が最大値maxに近い値まで増加するとモータ出力制限値は最小の0%(制限は最大)となるようインチング信号とモータ出力制限値との関係が設定されている。これによりアクセルペダル16をフル操作したときでも、インチングペダル17を操作すると、その操作量(インチング信号)に応じてモータトルク指令値は減じられるため、エンジン目標回転数を最大としたまま電動機9の駆動トルクのみ減じることができる。
【0039】
駆動トルク演算部20kは、乗算部20dで求めたモータトルク指令値と電動機9の回転数(モータ回転数)とから、図4に示すモータ特性が得られるよう電動機9に対する駆動トルク(モータ駆動トルク)を算出する。
【0040】
つまり、駆動トルク演算部20kには、モータトルク指令値の増減に応じて電動機9の最大出力が増減するようモータトルク指令値と電動機9の最大出力との関係が設定されており、モータトルク指令値に応じた最大出力を決定し、その最大出力にそのときの電動機9の回転数を参照し、モータ駆動トルクを決定する。
【0041】
例えば、アクセルペダル16がフル操作され、モータトルク指令部20bで100%のモータトルク指令値が計算され、そのモータトルク指令値が駆動トルク演算部20kに与えられたときは、電動機9の最大出力を図4に符号14aで示す100%の特性とし、この100%の最大出力特性14aとそのときの電動機9の回転数とからその回転数に対応したモータ駆動トルクを求め、インバータ14に出力する。これによりインバータ14は最大出力100%の特性となるようそのときの回転数に応じて電動機9の駆動トルクを制御する。アクセルペダル16の踏み込み量が減り、モータトルク指令部20bで計算されたモータトルク指令値も100%より小さい例えば60%に減ると、駆動トルク演算部20kは、電動機9の最大出力をそのモータトルク指令値に応じて減らして、最大出力を例えば図4に符号14bで示す60%の特性とし、この60%の最大出力特性14bとそのときの電動機9の回転数とからその回転数に対応したモータ駆動トルクを求め、インバータ14に出力する。これによりインバータ14は電動機9の最大出力が60%の特性となるようそのときの回転数に応じて電動機9の駆動トルクを制御する。なお、インバータ14は電動機9の回転数検出部を備えており、駆動トルク演算部20kは、モータ駆動トルクの算出に際してその検出値を用いる。また、電動機9の最大出力特性は好ましくは電動機出力(馬力)が一定となるような特性である。
【0042】
カットオフ指令部20e、モータ出力制限部20f、最小値選択部20gは、フロント作業装置4の負荷が増大し、ローダポンプ2の吐出圧(ポンプ圧力)が上昇すると電動機9の出力トルクを制限することで、走行駆動力と作業負荷(フロント駆動力)のバランスをとり、作業性を向上させるとともに、発電機出力制限部20i及び最小値選択部20jと協働してエンジン1への過負荷を防ぎ、エンストを防止するためのものであり、それぞれ次のように構成されている。
【0043】
カットオフ指令部20eは、ローダポンプ2の吐出圧(ポンプ圧力)に応じて電動機9の出力を制限するモータ出力制限値(割合%)を算出する。カットオフ指令部20eには、ローダポンプ2の吐出圧(ポンプ圧力)が低いときはモータ出力制限値は電動機9の出力トルクに影響を与えない100%(制限は最小)であり、ローダポンプ2の吐出圧(ポンプ圧力)がある値Paより高くなるとそれに比例してモータ出力制限値が低減(制限は増大)し電動機9の出力トルクが小さくなるようポンプ圧力とモータ出力制限値との関係が設定されている。カットオフ指令部20eで用いられるローダポンプ2の吐出圧(ポンプ圧力)としては圧力センサ18の検出値が用いられる。
【0044】
モータ出力制限部20fは、カットオフ指令部20eで演算されたモータ出力制限値と電動機9の回転数(モータ回転数)とから電動機9に対する駆動トルクの制限値(モータトルク制限値)を算出し、最小値選択部20gは、駆動トルク演算部20kで計算したモータトルク指令値とモータ出力制限部20fで計算したモータトルク制限値の小さい方を選択することで、インバータ14に与えられるモータ駆動トルクがモータ出力制限部20fで計算したモータトルク制限値を超えないように制限する。
【0045】
モータ出力制限部20fには、カットオフ指令部20eで計算されたモータ出力制限値の増減に応じて電動機9の最大出力が増減するようモータ出力制限値と電動機9の最大出力との関係が設定されており、モータ出力制限値に応じた最大出力を決定し、その最大出力にそのときの電動機9の回転数を参照し、モータトルク制限値を算出する。
【0046】
例えば、ポンプ圧力が低く(作業負荷が小さく)、カットオフ指令部20eで演算されたモータ出力制限値が100%である場合は、モータ出力制限部20fは電動機9の最大出力を図3のモータ出力制限部20fのブロック内に破線で示す特性とし、この最大出力特性とそのときの電動機9の回転数とからその回転数に対応したモータトルク制限値を求め、最小値選択部20gに出力する。これによりインバータ14は電動機9の出力が破線の特性に制限されるよう電動機9の駆動トルクを制御する。作業負荷が増えてポンプ圧力がmax近くまで上昇し、カットオフ指令部20eで演算されたモータ出力制限値が100%より小さい例えば70%に減ると、モータ出力制限部20fは電動機9の最大出力を破線の特性より出力の小さい実線で示す特性とし、この最大出力特性とそのときの電動機9の回転数とからその回転数に対応したモータトルク制限値を求め、最小値選択部20gに出力する。これによりインバータ14は電動機9の出力が実線の特性に制限されるように電動機9の駆動トルクを制限制御する。電動機9の回転数としては、上述したインバータ14に備えられる電動機9の回転数検出部の検出値を用いる。
【0047】
また、モータ出力制限部20fは、電動機9の最大出力特性として、モータ回転数が低いときはモータ出力制限値の減少によるモータトルク制限値の減少割合が大きく、モータ回転数が高くなるとモータ回転数が低いときに比べモータ出力制限値の減少によるモータトルク制限値の減少割合が小さくなるように最大出力特性を設定しており、これによりポンプ圧力が高く(作業負荷が大で)モータ回転数の低い低速走行時にはフロント作業(例えば掘削作業)主体とした運転を可能とし、モータ回転数が高い高速走行時には走行主体としかつエンジン1が過負荷とならない運転が可能となる。
【0048】
図5にフロント作業装置4の駆動力(フロント駆動力)と走行装置11の走行駆動力を用いる作業例として、土山の掘削作業を示す。
【0049】
土山の掘削作業はホイールローダによる典型的な作業例であり、フロント作業装置4の駆動力(フロント駆動力)と走行装置11の走行駆動力の合力が掘削力となる。このような掘削作業においてはフロント作業装置4の駆動力(フロント駆動力)と走行装置11の走行駆動力がバランスせず、フロント駆動力が走行駆動力に勝っている場合には、バケット105が掘削対象物である地山に十分食い込まないため、掘削量が小さくなる。また、走行駆動力がフロント駆動力に勝っている場合には、バケット105が地山に食い込み過ぎてフロント作業装置4が持ち上がらないか、タイヤ11a,103がスリップして掘削動作が困難になる。
【0050】
カットオフ指令部20e、モータ出力制限部20f、最小値選択部20gによりポンプ圧力とモータ回転数に応じて電動機9の出力トルクを制限することにより、フロント作業装置4の駆動力と走行装置11の走行駆動力がバランスして、掘削良好な作業性を実現することができる。
【0051】
また、ある程度の走行速度を保ちながらフロント作業装置4で作業を行う場合、ポンプ圧力が大きくなった場合でも自動的に電動機9の出力を制限することで、必要とされる発電量を減らして発電機8の駆動トルクを減らすことで、エンジン1の過負荷を防止してエンジン回転数低下による全体出力の低下やエンストを防止できる。
【0052】
定電圧制御部20hは、システム全体を安全で高効率な状態に保つためバッテリ12の電圧を最適値近傍に保つような定電圧制御を行うものであり、定電圧制御部20hには、バッテリ12の電圧が設定値V0とV1間では発電出力指令値は0であり、バッテリ12の電圧がV0より低下するとその低下量に比例して発電出力指令値が増大し、バッテリ12の電圧がVaまで低下すると、発電出力指令値は最大の一定値となるとともに、バッテリ12の電圧がV1より高くなるとその増加量に比例してモータリング出力指令値が増大し、バッテリ12の電圧がVbまで増加するとモータリング出力指令値は最大の一定値になるようにバッテリ12の電圧と発電出力指令値及びモータリング出力指令値との関係が設定されている。これにより定電圧制御部20hは、バッテリ12の電圧が設定値V0より小さい場合には発電電力を増やすように、バッテリ12の電圧が設定値V0より大きい場合には発電機8を介しエンジン1を駆動して放電するように制御する。また、バッテリ12の電圧V0とVaの間で発電機出力の比例制御をすることにより電動機9を駆動するのに必要な分だけ発電し、効率的なバッテリ制御が可能となる。バッテリ12はバッテリ12の電圧を検出する電圧検出部を備えたバッテリコントローラを内蔵しており、発電出力指令値及びモータリング出力指令値の算出に当たってはその検出値が用いられる。
【0053】
発電機出力制限部20i及び最小値選択部20jは、カットオフ指令部20e、モータ出力制限部20f、最小値選択部20gと協働してエンジンへの過負荷を防ぎ、エンストを防止するためのものであり、発電機出力制限部20iは、エンジン1にフロント作業装置4による負荷が加わることも配慮して、エンジン1が過負荷とならないようにそのときのエンジン回転数に応じた発電機出力制限値を算出し、最小値選択部20jは、定電圧制御部20hで計算した発電出力指令値とその発電機出力制限値との小さい方を選択することで、コンバータ13に与えられる発電出力指令値が発電機出力制限値を超えないように制限する。
【0054】
発電機出力制限部20iには、エンジン回転数が最低回転数Nminから最高回転数Nmax付近の回転数まで増大するに応じて発電機出力制限値も増大するようにエンジン回転数と発電機出力制限値との関係が設定されている。エンジン回転数としては回転センサ25の検出値(実回転数)が用いられる。なお、回転センサ25の検出値に代え、エンジン回転数指令部20aの出力値である目標回転数を用いてもよい。
【0055】
回生部20mは、電動機9の回生特性を設定するものである。図6にその回生特性を示す。図6において、アクセルペダル16を離した時には滑らかに減速するように小さ目の回生トルクTLが設定され、前後進切換レバー18を走行中操作した時には速やかに減速するように大き目の回生トルクTHが設定される。また、作業性を考慮して、前後進切換レバー18の位置がニュートラル以外で車速が十分に低い時には、ある程度の駆動力でクリープ動作するように設定してある。
【0056】
図7は回生部20mの処理内容の詳細を示すフローチャートである。
【0057】
はじめに、手順S100において、前後進切換レバー18の切換位置shift_inと最小値選択部20gの出力値であるアクセルペダル16の指令に応じたモータトルク指令値(以下アクセル入力指令値という)accel_inを入力する。
【0058】
次に、手順S101において、前後進切換レバー18の入力指令値shift_inが出力指令値shift_outと等しいか否かを判定し、等しい場合には手順S102に進み、等しくない場合には手順S106に進む。便宜上、入力指令値shift_inと出力指令値shift_outの初期値は等しくニュートラルshift_Nにしておく。
【0059】
手順S102においては、前後進切換レバー18の出力指令値shift_outがニュートラルshift_Nではないか否か判定し、等しくない場合には手順S103に進み、等しい場合には手順S109に進む。
【0060】
手順S103においては、アクセル入力指令値accel_inが0でないか否か判定し、0でない場合には手順S104に進み、0の場合には手順S110に進む。
【0061】
手順S104においては、アクセル入力指令値accel_inを電動機9の出力指令値motor_outとして手順S105に進み、手順S105において、前後進切換レバー18の出力指令値shift_outと電動機9の出力指令値motor_outをインバータ14に出力する。すなわち、前後進切換レバー18の操作が行われず(手順S101でYES)、その切換位置が前後進のいずれかであり(手順S102でYES)、アクセルペダル16が踏まれた状態(手順S103でYES)では、最小値選択部20gの出力値であるアクセル入力指令値が出力される。
【0062】
また、手順S102でNOと判定された場合には、手順S109において、電動機9の出力指令値motor_outを0として手順105の出力処理に進む。すなわち、前後進切換レバー18の操作が行われず(手順S101でYES)、切換位置がニュートラルの場合(手順S102でNO)には、電動機9に駆動トルクを与えずフリー状態とする。
【0063】
更に、手順S103でNoと判定された場合には、手順S110において、図6の回生トルクTLに相当する小さめの回生トルクregen_Lを電動機9の出力指令値motor_outとして手順S105の出力処理に進む。すなわち、アクセルペダル16を戻した場合(手順S103でNO)には、小さ目の回生トルクを発生させて滑らかに減速し、停止状態とする。
【0064】
一方、手順S101でNOと判定された場合には、手順S106において、図6の回生トルクTHに相当する大き目の回生トルクregen_Hを電動機9の出力指令値motor_outとして手順S107に進み、手順S107において、車体がほぼ停止状態にあるか否かを判定し、車体がほぼ停止状態になく走行中とみなされる場合には何も行わず手順105に進み、前後進切換レバー18の今までの出力指令値shift_outと電動機9の出力指令値motor_out(=回生トルクregen_H)をインバータ14に出力する。手順S107において、車体がほぼ停止状態にある場合には前後進切換レバー18の入力指令値shift_inを出力指令値shift_outとして、手順S105に進み、手順S105において、前後進切換レバー18の出力指令値shift_out(=入力指令値shift_in)と電動機9の出力指令値motor_out(=回生トルクregen_H)をインバータ14に出力する。すなわち、前後進切換レバー18の操作が行われた場合(手順S101でNO)には、大き目の回生トルクを発生させて速やかに減速すると同時に、十分減速されたとみなされる場合(手順S107でYES)には、前後進切換を許可して通常の駆動状態に移行する。
【0065】
以上のように、前後進切換レバー18の切換位置とアクセルペダル14の踏み込み量に応じて、電動機9への前後進切換指令と駆動トルクの出力指令を制御することで、良好な作業性を実現する。
【0066】
以上のように構成した本実施の形態によれば、次の効果が得られる。
【0067】
1.アクセルペダル16を操作してエンジン1の回転数と電動機9の駆動トルクを共に比例制御すると同時に、インチングペダル17を必要に応じて操作して電動機9の駆動トルクを減じてモータ単独の微操作を可能とし、さらにローダポンプ2の負荷に応じて電動機9の出力を制限して走行駆動力と作業負荷(フロント駆動力)のバランスをとることで、従来のホイールローダと同様、アクセルペダル16とインチングペダル17の操作により、油圧作業部Bと電動走行部Cの両方とも操作性良く作業が行える。
【0068】
2.ある程度の走行速度を保ちながらフロント作業装置4で作業を行う場合、ポンプ圧力が大きくなった場合でも自動的に電動機9の出力を制限することで、必要とされる発電量を減らして発電機8の駆動トルクを減らすことで、エンジン1の過負荷を防止してエンジン回転数低下による全体出力の低下やエンストを防止できる。
【0069】
3.エンジン回転数に応じて発電機出力を制限することで、エンジンヘの過負荷を防ぎエンストを防止することができる。
【0070】
4.走行中に前後進切換レバー18が急操作されたときには、電動機9の回生トルクを一時的に大きくすることで、速やかに減速し指示された走行形態に移行することができる。
【0071】
5.バッテリ12の電圧に応じて、電圧が設定された範囲より小さいときには発電機8の発電により充電し、大きいときには発電機8でエンジンを駆動して放電することで、安全で効率の良い範囲にバッテリ12の蓄電量を保つことができる。
【0072】
本発明の第2の実施の形態を図8及び図9により説明する。図中、図1に示した部分と同等のものには同じ符号を付している。
【0073】
図8において、本実施の形態に関わるハイブリッド式作業車両は操作制御部Eを有し、この操作制御部Eは、第1の実施の形態の操作制御部Dに普通モードか走行モードの何れかを選択するモード切換スイッチ30が追加されている。また、モード切換スイッチ30により走行モードが選択された場合にはアクセルペダル16の指令入力を制限することで車体の最高速を制限するように、コントローラ20Aの内部処理が変更されている。
【0074】
図9はコントローラ20Aの処理機能の変更部分を示す。コントローラ20Aは、図3に示した諸機能に加え、車速制限部20p、最小値選択部20q、切換部20rの各機能を有している。
【0075】
車速制限部20p及び最小値選択部20qは電動機9の回転数(モータ回転数)が制限速度より高くなると車速を制限するためのものであり、車速制限部20pにはモータ回転数が最大値maxにある程度近づくまでは車速制限値は100%であり、モータ回転数が最大値maxに近づくと車速制限値を減じ、モータ回転数が最大値maxで車速制限値が0%となるようにモータ回転数と車速制限値との関係が設定されている。最小値選択部20nはアクセルペダル16の指令であるアクセル信号とその車速制限値を入力し、車速制限値の割合に応じてアクセル信号を減じる。つまり、車速制限値が100%であれば、アクセル信号をそのまま出力し、車速制限値が0%であれば、アクセル信号を0とし、車速制限値が100%と0%の中間であれば、その割合だけアクセル信号を減じる。
【0076】
切換部20rはモード切換スイッチ30からの選択信号(モード切換信号)に応じてアクセルペダル16からのアクセル信号か最小値選択部20nの出力信号の何れかを選択するものであり、モード切換信号が通常モードを選択する信号である場合は、アクセルペダル16からのアクセル信号を選択し、モード切換信号が走行モードを選択する信号である場合は、最小値選択部20nの出力信号を選択する。切換部20rで選択された信号は図3に示すエンジン回転数指令部20a及びモータトルク指令部20bに与えられる。
【0077】
これによりモード切換スイッチ30が走行モードを選択しているときは、アクセルペダル16の信号をそのまま入力せずに、車速制限部20mと最小値選択部20nによって車速を制限するように切換部20pで信号を切り換え、アクセル信号自体が制限される。
【0078】
本実施の形態によれば、モード切換スイッチ30により走行モードが選択されたときは、モータ回転数が最大値に近づき車速が制限速度に近づくにつれてアクセル信号を制限することで、電動機9の駆動トルクを制限するとともにエンジン1の回転数を制限するので、更なる省エネや排ガス低減、低騒音化を実現することができる。
【0079】
なお、モード切換スイッチの代わりに変速機の切り換え信号を用い、これをモード選択手段として、高速ギヤ選択時を走行モードとしてもよい。
【0080】
【発明の効果】
本発明によれば、第1操作手段の操作に応じて油圧作業装置と電動走行装置の両方を操作性良く操作し、作業を行うことができるようになり、従来の作業装置と走行装置を共に油圧駆動とするホイール式建設機械と同等の操作が可能となる。
【0081】
また、本発明によれば、第2操作手段を操作すると電動機の出力トルクが減じられるので、エンジン回転数を変えずに電動走行装置単独の微操作が行え、この点でも従来の作業装置と走行装置を共に油圧駆動とするホイール式建設機械と同等の操作が可能となる。
【0082】
また、本発明によれば、油圧ポンプの負荷に応じて電動機出力を制限することで、走行駆動力と作業負荷のバランスをとり、作業性を向上させることができる。また、電動機の出力トルクを制限することで発電機の発電量が減り、発電機の出力トルクが減じられるので、エンジンへの過負荷を防止し、エンストを防止することができる。
【0083】
更に、蓄電装置に充電時の発電機の出力トルクが制限されるので、発電時のエンジンヘの過負荷を防ぎ、エンストを防止することができる。
【0084】
また、走行中に前後進切換操作手段が急操作されたときには、電動機の回生トルクを一時的に大きくすることで、速やかに減速し指示された走行形態に移行することができる。
【0085】
また、蓄電装置の電圧に応じて、電圧が設定された範囲より小さいときには発電機の発電により充電し、大きいときには発電機でエンジンを駆動して放電することで、安全で効率の良い範囲に蓄電装置の蓄電量を保つことができる。
【0086】
更に、モード選択手段により走行モードが選択されたときは、制限速度に近づくにつれてアクセル信号を制限することで、電動機の出力トルクを制限するとともにエンジン回転数が制限されるので、更なる省エネや排ガス低減、低騒音化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるハイブリッド式作業車両の全体構成図である。
【図2】本発明が適用されるハイブリッド式作業車両の一例としてホイールローダを示す図である。
【図3】コントローラの制御内容を示す機能ブロック図である。
【図4】インバータにおける電動機の駆動特性を示す図である。
【図5】フロント作業装置の駆動力と走行装置の走行駆動力を用いる作業例として、土山の掘削作業を示す図である。
【図6】回生部の回生特性を示す図である。
【図7】回生部の処理内容の詳細を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係わるハイブリッド式作業車両の全体構成図である。
【図9】コントローラの制御内容を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
A エンジン部
B 油圧作業部
C 電動走行部
D 操作制御部
1 エンジン
2 ローダポンプ
3 ステアリング装置
4 フロント作業装置
5 プライオリティバルブ
6 ブレーキバルブ
7 増速機
8 発電機
9 電動機
10 変速機
11 走行装置
12 バッテリ
13 コンバータ
14 インバータ
16 アクセルペダル
17 インチングペダル
18 前後進切換レバー
19 モニタ
20;20A コントローラ
20a エンジン回転数指令部
20b モータトルク指令部
20c インチング指令部
20d 乗算部
20e カットオフ指令部
20f モータ出力制限部
20g 最小値選択部
20h 定電圧制御部
20i 発電機出力制限部
20j 最小値選択部
20k 回生部
20m 車速制限部
20n 最小値選択部
20p 切換部
21 圧力センサ
25 回転センサ
30 モード切換スイッチ

Claims (7)

  1. エンジンと、このエンジンにより駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出油により駆動され外部に対して作業を行う油圧作業装置と、蓄電装置と、前記エンジンにより駆動され前記蓄電装置に対して電力授受を行う発電機と、前記蓄電装置との電力授受により走行駆動力を発生する電動機と、この電動機により駆動され走行を行う電動走行装置と、前記エンジン、発電機、電動機を制御する操作制御手段とを備え、
    前記操作制御手段は、アクセル信号を発生する第1操作手段と、前記アクセル信号に応じて前記エンジン回転数を制御するエンジン回転数制御手段と、前記アクセル信号に応じて前記電動機の出力トルクを制御する第1電動機制御手段とを有することを特徴とするハイブリッド式作業車両。
  2. 請求項1記載のハイブリッド式作業車両において、
    前記操作制御手段は、インチング信号を発生する第2操作手段と、前記インチング信号に応じて前記電動機の出力トルクを減じる第2電動機制御手段とを更に有することを特徴とするハイブリッド式作業車両。
  3. 請求項1又は2記載のハイブリッド式作業車両において、
    前記操作制御手段は、前記油圧ポンプの負荷に応じて前記電動機の出力トルクを制限する第3電動機制御手段を更に有することを特徴とするハイブリッド式作業車両。
  4. 請求項1〜3の何れか1項記載のハイブリッド式作業車両において、
    前記操作制御手段は、前記エンジンの回転数に応じて前記発電機の出力を制限する発電機制御手段を更に有することを特徴とするハイブリッド式作業車両。
  5. 請求項1〜4の何れか1項記載のハイブリッド式作業車両において、
    前記操作制御手段は、前後進切換操作手段と、走行中に前記前後進切換操作手段が急操作されたときには、前記電動機の回生トルクを一時的に大きくする第4電動機制御手段を更に有することを特徴とするハイブリッド式作業車両。
  6. 請求項1〜5の何れか1項記載のハイブリッド式作業車両において、
    前記操作制御手段は、前記蓄電装置の電圧に応じて、電圧が設定された範囲より小さいときには前記発電機の発電により充電し、大きいときには前記発電機でエンジンを駆動して放電するバッテリ制御手段を更に有することを特徴とするハイブリッド式作業車両。
  7. 請求項1記載のハイブリッド式作業車両において、
    前記操作制御手段は、モード選択手段と、このモード選択手段により走行モードが選択されたときは、前記電動機の回転速度が予め設定した制限速度に近づくにつれて前記アクセル信号を制限するアクセル信号制限手段を更に有し、前記エンジン回転数制御手段及び前記第1電動機制御手段は、その制限されたアクセル信号に応じて前記エンジン回転数及び前記電動機の出力トルクを制御することを特徴とするハイブリッド式作業車両。
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