JP2005011608A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Takashi Inoue
貴司 井上
Motohiro Komatsu
元弘 小松
Masaji Kobayashi
正自 小林
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Abstract

【課題】プロジェクタ型の灯具ユニットにより、上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、雨天走行時に、対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えた上で、車両前方路面に配光ムラが発生してしまうのを抑える。
【解決手段】投影レンズ28とリフレクタ24との間に、該リフレクタ24からの反射光の一部を遮蔽するシェードとして、カットオフラインを形成するための第1シェード32と、配光パターンの下端中央部に暗部を形成するための第2シェード34とを備えた構成とする。第2シェード34は、遮蔽位置と遮蔽解除位置とを採り得るよう移動可能な構成とする。その際、遮蔽位置を、投影レンズ28の後方側焦点位置F2から前方側に所定距離離れた位置に設定する。これにより配光パターンの下端中央部に形成される暗部の輪郭をボカして配光ムラ発生を抑える。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、いわゆるプロジェクタ型の灯具ユニットにより、上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば「特許文献1」に記載されているように、プロジェクタ型の灯具ユニットにより車両前方へ向けて光照射を行うように構成された車両用前照灯が知られている。
【0003】
このプロジェクタ型の灯具ユニットは、車両前後方向に延びる光軸上近傍に配置された光源からの光を、リフレクタにより前方へ向けて光軸寄りに集光反射させ、この反射光をリフレクタの前方に設けられた投影レンズを介して灯具前方へ照射するように構成されている。
【0004】
一方、「特許文献2」には、いわゆるパラボラ型の灯具ユニットを備えた車両用前照灯において、所定の可動シェードを設けることにより車両前方路面の近距離領域への照射光量を減らすことができるように構成された車両用前照灯が記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平2−103802号公報
【特許文献2】
特開2002−190202号公報
【発明が解決しようとする課題】
一般に車両用前照灯においては、対向車ドライバ等にグレアを与えることなく、自車ドライバの前方視認性を確保するため、上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成し得る構成となっている。その際、雨天走行時には、上記「特許文献2」に記載されているように、可動シェードにより車両前方路面の近距離領域への照射光量を減らすようにすれば、対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えることができる。
【0006】
プロジェクタ型の灯具ユニットを備えた車両用前照灯においても、カットオフラインを形成するためのシェードとともに、配光パターンの下端中央部に暗部を形成するためのシェードを設けるようにすれば、雨天走行時に対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えることが可能となる。
【0007】
その際、カットオフライン形成用のシェードは、カットオフラインを鮮明に形成するため投影レンズの後方側焦点位置に配置されることが多いが、これと同様にして、暗部形成用のシェードについても投影レンズの後方側焦点位置に配置された構成とすると、配光パターンの下端中央部に暗部の輪郭が鮮明に形成されてしまうので、車両前方路面に配光ムラが発生してしまう、という問題がある。
【0008】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、プロジェクタ型の灯具ユニットにより上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、雨天走行時に対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えるようにした上で、車両前方路面に配光ムラが発生してしまうのを抑えることができる車両用前照灯を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、暗部形成用のシェードの配置に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0010】
すなわち、本願発明に係る車両用前照灯は、
車両前後方向に延びる光軸上近傍に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに集光反射させるリフレクタと、このリフレクタの前方に設けられた投影レンズと、この投影レンズと上記リフレクタとの間に設けられ、該リフレクタからの反射光の一部を遮蔽するシェードと、を備えてなる灯具ユニットにより、上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、
上記シェードが、上記カットオフラインを形成するための第1シェードと、上記配光パターンの下端中央部に暗部を形成するための第2シェードとを備えてなり、
上記第2シェードが、上記投影レンズの後方側焦点位置から前後方向に所定距離離れた位置において上記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽する遮蔽位置と、この遮蔽を解除する遮蔽解除位置とを採り得るよう、移動可能に構成されている、ことを特徴とするものである。
【0011】
上記「車両前後方向に延びる光軸上近傍に配置された」とは、該光軸上に正確に配置されている態様のみならず、該光軸から多少ずれた位置に配置されている態様をも含む概念である。
上記「光源」の種類は特に限定されるものではなく、例えば、放電バルブの放電発光部や、ハロゲンバルブのフィラメント等が採用可能である。
【0012】
上記「カットオフライン」は、配光パターンの上端部に形成されるものであれば、その具体的形状は特に限定されるものではない。
上記「第1シェード」は、固定式のシェードであってもよいし、可動式のシェードであってもよい。
【0013】
上記「第2シェード」の移動の態様は特に限定されるものではなく、例えば直線往復動あるいは回動等が採用可能である。
【0014】
上記「遮蔽位置」は、「投影レンズの後方側焦点位置から前後方向に所定距離離れた位置」に設定されているが、上記「遮蔽解除位置」に関しては、このような位置に設定されることは必要ではない。
【0015】
上記「所定距離」の具体的な値は特に限定されるものではないが、この値があまり小さいと配光パターンの下端中央部に形成される暗部の輪郭を十分にボカすことができず、一方、この値があまり大きいと配光パターンの下端中央部に形成される暗部が小さいものとなってしまい、また配光パターンにおける下端中央部の周辺領域の明るさが減少してしまうので、3〜17mm程度の範囲内の値に設定することが好ましく、5〜15mm程度の範囲内の値に設定することがより好ましく、8〜12mm程度の範囲内の値に設定することがさらに好ましい。
【0016】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用前照灯は、シェードを備えたプロジェクタ型の灯具ユニットにより上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成されているが、上記シェードは、カットオフラインを形成するための第1シェードと、配光パターンの下端中央部に暗部を形成するための第2シェードとを備えてなり、その第2シェードが、投影レンズの後方側焦点位置から前後方向に所定距離離れた位置においてリフレクタからの反射光の一部を遮蔽する遮蔽位置と、この遮蔽を解除する遮蔽解除位置とを採り得るよう、移動可能に構成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0017】
すなわち、雨天走行時には、第2シェードを遮蔽位置に移動させて配光パターンの下端中央部に暗部を形成するようにすれば、車両前方路面の近距離領域への照射光量を減らすことができ、これにより対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えることができる。なお、このとき暗部となるのは配光パターンの下端中央部であり、その左右両側部分は暗部とはならないので、レーンマーク(すなわち道路の走行レーンに沿って延びる左右両側の白線)等の視認性を十分に確保することができる。
【0018】
その際、第2シェードの遮蔽位置が、投影レンズの後方側焦点位置から前後方向に所定距離離れた位置に設定されているので、配光パターンの下端中央部に形成される暗部の輪郭をボカすことができ、これにより車両前方路面に配光ムラが発生してしまうのを抑えることができる。
【0019】
このように本願発明によれば、プロジェクタ型の灯具ユニットにより上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、雨天走行時に対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えるようにした上で、車両前方路面に配光ムラが発生してしまうのを抑えることができる。
【0020】
上記構成において、第2シェードは、遮蔽位置に移動したときにリフレクタからの反射光の一部を遮蔽するように構成されたものであれば、その具体的構成は特に限定されるものではないが、遮蔽位置が投影レンズの後方側焦点位置の前方側に設定される場合には、第2シェードの下端縁が光軸の下方に位置する構成とすることが、配光パターンの下端中央部に適当な大きさの暗部を形成する上で好ましい。同様の観点から、遮蔽位置が投影レンズの後方側焦点位置の後方側に設定される場合には、第2シェードの下端縁が光軸の上方に位置する構成とすることが好ましい。
【0021】
また上記構成において、第2シェードを、遮蔽位置および遮蔽解除位置のみならず、その中間位置を採り得る構成としてもよい。このような構成を採用することにより、第2シェードが中間位置に移動したとき、配光パターンの下端中央部に、遮蔽位置に移動したときに形成される暗部よりも小さい暗部を形成することができる。そして、このような小さい暗部を配光パターンの下端中央部に形成することにより、高速走行時に近距離領域が明るくなりすぎるのを防止して、遠方視認性を高めることができる。
【0022】
上記構成において、第2シェードの移動が車両走行状況に応じて行われるように構成すれば、車両走行状況に応じた配光パターンで光照射を行うことができ、これにより車両前方路面の視認性向上を図ることができる。ここで「車両走行状況」とは、車両走行に関連する各種の状態量や外部情報を意味するものであって、例えば、車速、舵角、車両姿勢、前走車との車間距離、天候、ナビゲーション情報等が該当する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0024】
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す側断面図であり、図2は、図1のII方向矢視詳細図である。
【0025】
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用前照灯10は、素通し状の透明カバー12とランプボディ14とで形成される灯室内に、車両前後方向に延びる光軸Axを有する灯具ユニット20が、エイミング機構50を介して上下方向および左右方向に傾動可能に収容されてなっている。
【0026】
エイミング機構50は、ランプボディ14の複数箇所に回転可能に取り付けられたエイミングスクリュウ52(ただし1箇所は後述するレベリング機構60の出力軸60a)に、灯具ユニット20のブラケット26aがエイミングナット54を介して連結されてなり、このエイミング機構50により灯具ユニット20のエイミング調整が行われようになっている。そして、このエイミング調整が完了した段階では、ランプボディ14の光軸Axは、車両前後方向に対して0.5〜0.6°程度下向きの方向に延びるようになっている。
【0027】
エイミング機構50における上下方向のエイミング支点位置には、車両走行状況に応じて灯具ユニット20を上下方向に傾動させるレベリング機構60が設けられている。このレベリング機構60は、前後方向に延びる出力軸60aを備えたモータで構成されており、その出力軸60aを前後方向に移動させることにより、エイミング機構50における上下方向のエイミング作用点を中心にして、灯具ユニット20を初期調整位置から上下方向に傾動させるようになっている。
【0028】
灯具ユニット20は、プロジェクタ型の灯具ユニットであって、放電バルブ22と、リフレクタ24と、ホルダ26と、投影レンズ28と、リテーニングリング30と、第1シェード32と、第2シェード34と、シェード駆動機構36と、補助シェード38とを備えてなっている。
【0029】
放電バルブ22は、メタルハライドバルブであって、その放電発光部により構成される光源22aが、光軸Ax上において該光軸Axと同軸で配置されるようにして、リフレクタ24に取り付けられている。
【0030】
リフレクタ24は、光軸Axを中心軸とする略楕円球面状の反射面24aを有している。この反射面24aは、光軸Axを含む断面形状が光源22aの中心位置を第1焦点F1とする略楕円形に設定されており、光源22aからの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに集光反射させるようになっている。この反射面24aの離心率は、鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。
【0031】
ホルダ26は、リフレクタ24の前端開口部から前方へ向けて略筒状に延びるように形成されており、その後端部においてリフレクタ24を固定支持している。そして、このホルダ26は、その前端部においてリテーニングリング30を介して投影レンズ28を固定支持して、該投影レンズ28を光軸Ax上に配置するようになっている。
【0032】
投影レンズ28は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズからなり、その後方側焦点F2を含む後方側焦点面上に形成される光源22aの像を、反転像として前方へ投影するようになっている。
第1および第2シェード32、34は、投影レンズ28とリフレクタ24との間に設けられている。
【0033】
第1シェード32は、ホルダ26の内部空間における略下半部に位置するようにして該ホルダ26と一体的に形成されている。この第1シェード32の上端縁32aは、投影レンズ28の後方側焦点F2を通るようにして灯具正面視において「へ」の字状に形成されている。そしてこれにより、第1シェード32は、リフレクタ24の反射面24aからの反射光の一部を遮蔽して投影レンズ28から前方へ出射する上向き光の大半を除去するようになっている。
【0034】
また、ホルダ26の内部空間の上部には、投影レンズ28への迷光入射を防止するための補助シェード38が、第1シェード32よりも前方側に位置するようにして設けられている。この補助シェード38は、ホルダ26と一体的に形成されており、その下端縁38aが光軸Axから上方側に所定距離離れた位置において水平方向に延びている。
【0035】
第2シェード34は、投影レンズ28の後方側焦点位置F2から前方側に10mm程度離れた位置に設けられており、シェード駆動機構36により上下方向に移動し得るように構成されている。そして、この第2シェード34は、リフレクタ24からの反射光の一部を遮蔽する遮蔽位置(すなわち図1および2において2点鎖線で示す位置)と、この遮蔽を解除する遮蔽解除位置(すなわち図1および2において実線で示す位置)と、両者の中間に位置する中間位置(図2において1点鎖線で示す位置)とを採り得るようになっている。
この第2シェード34は、下端部34aが略円弧状に形成された縦長の板状部材からなり、その側端面にはラック部34bが形成されている。
【0036】
上記遮蔽位置は、第2シェード34の下端縁34aが光軸Axよりもやや下方まで延びる位置、具体的には、投影レンズ28の後方側焦点位置F2と第2シェード34の下端縁34aの最下点とを結ぶ直線と光軸Axとのなす角度αがα=2°程度の値となる位置に設定されている。
【0037】
シェード駆動機構36は、車両走行状況に応じて駆動制御されるモータで構成されており、その回転出力軸に取り付けられたピニオンギヤ36aを第2シェード34のラック部34bと噛合させるようにしてホルダ26の上部に配置されている。このホルダ26の上端部には切欠き部26bが形成されており、また、このホルダ26の上部には、切欠き部26b内に位置するようにしてモータ載置部26cが形成されている。一方、補助シェード38には、第2シェード34の上下動をガイドするためのガイド部38bが形成されている。
【0038】
そして、第2シェード34は、シェード駆動機構36の駆動制御により、低中車速(例えば60km/h未満)で走行する通常走行時には遮蔽解除位置、高車速(例えば60km/h以上)で走行する高速走行時には中間位置、雨天走行時には遮蔽位置に位置決めされるようになっている。なお、雨天であることの検出は、雨滴センサやワイパースイッチ動作等によって行うことが可能である。
【0039】
その際、高速走行時には、レベリング機構60の駆動制御により、その出力軸60aを前方へ移動させて、灯具ユニット20を通常走行時に比して僅かに(例えば0.3°程度)上向きに傾動させるようになっている。
【0040】
図3〜5は、灯具ユニット20を単品で示す側断面図であって、図3は第2シェード34が遮蔽解除位置にある状態、図4は第2シェード34が遮蔽位置にある状態、図5は第2シェード34が中間位置にある状態を各々示している。
【0041】
図3に示すように、第2シェード34が遮蔽解除位置にあるときには、第2シェード34は、その下端縁34aが補助シェード38の下端縁38aよりも僅かに上方に位置しており、補助シェード38に隠れた状態となる。このため、リフレクタ24からの反射光が、第2シェード34によって遮蔽されてしまうことはない。
【0042】
一方、図4に示すように、第2シェード34が遮蔽位置にあるときには、第2シェード34は、補助シェード38の下端縁38aから下方へ大きく突出して、その下端縁34aが光軸Axのやや下方に位置する状態となる。このため、第1シェード32の上端縁32aの上方空間を通過するリフレクタ24からの反射光のうち、左右方向の中心領域を通過する光の多くが、第2シェード34によって遮蔽されることとなる。
【0043】
また、図5に示すように、第2シェード34が中間位置にあるときには、第2シェード34は、補助シェード38の下端縁38aから下方へある程度突出して、その下端縁34aが光軸Axの上方に位置する状態となる。このため、第1シェード32の上端縁32aの上方空間を通過するリフレクタ24からの反射光のうち、左右方向の中心領域を通過する光は、第2シェード34が遮蔽位置にあるときほどではないが、該第2シェード34によって遮蔽されることとなる。
【0044】
図6〜8は、灯具ユニット20から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図であって、図6は第2シェード34が遮蔽解除位置にあるときの配光パターンPo、図7は第2シェード34が遮蔽位置にあるときの配光パターンPr、図8は第2シェード34が中間位置にあるときの配光パターンPhを各々示している。
【0045】
図6に示すように、第2シェード34が遮蔽解除位置にあるときの配光パターンPoは、その上端部に鮮明なカットオフラインCLを有する左配光のロービーム用配光パターンであって、その上端中央部に高光度領域としてのホットゾーンHZを有している。カットオフラインCLは、対向車線側が水平カットオフラインとして形成されるとともに自車線側が斜めカットオフラインとして形成されており、その交点であるエルボ点Eの位置は、灯具正面方向の消点H−Vのやや下方位置(具体的には0.5〜0.6°程度下方位置)に設定されている。なお、この配光パターンPoにおいて、その輪郭を示す曲線と略同心状に形成された複数の曲線は等照度曲線であって、配光パターンPoがその外周縁からホットゾーンHZへ向けて徐々に明るくなることを示している。このように、この配光パターンPoは、車両前方路面を略均一に照射する配光パターンとなり、通常走行に適したものとなっている。
【0046】
一方、図7に示すように、第2シェード34が遮蔽位置にあるときの配光パターンPrは、配光パターンPoと同様のカットオフラインCLおよびホットゾーンHZを有するものとなっているが、その下端中央部にかなり大きな暗部DZrが形成されたものとなっている。このように配光パターンPoには存在しなかった暗部DZrが形成されるのは、第2シェード34によりリフレクタ24からの反射光の一部が遮蔽されたことによるものである。
【0047】
その際、暗部DZrの輪郭は、配光パターンPrの等照度曲線の間隔が暗部DZrの周辺部において極端に狭まってはいないことからも明らかなように、カットオフラインCLのように鮮明なものではなく、かなり不鮮明なものとなっている。これは、第2シェード34の遮蔽位置が、投影レンズ28の後方側焦点位置F2から前方側に所定距離離れた位置に設定されており、投影レンズ28の後方側焦点面からある程度外れていることによるものである。
【0048】
この配光パターンPrは、その下端中央部に暗部DZrが形成されているので、車両前方路面の近距離領域への照射光量を減らすことができ、これにより対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えることができる。したがって、この配光パターンPrは、雨天走行に適した配光パターンとなっている。
【0049】
しかも、暗部DZrは、その輪郭がかなり不鮮明なものとなっているので、この暗部DZrが形成されたことによって車両前方路面に配光ムラが発生してしまうのを抑えることができる。また、このとき暗部DZrとなるのは配光パターンPrの下端中央部であり、その左右両側部分は暗部とはならないので、走行レーン両側のレーンマークLM等の視認性を十分に確保することができる。
【0050】
図8に示すように、第2シェード34が中間位置にあるときの配光パターンPhは、配光パターンPoに対して全体に僅かに上向きに変位しており、また、その下端中央部に暗部DZrよりも小さい暗部DZhが形成されたものとなっている。
【0051】
この配光パターンPhが上向きに変位しているのは、レベリング機構60によって灯具ユニット20が上向きに傾動したことによるものである。また、暗部DZhが暗部DZrより小さくなるのは、第2シェード34によるリフレクタ24からの反射光の遮蔽量が少なくなったことによるものである。その際、暗部DZhの輪郭は、暗部DZrの場合と同様、かなり不鮮明なものとなる。
【0052】
この配光パターンPhは、配光パターンPoに対して全体に僅かに上向きに変位しているので、車両前方路面における遠距離領域の視認性を高めることができ、高速走行に適したものとなっている。なお、高速走行時には前走車との車間距離は一般に十分長いので、配光パターンPhが僅かに上向きに変位したとしても、前走車ドライバ等に大きなグレアを与えてしまうことはない。
【0053】
また、この配光パターンPhは、その下端中央部に暗部DZhが形成されているので、高速走行時に車両前方路面の近距離領域が明るくなりすぎるのを防止することができ、これにより車両前方路面における遠距離領域の視認性をより一層高めることができる。なお、高速走行時には近距離領域が明るくなりすぎるのを防止することができれば足りるので、暗部DZhは暗部DZrよりも小さいものとし、配光パターンPhが必要以上に暗くなってしまうのを防止するようになっている。
【0054】
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用前照灯10は、その灯具ユニット20が、投影レンズ28の後方側焦点位置F2から前方側に所定距離離れた位置においてリフレクタ24からの反射光の一部を遮蔽する遮蔽位置と、この遮蔽を解除する遮蔽解除位置とを採り得るよう移動可能に構成された第2シェード34を備えており、該第2シェード34が遮蔽位置にあるときには下端中央部に暗部DZrを有する配光パターンPrを形成する一方、該第2シェード34が遮蔽解除位置にあるときにはこのような暗部DZrを有しない配光パターンPoを形成するようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0055】
すなわち、通常走行時には第2シェード34を遮蔽解除位置に移動させる一方、雨天走行時には第2シェード34を遮蔽位置に移動させることにより、通常走行時には、配光パターンPoにより車両前方路面を全体的に明るく照射することができる一方、雨天走行時には、配光パターンPrの下端中央部に形成される暗部DZrにより、対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えることができる。
【0056】
その際、本実施形態においては、第2シェード34の遮蔽位置が、投影レンズ28の後方側焦点位置F2から前方側に10mm程度離れた位置に設定されているので、暗部DZrの輪郭を不鮮明なものとすることができ、これにより車両前方路面に配光ムラが発生してしまうのを抑えることができる。
【0057】
また本実施形態においては、高速走行時には、第2シェード34が遮蔽位置と遮蔽解除位置との間の中間位置に移動して、下端中央部に遮蔽位置での暗部DZrよりも小さい暗部DZhを有する配光パターンPhを形成するようになっているので、車両前方路面の近距離領域が明るくなりすぎるのを防止して高速走行時における遠方視認性を高めることができる。しかも、この配光パターンPhは、灯具ユニット20の上向き傾動により配光パターンPoに対して上向きに変位しているので、この点においても高速走行時における遠方視認性を高めることができる。
【0058】
さらに本実施形態においては、シェード駆動機構36およびレベリング機構60の駆動制御が、車両走行状況に応じて行われるようになっているので、車両走行状況に応じた配光パターンで光照射を行うことができ、これにより車両前方路面の視認性向上を図ることができる。
【0059】
ところで上記実施形態においては、第2シェード34の遮蔽位置が、投影レンズ28の後方側焦点位置F2から前方側に10mm程度離れた位置に設定されているものとして説明したが、前方変位量としてこれ以外の値を採用することももちろん可能である。その際、投影レンズ28の後方側焦点位置F2と第2シェード34の下端縁34aの最下点とを結ぶ直線と光軸Axとのなす角度αをα=2°程度の値に維持しておけば、暗部DZrを略一定の形状および大きさに維持したまま、その輪郭の鮮明度を変化させることが可能となる。なお、上記角度αをこれ以外の値に設定することももちろん可能である。
【0060】
また上記実施形態においては、第2シェード34の下端部34aが略円弧状に形成されているものとして説明したが、これ以外の形状を採用してもよいことはもちろんであり、これにより暗部DZr、DZhの形状を適宜変更することが可能となる。さらに、第2シェード34の左右幅についても、その値を任意に設定することが可能であり、これにより暗部DZr、DZhの左右幅を変更することが可能となる。
【0061】
上記実施形態においては、第2シェード34が投影レンズ28の後方側焦点位置F2の前方側に設けられているものとして説明したが、図9に示すように、第2シェード34が後方側焦点位置F2の後方側に設けられた構成とすることも可能である。このような構成を採用した場合においても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0062】
ただし、第2シェード34を後方側焦点位置F2の後方側に設けるようにした場合には、該第2シェード34によるリフレクタ24からの反射光の遮蔽量が相対的に多くなってしまうので、第2シェード34が遮蔽位置に移動したときの該第2シェード34の下端部34aの位置を、光軸Axの上方に位置するように設定することが好ましい。
【0063】
同図においては、第2シェード34の遮蔽位置が、投影レンズ28の後方側焦点位置F2から後方側に10mm程度離れた位置に設定されている。そして、この遮蔽位置の上下方向の位置は、投影レンズ28の後方側焦点位置F2と第2シェード34の下端縁34aの最下点とを結ぶ直線と光軸Axとのなす角度βが、上記実施形態の場合と同様、β=2°程度の値となる位置に設定されている。第2シェード34の遮蔽位置をこのような位置に設定することにより、雨天走行時の配光パターンとして、図7に示した配光パターンPrの暗部Dzrと略同様の暗部を有する配光パターンを得ることができる。
【0064】
なお、このように第2シェード34の遮蔽位置を投影レンズ28の後方側焦点位置F2の後方側に設定するようにした場合においても、該第2シェード34の後方変位量および上記角度βを上記以外の値に設定することが可能である。
【0065】
上記実施形態においては、レベリング機構60の駆動制御により灯具ユニット20を上向きに傾動させて、配光パターンPhを上向きにするようになっているが、第1シェード32を可動式にして、これを下方へ変位させることによりカットオフラインCLを上方へ変位させるようにしてもよく、このようにした場合においても自車ドライバの遠方視認性を高めることができる。その際、灯具ユニット20の上向き傾動と第1シェード32の下向き変位とを併用することも可能である。
【0066】
なお上記実施形態においては、雨天走行時には灯具ユニット20が通常走行時と同じ位置にあるものとして説明したが、図10に示すように、雨天走行時においても、高速走行時と同様、灯具ユニット20を通常走行時に比して僅かに(例えば0.3°程度)上向きに傾動させて、配光パターンPrを配光パターンPoに対して全体に僅かに上向きに変位させるようにしてもよい。
【0067】
また上記実施形態においては、配光パターンPo、Pr、Phが、水平および斜めカットオフラインからなるカットオフラインCLを有するものとして説明したが、図11に示すように、第1シェード32の上端縁32aに切欠き部32bを形成して、図12に示すように、配光パターンPrのカットオフラインCLを、その斜めカットオフラインのエルボ点E近傍部位に上方突出部CLaが形成されたものとすることにより、雨天走行時における自車ドライバの遠方視認性を高めることも可能である。なお、このような構成を採用した場合には、配光パターンPo、Phについても、そのカットオフラインCLに上方突出部CLaが形成されたものとなるので、通常走行時および高速走行時においても自車ドライバの遠方視認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す側断面図
【図2】図1のII方向矢視詳細図
【図3】上記車両用前照灯の灯具ユニットを単品で示す側断面図であって、該灯具ユニットの第2シェードが遮蔽解除位置にある状態を示す図
【図4】上記第2シェードが遮蔽位置にある状態を示す、図3と同様の図
【図5】上記第2シェードが中間位置にある状態を示す、図3と同様の図
【図6】上記灯具ユニットから前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図であって、上記第2シェードが遮蔽解除位置にあるときの配光パターンを示す図
【図7】上記第2シェードが遮蔽位置にあるときの配光パターンを示す、図6と同様の図
【図8】上記第2シェードが中間位置にあるときの配光パターンを示す、図6と同様の図
【図9】上記実施形態の変形例を示す、図4と同様の図
【図10】上記実施形態の他の変形例により形成される配光パターンを示す、図7と同様の図
【図11】上記実施形態のさらに他の変形例を示す、図2と同様の図
【図12】上記さらに他の変形例により形成される配光パターンを示す、図7と同様の図
【符号の説明】
10 車両用前照灯
12 透明カバー
14 ランプボディ
20 灯具ユニット
22 放電バルブ
22a 光源
24 リフレクタ
24a 反射面
26 ホルダ
26a ブラケット
26b 切欠き部
26c モータ載置部
28 投影レンズ
30 リテーニングリング
32 第1シェード
32a 上端縁
32b 切欠き部
34 第2シェード
34a 下端縁
34b ラック部
36 シェード駆動機構
38 補助シェード
38a 下端縁
50 エイミング機構
52 エイミングスクリュウ
54 エイミングナット
60 レベリング機構
60a 出力軸
Ax 光軸
CL カットオフライン
CLa 上方突出部
DZh、DZr 暗部
E エルボ点
F1 第1焦点
F2 後方側焦点
HZ ホットゾーン
LM レーンマーク
Po、Ph、Pr 配光パターン

Claims (5)

  1. 車両前後方向に延びる光軸上近傍に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに集光反射させるリフレクタと、このリフレクタの前方に設けられた投影レンズと、この投影レンズと上記リフレクタとの間に設けられ、該リフレクタからの反射光の一部を遮蔽するシェードと、を備えてなる灯具ユニットにより、上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、
    上記シェードが、上記カットオフラインを形成するための第1シェードと、上記配光パターンの下端中央部に暗部を形成するための第2シェードとを備えてなり、
    上記第2シェードが、上記投影レンズの後方側焦点位置から前後方向に所定距離離れた位置において上記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽する遮蔽位置と、この遮蔽を解除する遮蔽解除位置とを採り得るよう、移動可能に構成されている、ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 上記第2シェードが、上記遮蔽位置に移動したとき、該第2シェードの下端縁が上記後方側焦点位置の前方でかつ上記光軸の下方に位置するように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯。
  3. 上記第2シェードが、上記遮蔽位置に移動したとき、該第2シェードの下端縁が上記後方側焦点位置の後方でかつ上記光軸の上方に位置するように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯。
  4. 上記第2シェードが、上記遮蔽位置と上記遮蔽解除位置との間の中間位置を採り得るように構成されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用前照灯。
  5. 上記第2シェードの移動が、車両走行状況に応じて行われるように構成されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の車両用前照灯。
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