JP2005011741A - 固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材およびガス拡散層用部材の製造方法 - Google Patents

固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材およびガス拡散層用部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】構成が単純で小型化が可能であり、さらに製造が容易かつ効率のよい電力供給が可能な燃料電池を実現する。
【解決手段】三次元網目構造を有するシート状の導電性多孔質体からなり一方の面を酸素供給面11a、他方の面を電極面とされたガス拡散電極11を備えたガス拡散層用部材10であって、ガス拡散電極11の側部のうち少なくとも2方の側部11cに非導電性材からなる外枠部12が設けられているとともに、ガス拡散電極11の酸素供給面11a側には、酸素供給面11aを外部に開放させる開口部13aを有する格子状枠部13が設けられている。さらに、これら外枠部12および格子状枠部13が互いに接続され、ガス拡散電極11と一体に設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材およびガス拡散層用部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、固体高分子電解質の利用により、携帯可能な小型の固体高分子型燃料電池の開発が進められている。通常、固体高分子型燃料電池では、一対の電極(単セル)による起電力が小さいので、複数の単セルを直列に接続する構造となっている。
【0003】
ところで、複数の単セルを順次接続するために、単セルを積み重ねた構成(いわゆるスタック型)を採用すると、積み重ねた各単セル間にセパレータ板を配置しなければならず、また、積み重ねた狭い流路に燃料であるメタノール水溶液や空気を送る必要が生じ、ポンプなどの補機が必要となる。そのため、体積、重量、コスト等の点で不利となる。そこで、セパレータ板を用いずに単セルを平面に並べて接続することにより省スペース化を図る、いわゆる平面型の開発が進められている。
【0004】
平面型燃料電池としては、たとえば、燃料極と空気極との間に電解質層を挟んだ単セルを構成し、各単セルの燃料極および空気極の電解質層とは反対側の面に、貫通孔を有する接続板を配置して、隣り合う単セルの燃料極と空気極とを接続板で順次接続する構成が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−56855号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、まずガスシール部、燃料極および空気極を一体化した単セルを複数形成しておき、その単セルを平面上に間隔をおいて並べ、隣り合う単セルの一方の下面と他方の上面とに接続するZ字状の接続板を順次配置し、さらに接続板間の隙間にシール剤を充填するという多くの工程を行わなければならず、組み立てる部材も多いため、製造が容易ではない。
【0007】
また、燃料電池のより一層の小型化が図られた場合、何層もの構造を有する単セル間の微小な隙間に確実にシール剤を充填するのは困難であり、シール剤の充填不足によるセル間の絶縁不良や液体燃料の漏れ等の問題が生じるおそれもある。
【0008】
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたもので、構成が単純で小型化が可能であり、さらに製造が容易かつ効率のよい電力供給が可能な燃料電池を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係る固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材は、三次元網目構造を有するシート状の導電性多孔質体からなり一方の面を酸素供給面、他方の面を電極面とされたガス拡散電極を備えるものである。そして、本発明のガス拡散層用部材は、ガス拡散電極の側部のうち少なくとも2方に非導電性材からなる外枠部が設けられているとともに、ガス拡散電極の酸素供給面側には、酸素供給面を外部に開放させる開口部を有する格子状枠部が設けられている。さらに、これら外枠部および格子状枠部は互いに接続され、ガス拡散電極と一体に設けられている。
【0010】
この発明によれば、ガス拡散電極がいわゆるガス拡散層および集電板を兼ねるので構成が単純であり、燃料電池の小型化を可能にすることができる。また、外枠部および格子状枠部によってガス拡散電極が補強されているので、取り扱い性が良好であり、燃料電池の生産性を向上させることができる。さらに、これらの外枠部および格子状枠部が接続してガス拡散電極に一体に設けられていることにより、多数の部材を気密に組み立てる手間が省けるので、燃料電池の生産性をより向上させることができる。
【0011】
請求項2の発明に係るガス拡散層用部材は、請求項1のガス拡散層用部材において、ガス拡散電極が複数枚に分割して設けられており、各ガス拡散電極間を接続する非導電性材からなる接続枠が設けられていることを特徴としている。
【0012】
この発明によれば、複数のガス拡散電極を1枚のガス拡散層用部材に備えることにより、複数の電極が面方向に並んで直列に接続される構成の平面型燃料電池を容易に製造することができる。
【0013】
請求項3の発明に係るガス拡散層用部材は、請求項1または2のガス拡散層用部材において、格子状枠部が非導電性材からなることを特徴としている。
【0014】
この発明によれば、格子状枠部が非導電性であるので、ガス拡散電極が複数枚に分割されている場合にも、各ガス拡散電極間に短絡を生じさせることなく酸素供給面を保護することができる。
【0015】
請求項4の発明に係るガス拡散層用部材は、請求項1または2のガス拡散層用部材において、格子状枠部が導電性材からなり、複数枚のガス拡散電極に対応して複数に分割して設けられていることを特徴としている。
【0016】
この発明によれば、格子状枠部が各ガス拡散電極に分割して設けられているので、たとえば格子状枠部として導電性の金属メッシュのような強度の高い部材を用いて、ガス拡散電極同士を短絡させることなく酸素供給面を保護することができる。
【0017】
請求項5の発明に係る製造方法は、請求項1から4のガス拡散層用部材の製造方法であって、導電性多孔質体をインサート部品としてインサート成形を行うことにより、導電性多孔質体をガス拡散電極として、射出した樹脂により他の部分を形成し、請求項1から4のガス拡散層用部材を一体に製造することを特徴としている。
【0018】
この発明によれば、射出された樹脂とガス拡散電極とが接続される部分において、導電性多孔質体の表面に開放している気孔中に溶融樹脂が入り込んで固化するので、アンカー効果によりガス拡散電極と樹脂部分とが強固に接続され、強度が高いガス拡散層用部材を提供することができる。
【0019】
請求項6の発明に係る製造方法は、導電性多孔質体および格子状体をインサート部品としてインサート成形を行うことにより、導電性多孔質体をガス拡散電極、格子状体を格子状枠部として、他の部分を射出した樹脂により形成し、請求項1から4のガス拡散層用部材を一体に製造することを特徴としている。
【0020】
この発明によれば、たとえば不織布、樹脂製メッシュ、金網、金属不織布、金属メッシュなど、射出樹脂とは異なる材質からなる格子状体を格子状枠部としてインサートすることができるので、格子状枠部の強度、通気性、導電性等種々の性質を、用途に応じて好適なものとすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図1から図11を参照して説明する。
まず、図1から図3に、本発明の第1の実施形態に係るガス拡散層用部材10を示す。このガス拡散層用部材10は、シート状のガス拡散電極11と、このガス拡散電極11の側部11cに設けられた非導電性材からなる外枠部12と、ガス拡散電極11の一方の面(酸素供給面)11a側に設けられた格子状枠部13とを備えている。
【0022】
ガス拡散層用部材10に備えられたガス拡散電極11は、三次元網目構造を有する導電性多孔質材から形成され、その一方の面が酸素供給面11a、他方の面が電極面11bとされている。なお本実施形態では、導電性多孔質材として、気孔率や厚さを適宜調節でき、使用できる原料金属も多様である発泡金属焼結シートを採用している。発泡金属焼結シートは、金属粉末をバインダ、溶媒を加えて混練したものに発泡剤を混ぜて発泡性スラリーとし、発泡成形後に焼結して得られるものである。
【0023】
外枠部12は、非導電性材の樹脂によりガス拡散電極11と一体に形成され、ガス拡散電極11の側部11cを被覆している。
【0024】
格子状枠部13は、外枠部12と同じく非導電性材の樹脂によりガス拡散電極11および外枠部12と一体に形成され、ガス拡散電極11の酸素供給面11a側に設けられている。この格子状枠部13は、酸素供給面11aの表面に配置された格子状の枠体であり、図1および図2(図1におけるa−a線に沿う断面矢視図)に示すように酸素供給面11aを外部に開放させる開口部13aを多数形成する形状となっている。
【0025】
つまり、ガス拡散層用部材10は、外枠部12によって外縁を保護されているとともに、図1に示すように酸素供給面11a側が格子状枠部13によって保護されている一方、図3に示すように電極面11b側全面が開放されている構成となっている。
【0026】
図4および図5(図4におけるi−i線に沿う断面矢視図)に、このガス拡散層用部材10を適用した固体高分子型燃料電池の要部を示す。この燃料電池では、空気極Aと燃料極Bとが電解質層20を挟んで配置され、燃料(ここではメタノール水溶液)保持・供給する燃料供給部40を備えた構成となっている。
電解質層20は、たとえばフッ素樹脂系の高分子電解膜で形成され、膜中では水素イオンが移動可能である反面、電子を通過させないという性質を有している。
【0027】
空気極Aは、本実施形態のガス拡散層用部材10で形成されており、電極面11bを電解質層20に臨ませて配置されている。電極面11bには、白金系触媒微粒子を担持させたカーボン粒子を含む高分子電解質溶液を塗布して形成された触媒層Cが設けられている。ガス拡散電極11の電極面11a(触媒層C)と電解質層20とは、ホットプレスにより密着固定されている。そして、空気極Aは、格子状枠部13の開口部13aを通じてガス拡散電極11に供給された空気(酸素)を電解質層20に到達させることができる。
【0028】
燃料極Bは、平板状のガス拡散層用部材30で形成されている。ガス拡散層用部材30は、空気極Aのガス拡散電極11と同じく発泡金属焼結シートからなりガス拡散電極11に対向して配置されたガス拡散電極31と、このガス拡散電極31の側部を被覆する外枠部32とを備える構成となっている。外枠部32は、導電性および通気性を持たない樹脂により、ガス拡散電極31と一体に形成されている。
【0029】
ガス拡散電極31は、一方の面が燃料供給面31a、他方の面が電極面31bとされ、ガス拡散電極11と同じく、白金系触媒微粒子を担持させたカーボン粒子を含む高分子電解質溶液を塗布して形成された触媒層Cが電極面31bに設けられている。ガス拡散電極31の電極面31a(触媒層C)と電解質層20とは、ホットプレスにより密着固定されている。
【0030】
ガス拡散層用部材30は、ガス拡散電極31の電極面31bを電解質層20に臨ませて配置されており、その背面に配置された閉塞板33によって燃料供給面31a全体が閉塞されている。閉塞板33は、外枠部32と同じく導電性および通気性を持たない樹脂により形成されており、ガス拡散電極31に臨む内面33aに、ガス拡散電極31の燃料供給面31aとの間に空間を形成して燃料を流通させる燃料供給溝33bが設けられている。そして、外枠部32と閉塞板33とは、超音波接合により密着固定されている。
【0031】
燃料供給部40は、燃料(ここではメタノール水溶液)を保持し、燃料極Bのガス拡散電極31に供給するフェルトなどからなる多孔質部41が、樹脂枠42によって被覆された構造となっている。そして、燃料供給部40の樹脂枠42に設けられた燃料供給路42aから燃料供給溝33bを通じて、多孔質部41に保持された燃料を、ガス拡散電極31に供給させることができる。燃料供給部40の樹脂枠42とガス拡散層用部材30外枠部32および閉塞板33とは、超音波接合により密着固定されている。
【0032】
以上のような構成を有する燃料電池において、空気極Aおよび燃料極Bのガス拡散電極11,31は、3次元網目構造による通気性および導電性を備えることにより、いわゆるガス拡散層と集電板とを兼ねる部材である。
【0033】
この燃料電池では、以下のような反応により電気エネルギが発生する。
すなわち、燃料供給部40からガス拡散電極31(燃料極B)に供給された燃料中の水素が、触媒層C上で電極反応によりイオン化して電解質層20をガス拡散電極11(空気極A)に向かい移動する。そして、電解質層20を挟んで他方側に配置されたガス拡散電極11(空気極A)に到達した水素は、電解質層20と触媒層Cとの界面で、ガス拡散電極11の酸素供給面11aから供給された空気中の酸素と電極反応により反応して水を生成する。
【0034】
一方で、水素のイオン化により発生した電子は、ガス拡散層部材30の外部に設けられた回路(図示せず)を、燃料極B(ガス拡散電極31)から空気極A(ガス拡散電極11)へと移動する。この電子の移動により、電気エネルギを発生させることができる。
【0035】
なお、触媒層Cは、ここではガス拡散電極11,31の表面に塗布形成したが、ガス拡散電極11,31と電解質層20との界面に設けられていればよいので、電解質層20の表面に形成することもできる。
【0036】
つぎに、本発明の第2の実施形態に係るガス拡散層用部材50を、図6から図8に示す。このガス拡散層用部材50は、2枚に分割して設けられたシート状のガス拡散電極51,51と、各ガス拡散電極51の側部51cに設けられた非導電性材からなる外枠部52と、ガス拡散電極51の一方の面(酸素供給面)51a側に設けられた格子状枠部53と、各ガス拡散電極50,50間を接続する接続部54とを備えている。
【0037】
ガス拡散層用部材50に備えられたガス拡散電極51は、ガス拡散電極11と同様に、三次元網目構造を有する導電性多孔質材(発泡金属焼結シート)から形成され、その一方の面が酸素供給面51a、他方の面が電極面51bとされている。
【0038】
外枠部52も、外枠部12と同様、非導電性材の樹脂によりガス拡散電極51と一体に形成され、ガス拡散電極51の側部51cを被覆している。
格子状枠部53は、外枠部52と同じく非導電性材の樹脂によりガス拡散電極51および外枠部52と一体に形成され、ガス拡散電極51の酸素供給面51a側に設けられている。この格子状枠部53は、酸素供給面51aの表面に配置された格子状の枠体であり、図6および図7(図6におけるb−b線に沿う断面矢視図)に示すように酸素供給面51aを外部に開放させる開口部53aを多数形成する形状となっている。
【0039】
本実施形態のガス拡散層用部材50は、第1の実施形態のガス拡散層用部材10とは異なり、ガス拡散電極51が2枚に分割して設けられており、各ガス拡散電極51,51が接続部54によって接続されて一体に固定された構成となっている。接続部54は、外枠部52および格子状枠部53と同じく非導電性材の樹脂によりガス拡散電極51および外枠部52と一体に形成されている。
【0040】
つまり、本実施形態のガス拡散層用部材50は、外枠部52によって外縁を保護されているとともに、図6および図7に示すように酸素供給面51a側が格子状枠部53によって保護されている一方、図8に示すように電極面51b側全面が開放されている構成となっている。このガス拡散層用部材50で空気極を構成した固体高分子型燃料電池では、燃料極にも2枚のガス拡散電極を備えたガス拡散層用部材を配置することにより、この1対のガス拡散層用部材によって面方向に並ぶ2組の単セルを形成することができる。
【0041】
なお、セル間を直列に接続するために、または電池の電極を形成するために、ガス拡散層用部材に端子(図示せず)を設けてもよい。端子は、たとえば帯状の金属箔を抵抗溶接等により導電性多孔質体に接合することにより、形成することができる。
【0042】
さらに、本発明の第3の実施形態に係るガス拡散層用部材60を、図9から図11に示す。このガス拡散層用部材60は、第2の実施形態と同様に2枚に分割して設けられたシート状のガス拡散電極61,61と、各ガス拡散電極61の2方の側部61cに設けられた非導電性材からなる外枠部62と、ガス拡散電極61の一方の面(酸素供給面)61a側に設けられた格子状枠部63と、各ガス拡散電極60,60間を接続する接続部64とを備えている。
【0043】
つまり、本実施形態のガス拡散層用部材60は、外枠部62によって2方の外縁を保護されているとともに、残りの2方の側部61d,61dには外枠部が設けられずガス拡散電極61の端面が開放されている。そして、図9および図10(図9におけるc−c線に沿う断面矢視図)に示すように酸素供給面61a側が格子状枠部63によって保護されながら開口部63aを通じて開放されている一方、図10および図11に示すように電極面61b側全面が開放されている構成となっている。このガス拡散層用部材60で空気極を構成した固体高分子型燃料電池では、燃料極にも2枚のガス拡散電極を備えたガス拡散層用部材を配置することにより、この1対のガス拡散層用部材によって面方向に並ぶ2組の単セルを形成することができる。さらに、本実施形態のガス拡散層用部材60は、ガス拡散電極61の側部61dが外部に露出されるので、この側部61dを用いてガス拡散電極61同士を接続する配線を形成することができる。
【0044】
ここで、本発明のガス拡散層用部材10を製造する方法について、図12を参照して説明する。
ガス拡散層用部材10は、導電性多孔質体をインサート部品としてインサート成形を行うことにより、この導電性多孔質体をガス拡散電極11として、射出した樹脂により他の部分(外枠部12、格子状枠部13)を形成することにより、一体に製造される。
【0045】
図12に、インサート成形用の金型を示す。この金型を用いて、一対の型板70,71間に形成されたキャビティ72の中に、インサート部品として導電性多孔質体(ガス拡散電極)11を配置し、ランナ73からゲート74を通じて射出した溶融樹脂75をキャビティ72内に充填することにより、導電性多孔質体11と樹脂部分(外枠部12、格子状枠部13)とが一体となったガス拡散層用部材10が形成される。導電性多孔質体11と樹脂部分(外枠部12、格子状枠部13)とは、導電性多孔質体11の側部に開口する気孔中、5μm〜1000μm程度の深さまで溶融樹脂が含浸して硬化するので、アンカー効果により強固に接合される。
【0046】
なお、樹脂の種類に応じて、射出圧力や成形温度などの射出成形条件を選定する。たとえば、射出圧力が高すぎると、導電性多孔質体中に樹脂が過剰に充填されてしまい、通気性を損なうなど、多孔質体の機能を発揮できなくなる。また、熱可塑性樹脂を用いる場合は導電性多孔質体に接する金型表面を部分的に冷却したり、シリコーンゴムのような熱硬化性樹脂を用いる場合は金型表面を部分的に加熱するなどして、多孔質体への樹脂の浸透を制御することができる。
【0047】
なお、導電性多孔質体11の気孔径や気孔率が小さすぎると溶融樹脂が気孔中に入り込めないので、アンカー効果が不十分となる虞がある。一方、導電性多孔質体11の気孔径や気孔率が大きすぎると、強度が不足して樹脂成形圧および樹脂硬化時の圧縮に耐えられず、変形の虞がある。したがって、導電性多孔質体11は、気孔径10μm〜2mm程度、気孔率40〜98%程度であるとより好ましい。
【0048】
また、外枠部12および格子状枠部13の材質は、熱可塑性樹脂、エラストマー(ゴムを含む)など、射出成形可能な材質で、かつ導電性を有していなければよいので、耐熱温度や硬度等を考慮し、適宜選択すればよい。たとえば軟質な樹脂を用いれば、導電性多孔質体の側部のシール性を高めることができる。
【0049】
つぎに、ガス拡散電極11の材質について説明する。ガス拡散電極11をなすシート状の導電性多孔質体としては、カーボンペーパー、カーボンクロスといったカーボン製多孔体を用いてもよいが、ガス拡散性と導電性がともに良好な、3次元網目構造を有する金属製のもの、たとえば金属粉末を焼結したシート、金属不織布、積層メッシュ等を用いることが望ましい。なかでも、気孔率や厚さを適宜調節でき、使用できる原料金属も多様である金属粉末を焼結したシートは、このガス拡散層用部材の導電性多孔質体として、より好適である。さらにまた、金属粉末をバインダ、溶媒を加えて混練したものに発泡剤を混ぜて発泡性スラリーとし、発泡成形後に焼結して得られる発泡金属焼結シートでは、高い気孔率までも製造可能であることから、より好ましい。
【0050】
ここで、ガス拡散電極11に好適な発泡金属焼結シートの製造方法について説明する。この発泡金属焼結シートは、たとえば、金属粉末を含むスラリーSを薄く成形して乾燥させたグリーンシートGを焼成することにより製造される。
【0051】
スラリーSは、導電性を有する金属粉末、発泡剤(ヘキサン)、有機バインダ(メチルセルロース)、溶媒(水)等を混合したものである。このスラリーSをドクターブレード法により薄く成形するグリーンシート製造装置80を図13に示す。
【0052】
グリーンシート製造装置80において、まず、スラリーSが貯蔵されたホッパー81から、キャリアシート82上にスラリーSが供給される。キャリアシート52はローラ83によって搬送されており、キャリアシート82上のスラリーSは、移動するキャリアシート82とドクターブレード84との間で延ばされ、所要の厚さに成形される。
【0053】
成形されたスラリーSは、さらにキャリアシート82によって搬送され、加熱処理を行う発泡槽85および加熱炉86を順次通過する。発泡槽85では高湿度雰囲気下にて加熱処理を行うので、スラリーSにひび割れを生じさせずに発泡剤を発泡させることができる。そして、発泡により空洞が形成されたスラリーSが加熱炉86にて乾燥されると、粒子間に空洞を形成している金属粉末が有機バインダによって接合された状態のグリーンシートGが形成される。
【0054】
このグリーンシートGを、キャリアシート82から取り外した後、図示しない真空炉にて脱脂・焼成することにより、有機バインダが取り除かれ、金属粉末同士が焼結して三次元網目構造となった発泡金属焼結シート(導電性多孔質体11)が得られる。
【0055】
なお、以上の各実施形態において示した各構成部材、その諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求に基づき種々変更可能である。たとえば、格子状枠部を射出成形により形成せずに、不織布、樹脂製メッシュ、金網、金属不織布、金属メッシュ等の格子状体をインサート部品としてインサート成形を行うこともできる。つまり、格子状枠部をインサート部品により形成すれば、外枠部とは異なる素材の格子状枠部を備えるガス拡散層用部材を製造することができる。
【0056】
図14に示す本発明の第4の実施形態に係るガス拡散層用部材90は、酸素供給面91aおよび燃料供給面91bを有するガス拡散電極91が2枚に分割して備えられ、その2方の側部91cが外枠部92によって保護されるとともに、酸素供給面91aが格子状枠部93によって保護されながら、開口部93aを通じて開放されている。そして、各ガス拡散電極91,91は接続部94によって一体に接続固定され、燃料供給面91bは全面が開放されている。
【0057】
このガス拡散層用部材90において、格子状枠部93は、導電性材である金網(格子状体)で形成されており、ガス拡散電極91同士の短絡を防ぐために、各ガス拡散電極91,91に対応して2つに分割して設けられている。そして、2つの格子状枠部93に接続して非導電性樹脂からなる外枠部92が形成されることにより、ガス拡散層用部材90は一体に形成されている。
【0058】
このガス拡散層用部材90は、導電性多孔質体および格子状体をインサート部品としてインサート成形を行うことにより、導電性多孔質体をガス拡散電極91、格子状体を格子状枠部93として、他の部分(外枠部92、接続部94)が射出した樹脂により形成されて、一体に製造される。
【0059】
なお、インサート成形に先立ち、溶接などにより導電性多孔質体と格子状体とを一体に固定しておけば、金型内でのインサート部品配置を容易にすることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材によれば、ガス拡散電極がいわゆるガス拡散層および集電板を兼ねるので構成が単純であり、燃料電池の小型化を可能にすることができる。また、外枠部および格子状枠部によってガス拡散電極が補強されているので、取り扱い性が良好であり、製造時のハンドリングなどによる破損が生じにくくなる。さらに、これらの外枠部および格子状枠部が接続してガス拡散電極に一体に設けられていることにより、多数の部材を気密に組み立てる手間が省けるので、燃料電池の生産性をより向上させることができる。
【0061】
請求項2の発明によれば、複数のガス拡散電極を1枚のガス拡散層用部材に備えることにより、複数の電極が面方向に並んで直列に接続される構成の平面型燃料電池を容易に製造することができる。
【0062】
請求項3の発明によれば、格子状枠部が非導電性であるので、ガス拡散電極が複数枚に分割されている場合にも、各ガス拡散電極間に短絡を生じさせることなく酸素供給面を保護することができる。
【0063】
請求項4の発明によれば、格子状枠部が各ガス拡散電極に分割して設けられているので、たとえば格子状枠部として導電性の金属メッシュのような強度の高い部材を用いて、ガス拡散電極同士を短絡させることなく酸素供給面を保護することができる。
【0064】
請求項5の発明に係る製造方法によれば、射出された樹脂とガス拡散電極とが接続される部分において、導電性多孔質体の表面に開放している気孔中に溶融樹脂が入り込んで固化するので、アンカー効果によりガス拡散電極と樹脂部分とが強固に接続され、強度が高いガス拡散層用部材を提供することができる。
【0065】
請求項6の発明によれば、たとえば不織布、樹脂製メッシュ、金網、金属不織布、金属メッシュなど、射出樹脂とは異なる材質からなる格子状体を格子状枠部としてインサートすることができるので、格子状枠部の強度、通気性、導電性等種々の性質を、用途に応じて好適なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るガス拡散層用部材の酸素供給面側を示す平面図である。
【図2】図1におけるa−a線に沿う断面矢視図である。
【図3】図1に示すガス拡散層用部材の燃料供給面側を示す平面図である。
【図4】図1に示すガス拡散層用部材を用いて空気極を構成した固体高分子型燃料電池要部の酸素供給面側を示す平面図である。
【図5】図4におけるi−i線に沿う断面矢視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るガス拡散層用部材の酸素供給面側を示す平面図である。
【図7】図6におけるb−b線に沿う断面矢視図である。
【図8】図6に示すガス拡散層用部材の燃料供給面側を示す平面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係るガス拡散層用部材の酸素供給面側を示す平面図である。
【図10】図9におけるc−c線に沿う断面矢視図である。
【図11】図9に示すガス拡散層用部材の燃料供給面側を示す平面図である。
【図12】図1に示すガス拡散層用部材を製造する射出成形用金型の要部断面を示す模式図である。
【図13】本発明のガス拡散層用部材を構成するガス拡散電極となる導電性多孔質体を製造する際に用いる装置を示す模式図である。
【図14】本発明のさらに別の実施形態ガス拡散層用部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,50,60,90 ガス拡散層用部材
11,51,61,91 ガス拡散電極(導電性多孔質体)
11a,51a,61a,91a 酸素供給面
11b,51b,61b,91b 電極面
11c,51c,61c,91c 側部
12,52,62,92 外枠部
13,53,63,93 格子状枠部
13a,53a,63a,93a 開口部
54,64 接続部

Claims (6)

  1. 三次元網目構造を有するシート状の導電性多孔質体からなり一方の面を酸素供給面、他方の面を電極面とするガス拡散電極と、該ガス拡散電極の側部のうち少なくとも2方に設けられた非導電性材からなる外枠部と、前記酸素供給面側に設けられて前記外枠部と接続され前記酸素供給面を外部に開放させる開口部を有する格子状枠部とを有することを特徴とする固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材。
  2. 前記ガス拡散電極が複数枚に分割して設けられており、各ガス拡散電極間を接続する非導電性材からなる接続枠が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材。
  3. 前記格子状枠部が非導電性材からなることを特徴とする請求項1または2に記載の固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材。
  4. 前記格子状枠部が導電性材からなり、複数枚の前記ガス拡散電極に対応して複数に分割して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材。
  5. 前記導電性多孔質体をインサート部品としてインサート成形を行うことにより、前記導電性多孔質体を前記ガス拡散電極として、射出した樹脂により他の部分を形成し、請求項1から4のいずれかに記載のガス拡散層用部材を一体に製造することを特徴とする固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材の製造方法。
  6. 前記導電性多孔質体および格子状体をインサート部品としてインサート成形を行うことにより、前記導電性多孔質体をガス拡散電極、前記格子状体を前記格子状枠部として、他の部分を射出した樹脂により形成し、請求項1から4のいずれかに記載のガス拡散層用部材を一体に製造することを特徴とする固体高分子型燃料電池のガス拡散層用部材の製造方法。
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