JP2005011645A - レバー式コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レバー40を嵌合位置まで移動させると、レバー40のカム溝44に形成されているロック部45にカムフォロア89が係合することにより、カムフォロア89の戻り方向の移動が規制される。これにより、レバー40の戻り方向の移動も規制され、レバー40は嵌合位置にロックされる。レバー40の移動規制をカム溝44に設けたロック部45とカムフォロア89との係合によって行うようにしているので、レバー40を支持するシールドシェル30にロック手段を形成せずに済む。
【選択図】 図13
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レバー式コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、レバー式コネクタとしては、端子金具が収容される合成樹脂製のコネクタハウジングに合成樹脂製のレバーを回動可能に支持し、相手側コネクタハウジングのカムフォロアをレバーのカム溝に係合させた状態でレバーを回動させることにより、相手側コネクタハウジングを引き寄せて嵌合するようにしたものがある。両コネクタハウジングを嵌合した状態では、レバーに形成したロック部とコネクタハウジングに形成したロック部とを係合させることによってレバーを回動規制し、このレバーの回動規制により、両コネクタハウジングを嵌合状態にロックするようになっている。尚、レバー式コネクタとしては、特許文献1に記載されているものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−237026公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のレバー式コネクタでは、コネクタハウジングとレバーが共に合成樹脂製であるため、比較的複雑な形状のロック部を形成することは容易である。しかし、コネクタハウジングをダイキャスト部品(例えば、シールドシェル)で包囲したコネクタの場合、金型コストを考慮すると、ダイキャスト部品の外面側に複雑な形状のロック部を形成することが難しいという問題があった。
【0005】
本願発明は上記事情に鑑みて創案され、レバーを支持する部材に複雑なロック部を形成できない場合でも、レバーを遊動規制状態にロックできるようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、第1コネクタにレバーを移動可能に設け、第2コネクタに設けたカムフォロアを前記レバーのカム溝に係合させた状態で前記レバーを嵌合位置まで移動させることにより、前記第2コネクタを前記第1コネクタに引き寄せて両コネクタを嵌合させるようにしたレバー式コネクタにおいて、前記カム溝には、前記レバーが嵌合位置に移動した状態において前記カムフォロアを係合させることで、そのカムフォロアの戻り方向の変位を規制するロック部が形成されている構成とした。
請求項2の発明ハウジング、請求項1の発明において、前記カム溝を構成する側面のうち前記レバーが嵌合位置から初期位置側へ回動するのに伴って前記カムフォロアが摺接する側面は、カム溝の入口から奥端部に向かって略直線状に延びた形態とされている構成とした。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記第1コネクタが、端子金具を収容するハウジングと、このハウジングを包囲するダイキャスト製のシールドシェルとを備えているとともに、前記レバーが前記シールドシェルに支持されている構成とした。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記第2コネクタが、端子金具を収容するハウジングと、このハウジングを包囲するシールドシェルを有しているとともに、そのシールドシェルに前記カムフォロアが形成されており、両コネクタが嵌合した状態では、第1コネクタのシールドシェルと第2コネクタのシールドシェルのうちのいずれか一方が他方を包囲するように重なり合うとともに、その嵌合された2つのシールドシェルが、嵌合方向と略直角方向のボルトにより導通可能に固定されるようにした構成とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
レバーを嵌合位置まで移動させると、ロック部にカムフォロアが係合することにより、カムフォロアの戻り方向の移動が規制される。これにより、レバーの戻り方向の移動も規制され、レバーは嵌合位置にロックされる。レバーの移動規制をカム溝に設けたロック部とカムフォロアとの係合によって行うようにしているので、レバーを支持する部材にロック部を形成せずに済む。
[請求項2の発明]
レバーを嵌合位置から初期位置へ回動させつつ両コネクタを離脱する際に、カムフォロアと摺接するカム溝の側面は概ね直線状をなすので、カムフォロアとこの側面との間の摺動抵抗が急激に変動する(作業者が節度感を感得する)ことがなく、レバーの回動操作性に優れている。
【0009】
[請求項3の発明]
ハウジング側にレバーの移動規制手段を形成する必要がなくなったことで、ハウジングにダイキャスト製のシールドシェルを設けることが実現可能となった。そして、シールドシェルを設けたことによりシールド機能を発揮させることできるとともに、シールドシェルをダイキャスト製としたことによりシールドシェルの強度アップを図ることができる。
[請求項4の発明]
シールドシェル同士を互いに嵌合させるとともにボルトで接続したことにより、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合部分は確実にシールドされる。また、両コネクタを嵌合した状態では、レバーのロック部とカムフォロアとの係合作用に加え、シールドシェル同士がボルトにより固定されるので、両コネクタは確実に嵌合状態にロックされる。
【0010】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図17を参照して説明する。本実施形態のレバー式コネクタは、互いに嵌合・離脱可能な第1コネクタAと第2コネクタBとから構成される。
第1コネクタAは、主として、第1ハウジング10、左右一対の第1端子金具20、及び第1シールドシェル30を備えて構成されている。第1ハウジング10は、合成樹脂製であり、前後方向に貫通する左右一対の略円筒状をなす端子収容部11を連結して一体部品化したものであって、端子収容部11のうち前端側部分は左右2つに分離しているが、中央部及び後端側部分は連なっている。端子収容部11内における前端部位置には、前方(図2〜図6の右方)へ片持ち状に延出するランス12が一体に形成されている。
【0011】
第1ハウジング10の外周における略中央部分、即ち2つの端子収容部11が長円形に連なった領域の前端部には、周方向に延びる前後一対の保持リブ13が形成され、この保持リブ13の間に長円形のシールリング14が装着されている。シールリング14における上下一対の直線部には位置決め突起14aが後方に突出するように形成され、この位置決め突起14aを後側のリブ13に形成した切欠部13aに嵌合することにより、シールリング14が周方向において位置決めされるとともに周方向の位置ずれを規制されている。
【0012】
第1ハウジング10の外周における保持リブ13よりも後方の位置、即ち2つの端子収容部11が長円形に連なった領域の後端部には、長円形のフランジ状をなす遊動規制部15が全周に亘って連続して一体形成されている。この遊動規制部15の外周縁部は、第1シールドシェル30の内周に面接触するように弧状に成形されている。
第1ハウジング10の後端部には、両端子収容部11の中間に位置する上下一対の抜止め手段が形成されている。各抜止め手段は、夫々、後方へ片持ち状に延出する撓みロック片16と、この撓みロック片16を左右両側から挟むように位置する保護リブ17とを備えている。
【0013】
第1端子金具20は、端子本体21と弾性接触片24との2部品からなり、いわゆる雌形状をなしている。端子本体21は、所定形状の金属板材を曲げ加工したものであり、その略前半部分は方形の角筒部22とされ、略後半部分はオープンバレル状の圧着部23とされている。弾性接触片24は、端子本体21よりも薄い所定形状の金属板材を曲げ加工したものであり、全体として側面視山形に成形されているとともに、前端部には左右一対の取付壁25が形成されている。弾性接触片24は、角筒部22内に収容されるとともに取付壁25を角筒部22の側壁に係止させることにより、端子本体21と一体化されている。
【0014】
各第1端子金具20は、夫々、後方から端子収容部11内に差し込まれ、ランス12の係止により抜止め状態に保持されている。圧着部23に圧着された電線26は、端子収容部11から後方へ導出されている。また、電線26には円筒状のゴム栓27が外嵌され、このゴム栓27が端子収容部11の内周面後端部に密着しており、このゴム栓27により後方外部から端子収容部11内への浸水が防止されている。尚、ゴム栓27は、電線26に外嵌されるとともに端子収容部11内に係止された円筒状のホルダ28により抜止めされている。
【0015】
第1シールドシェル30はアルミ合金からなるダイキャスト製品であり、全体として前後方向に貫通した筒状をなす。第1シールドシェル30の略後半部分は、横長の長円形をなす嵌合筒部31となっている。嵌合筒部31の前端縁からは、嵌合筒部31よりも一回り大きいフード部32が前方へ突出しており、この嵌合筒部31の前端とフード部32の後端との境界部分には階段状に屈曲した段差部33が全周に亘って連続して形成されている。
【0016】
フード部32は、その正面に向かって右側の端部を除き、嵌合筒部31と相似形、即ち横長の長円形をなしており、フード部32の右端部には、方形箱状に外側方へ膨出した膨出部34が、フード部32内と連通して形成されている。膨出部34の下面壁34cはフード部32の下面壁32cに対して面一状に連続するが、膨出部34の上面壁34aはフード部32の上面壁32aよりも一段低い高さとされている。また、膨出部34の上面壁34aには、上下に貫通するボルト孔35が形成されている。さらに、膨出部34の上面壁34aにおけるボルト孔35よりも前方の位置には、その上面(外面)に沿って左右方向に延びる補強リブ34dが形成されている。フード部32の半円弧形をなす左側壁部32bと膨出部34の側壁部34bには、フード部32の下面壁32cよりも下方へ延出する延出壁36が形成されている。同じくフード部32の半円弧形をなす左側壁部32bの外面後端部及び膨出部34の側壁部34bの外面後端部には、夫々、軸線を左右方向に向けた支持軸37が形成されている。さらに、フード部32の半円弧形をなす左側壁部32bの外面及び膨出部34の側壁部34bの外面には、夫々、フード部32及び膨出部34の前端縁から支持軸37よりも前方の位置に至る前後方向(第2コネクタBとの嵌合方向と平行に方向)に直線状に切欠した形態の逃がし溝38が形成されている。
【0017】
第1シールドシェル30はダイキャスト製であることから、ダイキャスト用金型(図示せず)の型抜きが円滑に行われるようにするために、第1シールドシェル30の内周は前方に向かって拡がるような僅かなテーパ面となっている。このようにテーパ状とする場合、内周の寸法については全領域に亘って高い寸法精度を確保することは難しく、高い寸法に設定できるのはダイキャスト用金型の型抜き方向(第1シールドシェル30の貫通方向、即ち前後方向)における1カ所のみに限られる。本実施形態の第1シールドシェル30では、その内周の寸法精度が最も高くなる位置(以下、最高精度位置39という)を、フード部32の後端部即ち段差部33の径大部に設定している。この最高精度位置39における内周の寸法は、上記した第1ハウジング10の遊動規制部15の外周の寸法と同じ寸法とされている。
【0018】
第1シールドシェル30にはレバー40が支持されている。レバー40は、合成樹脂製であり、左右方向に細長い操作部41の両端から一対の板状のアーム部42を延出した門型形態とされており、アーム部42の軸受孔43を支持軸37に嵌合することにより、操作部41をフード部32の前端部上面に接近又は当接させる初期位置(図5,6,7,12を参照)と、操作部41を嵌合筒部31の後端部上方であって初期位置のときの操作部41とほぼ同じ高さに位置させる嵌合位置(図13,14,15,17を参照)との間で回動し得るようになっている。アーム部42の内面には、レバー40の回動中心である支持軸37及び軸受孔43を中心として概ね弧を描いた形態のカム溝44が、その入口をアーム部42の外周縁に開放させた形態で形成されている。レバー40が初期位置にあるときには、カム溝44の入口が逃がし溝38に対応するとともに前方に開口した状態となる。
【0019】
カム溝44を構成する両側面のうち内側(支持軸37側)の側面44aは、レバー40を嵌合位置から初期位置へ回動する際に第2コネクタBのカムフォロア89が摺接するようになっており、この内側の側面44aはカム溝44の入口から奥端部に向かって略直線状に延びた形態とされている。一方、外側(支持軸37とは反対側、即ちアーム部42の外周縁側)の側面44bについては、そのカム溝44の入口から奥端部に近い位置に至る領域(カム溝44の大部分占める領域)は支持軸37から偏心した位置を略中心とする略弧状をなすが、カム溝44の奥端部領域は支持軸37と同心の円弧状をなす。
【0020】
外側の側面44bにおける円弧状領域44cには、内側に向かって略三角形状に突出するロック部45が形成されている。カム溝44の内側の側面44aと外側の側面44bとの間隔は、このロック部45において急激に且つ最も狭くなり、その最小幅寸法はカムフォロア89の外径よりも小さい寸法とされている。尚、カム溝44の奥端部、即ちロック部45よりも奥側の部分においては、カム溝44の内側の側面44aと外側の側面44bとが半円弧形の受け面46を介して連なっている。この受け面46の円弧の曲率半径はカムフォロア89の外径と同じ寸法とされている。
【0021】
一方、第1ハウジング10は、第1シールドシェル30の内部に組み付けられている。組付けに際しては、第1ハウジング10から導出されている2本の電線26を第1シールドシェル30に貫通させるとともに、第1ハウジング10を前方から第1シールドシェル30内に嵌め込む。第1ハウジング10が正規位置まで嵌め込まれた状態では、遊動規制部15の外周面が第1シールドシェル30の内周における最高精度位置39に密着する。この遊動規制部15の外周面とフード部32の内周面との当接により、第1ハウジング10が第1シールドシェル30に対して上下左右方向、即ち両コネクタA,Bの嵌合方向と直交する方向へ遊動する(がたつく)ことが規制されている。
【0022】
尚、最高精度位置39が形成されているフード部32の右側端部は膨出部34の中空内に連通しているので、遊動規制部15のうち膨出部34に臨む部分においてはフード部32の内周面が非接触となるが、フード部32の上面壁32aの一部が円弧状をなしていてその円弧状部32dが遊動規制部15に対して斜め右上方から当接するので、遊動規制部15がフード部32に対して右方へ遊動することはない。
【0023】
第1ハウジング10が正規位置に嵌め込まれた状態では、遊動規制部15の後面が段差部33に対して前方から当接する。これにより、第1ハウジング10の第1シールドシェル30に対する後方への遊動及び上下左右への姿勢の傾きが規制されている。さらに、第1ハウジング10は、その上下一対の撓みロック片16を嵌合筒部31の後端縁に対して後方から係止させることにより、第1シールドシェル30に対する前方(抜け方向)への遊動を規制されている。
【0024】
尚、第1シールドシェル30の内周の寸法精度は、遊動規制部15が当接する最高精度位置39以外では比較的低いことから、嵌合筒部31の内周と嵌合筒部31内に収容されている第1ハウジング10の後端部外周との間にはクリアランス12が空く虞があるが、第1ハウジング10の後端部においては、撓みロック片16の両側の保護リブ17が嵌合筒部31の内周後端部に当接又は接近して対向しているので、第1ハウジング10の後端部が第1シールドシェル30に対して上下方向へ大きくがたつくことはない。
【0025】
第1ハウジング10及び第1シールドシェル30から後方へ導出された2本の電線26は、金属細線をメッシュ状に編み込んだ編組線からなる筒状のシールド部材50により一括して包囲されている。シールド部材50の端末部は、第1シールドシェル30の嵌合筒部31に外嵌された状態で長円形の筒状をなすカシメリング51によりカシメ付けられ、シールド部材50と第1シールドシェル30とが導通可能に接続されている。カシメリング51の外周には、シールド部材50の前端部分を包囲するゴムブーツ52の前端部が密着嵌合されている。また、ゴムブーツ52の後端部は、シールド部材50をほぼ全長に亘って包囲するコルゲートチューブ53の前端部外周に密着嵌合されている。
【0026】
次に、第2コネクタBについて説明する。
第2コネクタBは、第2ハウジング60、左右一対の第2端子金具70、及び第2シールドシェル80を備えて構成されている。第2ハウジング60は、横長の長円形をなす略平板状の端子保持壁61と、この端子保持壁61から前方(図8,9における右方)へ突出する左右一対の円筒部62とを一体化した形状をなす。第2端子金具70は、前後方向に細長い水平板状のバスバーからなり、いわゆる雄型をなしている。第2ハウジング60はインサート成形により2つの第2端子金具70と一体化されている。即ち、第2端子金具70は端子保持壁61を前後方向に貫通しており、各第2端子金具70の前端部が、夫々、円筒部62を貫いてその前方へ突出している。また、第2端子金具70の後端部は端子保持壁61の後方へ突出しており、その円形をなす後端部には上下方向に貫通する取付孔71が形成されているとともに、その取付孔71には下面側へ突出する形態であって軸線を上下方向に向けたナット72が溶接等により固定されている。尚、円筒部62の奥端面には、第2端子金具70の保持手段として、第2端子金具70を包囲する前面側包囲部63と、前面側包囲部63の上下両面から円筒部62の内周に達する縦リブ64と、前面側包囲部63の左右両面から円筒部62の内周に達する横リブ65とが形成されている。さらに、端子保持壁61の後端面にも、第2端子金具70の保持手段として、第2端子金具70を包囲する後面側包囲部66と、この後面側包囲部66同士を連結する連結リブ67と、連結リブ67の上下両面から上下方向に延びる延出リブ68とが形成されている。
【0027】
このように第2端子金具70を一体化させた第2ハウジング60は、第2シールドシェル80に組み付けられている。第2シールドシェル80はアルミ合金からなるダイキャスト製品であり、前後方向に貫通した横長の長円形筒部81と、この長円形筒部81の後端縁に一体形成されたフランジ部82と、フランジ部82の前面に一体形成されたボルト取付部83とを有する。長円形筒部81内には、その後方から第2ハウジング60が組み付けられている。組付け状態では、第2ハウジング60の外周縁部がフランジ部82の後面に形成した切欠凹部84に嵌合されるとともに、第2ハウジング60の2つの円筒部62が長円形筒部81の内周に嵌合されている。また、切欠凹部84内には、第2ハウジング60の外周縁に沿って長円形のゴムリング85が装着されている。尚、円筒部62から突出した第2端子金具70の前端部は長円形筒部81内に収容されている。
【0028】
ボルト取付部83は、第2コネクタBの正面に向かって長円形筒部81よりも左側に位置しており、全体として方形のブロック状をなす。ボルト取付部83内には、その上下両面に開口するとともに軸線を上下方向、即ち両コネクタA,Bの嵌合方向に対して直角な方向に向けた雌ネジ孔86が貫通して形成されている。ボルト取付部83と長円形筒部81の外周とは、ボルト取付部83の上面から面一状に延出する連結板87によって連結されている。この連結板87の前端縁は長円形筒部81の前端縁に対して面一状をなしている。
【0029】
さらに、長円形筒部81の正面に向かって右側(ボルト取付部83とは反対側)の側面、及びボルト取付部83の正面に向かって左側の側面には、夫々、前後方向、即ち両コネクタA,Bの嵌合方向と平行に直線状に延びるガイドリブ88が一体形成されている。また、この各ガイドリブ88の外側面における前端部には、夫々、軸線を左右方向、即ちレバー40の回動中心である支持軸37と平行に向けて円柱状に突出するカムフォロア89が一体形成されている。尚、フランジ部82の上端部における左右2カ所及び下端部の略中央の1カ所には、夫々、軸線を前後方向に向けたボルト孔82aが貫通して形成されている。
【0030】
次に、本実施形態の作用を説明する。
まず、第2コネクタBを図示しない機器(例えば、電気自動車のモータやインバータなど)に取付ける。取付けに際しては、第2シールドシェル80を、その各ボルト孔82aに通したボルト90(ネジ部の図示は省略)により機器のシールドケースに対して導通可能に固定するとともに、第2端子金具70の後端部をシールドケースの取付孔内に差し込んで機器内の機器側端子に接続し、ナット72に螺合したボルト(図示せず)により固定する。また、シールドケースの外壁面と第2シールドシェル80との隙間はゴムリング85により防水される。
【0031】
かかる第2コネクタBに対し、第1コネクタAを嵌合する。嵌合に際しては、レバー40を初期位置に保持した状態で、第1シールドシェル30のフード部32を第2シールドシェル80の長円形筒部81に対して浅く外嵌する(図12を参照)。この第1コネクタAを第2コネクタBに嵌合する際には、両コネクタA,Bのシールドシェル30,80同士とハウジング10,60同士の接続をワンアクションで行うことができる。両コネクタA,Bを浅く嵌合すると、ガイドリブ88の前端部がフード部32の逃がし溝38に嵌合するとともに、カムフォロア89がカム溝44の入口に進入する。このとき、第1ハウジング10と第2ハウジング60とは未嵌合であり、また、第1端子金具20と第2端子金具70も非接触である。
【0032】
この状態からレバー40を嵌合方向(図12における反時計回り方向)へ90°近く回動させると、カムフォロア89とカム溝44の弧状をなす外側の側面44bとの係合(摺接)によるカム作用により、第1コネクタAが第2コネクタB側へ引き寄せられ、この過程では、第1ハウジング10の端子収容部11の前端部が第2ハウジング60の円筒部62内に嵌入されるとともに、第1端子金具20の弾性接触片24が第2端子金具70の前端部に対して弾性的に接触する。また、第1ハウジング10の外周のシールリング14が第2シールドシェル80の長円形筒部81の内周に密着することにより、両コネクタA,Bの嵌合周面が防水される。
【0033】
そして、レバー40が嵌合位置に達する直前まで回動されると、図16に示すようにカム溝44のロック部45がカムフォロア89に突き当たるため、一旦レバー40の回動操作が重くなる。ここでレバー40に付与する回動操作力を強めると、ロック部45がカムフォロア89によって僅かに潰れ変形するとともにカム溝44の溝幅が広がるようにアーム部42が弾性変形しつつ、ロック部45がカムフォロア89を通過する。ロック部45がカムフォロア89を通過すると、アーム部42が弾性復帰するとともに、カム溝44の奥端の半円弧形をなす受け面46がカムフォロア89に嵌合(当接)し、レバー40が所定の嵌合位置に到達する(図17を参照)。この状態では、カム溝44の受け面46とロック部45とがカムフォロア89を周方向に挟むため、カムフォロア89に対してレバー40が初期位置へ戻る方向へ回動することが規制される。つまり、これにより、レバー40が嵌合位置にロックされるとともに両コネクタA,Bが正規嵌合状態にロックされる。
【0034】
このようにレバー40が嵌合位置に達して両コネクタA,Bが正規の嵌合状態に至ると、端子金具20,70同士の接触状態が保たれたまま、第1シールドシェル30のフード部32と第2シールドシェル80の長円形筒部81とが、前後方向における所定寸法だけ内外に重なった二重筒構造をなすように深く嵌合される。また、第2シールドシェル80の前端が第2ハウジング60の遊動規制部15に対して前方から当接又は接近して対向する。
【0035】
レバー40の回動が済んだら、第1シールドシェル30のボルト孔35に上からボルト91の雄ネジ部91aを差込み、第2シールドシェル80の雌ネジ孔86に螺合して締め付ける(図14を参照)。これにより、第1シールドシェル30と第2シールドシェル80とが導通可能に、且つ前後左右上下のいずれの方向への遊動も規制された状態に固定され、ひいては、両コネクタA,Bが一体化されるとともに第2コネクタBが機器に取り付けられる。
【0036】
また、第1コネクタAを第2コネクタBから外す際には、レバー40を嵌合時の反対方向へ回動させる。回動の初期にはロック部45とカムフォロア89との係止による抵抗が生じるため、この抵抗に打ち勝つ大きな回動力をレバー40に付与する。すると、ロック部45がカムフォロア89を通過した直後の慣性により、レバー40は、勢い良く初期位置へ回動する。このレバー40の回動に伴い、カムフォロア89とカム溝44との係合により第1コネクタAが後方へ押し戻され、第2コネクタBから離間する。このとき、カムフォロア89に摺接する内側の側面44aは略直線状をなしているので、カムフォロア89と側面44aとの間の摺動抵抗が急激に変動することはない。
【0037】
本実施形態の効果は、次のとおりである。
(1)カム溝44に、レバー40が嵌合位置に移動した状態においてカムフォロア89を係合させることで、そのカムフォロア89がカム溝44に対して相対的に戻り方向へ変位するのを規制するロック部45を形成している。これにより、レバー40は初期位置へ戻る方向への移動を規制されることになり、レバー40は嵌合位置にロックされる。このように、嵌合位置へ移動したレバー40を移動規制する手段として、カム溝44に設けたロック部45とカムフォロア89とを係合させるようにしているので、レバー40を支持している第1シールドシェル30にロック手段を形成せずに済み、ひいては、第1シールドシェル30の外面形状の簡素化が図られている。
【0038】
(2)特に、本実施形態では、レバー40を支持している第1シールドシェル30(シールド手段)をダイキャスト製としているため、第1シールドシェル30の外周形状を簡素化することは、金型構造の簡略化、ひいては、金型コストの低減を可能とするために有効である。
(3)ダイキャスト製の第1シールドシェル30は、比較的肉薄の金属板材をプレスにより成形したものに比べると、剛性及び強度が高いため、第1ハウジング10を保護する機能も有している。
【0039】
(4)両コネクタA,Bが嵌合した状態では、第1シールドシェル30が第2シールドシェル80を包囲するように重なり合うとともに、その嵌合された2つのシールドシェル30,80が、嵌合方向と略直角方向のボルト91により導通可能に固定されるようにしているので、第1コネクタAと第2コネクタBとの嵌合部分を確実にシールドすることができる。
(5)両コネクタA,Bを嵌合した状態では、レバー40のロック部45とカムフォロア89との係合作用に加え、シールドシェル30,80同士がボルト91により固定されるので、両コネクタA,Bを確実に嵌合状態にロックすることができる。
【0040】
(6)第1シールドシェル30がダイキャスト製であるという事情に起因する不具合を解消することができる。即ち、ダイキャスト用金型の型抜きを円滑に行うためには、第1シールドシェル30の内周をテーパ面に成形する必要があるが、このテーパ面の形成に際しては第1シールドシェル30の内周の寸法にばらつきが生じ、ひいては、第1シールドシェル30に対して第1ハウジング10がガタ付きを生じることは避けられない。そこで、本実施形態では、第1シールドシェル30の内周にダイキャスト用金型の型抜き方向において最も寸法精度の高い位置(最高精度位置39)を1箇所だけ設定することができる、ということに着目し、この最高精度位置39に当接する遊動規制部15を第1ハウジング10に設けた。これにより、第1シールドシェル30に対して第1ハウジング10が型抜き方向と交差する方向へガタ付きを生じることが抑制されている。
【0041】
(7)第1コネクタAでは、シールド部材50をカシメ付けによって第1シールドシェル30の外周に接続するようにしたので、ボルトや溶接などを用いる接続方法に比べると作業性に優れている。
(8)シールド部材50をカシメ付けによって第1シールドシェル30に接続するようになっているが、第1シールドシェル30における遊動規制部15の当接位置(最高精度位置39)は、シールド部材50のカシメ付け領域である嵌合筒部31(即ち、第1シールドシェル30における段差部33よりも後方の領域)から前方へ外れた位置に設定されている。したがって、カシメ付けにより嵌合筒部31が縮径するような変形を生じても、遊動規制部15の当接によるガタ付き抑制機能に支障を来たすことはない。
【0042】
(9)遊動規制部15は、第1シールドシェル30にその内径寸法を段差状に変化させるように形成した段差部33に対して型抜き方向と略平行に方向に当接しているので、第1シールドシェル30に対して第1ハウジング10が型抜き方向に遊動する(がたつく)ことが防止されている。
(10)レバー44を回動しつつ両コネクタA,Bを離脱する際に、カムフォロア89に摺接するカム溝44の側面44aは、概ね直線状をなすので、カムフォロア89と側面44aとの間の摺動抵抗が急激に変動する(作業者が節度感を感得する)ことがなく、レバー44の回動操作性に優れている。
【0043】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではレバーが回動可能に支持されている場合について説明したが、本発明は、レバーがスライドするタイプのレバー式コネクタにも適用できる。
【0044】
(2)上記実施形態では第1コネクタの外面側がダイキャスト製のシールドシェルで構成されている場合について説明したが、本発明は、第1コネクタの外面がダイキャストによらずに成形される部品で構成される場合にも適用できる。この場合、第1コネクタの外面を構成する手段は、ハウジングと別体でもよく、ハウジングと一体でもよい。また、ハウジングと別体部品で外面側を構成する場合、その部品は金属製品に限らず、合成樹脂製品であってもよい。
(3)上記実施形態では第2コネクタの外面側がダイキャスト製のシールドシェルで構成されている場合について説明したが、本発明は、第2コネクタの外面がダイキャストによらずに成形される部品で構成される場合にも適用できる。この場合、第2コネクタの外面を構成する手段は、ハウジングと別体でもよく、ハウジングと一体でもよい。また、ハウジングと別体部品で外面側を構成する場合、その部品は金属製品に限らず、合成樹脂製品であってもよい。
【0045】
(4)上記実施形態では第1コネクタ及び第2コネクタの外面側がシールドシェルで包囲されている場合について説明したが、本発明は、両コネクタがシールド機能を有しない場合にも適用できる。
(5)上記実施形態では第2コネクタにおけるカムフォロアの形成母体がダイキャスト製の金属部品である場合について説明したが、本発明は、カムフォロアの形成母体がダイキャストによらずに成形される部品(金属製品に限らず、合成樹脂製品であってもよい)である場合にも、カムフォロアがハウジングに直接形成されている場合にも適用できる。
【0046】
(6)上記実施形態ではレバーを合成樹脂製にするとともにカムフォロアの形成母体を金属製としたが、本発明によれば、レバーとカムフォロアの形成母体の組合せとしては、レバーとカムフォロアの形成母体の双方を合成樹脂としてもよく、レバーを金属製にするとともにカムフォロア形成母体を合成樹脂製としてもよく、レバーとカムフォロアの形成母体の双方を金属製としてもよい。
(7)上記実施形態では第1コネクタと第2コネクタとをボルトで固定したが、本発明によれば、ボルトによる固定手段を設けない構成としてもよい。
【0047】
(8)上記実施形態ではロック部をカム溝における回動中心から遠い側の内側面のみに形成したが、本発明によれば、ロック部は、回動中心に近い側の内側面にのみに設けてもよく、回動中心から遠い側の内側面と回動中心に近い側の内側面の双方に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の第1コネクタの分解斜視図
【図2】第1コネクタを構成する第1ハウジングに第1端子金具を組み付けた状態をあらわす断面図
【図3】図2の状態から第1ハウジングに第1シールドシェルを組み付けた状態をあらわす断面図
【図4】図3の状態から第1シールドシェルにシールド部材を接続した状態をあらわす断面図
【図5】第1コネクタの側面図
【図6】第1コネクタの平面図
【図7】第1コネクタの正面図
【図8】第2コネクタの断面図
【図9】第2コネクタの正面図
【図10】第2コネクタの正面図
【図11】第2コネクタの側面図
【図12】両コネクタを浅く嵌合した状態をあらわす側面図
【図13】両ハウジングが正規嵌合した状態をあらわす側面図
【図14】両コネクタが正規嵌合した状態をあらわす背面図
【図15】両コネクタを正規嵌合した状態をあらわす断面図
【図16】両コネクタが正規嵌合する直前の状態におけるレバーのカム溝とカムフォロアとの位置関係をあらわす部分拡大断面図
【図17】両コネクタが正規嵌合した状態におけるレバーのカム溝とカムフォロアとの位置関係をあらわす部分拡大断面図
【符号の説明】
A…第1コネクタ
B…第2コネクタ
10…第1ハウジング(ハウジング)
20…第1端子金具(端子金具)
30…第1シールドシェル(シールドシェル)
40…レバー
44…カム溝
45…ロック部
60…第2ハウジング(ハウジング)
70…第2端子金具(端子金具)
80…第2シールドシェル(シールドシェル)
89…カムフォロア
91…ボルト
Claims (4)
- 第1コネクタにレバーを移動可能に設け、第2コネクタに設けたカムフォロアを前記レバーのカム溝に係合させた状態で前記レバーを嵌合位置まで移動させることにより、前記第2コネクタを前記第1コネクタに引き寄せて両コネクタを嵌合させるようにしたレバー式コネクタにおいて、
前記カム溝には、前記レバーが嵌合位置に移動した状態において前記カムフォロアを係合させることで、そのカムフォロアの戻り方向の変位を規制するロック部が形成されていることを特徴とするレバー式コネクタ。 - 前記カム溝を構成する側面のうち前記レバーが嵌合位置から初期位置側へ回動するのに伴って前記カムフォロアが摺接する側面は、カム溝の入口から奥端部に向かって略直線状に延びた形態とされていることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
- 前記第1コネクタが、端子金具を収容するハウジングと、このハウジングを包囲するダイキャスト製のシールドシェルとを備えているとともに、前記レバーが前記シールドシェルに支持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレバー式コネクタ。
- 前記第2コネクタが、端子金具を収容するハウジングと、このハウジングを包囲するシールドシェルを有しているとともに、そのシールドシェルに前記カムフォロアが形成されており、
両コネクタが嵌合した状態では、第1コネクタのシールドシェルと第2コネクタのシールドシェルのうちのいずれか一方が他方を包囲するように重なり合うとともに、その嵌合された2つのシールドシェルが、嵌合方向と略直角方向のボルトにより導通可能に固定されるようにしたことを特徴とする請求項3記載のレバー式コネクタ。
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