JP2005012794A - デジタル放送システムおよび対話システム中で搬送波同期を実現する方法および装置 - Google Patents

デジタル放送システムおよび対話システム中で搬送波同期を実現する方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】デジタル放送システムおよび対話システムにおいて搬送波同期を実現する方法および装置
【解決手段】デジタル放送対話システム(100)で搬送波同期をサポートするために方法が提供される。搬送波同期モジュール(302)は、1つまたは複数のオーバヘッドフィールド(例えば、プリアンブルとオプションのパイロットブロック、およびパイロットブロックにより分離される1つまたは複数のセグメント)を含むフレームを表す1つまたは複数の信号を受信する。モジュール(302)は搬送波周波数と搬送波位相をセグメント単位で推定し、セグメント間の周波数を追跡する。信号の搬送波位相はオーバヘッドフィールドに基づき推定される。ランダムデータフィールドの推定値搬送波位相は、オーバヘッドフィールドからの推定位相値、および過去のデータ信号と将来のデータ信号の両方に基づいて求められる。さらに、信号の周波数はオーバヘッドフィールドおよび/またはランダムデータフィールドに基づいて推定される。この仕組みは、特にデジタル衛星放送対話システム(100)に適している。
【選択図】 図1

Description

本発明は通信システムに関し、さらに詳細にはデジタル通信システムに関する。
放送システムはデジタル技術によって可能になる高品質伝送に対する需要に応じてきた。デジタル革命は、データ伝送だけではなく音声プログラミングとビデオプログラミングを含むブロードバンドサービスの送達を変容させた。衛星通信システムはこのようなブロードバンドサービスをサポートするための実現可能な解決策として出現してきた。したがって、電力および帯域幅の効率がよい変調とコード化は、衛星通信システムが騒々しい通信チャネル全体で確実な通信を提供するために極めて望ましい。このようなシステムによりサポートされる放送応用例においては、連続モードモデムが幅広く使用される。低信号対雑音(SNR)環境でうまくいくコードは同期(例えば、搬送波位相と搬送波周波数)に関してモデムと対立する。
従来のデジタル放送システムは、その同期プロセスに対するフレーム構造における通常のオーバヘッドビットの使用以上に、追加のトレーングシンボルの使用を必要とする。低い信号対雑音(SNR)が低いときには特にオーバヘッドの増加が必要である。このような環境は、高性能コードが高次変調に関連して使用されるときに典型的である。従来、連続モードモデムは搬送波周波数および搬送波位相を獲得し、追跡するためにフィードバック制御ループを活用する。この同期プロセスでは、既知のデータシンボルを含むブロックコードのプリアンブルなどのFEC(フォワードエラー訂正)コード化データフィールドは単に無視される。純粋にフィードバック制御ループに基づいているこのような従来のアプローチは、強力な無線周波数(RF)位相雑音および熱雑音を受けがちであり、総体的な受信機の性能に関して高いサイクルスリップレート(cycle slip rate)およびエラーフロアを引き起こす。したがって、これらのアプローチは、限られた獲得範囲と長い獲得時間に加え、特定の性能ターゲットのためのトレーニングシンボルという点でオーバヘッドの増加により苦しめられている。さらに、これらの従来の同期技法は特定の変調方式に依存しており、これにより変調方式の使用という点での柔軟性を妨げとなっている。
したがって、位相雑音および熱雑音に影響されない同期を提供するデジタル通信システムに対するニーズがある。また、実現するのが簡単であり、可能な限り少ないトレーニングシンボルを負う搬送波同期方法に対するニーズもある。また、変調独立性を与えることに関して柔軟である同期技法を提供するニーズもある。
これらのニーズおよび他のニーズは本発明により対処され、低密度パリティチェック(LDPC)コードおよび高次変調方式を活用するデジタル放送対話システムで搬送波同期を提供するためのアプローチ。従来の連続モードモデムと異なり、搬送波同期方法はセグメント単位で搬送波周波数および搬送波位相を推定し、セグメント間の搬送波周波数を連続的に追跡する。FEC(フォワードエラー訂正)フレームのプリアンブルおよび搬送波同期を補助するオプションのパイロットブロック(つまり、塊状のパイロットシンボル)はセグメント境界としての役割を果たす。例示的な実施形態では、物理層フレームが、搬送波同期、および余分なパイロットシンボルが必要とされないときにFECコードワードを助長するために使用できるプリアンブルを含む。代わりに、パイロットシンボル挿入プロセスはFECコードワードを複数のコードセグメントに分割し、物理層フレームの各コードセグメントの前に1つのパイロットブロックをユニークワード(UW)の形式で挿入する。プリアンブルとオプションのパイロットブロックはトレーニングブロックとしての役割を果たす。搬送波同期プロセスは、搬送波周波数および搬送波位相を推定するためにトレーニングブロックを活用し、新しいセグメントごとに位相追跡ループを初期化し直す。周波数獲得プロセスは、データ除去済み連続波信号(CW)の自己相関を計算することを必要とする。受信信号の搬送波周波数は、累積された自己相関値のアンラップされた(unwrapped)位相の加重合計に基づき推定される。周波数追跡に関して、推定値を発生させるために、およびトレーニングブロック(つまりプリアンブルおよび/またはUW)からの位相推定値に基づいてLDPCフレームごとに一度搬送波周波数を更新するためにフィードフォワード構造が実現される。位相追跡の場合は、最大尤度(ML)位相検出器付きのツースイープ(Two-Sweep)位相ロックループ(PLL)アーキテクチャが活用される。前記ツースイープPLLはセグメント単位で搬送波位相を追跡し、フォワードとリバースの両方からデータのセグメントをスイープすることによって過去と将来のサンプル両方に基づき搬送波位相を推定する。セグメントは、パイロットブロックが存在しないときにはFECコードワード全体、あるいはパイロットブロックが挿入されているときにはコードセグメントである場合がある。前記の仕組みは搬送波同期のための追加オーバヘッドを導入するニーズを有利に削減し、サイクルスリップレートを削減し、そのエラー伝搬影響を制限し、低信号対雑音(SNR)環境でうまく動作し、熱雑音および位相雑音に対して良好な免疫を与える。加えて、周波数推定プロセスは大きな周波数獲得範囲および短い獲得時間を実現する。
本発明の一実施形態の1つの態様にしたがった、デジタル放送対話システムで搬送波動機を実現する方法が開示されている。前記方法は、搬送波信号にしたがって送信されるフレームを受信することを含み、前記フレームは複数のオーバヘッドフィールドにより分離された1つまたは複数のセグメントを含み、前記オーバヘッドフィールドは搬送波信号の搬送波同期を助けるためにフレーム内に選択的に挿入される。前記方法は、オーバヘッドフィールドに基づき搬送波信号と関連付けられる推定位相値を発生させることも含む。前記方法は推定位相値および搬送波信号の過去のサンプルと搬送波信号の将来のサンプルに基づきセグメント内のランダムデータフィールドと関連付けられる搬送波信号の位相を推定することも含む。前記方法は、さらにオーバヘッドフィールドまたはランダムデータフィールドに基づき搬送波信号の周波数を推定することを含み、前記推定ステップはセグメント単位でフレームに対して実行される。
本発明の実施形態の別の態様にしたがった、衛星ネットワーク上でデジタル放送対話サービスをサポートする際に搬送波同期を提供する方法が開示されている。前記方法は、衛星通信チャネル上でフレームを受信することを含み、前記フレームはトレーニングシンボルとして対応するユニークワードを有する1つのプリアンブルと複数のコードセグメントを含む。前記方法は、プリアンブル、ユニークワード、およびプリアンブルとユニークワードの組み合わせの内の1つに基づきフレームに対応する位相情報を推定することも含む。さらに、前記方法は、推定位相に基づきフレームに対応する周波数情報を推定することを含む。
本発明の実施形態の別の態様にしたがった、デジタル放送対話システム内の搬送波同期をサポートする方法が開示されている。前記方法は、挿入点がフレームのプリアンブルフィールドの位置に一致するかどうかを判断することを含み、前記挿入点はフレームの予め定められた数のシンボルに基づいている。また、前記方法は、フレームの位置がプリアンブルフィールドに一致しない場合に、挿入点での搬送波同期を補助するためにパイロットブロックを挿入することも含む。
本発明の実施形態の別の態様にしたがった、デジタル放送対話システムで搬送波同期をサポートする送信機が開示されている。前記送信機は、挿入点がフレームのプリアンブルフィールドの位置と一致するかどうかを判断する手段を含み、前記挿入点はフレームの予め定められた数のシンボルに基づいている。また、送信機はフレームの位置がプリアンブルフィールドに一致しない場合に、挿入点での搬送波同期を補助するためにパイロットブロックを挿入することを含む。
本発明の実施形態のさらに別の態様にしたがった、デジタル放送対話システムで搬送波同期をサポートする装置が開示されている。前記装置は低密度パリティチェック(LDPC)コード化信号を受信するように構成されたミキサーを含む。前記装置は、信号内のトレーニングブロックと関連付けられる位相を推定するように構成される第1の位相推定器、および第1の位相推定器に結合される周波数推定器も含む。周波数推定器は位相推定値に基づき周波数推定値を出力する。装置は、さらに最終位相推定値を発生させるように構成された第1の位相推定器に結合される第2の位相推定器を含む。
本発明のさらに他の態様、特徴および優位点は、本発明を実施するために意図される最良の態様を含む数多くの特定の実施形態および実施を単に描くことにより、以下の詳細の説明から容易に明らかになる。本発明は他のおよびさまざまな実施形態を行うことも出来、その複数の詳細はすべて本発明の精神と範囲から逸脱することなく多様な明白な点で修正できる。したがって、図面および説明は本質的に例証となると見なされるべきであり、限定的と見なされてはならない。
本発明は添付図面の図中に制限としてではなく例証として描かれ、類似する参照番号は類似する要素を指す。
デジタル放送対話システムにおいて搬送波同期を効率的に提供する装置、方法およびソフトウェアが説明されている。以下の説明においては、説明の目的のために、本発明の完全な理解を提供するため、多数の特定的な詳細が述べられている。しかしながら、本発明がこれらの特定な詳細なしに、あるいは同等な装置をもって実践されてよいことは当業者にとっては明らかである。他の例では、周知の構造および装置は本発明をいたずらに分かりにくくすることを避けるためにブロック図形式で図示されている。
図1は本発明の一実施形態にしたがって低密度パリティチェック(LDPC)コードを活用するように構成されたデジタル放送システムの図である。デジタル通信システム100は、1台または複数台のデジタルモデム105に対する通信チャネル103全体での放送のために信号波形を発生させるデジタル伝送設備101を含む。本発明の一実施形態にしたがうと、通信システム100は、例えば対話サービスだけではなく音声放送サービスとビデオ放送サービスもサポートする衛星通信システムである。対話サービスは、例えば、電子番組表(EPG)、高速インターネットアクセス、対話型広告、電話通信、およびe−メールサービスを含む。これらの対話サービスはペイパービュー、TVコマース、ビデオオンデマンド、ニアビデオオンデマンド、および音声オンデマンドサービスなどのテレビサービスを含む場合もある。この環境では、モデム105は衛星モデムである。
これらのモデム105は(図4に図示される)放送データフレーム構造に埋め込まれているプリアンブルおよび/またはユニークワード(UW)を調べ、それによりトレーニング目的で特に指定される追加オーバヘッドの使用を削減することにより搬送波同期を達成する。デジタルモデム105は図3に関して完全に後述される。
この離散通信システム100では、伝送設備101は媒体コンテンツ(例えば、音声、ビデオ、テキスト情報、データ等)を表す考えられるメッセージの離散セットを発生させる。考えられるメッセージのそれぞれは対応する信号波形を有する。これらの信号波形は通信チャネル103により減衰されるか、そうでなければ改変される。雑音チャネル103に対抗するために、伝送設備101はLDPCコードを活用する。
伝送設備101により発生されるLDPCコードは、性能の損失を被らずに高速インプリメンテーションを可能にする。伝送設備101から出力される構造化されたLDPCコードは、変調方式(例えば8PSK)のおかげで、すでにチャネルエラーを受けやすいビットノードに少数しかないチェックノードが割り当てられることを回避する。このようなLDPCコードは、有利なことに、加算、比較およびテーブルルックアップなどの簡単な演算しか必要としない(ターボコードとは異なって)パラレル化が可能なデコーディングプロセスを有する。さらに慎重に設計されたLDPCコードはエラーフロアの徴候を示さない。
本発明の一実施形態にしたがうと、伝送設備101は図2に後述されるような相対的に簡略なエンコーディング技法を使用して、衛星モデム105と通信するために(デコーディング中に効率的なメモリアクセスを促進する)パリティチェックマトリックスに基づいたLDPCコードを発生させる。
図2は図1のシステムのデジタル伝送設備で利用される例示的な送信機の図である。送信機200には、情報源201から入力を受け入れ、受信機105でのエラー訂正処理に適したさらに高い冗長性のコード化ストリームを出力するLDPCエンコーダ203が備えられている。情報源201は、離散アルファベットXからk個の信号を発生させる。LDPCコードはパリティチェックマトリックスで指定されている。他方、LDPCコードをエンコーディングするには、一般的には発生器マトリックスを指定することが必要になる。ガウス消去法を使用してパリティチェックマトリックスから発生器マトリックスを取得することが可能であるとしても、結果として生じるマトリックスはまばらではなくなり、大きな発生器マトリックスを記憶することが複雑となる可能性がある。
エンコーダ203は、パリティチェックマトリックス上に構造を課すことによってパリティチェックマトリックスだけを利用する簡略なエンコーディング技法を使用してアルファベットYから変調器205への信号を発生させる。具体的には、マトリックスの特定の部分を三角形となるように制約することによりパリティチェックマトリックスに制約が課される。このような制約は、その結果生じる性能の損失はわずかであるため、魅力的なトレードオフとなる。
変調器205は、エンコーダ203からのコード化されたメッセージを送信アンテナ207に送信される信号波形にマッピングする送信アンテナ207は、これらの波形を通信チャネル103上に放射する。したがって、コード化されたメッセージは変調され、送信アンテナ207に配給される。送信アンテナ207からの伝送は、後述されるようにデジタルモデムに伝搬する。衛星通信システムの場合、アンテナ207から送信される信号は、衛星を介して中継される。
図3は図1のシステム内の例示的なデジタルモデムの図である。デジタルモデム300は、変調器/復調器として、送信機200からの信号の送信と受信の両方をサポートする。本発明の一実施形態にしたがうと、モデム300は、アンテナ303から受信されるLDPCコード化信号のフィルタリングおよびシンボルタイミング同期を実現するフロントエンドモジュール301と、フロントエンドモジュール302から出力される信号の周波数と位相の獲得、および追跡を実現する搬送波同期モジュール302とを有する。デマッパー305は搬送波同期モジュール302から出力される受信信号のデマッピングを実行する。復調後、信号は、メッセージX’を発生させることにより元のソースメッセージを再構築しようと試みるLDPCデコーダ307に転送される。
伝送側では、モデム305が入力信号をコード化するためにLDPCエンコーダ309を活用する。コード化された信号は次に、BPSK(2相位相偏移変調)、QPSK、8PSK、16APSK(振幅位相偏移変調)などの多岐に渡る変調方式あるいは他の高次変調を利用できる変調器311によって変調される。
図4Aは、本発明の実施形態にしたがった例示的なフレーム構造の図を示す。例証として、例えば衛星放送サービスと対話サービスをサポートできるLDPCコード化フレーム400が図示されている。このシナリオでは、フレーム構造は1つのLDPCフレーム400(例えば、8PSK変調用)を15個のコードセグメント401(例えば、それぞれ16個のスロット、および各スロットが90個のシンボルを占有する)に分割し、2つのセグメント401の間に14個のユニークワード(UW)403を挿入する。UWの挿入プロセスは図4Bに関して後述される。各UW403は、例示的な実施形態では、36個のシンボル(PSK)を有する。プリアンブル405は物理層ヘッダ(「PLHEADER」と示される)としての役割を果たし、1個のスロットを占有する。このフレーム構造では、プリアンブル405とUW403がトレーニングブロックとしての役割を果たす。UW403は、オプションとしてパイロットブロックとして挿入される。フレーム400は衛星放送サービスと対話サービスをサポート(し、デジタルビデオ放送(DVB)−S2標準規格に準拠)する構造に関して説明されるが、本発明の搬送波同期技法は他のフレーム構造にも応用できることが認識されている。
図4Bは、図4Aのフレーム構造内にパイロットブロックを挿入するためのプロセスのフローチャートを示す。搬送波位相追跡のためのこのトレーニングパイロット構造は、厳しい位相雑音に対抗するためにデジタル放送対話システムで実現できる。ステップ411では、パイロット挿入プロセスが予め定められた数のシンボル(つまり、挿入点)を待つ。次に、ステップ413でのように、パイロット位置がプリアンブルの位置と一致するかどうかが判断される。位置がプリアンブルのために指定される場合には、パイロットブロックは挿入されない(ステップ415)。それ以外の場合、パイロットブロックはステップ417によって挿入される。
例えば、図4Aのフレーム構造では、パイロット挿入プロセスは1440個のシンボルごとにパイロットブロックを挿入する。このシナリオでは、パイロットブロックは36個のパイロットシンボルを含む。例えば、物理層フレーム400では、第1のパイロットブロックはこのようにしてPLHEADERの後に、1440個のシンボルが挿入され、第2のパイロットブロックは2880個のシンボルの後に挿入される等である。パイロットブロック位置が次のPLHEADERの始まりと一致する場合には、パイロットブロックは挿入されない。
搬送波同期モジュール302(図3)は、本発明の実施形態にしたがって搬送波周波数および位相同期のためにプリアンブル405および/またはUW403を活用する。前述されたように、従来、既知のデータシンボル(例えば、プリアンブル405)を含むFECコード化データは、連続モードモデムで無視される。すなわち、プリアンブル405および/またはUW403は搬送波同期のため、つまり周波数獲得および追跡、ならびに位相追跡ループの動作をアシストするために使用される。したがって、プリアンブル405とUW403は「トレーニング」または「パイロット」シンボルとして見なされ、個別にまたは集合的にトレーニングブロックを構成する。
図5と図6にさらに詳しく後述される搬送波周波数同期プロセスは、周波数獲得と追跡の両方のためにフィードフォワード周波数推定器を採用する。例示的な実施形態では、推定器はトレーニングブロック上だけで動作している。したがって、それは変調方式とは無関係である。
図5Aと図5Bは、本発明の実施形態にしたがった周波数獲得プロセスのフローチャートである。この例では、周波数獲得プロセスは搬送波同期モジュール302によって実行され、それによりさまざまな変調方式(例えば、BPSK、QPSK、8PSK、16APSK等)を利用できる。この周波数獲得プロセスは、基本的には2つのステップを含んでいる。第1に、データが除去された連続波(CW)の自己相関がステップ501によって決定される。次に、ステップ503でのように、自己相関の位相の加重合計に基づき搬送波周波数が推定される。
ステップ501でのような自己相関の計算は、図5Bにさらに詳細に説明されている。ステップ511では、データ変調はCW信号を獲得するために既知のトレーニングパターンに基づき除去される。それ以降、自己相関は次に示すようにステップ513によって1つのLDPCフレーム内で計算される。
Figure 2005012794
ここで、fはフレームインデックスであり、sはUWインデックスであり、kはシンボルインデックスであり、psは既知のトレーニングシンボルであり、LDPCと8PSKフレームフォーマットが仮定される。
ステップ515では、自己相関は以下のように複数のLDPCフレームに基づいて累積される。
Figure 2005012794
最終周波数推定は、以下の公式に基づいている。
Figure 2005012794
ここで、Tsはシンボル期間であり、Δ(m)は次の通りである。
Figure 2005012794
この周波数獲得プロセスは優れた性能を示す。少数の自己相関(L)だけがいくつかのLDPCフレーム(N)に対して計算され、例えばL=16、N=15、Es/No=6.7dBのときに優れた性能を達成でき、RMS(二乗平均平方根)周波数誤差は8.9×10-5である。獲得時間は搬送波周波数のオフセットとは無関係であり、所望される推定の精度によってだけ決定される。例えば、所望残留周波数が3×10-4である場合、99.999%の成功率で周波数オフセットを獲得するためには5個のLDPCフレームだけが必要とされる。また、周波数推定プロセスは大きな周波数獲得範囲(20%のシンボルレートより大きい)、非常に小さな推定分散を有し、低いSNRで(0dBでも)うまく機能する。このアプローチは、熱雑音と位相雑音に対しても強い。さらに、このアプローチは、例えばVLSI(超大規模集積回路)チップ内でのデジタルロジックとして実施の容易さを提供する。
搬送波周波数獲得段階が実行された後、次に説明されるように、周波数追跡プロセスが開始される。
図6は、本発明の実施態様による周波数追跡プロセスのフローチャートである。先に着目したように、周波数追跡プロセスはフィードフォワード構造を有している。一例として、周波数追跡の動作は、例えば低SNRでの8PSK変調などでの追加のパイロットブロックを必要とするシナリオに関して説明されている。ステップ601では、位相は以下の公式を使用してプリアンブルおよびUWから推定される。
Figure 2005012794
ここで、xkは受信されたシンボルであり、pkは既知のUWパターンであり、NuはUWの長さである。
ステップ603では、周波数は以下の通りに推定される。
Figure 2005012794
ここで、Nsはコードセグメントの長さ、つまり16スロット、1440シンボルであり、Nuはユニークワードの長さであり、36に等しく、Mは1つのLPDCフレーム内のUWの数、例えば8PSK変調の場合14である。
したがって、本発明の一実施形態にしたがうと、周波数追跡プロセスはプリアンブルおよびUWからの位相推定値に基づいてLDPCフレームにつき一度搬送波周波数を推定し更新する。
この周波数追跡方式は数多くの優位点を提供する。プロセスはフィードフォワードであるため、安定性は懸念ではない。また、プロセスは、搬送波周波数がLDPCフレームにつき一度推定されるため、大きな周波数ランプ(例えば30KHz)に対処できる。さらに、プロセスは熱雑音および位相雑音に強い。例えば、RMS周波数誤差は、AWGN(加法的白色ガウス雑音)だけの場合6.5×10−7であり、AWGNに6.7dBの位相雑音が加えられる場合には6.2×10−6であることが決定された。0dBでは、RMSは1.3×10−6(AWGNのみ)および6.3×10−6(AWGNに位相雑音が加えられた場合)である。つまり位相雑音は推定誤差の主要な原因である。
図7は、本発明の実施形態による、追加のパイロットブロックが低SNRで8PSK変調のための搬送波同期を補助する、追跡モードで動作する搬送波同期モジュールの図を示している。受信信号は受信され、整合フィルタ701に転送される。フィードフォワード(FF)周波数推定器703がLDPCフレームごとに一度新しい周波数推定値を取得し、推定値をループフィルタ712に、次に広帯域ミキサー705に送り、周波数オフセットを訂正する。整合フィルタ701はUWをUW位相推定器707に、受信信号から抽出されたランダムデータを、ランダムデータとUWに関連付けられる位相推定値とに基づきミキサー713にコードセグメントの位相推定値を発生させるブロック搬送波位相推定器709に出力する。UW位相推定器707は、UWがどこに位置しているのかを突き止めるフレーム同期FSM(有限状態マシーン)711からの入力ごとに、FF搬送波周波数推定器703にUV位相推定値を出力する。整合フィルタ701は、同様に結果として生じる信号をデマッパー305に出力するミキサー713にも受信信号を提供する。
ブロック搬送波位相推定器709は、低SNRの使用に適切な最大尤度(ML)位相検出器を備えたツースイープ位相ロックループ(PLL)アーキテクチャに基づいた(8PSK変調の例示的なシナリオの中の)搬送波位相追跡プロセスを利用する。従来のPLLとは異なり、ツースイープPLLには多くの特徴がある。ツースイープPLLはセグメント単位で搬送波位相を追跡する。2つのセグメントの間の位相追跡動作は独立している。ツースイープPLLはセグメントの始まりと最後におけるUWからの位相推定値を使用して、PLL内位相と周波数の成分を初期化し、また位相基準としても使用して、サイクルスリップが発生したかどうかを判断する。PLLシステムでのサイクルスリップは、おもに、ループの追跡範囲外である瞬間周波数により引き起こされる。
従来のPLLは因果関係システムであるため、このようなシステムは過去のサンプルに基づき搬送波位相を推定する。対照的に、ツースイープPLLは、本発明の実施形態にしたがって、図8に描かれているようにフォワードとリバースの両方からデータのセグメントをスイープすることにより過去のサンプルと将来のサンプルに基づいて搬送波位相を推定する。
図8は、本発明の実施形態にしたがってフレーム構造で動作するツースイープ位相ロックループ(PLL)プロセスの図を示す。サイクルスリップを抑制するために、ツースイープPLLは位相スイープの前にセグメント内の瞬間周波数を推定し、フォワードとリバースの両方向からの位相推定値を最終位相推定値としてインテリジェントに結合する。
図9は、本発明の実施形態にしたがって一方向で位相スイープを実行するツースイープPLLで使用されるPLLの図を示す。ツースイープPLLは並列動作でこのようなPLL900の内の2つを、あるいは代わりに直列の実施でシーケンシャルに実行する単一のPLL900を活用することができる。入力ミキサー901は、追跡ループからの位相推定値で入力信号の位相オフセットを訂正する。ML位相検出器903は、回転された信号の残留位相誤差を推定し、次にそれを(図11にさらに詳しく説明される)ループフィルタ905に渡す。ループフィルタ905は雑音を取り除き、信号の周波数を追跡してから、位相推定値を数値制御発振器(NCO)907に送信することにより位相ロックループを閉じる。数値制御発振器(NCO)907は位相推定値を同位相および直角位相軸に投射する。
ツースイープPLLで使用されるML位相検出器903は最大尤度(ML)規則から得られ、低SNRに適している。位相検出器は、以下に示すようにそれぞれの受け取られたシンボルxk上で位相θ^を推定する。
Figure 2005012794
ここで、d^は送信されたデータシンボルdの軟推定値である、つまり次の通りである。
Figure 2005012794
M:変調の次元、例えばQPSKの場合4、8PSKの場合8、c=ej(2πm/M+π/M):配列点、σ:AWGN分散、および文字*は複素共役演算である。
位相検出器のSNRは、以下のように定めることができる。
Figure 2005012794
ここで、Aは位相検出器の利得であり、σ は推定分散である。8PSK変調の場合のML位相検出器のSNRは6.6dBで−4.5dBあり、これは従来の判定指向型位相検出器より3.5dB優れている。
図10は、本発明の実施形態にしたがったツースイープ位相ロックループ(PLL)プロセスのフローチャートである。1つのコードセグメント内のツースイープPLLの動作は、次の3つの段階に分割できる。(1)初期化、(2)ツースイープ、および(3)位相結合。初期化中、位相推定値は、以下の公式を使用して現在のコードセグメントの始まりと最後でパイロットブロック、つまりプリアンブルおよび/またはUWから取得される。
Figure 2005012794
ここで、xkは受信されたシンボルであり、pkは既知のパイロットパターンであり、Nuはパイロットブロックの長さ(UWの場合36、プリアンブルの場合90)である。
コードセグメント内での瞬間周波数は、UWからのアンラップされた位相推定値に基づいて推定され、サイクルスリップの抑制を可能にする。この推定値は、ステップ1001でのように以下に通りに求められる。
Figure 2005012794
ここで、φn+1とφはそれぞれ始めと最後におけるUWからの位相推定値であり、Nsはコードセグメントの長さ、例えば1440である。
位相アンラップ演算は、以下により示される。
Figure 2005012794
ここで、floor(x)はマイナス無限大に向かって最も近い整数にxを四捨五入する。ツースイープ位相はステップ1003で開始する。ここで瞬間周波数オフセットω^が、受信されたシンボルxkをexp(−jω^k)で乗算することによってPLLスイープの前に除去され、新しいxkが生じる。つまり次の通りである。
Figure 2005012794
例示的な実施形態では、NCO907内のレジスタはω^でプログラミングされる。
図11は図10のツースイープ位相ロックループ(PLL)内で活用されるループフィルタの図を示している。図11に示されるように、ループフィルタ1100は使用することができ、それによりループ周波数レジスタω(k)はフォワードスイープPLLで0により初期化される(ステップ1005)。リバーススイープPLLでは、ループ周波数レジスタω(k)1101も0で初期化される。位相レジスタζ(k)1103は、フォワードPLL内の始めにおけるUWからの位相推定値φで初期化される。コードセグメント全体は、ステップ1007でのように最初から最後までスイープされ、位相推定値θ(m),m=0,...,N−1を取得する(ステップ1009)。
位相レジスタζ(k)1103は、リバースPLLの最後におけるUWからの位相推定値φn+1−ω^×(N−1)で初期化される。コードセグメント全体が、次に終わりから始まりにスイープされ、位相推定値θ(m),m=0,...,N−1を取得する。
本発明の実施形態にしたがうと、フォワードおよびリバーススイープは同時に実行され、それにより速度を向上させる。言い換えると、1つまたは複数のPLLを活用できる。単一のPLLのケースでは、フォワードスイープとリバーススイープはシーケンシャルに実行される。
(図10に見られるような)最終位相推定値は、フォワードとリバース両方のPLLスイープからの位相推定値と、(ステップ1011による)瞬間周波数推定値の結合である。
サイクルスリップの影響は、以下の代替プロセスによってさらに削減できる。位相結合の前に、プロセスは、以下のようにして両方のスイープの最後にかなりの位相誤差があるかどうかを試験する。位相誤差はフォワードスイープの最後でε=θ(N−1)+ω^(N−1)−φn+1と定義され、以下のアンラップ技法をε上で使用できる。
Figure 2005012794
また、位相誤差ε=θ(0)−φはリバーススイープの最後で定義され、同じアンラップ技法がεの上で使用される。
|ε|<tまたは|ε|<tのどちらかであり、tが予め定められたしきい値、例えばt=π/M(8PSKの場合π/8)である場合には、スイープは「同期中」と示され、最終位相推定値θ(m)^は以下により示される。
Figure 2005012794
|ε|>tと|ε|>tの両方である場合、セグメント内にかなりの周波数変化があることは極めて蓋然性が高く、以下のステップがこのような特殊なケースを処理するために実行される。最初に、m(ここではこのようなかなりの周波数変化が発生する)が以下のように推定される。
Figure 2005012794
次に、フォワードPLLスイープは、ζ(m)=θ(m)およびω(m)=−ε/(N−m)でmから初期化され、フォワードPLLスイープがmからN−1に実行され、それによりその部分について新しいθ(m)を取得する。リバースPLLスイープもζ(m)=θ(m)およびω(m)=−ε/(m+1)でmから初期化され、フォワードPLLスイープはmから0に実行される。新しいθ(m)がその部分について取得される。
最終位相推定値θ(m)^は次式より与えられる。
Figure 2005012794
このツースイープPLL構成では、位相推定値は過去のサンプルと将来のサンプルの両方に基づいている。フォワードスイープとリバーススイープの両方からの位相推定値は相関付けられているが、プロセスの間に被った雑音は相関付けられていない。したがって、プロセスは半分(つまり3dB)位相誤差分散を削減できる。
このプロセスは優れた位相追跡結果も生じさせる。DVB−S位相雑音マスクのある8PSK変調のRMS位相誤差は、従来のフォワードスイープPLLによって取得される4.5度というRMS位相誤差と比較して、(6.6dBで)3.2度である。セグメント単位の位相追跡、瞬間周波数推定と除去、およびインテリジェントな位相結合が加えられたツースイープ位相推定は、サイクルスリップが発生するのを効率的に抑制する。
さらに、ループはコードセグメント全体が受け取られた(16スロット)直後に位相追跡を開始できる。また、PLLは例示的な実施形態にしたがうと、16スロットのIサンプルとQサンプル、および1440個の位相サンプル(各半分が1スイープに割り当てられる)をバッファに入れるための小さな記憶容量しか必要としない。PLLは、瞬間周波数推定のために周波数残留誤差(最高3×10−4)に対して強い。8PSKなどの高次変調の位相追跡の場合、大きな周波数オフセットは非常に有害である。
図12は、本発明の実施形態にしたがってQPSK(4相位相偏移変調)のための搬送波同期を補助する追加のパイロットブロックを使用せずに動作する搬送波同期モジュールの図である。パイロットレスモードのための搬送波同期プロセスは、図7に関して説明されたようなパイロットモードで使用されるプロセスに類似している。搬送波同期モジュール302は、トレーニングのために1スロットのプリアンブルだけを活用することによって動作する。つまりUWは使用されない。パイロットレスモードでの周波数の獲得は、フィードフォワード推定器による粗い周波数推定と、次に獲得モードで動作するツースイープPLLによる細かい周波数推定を含むツーステッププロセスである。
搬送波同期モジュール302は、ツースイープPLLに基づいて追跡モードで位相回復を実現する。プリアンブル位相推定器1201は、整合フィルタ1203から出力されるプリアンブルを受け取る。プリアンブル位相推定器1201はフレーム同期FSM(有限状態マシーン)1105に基づいてプリアンブルの位相推定値を出力する。フレーム同期FSM(有限状態マシーン)1105は、新しいプリアンブルがどこに位置するのかを決定し、それを(パイロットモードで使用されるものに類似する)ツースイープPLL1207に供給する。また、ツースイープPLL1207は受信された信号から抽出されるランダムデータを入力として受け取る。ツースイープPLL1207により発生される位相推定値は周波数推定器1209に送られる。最終的には、ツースイープPLL1207によって発生される位相推定値はミキサー1106に提供される。ミキサー1106は、位相推定値に基づいて、整合フィルタ1203からの信号を回転し、デマッパー305に提供する。周波数推定器1209は(例えば、図11に図示されるフィルタのような)ループフィルタ1211に周波数推定値を出力する。ループフィルタ1211は周波数オフセットを追跡し、結果として生じる信号を数値制御発振器(NCO)1213に供給する。NCO1213は、ループフィルタ1211からの周波数推定値にしたがって受信信号を回転し、広帯域ミキサー1215に提供する。
搬送波同期モジュール302は、トレーニングシンボルの使用を最小限に抑える一方で非常に低いSNR(例えば1dB)で高性能を有利に提供する。搬送波同期モジュール302は高速搬送波周波数および位相獲得(例えば、50ms未満)をサポートする。
本発明の一実施形態では、搬送波周波数獲得プロセスは、粗い周波数推定プロセスと微調整プロセスという2つの段階を含む。粗い周波数推定プロセスは、8PSK(図5)に使用されるプロセスと似ている。パイロットレスモードとの差異は、90シンボルのプリアンブルだけが自己相関の計算で使用されるという点である。自己相関は1つのLDPCフレーム内で計算される。すなわち次の通り計算される。
Figure 2005012794
ここで、fはフレームインデックスであり、kはシンボルインデックスであり、psはプリアンブル内の既知のデータシンボルであり、nは90に等しい。自己相関は、次に最終周波数推定値を決定するために複数のLDPCフレームに基づいて累積される。
図13は、図12の搬送波同期モジュールで使用される周波数獲得プロセスの微調整サブプロセスのフローチャートである。粗い周波数推定が終了した後に、搬送波同期モジュール302によって実行される周波数取得プロセスは微調整段階に入ることができる。微調整プロセスは周波数追跡ループに基づいており、周波数追跡ループの周波数誤差の推定はLDPCフレームごとに一度実行され、また獲得モードで動作するツースイープPLL1207の位相追跡結果とプリアンブルの位相推定値とに基づいて実行される。このようなモードでは、PLLはより大きいループ帯域幅(例えば2×10−3)とより小さい減衰係数(例えば1.1)を有する。
微調整プロセスはツースイープPLL1207(図12)に基づいている。プロセスはLDPCフレームにつき一度周波数誤差を推定し、広帯域ミキサー1215に接続されているNCO1213を更新する。最初に、θ(m)^、m=0,...,N−1(NsはLDPCフレーム長、例えばQPSKの場合32400)が1つのLDPCフレームの位相追跡結果として定義される。
微調整プロセスの開始は、ステップ1301によってフレームカウンタNfを0に初期化する。この例では、プロセスは8回繰り返す(つまりNf=8)。ステップ1303では、新しいLDPCフレームがPLLで処理され、PLLはプリアンブルに基づく位相推定値で初期化される。ツースイープPLLの演算はさらに詳しく後述される。次に、フォワードスイープが同期しているのか、あるいはリバーススイープが同期しているのかが判断される(ステップ1305)。フォワードスイープまたはリバーススイープのどちらか(または両方)が同期している場合、周波数誤差推定値は、ステップ1307によって以下により示される。
Figure 2005012794
ここで、θ(m)^はツースイープPLL1207により発生される最終位相推定値である。次にNCOの周波数が以下により更新される。
Figure 2005012794
ここで、ρはループフィルタ1211パラメータ、例えば0.5である。
どちらのスイープも同期していない場合、ステップ1309によって、LDPCフレームは微調整演算においてスキップされる。(ステップ1311と1313によって実現されるように)特定の数の周波数微調整が発生した場合、ループは図14に説明されるように、ステップ1315によって追跡段階に入る。
図14は図12の搬送波同期モジュールで使用される周波数追跡のフローチャートである。搬送波周波数追跡プロセスは周波数獲得段階における微調整に類似している。追跡プロセスはツースイープPLL1107からの位相追跡結果に基づきLDPCフレームごとに一度周波数誤差を推定し、それにしたがってNCO1213を更新する。プロセスは、PLL1107が同期しているときだけこれを実行する。微調整プロセスとこの周波数追跡プロセスの間の唯一の相違点は、ツースイープがはるかに狭いループ帯域幅(例えば、5×10-4)およびより大きい減衰係数(例えば2)で動作するという点である。
1つのLDPCフレームの最後で、追跡プロセスは、ステップ1401と1403によって、フォワードスイープが同期しているのか、あるいはリバーススイープが同期しているのかを判断する。これらのスイープが同期している場合には、周波数誤差推定値がステップ1405にしたがって以下の通りに計算される。
Figure 2005012794
NCO1213での周波数はfnco^(n+1)^=fnco^(n)^+ρf^によって更新される。フォワードスイープとリバーススイープが同期していない場合は、LDPCフレームはステップ1407によってスキップされる。
図15は、本発明の実施形態にしたがった、ツースイープ位相ロックループ(PLL)プロセスの位相結合段階のフローチャートである。搬送波位相追跡プロセスは、パイロットレスモードで、低SNRに適切であるML位相検出器付きのツースイープPLLアーキテクチャに基づいている。このプロセスはフレーム単位で搬送波位相を追跡する。本発明の1つの実施形態にしたがうと、2つのLDPCフレーム間の位相追跡動作は独立している。追跡プロセスは現在のフレームのプリアンブルおよび次のフレームのプリアンブルからの位相推定値を使用し、PLL内の位相成分を初期化する。これらの位相推定値は、サイクルスリップが発生したかどうかを判断するための位相基準も提供する。新しいPLLはフォワードとリバース両方向からデータのセグメントをスイープすることによって過去のサンプルと将来のサンプルの両方ともに基づいて搬送波位相を推定する。サイクルスリップを抑制するために、新しいPLLは、図14に図示されるように、最終位相推定値として両方向からの位相推定値を結合する。
ツースイープPLLに使用される(図9の)ML位相検出器911は最大尤度(ML)規則から得られる。位相検出器は以下の通りにそれぞれの受け取られたシンボルxkで位相θ^を推定する。
Figure 2005012794
ここで、d^は送信されたデータシンボルdの軟推定値、つまり次の通りである。
Figure 2005012794
M:変調の次元、QPSKの場合4、8PSKの場合8であり、c=ej(2πm/M+π/M):配列点、およびσ:AWGN分散であり、文字*は複素共役演算である。
位相検出器のSNRは以下の通りに定義される。
Figure 2005012794
ここで、Aは位相検出器の利得であり、σ は推定分散である。QPSK変調のML位相検出器のSNRは1dBで−4.1dBであり、従来の判定指向型位相検出器より1.5dB優れている。
図10に関して説明されたパイロットモード演算でのように、1つのLDPCフレーム内のツースイープPLL1207の動作は3つの段階がある。初期化段階の間、位相推定値は現在のフレームの始まりと最後でプリアンブルから取得される。すなわち次の通りである。
Figure 2005012794
ここで、xkは受け取られたシンボルであり、pkは既知のプリアンブルパターンであり、Nuはプリアンブルの長さ(例えば90)である。LDPCフレームは相対的に長い(例えば32400)ため、プリアンブルからの位相推定値に基づいて瞬間周波数を推定することは困難である。しかしながら、QPSKのような低次変調のためのPLLは、8PSKのような高次変調においてのPLLより位相雑音および周波数誤差に強い。
ツースイープ段階では、位相レジスタζ(k)1103(図10)が、フォワードPLL中で始まりにあるプリアンブルからの位相推定値φで初期化される。次にフレーム全体が始まりから最後までスイープされ、位相推定値θ(m),m=0,...,N−1を生じさせる。リバースPLLでは、位相レジスタζ(k)1103はリバースPLL中で最後にあるプリアンブルからの位相推定値φn+1で初期化され、この場合、プロセスは最後から始まりへフレーム全体をスイープし、位相推定値θ(m),m=0,...,N−1を取得する。ループ周波数レジスタω(k)は両方向について0で初期化される。フォワードスイープとリバーススイープは同時に実行できる。
その後、ステップ1501によって位相結合段階が開始する。最終位相推定値はフォワードスイープとリバーススイープ両方からの位相推定値の組み合わせである。ステップ1503では、プロセスはフォワードスイープが同期中であるかを判断する。同期中である場合には、ステップ1505によって、リバーススイープが同期中であるかどうかが判断される。フォワードスイープとリバーススイープの両方ともが同期中である場合には、最終位相推定値θ(m)^が以下により示される。
Figure 2005012794
それ以外の場合、フォワードスイープだけが同期中である場合には、ステップ1509でのようにθ(m)^=θ(m),m=0,...,N−1が計算される。しかしながら、(ステップ1511で決定されるように)リバーススイープが同期中である場合には、θ(m)^=θ(m),m=0,...,N−1である(ステップ1513)。
両方のスイープとも同期中でない場合には、ステップ1515でのように、
Figure 2005012794
である。
パイロットモードでのように、位相結合前に、プロセスは以下のように両方のスイープの最後にかなりの位相誤差があるかどうかを試験する。位相誤差はフォワードスイープの最後でε=θ(N−1)−φn+1と定義され、以下のアンラップ技法がεで使用される。つまり、
Figure 2005012794
である。|ε|<tで、例えばt=π/M(QPSKの場合π/4)など、tが予め定められたしきい値である場合、フォワードスイープが同期中であると宣言する。また、フォワードスイープの最後において、以下の位相誤差ε=θ(0)−φが定義される。同じアンラップ技法はεで使用できる。|ε|<tである場合は、リバーススイープが同期中であると見なされる。
この搬送波位相追跡プロセスは、QPSK変調を使用して動作しているのか、あるいは8PSK変調を使用して動作しているのかに関係なく優れた性能特性を示し、それにより例えばツースイープループは熱雑音と位相雑音に強い。また、RMS位相追跡誤差は低い(例えば、1dBでのDVB−S位相雑音マスクを使用するQPSK変調の場合3.3度に過ぎない)。
図16は、本発明にしたがった実施形態を実行できるコンピュータシステムを図示している。コンピュータシステム1600は、情報を通信するためのバス1601または他の通信機構、および情報を処理するためにバス1601に結合されるプロセッサ1603を含んでいる。コンピュータシステム1600は、情報およびプロセッサ1603によって実行される命令を記憶するためにバス1601に結合される、ランダムアクセスメモリ(RAM)または他の動的記憶装置などのメインメモリ1605も含む。メインメモリ1605はプロセッサ1603によって実行される命令の実行中に一時的な変数または他の中間情報を記憶するためにも使用できる。コンピュータシステム1600は、さらにプロセッサ1603のための静的な情報と命令を記憶するためにバス1601に結合されているリードオンリーメモリ(ROM)1607または他の静的記憶装置を含んでいる。磁気ディスクまたは光ディスクなどの記憶装置1609は、情報と命令を記憶するためにさらにバス1601に結合されている。
コンピュータシステム1600は、コンピュータユーザに情報を表示するために、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ、アクティブマトリックスディスプレイまたはプラズマディスプレイなどのディスプレイ1611にバス1601を介して結合されてよい。英数字キーと他のキーを含むキーボードなどの入力装置1613が、情報とコマンド選択をプロセッサ1603に通信するためにバス1601に結合されている。別のタイプのユーザ入力装置は、マウス、トラックボール、カーソル方向キーなどのカーソル制御機構1615であり、方向情報とコマンド選択をプロセッサ1603に通信し、ディスプレイ1611上でのカーソルの移動を制御する。
本発明の一実施形態にしたがって、メインメモリ1605に記憶されている命令の配列を実行するプロセッサ1603に応答して、多様な搬送波同期プロセスがコンピュータシステム1600によって実現できる。このような命令は記憶装置1609などの別のコンピュータ読み取り可能媒体からメインメモリ1605の中に読み込むことができる。メインメモリ1605に含まれている命令の配列の実行により、プロセッサ1603はここに説明されているプロセスステップを実行する。マルチプロセッシング装置における1台または複数台のプロセッサは、メインメモリ1605に含まれている命令を実行するためにも利用されてよい。代替実施形態では、結線されたモジュールが、本発明の実施形態を実現するためにソフトウェア命令の代わりに、またはソフトウェア命令と組み合わされて使用されてよい。したがって、本発明の実施形態はハードウェアモジュールとソフトウェアの任意の特定の組み合わせに制限されない。
コンピュータシステム1600はバス1601に結合される通信インターフェース1617も含む。通信インターフェース1617は、ローカルネットワーク1621に接続されるネットワークリンク1619に結合する双方向データ通信を実現する。例えば、通信インターフェース1617はデジタル加入者回線(DSL)カードまたはモデム、総合デジタル通信ネットワーク(ISDN)カード、ケーブルモデム、またはデータ通信接続を対応する型の電話回線に提供するための電話モデムであってよい。別の例として、通信インターフェース1617は、互換性のあるLANにデータ通信接続を提供するための(例えば、イーサネット(登録商標)または非同期転送モデル(ATM)ネットワーク用の)ローカルエリアネットワーク(LAN)カードであってよい。無線リンクも実現できる。任意のこのような実施では、通信インターフェース1617は、多様な種類の情報を表すデジタルデータストリームを搬送する電気信号、電磁信号または光信号を送受する。さらに、通信インターフェース1617はユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェース、PCMCIA(PCメモリカード国際協会)インターフェース等を含むことができる。
ネットワークリンク1619は、通常、他のデータ装置に1つまたは複数のネットワークを通してデータ通信を提供する。例えば、ネットワークリンク1619は、ネットワーク1625(例えば、ワイドエリアネットワーク(WAN)または現在「インターネット」と一般的に呼ばれている他のグローバルパケットデータ通信ネットワーク)に、またはサービスプロバイダによって運用されるデータ装置に接続性を有するホストコンピュータ1623にローカルネットワーク1621を通して接続を提供してよい。ローカルネットワーク1621とネットワーク1625は情報および命令を伝達するためにともに電気信号、電磁信号または光信号を使用する。さまざまなネットワークを通る信号、ならびにデジタルデータをコンピュータシステム1600と通信する通信インターフェース1617を通る、ネットワークリンク1619上の信号は、情報および命令を運ぶ搬送波の例示的な形式である。
コンピュータシステム1600は、ネットワーク(複数の場合がある)、ネットワークリンク1619、および通信インターフェース1617を通してプログラムコードを含む、メッセージを送信し、データを受信することができる。インターネットの例では、サーバ(図示せず)は、ネットワーク1625、ローカルネットワーク1621および通信インターフェース1617を通して本発明の実施形態を実現するためのアプリケーションプログラムに属する要求されたコードを送信する可能性がある。プロセッサ1603は、受信されている間に送信コードを実行してよい、および/または後に実行するために、記憶装置169または他の不揮発性記憶装置に記憶してよい。このようにして、コンピュータシステム1600は搬送波の形態のアプリケーションコードを取得してよい。
ここで使用されるような用語「コンピュータ読み取り可能媒体」は、実行のためにプロセッサ1603に命令を提供することに関与する任意の媒体を指す。このような媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体および送信媒体を含むが、それらに制限されない多くの形式をとってよい。不揮発性媒体は、例えば記憶装置1609のような、光ディスクまたは磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、メインメモリ1605などの動的メモリを含む。伝送媒体は、バス1601を構成するワイヤを含む同軸ケーブル、銅線、および光ファイバを含む。伝送媒体は無線周波数(RF)および赤外線(IR)データ通信の間に発生されるものなど、音波、光波、または電磁波の形をとる場合もある。コンピュータ読み取り可能媒体の一般的な形式は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、他の磁気媒体、CD−ROM、CDRW、DVD、他の光媒体、パンチカード、用紙テープ、光マークシート、穴のパターンまたは他の光学的に認識可能な印の付いた他の物理媒体、RAM、PROM、およびEPROM、FLASH−EPROM、任意の他のメモリチップまたはカートリッジ、搬送波、あるいはコンピュータが読み取ることができる任意の他の媒体を含む。
多様な形式のコンピュータ読み取り可能媒体は、実行のためにプロセッサに命令を提供する上で必要とされてよい。例えば、本発明の少なくとも一部を実行するための命令は、初期にリモートコンピュータの磁気ディスク上に入れられてよい。このようなシナリオでは、リモートコンピュータはメインメモリに命令をロードし、モデムを使用して電話回線上で命令を送信する。ローカルコンピュータシステムのモデムは電話回線上でデータを受信し、赤外線送信機を使用して、データを赤外線信号に変換し、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)およびラップトップなどの携帯型演算装置に赤外線信号を送信する。携帯型演算装置上の赤外線検出器は赤外線信号によって運ばれる情報および命令を受信し、バスにデータをのせる。バスはデータをメインメモリに伝達し、そこからプロセッサは命令を検索し、実行する。メインメモリにより受信される命令は、オプションでプロセッサによる実行の前または後のどちらかに記憶装置に記憶されてよい。
したがって、本発明の多様な実施形態は低密度パリティチェック(LDPC)コードおよび高次変調方式を活用するデジタル放送対話システムで搬送波同期を達成する方法を提供する。物理層フレームはプリアンブルと複数のコードセグメントを含んでいる。例示的な実施形態では、ユニークワード(UW)がパイロットブロックとしてコードセグメントのそれぞれの前にオプションで挿入される。プリアンブル(およびオプションのパイロットブロック)はトレーニングブロックとしての役割を果たす。搬送波同期プロセスは搬送波周波数と位相を推定し、新しいセグメントごとに位相追跡ループを再初期化するためにトレーニングブロックを活用する。周波数獲得プロセスは、データが除去された連続波(CW)信号の自己相関を計算することを必要とする。受信された信号の搬送波周波数は、累積された自己相関値のアンラップされた位相の加重合計に基づいて推定される。周波数追跡に関して、フィードフォワード構造は、トレーニングブロック(つまりプリアンブルおよび/またはUW)からの位相推定値に基づいてLDPCフレームごとに一度、推定値を発生し、搬送波周波数を更新するために実現される。位相追跡の場合、最大尤度(ML)位相検出器付きのツースイープ位相ロックループ(PLL)アーキテクチャが活用される。ツースイープPLLはセグメント単位で搬送波位相を追跡し、フォワードとリバースの両方向からデータのセグメントをスイープすることによって、過去のサンプルと将来のサンプルの両方ともに基づいて搬送波位相を推定する。パイロットブロックが存在しない、あるいはパイロットブロックを含むコードセグメントが挿入されるとき、セグメントはFECコードワード全体である場合がある。この仕組みは搬送波同期のための追加のオーバヘッドを導入するニーズを削減し、サイクルスリップレートを大幅に削減し、そのエラー伝搬影響を制限する。説明された仕組みは低SNR環境でもうまく動作し、熱の雑音および位相雑音に対する優れた耐性を与える。さらに、周波数推定プロセスは大きな周波数獲得範囲および短い獲得時間を提供する。したがって、この方法は高速かつ効率的な搬送波同期を有利に実現する。
本発明は数多くの実施形態および実施と関連して説明されてきたが、本発明はこのように制限されるのではなく、特許請求の範囲に該当する多様な変形および同等な仕組みを対象とする。
本発明の実施形態にしたがって、低密度パリティチェック(LDPC)コードを活用するように構成されたデジタル放送システムの図である。 図1のシステムのデジタル伝送設備で利用される例示的な送信機の図である。 図1のシステム内の例示的なデジタルモデムの図である。 本発明の実施形態にしたがった、図1のシステムに使用される例示的なフレーム構造の図である。 本発明の実施形態にしたがった、フレーム構造にパイロットブロックを挿入するためのプロセスのフローチャートである。 本発明の実施形態による周波数獲得プロセスのフローチャートである。 本発明の実施形態による周波数獲得プロセスのフローチャートである。 本発明の実施形態による周波数追跡プロセスのフローチャートである。 本発明の実施形態による低信号対雑音比(SNR)での8相位相偏移変調(PSK)のための追加パイロットブロックと動作する搬送波同期モジュールの図である。 本発明の実施形態による、図4Aのフレーム構造で動作するツースイープ位相ロックループ(PLL)プロセスの図である。 本発明の実施形態によるツースイープPLL内で活用されるPLLの図である。 本発明の実施形態によるツースイープ位相ロックループ(PLL)プロセスのフローチャートである。 図10のツースイープ位相ロックループ(PLL)プロセスで活用されるループフィルタの図である。 本発明の実施形態にしたがった、QPSK(4相位相偏移変調)のために追加パイロットブロックを使用せずに動作する搬送波同期モジュールの図である。 図12の搬送波同期モジュールで使用される周波数獲得プロセスの同期サブプロセスのフローチャートである。 図12の搬送波同期モジュールで使用される周波数追跡プロセスのフローチャートである。 図10のツースイープ位相ロックループ(PLL)プロセスの位相結合段階のフローチャートである。 本発明の実施形態による搬送波同期と関連付けられる多様なプロセスを実行できるコンピュータシステムの図である。

Claims (48)

  1. デジタル放送対話システム中で搬送波同期を実現する方法において、
    搬送波信号にしたがって送信されるフレームを受信し、前記フレームが複数のオーバヘッドフィールドにより分離される1つまたは複数のセグメントを含み、前記オーバヘッドフィールドが前記搬送波信号の搬送波同期を補助するために前記フレームの中に選択的に挿入されるパイロットブロックを含むステップと、
    前記オーバヘッドフィールドに基づき前記搬送波信号と関連付けられる推定位相値を発生させるステップと、
    前記推定位相値と前記搬送波信号の過去のサンプルおよび前記搬送波信号の将来のサンプルとに基づいて、前記セグメント内のランダムデータフィールドと関連付けられる搬送波信号の位相を推定するステップと、
    前記オーバヘッドフィールドまたは前記ランダムデータフィールドに基づいて前記搬送波信号の周波数を推定するステップとを含み、
    前記推定するステップがセグメント単位でフレームにおいて実行される方法。
  2. 前記パイロットブロックは、前記ランダムデータフィールドとは独立している請求項1記載の方法。
  3. 前記パイロットブロックは、予め定められたシーケンスにしたがってスクランブルされる連続波(CW)信号に基づくパターンを示す請求項2記載の方法。
  4. 前記パイロットブロックは36シンボルの長さを有し、前記セグメントは1440シンボルの長さを有する請求項1記載の方法。
  5. 前記オーバヘッドフィールドの1つはプリアンブルを含み、
    前記パイロットブロックは送信機において挿入され、
    前記送信機は、
    送信フレームを送信し、
    パイロット挿入位置が前記プリアンブルの位置に一致するかどうかを判断するステップと、前記位置が前記プリアンブルに指定されていない場合に前記パイロットブロックを挿入するステップとを実行するように構成されている請求項1記載の方法。
  6. 予め定められた数のシンボルを待つステップをさらに含み、
    前記予め定められた数のシンボルが前記セグメントの長さに対応する請求項5記載の方法。
  7. 前記ランダムデータフィールドは、2相位相偏移変調(BPSK)、4相位相偏移変調(QPSK)、8PSK、16振幅位相偏移変調(APSK)、32APSK、および高次直交振幅変調(QAM)の1つを含む変調方式により指定されるシンボルを有する請求項1記載の方法。
  8. 前記フレームは、衛星通信チャネル(103)上で送信される請求項1記載の方法。
  9. 前記セグメントは、低密度パリティチェック(LDPC)コーディングにしたがってコード化される情報を含む請求項1記載の方法。
  10. 前記受信された信号は、連続モード伝送で送信される請求項9記載の方法。
  11. 前記オーバヘッドフィールドはプリアンブルを含み、前記プリアンブルと前記パイロットブロックは異なる変調方式にしたがって変調される請求項9記載の方法。
  12. 前記オーバヘッドフィールドはプリアンブルを含み、
    前記オーバヘッドフィールドに対応する受信信号から連続波(CW)信号を取得するステップと、
    前記CW信号と関連付けられる複数の自己相関値を計算するステップと、
    前記セグメントに対して前記自己相関値を累積するステップと、
    前記累積された自己相関値のアンラップされた位相の加重合計に基づいて前記搬送波信号の周波数を出力するステップとをさらに含む請求項1記載の方法。
  13. 前記CW信号は次式にしたがって前記受信信号から取得され、
    Figure 2005012794
    ここで、xkはオーバヘッドフィールドに対応する受信信号であり、pkはオーバヘッドフィールド内の信号に関係する既知のパターンであり、*は複素共役演算である請求項12記載の方法。
  14. 前記自己相関値は、複数のフレームにわたる前記オーバヘッドフィールドに基づいており、次式にしたがってフレームごとに取得され、
    Figure 2005012794
    ここで、fはフレームインデックスであり、sはオーバヘッドフィールドインデックスであり、Npは1つのフレーム内のオーバヘッドフィールドの数であり、kはシンボルインデックスであり、xkは受信信号であり、psが既知のトレーニングシンボルであり、
    前記計算された自己相関値は、
    Figure 2005012794
    にしたがって前記複数のフレームに対して蓄積される請求項12記載の方法。
  15. 前記周波数は次式にしたがって出力され、
    Figure 2005012794
    ここで、Tsはシンボル期間であり、
    Figure 2005012794
    である請求項14記載の方法。
  16. 前記フレーム内の前記オーバヘッドフィールドのそれぞれの搬送波位相値を推定するステップと、
    前記アンラップされた推定搬送波位相値の加重合計に基づいて前記周波数を計算するステップとをさらに含む請求項12記載の方法。
  17. 前記オーバヘッドフィールドの前記推定搬送波位相値は次式に基づいており、
    Figure 2005012794
    ここで、xkはオーバヘッドフィールドと関連付けられる受信されたシンボルであり、pkはオーバヘッドフィールド内で既知のパターンであり、Nuはオーバヘッドフィールドの長さである請求項16記載の方法。
  18. 前記周波数は以下の通りにフレームごとに一度推定され、
    Figure 2005012794
    ここで、Mは1つのフレーム内のオーバヘッドフィールドの数である請求項17記載の方法。
  19. 1つまたは複数のフレームに対して前記オーバヘッドフィールドに基づいて粗い周波数推定値を取得するステップと、
    フロントエンドミキサー(705)に前記粗い周波数推定値を適用して、受信信号の周波数オフセットを訂正するステップと、
    フレームごとに一度、前記オーバヘッドフィールドと前記ランダムデータフィールドの内の1つから取得される周波数推定値を使用して残留周波数を追跡するステップとをさらに含む請求項1記載の方法。
  20. 前記オーバヘッドフィールドは、プリアンブルとそれぞれのセグメントに対応するパイロットブロックとを含み、前記セグメントのそれぞれについて、前記オーバヘッドフィールドの前記推定搬送波位相値が、前記セグメントの始まりと最後に対応し、
    前記オーバヘッドフィールドに基づいて前記推定搬送波位相値から瞬間搬送波周波数を推定するステップと、
    前記セグメントのそれぞれについて、セグメントの始めにあるオーバヘッドフィールドからの前記推定搬送波位相値で初期化された位相ロックループ(PLL)(900)を使用して、前記セグメントの前記ランダムデータフィールドに対してフォワード位相スイープを実行するステップと、
    前記セグメントのそれぞれについて、セグメントの最後にあるオーバヘッドフィールドからの前記推定搬送波位相値と前記瞬間搬送波周波数とにより初期化された位相ロックループ(PLL)(900)を使用して、前記セグメントの前記ランダムデータフィールドに対してリバーススイープを実行し、前記瞬間搬送波周波数が前記フォワードスイープと前記リバーススイープの前に除去されるステップと、
    前記フォワードスイープが同期しているのか、あるいは前記リバーススイープが同期しているのかを判断するステップと、
    前記瞬間搬送波周波数値と前記フォワードスイープ位相推定値と前記リバーススイープ位相推定値とを結合することにより、前記ランダムデータフィールドに対して最終搬送波位相推定値を計算するステップとをさらに含む請求項1記載の方法。
  21. 前記オーバヘッドフィールドの前記推定搬送波位相値は次式に基づいており、
    Figure 2005012794
    ここで、xkはオーバヘッドフィールドと関連付けられた受信シンボルであり、pkはオーバヘッドフィールドの中の既知のパターンであり、Nuはオーバヘッドフィールドの長さであり、
    前記瞬間周波数推定値は次式により決定され、
    Figure 2005012794
    ここで、φn+1とφは対応するセグメントのそれぞれ始まりと最後にあるオーバヘッドフィールドからの位相推定値であり、Nsはフレーム内のセグメントの長さであり、
    φn+1は前記瞬間周波数の推定の前に最初に位相アンラップ演算され、次式により示され、
    Figure 2005012794
    ここで、floor(x)はマイナス無限大に向かって最も近い整数にxを四捨五入する請求項20記載の方法。
  22. 前記最終位相推定値θ(m)^は次式にしたがって計算され、
    Figure 2005012794
    ここで、θ(m)とθ(m)はそれぞれフォワードスイープ位相推定値とリバーススイープ位相推定値である請求項21記載の方法。
  23. 前記オーバヘッドフィールドは、パイロットブロックが挿入されていないプリアンブルを含み、
    前記セグメントの始まりと最後に関連付けられるプリアンブルの搬送波位相値を推定し、最後にあるプリアンブルが次のフレームに対応するステップと、
    フレームの始まりにあるプリアンブルからの前記推定搬送波位相値で初期化された位相ロックループ(PLL)(900)を使用して、前記フレームの前記ランダムデータフィールドに対してフォワード位相スイープを実行するステップと、
    前記次のフレームの始まりにあるプリアンブルからの前記推定搬送波位相値で初期化される位相ロックループ(PLL)(900)を使用して、前記フレームの前記ランダムデータフィールドに対してリバース位相スイープを実行するステップと、
    前記フォワードスイープが同期しているのか、あるいは前記リバーススイープが同期しているのかを判断するステップと、
    前記判断ステップに応答して、前記フォワードスイープ位相推定値と前記リバーススイープ位相推定値とを結合することにより最終搬送波位相推定値を計算するステップとをさらに含む請求項1記載の方法。
  24. 前記PLLは最大尤度(ML)規則に基づく位相検出器(903)を含み、
    前記推定位相値は次の通りに計算され、
    Figure 2005012794
    ここで、xkは受信シンボルであり、d^は送信されたデータシンボルdの軟推定値であり、
    Figure 2005012794
    であり、
    Mは変調の次元であり、c=ej(2πm/M+π/M)は配列点であり、σは加法的白色ガウス雑音(AWGN)分散であり、*は複素共役演算である請求項23記載の方法。
  25. 前記フォワードスイープが同期から外れているか、前記リバーススイープが同期から外れているかを判断するステップと、
    前記フォワードスイープまたは前記リバーススイープが同期から外れていない場合は、フレームの始まりと最後における前記最終位相推定値の差から搬送波周波数オフセット値を計算するステップとをさらに含む請求項23記載の方法。
  26. 前記周波数推定値は次式により決定され、
    Figure 2005012794
    ここで、f^は周波数推定値であり、θ(n)^はランダムデータフィールドにおける最終位相推定値であり、Nsはセグメントの長さであり、Tsはシンボル期間である請求項25記載の方法。
  27. スイープの最後にあるPLLから取得される位相推定値とセグメントの最後のフィールドに隣接するオーバヘッドフィールドから取得される位相推定値との差を計算することにより1つのスイープの最後における位相誤差を計算するステップと、
    前記位相誤差をアンラップするステップと、
    前記アンラップされた位相誤差をしきい値と比較するステップと、
    前記アンラップされた位相誤差がしきい値未満である場合に前記位相スイープが同期していると判断するステップとをさらに含む請求項25記載の方法。
  28. 搬送波同期を達成した後に、2相位相偏移変調(BPSK)、4相位相偏移変調(QPSK)、8PSK、16振幅位相偏移変調(APSK)、32APSKおよび高次直交振幅変調(QAM)の内の1つにしたがって受信信号を復調するステップとをさらに含む請求項1記載の方法。
  29. 低密度パリティチェック(LDPC)デコーディングプロセスにしたがって前記復調された信号をデコード化するステップをさらに含む請求項28記載の方法。
  30. デジタル放送対話システム中で搬送波同期を提供するための命令を持つコンピュータ読み取り可能媒体において、
    前記命令が実行時に1つまたは複数のプロセッサに請求項1記載の方法を実行させるように配列される、コンピュータ読み取り可能媒体。
  31. 衛星ネットワーク上でデジタル放送サービスと対話サービスをサポートする際に搬送波同期を実現する方法において、
    衛星通信チャネル(103)上でフレームを受信し、前記フレームがプリアンブルとトレーニングシンボルとして対応するユニークワードを有する複数のコードセグメントとを含むステップと、
    前記プリアンブルと前記ユニークワードとプリアンブルおよびユニークワードの組み合わせとの内の1つに基づいて前記フレームに対応する位相情報を推定するステップと、
    前記推定位相に基づいて前記フレームに対応する周波数情報を推定するステップとを含む方法。
  32. 前記フレームは、低密度パリティチェック(LDPC)コード化フレームである請求項31記載の方法。
  33. 前記推定位相情報は次式にしたがって決定され、
    Figure 2005012794
    ここで、xkはフレームに関連付けられる受信シンボルであり、pkはユニークワードの既知のパターンであり、Nuはユニークワードの長さである請求項32記載の方法。
  34. 前記推定周波数情報は次式にしたがって決定され、
    Figure 2005012794
    ここで、Nsはコードセグメントの長さであり、Lはコードセグメントの数に基づいている請求項33記載の方法。
  35. 前記推定位相情報は次式にしたがって決定され、
    Figure 2005012794
    ここで、xkはフレームと関連付けられる受信シンボルであり、pkはプリアンブルの既知のパターンであり、Nuはプリアンブルの長さである請求項33記載の方法。
  36. ツースイープ位相ロックループ(PLL)(900)をφで初期化するステップと、
    次式にしたがって最終位相推定値θ(m)^を出力するステップとを含み、
    Figure 2005012794
    ここで、θ(m)とθ(m)はそれぞれフォワードスイープ位相推定値とリバーススイープ位相推定値である請求項35記載の方法。
  37. 衛星ネットワーク上でデジタル放送サービスと対話サービスをサポートする際に搬送波同期を実現するための命令を持つコンピュータ読み取り可能媒体において、
    前記命令が実行時に1つまたは複数のプロセッサに請求項31記載の方法を実行させるように配列される、コンピュータ読み取り可能媒体。
  38. デジタル放送対話システム中で搬送波同期をサポートする方法において、
    挿入点がフレームのプリアンブルフィールドの位置と一致するかどうかを判断し、前記挿入点が前記フレームの予め定められた数のシンボルに基づいているステップと、
    前記フレームの位置が前記プリアンブルフィールドと一致しない場合に、前記挿入点において搬送波同期を補助するためのパイロットブロックを挿入するステップとを含む方法。
  39. 前記フレームは、低密度パリティチェック(LDPC)コーディングにしたがってコード化される請求項38記載の方法。
  40. 前記フレームは、衛星通信チャネル(103)上で放送される請求項39記載の方法。
  41. 前記フレームは、デジタルビデオ放送(DVB)規格にしたがった構造を有する請求項40記載の方法。
  42. デジタル放送対話システム中で搬送波同期をサポートするための命令を持つコンピュータ読み取り可能媒体において、
    前記命令が実行時に1つまたは複数のプロセッサに請求項38記載の方法を実行させるように配列される、コンピュータ読み取り可能媒体。
  43. デジタル放送対話システム中で搬送波同期をサポートする送信機において、
    挿入点がフレームのプリアンブルフィールドの位置と一致するかどうかを判断し、前記挿入点が前記フレームの予め定められた数のシンボルに基づいている手段と、
    前記フレームの位置が前記プリアンブルフィールドと一致しない場合に、前記挿入点において搬送波同期を補助するためにパイロットブロックを挿入する手段とを具備する送信機。
  44. 前記フレームは、低密度パリティチェック(LDPC)コーディングにしたがってコード化される請求項43記載の送信機。
  45. 前記フレームは、衛星通信チャネル(103)上で放送される請求項44記載の送信機。
  46. 前記フレームは、デジタルビデオ放送(DVB)規格にしたがった構造を有する請求項45記載の送信機。
  47. デジタル放送対話システム中で搬送波同期をサポートする装置において、
    低密度パリティチェック(LDPC)コード化信号を受信するように構成されたミキサー(705)と、
    前記信号内のトレーニングブロックと関連付けられる位相を推定するように構成された第1の位相推定器(707)と、
    前記第1の位相推定器(707)に結合され、前記位相推定値に基づいて周波数推定値を出力する周波数推定器(703)と、
    前記第1の位相推定器器(707)に結合され、最終位相推定値を発生させるように構成された第2の位相推定器(709)とを具備する装置。
  48. 前記トレーニングブロックは、プリアンブルと前記プリアンブルおよび複数の挿入されたパイロットブロックの組み合わせとの内の1つを含む請求項47記載の装置。
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