JP2005009404A - Egr装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン1の排気マニホールド6から送出される排気Gの一部を吸気マニホールド13に連なる吸気管12へ戻すための排気合流管18を備えたEGR装置において、排気合流管18に屈曲部19を形成し、排気合流管18の屈曲部19よりも下流側個所にEGRバルブ16を、弁体が吸気管12の下流側へ向けて排気G導き得るように組み込んている。
上記の構成では、EGRバルブ16の弁体が、排気Gを吸気管12の下流側へ向けて導き、また、吸気管12から排気合流管18へ流れ込もうとする吸気Aに対しては抵抗になる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はEGR装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジン排気経路から分流した排気をエンジン吸気経路へ送給することにより、気筒内での燃料の燃焼を抑制して燃焼温度の低下を図り、NOxの発生を低減する、排気再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)機構を適用した過給機付内燃機関が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この過給機付内燃機関は、図3並びに図4に示すように、エンジン1とターボチャージャ2を備え、当該ターボチャージャ2は、タービン3、コンプレッサ4、及びタービン翼車をコンプレッサ翼車に連結する伝達軸5で構成されている。
【0004】
タービン3は、排気導入口がエンジン1の排気マニホールド6に連通し、排気送出口が排気管7を介してマフラ8に接続されている。
【0005】
また、コンプレッサ4は、吸気導入口が吸気管9を介してエアクリーナ10に接続され、吸気送出口がインタクーラ11を有する吸気管12を介してエンジン1の吸気マニホールド13に接続されている。
【0006】
更に、EGR装置は、上流端を排気マニホールド6に接続した排気取出管14と、該排気取出管14の下流端に排気導入口を接続したEGRクーラ15と、該EGRクーラ15の排気送出口に上流端が接続され且つ中間部分にEGRバルブ(バタフライ型バルブ)16を組み込んだ排気合流管17とを有しており、前記吸気管12のインタクーラ11よりも下流側個所に排気合流管17の下流端寄り部分を、直線的に且つ吸気管12に対して直角に接続している。
【0007】
図3並びに図4に示す過給機付内燃機関では、エンジン1の稼働時に、EGRバルブ16が全閉している状態では排気Gの全てが、EGRバルブ16が開いているときには排気Gの大部分が、排気マニホールド6からタービン3へ流入してコンプレッサ4を駆動し、排気管7やマフラ8などを経て大気中に放出される。
【0008】
また、エアクリーナ10及び吸気管9を経てコンプレッサ4に流入し且つ圧縮された吸気Aは、吸気管12やインタクーラ11を通って吸気マニホールド13へ送給される。
【0009】
EGRバルブ16が開いていると、排気Gの一部が、排気マニホールド6から排気取出管14へ流入し、EGRクーラ15で冷却され且つEGRバルブ16によって流量調整が行なわれた排気Gが、排気合流管17を経て吸気管12に流入し、吸気Aとともに吸気マニホールド13へ送給される。
【0010】
これにより、エンジン1のシリンダ内における酸素濃度が抑制されて燃焼温度の低下が図られ、その結果、NOxの発生が低減することになる。
【0011】
【特許文献1】
特開平9−256915号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のEGR装置では、排気合流管17の直管状部分にEGRバルブ16を組み込んでいること、並びにEGRバルブ16の位置が吸気管12と排気合流管17の接続部分から離れていることに起因して、EGRバルブ16を全開に至らない程度に開いたときに、その弁体が吸気管12へ向かう排気Gの流れに抵抗として作用し、更に、吸気管12から排気合流管17へ吸気Aが流れ込み、吸気マニホールド13への排気Gの送給(排気Gの再循環)が困難になる場合がある。
【0013】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、排気の再循環を確実に行なえるEGR装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、EGRバルブを装備し且つ排気マニホールドから送出される排気の一部を吸気マニホールドに連なる吸気管へ戻す排気合流管を備えたEGR装置において、吸気管接続部の排気進行方向上流側至近に位置するように、排気合流管に屈曲部を形成し、排気合流管の屈曲部よりも下流側個所にEGRバルブを、その弁体が排気を吸気管の下流側へ向けて導き得るように組み込んでいる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、EGRバルブと吸気管に対する接続部との間の排気合流管の流路断面を、吸気管へ向けて漸増するようにしている。
【0016】
請求項1に記載の発明では、EGRバルブを開くと、その弁体が、排気を吸気管の下流側へ向けて導き、また、吸気管から排気合流管へ流れ込もうとする吸気に対しては抵抗になる。
【0017】
請求項2に記載の発明では、吸気管へ向けて流路断面が漸増する排気合流管により、EGRバルブの弁体で案内される排気を吸気の流れに鋭角的に合流させる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。
【0019】
図1並びに図2は本発明のEGR装置の実施の形態の一例を適用した過給機付内燃機関を示すもので、図中、図3、図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0020】
EGR装置は、上流端を排気マニホールド6に接続した排気取出管14と、該排気取出管14の下流端に排気導入口を接続したEGRクーラ15と、該EGRクーラ15の排気送出口に上流端が接続され且つ吸気管12のインタクーラ11よりも下流側個所に下流端を接続した排気合流管18と、排気Gの流量調整用のEGRバルブ16とを有している。
【0021】
排気合流管18には、吸気管12に対する接続部の排気G進行方向上流側至近に位置するように、エルボ状の屈曲部19が形成されている。
【0022】
また、上記屈曲部19と吸気管12接続部との間にEGRバルブ16が位置し且つその弁体が排気Gを吸気管12の下流側へ向けて案内し得るように、EGRバルブ16を排気合流管18に組み込んでいる。
【0023】
更に、EGRバルブ16と吸気管12に対する接続部との間の排気合流管18の流路断面を、吸気管12へ向けて漸増するようにしている。
【0024】
図1並びに図2に示すEGR装置では、エンジン1の稼働時に、EGRバルブ16を全開に至らない程度に開くと、当該EGRバルブ16の弁体が、排気Gを吸気管12の下流側へ向けて案内するとともに、吸気管12から排気合流管18へ流れ込もうとする吸気Aに対して抵抗になる。
【0025】
また、排気合流管18の下流端部分の流路断面が吸気管12へ向けて漸増しているので、EGRバルブ16の弁体に案内される排気Gが吸気Aの流れに鋭角的に合流する。
【0026】
これにより、EGRクーラ15で冷却され且つEGRバルブ16によって流量調整が行なわれた排気Gを、排気合流管18から吸気管12に流入させ、吸気Aとともに吸気マニホールド13へ確実に送給(再循環)させることができる。
【0027】
なお、本発明のEGR装置は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のEGR装置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0029】
(1)請求項1に記載の発明では、排気合流管に形成した屈曲部よりも下流側個所にEGRバルブを、その弁体が排気を吸気管下流側へ向けて導き得るように組み込み、当該EGRバルブの弁体により、排気を吸気管へ導き且つ吸気管から排気合流管への吸気の流入を抑制するので、排気の再循環を確実に行なうことができる。
【0030】
(2)請求項2に記載の発明では、EGRバルブの弁体が導く排気を、吸気管へ向けて流路断面が漸増する排気合流管により吸気の流れに鋭角的に合流させるので、排気を効果的に再循環させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のEGR装置の実施の形態の一例を適用した過給機付内燃機関の概念図である。
【図2】図1に関連する排気合流管と吸気管の接続部の構造を示す概念図である。
【図3】従来のEGR装置の一例を適用した過給機付内燃機関の概念図である。
【図4】図3に関連する排気合流管と吸気管の接続部の構造を示す概念図である。
【符号の説明】
6 排気マニホールド
12 吸気管
13 吸気マニホールド
16 EGRバルブ
18 排気合流管
19 屈曲部
A 吸気
G 排気
Claims (2)
- EGRバルブを装備し且つ排気マニホールドから送出される排気の一部を吸気マニホールドに連なる吸気管へ戻す排気合流管を備えたEGR装置において、吸気管接続部の排気進行方向上流側至近に位置するように、排気合流管に屈曲部を形成し、排気合流管の屈曲部よりも下流側個所にEGRバルブを、その弁体が排気を吸気管の下流側へ向けて導き得るように組み込んだことを特徴とするEGR装置。
- EGRバルブと吸気管に対する接続部との間の排気合流管の流路断面を、吸気管へ向けて漸増するようにした請求項1に記載のEGR装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003174641A JP2005009404A (ja) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | Egr装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=34098074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003174641A Pending JP2005009404A (ja) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | Egr装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005009404A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014055540A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | 排気還流装置 |
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-
2003
- 2003-06-19 JP JP2003174641A patent/JP2005009404A/ja active Pending
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