JP2005001857A - 連続紙電子写真印刷機の用紙折りたたみ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、連続紙電子写真印刷機の用紙折りたたみ装置おいて、定着工程時に発生する水蒸気が用紙案内板上で結露し、用紙を吸着することにより発生する用紙走行障害を防止し、信頼性を向上することを課題とする。
【解決手段】本発明は、出力用紙を折り畳み易いように振り子運動をする用紙案内板を備えた連続紙電子写真印刷機の用紙折りたたみ装置おいて、前記用紙案内板を撥水性メッキ、またはフッ素コーティング等により濡れ防止の表面処理を行ったことを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、出力用紙を折り畳み易いように振り子運動をする用紙案内板を備えた連続紙電子写真印刷機の用紙折りたたみ装置おいて、前記用紙案内板を撥水性メッキ、またはフッ素コーティング等により濡れ防止の表面処理を行ったことを特徴とする。
【選択図】図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続紙電子写真式印刷機の用紙折りたたみ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
連続紙用電子写真式印刷機では、用紙上のトナ−を定着する工程として、加熱ローラ等によりトナー像及び用紙を加熱する。用紙は5重量%程度の水分を持っており、定着工程においてこの水分が水蒸気となる。この水蒸気は、定着機近傍の用紙ガイドの表面で結露する。結露は電源投入直後等、連続紙用電子写真式印刷機内部の雰囲気温度が低いときに顕著となる。
【0003】
従来の連続紙用電子写真式印刷機の用紙折り畳み装置では、前記結露を防ぐ手段として、用紙案内板を櫛歯状等の形状として表面積を小さくしている。また、用紙案内板と用紙の接触量を軽減するため、用紙走行方向と平行に用紙案内板に突起を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術においては、電源投入直後等、連続紙用電子写真式印刷機内部の雰囲気温度が低いときは、用紙案内板の表面温度が低く、結露を防止するためには不十分である。
【0005】
本発明の目的は、定着工程時に発生する水蒸気が用紙折り畳み装置の用紙案内板上で結露し、用紙を吸着することにより発生する用紙走行障害を防止し、信頼性を向上することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、用紙折りたたみ装置内の用紙案内板に撥水性メッキ、またはフッ素コーティングの表面処理を実施し、用紙案内板表面に水滴を滞留させないようにすることで達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図1〜図3を参照して説明する。
【0008】
出力用紙2を折りミシンに従い折りたたむため、用紙案内板1a、1bはリンク機構により、振り子運動を行う(図2参照。)。従って、用紙案内板1a、1bで印刷用紙2に対面する側は頻繁に印刷用紙2と接触する。
【0009】
前記用紙案内板1a、1bには、撥水性メッキ(フッ素含有ニッケルメッキ)またはフッ素コーティング゛等により濡れ防止の表面処理を施している。本処理により、水蒸気が用紙案内板1a、1bで結露しても、水滴が用紙案内板1a、1b表面に滞留しない。
【0010】
なお、図3において、3は用紙折りたたみ装置、4は定着装置、5は加熱ローラ、6は搬送ローラ、7は感光ドラム、8は現像機を示す。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、水蒸気が用紙案内板表面で結露しても、水滴が用紙案内板表面に滞留しないので、印刷中に水滴により用紙は用紙案内板に吸着することが無く、用紙走行障害は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における用紙案内板の斜視図である。
【図2】本発明の実施例における用紙案内板の動作概略図である。
【図3】本発明の実施例を備えた連続紙用電子写真式印刷機の概略図である。
【符号の説明】
1a…用紙案内板
1b…用紙案内板
2…用紙
3…用紙折りたたみ装置
4…定着装置
5…加熱ローラ
6…搬送ローラ
7…感光ドラム
8…現像機
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続紙電子写真式印刷機の用紙折りたたみ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
連続紙用電子写真式印刷機では、用紙上のトナ−を定着する工程として、加熱ローラ等によりトナー像及び用紙を加熱する。用紙は5重量%程度の水分を持っており、定着工程においてこの水分が水蒸気となる。この水蒸気は、定着機近傍の用紙ガイドの表面で結露する。結露は電源投入直後等、連続紙用電子写真式印刷機内部の雰囲気温度が低いときに顕著となる。
【0003】
従来の連続紙用電子写真式印刷機の用紙折り畳み装置では、前記結露を防ぐ手段として、用紙案内板を櫛歯状等の形状として表面積を小さくしている。また、用紙案内板と用紙の接触量を軽減するため、用紙走行方向と平行に用紙案内板に突起を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術においては、電源投入直後等、連続紙用電子写真式印刷機内部の雰囲気温度が低いときは、用紙案内板の表面温度が低く、結露を防止するためには不十分である。
【0005】
本発明の目的は、定着工程時に発生する水蒸気が用紙折り畳み装置の用紙案内板上で結露し、用紙を吸着することにより発生する用紙走行障害を防止し、信頼性を向上することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、用紙折りたたみ装置内の用紙案内板に撥水性メッキ、またはフッ素コーティングの表面処理を実施し、用紙案内板表面に水滴を滞留させないようにすることで達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図1〜図3を参照して説明する。
【0008】
出力用紙2を折りミシンに従い折りたたむため、用紙案内板1a、1bはリンク機構により、振り子運動を行う(図2参照。)。従って、用紙案内板1a、1bで印刷用紙2に対面する側は頻繁に印刷用紙2と接触する。
【0009】
前記用紙案内板1a、1bには、撥水性メッキ(フッ素含有ニッケルメッキ)またはフッ素コーティング゛等により濡れ防止の表面処理を施している。本処理により、水蒸気が用紙案内板1a、1bで結露しても、水滴が用紙案内板1a、1b表面に滞留しない。
【0010】
なお、図3において、3は用紙折りたたみ装置、4は定着装置、5は加熱ローラ、6は搬送ローラ、7は感光ドラム、8は現像機を示す。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、水蒸気が用紙案内板表面で結露しても、水滴が用紙案内板表面に滞留しないので、印刷中に水滴により用紙は用紙案内板に吸着することが無く、用紙走行障害は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における用紙案内板の斜視図である。
【図2】本発明の実施例における用紙案内板の動作概略図である。
【図3】本発明の実施例を備えた連続紙用電子写真式印刷機の概略図である。
【符号の説明】
1a…用紙案内板
1b…用紙案内板
2…用紙
3…用紙折りたたみ装置
4…定着装置
5…加熱ローラ
6…搬送ローラ
7…感光ドラム
8…現像機
Claims (1)
- 出力用紙を折り畳み易いように振り子運動をする用紙案内板を備えた連続紙電子写真印刷機の用紙折りたたみ装置おいて、前記用紙案内板を撥水性メッキ、またはフッ素コーティング等により濡れ防止の表面処理を行ったことを特徴とする連続紙電子写真印刷機の用紙折りたたみ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003169146A JP2005001857A (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | 連続紙電子写真印刷機の用紙折りたたみ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003169146A JP2005001857A (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | 連続紙電子写真印刷機の用紙折りたたみ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005001857A true JP2005001857A (ja) | 2005-01-06 |
Family
ID=34094377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003169146A Pending JP2005001857A (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | 連続紙電子写真印刷機の用紙折りたたみ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005001857A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108313809A (zh) * | 2017-12-31 | 2018-07-24 | 广德睿德机械制造有限公司 | 一种自动叠布打包机 |
CN108313808A (zh) * | 2017-12-31 | 2018-07-24 | 广德睿德机械制造有限公司 | 一种自动叠布机 |
-
2003
- 2003-06-13 JP JP2003169146A patent/JP2005001857A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108313809A (zh) * | 2017-12-31 | 2018-07-24 | 广德睿德机械制造有限公司 | 一种自动叠布打包机 |
CN108313808A (zh) * | 2017-12-31 | 2018-07-24 | 广德睿德机械制造有限公司 | 一种自动叠布机 |
CN108313809B (zh) * | 2017-12-31 | 2020-05-08 | 广德睿德机械制造有限公司 | 一种自动叠布打包机 |
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