JP2004532892A5 - - Google Patents

Claims (28)

1. 被験者における傷治癒を促進するための薬剤であって、薬学的に許容可能な担体と混合した、
   （ｉ）活性化タンパク質Ｃ（ＡＰＣ）、
   （ii）ＡＰＣの機能性断片、
   （iii）ＡＰＣ擬似化合物、および
   （iv）タンパク質Ｃ、
   のうち１つ以上を含むある量の作用剤を含む薬剤。
2. 作用剤が、ヒトＡＰＣである、請求項１に記載の薬剤。
3. 作用剤が、ヒトタンパク質Ｃである、請求項１に記載の薬剤。
4. さらにタンパク質Ｃの活性化剤を含む、請求項１または３に記載の薬剤。
5. 活性化剤が、トロンビン、カリクレイン、および／または、トロンボモジュリンからなる群から選択される、請求項４に記載の薬剤。
6. 薬剤が、皮膚潰瘍、やけど、口の傷、眼の傷、皮膚以外の傷、虚血−再灌流傷害、骨および軟骨の損傷、およびワルファリン関連皮膚壊死からなる群から選択される傷の処置用である、請求項１から５のいずれか一項に記載の薬剤。
7. 薬剤が、皮膚潰瘍の処置用である、請求項６に記載の薬剤。
8. 薬剤が、局所投与用である、請求項１から７のいずれか一項に記載の薬剤。
9. （ｉ）活性化タンパク質Ｃ（ＡＰＣ）、
   （ii）ＡＰＣの機能性断片、
   （iii）ＡＰＣ擬似化合物、および
   （iv）タンパク質Ｃ、
   の１つ以上を含むある量の作用剤を組み込んだ送達システムであって、傷への適用に適し、適用後、傷治癒を促進する送達システム。
10. 作用剤が、ヒトＡＰＣである、請求項９に記載の送達システム。
11. 作用剤が、ヒトタンパク質Ｃである、請求項９に記載の送達システム。
12. さらに、タンパク質Ｃの活性化剤を含む、請求項９または１１に記載の送達システム。
13. 活性化剤が、トロンビン、カリクレイン、および／または、トロンボモジュリンからなる群から選択される、請求項１２に記載の送達システム。
14. 送達システムが、ゲル、スポンジ、ガーゼまたはメッシュである、請求項９から１３のいずれか一項に記載の送達システム。
15. （ｉ）活性化タンパク質Ｃ（ＡＰＣ）、
    （ii）ＡＰＣの機能性断片、
    （iii）ＡＰＣ擬似化合物、および
    （iv）タンパク質Ｃ、
    の１つ以上を含む作用剤の、被験者における傷治癒を促進するための薬剤を調製するための使用。
16. 作用剤が、ヒトＡＰＣである、請求項１５に記載の使用。
17. 作用剤が、ヒトタンパク質Ｃである、請求項１５に記載の使用。
18. 薬剤が、タンパク質Ｃの活性化剤をさらに含む、請求項１７に記載の使用。
19. 活性化剤が、トロンビン、カリクレイン、および／または、トロンボモジュリンからなる群から選択される、請求項１８に記載の使用。
20. 薬剤が、皮膚潰瘍、やけど、口の傷、眼の傷、皮膚以外の傷、虚血−再灌流傷害、骨および軟骨の損傷、およびワルファリン関連皮膚壊死からなる群から選択される傷の処置用である、請求項１５から１９のいずれか一項に記載の使用。
21. 薬剤が、皮膚潰瘍の処置用である、請求項２０に記載の使用。
22. 薬剤が、局所投与に適している、請求項１５から２１のいずれか一項に記載の使用。
23. （ｉ）活性化タンパク質Ｃ（ＡＰＣ）、
    （ii）ＡＰＣの機能性断片、
    （iii）ＡＰＣ擬似化合物、および
    （iv）タンパク質Ｃ、
    の１つ以上を含む作用剤の、送達システムを調製するための使用であって、前記送達システムが傷への適用に適し、適用後、傷治癒を促進する使用。
24. 作用剤が、ヒトＡＰＣである、請求項２３に記載の使用。
25. 作用剤が、ヒトタンパク質Ｃである、請求項２３に記載の使用。
26. 送達システムが、タンパク質Ｃの活性化剤をさらに含む、請求項２５に記載の使用。
27. 活性化剤が、トロンビン、カリクレイン、および／または、トロンボモジュリンからなる群から選択される、請求項２６に記載の使用。
28. 送達システムが、ゲル、スポンジ、ガーゼ、またはメッシュである、請求項２３から２７のいずれか一項に記載の使用。