JP2005007628A - 凹版印刷機のワイピングローラ自動制御方法及び自動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】凹版印刷機において版面の非画線部に付着したインキを拭き取るワイピング装置に関し、特にワイピングローラ自動制御方法及び自動制御装置に関するものである。
【解決手段】凹版胴(3)とワイピングローラ(4)表面の平行状態及び接触状態を、予め設定した許容範囲内で維持させるため、ワイピング装置にワイピングローラ表面位置検出センサ(23)、接触幅検出センサ(24、25)、ワイピングローラ直径測定センサ(26)及び負荷電流検出器(30)を設け、これらのセンサ及び検出器によって値を検知する。この検知した値をもとに、ワイピングローラ位置制御モータ(27)によってワイピングローラ支持フレーム(10)を前進又は後進させ、予め設定した許容範囲となるようにワイピングローラの位置補正を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、凹版印刷機において版面の非画線部に付着したインキを拭き取るワイピング装置に関し、特にワイピングローラ自動制御方法及び自動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の凹版印刷機のワイピング装置は、図5及び図6に示すように、凹版印刷を開始すると凹版胴(3)に対しワイピングローラ(4)が常に適正な接触圧を保持し続ける必要があるが、ワイピングローラ(4)は凹版胴(3)との接触により、凹版胴の熱膨張、ワイピングローラの熱膨張、偏磨耗、又は硬度低下により、接触圧が変動しワイピング状態が適正でなくなった場合に、油圧機構シリンダー部(14)後方に設置された圧力計(12)により得られた測定値のもとで押圧力を管理していた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−307649号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の凹版印刷機のワイピング装置では、ワイピングローラは凹版胴との接触により、凹版胴の熱膨張、ワイピングローラの熱膨張、偏磨耗、又は硬度低下により、接触圧が変動しワイピング状態が適正でなくなると、油圧機構シリンダー部後方に設置された圧力計より得られた測定値により押圧力の管理を行うが、ワイピングローラの両サイドの均等な押圧調整が不十分で、また圧力計の信頼性が低いことから印刷物品質の低下、またワイピングローラの耐久性の低下といった現象が起こり、改善の余地があった。
【0005】
このようなことから、本発明は、ワイピングローラの磨耗、温度変化によるワイピングローラ直径の変化に伴い、原動側と操作側の凹版胴に対する接触幅を均等に保つことを可能とすることにより、安定した印刷物品質の確保、ワイピングローラの耐久性の向上、及びオペレータにかかる負担を軽くする凹版印刷機のワイピングローラ自動制御方法及び自動制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した問題を解決するために、本発明の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御方法は、凹版胴軸を介して凹版印刷機の両側フレームに固定されている凹版胴に押圧調整可能なワイピング装置のワイピングローラ自動制御方法において、
【0007】
凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態の許容範囲設定値を入力・表示部に入力し、ワイピングローラの凹版胴側に、印刷機のフレームに介した部材に固定して設けたワイピングローラの幅方向の両端から近接する位置を含む、少なくとも2つのワイピングローラ表面位置検出センサ、及び凹版胴とワイピングローラの接触位置の幅方向に、少なくとも1組設けた接触幅検出センサ、ワイピングローラ駆動モータに設けた負荷電流検出器、並びにワイピングローラの凹版胴側と反対側に、印刷機のフレームに介した部材に固定して設けたワイピングローラの幅方向の両端から近接する位置を含む、少なくとも2つのワイピングローラ直径測定センサとを有する検出部により検出し、検出部のワイピングローラ表面位置検出センサとワイピングローラ直径測定センサとから検出された検出値により、ワイピングローラ直径を演算部で演算し、検出部による検出値及び演算部による演算値とから電子タイミング装置に基づき、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態の調整値を調整部で算出し、調整部で算出した調整値を、予め入力した許容範囲設定値の許容範囲内に管理するとともに、ワイピングローラの両端軸受で作動させるワイピングローラ位置制御モータに制御部から指令を出し、制御部から送られてきた指令によって、ワイピングローラ位置制御モータを駆動させる駆動部で制御するワイピングローラの自動制御方法であって、
【0008】
凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態を検出する検出部による制御が、ワイピングローラ表面位置検出センサにより凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態を検出し、検出された検出値に基づき、ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とをそれぞれ単独で前進又は後進させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態を制御する工程と、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行を維持した状態で、接触幅検出センサにより、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を検出し、検出された検出値に基づき、ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とを連動した状態で前進又は後進させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を制御する工程と、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を許容範囲内に維持した状態で、ワイピングローラ駆動モータに設けられている負荷電流検出器により、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を検出し、検出された検出値に基づき、ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とを連動した状態で前進又は後進させ、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を制御する工程と、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を許容範囲内に維持した状態で、ワイピングローラ直径測定センサにより、凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を検出し、検出された検出値とワイピングローラ表面位置検出センサにより検出された検出値によりワイピングローラの直径を演算し、演算した演算値に基づき、ワイピングローラ位置制御モータにより、ワイピングローラの原動側と操作側とをそれぞれ単独で前進又は後進させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を制御する工程とからなり、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態を自動制御することを特徴とする。
【0009】
本発明の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御方法において、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を制御する工程、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を制御する工程、及び凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を制御する工程の内、少なくとも1つ以上の工程を用いて制御することを特徴とする。
【0010】
本発明の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御方法において、使用するワイピングローラ表面位置検出センサ及びワイピングローラ直径測定センサは、変位センサであることを特徴とする。
【0011】
本発明の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御装置は、凹版胴を介して凹版印刷機の両側フレームに固定されている凹版胴に押圧調整可能なワイピング装置のワイピングローラ自動制御装置において、
【0012】
凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態の許容範囲設定値を入力する入力・表示部と、ワイピングローラの凹版胴側に、印刷機のフレームに介した部材に固定して設けたワイピングローラの幅方向の両端から近接する位置を含む、少なくとも2つのワイピングローラ表面位置検出センサ、及び凹版胴とワイピングローラの接触位置の幅方向に、少なくとも1組設けた接触幅検出センサ、ワイピングローラ駆動モータに設けた負荷電流検出器、並びにワイピングローラの凹版胴側と反対側に、印刷機のフレームに介した部材に固定して設けたワイピングローラの幅方向の両端から近接する位置を含む、少なくとも2つのワイピングローラ直径測定センサで検出する検出部と、検出部のワイピングローラ表面位置検出センサとワイピングローラ直径測定センサとから検出された検出値により、ワイピングローラ直径を演算する演算部と、検出部による検出値及び演算部による演算値とから電子タイミング装置に基づき、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態を調整する調整値を算出する調整部と、調整部で算出した調整値を、予め入力した許容範囲設定値の許容範囲内に管理するとともに、ワイピングローラの両端軸受で作動させるワイピングローラ位置制御モータに指令を出す制御部と、制御部から送られてきた指令によって、ワイピングローラ位置制御モータを駆動させる駆動部とから構成されることを特徴とする。
【0013】
本発明の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御装置は、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態を検出する検出部による制御が、ワイピングローラ表面位置検出センサにより凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態を検出し、検出された検出値に基づき、ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とをそれぞれ単独で前進又は後進させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態を制御する手段と、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行を維持した状態で、接触幅検出センサにより、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を検出し、検出された検出値に基づき、ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とを連動した状態で前進又は後進させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を制御する手段と、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を許容範囲内に維持した状態で、ワイピングローラ駆動モータに設けられている負荷電流検出器により、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を検出し、検出された検出値に基づき、ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とを連動した状態で前進又は後進させ、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を制御する手段と、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を許容範囲内に維持した状態で、ワイピングローラ直径測定センサにより、凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を検出し、検出された検出値とワイピングローラ表面位置検出センサにより検出された検出値によりワイピングローラの直径を演算し、演算した演算値に基づき、ワイピングローラ位置制御モータにより、ワイピングローラの原動側と操作側とをそれぞれ単独で前進又は後進させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を制御する手段、とからなることを特徴とする。
【0014】
本発明の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御装置において、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を制御する手段、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を制御する手段、及び凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を制御する手段の内、少なくとも1つ以上の手段を用いて制御することを特徴とする。
【0015】
本発明の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御装置において、使用するワイピングローラ表面位置検出センサ及びワイピングローラ直径測定センサは、変位センサであることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明による凹版印刷機のワイピング装置においての実施の形態を図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明のワイピング装置の上部から見た全体の概略平面図、図2は、本発明のワイピング装置の側面から見た全体の概略側面図である。また、本発明による凹版印刷機のワイピングローラ自動制御方法においての実施の形態を図3及び図4を用いて説明する。図3は、ワイピングローラ自動制御フローチャート図、図4は、ワイピングローラ自動制御のハード構成のブロック図である。
【0017】
図1及び図2に示すように本発明の凹版印刷機のワイピング装置は、例えば、両側フレーム(21)の間に2本のシャフト(22)を凹版胴(3)と平行になるように取り付け、2本のシャフトのうち1本を凹版胴軸の下方に、残る1本をワイピングローラ(4)の凹版胴側と反対側に設ける。凹版胴軸の下方に設けたシャフトに2個のワイピングローラ表面位置検出センサ(23)をワイピングローラ(4)の幅方向の両端から近接する位置に設け、そのセンサにより常に凹版胴に対するワイピングローラ表面が平行状態であることを確認する。また、投光器と受光器からなる接触幅検出センサ(24、25)を凹版胴とワイピングローラの接触する位置の片方の端に接触幅検出センサの投光器(24)を、その他端に接触幅検出センサの受光器(25)を印刷機の両端フレームを介した部材に固定して設け、このセンサにより凹版胴とワイピングローラとが常に適度な接触幅であることを確認する。また、ワピングローラの凹版胴側と反対側に設けたシャフト(22)に2個のワイピングローラ直径測定センサ(26)をワイピングローラの幅方向の両端から近接する位置に設け、ワイピングローラ直径測定センサ(26)とワイピングローラ表面位置検出センサ(23)により常にワイピングローラの直径を測定できるようにし、凹版胴に対するワイピングローラ表面が常に適度な接触幅であることを確認する。更に、ワイピングローラ駆動モータ(29)に負荷電流検出器(30)を設け、ワイピングローラ駆動モータにかかる負荷電流を検出し、検出した負荷電流によって凹版胴に対するワイピングローラ表面が常に適度な接触幅であることを確認する。
【0018】
ワイピングローラ表面位置検出センサ(23)及びワイピングローラ直径測定センサ(26)を設ける手段について、本実施の形態ではシャフトを用いたが、シャフトに限定する必要はなく、ワイピングローラ表面位置検出センサ(23)とワイピングローラ直径測定センサ(26)が、ワイピングローラの両端から近接する位置に設けられればよく、その手段については限定しない。
【0019】
また、ワイピングローラ表面位置検出センサ(23)及びワイピングローラ直径測定センサ(26)について、本実施の形態ではワイピングローラの幅方向の両端から近接する位置に2個設け、また、投光器と受光器からなる接触幅検出センサ(24、25)については凹版胴とワイピングローラの接触する位置の幅方向に1組設け、片端に接触幅検出センサの投光器(24)を、その他端に接触幅検出センサの受光器(25)を1個づつ設けたが、これに限定する必要はなく、安定したワイピングローラ制御が可能であるセンサの個数を設ければよい。
【0020】
次に、本発明のワイピングローラ自動制御方法を、図3を用いて説明する。まず、ワイピングローラを単独低速運転し、複数個の洗浄部材をワイピングローラの軸芯方向へ設定圧力で圧接状態とし、次に仕上げブレードを圧接状態とし、ワイピングローラ駆動ギヤとワイピングローラ軸のギヤを係合状態とし、ワイピング装置の印刷開始状態となりワイピング装置の印刷準備が完了する。印刷機を運転する場合、自動制御に必要な各々の許容範囲設定値を入力する(ステップS1)。入力した許容範囲設定値を再度入力しなおす場合(ステップS2)はステップS1へ戻り、変更しない場合は次フローへ進む。
【0021】
次に、本発明のワイピングローラ自動制御の基礎となるワイピングローラ平行制御を開始する。まず、凹版胴に対するワイピングローラ表面が平行か確認する(ステップS3)。ここで、凹版胴に対するワイピングローラ表面が平行でない場合、まず原動側のワイピングローラ位置制御モータにより、ワイピングローラの原動側を前進させる。この結果、ワイピングローラの原動側表面位置検出値とその操作側表面位置検出値の両値差が小さくなった場合は、引き続き原動側を前進させ、また、ワイピングローラの原動側表面位置検出値とその操作側表面位置検出値の両値差が大きくなった場合は、操作側を前進させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面を平行にする(ステップ4)。
【0022】
上記の制御により、凹版胴に対するワイピングローラ表面が平行となった後、ワイピング装置の自動制御により、各検出値が許容範囲内に維持するように制御を開始する。許容範囲内とは、印刷可能な限界範囲のことではなく、印刷可能な範囲内において、より確実に印刷品質を安定させるために設定する範囲のことである。
【0023】
まず、第一に凹版胴とワイピングローラの接触幅自動制御を開始するかどうかの判断を行う(ステップS5)。接触幅自動制御を開始する場合は接触幅自動制御を開始し(ステップS6)、行わない場合は次フローへ進む。
【0024】
ワイピングローラ表面の接触幅自動制御方法を説明する。まず、凹版胴とワイピングローラ表面が予め設定した接触幅の許容範囲内であるかどうかの判断を行い、許容範囲内であれば次フローへ進む。もし、許容範囲外であれば接触幅許容範囲の上限値を超えるかどうかの判断を行い、上限値を超える場合は、ワイピングローラ位置制御モータを連動(原動側と操作側を同量動かすように)駆動することでワイピングローラを後退させ(ステップS7)、また接触幅許容範囲の上限値を超えない場合、つまり予め設定した下限値に満たない場合は、ワイピングローラ位置制御モータを連動駆動することでワイピングローラを前進させ(ステップS7)、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅が許容範囲内を維持するように制御された時点で次フローへ進む。
【0025】
第二にワイピングローラ駆動モータの負荷電流自動制御を開始するかどうかの判断を行う(ステップS8)。ワイピングローラ駆動モータの負荷電流自動制御を開始する場合は負荷電流自動制御を開始し(ステップS9)、行わない場合は次フローへ進む。
【0026】
ワイピングローラの負荷電流自動制御方法を説明する。まず、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅の変化に伴い、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流が許容範囲内であるかどうかの判断を行い、許容範囲内であれば次フローへ進む。もし、許容範囲外であれば電流許容範囲の上限値を超えるかどうかの判断を行い、上限値を超える場合は、ワイピングローラ位置制御モータを連動駆動することでワイピングローラを後退(ステップS10)させ、また電流許容範囲の上限値を超えない場合、つまり予め設定した下限値に満たない場合は、ワイピングローラ位置制御モータを連動駆動することでワイピングローラを前進させ(ステップS10)、ワイピングローラ駆動モータ負荷電流が許容範囲内を維持するように制御された時点で次フローへ進む。
【0027】
第三にワイピングローラ表面位置自動制御を開始するかどうかの判断を行う(ステップS11)。ワイピングローラ表面位置自動制御を開始する場合はワイピングローラ表面位置自動制御を開始し(ステップS12)、行わない場合は次フローへ進む。
【0028】
ワイピングローラ表面位置自動制御方法を説明する。まず、ワイピングローラの原動側の位置が予め設定した許容範囲内であるかどうかの判断を行い、許容範囲内でなければ、ワイピングローラの原動側位置が許容範囲の上限値を超えるかどうかの判断を行う。もし上限値を超える場合は、ワイピングローラ位置制御モータの原動側を駆動することでワイピングローラの原動側を後退させ(ステップS13)、上限値を超えない場合、つまり予め設定した下限値に満たない場合は、ワイピングローラ位置制御モータの原動側を駆動することでワイピングローラの原動側を前進させる(ステップ13)。また、ワイピングローラの原動側の位置が予め設定した許容範囲内であるかどうかの判断を行った際に、許容範囲内であれば、ワイピングローラの操作側位置許容範囲の上限値を超えるかどうかの判断を行う。もし上限値を超える場合は、ワイピングローラ位置制御モータの操作側を駆動することでワイピングローラの操作側を後退させ(ステップ13)、上限値を超えない場合、つまり予め設定した下限値に満たない場合は、ワイピングローラ位置制御モータの操作側を駆動することでワイピングローラの操作側を前進させる(ステップ13)。ワイピングローラの原動側位置及び操作側位置が許容範囲内を維持するように制御された時点で次フローへ進む。
【0029】
次に、印刷機を停止(印刷終了)するかどうかどうかの判断を行う(ステップS14)。印刷機を停止する場合、ワイピングローラを予め設定した原点位置にリセットする。ワイピングローラを原点位置にリセットするとは、ワイピングローラを凹版胴に対して最大限に離間させた位置をいう。ここで、ワイピングローラが原点の位置となり、ワイピングローラ自動制御が終了する。
【0030】
また、印刷機を停止しない場合、つまり印刷中はステップS2からステップS14を繰り返し行うことにより、凹版胴に対するワイピングローラ表面が常に平行に保たれ、且つ凹版胴に対する接触幅、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流、及びワイピングローラ表面位置を制御する。
【0031】
ワイピングローラの接触幅自動制御、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流自動制御及びワイピングローラ表面位置自動制御の3つの値を許容範囲内に制御して初めて本刷りの印刷開始とすることもできるが、それに限定される必要はなく、前記3つの制御のうち少なくとも1つ以上の値を許容範囲内に制御すれば、印刷開始とすることも可能である。その選択手段は、例えば自動制御切り替えスイッチで行うことができ、印刷物品質等によって対応することができる。
【0032】
次に、本発明である凹版印刷機のワイピング装置の凹版胴に対するワイピングローラ自動制御に関するハード構成について、図4に示す図を用いて説明する。
【0033】
全体のハード構成は、許容範囲の設定値を入力する入力・表示部、各検出器により検出を行う検出部、前記検出値により演算を行う演算部、検出又は演算された値により調整を行う調整部、調整値の許容範囲設定値及び現在値等の管理、及び位置制御モータへ指令を行う制御部、そして、現在値及び許容範囲設定値により駆動を行う駆動部で構成されている。また、調整部には電子タイミング装置からのタイミング信号が送られ、制御部には現在値及び設定値等の表示を行う表示部が取り付けられている。
【0034】
次に各検出センサのハード構成について説明する。本説明では、ワイピングローラ表面位置検出センサを2つ、接触幅検出センサを1組、ワイピングローラ直径測定センサを2つ設けた場合を想定する。
【0035】
まず、本発明である凹版印刷機のワイピング装置のワイピングローラ平行自動制御に関するハード構成について説明する。これは、ワイピングローラ表面位置検出センサから得られた検出値により、凹版胴に対するワイピングローラ表面が平行状態となるように制御するものである。
【0036】
最初に、ワイピングローラ表面位置検出センサにて得られた原動側及び操作側の検出値と、電子タイミング装置からの有効タイミングデータを、ワイピングローラ表面位置コンディショナに取り込み、調整されたデータをパソコンへ送信する。 そして、前記検出値を受けた制御装置のパソコンの指令により、ワイピングローラ位置制御モータを駆動させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面を平行に調整する。
【0037】
次に、本発明である凹版印刷機のワイピング装置の接触幅自動制御に関するハード構成について説明する。これは、接触幅検出センサから得られた検出値により、適正な接触幅になるように制御するものである。
【0038】
最初に、接触幅検出センサにて得られた検出値と、電子タイミング装置からの有効タイミングデータを、接触幅コンディショナに取り込み、調整されたデータをパソコンへ送信する。そして、前記検出値を受けた制御装置のパソコンの指令により、ワイピングローラ位置制御モータを連動駆動させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を調整する。
【0039】
次に、本発明である凹版印刷機のワイピング装置のワイピングローラ駆動モータ負荷電流自動制御に関するハード構成について説明する。これは、ワイピングローラ駆動モータから得られた検出値により、適正な負荷電流になるように制御するものである。
【0040】
最初に、ワイピングローラ駆動モータにて得られた検出値と、電子タイミング装置からの有効タイミングデータを、負荷電流コンディショナに取り込み、調整されたデータをパソコンへ送信する。そして、前記検出値を受けた制御装置のパソコンの指令により、ワイピングローラ位置制御モータを連動駆動させ、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を調整する。
【0041】
次に、本発明である凹版印刷機のワイピング装置のワイピングローラ表面位置自動制御に関するハード構成について説明する。これは、原動側及び操作側のワイピングローラ表面位置検出センサから得られた検出値と、原動側及び操作側のワイピングローラ直径測定センサから得られた検出値により、ワイピングローラの原動側と操作側との直径をそれぞれ演算した後、適正なワイピングローラ表面の位置になるように制御するものである。
【0042】
最初に、演算した原動側及び操作側のワイピングローラ直径値と、電子タイミング装置からの有効タイミングデータを、原動側及び操作側のワイピングローラ位置コンディショナに取り込み、調整されたデータをパソコンへ送信する。そして、前記直径値を受けた制御装置のパソコンの指令により、ワイピングローラ位置制御モータを駆動させ、ワイピングローラ表面の位置を調整する。
【0043】
また、ワイピングローラ表面位置検出センサ及びワイピングローラ直径測定センサにて得られたワイピングローラ直径値により、ワイピングローラ使用限度を把握し、警報又はランプ等により作業者に知らせる。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御方法及び自動制御装置によれば、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態を確実に位置決めし、且つ凹版胴に対する接触幅、又は凹版胴に対する接触幅の変化に伴うワイピングローラ駆動モータの負荷電流、又はワイピングローラ表面位置を制御装置によりワイピングローラの原動側及び操作側の押圧状態を均等に調整することにより、作業習熟度が皆無となるばかりでなく、安定した印刷品質の確保、ワイピングローラ耐久性の向上、併せてオペレータがワイピング槽から離所することが可能となることからオペレータの負荷軽減を大幅に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による凹版印刷機のワイピング装置の上部から見た概略平面図を示す。
【図2】本発明による凹版印刷機のワイピング装置の側面から見た概略側面図を示す。
【図3】本発明によるワイピングローラ自動制御制御フローチャート図を示す。
【図4】本発明によるワイピングローラ自動制御のハード構成ブロック図を示す。
【図5】凹版印刷機の概略構成図を示す。
【図6】従来のワイピング装置の概略構成図及び制御方法を示す。
【符号の説明】
1 凹版印刷機
2 圧胴
3 凹版胴
4 ワイピングローラ
5 ワイピング槽
6 電子カム装置
7 開閉式メタルカバー
8 仕上げブレード
9 軸受
10 ワイピングローラ支持フレーム
11 ブラケット
12 圧力計
13 油圧ピストン部
14 油圧シリンダー部
15 ポテンショメータ
16 サーボモータ
17 アイドルギヤ
18 ガイドレール
19 直動ネジ機構ネジ部
20 直動ネジ機構ナット部
21 フレーム
22 シャフト
23 ワイピングローラ表面位置検出センサ
24 接触幅検出センサ投光器
25 接触幅検出センサ受光器
26 ワイピングローラ直径測定センサ
27 ワイピングローラ位置制御モータ
28 減速機
29 ワイピングローラ駆動モータ
30 負荷電流検出器
31 パターンローラ
32 ダクトローラ
33 摺動ローラ

Claims (7)

  1. 凹版胴軸を介して凹版印刷機の両側フレームに固定されている凹版胴に押圧調整可能なワイピング装置のワイピングローラ自動制御方法において、
    前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態の許容範囲設定値を入力・表示部に入力し、
    前記ワイピングローラの凹版胴側に、前記印刷機のフレームに介した部材に固定して設けたワイピングローラの幅方向の両端から近接する位置を含む、少なくとも2つのワイピングローラ表面位置検出センサ、及び前記凹版胴とワイピングローラの接触位置の幅方向に、少なくとも1組設けた接触幅検出センサ、ワイピングローラ駆動モータに設けた負荷電流検出器、並びに前記ワイピングローラの凹版胴側と反対側に、前記印刷機のフレームに介した部材に固定して設けたワイピングローラの幅方向の両端から近接する位置を含む、少なくとも2つのワイピングローラ直径測定センサとを有する検出部により検出し、
    前記検出部のワイピングローラ表面位置検出センサとワイピングローラ直径測定センサとから検出された検出値により、ワイピングローラ直径を演算部で演算し、
    前記検出部による検出値及び前記演算部による演算値とから電子タイミング装置に基づき、前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態の調整値を調整部で算出し、
    前記調整部で算出した調整値を、予め入力した前記許容範囲設定値の許容範囲内に管理するとともに、前記ワイピングローラの両端軸受で作動させるワイピングローラ位置制御モータに制御部から指令を出し、
    前記制御部から送られてきた指令によって、前記ワイピングローラ位置制御モータを駆動させる駆動部で制御するワイピングローラの自動制御方法であって、
    前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態を検出する前記検出部による制御が、
    前記ワイピングローラ表面位置検出センサにより凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態を検出し、前記検出された検出値に基づき、前記ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とをそれぞれ単独で前進又は後進させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態を制御する工程と、
    前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行を維持した状態で、前記接触幅検出センサにより、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を検出し、前記検出された検出値に基づき、前記ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とを連動した状態で前進又は後進させ、前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を制御する工程と、
    前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を許容範囲内に維持した状態で、前記ワイピングローラ駆動モータに設けられている負荷電流検出器により、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を検出し、前記検出された検出値に基づき、前記ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とを連動した状態で前進又は後進させ、前記ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を制御する工程と、
    前記ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を許容範囲内に維持した状態で、前記ワイピングローラ直径測定センサにより、凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を検出し、前記検出された検出値と前記ワイピングローラ表面位置検出センサにより検出された検出値によりワイピングローラの直径を演算し、前記演算した演算値に基づき、前記ワイピングローラ位置制御モータにより、ワイピングローラの原動側と操作側とをそれぞれ単独で前進又は後進させ、前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を制御する工程とからなり、前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態を自動制御することを特徴とする凹版印刷機のワイピングローラ自動制御方法。
  2. 前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を制御する工程、前記ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を制御する工程、及び前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を制御する工程の内、少なくとも1つ以上の工程を用いて制御することを特徴とする請求項1記載の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御方法。
  3. 前記ワイピングローラ表面位置検出センサ及びワイピングローラ直径測定センサが、変位センサであることを特徴とする請求項1又は2記載の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御方法。
  4. 凹版胴軸を介して凹版印刷機の両側フレームに固定されている凹版胴に押圧調整可能なワイピング装置のワイピングローラ自動制御装置において、
    前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態の許容範囲設定値を入力する入力・表示部と、
    前記ワイピングローラの凹版胴側に、前記印刷機のフレームに介した部材に固定して設けたワイピングローラの幅方向の両端から近接する位置を含む、少なくとも2つのワイピングローラ表面位置検出センサ、及び前記凹版胴とワイピングローラの接触位置の幅方向に、少なくとも1組設けた接触幅検出センサ、ワイピングローラ駆動モータに設けた負荷電流検出器、並びに前記ワイピングローラの凹版胴側と反対側に、前記印刷機のフレームに介した部材に固定して設けたワイピングローラの幅方向の両端から近接する位置を含む、少なくとも2つのワイピングローラ直径測定センサで検出する検出部と、
    前記検出部のワイピングローラ表面位置検出センサとワイピングローラ直径測定センサとから検出された検出値により、ワイピングローラ直径を演算する演算部と、
    前記検出部による検出値及び前記演算部による演算値とから電子タイミング装置に基づき、前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態を調整する調整値を算出する調整部と、
    前記調整部で算出した調整値を、予め入力した前記許容範囲設定値の許容範囲内に管理するとともに、前記ワイピングローラの両端軸受で作動させるワイピングローラ位置制御モータに指令を出す制御部と、
    前記制御部から送られてきた指令によって、前記ワイピングローラ位置制御モータを駆動させる駆動部とから構成されるワイピングローラの自動制御装置。
  5. 前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態及び接触状態を検出する前記検出部が、
    前記ワイピングローラ表面位置検出センサにより凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態を検出し、前記検出された検出値に基づき、前記ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とをそれぞれ単独で前進又は後進させ、凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行状態を制御する手段と、
    前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の平行を維持した状態で、前記接触幅検出センサにより、凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を検出し、前記検出された検出値に基づき、前記ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とを連動した状態で前進又は後進させ、前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を制御する手段と、
    前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を許容範囲内に維持した状態で、前記ワイピングローラ駆動モータに設けられている負荷電流検出器により、ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を検出し、前記検出された検出値に基づき、前記ワイピングローラ位置制御モータによりワイピングローラの原動側と操作側とを連動した状態で前進又は後進させ、前記ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を制御する手段と、
    前記ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を許容範囲内に維持した状態で、前記ワイピングローラ直径測定センサにより、前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を検出し、前記検出された検出値と前記ワイピングローラ表面位置検出センサにより検出された検出値によりワイピングローラの直径を演算し、前記演算した演算値に基づき、前記ワイピングローラ位置制御モータにより、ワイピングローラの原動側と操作側とをそれぞれ単独で前進又は後進させ、前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を制御する手段、とからなることを特徴とする請求項5記載の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御装置。
  6. 前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の接触幅を制御する手段、前記ワイピングローラ駆動モータの負荷電流を制御する手段、及び前記凹版胴に対するワイピングローラ表面の位置を制御する手段の内、少なくとも1つ以上の手段を用いて制御してなることを特徴とする請求項5記載の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御装置。
  7. 前記ワイピングローラ表面位置検出センサ及びワイピングローラ直径測定センサが、変位センサであることを特徴とする請求項4、5又は6記載の凹版印刷機のワイピングローラ自動制御装置。
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