JP2005003941A - 現像装置,画像形成装置,トナー補給量調節プログラム,カートリッジ情報取得プログラム - Google Patents

現像装置,画像形成装置,トナー補給量調節プログラム,カートリッジ情報取得プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005003941A
JP2005003941A JP2003167410A JP2003167410A JP2005003941A JP 2005003941 A JP2005003941 A JP 2005003941A JP 2003167410 A JP2003167410 A JP 2003167410A JP 2003167410 A JP2003167410 A JP 2003167410A JP 2005003941 A JP2005003941 A JP 2005003941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
amount
storage
unit
replenishment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003167410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4346965B2 (ja
Inventor
Kazuya Yoshioka
和也 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2003167410A priority Critical patent/JP4346965B2/ja
Publication of JP2005003941A publication Critical patent/JP2005003941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4346965B2 publication Critical patent/JP4346965B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置に装着されるトナーカートリッジが新品か否かに関係なく,画像形成装置が有するトナー貯留部へのトナー補給動作を自動的に切り替えることで,トナー補給量の調節がなされる。また,トナーカートリッジが有する不揮発性メモリに記憶されているトナーカートリッジに関する情報を取得する際に,不揮発性メモリと画像形成装置側との接触箇所の劣化を防止する。
【解決手段】トナーカートリッジに関する情報を非接触で取得後,所定時間分のトナー補給(S20)を行い,そのトナー貯留量を自動的に検知した結果に基づいて,トナー補給動作の切り替えを行う(S22,S23)ことで,トナー補給量の調節をする。また,トナー補給動作を切り替えてから所定時間経過後のトナー貯留量を自動的に検知(S24)した結果に基づいて,補給が正常に行われたか否かも判断する。
【選択図】図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,トナーを貯留するトナー貯留手段と,上記トナー貯留手段のトナー貯留量を検出する貯留量検出手段とを具備する現像装置に関し,特に上記トナー貯留手段に貯留したトナー量を上記貯留量検出手段で検知した結果に基づいて,上記トナー貯留手段に補給するトナー量を調節することで,トナー補給量の適正化を図らんとするものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機,プリンタ,ファクシミリあるいはその複合機として構成される画像形成装置が備える現像装置は,画像形成装置に着脱自在に装着されるトナーカートリッジからトナー貯留部に補給されたトナーを感光体ドラム表面に移動させ,感光体ドラムに形成された静電潜像の可視化を行うものである。従って,このような現像装置では,現像動作によってトナーが消費されるので,トナー貯留部のトナーが減少すると,その消費量に応じた量のトナーをトナーカートリッジから補給する仕組みになっている。(以下,このトナー補給動作を通常補給動作という)
【0003】
トナー貯留部にトナーを補給することでトナーカートリッジ内のトナーが無くなり,トナーカートリッジが空になると,空のトナーカートリッジはトナーを収容した新品のトナーカートリッジと交換される。交換された新品のトナーカートリッジが画像形成装置に装着されると,新たなトナーがトナー貯留部へ一定量補給される。(以下,このトナー補給動作を簡易補給動作という)
また,新品のトナーカートリッジが画像形成装置に装着された際に,トナー貯留部のトナー量が皆無あるいは微量であれば,上記簡易補給動作に比べて多量のトナーがトナー貯留部に補給される。(以下,このトナー補給動作を初期補給動作という)
そして,新品のトナーカートリッジからトナー貯留部へトナーが上記簡易補給動作あるいは上記初期補給動作にて補給されると,その後,トナー貯留部へのトナー補給動作が上記通常補給動作に切り替えられることで補給するトナー量の正確な調節が行われる。
【0004】
上述のトナー補給動作(上記通常補給動作,上記簡易補給動作,上記初期補給動作)の制御を行う従来技術としては,例えば特許文献1がある。この従来技術では,トナーカートリッジが新品であるか否かの情報,およびトナーカートリッジ内のトナー量に関する情報が,電子情報としてトナーカートリッジが有する不揮発性メモリ内に予め記録されている。そしてトナーカートリッジが画像形成装置に装着された後に,画像形成装置が不揮発メモリに接続されることで画像形成装置が電子情報を取得し,その電子情報に従ってトナー貯留部へのトナー補給動作が調節される。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−323812号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来技術では,不揮発性メモリに書かれたトナーカートリッジが新品であるという情報は,トナーカートリッジが新品の間だけ有効であり,トナーカートリッジが一度使用されると,当然ながら削除される。従って,例えば使用済みトナーカートリッジに再度トナーを充填して上記トナーカートリッジを新品と同様に再利用しようとした場合,次のような問題が生じる。即ち,不揮発性メモリには,トナーカートリッジが新品であるという情報が記憶されていないので,画像形成装置にトナーカートリッジが装着された際にトナーカートリッジが新品と見なされず,画像形成装置が有するトナー貯留部に対し,上記簡易補給動作と言った適切なトナー補給動作が行われない可能性があった。
かかる問題を解消するためには,利用者によって,不揮発メモリに記憶された情報の書き換えが行われることが望ましいが,このようなメモリの書き換えの負担を利用者に負わせるのは,その煩雑性から考えて実用的でないという問題がある。
【0007】
上述したことに加えて,さらに,画像形成装置の製造時における問題がある。即ち,画像形成装置の品質を保証するために行う印刷テスト工程では,画像形成装置は新品なので,トナー貯留部にはトナーが全くない状態にあり,印刷テスト用トナーカートリッジが画像形成装置に装着された場合に,画像形成装置に対して何も処理がされないと,テストのために少量のトナーが補給されればよいにも関わらず,画像形成装置が有する制御部によって大量のトナーを補給する上記初期補給動作が行われる。そのため,印刷テスト工程を行う際には,作業員により画像形成装置からトナー補給動作が上記初期補給動作で行われるという設定を解除し,印刷テスト工程が終了した後にトナー補給動作の再設定をするという煩雑な作業を要するという問題があった。
【0008】
また,特許文献1に示されている従来技術では,トナーカートリッジが有する不揮発性メモリに記録されたトナーカートリッジに関する情報は,画像形成装置側に備えられた情報取得手段にて取得されており,トナーカートリッジと情報取得手段とが通信することが前提となっている。従って,不揮発性メモリと情報取得手段との接続が必要であるが,接続箇所が接触型であると,各々の接触箇所が劣化することによる品質の低下や接続作業の不便さがあるという問題があった。
【0009】
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,トナー貯留部にあるトナーの量を自動的に検知した結果に基づいてトナー貯留部に補給されるトナー量を自動的に調節することで,不揮発性メモリに記録されたトナーカートリッジに関する情報に関わらず,トナー補給量の調節を行うことにある。その結果,使用済みのトナーカートリッジに新しいトナーを充填したいわゆる中古のトナーカートリッジを画像形成装置に装着する場合でも,トナーカートリッジに設けられた不揮発性メモリを利用者が書き換える必要がなくなり,利用者の作業の煩雑性が解消される。
また,上記のような構成によって,画像形成装置の製造工程における作業員のトナー補給動作の再設定作業も不要となり,作業員の労働コストの低下,あるいは煩雑な作業からの解放が達成される。
また,不揮発性メモリに記録されている情報を非接触で画像形成装置側に取り込むことで,不揮発性メモリと画像形成装置側の情報取得手段との接触箇所が劣化することによる品質の低下や,不揮発性メモリと情報取得手段との接続に伴う作業の不便さの解消も目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は,トナーを貯留するトナー貯留手段と,上記トナー貯留手段のトナー貯留量を検出する貯留量検出手段とを具備する現像装置において,所定の第1補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給することで上記トナー貯留手段に貯留されたトナーが所定の貯留量に達したか否かを上記貯留量検出手段からの信号に基づいて判別する貯留量判別手段と,上記貯留量判別手段の判別結果に基づいて上記トナー貯留手段へのトナーの補給量を調節する補給量調節手段とを具備してなることを特徴とする現像装置から構成される。
つまり,トナーを収容するトナーカートリッジから上記トナー貯留手段に所定の第1補給量のトナーが補給され,その補給されたトナーの量が所定の貯留量に達したか否かで,上記補給量調節手段により,その後に上記トナー貯留部に補給するトナー量の調節が行われる。
このことから,上記トナーカートリッジが備えた不揮発性メモリに記録される上記トナーカートリッジの情報が新品であるか否かに関わらず,上記トナー貯留手段のトナーの量に基づいて上記トナー貯留手段へのトナー補給量の自動調節が可能になる。その結果,利用者側でトナー補給動作に関するトナーカートリッジの新品であるか否かといった情報の再設定作業を行わずに済む。
【0011】
また,上記の場合においては,上記補給量調節手段によって,上記トナー貯留手段に対し,所定の第2補給量のトナー補給(上記初期補給動作),あるいは上記第2補給量よりは少ない所定の第3補給量のトナー補給(上記簡易補給動作)が行われることが望ましい。更に,上記補給量調節手段は,上記トナー貯留手段に貯留されたトナーが上記所定の貯留量に達したと上記貯留量判別手段により判別された場合に上記第3補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給し(上記簡易補給動作),上記所定の貯留量に達しないと上記貯留量判別手段により判別された場合に上記第2補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給する(上記初期補給動作)ものであればなお良い。
【0012】
また,上記現像装置は,上記トナーを収容するトナーカートリッジから上記トナー貯留手段へ上記トナーを補給するトナー補給手段も具備しており,上記貯留量検出手段によって検出された情報に基づいて上記トナーカートリッジ或いは上記トナー補給手段の状態を判別するものである。
【0013】
この場合,上記トナー補給手段の状態とは,例えば,トナーカートリッジにトナーが収容されてない状態,あるいは上記トナー補給手段におけるトナー補給不良の状態が挙げられる。
【0014】
尚,上述した現像装置については,画像形成装置における現像工程の一手段でもよい。
【0015】
また,本発明は,トナーカートリッジが備える該トナーカートリッジに関する情報を予め記録した情報記録手段に対し,上記画像形成装置が非接触で上記情報記録手段から情報を取得する画像形成装置を提供するものでもある。
このことにより,上記情報記録手段と,上記画像形成装置側に設けられた上記情報記録手段より情報を取得する上記情報取得手段との接触箇所が劣化することによる品質低下の防止,あるいは情報を取得する際に行う上記情報記録手段と上記情報取得手段との接続に伴う使用上の不便さの改善に繋がる。
【0016】
更に,本発明は,トナーを貯留するトナー貯留手段と上記トナー貯留手段のトナー貯留量を検出する貯留量検出手段とを具備する現像装置を制御するプログラムであり,所定の第1補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給することで上記トナー貯留手段に貯留されたトナーが所定の貯留量に達したか否かを上記貯留量検出手段からの信号に基づいて判別し,その判別結果に基づいて上記トナー貯留手段へのトナーの補給量を調節する機能を実現させるためのトナー補給量調節プログラムとして捉えてもよい。
【0017】
また,上記の場合においては,上記トナー貯留手段に貯留されたトナーが上記所定の貯留量に達した場合に上記第3補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給し,上記所定の貯留量に達しなかった場合に上記第2補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給する機能を実現させるための記載のトナー補給量調節プログラムを備えていれば望ましい。更に,上記トナーを収容するトナーカートリッジから上記トナー貯留手段へ上記トナーを補給するトナー補給手段を具備する現像装置を制御するプログラムであり,上記貯留量検出手段によって検出された情報に基づいて上記トナーカートリッジ或いはトナー補給手段の状態の判別処理を行う機能を実現させるためのトナー補給量調節プログラムであればなお良い。
【0018】
また,上記画像形成装置においては,上記トナーカートリッジが備える該トナーカートリッジに関する情報を予め記録した情報記録手段に対し,上記画像形成装置が非接触で上記情報記録手段から情報を取得する機能を実現させるためのカートリッジ情報取得プログラムを備えていれば望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は本発明を具体化した一例であって,本発明の技術範囲を限定するものではない。ここに図1は本発明の一実施形態(以下,実施形態例と言う)に係る画像形成装置Aの概略断面図,図2は上記実施形態例に係る画像形成装置Aの主要部の概略構成を表すブロック図,図3は上記実施形態例に係る画像形成装置Aが有する現像装置Xの部分断面概略図, 図4は上記実施形態例に係る不揮発性メモリのメモリ内部構造図,図5は上記実施形態例に係る上記現像装置Xにおける新品トナーカートリッジ交換時のトナー補給処理を表すフローチャート,図6は上記実施形態例に係る中古トナーカートリッジ交換時のトナー補給処理を表すフローチャート,図7は上記実施形態例に係る出荷用画像形成装置の電源投入時のトナー補給処理を表すフローチャートである。
【0020】
まず,図1を用いて,本発明の実施の形態に係る画像形成装置Aの全体構成について説明する。
画像形成装置Aは,複写機能及びプリンタ機能を有する複合機である。モノクロ現像装置に関するものであるが,カラー現像に関するものであっても良いことは当然である。上記画像形成装置Aは下方に複数の給紙カセット31を装着する給紙部を備え,その上方に両面ユニット32が配置され,その上方には画像形成部33と定着装置3が設けられている。更にその上部には画像を読み取るスキャナ35と自動原稿搬送装置(以下,ADFという)36が取り付けられている。また,上記画像形成装置Aの本体上面には,液晶タッチパネル等の表示操作部4が配置され,利用者は,該表示操作部4の操作によって,画質モード選択や複数ある給紙カセット31のうちいずれを使用するかの選択,画像読み取りの開始操作等の各種操作を行う。画像形成部33には感光体ドラム40の周囲に,帯電装置41,現像装置X,クリーニング装置43が配置された作像ユニット44が設けられており,下方には感光体ドラム40に対向して転写装置45が配置されている。感光体ドラム40は,例えば直径84mmのアルミ円筒の表面に感光層が形成されており,図1において時計方向に回転駆動される。帯電装置41は回転する感光体ドラム40の表面をコロナ放電により数百Vに帯電させる。感光体ドラム40表面の帯電装置41よりも回転方向下流側では,LEDアレイヘッドとセルフォックレンズ等から構成される露光装置50により露光されて静電潜像が形成される。この露光装置50の発光出力の制御に用いられる画像データは,画像処理部30から入力される。
【0021】
即ち,スキャナ35からミラーにより導かれた原稿画像光は,CCD(Charge−Coupled Device;画像信号を電気信号に変換するデバイス)37に入射され,ここでA/D変換されてデジタル画像データ(原稿画像データ)として画像処理部30に入力される。さらに,原稿画像データは,画像処理部30において,所定の画像処理が施され,画像処理後の画像データが露光装置制御手段60に入力され,該露光装置制御手段60により,画像処理後の画像データに従った露光が行われるように露光装置50が制御される。
【0022】
現像装置Xでは現像ローラ82が回転して,現像ローラ82表面に形成された磁気ブラシが感光体ドラム40表面に接触し,静電潜像に対して帯電したトナーT1を付着させてトナー画像を形成する。該トナー画像は転写装置45において,いずれかの給紙カセット31から搬送されてきた転写紙が感光体ドラム40とその周速と同じ速度で移動する転写ベルト46との間に挟持された状態で搬送されながら帯電されてトナー画像が転写紙上に転写される。上記現像装置Xでは,内部にあるトナー貯留部81に貯留されているトナー量をセンサ84で検知した結果に基づいて,トナーを収容するトナーカートリッジ80から上記トナー貯留部81へのトナー補給の動作が調節されている。
【0023】
さらに,転写装置45の下流側にはクリーニング装置43が配置されており,感光体ドラム40の表面上に残留したトナーや他の付着物が除去される。本画像形成装置Aの転写装置45は,転写ベルトを用いたものが採用されているが,これを転写ローラに置き換えることも可能である。
上記転写装置45によってトナー像が転写された転写紙は,その搬送方向下流側に設けられた定着装置3に運ばれ,定着装置3の定着ローラ1とこれに対向する加圧ローラ2の間を通り,転写紙上のトナーが内部にヒータを備えた定着ローラ1の熱によって溶融定着される。加圧ローラ2は,転写紙を上記定着ローラ1に押し付けて,トナーの定着を確実にするためのものである。上記定着装置3によりトナー像が定着された転写紙は,転写紙処理装置B側へ送出される。
【0024】
次に,本実施形態例に係る上記画像形成装置Aの主要部の構成について図2を用いて説明する。
上記画像形成装置A全体は,CPU,ROM,RAM等からなる制御部70によって制御される。該制御部70は,上記ROMに格納された所定のプログラムを実行することにより,各種制御及び演算処理を行う。また,上記制御部70は,液晶タッチパネル等からなる表示及び入力の手段である上記表示操作部4,上記スキャナ35,上記ADF36,および上記CCD37より構成される画像読取部71,上記画像形成部33,パーソナルコンピュータ等の外部装置との通信制御を行う通信部72,外部装置から受信した印刷ジョブや上記スキャナ35により読み取られた画像についての画像処理を行う画像処理部30,該画像処理部30による画像処理対象となる画像データを記憶する画像メモリ73,トナーカートリッジ80が有する該トナーカートリッジ80に関する情報を記録した不揮発性メモリ85に対して非接触で情報を読み取る情報取得手段75等を制御する。また,上記制御部70は,処理に応じて上記画像形成装置Aが有する内部記憶装置74へのデータの記憶や,該内部記憶装置74からのデータ読込みも行っている。
【0025】
続いて,本実施形態例に係る上記画像形成装置Aに内蔵される現像装置X,および上記画像形成装置Aに着脱自在に装着されるトナーカートリッジが備える不揮発性メモリの内部構成について,図3と図4を用いて説明する。
上記現像装置Xは,トナーを貯留するトナー貯留部81,上記現像装置Xに回転自在に支持され画像データの静電潜像が形成される感光体ドラム40に対し上記トナー貯留部81に貯留されているトナーT1を付着させる現像ローラ82,上記画像形成装置Aに着脱自在に装着され粉状のトナーTを収容するトナーカートリッジ80からトナー補給が行われる補給口83,上記トナー貯留部81のトナーT1の貯留量を検知するセンサ84より構成される。また,上記トナーカートリッジ80に備えられ該トナーカートリッジ80に関する情報を記録している不揮発性メモリ85に対しては,上記画像形成装置Aが有する上記情報取得手段75によって情報が取得される。
【0026】
ここで,本実施形態例における上記不揮発性メモリ85については,図4に示すように,例えば,上記トナーカートリッジ80が新品か否かの情報(以下,新品判別情報という)を記録した新品判別領域,および上記トナーカートリッジ80が出荷用かテスト用かの情報(以下,出荷用判別情報という)を記録した出荷用判別領域を有する不揮発性メモリとして挙げられている。このような,上記トナーカートリッジ80に関する情報を記録している上記不揮発性メモリ85が本発明における情報記録手段である。尚,上記新品判別情報および上記出荷用判別情報については,例えば所定のデータ配列構造をとっている情報,あるいはビット(binary digit)のように0か1かで判断する情報が挙げられる。
【0027】
上記現像装置Xにて現像が行われると,上記トナー貯留部81に貯留されているトナーT1が,上記現像ローラ82によって上記感光体ドラム40に搬送されるため,上記トナーT1の量が減少する。このような現像処理が繰り返し行われることにより,上記トナーT1の量を上記センサ84で検出した結果から,上記制御部70にて上記トナーT1の量が所定量以下と判断されると,上記トナーカートリッジ80に収容されているトナーTが上記補給口83を経て上記トナー貯留部81に補給される。(上記通常補給動作)また,このような現像処理を繰り返し行うことで上記トナーTが全て消費され,上記トナーカートリッジ80が新品のトナーカートリッジと交換されると,上記トナーT1の量を上記センサ84で検知した結果に応じて,新品のトナーカートリッジから上記簡易補給動作あるいは上記初期補給動作が行われることで上記トナー貯留部81にトナーが補給される。
【0028】
以下に,本実施形態例に係る上記画像形成装置Aにおいて上記制御部70が実施する,新品トナーカートリッジ交換時のトナー補給処理を図5のフローチャートを用いて説明する。尚,図5における符号S1,S2,… はそれぞれステップ(処理手順)の番号を示している。
S1:上記制御部70は,まず,トナーTが収容されている上記トナーカートリッジ80が上記現像装置Xに装着されると,上記不揮発性メモリ85に記録されている上記新品判別情報を上記情報取得手段75が非接触で取得し,取得された上記新品判別情報から上記トナーカートリッジ80が新品か否かを判別する。上記トナーカートリッジ80が新品であればステップS2に進み,新品でなければステップS10に進む。ステップS10の処理は,図6に詳しく示されている。
ここで,本発明において,上記不揮発性メモリ85に記録されている上記新品判別情報を上記情報取得手段75が非接触で取得することで,上記不揮発性メモリ85と上記情報取得手段75との接触箇所が劣化することによる品質低下や,上記不揮発性メモリ85と上記情報取得手段75との接続に伴う作業の不便さが解消されるのである。
S2:上記トナーカートリッジ80が新品であると判別されると,上記トナー貯留部81に貯留されているトナーT1の量に関係なく,上記トナーカートリッジ80から上記トナー貯留部81に対し,予め内部記憶装置74に記憶されている所定の時間(例えば数十秒)分だけトナー補給が行われる。
このように,トナーT1を貯留する上記トナー貯留部81が本発明におけるトナー貯留手段であり,上記トナーカートリッジ80から上記トナー貯留部81にトナーの補給を行う手段が本発明におけるトナー補給手段である。
S3:トナーの補給が終了すると,上記センサ84によりトナー貯留部内のトナーT1の量が検出される。その検出結果に基づいて,上記制御部70は,予め上記内部記憶装置74に記憶されている所定量(以下,判別用所定量という)よりもトナーT1の量が少ないか否かを判断する。少なければステップS4に進み,多ければステップS5に進む。
このように所定量で若干のトナーを補給するのは,あまりに少ない量であると,センサが検出できない,あるいは誤検出を生じる可能性があるからである。
また,上記のように,上記トナー貯留部81に貯留されたトナーT1の量を検出する上記センサ84が本発明における貯留量検出手段であり,該貯留量検出手段により検出された上記トナーT1の量が上記判別用所定量より少ないか否かを上記制御部70にて判断する手段が本発明における貯留量判別手段である。
S4:上記トナーT1の量が上記判別用所定量より少ないと判断されると,上記ステップS2による補給の前の状態におけるトナー残量がほとんどゼロか微量であったと判断されるので,上記制御部70がトナー補給動作を上記初期補給動作に切り替え,例えば10分間トナー補給を行う。
S5:上記トナーT1の量が上記判別用所定量あるいは上記判別用所定量より多いと判断されると,上記ステップS2の補給前からトナー残量がある程度あったと考えられるので,上記制御部70が,トナー補給動作を初期補給動作よりは補給するトナー量が少ない上記簡易補給動作に切り替え,例えば3分間トナー補給を行う。
ここで,上記ステップS4および上記ステップS5にあるように,上記トナーT1の量が上記判別用所定量より少ないか否かで,上記制御部70がトナー補給動作の切り替えを調節する手段が,本発明における補給量調節手段である。また,本実施形態例では,上記補給量調節手段により切り替わるトナー補給動作として,上記初期補給動作および上記簡易補給動作を挙げているが,場合によっては上記通常補給動作も設定され得る。
S6:上記初期補給動作あるいは上記簡易補給動作により上記トナー貯留部81にトナー補給を行った後,上記センサ84によって上記トナー貯留部81に貯留したトナーT1の量が検出される。その検出結果に基づいて,新品のトナーカートリッジ装着時のトナー補給状況を判断するために上記内部記憶装置74に予め記憶されている所定量(以下,補給状況判別量という)か否か,を上記制御部70が判断する。ここでの上記補給状況判別量は,上記初期補給動作の場合と,簡易補給動作の場合とで異なり,それぞれの場合ごとに内部記憶装置74に記憶されている。上記トナーT1の量が上記補給状況判別量と比べて所定範囲を超えて少ないか多い場合は,トナー補給不良と判断されてステップS8に進み,所定範囲以内であればトナー補給が正常に終了したと判断されてステップS7に進む。
S7:トナー補給動作が正常に行われた場合,上記不揮発性メモリ85から上記新品判別情報が消去され,処理はステップS9に移る。
S8:トナー補給不良である場合,上記表示操作部4に上記画像形成装置Aのサービス担当者の呼び出しを促す表示がされる。表示は文字や図柄でも音声でも構わない。
S9:上記制御部70がトナー補給動作を通常補給動作に切り替えることでトナー補給が調節される。
S10:上記ステップS1にて上記トナーカートリッジ80が新品ではないと判別されると,中古トナーカートリッジ交換時のトナー補給処理を行う。該中古トナーカートリッジ交換時の処理の詳細については,図6を用いて後述する。
このように明らかに新品のトナーカートリッジから所定量のトナー補給を行った(上記ステップS2)結果,上記ステップS6でトナー残量が上記補給状況判別量に達したと判断されたならば,トナー補給機構が正常に駆動されていると判断できるので,通常補給動作に復帰する(上記ステップS9)のである。
【0029】
以下に,上記制御部70が実施する,上記ステップS10で行われる中古トナーカートリッジ交換時のトナー補給処理について,図6のフローチャートを用いて説明する。尚,図6における符号S20,S21,… はそれぞれステップ(処理手順)の番号を示している。
S20:上記ステップS1にて上記トナーカートリッジ80は新品ではないと判別されると,上記制御部70により上記ステップS2と同様,トナーを所定時間(例えば数十秒)分だけ補給する処理が実行された後,ステップS21に進む。
S21:指定時間のトナーの補給が終了すると,上記センサ84によりトナーT1の量が検出される。その検出結果に基づいて,上記制御部70は上記判別用所定量よりもトナーT1の量が少ないか否かを判断する。少なければステップS22に進み上記初期補給動作を実行し,多ければステップS23に進み上記簡易補給動作を実行する。
S22:上記制御部70により上記ステップS4と同様,上記初期補給動作の処理が,例えば10分間実行された後,ステップS24に進む。
S23:上記制御部70により上記ステップS5と同様,上記簡易補給動作の処理が,例えば3分間実行された後,ステップS24に進む。
S24:上記初期補給動作あるいは上記簡易補給動作により上記トナー貯留部81にトナー補給を行った後,上記センサ84によって上記トナー貯留部81に貯留したトナーT1の量が検出される。その検出結果に基づいて,上記補給状況判別量よりもトナーT1の量が少ないか否かを上記制御部70が判断する。ここでの上記補給状況判別量は,上記初期補給動作の場合と上記簡易補給動作の場合とで異なり,それぞれの場合ごとに内部記憶装置74に記憶されている。上記トナーT1の量が,上記状態判別所定量より少ないか多すぎればトナー補給不良と判断してステップS25に進み,指定範囲内であればトナー補給が正常に終了したと判断して上記ステップS9に進む。
S25:トナー補給不良である場合,上記表示操作部4に,トナーカートリッジ交換,あるいは上記画像形成装置Aのサービス担当者の呼び出しを促す表示がされる。表示は文字や図柄でも音声でも構わない。
上記ステップS20〜上記ステップS25の処理にて,本発明では,上記トナーカートリッジ80が中古であっても,上記トナー貯留部81にあるトナーの量を上記センサ84で自動的に検知した結果を基にトナー補給動作の調節が行われている。このことから,トナーカートリッジが有する不揮発メモリの情報を利用者が書き換える必要がなくなるので,利用者の作業の煩雑性が解消される。
【0030】
次に,本実施形態例に係る上記画像形成装置Aにおいて,上記制御部70が実施する,出荷用画像形成装置の電源投入時のトナー補給処理を図7のフローチャートを用いて説明する。尚,図7における符号S30,S31,… はそれぞれステップ(処理手順)の番号を示している。また,本処理の前提として,上記トナーカートリッジ80が装着された上記画像形成装置Aの電源が,利用者により投入された際に,上記内部記憶装置74に予め記憶されている印刷枚数データが0であることで,上記画像形成装置Aが新品であると上記制御部70により判断されているものとする。
S30:まず,上記不揮発性メモリ85に記録された上記出荷用判別情報を上記情報取得手段75が非接触で取得する。上記制御部70により,取得された上記出荷用判別情報に基づいて,上記画像形成装置Aに装着された上記トナーカートリッジ80が出荷用か否かが判別される。上記トナーカートリッジ80が出荷用である場合は,上記トナー貯留部81にトナーが全くない状態なので上記初期補給動作を行うためにステップS31に進む。また,上記トナーカートリッジ80が出荷用でない(つまりテスト用である)場合は,上記トナー貯留部81にトナーが少なくとも上記補給状況判別量分は貯留されている状態なので上記通常補給動作を行うためにステップS35に進む。
S31:上記トナーカートリッジ80が出荷用であれば,上記制御部70によりトナー補給動作が上記初期補給動作に切り替えられ,例えば10分間トナー補給を行う。
S32:上記初期補給動作により上記トナー貯留部81にトナーの補給を行った後に,上記センサ84によって上記トナー貯留部81に貯留したトナーT1の量を検出される。その検出結果に基づいて,上記補給状況判別量よりもトナーT1の量が少ないか否かを上記制御部70が判断する。上記トナーT1の量が上記補給状況判別量と比べて所定範囲を超えて少ないか多い場合はトナー補給不良と判断してステップS33に進み,所定範囲以内であればトナー補給が正常に終了したと判断してステップS34に進む。
S33:上記制御部70により上記ステップS8と同様の処理が実行される。
S34:上記不揮発性メモリ85から上記出荷用判別情報が消去される。
S35:上記ステップS34の処理の終了,あるいは上記ステップS30にて上記出荷用判別情報が出荷用の情報でないと判別された場合,上記制御部70がトナー補給動作を通常補給動作に切り替える。
S36:上記ステップS35にてトナー補給動作が通常補給動作に切り替えられると,例えば印字テストを行い上記内部記憶装置74の印刷枚数データを0から1に変更することで,本処理が実行されないようにする。尚,ここで述べた印字テストについては,上記内部記憶装置74の印刷枚数データを0から1に変更する一手段に過ぎない。
このように,上記ステップS30〜上記ステップS36の処理により,画像形成装置の製造工程において,上記不揮発性メモリ85に記憶された上記出荷用判別情報が上記情報取得手段75により非接触で取得され,その結果に基づいてトナー補給動作が調節されることで,作業員によるトナー補給動作の設定が不必要となる。このことから,作業員の労働コストが低下し,作業の煩雑性の解消もなされる。
【0031】
なお,上述したステップS1〜ステップS10,ステップS20〜ステップS25,およびステップS30〜ステップS36の処理は,上記内部記憶装置74に予め記憶されたプログラム(トナー補給量調節プログラムおよびカートリッジ情報取得プログラム)により実行されるものである。従って上述した一連の処理はこのプログラムにより実行される一連の機能であるということができる。
また,上述した一連の処理で使用され,上記内部記憶装置74に記憶されている情報に関しては,上記制御部70が有する図示されていない半導体メモリに記憶されていてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,利用者によりトナーカートリッジが画像形成装置に装着されるだけで,装着されたトナーカートリッジが新品か否か,あるいは出荷用か否かに関わらず自動的にトナー補給作業が調節される。このことから,トナーカートリッジに設けられた不揮発性メモリの情報を利用者が書き換える必要が無くなるので,利用者の作業の煩雑性が解消される。また,画像形成装置に対してトナー補給動作を調節する機能の設置が不要になると共に,トナー補給動作に係る煩雑な設定作業も不要になるという効果も奏している。
更に,本発明では,トナーカートリッジに関する情報が記録された不揮発性メモリに記憶されている情報を,画像形成装置が有する情報取得手段が非接触で読み取ることで,不揮発性メモリと情報取得手段との接触箇所が劣化することによる品質の低下や,上記不揮発性メモリと上記情報取得手段との接続に伴う作業の不便さを解消している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置Aの概略断面図。
【図2】実施形態例に係る画像形成装置Aの主要部の概略構成を表すブロック図。
【図3】実施形態例に係る画像形成装置Aが有する現像装置Xの部分断面概略図。
【図4】実施形態例に係る不揮発性メモリのメモリ内部構造図。
【図5】実施形態例に係る上記現像装置Xにおける新品トナーカートリッジ交換時のトナー補給処理を表すフローチャート。
【図6】実施形態例に係る中古トナーカートリッジ交換時のトナー補給処理を表すフローチャート。
【図7】実施形態例に係る出荷用画像形成装置の電源投入時のトナー補給処理を表すフローチャート。
【符号の説明】
1…定着ローラ
2…加圧ローラ
3…定着装置
4…表示操作部
30…画像処理部
31…給紙カセット
32…両面ユニット
33…画像形成部
35…スキャナ
36…自動原稿搬送装置(ADF)
37…CCD
40…感光体ドラム
41…帯電装置
42…現像装置
43…クリーニング装置
44…作像ユニット
45…転写装置
46…転写ベルト
50…露光装置
60…露光装置制御手段
70…制御部
71…画像読取部
72…通信部
73…画像メモリ
74…内部記憶装置
75…情報取得手段
80…トナーカートリッジ
81…トナー貯留部
82…現像ローラ
83…補給口
84…センサ
85…不揮発性メモリ
T,T1…トナー

Claims (11)

  1. トナーを貯留するトナー貯留手段と,上記トナー貯留手段のトナー貯留量を検出する貯留量検出手段とを具備する現像装置において,
    所定の第1補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給することで上記トナー貯留手段に貯留されたトナーが所定の貯留量に達したか否かを上記貯留量検出手段からの信号に基づいて判別する貯留量判別手段と,上記貯留量判別手段の判別結果に基づいて上記トナー貯留手段へのトナーの補給量を調節する補給量調節手段とを具備してなることを特徴とする現像装置。
  2. 上記補給量調節手段が所定の第2補給量のトナー或いは上記第2補給量よりは少ない所定の第3補給量のトナーを上記トナー貯留手段に対して補給するものである請求項1に記載の現像装置。
  3. 上記補給量調節手段が,上記トナー貯留手段に貯留されたトナーが上記所定の貯留量に達したと上記貯留量判別手段により判別された場合に上記第3補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給し,上記所定の貯留量に達しないと上記貯留量判別手段により判別された場合に上記第2補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給するものである請求項2に記載の現像装置。
  4. 上記トナーを収容するトナーカートリッジから上記トナー貯留手段へ上記トナーを補給するトナー補給手段を具備し,上記貯留量検出手段によって検出された情報に基づいて上記トナーカートリッジ或いは上記トナー補給手段の状態を判別してなる請求項1〜3に記載の現像装置。
  5. 請求項4に記載されているトナー補給手段の状態がトナーカートリッジにトナーが収容されてない状態或いは上記トナー補給手段におけるトナー補給不良の状態である請求項4に記載の現像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の現像装置を具備する画像形成装置。
  7. 上記トナーカートリッジが備える該トナーカートリッジに関する情報を予め記録した情報記録手段に対し,上記画像形成装置が非接触で上記情報記録手段から情報を取得することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. トナーを貯留するトナー貯留手段と上記トナー貯留手段のトナー貯留量を検出する貯留量検出手段とを具備する現像装置を制御するプログラムであり,所定の第1補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給することで上記トナー貯留手段に貯留されたトナーが所定の貯留量に達したか否かを上記貯留量検出手段からの信号に基づいて判別し,その判別結果に基づいて上記トナー貯留手段へのトナーの補給量を調節する機能を実現させるためのトナー補給量調節プログラム。
  9. 上記トナー貯留手段に貯留されたトナーが上記所定の貯留量に達した場合に上記第3補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給し,上記所定の貯留量に達しなかった場合に上記第2補給量のトナーを上記トナー貯留手段に補給する機能を実現させるための請求項8に記載のトナー補給量調節プログラム。
  10. 上記トナーを収容するトナーカートリッジから上記トナー貯留手段へ上記トナーを補給するトナー補給手段を具備する現像装置を制御するプログラムであり,上記貯留量検出手段によって検出された情報に基づいて上記トナーカートリッジ或いはトナー補給手段の状態の判別処理を行う機能を実現させるための請求項8または9に記載のトナー補給量調節プログラム。
  11. 上記トナーカートリッジが備える該トナーカートリッジに関する情報を予め記録した情報記録手段に対し,上記画像形成装置が非接触で上記情報記録手段から情報を取得する機能を実現させるためのカートリッジ情報取得プログラム。
JP2003167410A 2003-06-12 2003-06-12 現像装置,画像形成装置,トナー補給量調節プログラム,カートリッジ情報取得プログラム Expired - Fee Related JP4346965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003167410A JP4346965B2 (ja) 2003-06-12 2003-06-12 現像装置,画像形成装置,トナー補給量調節プログラム,カートリッジ情報取得プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003167410A JP4346965B2 (ja) 2003-06-12 2003-06-12 現像装置,画像形成装置,トナー補給量調節プログラム,カートリッジ情報取得プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005003941A true JP2005003941A (ja) 2005-01-06
JP4346965B2 JP4346965B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=34093224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003167410A Expired - Fee Related JP4346965B2 (ja) 2003-06-12 2003-06-12 現像装置,画像形成装置,トナー補給量調節プログラム,カートリッジ情報取得プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4346965B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7413744B2 (ja) 2019-12-09 2024-01-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006049182A1 (ja) 2004-11-02 2006-05-11 Tosoh Corporation ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物、その製造方法及びそれを用いたポリウレタン樹脂の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7413744B2 (ja) 2019-12-09 2024-01-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4346965B2 (ja) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4671824B2 (ja) 画像形成装置
US20100202788A1 (en) Image forming apparatus
JP2009103970A (ja) 画質安定化装置及び画像形成装置
JP2009276520A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2006018268A (ja) 現像剤寿命判別装置及び現像剤寿命判別方法
JP4346965B2 (ja) 現像装置,画像形成装置,トナー補給量調節プログラム,カートリッジ情報取得プログラム
JP2005107113A (ja) 画像形成装置
KR20130084000A (ko) 화상 형성 장치 및 그 제어 방법
JP5962447B2 (ja) 画像形成装置
JP5125641B2 (ja) 画像形成装置及び同装置におけるイメージングユニットのライフ判定方法
JP7363114B2 (ja) 画像形成装置及び制御方法
JP2011043825A (ja) 画像形成装置及びその方法、画像形成プログラム
JP3383141B2 (ja) トナー残量検出装置
JP4085819B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2001222145A (ja) カラー画像形成装置
JP2004354406A (ja) 定着装置,画像形成装置,加熱器温度制御プログラム
JP2013073031A (ja) 画像形成装置
JP4565328B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
JP4736664B2 (ja) 画像形成装置
JP2005257834A (ja) 画像形成装置
JP2023152165A (ja) 画像形成装置および制御方法
JP2003140509A (ja) 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP2023079683A (ja) 画像形成装置
JP2022152129A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2005157176A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090715

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees