JP2005007903A - タイヤ側面装着広告プレート - Google Patents

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JP2005007903A JP2003170664A JP2003170664A JP2005007903A JP 2005007903 A JP2005007903 A JP 2005007903A JP 2003170664 A JP2003170664 A JP 2003170664A JP 2003170664 A JP2003170664 A JP 2003170664A JP 2005007903 A JP2005007903 A JP 2005007903A
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稔 太
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Abstract

【目的】タイヤの側面に装着して用いる広告プレートであって、強い風に曝されても容易に脱落しない広告プレートを得る。
【構成】展開状態では平板状をなすもので、自動車用タイヤの側面に沿う広告板部と、この広告板部からタイヤの略径方向に延びる複数の径方向舌片と、各径方向舌片の先端部から、該径方向舌片と略直交する方向に延びる輪状部作成舌片と、各輪状部作成舌片の両端部に形成された、該輪状部作成舌片を輪状に掛け止める掛止部とを有し、輪状部作成舌片を掛止部を用いて輪状にした状態で、該輪状部作成舌片の全部及び径方向舌片の先端一部をタイヤの中心開口からタイヤ内に挿入して用いるタイヤ側面装着広告プレート。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、自動車の販売用タイヤ側面に、その中心開口を塞ぐ形で装着して用いる広告プレートに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
この種の広告プレートは、本出願人その他によって各種の着想が提案され、相応の広告効果を上げている。ところが、屋外に置かれることから、強い風によって脱落してしまうおそれがあった。また、異径のタイヤに広く共通に用いることができる広告プレートが望まれている。
【0003】
【発明の目的】
本発明は、タイヤの側面に装着して用いる広告プレートであって、強い風に曝されても容易に脱落しない広告プレートを得ることを目的とする。また本発明は、大小の異径タイヤにより広く適用できる広告プレートを得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、従来のこの種の広告プレートが容易に脱落してしまう原因は、展開状態でも使用状態でも略平板状をなしているため、風等によって離脱力がかかったとき容易に変形してしまうからであるとの結論に達して本発明を完成したものである。
【0005】
すなわち、本発明によるタイヤ側面装着広告プレートは、展開状態では平板状をなすもので、自動車用タイヤの側面に沿う広告板部と、この広告板部からタイヤの略径方向に延びる複数の径方向舌片と、各径方向舌片の先端部から、該径方向舌片と略直交する方向に延びる輪状部作成舌片と、各輪状部作成舌片の両端部に形成された、該輪状部作成舌片を輪状に掛け止める掛止部とを有し、輪状部作成舌片を掛止部を用いて輪状にした状態で、該輪状部作成舌片の全部及び径方向舌片の先端一部をタイヤの中心開口からタイヤ内に挿入することを特徴としている。
このように輪状部作成舌片を輪状に形成すると、容易に変形しなくなり、脱落しにくい。
【0006】
径方向舌片と輪状部作成舌片は全体としてT字形状とするのが実際的である。
【0007】
掛止部は、面ファスナ、ホチキス止め等を用いてもよいが、輪状部作成舌片の両端部に、該輪状部作成舌片の長手方向と直交する方向に向けて互いに反対方向から入れたスリットとすると、コストをアップさせることなく、輪状部形成舌片の両端部を結合して輪状に掛け止めることができる。
広告板部の形状は、その殆どがタイヤの側面に掛かる形状であれば任意形状にできる。
【0008】
【発明の実施形態】
図1ないし図5は、本発明によるタイヤ側面装着広告プレート10の第一の実施形態を示している。この広告プレート10は、形状を維持できる硬さと折曲可能な柔軟さを合わせ持つ硬質紙またはプラスチックシートからなるもので、タイヤ側面に沿わせる中心の広告板部11と、この広告板部11からタイヤの直径方向に延びる一対のT字状舌片12とを有している。各T字状舌片12は、径方向舌片13と、径方向舌片13の先端部に直交する輪状部作成舌片14とからなっており、輪状部作成舌片14の長さ方向の両端部にはそれぞれ、掛止スリット(掛止部)15が形成されている。一対の掛止スリット15は、輪状部作成舌片14の長さ方向と直交する方向に互いに反対方向に向けて入れられている。広告板部11とT字状舌片12との間には、径方向舌片13を形成する空間部16が存在している。
【0009】
広告板部11は、図3、図4、図5に示すように、T字状舌片12以外の部分では、タイヤ20のホイル装着開口(中心開口)21より大きく、タイヤ20の側面に沿う形状をしており、その表面に広告表示11aを有する。広告表示11aには、価格、性能その他を含ませることができる。
【0010】
以上のタイヤ側面装着広告プレート10は、使用に当たって、一対の掛止スリット15を掛け止めて輪状部作成舌片14を輪状にする。この状態で、図3、図4に示すように、径方向舌片13の一部と輪状部作成舌片14の全部をタイヤ20のホイル装着開口21内に挿入すると、空間部16がタイヤ20の中心開口21のエッジ部に係合し、広告板部11がタイヤ20の側面に沿う。この状態では、輪状部作成舌片14が輪状にされていて変形が抑制されるため、風等で広告プレート10に力が加わっても脱落するおそれがない。
【0011】
また、T字状舌片12(径方向舌片13)の長さを適当に定めることにより、大小の異径のタイヤにも共通仕様を用いることができる。また、広告板部11が変形するので、広告板部11の膨らみ(図4に最もよく表れている)の変化によって大小の異径タイヤに対応することができる。
【0012】
図6、図7は、T字状舌片12の径方向舌片13を形成するための空間部16の別の形状例(広告板部11の別の形状例)を示している。このように、空間部16(広告板部11)の形状には自由度がある。
【0013】
また以上の実施形態では、T字状舌片12(径方向舌片13と輪状部作成舌片14)を広告板部11の直径方向に一対設けたが、3個または4個とすることも可能である。
【0014】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、タイヤに装着した状態で強い風に曝されても容易に脱落しないタイヤ側面装着広告プレートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタイヤ側面装着広告プレートの一実施形態を示す、平板状態の平面図である。
【図2】同平板状態の斜視図である。
【図3】図1、図2の平板状態の広告プレートを折り曲げてタイヤに装着した状態を示す斜視図である。
【図4】同断面図である。
【図5】同正面図である。
【図6】本発明によるタイヤ側面装着広告プレートの別の実施形態を示す、平板状態の平面図である。
【図7】さらに別の実施形態を示す平板状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 タイヤ側面装着広告プレート
11 広告板部
11a 広告表示
12 T字状舌片
13 径方向舌片
14 輪状部作成舌片
15 掛止スリット(掛止部)
16 空間部
20 タイヤ
21 ホイル装着開口(中心開口)

Claims (3)

  1. 自動車用タイヤの側面に沿う広告板部と、
    この広告板部からタイヤの略径方向に延びる複数の径方向舌片と、
    各径方向舌片の先端部から、該径方向舌片と略直交する方向に延びる輪状部作成舌片と、
    各輪状部作成舌片の長さ方向の両端部に形成された、該輪状部作成舌片を輪状に掛け止める掛止部とを有し、
    上記輪状部作成舌片を掛止部を用いて輪状にした状態で、該輪状部作成舌片の全部及び径方向舌片の先端一部をタイヤの中心開口からタイヤ内に挿入することを特徴とするタイヤ側面装着広告プレート。
  2. 請求項1記載のタイヤ側面装着広告プレートにおいて、径方向舌片と輪状部作成舌片は全体としてT字状をなしているタイヤ側面装着広告プレート。
  3. 請求項1または2記載のタイヤ側面装着広告プレートにおいて、上記掛止部は、輪状部作成舌片の両端部に、該輪状部作成舌片の長手方向と直交する方向に向けて互いに反対方向から入れたスリットであるタイヤ側面装着広告プレート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7269917B2 (en) * 2003-10-29 2007-09-18 Martha A Dempsey Display insert
JP2020104548A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社図南 タイヤカバー

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