JP2005009551A - トーショナルダンパ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記嵌合型トーショナルダンパにおいて、環状ゴム3とハブ1および環状マス2との嵌合面に、メルカプト基含有シランカップリング剤およびチタンアセチルアセトナート化合物よりなる接着剤層を介在させる。接着剤層の形成は、一般にトルエン、キシレン等で希釈した接着剤溶液を用いて行われる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トーショナルダンパに関する。さらに詳しくは、例えば自動車エンジンのクランク軸等の回転軸に発生する捩り振動を吸収するために用いられる、滑りトルク特性にすぐれたトーショナルダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等のエンジンの駆動は、吸気、圧縮、爆発(膨張)および排気の各工程を繰り返しながら行なわれ、ピストンの往復運動をクランク軸の回転運動に変換しているため、このクランク軸には、回転に伴って捩り振動(回転方向の振動)が生じる。そして、このような捩り振動の増大による不具合の発生を防止するため、クランク軸の軸端には、トーショナルダンパが取り付けられる。
【0003】
トーショナルダンパは、クランク軸に取り付けられるハブの外周にゴムを介して環状マスを同心的かつ弾性的に連結した構成を備え、ゴムのバネ定数と質量体の慣性質量とによって決まる一定の捩り方向固有振動数を有し、その共振による動的吸振効果によって、特定の回転数領域における捩り振動を低減するものである。トーショナルダンパには、嵌合式トーショナルダンパと呼ばれるものがあり、この種のものは、環状に成形したゴムをハブと環状マスの対向周面間に軸方向側から圧入嵌合することによって製作されるため、ゴムを加硫接着した構造のものに比較して安価に提供できるといった利点がある。
【0004】
しかしながら、この嵌合式トーショナルダンパにおいては、ハブ、環状ゴム、環状マスの互いの結合が、圧入時のゴムの圧縮反力による摩擦抵抗に依存されるため、動的吸振動作等による入力トルクが大きくなると、ハブまたは環状マスと環状ゴムとの嵌合面間で円周方向の滑りを生じることがあり、ゴムを加硫接着したタイプのものに比較して、適用可能な範囲が著しく制限される。したがって、この種のトーショナルダンパには、滑りが発生する時の入力トルク値(滑りトルク)の向上が求められている。
【0005】
滑りトルク向上の手法としては、先にハブと環状ゴムの界面、環状ゴムと環状マスの界面にメルカプト基含有シランカップリング剤(γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン)を介在させる方法が提案されており(特開2001−263423号公報)、ハブと環状ゴムの界面、環状ゴムと環状マスの界面にメルカプト基含有シランカップリング剤を介在させることにより、嵌合面に滑りが発生するのを有効に防止し、高滑りトルクが得られる結果として適用範囲の拡大に至っている。このようなメルカプト基含有シランカップリング剤では、反応促進のため100℃以上、例えば120℃で3時間という熱処理が加えられるが、このような熱処理を嵌合後に行うと、使用するゴム材の劣化やそれが軽微な場合でも特性に変化を生じて製品上好ましくなく、また工程数の増加ともなり、性能および生産性の面からも嵌合後の熱処理なしでの製造は有利である。
【0006】
しかしながら、加硫接着したタイプのものに比較すると、嵌合後の熱処理を行わないものはその滑りトルク(破壊トルク)の値が低く、一方近年のエンジンの高出力化や自動車の小型化に伴うトーショナルダンパの小型化により、固着界面に発生する応力が増大し、より強固な固着力が必要とされており、さらなる滑りトルクの向上が求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、金属製ハブとこのハブの外周側に配置した金属製環状マスとの対向周面間に環状ゴムを圧入嵌合したトーショナルダンパであって、嵌合後の熱処理を必要とする従来のメルカプト基含有シランカップリング剤のみの接着剤層を設けたものと比較して同程度の滑りトルクを有し、かつ嵌合後の熱処理を行わないものを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる本発明の目的は、上記嵌合型トーショナルダンパにおいて、環状ゴム3と金属製ハブ1および金属製環状マス2との嵌合面に、メルカプト基含有シランカップリング剤およびチタンアセチルアセトナート化合物よりなる接着剤層を介在させることによって達成される。接着剤層の形成は、トルエン、キシレン等の炭化水素溶媒で希釈した接着剤溶液を用いて行われることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
上記トーショナルダンパの製造において、メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤層を嵌合面に介在させる方法として、以下に記載するいずれを用いても、十分な効果が得られる。なお、嵌合を容易にするための潤滑油としては、フタル酸エステル系可塑剤やパラフィン系可塑剤等圧入するゴム材料と相溶性の良い可塑剤等が用いられる。
(1) メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤を、例えばトルエン等で希釈して環状ゴム3に塗布し、未乾燥のまま、リム部14の外周面と環状マス2の内周面との間に軸方向側から、好ましくは嵌合を容易にするための潤滑油を用いて、圧入する。
(2) メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤を、例えばトルエン等で希釈してリム部14の外周面および環状マス2の内周面に塗布し、未乾燥のまま、環状ゴム3をリム部14の外周面と環状マス2の内周面との間に軸方向側から、好ましくは嵌合を容易にするための潤滑油を用いて、圧入する。
(3) メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤を、例えばトルエン等で希釈して環状ゴム3に塗布し、乾燥させた後、リム部14の外周面と環状マス2の内周面との間に軸方向側から、好ましくは嵌合を容易にするための潤滑油を用いて、圧入する。
(4) メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤を、例えばトルエン等で希釈してリム部14の外周面および環状マス2の内周面に塗布し、乾燥させた後、環状ゴム3をリム部14の外周面と環状マス2の内周面との間に軸方向側から、好ましくは嵌合を容易にするための潤滑油を用いて、圧入する。
【0010】
ここで用いられるメルカプト基含有シランカップリング剤としては、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジエトキシシラン等が挙げられる。
【0011】
これらのメルカプト基含有シランカップリング剤は、一種類のみで使用しても良いが、二種類以上を混合して使用しても良い。メルカプト基含有シランカップリング剤以外のシランカップリング剤、例えばウレタン系、エポキシ系、ビニル系等のシランカップリング剤を用いると、メルカプト基含有シランカップリング剤と比較してトルク向上効果が小さくなる。
【0012】
これらのシランカップリング剤と共に用いられるチタンアセチルアセトナート化合物としては、一般式
R:プロピル、ブチル、ペンチル等の炭素数1〜10のアルキル基
n:0〜3の整数
で表されるチタンアセチルアセトネート化合物、例えばチタンテトラアセチルアセトナート、チタンジアセチルアセトナート等が用いられる。
【0013】
これらのチタンアセチルアセトナート化合物は、一種類のみで使用しても良いが、二種類以上を混合使用しても良い。チタンアセチルアセトナート以外の有機チタン化合物、例えばチタンオクチレングリコレートが用いられた場合には、格別の滑りトルク向上効果がみられない。
【0014】
チタンアセチルアセトナート化合物は、メルカプト基含有シランカップリング剤、例えばγ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン100重量部に対し5〜100重量部、好ましくは10〜30重量部、さらに好ましくは15〜25重量部の割合で用いられる。これ以下の使用割合では、本発明の目的とする滑りトルク特性の向上が達成されず、一方これ以上の割合で用いられても、滑りトルクの向上効果が収束するので意味がなくなる。
【0015】
なお、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等のメルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトネート化合物を添加した接着剤は、好ましくはトルエン、キシレン等の炭化水素溶媒等で希釈して用いられる。
【0016】
かかる接着剤で嵌合接着される環状ゴムの材料としては、天然ゴム、天然ゴムとスチレン−ブタジエン共重合ゴムのブレンドゴム、ブタジエンゴム、天然ゴムとブタジエンゴムのブレンドゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、水添化アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、EPDM、エチレン−アクリレート共重合ゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム等が用いられ、好ましくはEPDM、エチレン−アクリレート共重合ゴムが用いられる。
【0017】
図1は、嵌合式トーショナルダンパの一態様の軸心を通る平面での半裁断面図である。このトーショナルダンパは、図示されていない自動車エンジン等のクランク軸の軸端に取り付けられるハブ1と、その外周側に同心的に離間配置された環状マス2との対向周面間に環状ゴム3が圧入嵌合され、この環状ゴム3を介してハブ1と環状マス2が互いに弾性的に連結された構造を有する。
【0018】
ハブ1は、金属材料で成形されたものであって、クランク軸の軸端に取り付けられる内周側のボス部11、そこから外周側へ展開した円盤部12、その外周部に形成されたプーリ部13およびリム部14を有する。環状マス2も金属材料からなるものであって、ハブ1のリム部14の外周側に配置され、外周面にプーリ部21が形成されている。プーリ部13、21は、クランク軸の回転力を図示されていないVベルトを介して各種補機へ伝達するためのものである。
【0019】
環状ゴム3は、ゴム材料によって環状に成形されたものであって、ハブ1のリム部14の外周面とこれに径方向に対向する環状マス2の内周面との間に所要の圧縮代をもって圧入嵌合されている。また、環状ゴム3とリム部14および環状マス2との嵌合面には、それぞれメルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤層が介在されている。
【0020】
【発明の効果】
メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤は、ゴム材料と金属との圧接面における滑りトルクの増大にすぐれた効果を発揮する。したがって、ハブ1、環状ゴム3、環状マス2が互いに強固に保持された状態となり、滑りトルクを著しく増大させ、動的吸振動作等による大トルク入力時にハブ1または環状マス2と環状ゴム3の嵌合面間で円周方向の滑りが発生するのを有効に防止することができる。
【0021】
このように、金属からなるハブおよび環状マスとその対向周面間に圧入した環状ゴムとの互いの嵌合面に、メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤層を介在させることにより、従来の金属製ハブとこのハブの外周側に配置した金属製環状マスとの対向周面間に環状ゴムを圧入嵌合した後の熱処理を必要とした、メルカプト基含有カップリング剤を嵌合界面に介在させたトーショナルダンパと同程度の滑りトルクを維持させることができる。
【0022】
これにより、嵌合後の熱処理なしで、従来加硫接着したトーショナルダンパしか適用できなかった範囲まで適用範囲を拡大することができ、かつエンジンの高出力化、小型化に対応する高滑りトルクを有し、しかも安価なトーショナルダンパを提供することができ、その上製造上の安全性および製造設備を汚染する問題もないといったすぐれた効果が実現される。
【0023】
【実施例】
次に、実施例について本発明を説明する。
【0024】
実施例1
図1に示される構造を有するトーショナルダンパにおいて、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン100部(重量、以下同じ)およびチタンテトラアセチルアセトナートTi(C5H7O2)4 20部をトルエン2000部で希釈した接着剤溶液を、環状ゴムに塗布し、未乾燥のまま、環状ゴムをハブと環状マスとの間に嵌合を容易にするための潤滑油(フタル酸エステル系可塑剤)を用いて嵌合し、次いでアルカリ洗浄液中に浸漬して、嵌合液(潤滑油)を洗浄、除去した。なお、嵌合後の熱処理は行われなかった。
【0025】
なお、環状ゴムとしては、次の配合組成のものを180℃で6分間架橋成形したEPDM製のものが用いられた。
【0026】
このトーショナルダンパの評価試験として、滑りトルクの測定を行った。この測定では、ハブと環状マスを固定した後、20N・m刻みで円周方向の荷重をかけ、この状態を1分間保持し、この保持時間内にハブと環状マスの相対的な捩り変位が2度未満であれば、さらに荷重を20N・m増大させて1分間保持し、保持時間内にハブと環状マスの相対的な捩り変位が2度以上となった場合のトルクを滑りトルクとして、初期および加熱老化後(120℃、240時間)について測定した。
【0027】
実施例2
実施例1において、チタンテトラアセチルアセトナートの代りに、同量のチタンジアセチルアセトナート(C3H7O)2Ti(C5H7O2)2が用いられた。
【0028】
実施例3
実施例1において、チタンテトラアセチルアセトナート量が10部に変更された。
【0029】
実施例4
実施例1において、チタンテトラアセチルアセトナート量が30部に変更された。
【0030】
参考例1
実施例1において、チタンテトラアセチルアセトナートが用いられず、また嵌合後に120℃、3時間の熱処理が行われた。
【0031】
比較例1
実施例1において、チタンテトラアセチルアセトナートの代りに同量のチタンオクチレングリコレート(C8H17O)2Ti(C6H9O3)2が用いられた。
【0032】
比較例2
実施例1において、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシランおよびチタンテトラアセチルアセトナートがいずれも用いられなかった。
【0033】
以上の実施例1〜4、参考例1および比較例1〜2で得られた結果は、次の表1に示される。
【0034】
実施例5
実施例1において、EPDM製環状ゴムの代りに、次の配合組成のものを180℃で10分間加硫成形したエチレン−アクリレート共重合ゴム製のものが用いられた。
【0035】
実施例6
実施例5において、チタンテトラアセチルアセトナートの代りに、同量のチタンジアセチルアセトナート(C3H7O)2Ti(C5H7O2)2が用いられた。
【0036】
実施例7
実施例5において、チタンテトラアセチルアセトナート量が10部に変更された。
【0037】
実施例8
実施例5において、チタンテトラアセチルアセトナート量が30部に変更された。
【0038】
参考例2
実施例5において、チタンテトラアセチルアセトナートが用いられず、また嵌合後に120℃、3時間の熱処理が行われた。
【0039】
比較例3
実施例5において、チタンテトラアセチルアセトナートの代りに同量のチタンオクチレングリコレート(C8H17O)2Ti(C6H9O3)2が用いられた。
【0040】
比較例4
実施例5において、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシランおよびチタンテトラアセチルアセトナートがいずれも用いられなかった。
【0041】
以上の実施例5〜8、参考例2および比較例3〜4で得られた結果は、次の表2に示される。
【0042】
以上の結果から、次のようなことがいえる。
(1) 実施例1〜2および5〜6では、圧入嵌合するゴム材料の種類とは無関係に、従来技術(参考例1および2)と比較して同等程度の滑りトルクの向上効果がみられる。また、熱老化後も滑りトルク低下はみられず、高い滑りトルクを維持していた。
(2) チタンテトラアセチルアセトナート量を変化させた実施例3〜4および7〜8では、10部添加では滑りトルクの向上効果は少なくなり、30部添加では20部添加と滑りトルクに差異は認められず、添加効果は収束した。
(3) チタンアセチルアセトナートではない有機チタン化合物を添加した比較例1および3では、従来技術(参考例1および2)と比較して、滑りトルク向上効果は認められなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る嵌合型トーショナルダンパの一態様の軸心を通る平面での半裁断面図である。
【符号の説明】
1 ハブ
2 環状マス
3 環状ゴム
11 ボス部
12 円盤部
13 プーリ部
14 リム部
21 プーリ部
Claims (7)
- 金属製ハブ1とこのハブの外周側に配置した金属製環状マス2との対向周面間に環状ゴム3を圧入嵌合したトーショナルダンパにおいて、環状ゴム3とハブ1および環状マス2との嵌合面に、メルカプト基含有シランカップリング剤およびチタンアセチルアセトナート化合物よりなる接着剤層を介在させたことを特徴とするトーショナルダンパ。
- メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤を環状ゴム3に塗布し、未乾燥のまま、リム部14の外周面と環状マス2の内周面との間に軸方向側から圧入することを特徴とするトーショナルダンパの製造方法。
- メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤をリム部14の外周面および環状マス2の内周面に塗布し、未乾燥のまま、環状ゴム3をリム部14の外周面と環状マス2の内周面との間に軸方向側から圧入することを特徴とするトーショナルダンパの製造方法。
- メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤を環状ゴム3に塗布し、乾燥させた後、リム部14の外周面と環状マス2の内周面との間に軸方向側から圧入することを特徴とするトーショナルダンパの製造方法。
- メルカプト基含有シランカップリング剤にチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤をリム部14の外周面および環状マス2の内周面に塗布し、乾燥させた後、環状ゴム3をリム部14の外周面と環状マス2の内周面との間に軸方向側から圧入することを特徴とするトーショナルダンパの製造方法。
- 嵌合に際して、潤滑油が用いられる請求項2、3、4または5記載のトーショナルダンパの製造方法。
- メルカプト基含有シランカップリング剤およびチタンアセチルアセトナート化合物を添加した接着剤が炭化水素溶媒で希釈した接着剤溶液として用いられる請求項2、3、4、5または6記載のトーショナルダンパの製造方法。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2003173256A JP2005009551A (ja) | 2003-06-18 | 2003-06-18 | トーショナルダンパ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005009551A true JP2005009551A (ja) | 2005-01-13 |
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Family Applications (1)
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JP2003173256A Pending JP2005009551A (ja) | 2003-06-18 | 2003-06-18 | トーショナルダンパ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005009551A (ja) |
-
2003
- 2003-06-18 JP JP2003173256A patent/JP2005009551A/ja active Pending
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