JP2005011475A - 半導体回路およびその検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要なメモリ容量を自動生成してDRAMのメモリコアを得る際の電源回路の最適化を容易に行なえる半導体回路およびその検査方法を提供する。
【解決手段】コンデンサの蓄積電荷Q=CVの関係を基に、チャージポンプを行なう容量素子に接続される最終段のバッファに与える電位Vを、降圧電源により調整した値とすることにより、この電位Vの調整をコンデンサの容量Cの調整と等価なものにして、メモリ容量に応じた電源回路の最適化を行なえるようにする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内蔵されたDRAMへ電源供給するための電源回路を備えた半導体回路およびその検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、システムLSIの回路設計において、その設計工数を削減するためには、容易に部品の再利用ができる回路設計が行いやすい環境を構築することが重要なこととして挙げられ、システムの要求に応じて容量可変なメモリを提供することで最適なメモリ構成となり、パフォーマンスの向上が可能となるため、メモリは可能な限り自由な容量構成をとれるような設計方法を提供することが重要である。
【0003】
一般的に、システムLSIではその目的に応じ、マスクROM、SRAM、DRAMなど多種のメモリが使用されており、プログラムの格納、キャッシュメモリに用いてデータのヒット率向上、データ処理などの目的に応じて、最適なメモリが使用される。
【0004】
通常のCMOSプロセスで形成可能なマスクROMやSRAMでは、システムLSIに搭載されるメモリとして広く用いられてきていることから、この設計工数削減の手段として、コンパイラブルなメモリジェネレータを用い、メモリを自動的に配置設計することにより、容易に所望のメモリ構成を得ることができるものが提供されている。
【0005】
一方、DRAM(例えば、特許文献1および特許文献2を参照)では、リーク電流の削減、アクセス速度の補賞、信頼性の向上などを行なう目的で、外部から印加される電位から各部位に最適な中間電位、昇圧電位、負電位を供給しており、それらを生成する回路が必要となってくる。
【0006】
このような理由により、回路設計において、DRAMは自動生成が行ないにくいという特性があり、例えば電源回路に限定して着目してみても、メモリの容量に合わせて、チャージポンプ回路の能力を可変とする際には、チャージポンプを行なうコンデンサの容量だけでなく、そのコンデンサに電荷を転送するバッファのサイズをも変更する必要がある。
【0007】
その設計工数を考慮した場合、サイズ決定、シミュレーションによる検証、レイアウト、ポストレイアウトシミュレーションというように、各工程による作業段階を踏んで回路設計を行なう必要があり、自動化の障害となっている。
【0008】
しかしながら、DRAMは、1ビット当たりの素子数による回路面積を小さくできるという理由から、大きなメモリ容量を必要とする箇所で求められており、SRAMを適用した場合には1ビット当たりの素子数による回路面積が大きくなるという面積デメリットが顕在化するなかで、上記のようなデメリットを考慮に入れても搭載する価値がある。さらに近年では、通常のCMOSプロセスで形成可能なプレーナ構造を備えたDRAMが適用されてきており、システムLSIにおけるDRAMの適用範囲は、今後大きく伸びていくことが予想される。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−250381号公報
【0010】
【特許文献2】
特開2001−163888号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の半導体回路の回路設計においては、他種のメモリと同様に、DRAMによるメモリ構成が容易に自動生成できる設計方法の確立が急務であり、その1つとして、前述した電源回路に関する問題を解決する必要がある。
【0012】
これに対し、前述のようなDRAMを自動生成に対応させるためには、従来自動生成への対応が不十分である電源回路の自由度をあげて、回路設計時の自動生成が容易に行うことができ、設計工数の低減が行なえるようにする必要がある。
【0013】
そのためには、トランジスタの面積変化による能力の違いを明確にすることに加え、素子のサイズによらない調整手段を選択し、それによってコンパイラ化を実現する手法を模索するのが最良であると考えられる。
【0014】
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、メモリ容量の違いに関わらず、電源回路のレイアウトとしては共通のものを用いることができ、電源回路の自動生成に対する自由度を向上し、その自動生成を容易化して回路設計時の設計工数を削減することができるとともに、回路を構成する素子のばらつきに対応して、ポンピング容量素子に与える電圧を容易に調整することができ、回路設計の際に用いるコンパイラの扱いやすさを向上することができる半導体回路およびその検査方法を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の半導体回路は、供給された電源の電圧を昇圧して出力する昇圧電源回路と、供給された電源の電圧に対する降圧機能を有する降圧電源回路とからなる電源装置を有し、前記昇圧電源回路からの出力電圧を他回路へ供給する半導体回路であって、前記昇圧電源回路からの出力電圧の前記昇圧を、前記降圧電源回路の前記降圧機能により制御するよう構成したことを特徴とする。
【0016】
また、本発明の請求項2に記載の半導体回路は、請求項1記載の半導体回路であって、供給電源の電圧を第一の電源電位とし、前記降圧電源回路は、前記第一の電源電位と接地電位の間にある任意電位を第三の電源電位として生成するよう構成し、前記昇圧電源回路は、蓄電素子と制御回路とからなり、前記降圧電源回路の降圧機能を利用して、前記制御回路により、前記蓄電素子に前記第一の電源電位と前記第三の電源電位との差をなす電位を与えてその電位に応じた量の電荷を蓄積し、前記蓄電素子を前記制御回路で駆動して第二の電源電位を生成するよう構成したことを特徴とする。
【0017】
また、本発明の請求項3に記載の半導体回路は、請求項1記載の半導体回路であって、供給電源の電圧を第一の電源電位とし、前記降圧電源回路は、前記第一の電源電位と接地電位の間にある2つの任意電位を第三の電源電位および第四の電源電位として生成するよう構成し、前記昇圧電源回路は、蓄電素子と制御回路とからなり、前記降圧電源回路の降圧機能を利用して、前記制御回路により、前記蓄電素子に、前記第一の電源電位と前記第四の電源電位との差をなす電位を与えて、その電位に応じた量の電荷を蓄積し、前記蓄電素子を前記制御回路で前記第三の電位に駆動して第二の電源電位を生成するよう構成したことを特徴とする。
【0018】
以上により、昇圧電源回路に印加する電圧を降圧電源回路からメモリ容量に応じて調整して供給することにより、メモリ容量に応じて自由に電源の能力を決定することができる。
【0019】
また、本発明の請求項4に記載の半導体回路は、請求項2に記載の半導体回路であって、前記電源装置は、前記昇圧電源回路からの出力電圧の制御に用いる電源電位を切替え可能とするスイッチを設け、前記スイッチは、前記第三の電源電位と前記第一の電源電位あるいは接地電位とを切替えるよう構成し、前記降圧電源回路に、前記第三の電源電位を調整する電圧調整手段を設けたことを特徴とする。
【0020】
以上により、昇圧電源回路を駆動する降圧電源回路の制御を、その内部に備えたスイッチを用いてさまざまなレベルに変化させることを可能とし、最大能力を与える場合、初期設定電位から予め設定した範囲に微調整を行なう場合、あるいは昇圧電源回路を不活性化させる場合について、それぞれを回路動作中に変更することができる。
【0021】
また、本発明の請求項5に記載の半導体回路は、請求項4記載の半導体回路であって、前記電圧調整手段は、回路の動作周波数が低い状態に遷移した場合あるいは当該降圧電源回路の動作が安定な定常状態となった場合には、前記第三の電源電位が低くなるように調整し、前記低い動作周波数あるいは前記定常状態から復帰した場合には、前記第三の電源電位が高くなるように調整するよう構成したことを特徴とする。
【0022】
また、本発明の請求項6に記載の半導体回路は、請求項4記載の半導体回路であって、前記スイッチは、前記昇圧電源回路の昇圧能力が要求される場合には、前記昇圧電源回路からの出力電圧の制御に用いる電源電位として、前記第一の電源電位に切替えるよう構成したことを特徴とする。
【0023】
また、本発明の請求項7に記載の半導体回路は、請求項4記載の半導体回路であって、前記スイッチは、前記昇圧電源回路が停止状態に遷移した場合には、前記昇圧電源回路からの出力電圧の制御に用いる電源電位として、前記接地電位に切替えるよう構成したことを特徴とする。
【0024】
以上により、低速動作モードや待機モード時のように消費電力を落すべきところでは昇圧回路も能力を落とし、電源立ち上げ時のように大きな能力が必要な場面では昇圧回路の能力を上げ、停止状態では電力供給を止めることにより、それぞれの状態に最適な動作モードを与えることができる。
【0025】
また、本発明の請求項8に記載の半導体回路は、請求項4記載の半導体回路であって、前記降圧電源回路に、前記第三の電源電位として前記第一の電源電位と接地電位の間に任意電位を得るための複数の抵抗素子からなる分圧回路を設け、前記電圧調整手段は、前記第三の電源電位を調整する場合に、前記抵抗素子の接続数を可変する手段として、その接続状態をアクティブにするヒューズ、あるいは接続状態が書込み可能な不揮発性メモリあるいは書き換え可能な不揮発性メモリを設けたことを特徴とする。
【0026】
また、本発明の請求項9に記載の半導体回路は、請求項4記載の半導体回路であって、前記降圧電源回路に、前記第三の電源電位として前記第一の電源電位と接地電位の間に任意電位を得るための複数の抵抗素子からなる分圧回路を設け、前記電圧調整手段は、前記第三の電源電位を調整する場合に、前記抵抗素子の接続数を可変する手段として、その接続状態を変更する論理回路を設け、外部からの電圧設定信号を前記論理回路に入力することで前記第三の電位の値を決定するよう構成したことを特徴とする。
【0027】
また、本発明の請求項10に記載の半導体回路の検査方法は、請求項8記載の半導体回路を検査する検査方法であって、前記半導体回路に対する全数検査をあらかじめ実行し、正常であった前記半導体回路に対してのみ前記電圧調整手段による第三の電源電位の調整を実行する検査工程を有する方法としたことを特徴とする。
【0028】
以上により、検査により電圧調整を行なう場合に、ヒューズあるいは不揮発性メモリで状態変化を行なわせるものに加え、外部にヒューズボックスなどの調整手段を持つことができる。
【0029】
また、本発明の請求項11に記載の半導体回路は、請求項2から請求項9のいずれかに記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路は、蓄電素子ならびに前記第三の電位が印加される制御回路を、他の回路部分と同様の薄膜トランジスタにより形成したことを特徴とする。
【0030】
また、本発明の請求項12に記載の半導体回路は、請求項2から請求項9のいずれかに記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路は、蓄電素子ならびに前記第三の電位が印加される制御回路を、他の回路部分より耐圧電位の高い厚膜トランジスタにより形成したことを特徴とする。
【0031】
以上により、降圧電源回路を使用して適用電圧範囲を低くした場合に使用するトランジスタとして薄い絶縁膜のものにも対応し、回路を実現するためのプロセスの自由度を上げることができるとともに、論理回路の高速性が必要な箇所だけ絶縁膜の厚いトランジスタを適用させることにより、論理回路の高速性の犠牲をできる限り抑え、回路の信頼性を向上させることができる。
【0032】
また、本発明の請求項13に記載の半導体回路は、請求項1から請求項9のいずれかに記載の半導体回路であって、前記降圧電源回路は、第一および第二の演算増幅器と、PチャネルトランジスタおよびNチャネルトランジスタとを有し、前記第一の電源電位と接地電位の間にある任意電位として、前記第一および第二の演算増幅器の各反転入力端子に印加される第一および第二の参照電位のうち、高い方の参照電位が入力される側の前記第一の演算増幅器の出力は前記Nチャネルトランジスタのゲートに接続され、前記Nチャネルトランジスタのソースは接地電位に、ドレインは前記第三の電源電位に接続され、低い方の参照電位が入力される側の前記第二の演算増幅器の出力は前記Pチャネルトランジスタのゲートに接続され、前記Pチャネルトランジスタのソースは前記第一の電源電位に、ドレインは前記第三の電源電位に接続され、前記第一および第二の演算増幅器のいずれの正入力にも前記第三の電源電位が接続されている構成としたことを特徴とする。
【0033】
また、本発明の請求項14に記載の半導体回路は、請求項13記載の半導体回路であって、前記降圧電源回路は、前記Pチャネルトランジスタを駆動する前記第二の演算増幅器に印加される電源電位を、前記第一の電源電位よりも大とし、かつ該演算増幅器を厚膜トランジスタで形成したことを特徴とする。
【0034】
また、本発明の請求項15に記載の半導体回路は、請求項14記載の半導体回路であって、前記降圧電源回路は、第三の演算増幅器と第二のPチャネルトランジスタとを設け、前記第三の演算増幅器の反転入力には前記第一および第二の参照電位よりも低い第三の参照電位が接続され、前記第三の演算増幅器の正入力には前記第三の電源電位が接続され、前記第三の演算増幅器の出力には前記第二のPチャネルトランジスタのゲートが接続され、前記第二のPチャネルトランジスタのソースは前記第一の電源電位に、ドレインは前記第三の電源電位に接続されている構成としたことを特徴とする。
【0035】
以上により、差動増幅機能の追加のための構成配置を行なうことにより、電圧変動やポンピングの頻度、電圧の設定範囲など、設定内容の自由度を増大することができる。
【0036】
また、本発明の請求項16に記載の半導体回路は、請求項15記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路の出力電圧は正の電圧とする構成としたことを特徴とする。
【0037】
また、本発明の請求項17に記載の半導体回路は、請求項15記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路の出力電圧は負の電圧とする構成としたことを特徴とする。
【0038】
また、本発明の請求項18に記載の半導体回路は、請求項16または請求項17に記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路は、半導体集積回路の一機能として備えられたメモリ回路に適用される構成としたことを特徴とする。
【0039】
また、本発明の請求項19に記載の半導体回路は、請求項18記載の半導体回路であって、前記メモリ回路は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)とし、前記昇圧電源回路は、その出力電圧を前記DRAMのアクセス経路に印加するよう構成したことを特徴とする。
【0040】
また、本発明の請求項20に記載の半導体回路は、請求項19記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路は、その出力電圧を論理反転し、前記反転論理を前記DRAMのアクセス経路に印加するよう構成したことを特徴とする。
【0041】
以上により、昇圧回路あるいは負電圧発生回路として、DRAMでの正論理あるいは負論理用回路に適用させることができる。
【0042】
また、本発明の請求項21に記載の半導体回路は、請求項20記載の半導体回路であって、前記電圧調整手段は、隣接する2層の配線層間の絶縁体層を貫いて前記配線層間を接続する金属電極の有無によって、前記第三の電源電位を設定するよう構成したことを特徴とする。
【0043】
また、本発明の請求項22に記載の半導体回路の設計データ生成方法は、請求項21記載の半導体回路の設計データ生成方法であって、前記2層の配線層間の配線状態の違いによって、前記半導体回路に搭載されるメモリの構成に適切な設定状態があらかじめレイアウトデータとして用意され、前記レイアウトデータを含めたメモリマクロを自動生成する方法としたことを特徴とする。
【0044】
以上により、電圧設定手段として、配線層によるプログラミングにより、メモリの自動生成を可能にすることができる。
【0045】
また、本発明の請求項23に記載の半導体回路の検査方法は、請求項21記載の半導体回路の検査方法であって、前記金属電極の状態が正常であることを検査するために、前記金属電極の状態を論理出力する回路の設定状態を、複数のフリップ・フロップからなるスキャン列との比較を行なえるようにし、前記スキャン列に入力されたデータと前記金属電極の状態の出力とを、それぞれ排他的論理和により比較し、それらの出力の論理和によって、前記金属電極のいずれかに不良があったかどうかを判定する検査項目を含む方法としたことを特徴とする。
【0046】
また、本発明の請求項24に記載の半導体回路の検査方法は、請求項23記載の半導体回路の検査方法であって、前記判定による出力により、前記金属電極の状態に不良があった場合に、前記金属電極以外の方法により前記第三の電源電位を発生するように切替えて、前記降圧電源回路を検査する検査工程を含む方法としたことを特徴とする。
【0047】
以上により、コンパイラによるメモリ検査時に不具合があった場合でも、その不具合に対して充分な対応をとることができる。
【0048】
また、本発明の請求項25に記載の半導体回路の検査方法は、請求項24記載の半導体回路の検査方法であって、前記電源装置を搭載した複数のメモリ回路を含む場合に、前記切替え指示の規定状態を不活性とし、前記複数のメモリ回路を共通して動作させ、前記降圧電源回路を検査する検査工程を含む方法としたことを特徴とする。
【0049】
また、本発明の請求項26に記載の半導体回路の検査方法は、請求項24記載の半導体回路の検査方法であって、前記切替え指示の規定状態をマスクプログラムにより指定し、例外とした特定のマクロにより独立して電源装置を動作させて検査する検査工程を含む方法としたことを特徴とする。
【0050】
以上により、複数のメモリコアで電源回路の設定を共用することを可能とし、この場合にも、使用者が指定した特定のコアに対しては、設定を変更することができる。
【0051】
また、本発明の請求項27に記載の半導体回路の検査方法は、請求項25または請求項26に記載の半導体回路の検査方法であって、前記半導体回路に高負荷を加えて検査する信頼性検査工程で、その検査中は、前記降圧電源回路から出力される第三の電源電位を下げて前記昇圧電源回路の出力を降下させる方法としたことを特徴とする。
【0052】
また、本発明の請求項28に記載の半導体回路の検査方法は、請求項27記載の半導体回路の検査方法であって、メモリの特性を評価する際、前記第三の電源電位を接地電位として前記昇圧電源回路を不活性化し、前記昇圧電源回路からの出力電圧の代わりに外部印加電圧を用いて前記メモリを駆動する方法としたことを特徴とする。
【0053】
また、本発明の請求項29に記載の半導体回路の検査方法は、請求項25または請求項26に記載の半導体回路の検査方法であって、前記半導体回路に高負荷を加えて検査する信頼性検査工程で、その検査中は、前記第三の電源電位を接地電位として前記昇圧電源回路を不活性化し、前記昇圧電源回路からの出力電圧の代わりに外部印加電圧を用いる方法としたことを特徴とする。
【0054】
以上により、メモリの検査項目における信頼性試験やメモリセル特性評価などを行なう際に、電源における動作電圧の降下あるいは停止などの各モードを適用することができる。
【0055】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す半導体回路およびその検査方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0056】
図1は本実施の形態の半導体回路における電源回路の構成を示すブロック図である。この電源回路は、図1に示すように、昇圧電源回路11と降圧電源回路12とで構成され、降圧電源回路12の出力VMIDは、昇圧電源回路11に加えられる。昇圧電源回路11は活性化信号ENVHによって活性化され、その出力としてVHを例えば半導体回路内の他の回路に供給するものである。
【0057】
図2は本実施の形態における電源回路の概略構成例(1)を示すブロック図であり、昇圧電源回路11と降圧電源回路12の関係を示すもので、それぞれの回路が有する機能を特徴付ける部分を示すものである。昇圧電源回路11の機能として、電荷転送を行なう部分を出力バッファ21と電荷蓄積/転送コンデンサ22として抜き出した。
【0058】
チャージポンプを行なう信号/PUMPHが「H」レベルの場合、出力バッファ21内のトランジスタ21aのみがオン(ON)となり、VHは電源電位(以下、VCCで表す)であるので、コンデンサ22の両端には電位差VCCが発生して、このVCCに充電される。/PUMPHが「L」レベルに変化すると、トランジスタ21aはオフ(OFF)となりトランジスタ21bのみがオン(ON)となって、コンデンサ22の電位差は保たれた状態で、さらに出力VMIDがトランジスタ21bを通じて加算され、VHの電位はVCC+VMIDに押し上げられる。
【0059】
通常、このバッファ21にはVCCが印加されるので、従来の電源回路では、VHはVCCの2倍になる。
【0060】
しかしながら本実施の形態の電源回路では、演算増幅器23、抵抗器24、25から作られる参照電位VREF(<VCC)、および出力トランジスタ26からなる回路において、VREFは抵抗器24と抵抗器25の抵抗値比率に分圧された値となり、演算増幅器23の働きによって、VMIDはVREFと等しい値になるところで安定し、また、/PUMPHが「H」レベルから「L」レベルに変化した場合、出力バッファ21の出力は、上記のように、接地電位(0V)からVMIDにしか上昇せず、このためVHの電位変化は、VCCにVMIDを加えた値、つまりVCC+VREFに限定される。
【0061】
このことは、VHを従来の2×VCCから(VCC+VREF)へ小さくした場合に相当するため、コンデンサの蓄積電荷の一般式Q=CVに当てはめて、VHをVとすると、Vが降下したことになり、コンデンサの蓄積電荷Qに対しては、Vが一定とした時にCを小さくした場合とほぼ等価な動作となるということがわかる。
【0062】
図3は本実施の形態における電源回路の概略構成例(2)を示すブロック図であり、図2の場合と同様に、出力バッファ31に与える電圧を、VCCならびにVMIDにしたもので、通常0となる「L」レベルをVMIDにしたものである。
【0063】
この場合、/PUMPHが「H」レベルの時、バッファ31の出力はVMIDとなり、コンデンサ32の両端にはVCCとVMIDしかかかっていない。そのため、コンデンサ32に蓄えられる電荷量は小さくなる。/PUMPHが「L」レベルに変化すると、出力バッファ31の出力値はVCCとなるが、蓄積された電荷が少なく、コンデンサ32にはVMIDに相当する電荷しか蓄積されてないため、VHは2VCC−VMIDの値となり、やはり昇圧電源回路11により昇圧される電圧を小さくできるという効果が得られる。
【0064】
図4は本実施の形態における電源回路の概略構成例(3)を示すブロック図であり、出力バッファ41の電位供給端子の両側を降圧電源回路43、44の出力で抑えたものである。降圧電源回路43、44の出力電位をそれぞれVMID1、VMID2と設定したとき、/PUMPHが「H」レベルの時のコンデンサ42の両電極の電位差はVCC−VMID2となり、/PUMPHが「L」レベルとなって出力バッファ41によって押し上げられた時のコンデンサ42の両電極の電位はVCC−VMID2+VMID1となる。
【0065】
これらの機能により、過剰な昇圧能力を抑えることにより、昇圧動作すなわちチャージポンプ動作時のリップルが抑えられる。この効果は、昇圧電圧を供給する経路に配置しなければならない平滑コンデンサが小さくて済むという効果も得られる。
【0066】
しかしながら、実際のメモリに適用することを考えると、昇圧能力の変化がリアルタイムでできる方が有効であり、そのために電源回路の適用範囲が広くなるという利点も得られる。
【0067】
図5は本実施の形態における電源回路の制御端子群の構成を示すブロック図であり、前述のような目的のために昇圧能力の変化などの制御を行なえるように構成したものである。
【0068】
USEREGが「H」レベルであれば、スイッチ51が選択されて導通状態となって経路となり、降圧電源回路53からの出力がVMIDとして選ばれる。USEREGが「L」レベルになると、スイッチ52が選択されて導通状態となって経路となり、インバータ54からの出力がVMIDとして選ばれる。
【0069】
また、降圧電源回路53には、参照電圧を変化させる制御端子としてUP端子とDOWN端子が備えられている。図面では簡単のために、UP、DOWNひとつずつ配置しているものとなっているが、これらUP、DOWNは、それぞれ複数あっても良く、必要に応じて抵抗値の変化を起こすことができる機能がある。
【0070】
スイッチ52の経路が選ばれたときは、制御信号DISABLEによってVMIDに供給される電圧がVCCになるか0になるかを選択できる。通常ではDISABLEは「L」レベルであり、従ってスイッチ52が選ばれた時はVMIDにはVCCが与えられる。
【0071】
これらの動作モードを表1にまとめると、制御信号によってVMIDをさまざまな値に変更可能であり、それゆえ動作モードによって昇圧電源回路の能力がリアルタイムに変更できるという利点が明確にされる。
【0072】
【表1】
Figure 2005011475
図6は本実施の形態における電源回路の電圧調整手段(1)の構成を示すブロック図であり、別の手段により出力電位VMIDが変更可能なように構成したものを示すものである。
【0073】
降圧電源回路の参照電位VREFは、抵抗器61および抵抗器62の抵抗値比率で決められるが、それぞれの経路には、ヒューズによって短絡された調整用の抵抗器61a、61b、61c、および抵抗器62a、62b、62cが備えられており、それらに対応するヒューズ63a、63b、63c、およびヒューズ64a、64b、64cとして表すことにする。
【0074】
また、図7は本実施の形態における電源回路の電圧調整手段(2)の構成を示すブロック図であり、ヒューズによらない手段で電圧調整を行うように構成したものである。
【0075】
外部に備えられた例えばヒューズボックスや不揮発性メモリなどに記録された電圧調整情報は、ADJDATAとして抵抗値調整回路73を介して、抵抗器71a、71b、71c、および抵抗器72a、72b、72cのそれぞれを活性化するかどうかを決定する。抵抗値調整回路73において、各抵抗器の両端にソースおよびドレインが接続されたトランジスタがオフとなった場所では、その抵抗器を経由することで、基本の抵抗器71および抵抗器72の値を調整することができる。
【0076】
これらの電圧調整手段を用いた検査のフローは図8に示すようなものであり、全数検査(ステップ#1)において、まずレギュレータ、すなわちここで用いられる降圧電源装置の機能検査が行なわれ(ステップ#2)、その電圧をモニタリングし(ステップ#3)、正しい値が出てきていないものに対しては(ステップ#4)、電圧調整手段を変更する(ステップ#5)ことで正常に動作するようにして電源回路の調整を完了する(ステップ#6)。この手順を採用することで、電圧調整が必要なものを絞りこんだ検査が行なえるようになり、検査のコストが下げられるという利点がある。
【0077】
なお、ここまで述べてきた回路を実際に拡散によってLSIとして作り上げる時、使用する電圧範囲によって適用されるトランジスタを変更できる。例えば、使用する電圧範囲が低い値が中心であれば、図9に示すように、バッファおよびコンデンサからなるポンピング回路を、薄膜のゲート酸化膜を用いた薄膜トランジスタHT1で作り、またその一方で、使用する電圧範囲が高い値になる可能性があれば、図10に示すように、バッファおよびコンデンサからなるポンピング回路を、厚膜のゲートで構成される厚膜トランジスタAT1を用いることができ、このように、降圧電源回路12の構成を厚膜のゲート構成に変更することで、高速動作に対応することが可能である。
【0078】
図11は本実施の形態における電源回路の降圧電源構成(1)を示すブロック図であり、図2に示す構成の改良例である。
【0079】
VMIDを参照電圧に上げる補償を行なう演算増幅器111、Pチャネル型トランジスタ116に加え、VMIDを参照電圧に下げる補償を行なう演算増幅器112、Nチャネル型トランジスタ117が備えられており、抵抗器の構成も抵抗器113、114に加え、両者の演算増幅器が動作する電圧にオフセットを設ける目的で抵抗器115が追加されており、これら抵抗器は直列に接続されている。これは、VMIDの変動が大きい場合に効果が高く、VMIDを目標の電圧にする時間の短縮が可能である。
【0080】
図12は本実施の形態における電源回路の降圧電源構成(2)を示すブロック図であり、VMIDを下げる方向に補償する演算増幅器122を、通常の電源電圧VCCより大きな値VCHで駆動する構成としたものである。
【0081】
この効果としては、VMIDの目標電圧がVCCに近いところでも、演算増幅器122の動作電圧には余裕があり、設定範囲が広くできるという効果がある。
【0082】
図13は本実施の形態における電源回路の降圧電源構成(3)を示すブロック図であり、VMIDを上げる方向に補償する能力を向上するために、演算増幅器138とPチャネル型トランジスタ1310を追加した構成である。
【0083】
新たに追加した抵抗器139により、演算増幅器132の動作範囲よりも低い電圧で働くので、VMIDが大きく下がった場合に効果が高い。
【0084】
これまで述べてきた回路を実際に使用する適用例は、図14に示される昇圧電源VPPを生成する回路、および図15に示される負電圧VBBを生成する回路として挙げられる。
【0085】
図14では、チャージポンプを行なう信号/PUMPおよび制御信号CTRLは同相のパルス信号で、それぞれ「H」レベルの時にはトランジスタ146、147がオン状態になり、ノードVTRANSおよびVGATEがVCCになる。
この状態ではトランジスタ148、145はオフであり、コンデンサ141の電極間にはVCCの電位差があるので、コンデンサ141は充電状態となっている。
【0086】
入力信号/PUMPおよびCTRLが「L」レベルに変化すると、VGATEは2VCCに押し上げられ、またVTRANSはVCC+VMIDになる。ここでトランジスタ148がオン状態となるから、昇圧されたVTRANSがVPPとして出力される。
【0087】
図15も同様に、/PUMPおよびCTRLが「L」レベルの時にはVTRANSおよびVGATEが0になり、/PUMP、CTRLが「H」レベルに変化した際にVGATEが−VCCに、VTRANSが−VMIDとなり、VBBに−VMIDが転送されるので負の電圧が出力される。
【0088】
ここで、それぞれのVMIDは降圧電源回路によって最大値が制限されているために、コンデンサ141およびコンデンサ151から転送される電荷量が少なくなる。よって、通常の回路では昇圧回路の場合電源電位の約2倍の値、負電圧回路の場合電源電位と絶対値の等しい負の値となる出力値を、中間の値にすることができる。
【0089】
図16と図17は本発明が適用される回路について示したもので、図16は本実施の形態における電源回路のポジティブワード線によるDRAMへの適用例を示すブロック図であり、図17は本実施の形態における電源回路のネガティブワード線によるDRAMへの適用例を示すブロック図であり、それぞれDRAMに適用した場合の構成を示してある。
【0090】
図16について説明すると、DRAMメモリセルDM1内のメモリセルトランジスタ164のゲートに接続されるワード線167の電位は、動作速度を確保する目的で昇圧電源回路161の出力電位VPPとなっている。また、メモリセルトランジスタ164のリークを低減するために、閾値を上げる必要があり、その基板電位には負電圧発生回路162の出力電圧VBBが印加されている。この場合では、昇圧電源回路161および負電圧発生回路162に対し、前述した機能を搭載可能である。
【0091】
図17は、DRAMで反転論理のものであり、これはプレーナ型のDRAMメモリセルDM2を有する構造で用いられるものである。この場合もアクセス速度とリーク電流の削減を目的として、負電圧VBB1を発生する負電圧電源回路171および負電圧VBB2を発生する負電圧電源回路172が搭載できるものとなっており、これらにも前述の機能を加えることができる。
【0092】
メモリへの搭載に対し、これらの応用範囲を広げるために、昇圧電源回路の電流能力を調整する機能を有することに加え、実際に作製する時に適切な電流能力が出力されるようにすることは有意義であるといえる。
【0093】
図18〜図20はその目的で備えられた機能について説明するものであり、具体的には配線層と配線層を互いに接続する層間絶縁膜に空けた穴に金属を埋め込んだコンタクトを用いて設定を行なう。
【0094】
図18は本実施の形態における電源回路のメタルプログラミングによる電圧調整手段(3)の構成を示すブロック図であり、コンタクト181の有無を判定して論理信号を出力する回路の例である。
【0095】
まず、初期設定としてRESETに一定時間「H」レベルとなる信号を入力する。この期間ノードAの電位は「L」レベルとなりインバータ183を介し、出力CFGDATAが「H」レベルに、そのデータを用いトランジスタ184が活性化され、Aの電位を「L」レベルになる方向に促進する。
【0096】
コンタクトが接続されていれば、RESET信号が切れて「L」レベルに変化した場合、インバータ182の働きでノードAの電位が上がる。Aの電位が上昇し、インバータ183の出力が反転することでCFGDATAが「L」レベルとなると、そこでトランジスタ184はオフとなり、ノードAは「H」レベルで安定する。
【0097】
コンタクトが接続されていない時には、RESETの信号入力が「L」レベルに切り替わっても、ノードAの電位は変化せず、「L」レベルを保ち続ける。そのため、インバータ183の出力、すなわちCFGDATAの電位は「H」となり、トランジスタ184のデータが保持されるので、ノードAの電位に「L」レベルが割り当てられる。従って、CFGDATAは入力信号レベルによらず「H」レベルが保たれる。
【0098】
このコンタクトによるメタルプログラムを用いれば、図6あるいは図7における電圧調整パターンをマスクデータとして固定可能であり、電源回路を含むメモリマクロの自動生成を行なう際の設定データとして提供可能となる。
【0099】
この設定が正しいことを検査するために用いることのできる回路例を図19に示す。図18に相当するコンタクト181の設定回路の出力191(191a、191b、…191n)に対し、スキャンフリップフロップの列192(192a、192b、…192n)に比較データを入力し、排他的論理和193(193a、193b、…193n)で比較を行なう。
【0100】
設定に誤りがあれば、193a〜193nのいずれかが「H」レベルとなり、間違いがなければすべてが「L」レベルとなるので、この比較結果を論理和194で重ねあわせた信号CHECKVIAが検査結果として出力すれば、設定データの検査ができる。
【0101】
設定データが正しいか誤りがあるかに従って設定論理を変更できる回路例を図20に示す。判定回路203あるいは切替え指示回路204のいずれかが「H」レベルになる場合と、そうでない場合で、コンタクト設定回路201と、別途用意した設定回路202の経路を、セレクタ205で選択し、設定データとして選ぶ。
【0102】
この設定変更回路を用いることで、設定変更指示をヒューズなどで検査後に設定し、外部の設定回路を用いて設定変更を行なうこと、また、外部の設定回路を共通に用いるような設定を行なえるようにできること、複数のマクロで設定の共通化、あるいは特定マクロでは設定を独立で行なえる設定にできることが可能となる。
【0103】
また、検査のモード変更のための回路としてこの切替え指示回路を用いることで、信頼性試験を行なう際に出力電位を下げることや、降圧電源回路を止めることで昇圧電源回路の動作を停止するモードを実現できる。また、このように昇圧電源を停止するモードはメモリの特性評価を行なう段階でも使用可能であるが、これらのモードを切替え指示回路204の働きによって実現できる。
【0104】
また、メモリの特性を評価する際には、降圧電源回路の出力電位VMIDを接地電位として昇圧電源回路を不活性化し、昇圧電源回路からの出力電圧VHの代わりに外部印加電圧を用いてメモリを駆動するようにしてもよい。
【0105】
これにより、メモリの検査項目における信頼性試験やメモリセル特性評価などを行なう際に、外部印加電圧を用いても、同様に動作電圧の降下あるいは停止などの各検査モードを適用することができ、外部電源からの出力電圧により各検査モードについて容易に対応させることができる。
【0106】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、コンデンサの蓄積電荷Q=CVの関係を基に、チャージポンプを行なうポンピング容量素子に接続される最終段のバッファに与える電位Vを降圧電源回路により調整し、この調整電位に基づいて昇圧電源回路からの出力電圧を調整することにより、チャージポンプ回路内のバッファサイズおよびコンデンサ容量サイズを固定したままでも、回路設計のコンパイラブル化を可能にし、このコンパイラを用いてメモリ容量に応じた電源回路の最適化を行なえるようにすることができる。
【0107】
そのため、メモリ容量の違いに関わらず、電源回路のレイアウトとしては共通のものを用いることができ、電源回路の自動生成に対する自由度を向上し、その自動生成を容易化して回路設計時の設計工数を削減することができる。
【0108】
また、回路を構成する素子のばらつきに対応して、ポンピング容量素子に与える電圧を容易に調整することができ、回路設計の際に用いるコンパイラの扱いやすさを向上することができる。
【0109】
また、降圧電源回路の電圧調整や動作制御によりチャージポンプ回路の能力をリアルタイムで変更することができ、チャージポンプ回路の能力として、待機モードや低速動作モード時のように大きな能力を必要としない場合、あるいは立ち上げ時のように大きな能力を必要とする場合に対しても、それらの各場合に応じて昇圧電源回路の能力を変更することができる。
【0110】
そのため、別にサブ的な電源回路など複雑な機構を追加することなく、回路の動作モードを増やすことができるとともに、回路設計の自動化における設計工数を削減することができる。
【0111】
また、設定データをコンタクトのデータとして保持することで、メモリ容量に応じて電源回路の能力を最適化したデータを、回路設計時のデータとして提供することができ、その設計データを設計自動化の際に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体回路における電源回路の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態における電源回路の概略構成例(1)を示すブロック図
【図3】同実施の形態における電源回路の概略構成例(2)を示すブロック図
【図4】同実施の形態における電源回路の概略構成例(3)を示すブロック図
【図5】同実施の形態における電源回路の制御端子群の構成を示すブロック図
【図6】同実施の形態における電源回路の電圧調整手段(1)の構成を示すブロック図
【図7】同実施の形態における電源回路の電圧調整手段(2)の構成を示すブロック図
【図8】同実施の形態における電源回路の検査手順例を示すフローチャート
【図9】同実施の形態における電源回路の薄膜トランジスタでの構成を示すブロック図
【図10】同実施の形態における電源回路の厚膜トランジスタでの構成を示すブロック図
【図11】同実施の形態における電源回路の降圧電源構成(1)を示すブロック図
【図12】同実施の形態における電源回路の降圧電源構成(2)を示すブロック図
【図13】同実施の形態における電源回路の降圧電源構成(3)を示すブロック図
【図14】同実施の形態における電源回路の昇圧電源構成を示すブロック図
【図15】同実施の形態における電源回路の負電圧発生回路を示すブロック図
【図16】同実施の形態における電源回路のポジティブワード線によるDRAMへの適用例を示すブロック図
【図17】同実施の形態における電源回路のネガティブワード線によるDRAMへの適用例を示すブロック図
【図18】同実施の形態における電源回路のメタルプログラミングによる電圧調整手段(3)の構成を示すブロック図
【図19】同実施の形態における電源回路の電圧調整手段に対する評価回路の構成を示すブロック図
【図20】同実施の形態におけるメタルプログラムとその他の電圧調整手段との切替え構成を示すブロック図
【符号の説明】
11 昇圧電源回路
12 降圧電源回路
21 出力バッファ
22 コンデンサ
23 演算増幅器
24 抵抗器
25 抵抗器
26 出力トランジスタ
31 出力バッファ
32 コンデンサ
33 演算増幅器
34 抵抗器
35 抵抗器
36 出力トランジスタ
41 出力バッファ
42 コンデンサ
43 降圧電源回路
44 降圧電源回路
51 スイッチ
52 スイッチ
53 降圧電源回路
54 インバータ
61 抵抗器
62 抵抗器
63 ヒューズ
64 ヒューズ
71 抵抗器
72 抵抗器
73 抵抗値調整回路
111 演算増幅器
112 演算増幅器
113 抵抗器
114 抵抗器
115 抵抗器
116 (Pチャネル型)トランジスタ
117 (Nチャネル型)トランジスタ
121 演算増幅器
122 演算増幅器
123 抵抗器
124 抵抗器
125 抵抗器
126 (Pチャネル型)トランジスタ
127 (Nチャネル型)トランジスタ
131 演算増幅器
132 演算増幅器
133 抵抗器
134 抵抗器
135 抵抗器
136 (Pチャネル型)トランジスタ
137 (Nチャネル型)トランジスタ
138 演算増幅器
139 抵抗器
1310 (Pチャネル型)トランジスタ
141 コンデンサ
142 コンデンサ
143 コンデンサ
144 インバータ
145 (Nチャネル型)トランジスタ
146 (Nチャネル型)トランジスタ
147 (Nチャネル型)トランジスタ
148 (Nチャネル型)トランジスタ
151 コンデンサ
152 コンデンサ
153 コンデンサ
154 インバータ
155 (Pチャネル型)トランジスタ
156 (Pチャネル型)トランジスタ
157 (Pチャネル型)トランジスタ
158 (Pチャネル型)トランジスタ
161 昇圧電源回路
162 負電圧電源回路
163 中間電位発生回路
164 メモリセルトランジスタ
165 メモリセルコンデンサ
166 データ線
167 ワード線
171 負電圧電源回路(1)
172 負電圧電源回路(2)
173 メモリセルトランジスタ
174 メモリセルコンデンサ
175 データ線
176 ワード線
181 コンタクト
182 インバータ
183 インバータ
184 (Nチャネル型)トランジスタ
191 Via設定回路
192 スキャンフリップフロップ
193 排他的論理和
194 論理和
201 Via設定回路
202 (ヒューズなど)設定回路
203 判定回路
204 切替え指示回路
205 セレクタ
AT1 厚膜トランジスタ
HT1 薄膜トランジスタ
DM1 DRAMメモリセル
DM2 DRAMメモリセル

Claims (29)

  1. 供給された電源の電圧を昇圧して出力する昇圧電源回路と、供給された電源の電圧に対する降圧機能を有する降圧電源回路とからなる電源装置を有し、前記昇圧電源回路からの出力電圧を他回路へ供給する半導体回路であって、前記昇圧電源回路からの出力電圧の前記昇圧を、前記降圧電源回路の前記降圧機能により制御するよう構成したことを特徴とする半導体回路。
  2. 請求項1記載の半導体回路であって、供給電源の電圧を第一の電源電位とし、前記降圧電源回路は、前記第一の電源電位と接地電位の間にある任意電位を第三の電源電位として生成するよう構成し、前記昇圧電源回路は、蓄電素子と制御回路とからなり、前記降圧電源回路の降圧機能を利用して、前記制御回路により、前記蓄電素子に前記第一の電源電位と前記第三の電源電位との差をなす電位を与えてその電位に応じた量の電荷を蓄積し、前記蓄電素子を前記制御回路で駆動して第二の電源電位を生成するよう構成したことを特徴とする半導体回路。
  3. 請求項1記載の半導体回路であって、供給電源の電圧を第一の電源電位とし、前記降圧電源回路は、前記第一の電源電位と接地電位の間にある2つの任意電位を第三の電源電位および第四の電源電位として生成するよう構成し、前記昇圧電源回路は、蓄電素子と制御回路とからなり、前記降圧電源回路の降圧機能を利用して、前記制御回路により、前記蓄電素子に、前記第一の電源電位と前記第四の電源電位との差をなす電位を与えて、その電位に応じた量の電荷を蓄積し、前記蓄電素子を前記制御回路で前記第三の電位に駆動して第二の電源電位を生成するよう構成したことを特徴とする半導体回路。
  4. 請求項2に記載の半導体回路であって、前記電源装置は、前記昇圧電源回路からの出力電圧の制御に用いる電源電位を切替え可能とするスイッチを設け、前記スイッチは、前記第三の電源電位と前記第一の電源電位あるいは接地電位とを切替えるよう構成し、前記降圧電源回路に、前記第三の電源電位を調整する電圧調整手段を設けたことを特徴とする半導体回路。
  5. 請求項4記載の半導体回路であって、前記電圧調整手段は、回路の動作周波数が低い状態に遷移した場合あるいは当該降圧電源回路の動作が安定な定常状態となった場合には、前記第三の電源電位が低くなるように調整し、前記低い動作周波数あるいは前記定常状態から復帰した場合には、前記第三の電源電位が高くなるように調整するよう構成したことを特徴とする半導体回路。
  6. 請求項4記載の半導体回路であって、前記スイッチは、前記昇圧電源回路の昇圧能力が要求される場合には、前記昇圧電源回路からの出力電圧の制御に用いる電源電位として、前記第一の電源電位に切替えるよう構成したことを特徴とする半導体回路。
  7. 請求項4記載の半導体回路であって、前記スイッチは、前記昇圧電源回路が停止状態に遷移した場合には、前記昇圧電源回路からの出力電圧の制御に用いる電源電位として、前記接地電位に切替えるよう構成したことを特徴とする半導体回路。
  8. 請求項4記載の半導体回路であって、前記降圧電源回路に、前記第三の電源電位として前記第一の電源電位と接地電位の間に任意電位を得るための複数の抵抗素子からなる分圧回路を設け、前記電圧調整手段は、前記第三の電源電位を調整する場合に、前記抵抗素子の接続数を可変する手段として、その接続状態をアクティブにするヒューズ、あるいは接続状態が書込み可能な不揮発性メモリあるいは書き換え可能な不揮発性メモリを設けたことを特徴とする半導体回路。
  9. 請求項4記載の半導体回路であって、前記降圧電源回路に、前記第三の電源電位として前記第一の電源電位と接地電位の間に任意電位を得るための複数の抵抗素子からなる分圧回路を設け、前記電圧調整手段は、前記第三の電源電位を調整する場合に、前記抵抗素子の接続数を可変する手段として、その接続状態を変更する論理回路を設け、外部からの電圧設定信号を前記論理回路に入力することで前記第三の電位の値を決定するよう構成したことを特徴とする半導体回路。
  10. 請求項8記載の半導体回路を検査する検査方法であって、前記半導体回路に対する全数検査をあらかじめ実行し、正常であった前記半導体回路に対してのみ前記電圧調整手段による第三の電源電位の調整を実行する検査工程を有することを特徴とする半導体回路の検査方法。
  11. 請求項2から請求項9のいずれかに記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路は、蓄電素子ならびに前記第三の電位が印加される制御回路を、他の回路部分と同様の薄膜トランジスタにより形成したことを特徴とする半導体回路。
  12. 請求項2から請求項9のいずれかに記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路は、蓄電素子ならびに前記第三の電位が印加される制御回路を、他の回路部分より耐圧電位の高い厚膜トランジスタにより形成したことを特徴とする半導体回路。
  13. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の半導体回路であって、前記降圧電源回路は、第一および第二の演算増幅器と、PチャネルトランジスタおよびNチャネルトランジスタとを有し、前記第一の電源電位と接地電位の間にある任意電位として、前記第一および第二の演算増幅器の各反転入力端子に印加される第一および第二の参照電位のうち、高い方の参照電位が入力される側の前記第一の演算増幅器の出力は前記Nチャネルトランジスタのゲートに接続され、前記Nチャネルトランジスタのソースは接地電位に、ドレインは前記第三の電源電位に接続され、低い方の参照電位が入力される側の前記第二の演算増幅器の出力は前記Pチャネルトランジスタのゲートに接続され、前記Pチャネルトランジスタのソースは前記第一の電源電位に、ドレインは前記第三の電源電位に接続され、前記第一および第二の演算増幅器のいずれの正入力にも前記第三の電源電位が接続されていることを特徴とする半導体回路。
  14. 請求項13記載の半導体回路であって、前記降圧電源回路は、前記Pチャネルトランジスタを駆動する前記第二の演算増幅器に印加される電源電位を、前記第一の電源電位よりも大とし、かつ該演算増幅器を厚膜トランジスタで形成したことを特徴とする半導体回路。
  15. 請求項14記載の半導体回路であって、前記降圧電源回路は、第三の演算増幅器と第二のPチャネルトランジスタとを設け、前記第三の演算増幅器の反転入力には前記第一および第二の参照電位よりも低い第三の参照電位が接続され、前記第三の演算増幅器の正入力には前記第三の電源電位が接続され、前記第三の演算増幅器の出力には前記第二のPチャネルトランジスタのゲートが接続され、前記第二のPチャネルトランジスタのソースは前記第一の電源電位に、ドレインは前記第三の電源電位に接続されていることを特徴とする半導体回路。
  16. 請求項15記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路の出力電圧は正の電圧とすることを特徴とする半導体回路。
  17. 請求項15記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路の出力電圧は負の電圧とすることを特徴とする半導体回路。
  18. 請求項16または請求項17に記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路は、半導体集積回路の一機能として備えられたメモリ回路に適用されることを特徴とする半導体回路。
  19. 請求項18記載の半導体回路であって、前記メモリ回路は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)とし、前記昇圧電源回路は、その出力電圧を前記DRAMのアクセス経路に印加するよう構成したことを特徴とする半導体回路。
  20. 請求項19記載の半導体回路であって、前記昇圧電源回路は、その出力電圧を論理反転し、前記反転論理を前記DRAMのアクセス経路に印加するよう構成したことを特徴とする半導体回路。
  21. 請求項20記載の半導体回路であって、前記電圧調整手段は、隣接する2層の配線層間の絶縁体層を貫いて前記配線層間を接続する金属電極の有無によって、前記第三の電源電位を設定するよう構成したことを特徴とする半導体回路。
  22. 請求項21記載の半導体回路の設計データ生成方法であって、前記2層の配線層間の配線状態の違いによって、前記半導体回路に搭載されるメモリの構成に適切な設定状態があらかじめレイアウトデータとして用意され、前記レイアウトデータを含めたメモリマクロを自動生成することを特徴とする半導体回路の設計データ生成方法。
  23. 請求項21記載の半導体回路の検査方法であって、前記金属電極の状態が正常であることを検査するために、前記金属電極の状態を論理出力する回路の設定状態を、複数のフリップ・フロップからなるスキャン列との比較を行なえるようにし、前記スキャン列に入力されたデータと前記金属電極の状態の出力とを、それぞれ排他的論理和により比較し、それらの出力の論理和によって、前記金属電極のいずれかに不良があったかどうかを判定する検査項目を含むことを特徴とする半導体回路の検査方法。
  24. 請求項23記載の半導体回路の検査方法であって、前記判定による出力により、前記金属電極の状態に不良があった場合に、前記金属電極以外の方法により前記第三の電源電位を発生するように切替えて、前記降圧電源回路を検査する検査工程を含むことを特徴とする半導体回路の検査方法。
  25. 請求項24記載の半導体回路の検査方法であって、前記電源装置を搭載した複数のメモリ回路を含む場合に、前記切替え指示の規定状態を不活性とし、前記複数のメモリ回路を共通して動作させ、前記降圧電源回路を検査する検査工程を含むことを特徴とする半導体回路の検査方法。
  26. 請求項24記載の半導体回路の検査方法であって、前記切替え指示の規定状態をマスクプログラムにより指定し、例外とした特定のマクロにより独立して電源装置を動作させて検査する検査工程を含むことを特徴とする半導体回路の検査方法。
  27. 請求項25または請求項26に記載の半導体回路の検査方法であって、前記半導体回路に高負荷を加えて検査する信頼性検査工程で、その検査中は、前記降圧電源回路から出力される第三の電源電位を下げて前記昇圧電源回路の出力を降下させることを特徴とする半導体回路の検査方法。
  28. 請求項27記載の半導体回路の検査方法であって、メモリの特性を評価する際、前記第三の電源電位を接地電位として前記昇圧電源回路を不活性化し、前記昇圧電源回路からの出力電圧の代わりに外部印加電圧を用いて前記メモリを駆動することを特徴とする半導体回路の検査方法。
  29. 請求項25または請求項26に記載の半導体回路の検査方法であって、前記半導体回路に高負荷を加えて検査する信頼性検査工程で、その検査中は、前記第三の電源電位を接地電位として前記昇圧電源回路を不活性化し、前記昇圧電源回路からの出力電圧の代わりに外部印加電圧を用いることを特徴とする半導体回路の検査方法。
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