JP2004531664A - 燃料噴射弁及び、燃料噴射弁を製造するための方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁及びその製造方法に関する。燃料噴射弁(1)は、弁座体(5)とノズル体(2)とを有しており、前記弁座体(5)に弁座面(6)が形成されていて、該弁座面(6)は、弁閉鎖体(4)と協働してシール座を形成しており、該弁座体(5)が前記ノズル体(2)と堅固に結合されており、この場合、弁座体(5)がノズル体(2)の内部に挿入可能であって、その下流側で部分球状の外側輪郭形状を有しており、この外側輪郭形状はノズル体(2)の支持体切欠(38)の載設面(40)上に載っている。弁座体(5)は、載設面(40)上でノズル体(2)に対する相対的な位置が最終的に固定されるまで、回転可能に支承されていて、センタリング心棒によって整列される。
Description
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念部に記載の燃料噴射弁、請求項10の上位概念部に記載の方法に関する。
【0002】
燃料噴射弁の下流側の端部で燃料噴射弁のノズル体内に下流側から挿入されている弁座体を有する燃料噴射弁は、ドイツ連邦共和国特許公開第19736682号明細書により公知である。この公知の燃料噴射弁は、弁座体内で弁座面を有しており、この弁座面は、弁閉鎖体と協働してシール座を形成している。固定手段として溶接結合が用いられる。弁座体の上流側には渦流を形成する構造群が配置されている。この構造群は、ばねの補助を受けて弁座体の上流側に位置決めされている。渦流を形成する構造群は、ガイド円板と渦流円板とから成っており、渦流円板は、ガイド円板と弁座体との間に配置されている。
【0003】
弁座体とノズル体との間の溶接結合は、一方ではシールされていなければならず、他方では、弁閉鎖体を弁座面に押し付けるばね力及び燃料圧によって加えられる力に抗する必要がある。弁座体はノズル体内に押し込められ、次いで溶接される。繰り返し可能な高品質の溶接過程のための基本位置を成すプレス接続に基づいて、構成部分の位置を互いに修正することは不可能である。しかしながらシール座の品質は中心軸線の相対位置に依存している。従って、必要な精度を確実に得るために、これらの部分は面倒な回転切削加工する必要がある。
【0004】
弁ニードルの位置公差を補償するために、ガイド円板は半径方向で摺動可能に渦流円板に支承されている。これによって、弁ニードルのわずかなずれを補償することができる。
【0005】
ドイツ連邦共和国特許公開第19625059号明細書によればさらに、噴射しようとする燃料の処理部材とシール座とを一緒に部座体内に配置されている燃料噴射弁が公知である。弁座体は、弁ニードルをガイドするための切欠を有している。弁座面の上流側では燃料通路が弁座体に形成されており、この燃料通路を通って燃料が個別の噴射流で大きい開口から噴射される。弁座体自体も回転切削処理され、ノズル体内に下流側方向から押し込まれ、次いで溶接される。
【0006】
公知の燃料噴射弁の欠点は、弁座体の位置決めによって生じる構成部分公差の補償を間違える可能性があるということである。特にドイツ連邦共和国特許第19625059号明細書により公知の燃料噴射弁のためには、弁座に対するガイド孔の位置が重要である。弁ニードルの良好なガイドを得るためには、ギャプ寸法ができるだけ小さく維持される。しかしながらそれと同時に、公差の補償はこのギャップ寸法によってのみ可能である。ギャップ寸法の増大は場合によっては、弁ニードルの不都合な振動を招く。他方では小さいギャップ寸法によって、ガイド孔内での燃料噴射弁のそれぞれの開閉過程において摺動する弁ニードルの機械的な摩耗が生じる。
【0007】
いずれの燃料噴射弁も、弁ニードルの角度誤差を補償することができないという欠点がある。弁ニードルとガイド孔との間の前記狭い遊びにおいては、ガイド孔内で弁ニードルが傾くのを避けることができない。
【0008】
別の欠点は、高い機械的な強度を有し、それにも拘わらずシール機能を有する溶接接続部に提供する必要があるという点である。これによってプロセスガイドが困難であることは勿論、プロセスガイドの監視も著しく困難である。
【0009】
発明の利点
これに対して、請求項1に記載した本発明による燃料噴射弁は、弁座の位置を変えることができるという利点を有している。また請求項10の方法に従って燃料噴射弁を組み立てれば正確な整列が得られる。この位置において弁座体は保持され、次いで溶接される。
【0010】
別の利点は、弁座体を内部から挿入することによって得られる。弁座体に作用する力は、ノズル体によって受容される。この場合、溶接継ぎ目は機械的に負荷されない。これによってプロセスガイド並びに接続箇所のコントロールは、著しく簡略化される。燃料噴射弁のシール性検査は簡単な押圧によって可能である。
【0011】
従属請求項に記載した手段によって、本発明による燃料噴射弁及び方法の有利な実施態様が可能である。
【0012】
渦流円板と弁座体とを溶接することによって、有利には位置公差が減少される。位置はセンタリング心棒によって規定することができる。2つの構成部分を接続することによって、渦流円板とガイド円板とは弁座体と一緒に1つの構造群として取り扱うことができる。同様に前組み付けの可能性が得られ、それによって、場合によっては生じる廃棄される弁座構造群が、燃料噴射弁の製造ラインで初めて取り外されることにはならない。
【0013】
さらにまた、弁座体を球として使用すれば有利である。渦流を発生する切欠は球に形成される。例えば球軸受の球を使用することによってコストが低減される。何故ならば、このような球は安価であって、大量に、及び同一品質で提供されるからである。処理の際に、整列させて供給する必要のない球の取り扱いは簡単である。
【0014】
図面
本発明による燃料噴射弁の実施例が図面に簡単に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0015】
図1は、本発明による燃料噴射弁の実施例の概略的な部分断面図、
図2は、図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第1実施例の断面図、
図3は、図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第2実施例の断面図、
図4は、図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第3実施例の断面図、
図5は、図4のV−V線に沿った第3実施例の断面図である。
【0016】
実施例の説明
図2〜図5を用いて本発明による燃料噴射弁1を詳しく説明する前に、本発明を分かりやすくするために、図1を用いて本発明による燃料噴射弁1を、その主要な構成部分に関連して簡単に説明する。
【0017】
この燃料噴射弁1は、混合気圧縮外部点火式内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁1として構成されている。この燃料噴射弁1は特に、燃料を内燃機関の図示していない燃焼室内に直接噴射するために適している。
【0018】
燃料噴射弁1はノズル体2を有しており、このノズル体2内に弁ニードル3が配置されている。弁ニードル3は弁閉鎖体4と作用接続しており、この弁閉鎖体4は、弁座体5に配置された弁座面6と協働してシール座を形成している。この燃料噴射弁1は、図示の実施例では電磁操作式の燃料噴射弁1であって、この燃料噴射弁1は、少なくとも1つの噴射開口7を有している。ノズル体2は、シール8によって磁石コイル10の外極に対してシールされている。磁石コイル10は、1つのコイルケーシング10内にカプセル状に収容されていて、コイル支持体12に巻き付けられている。このコイル支持体12は、磁石コイル10の内極13に当接している。内極13と外極9とは、ギャップ26によって互いに分離されていて、接続構成部分29に支えられている。磁石コイル10は、導線19を介して、電気的な差込み接点17を介して供給可能な電流によって励磁される。差込み接点17は、内極13に射出成形されているプラスチック被覆部18によって覆われている。
【0019】
弁ニードル13は、円板状に構成された弁ニードルガイド14内でガイドされている。この弁ニードルガイド14は調節円板15と対を成しており、この調節円板15は弁ニードルストロークを調節するために用いられる。調節円板15の上流側には可動子20が配置されている。この可動子20は、フランジ21を介して弁ニードル3に摩擦接続式に接続されており、この弁ニードル3は、溶接継ぎ目22によってフランジ21に接続されている。フランジ21には戻しばね23が支えられており、この戻しばね23は、燃料噴射弁1の図示の構造では、内極13内に押し込まれたスリーブ24によってプレロード(予荷重)をかけられている。
【0020】
弁ニードルガイド14内及び可動子20内には燃料通路30a,30bが延在している。中央の燃料供給部16内にはフィルタエレメント25が配置されている。この燃料噴射弁1はシール28によって、図示していない燃料導管に対してシールされている。
【0021】
燃料噴射弁1の非作業状態において、可動子20は、弁ニードル3のフランジ21を介して戻しばね23によって可動子の上昇ストローク方向に抗して負荷され、それによって弁閉鎖体4は弁座面6に気密に当接保持されるようになっている。磁石コイル10が励磁されると、磁石コイル10は、可動子20を戻しばね23のばね力に抗して上昇ストローク方向に移動させる磁界を形成し、この場合、ストロークは、内極13と可動子20との間の非作業位置に存在する作業ギャップ27によって設けられている。可動子20は、弁ニードル2に溶接されているフランジ21、及びひいては弁ニードル3をストローク方向で連行する。弁ニードル3に作用接続している弁閉鎖体4は、弁座面6が持ち上がり、燃料が渦流通路36を通って噴射開口7に向かって流れて、噴射される。
【0022】
コイル電流が遮断されると、可動子20は、磁界が十分に消滅してから、戻しばね23のばね力によって内極13からフランジ21上に落下し、これによって弁ニードル3は上昇ストローク方向に抗して移動する。これによって弁閉鎖体4は弁座面6上に載り、燃料噴射弁1は閉鎖される。
【0023】
図2は、図1の部分IIで、本発明による燃料噴射弁1の第1実施例の部分の詳細を示す。ノズル体2内で下流側の端部には支持体切欠38が形成されており、この支持体切欠38の半径方向の切欠は、弁座体5の半径方向の切欠より小さい。支持体切欠38は、ノズル体2の下流側に向かって円錐台形に先細りしている。これによって支持体切欠38は、ノズル体2の内側と外側との間で載設面40を形成している。ノズル体2の内側から弁座体5が挿入されると、この弁座体5は支持体切欠38の載設面40上に載る。
【0024】
弁座体5はその下流側で、少なくとも支持体切欠38の領域で部分球状の外側輪郭形状34を有している。部分球状の外側輪郭34の中心点は、燃料噴射弁1の中心軸線37上に位置している。弁座体5の上流側には弁座面6が形成されている。下流側で、弁座面6には噴射開口7が続いている。
【0025】
弁閉鎖体4はその下流側の端部が同様に部分球状に構成されており、この場合、弁閉鎖体4の球輪郭形状の中心点は、部分球状の外側輪郭34の中心点と有利には同一である。シール座の上流側で弁閉鎖体4は、軸方向に容易に移動可能に構成されている。
【0026】
弁閉鎖体4をガイドするために、弁座体5の上流側に配置された渦流円板31内にガイド切欠33が形成されている。このガイド切欠33と弁閉鎖体4との間に形成されたギャップは、液圧式にシールして構成されている。従って、噴射しようとする燃料はもっぱら渦流通路36を通ってシール座に達する。渦流通路36は、例えば溝として渦流円板31に形成されており、この溝は、弁座体5の上流側によって閉鎖されて渦流通路36を形成している。渦流通路36は、例えば接線方向で弁座体6に開口しているので、燃料噴射弁1の開放時に、燃料が周方向成分で負荷される。
【0027】
渦流円板31と弁座体5とは有利な形式で、溶接継ぎ目32bによって互いに接続されている。2つの構成部分の組み立ては、燃料噴射弁1の本来の組み立ての前に行われる。弁座体5と渦流円板31とは、2つの別個の製造プロセスで製造される。次いで、2つの部分は互いに載せられ、2つの中心軸線が例えばセンタリング心棒によって互いに合致せしめられる。この位置で、渦流円板31は溶接継ぎ目32aによって弁座体5と接続される。溶接の他に選択的に、例えば硬質はんだ付け等の、その他の長期に亘る頑丈さが得られる固定技術を用いてもよい。
【0028】
渦流円板31と弁座体5とから成る構造群は、部分球状の外側輪郭34が前もってノズル体2内に挿入される。位置決めは、やはりセンタリング心棒によって行われる。この構造群の位置をノズル体2に対して整列させた後で、その位置が固定され、この場合、有利には同様に溶接法が用いられる。センタリング心棒の代わりに、弁ニードル3と弁閉鎖体4とを使用することも可能である。これによって特に、ノズル体2に対して弁座体5及び渦流円板31を整列させることによって、不可避的な構造公差を修正することができる。しかも、センタリングのために弁ニードル3及び弁閉鎖体4が使用されれば、燃料噴射弁1の製造時に付加的な作業段階を加える必要はない。
【0029】
弁座体5は、組み付け時に、部分球状の外側輪郭34の中心点を通って延びる任意の軸線を中心にして旋回させることができる。燃料噴射弁1は例えば幹線して組み付けることができ、最後の作業段階で溶接接続部32bがレーザによって製造される。支持体切欠38の円錐台形の載設面によって、弁座体5は製造プロセス中にノズル体2内で保持されるだけではなく、弁座体5に軸方向で作用する力が同様に前記載設面によってノズル体に伝達されるので、溶接接続部32bは、単にシール及び位置固定の機能を有しているだけである。
【0030】
本発明による燃料噴射弁1の第2実施例は図3に示されている。第1実施例のものとは異なり、支持体切欠38は、ノズル体2の内側と外側との間に形成された、支持体切欠38の載設面が部分球状の形状を有するように、ノズル体2に形成される。この球幾何学形状の曲率半径は、弁座体5の部部分球状の外側輪郭34と対応している。
【0031】
第1実施例におけるように、完全な構造群がノズル体に挿入される。この完全な構造群は、図示の実施例では、ガイド切欠33が形成されているガイド円板39と、例えば打ち抜き舌片の形状の渦流通路36を有する渦流円板31とから成る前もって組み立てられた複合体である。渦流通路36は、上流側がガイド円板39によって閉鎖され、下流側が弁座体5によって閉鎖される。構造群を挿入する前に、ガイド円板39と渦流円板31とが一緒に弁座体5に結合される。これは、図3に示した実施例に相応して例えば溶接によって行われる。
【0032】
図4には、本発明による燃料噴射弁の第3実施例が示されており、この燃料噴射弁においては、渦流発生と弁閉鎖体4のガイドとが、弁座体5内で一緒に組み込まれている。
【0033】
以上の実施例においてノズル体2に、部分球状の幾何学形状を有する支持体切欠38が形成されている。これは、弁座体5として使用される球と対応する。有利には、弁座体5として玉軸受の玉が使用される。弁閉鎖体4をガイドするために弁座体5内にガイド切欠33が形成されている。渦流通路36として例えば孔が球に形成されており、これらの孔は、接線方向成分が弁座面6の上流側で環状通路35内に開口している。ノズル体2内に弁座体5を挿入することは、図2で説明した方法段階と同様に行われる。
【0034】
V−V線に沿った、第3実施例のノズル体2及び弁座体5の断面図が図5に示されている。渦流通路36は環状通路35内に開口している。燃料噴射弁1の開放した状態で、環状通路35内では、例えば4つの渦流通路36によって調節される燃料流が、噴射開口7による燃料よりも比較的早期に噴射される。噴射された燃料は燃料噴射弁1の中心軸線37からずれた方向を有している。弁座体5内に形成された噴射開口7は、それに応じて燃料を変向させるために、燃料噴射弁1の中心軸線37に対して所定の角度を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による燃料噴射弁の実施例の概略的な部分断面図である。
【図2】
図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第1実施例の断面図である。
【図3】
図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第2実施例の断面図である。
【図4】
図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第3実施例の断面図である。
【図5】
図4のV−V線に沿った第3実施例の断面図である。
本発明は、請求項1の上位概念部に記載の燃料噴射弁、請求項10の上位概念部に記載の方法に関する。
【0002】
燃料噴射弁の下流側の端部で燃料噴射弁のノズル体内に下流側から挿入されている弁座体を有する燃料噴射弁は、ドイツ連邦共和国特許公開第19736682号明細書により公知である。この公知の燃料噴射弁は、弁座体内で弁座面を有しており、この弁座面は、弁閉鎖体と協働してシール座を形成している。固定手段として溶接結合が用いられる。弁座体の上流側には渦流を形成する構造群が配置されている。この構造群は、ばねの補助を受けて弁座体の上流側に位置決めされている。渦流を形成する構造群は、ガイド円板と渦流円板とから成っており、渦流円板は、ガイド円板と弁座体との間に配置されている。
【0003】
弁座体とノズル体との間の溶接結合は、一方ではシールされていなければならず、他方では、弁閉鎖体を弁座面に押し付けるばね力及び燃料圧によって加えられる力に抗する必要がある。弁座体はノズル体内に押し込められ、次いで溶接される。繰り返し可能な高品質の溶接過程のための基本位置を成すプレス接続に基づいて、構成部分の位置を互いに修正することは不可能である。しかしながらシール座の品質は中心軸線の相対位置に依存している。従って、必要な精度を確実に得るために、これらの部分は面倒な回転切削加工する必要がある。
【0004】
弁ニードルの位置公差を補償するために、ガイド円板は半径方向で摺動可能に渦流円板に支承されている。これによって、弁ニードルのわずかなずれを補償することができる。
【0005】
ドイツ連邦共和国特許公開第19625059号明細書によればさらに、噴射しようとする燃料の処理部材とシール座とを一緒に部座体内に配置されている燃料噴射弁が公知である。弁座体は、弁ニードルをガイドするための切欠を有している。弁座面の上流側では燃料通路が弁座体に形成されており、この燃料通路を通って燃料が個別の噴射流で大きい開口から噴射される。弁座体自体も回転切削処理され、ノズル体内に下流側方向から押し込まれ、次いで溶接される。
【0006】
公知の燃料噴射弁の欠点は、弁座体の位置決めによって生じる構成部分公差の補償を間違える可能性があるということである。特にドイツ連邦共和国特許第19625059号明細書により公知の燃料噴射弁のためには、弁座に対するガイド孔の位置が重要である。弁ニードルの良好なガイドを得るためには、ギャプ寸法ができるだけ小さく維持される。しかしながらそれと同時に、公差の補償はこのギャップ寸法によってのみ可能である。ギャップ寸法の増大は場合によっては、弁ニードルの不都合な振動を招く。他方では小さいギャップ寸法によって、ガイド孔内での燃料噴射弁のそれぞれの開閉過程において摺動する弁ニードルの機械的な摩耗が生じる。
【0007】
いずれの燃料噴射弁も、弁ニードルの角度誤差を補償することができないという欠点がある。弁ニードルとガイド孔との間の前記狭い遊びにおいては、ガイド孔内で弁ニードルが傾くのを避けることができない。
【0008】
別の欠点は、高い機械的な強度を有し、それにも拘わらずシール機能を有する溶接接続部に提供する必要があるという点である。これによってプロセスガイドが困難であることは勿論、プロセスガイドの監視も著しく困難である。
【0009】
発明の利点
これに対して、請求項1に記載した本発明による燃料噴射弁は、弁座の位置を変えることができるという利点を有している。また請求項10の方法に従って燃料噴射弁を組み立てれば正確な整列が得られる。この位置において弁座体は保持され、次いで溶接される。
【0010】
別の利点は、弁座体を内部から挿入することによって得られる。弁座体に作用する力は、ノズル体によって受容される。この場合、溶接継ぎ目は機械的に負荷されない。これによってプロセスガイド並びに接続箇所のコントロールは、著しく簡略化される。燃料噴射弁のシール性検査は簡単な押圧によって可能である。
【0011】
従属請求項に記載した手段によって、本発明による燃料噴射弁及び方法の有利な実施態様が可能である。
【0012】
渦流円板と弁座体とを溶接することによって、有利には位置公差が減少される。位置はセンタリング心棒によって規定することができる。2つの構成部分を接続することによって、渦流円板とガイド円板とは弁座体と一緒に1つの構造群として取り扱うことができる。同様に前組み付けの可能性が得られ、それによって、場合によっては生じる廃棄される弁座構造群が、燃料噴射弁の製造ラインで初めて取り外されることにはならない。
【0013】
さらにまた、弁座体を球として使用すれば有利である。渦流を発生する切欠は球に形成される。例えば球軸受の球を使用することによってコストが低減される。何故ならば、このような球は安価であって、大量に、及び同一品質で提供されるからである。処理の際に、整列させて供給する必要のない球の取り扱いは簡単である。
【0014】
図面
本発明による燃料噴射弁の実施例が図面に簡単に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0015】
図1は、本発明による燃料噴射弁の実施例の概略的な部分断面図、
図2は、図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第1実施例の断面図、
図3は、図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第2実施例の断面図、
図4は、図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第3実施例の断面図、
図5は、図4のV−V線に沿った第3実施例の断面図である。
【0016】
実施例の説明
図2〜図5を用いて本発明による燃料噴射弁1を詳しく説明する前に、本発明を分かりやすくするために、図1を用いて本発明による燃料噴射弁1を、その主要な構成部分に関連して簡単に説明する。
【0017】
この燃料噴射弁1は、混合気圧縮外部点火式内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁1として構成されている。この燃料噴射弁1は特に、燃料を内燃機関の図示していない燃焼室内に直接噴射するために適している。
【0018】
燃料噴射弁1はノズル体2を有しており、このノズル体2内に弁ニードル3が配置されている。弁ニードル3は弁閉鎖体4と作用接続しており、この弁閉鎖体4は、弁座体5に配置された弁座面6と協働してシール座を形成している。この燃料噴射弁1は、図示の実施例では電磁操作式の燃料噴射弁1であって、この燃料噴射弁1は、少なくとも1つの噴射開口7を有している。ノズル体2は、シール8によって磁石コイル10の外極に対してシールされている。磁石コイル10は、1つのコイルケーシング10内にカプセル状に収容されていて、コイル支持体12に巻き付けられている。このコイル支持体12は、磁石コイル10の内極13に当接している。内極13と外極9とは、ギャップ26によって互いに分離されていて、接続構成部分29に支えられている。磁石コイル10は、導線19を介して、電気的な差込み接点17を介して供給可能な電流によって励磁される。差込み接点17は、内極13に射出成形されているプラスチック被覆部18によって覆われている。
【0019】
弁ニードル13は、円板状に構成された弁ニードルガイド14内でガイドされている。この弁ニードルガイド14は調節円板15と対を成しており、この調節円板15は弁ニードルストロークを調節するために用いられる。調節円板15の上流側には可動子20が配置されている。この可動子20は、フランジ21を介して弁ニードル3に摩擦接続式に接続されており、この弁ニードル3は、溶接継ぎ目22によってフランジ21に接続されている。フランジ21には戻しばね23が支えられており、この戻しばね23は、燃料噴射弁1の図示の構造では、内極13内に押し込まれたスリーブ24によってプレロード(予荷重)をかけられている。
【0020】
弁ニードルガイド14内及び可動子20内には燃料通路30a,30bが延在している。中央の燃料供給部16内にはフィルタエレメント25が配置されている。この燃料噴射弁1はシール28によって、図示していない燃料導管に対してシールされている。
【0021】
燃料噴射弁1の非作業状態において、可動子20は、弁ニードル3のフランジ21を介して戻しばね23によって可動子の上昇ストローク方向に抗して負荷され、それによって弁閉鎖体4は弁座面6に気密に当接保持されるようになっている。磁石コイル10が励磁されると、磁石コイル10は、可動子20を戻しばね23のばね力に抗して上昇ストローク方向に移動させる磁界を形成し、この場合、ストロークは、内極13と可動子20との間の非作業位置に存在する作業ギャップ27によって設けられている。可動子20は、弁ニードル2に溶接されているフランジ21、及びひいては弁ニードル3をストローク方向で連行する。弁ニードル3に作用接続している弁閉鎖体4は、弁座面6が持ち上がり、燃料が渦流通路36を通って噴射開口7に向かって流れて、噴射される。
【0022】
コイル電流が遮断されると、可動子20は、磁界が十分に消滅してから、戻しばね23のばね力によって内極13からフランジ21上に落下し、これによって弁ニードル3は上昇ストローク方向に抗して移動する。これによって弁閉鎖体4は弁座面6上に載り、燃料噴射弁1は閉鎖される。
【0023】
図2は、図1の部分IIで、本発明による燃料噴射弁1の第1実施例の部分の詳細を示す。ノズル体2内で下流側の端部には支持体切欠38が形成されており、この支持体切欠38の半径方向の切欠は、弁座体5の半径方向の切欠より小さい。支持体切欠38は、ノズル体2の下流側に向かって円錐台形に先細りしている。これによって支持体切欠38は、ノズル体2の内側と外側との間で載設面40を形成している。ノズル体2の内側から弁座体5が挿入されると、この弁座体5は支持体切欠38の載設面40上に載る。
【0024】
弁座体5はその下流側で、少なくとも支持体切欠38の領域で部分球状の外側輪郭形状34を有している。部分球状の外側輪郭34の中心点は、燃料噴射弁1の中心軸線37上に位置している。弁座体5の上流側には弁座面6が形成されている。下流側で、弁座面6には噴射開口7が続いている。
【0025】
弁閉鎖体4はその下流側の端部が同様に部分球状に構成されており、この場合、弁閉鎖体4の球輪郭形状の中心点は、部分球状の外側輪郭34の中心点と有利には同一である。シール座の上流側で弁閉鎖体4は、軸方向に容易に移動可能に構成されている。
【0026】
弁閉鎖体4をガイドするために、弁座体5の上流側に配置された渦流円板31内にガイド切欠33が形成されている。このガイド切欠33と弁閉鎖体4との間に形成されたギャップは、液圧式にシールして構成されている。従って、噴射しようとする燃料はもっぱら渦流通路36を通ってシール座に達する。渦流通路36は、例えば溝として渦流円板31に形成されており、この溝は、弁座体5の上流側によって閉鎖されて渦流通路36を形成している。渦流通路36は、例えば接線方向で弁座体6に開口しているので、燃料噴射弁1の開放時に、燃料が周方向成分で負荷される。
【0027】
渦流円板31と弁座体5とは有利な形式で、溶接継ぎ目32bによって互いに接続されている。2つの構成部分の組み立ては、燃料噴射弁1の本来の組み立ての前に行われる。弁座体5と渦流円板31とは、2つの別個の製造プロセスで製造される。次いで、2つの部分は互いに載せられ、2つの中心軸線が例えばセンタリング心棒によって互いに合致せしめられる。この位置で、渦流円板31は溶接継ぎ目32aによって弁座体5と接続される。溶接の他に選択的に、例えば硬質はんだ付け等の、その他の長期に亘る頑丈さが得られる固定技術を用いてもよい。
【0028】
渦流円板31と弁座体5とから成る構造群は、部分球状の外側輪郭34が前もってノズル体2内に挿入される。位置決めは、やはりセンタリング心棒によって行われる。この構造群の位置をノズル体2に対して整列させた後で、その位置が固定され、この場合、有利には同様に溶接法が用いられる。センタリング心棒の代わりに、弁ニードル3と弁閉鎖体4とを使用することも可能である。これによって特に、ノズル体2に対して弁座体5及び渦流円板31を整列させることによって、不可避的な構造公差を修正することができる。しかも、センタリングのために弁ニードル3及び弁閉鎖体4が使用されれば、燃料噴射弁1の製造時に付加的な作業段階を加える必要はない。
【0029】
弁座体5は、組み付け時に、部分球状の外側輪郭34の中心点を通って延びる任意の軸線を中心にして旋回させることができる。燃料噴射弁1は例えば幹線して組み付けることができ、最後の作業段階で溶接接続部32bがレーザによって製造される。支持体切欠38の円錐台形の載設面によって、弁座体5は製造プロセス中にノズル体2内で保持されるだけではなく、弁座体5に軸方向で作用する力が同様に前記載設面によってノズル体に伝達されるので、溶接接続部32bは、単にシール及び位置固定の機能を有しているだけである。
【0030】
本発明による燃料噴射弁1の第2実施例は図3に示されている。第1実施例のものとは異なり、支持体切欠38は、ノズル体2の内側と外側との間に形成された、支持体切欠38の載設面が部分球状の形状を有するように、ノズル体2に形成される。この球幾何学形状の曲率半径は、弁座体5の部部分球状の外側輪郭34と対応している。
【0031】
第1実施例におけるように、完全な構造群がノズル体に挿入される。この完全な構造群は、図示の実施例では、ガイド切欠33が形成されているガイド円板39と、例えば打ち抜き舌片の形状の渦流通路36を有する渦流円板31とから成る前もって組み立てられた複合体である。渦流通路36は、上流側がガイド円板39によって閉鎖され、下流側が弁座体5によって閉鎖される。構造群を挿入する前に、ガイド円板39と渦流円板31とが一緒に弁座体5に結合される。これは、図3に示した実施例に相応して例えば溶接によって行われる。
【0032】
図4には、本発明による燃料噴射弁の第3実施例が示されており、この燃料噴射弁においては、渦流発生と弁閉鎖体4のガイドとが、弁座体5内で一緒に組み込まれている。
【0033】
以上の実施例においてノズル体2に、部分球状の幾何学形状を有する支持体切欠38が形成されている。これは、弁座体5として使用される球と対応する。有利には、弁座体5として玉軸受の玉が使用される。弁閉鎖体4をガイドするために弁座体5内にガイド切欠33が形成されている。渦流通路36として例えば孔が球に形成されており、これらの孔は、接線方向成分が弁座面6の上流側で環状通路35内に開口している。ノズル体2内に弁座体5を挿入することは、図2で説明した方法段階と同様に行われる。
【0034】
V−V線に沿った、第3実施例のノズル体2及び弁座体5の断面図が図5に示されている。渦流通路36は環状通路35内に開口している。燃料噴射弁1の開放した状態で、環状通路35内では、例えば4つの渦流通路36によって調節される燃料流が、噴射開口7による燃料よりも比較的早期に噴射される。噴射された燃料は燃料噴射弁1の中心軸線37からずれた方向を有している。弁座体5内に形成された噴射開口7は、それに応じて燃料を変向させるために、燃料噴射弁1の中心軸線37に対して所定の角度を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による燃料噴射弁の実施例の概略的な部分断面図である。
【図2】
図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第1実施例の断面図である。
【図3】
図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第2実施例の断面図である。
【図4】
図1の部分IIにおける、本発明による燃料噴射弁の第3実施例の断面図である。
【図5】
図4のV−V線に沿った第3実施例の断面図である。
Claims (15)
- 内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁であって、弁座体(5)とノズル体(2)とを有しており、前記弁座体(5)に弁座面(6)が形成されていて、該弁座面(6)は、弁閉鎖体(4)と協働してシール座を形成しており、該弁座体(5)が前記ノズル体(2)と堅固に結合されている形式のものにおいて、
弁座体(5)が、ノズル体(2)の内部に挿入可能であって、部分球状の外側輪郭形状を有しており、この部分球状の外側輪郭形状がノズル体(2)の支持体切欠(38)の載設面(40)上に載っていることを特徴とする、燃料噴射弁。 - 弁座体(5)が、ノズル体(2)との堅固な結合を形成する前に、支持体切欠(38)の載設面(40)上におけるその球状の外側輪郭形状の中心点を通って延びる任意の軸線を中心にして回転可能である、請求項1記載の燃料噴射弁。
- 載設面(40)として、半球状の幾何学形状を有するノズル体(2)内に支持体切欠(38)が形成されている、請求項1又は2記載の燃料噴射弁。
- 燃料噴射弁(1)の非作業位置で、支持体切欠(38)の部分球状の載設面(40)の中心点が、部分球状の弁閉鎖体(4)の中心点と合致している、請求項3記載の燃料噴射弁。
- ノズル体(2)の支持体切欠(38)が、載設面(40)として、下流方向に延びる円錐台形の外周面を形成している、請求項1又は2記載の燃料噴射弁。
- 弁座体(5)が、位置固定のためにノズル体(2)と溶接によって結合されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 弁座体(5)が、位置固定のためにノズル体(2)とはんだ付けによって結合されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 弁座体(5)に渦流円板(31)が溶接されていて1つの構造群を形成しており、この構造群が一緒にノズル体(2)内に挿入可能である、請求項1から7までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 弁座体(5)が球である、請求項1から8までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 弁座体(5)と、ノズル体(2)とを有し、前記弁座体(5)内に弁座面(6)が形成されていて、該弁座面(6)が弁閉鎖体(4)と協働して1つのシール座を形成しており、前記弁座体(5)がノズル体(2)の内部に挿入可能で、半球状の外側輪郭形状を有しており、該半球状の外側輪郭が、ノズル体(2)の支持体切欠(38)の載設面(40)上に載り、このノズル体(2)に弁座体(5)が堅固に結合されている形式の燃料噴射弁を組み付けるための方法において、
弁座体(5)をノズル体(2)内に挿入し、
センタリング心棒を弁座体(5)のガイド切欠(33)内に導入し、
ノズル体(2)内で弁座体(5)の位置を固定する、
ことを特徴とする、燃料噴射弁を組み付けるための方法。 - センタリング心棒として弁閉鎖体(4)を挿入する、請求項10記載の方法。
- 弁座体(5)をノズル体(2)に溶接する、請求項10又は11記載の方法。
- 弁座体(5)をノズル体(2)にはんだ付けする、請求項10又は11記載の方法。
- 弁座体(5)をノズル体(2)に挿入する前に渦流円板(31)と溶接する、請求項10から13までのいずれか1項記載の方法。
- 弁座体(5)をノズル体(2)に挿入する前にガイド円板(33)と溶接する、請求項10から14までのいずれか1項記載の方法。
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