JP2004529253A - 高圧フリーラジカル重合によるエチレン単独重合体及びエチレン共重合体の製造方法 - Google Patents

高圧フリーラジカル重合によるエチレン単独重合体及びエチレン共重合体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004529253A
JP2004529253A JP2003503673A JP2003503673A JP2004529253A JP 2004529253 A JP2004529253 A JP 2004529253A JP 2003503673 A JP2003503673 A JP 2003503673A JP 2003503673 A JP2003503673 A JP 2003503673A JP 2004529253 A JP2004529253 A JP 2004529253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
tubular reactor
pressure
ethylene
mfr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003503673A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4150335B2 (ja
Inventor
ツォラー,ヴィルヘルム
Original Assignee
バーゼル、ポリオレフィン、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バーゼル、ポリオレフィン、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング filed Critical バーゼル、ポリオレフィン、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング
Publication of JP2004529253A publication Critical patent/JP2004529253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4150335B2 publication Critical patent/JP4150335B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F10/02Ethene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F110/00Homopolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F110/02Ethene

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

本発明は、管型反応器において、1000バールを超える圧力、100〜400℃の範囲の温度で、フリーラジカル付加重合によりエチレン単独重合体及びエチレン共重合体を製造する方法であって、先ず、少量のフリーラジカル連鎖開始剤を、エチレン、モル質量調節剤及び所望によりポリエチレンを含む連続流媒体に供給し、その後、2000〜3500バールの範囲の圧力で重合を行う工程及び管型反応器内の反応混合物を100〜350℃の範囲の温度分布を通過させる工程を含む重合を行うことを特徴とする製造方法に関する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧フリーラジカル重合によるエチレン単独重合体及びエチレン共重合体の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ポリエチレンは、2つの基本的に異なる方法、即ち高圧法及び低圧/中圧法、の1法によってエチレンを重合することにより製造される。低圧/中圧法は、溶液重合、懸濁/乳化重合又は気相重合として行うことができる。高圧法は、1500バールを超える圧力(150〜400MPaに対応)で行われ、フリーラジカル機構で反応は進む。
【0003】
概して、低圧/中圧法は100バール未満の圧力で行われ、一般に触媒重合である。高レベルの分岐、比較的低い結晶性及び低密度を示す高圧法の生成物と対照的に、低圧/中圧法で得られる生成物は、通常分岐のほとんどない直鎖構造であり、また高レベルの結晶性(一般に60〜90%)、高融点範囲(典型的には120〜135℃)及び高密度(一般に0.93〜0.97g/cm)を有する。ポリエチレンにおいて高密度のものは、同時に高いガラス転移点、高硬度、高融点、高脆性及び低粘着性を併せ持っている。上記の性質は、一般に低圧/中圧法ポリエチレンの特徴である。
【0004】
しかしながら、用途の点から見ると、これらの性質は、全ての場合に常に要求されるものではないので、管型反応器における高圧法で製造された低密度ポリエチレン(LDPE)は、極めて高レベルな要求が世界中でなお示されている標準ポリマーであり続けている。なぜなら、この材料はほとんど脆くなく、多くの用途に、極めて加工しやすいからである。
【0005】
このため、高圧重合法は、低密度ポリエチレン(LDPE)を製造するための確立された方法であり続けており、世界中で、工業的に数多くのプラントで成功裏に行われている。高圧重合の場合、反応は、通常、大気酸素又は過酸化物又は他のフリーラジカル開始剤又はこれらの混合物により、開始される。この目的のため、重合の開始に使用されるフリーラジカル連鎖開始剤は、ある適当な方法で、反応媒体に添加しなければならない。
【0006】
このため、以下の本文では、エチレン(この場合、酢酸ビニル、ビニルエステル、オレフィン性不飽和カルボン酸又はα−オレフィンも使用される)の高圧重合を考慮している。これは、得られる生成物の結晶化度を、特にモノマー混合物のコモノマーの量を変えることにより制御することができる共重合反応である。Uhde GmbH brochure "engineering news 4-94"には、”The Ruhrchemie Process"の標題で、原料エチレンをまず低圧圧縮に付し、その後実際の重合反応に消費されない再循環材料、開始剤、緩衝剤及びコモノマーと共に、高圧コンプレッサ内で反応圧力とする方法が概略的に提案されている。その後、実際の重合反応が、2重管熱変換器として構成されている管型反応器で行われる。
【0007】
反応ガスは、まず高い発熱の重合反応を開始するために、90〜200℃の範囲の温度に加熱される。遊離反応熱は、水冷により除去され、その際、40%までの使用モノマーが、連続的に稼働する反応器への1回通過で重合体に転化される。
【0008】
形成されたポリマーは、高圧分離及び低圧分離からなる2段階法で、沈殿させられる。全ての始めに、約180〜350バールへの圧力低下により、未反応ガスを、形成された重合体から顕著に大量に分離し、冷却、精製後、重合反応に再循環する(上記の再循環材料として)。低圧分離段階に到達した重合体は、その後、1〜5バールへのさらなる圧力低下により未反応ガスの残余から分離される。ガスは再び戻され、一方、得られた重合体は溶融押出機に供給され、均一化、その後ペレット化される。
【0009】
しかしながら、このように製造された重合体はゲルの小粒を形成しやすい傾向があるとの不利がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従って、本発明の目的は、エチレン及び他のコモノマーを、反応器を冷却する方法、反応温度、及び冷却水分布を最適化することにより、より大きな処理量を、製造される重合体の品質を損なうことなく達成することができる高圧重合方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明者等は、上記目的が、二重管熱変換器として管型反応器において、先ず、原料エチレンを低圧圧縮し、その後再循環材料、開始剤、緩衝剤及びコモノマーと共に、高圧コンプレッサにおいて反応圧力にするエチレンの高圧重合方法であって、重合を2000〜3500バールの範囲で行う工程及び管型反応器内の反応混合物を100〜350℃の範囲の温度分布に通過させる工程を含むことを特徴とする方法により達成されることを見いだした。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
不活性ガス、モル質量調節剤、エチレン及びコモノマーを含む反応混合物を、先ず、2800バールの圧力まで圧縮し、その後120℃の温度まで加熱することが好ましい。その後、熱い(高温の)反応混合物を、管型反応器に導入し、その開始丁度に、過酸化物開始剤を、反応混合物に対して10〜400ppmの量で高圧ピストンポンプにより添加する。即座に始まる発熱反応は反応熱を遊離するが、この熱は水冷により急速に除去しなければならない。なぜなら、そうでないと反応混合物を余りにも過熱され、危険なエチレンの制御不能の分解が起こるであろうからである。本発明によれば、冷却は、反応器全体が長さで二つのゾーンに分割されて行われる。第1のゾーンは、管型反応器全長の始めの2/3を包含し、そして第2のゾーンが、管型反応器全長の最後の1/3を包含している。反応器の両方のゾーンが、異なる温度で別々に水で冷却され、2つのゾーンにおいて、エチレン重合体製造の好ましい水温が、下記式:
T(HO)[℃]第1のゾーン=200−7.77・MFR
及び
T(HO)[℃]第2のゾーン=159−7.62・MFR
[但し、MFRは、ASTM D−1238の条件(E)に従い(即ち、2.16kgの荷重(applied weight)下で、190℃の温度にて)測定された、反応器の末端で得られる単独重合体のメルト・インデックス(dg/分)を表す。]に従って計算される。
【0013】
2つのゾーンでの、エチレン/酢酸ビニル共重合体の製造のための、発明に係る好ましい水温は、下記式:
T(HO)[℃]第1のゾーン=130−1.77・MFR
及び
T(HO)[℃]第2のゾーン=120−3.0・MFR
[但し、MFRは、ASTM D−1238の条件(E)に従い(即ち、2.16kgの荷重下で、190℃の温度にて)測定された、反応器の末端で得られる単独重合体のメルト・インデックス(dg/分)を表す。]に従って計算される。
【0014】
管型反応器の末端で、反応混合物を冷却し、圧力を10〜70MPaの範囲の数値に低下することにより実質的に蒸発成分と分離する。その後、溶融重合体を、1〜5Paへのさらなる圧力低下により、上述のように残存する付着反応ガスから分離し、押出機内で均質化し、ペレット化しそして充填する。
【0015】
驚くべきことに、重合中の、発明で規定された温度分布を維持することにより、熱移動が改善され、結果として反応器収率が増大する。
【0016】
本発明に従えば、モル質量調節剤としては、慣用の極性又は非極性の有機化合物、例えば炭素原子数3〜20個のケトン、アルデヒド、アルカン又はアルケンを使用することができる。好ましいモル質量調節剤は、アセトン、メチルエチルケトン、プロピオンアルデヒド、プロパン、プロペン、ブタン、ブテン、ヘキセンである。
【0017】
本発明では、フリーラジカル連鎖開始剤として、過酸化物(パーオキシド)、例えば脂肪族ジアシル(C〜C12)パーオキシド、tert−ブチルパーオキシピバレート(TBPP)、tert−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート(TBPIN)、ジ−tert−ブチルパーオキシド(DTBP)、tert−ブチルパーイソノノエート又はこれらの混合物、或いは適当な溶剤のこれらの溶液を使用することができる。本発明では、フリーラジカル連鎖開始剤は、製造されたPE1t当たり10〜1000gの量、好ましくは100〜600gの量で供給される。
【0018】
本発明に従い上述のフリー・ラジカル開始剤を供給する連続流媒体として、エチレンに加えて、炭素原子数3〜20個(好ましくは炭素原子数3〜10個)の1−オレフィンコモノマーを、エチレンモノマーの量に対して、0〜10質量%、好ましくは1〜5質量%の量で使用することができる。さらに、本発明に従い、連続流媒体は、ポリエチレンを、モノマーの総量に対して0〜40質量%、好ましくは1〜30質量%の量で含むことができる。
【0019】
本発明の方法の特に好ましい変形法では、フリーラジカル連鎖開始剤を、管型反応器の直径を供給ゾーンにおける反応器の直径のDの約0.6〜0.9倍のレベルに低下させることにより、連続流媒体の流速を、供給ゾーンにおける反応器の流速の1.2〜2.8倍、好ましくは1.8〜2.5倍に増加させた管型反応器の領域に、供給する。絶対値で表すと、本発明では、フリーラジカル連鎖開始剤の供給領域における連続流媒体の流速は、10〜40m/秒、好ましくは15〜30m/秒、さらに好ましくは20〜25m/秒に設定される。
【0020】
本発明の方法は、安定な反応器操作を、どのような分解傾向を示すことなく、350℃までの通常の最大温度で維持することができるとの利点を有する。
【0021】
さらなる本発明の方法の利点は、重合を低温で開始し、その後反応混合物の温度上昇が制御された状態で行われるとの事実に見ることができる。これにより、重合、従ってLDPEの製造のための、フリーラジカル連鎖開始剤の寿命(通常、比較的短い寿命しかない)のより優れた開発が可能となる。
【0022】
実施された実際の試験から、本発明の方法の実施結果として、転化率及び特に密度及びMFR等の生成物の性質が改善されていることが分かる。本発明によれば、使用されるフリーラジカル連鎖開始剤の量を約15%だけ低下させることができ、管型反応器の操作の一貫性(ばらつきのないこと)が増加した。
【実施例】
【0023】
L/D比が3000の管型反応器において、28.5ppmのジ−tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート及び200ppmのヘキサン(溶剤)を、150℃の温度に加熱した後、反応器入口から98容量%のエチレン、1.5容量%のプロピレン(緩和剤として)及び1.5ppmの酸素の混合物に注入した。第1の反応ゾーンにおいて、冷却水の温度を195℃に設定し、第2の反応ゾーンにおいて、さらに冷却水を添加することにより水温を154℃に設定した。反応器の圧力は233MPa(=2330バール)であった。
【0024】
反応器の末端で通常通り得られたポリエチレンは、密度が0.924g/cm、MFRが0.65dg/分であった。

Claims (9)

  1. 管型反応器において、1000バールを超える圧力、100〜400℃の範囲の温度で、フリーラジカル付加重合によりエチレン単独重合体及びエチレン共重合体を製造する方法であって、
    先ず、少量のフリーラジカル連鎖開始剤を、エチレン、モル質量調節剤及び所望によりポリエチレンを含む連続流媒体に供給し、その後、2000〜3500バールの範囲の圧力で重合を行う工程及び管型反応器内の反応混合物を100〜350℃の範囲の温度分布に通過させる工程を含む重合を行うことを特徴とする製造方法。
  2. 不活性ガス、モル質量調節剤、エチレン及びコモノマーを含む反応混合物を、先ず、2800バールの圧力まで圧縮し、その後120℃の温度まで加熱する請求項1に記載の方法。
  3. 高温の反応混合物を、その後管型反応器に導入し、その時、即座に、過酸化物開始剤を反応混合物に対して10〜400ppmの量で高圧ピストンポンプにより添加する請求項1又は2に記載の方法。
  4. 即座に遊離した反応熱を水冷で除去する請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 水冷を、管型反応器全長の始めの2/3を包含する第1のゾーン、及び管型反応器全長の最後の1/3を包含する第2のゾーンの2つのゾーンにおいて、エチレン単独重合体の製造のために設定し、その冷却のための好ましい水温を、下記式:
    T(HO)[℃]第1のゾーン=200−7.77・MFR
    及び
    T(HO)[℃]第2のゾーン=159−7.62・MFR
    [但し、ASTM D−1238の条件(E)に従い測定された、MFRが反応器の末端で得られる単独重合体のメルト・インデックス(dg/分)を表す。]に従って計算する請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 水冷を、管型反応器全長の始めの2/3を包含する第1のゾーン、及び管型反応器全長の最後の1/3を包含する第2のゾーンの2つのゾーンにおいて、エチレン共重合体の製造のために設定し、その冷却のための好ましい水温を、下記式:
    T(HO)[℃]第1のゾーン=130−1.77・MFR
    及び
    T(HO)[℃]第2のゾーン=120−3.0・MFR
    [但し、ASTM D−1238の条件(E)に従い測定された、MFRが反応器の末端で得られる共重合体のメルト・インデックス(dg/分)を表す。]に従って計算する請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  7. 反応器から溶融重合体の出現に続いて、溶融重合体を、緩やかな圧力解放により未反応ガスから分離し、ペレット化し、充填する請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 使用されるモル質量調節剤が、極性又は非極性の有機化合物、例えば炭素原子数3〜20個のケトン、アルデヒド、アルカン又はアルケン、好ましくはアセトン、メチルエチルケトン、プロピオンアルデヒド、プロパン、プロペン、ブタン、ブテン又はヘキセンである請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. フリーラジカル連鎖開始剤として、過酸化物、例えばtert−ブチルパーオキシピバレート(TBPP)、tert−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート(TBPIN)、ジ−tert−ブチルパーオキシド(DTBP)、tert−ブチルパーイソノノエート又はこれらの混合物、或いは適当な溶剤のこれらの溶液を、製造されたPE1t当たり10〜1000gの量、好ましくは100〜600gの量で供給する請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
JP2003503673A 2001-06-11 2002-06-04 高圧フリーラジカル重合によるエチレン単独重合体及びエチレン共重合体の製造方法 Expired - Fee Related JP4150335B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10128221A DE10128221A1 (de) 2001-06-11 2001-06-11 Verfahren zur Herstellung von Ethylenhomo-und -copolymeren durch radikalische Hochdruckpolymerisation
PCT/EP2002/006074 WO2002100907A1 (de) 2001-06-11 2002-06-04 Verfahren zur herstellung von ethylenhomo- und -copolymeren durch radikalische hochdruckpolymerisation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004529253A true JP2004529253A (ja) 2004-09-24
JP4150335B2 JP4150335B2 (ja) 2008-09-17

Family

ID=7687872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003503673A Expired - Fee Related JP4150335B2 (ja) 2001-06-11 2002-06-04 高圧フリーラジカル重合によるエチレン単独重合体及びエチレン共重合体の製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6894126B2 (ja)
EP (1) EP1395618A1 (ja)
JP (1) JP4150335B2 (ja)
CN (1) CN1233670C (ja)
DE (1) DE10128221A1 (ja)
WO (1) WO2002100907A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007530723A (ja) * 2004-03-24 2007-11-01 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 制御された高圧重合によるエチレンポリマーの調製方法
JP2008519094A (ja) * 2004-11-02 2008-06-05 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド 低密度ポリエチレン組成物の生成方法およびこれから生成されたポリマー
KR20140044781A (ko) * 2011-03-03 2014-04-15 바젤 폴리올레핀 게엠베하 상이한 농도의 사슬 이동제를 갖는 둘 이상의 반응 구역을 갖는 튜브형 반응기에서의 에틸렌 단일중합체 또는 공중합체 제조 방법
US9732168B2 (en) 2004-03-24 2017-08-15 Basf Se Method of preparing ethylene polymers by controlled high pressure polymerization

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2971510B1 (fr) * 2011-02-10 2013-03-22 Arkema France Polymerisation radicalaire de l'ethylene amorcee par des peroxydes organiques a haute productivite
CN107880193A (zh) * 2016-09-29 2018-04-06 中国石油化工股份有限公司 一种热熔胶用高熔指 ldpe 专用料的制备方法
WO2018231194A1 (en) * 2017-06-12 2018-12-20 General Electric Company Counter-flow heat exchanger
CN108264592A (zh) * 2018-01-25 2018-07-10 国家能源投资集团有限责任公司 生产聚乙烯的方法
CN116020342A (zh) * 2021-10-25 2023-04-28 中国石油化工股份有限公司 一种聚乙烯材料及其制备方法和应用
WO2024002393A1 (zh) * 2022-07-01 2024-01-04 中国石油化工股份有限公司 烯烃自由基聚合的方法与烯烃自由基聚合装置
CN116120493A (zh) * 2023-01-05 2023-05-16 万华化学(宁波)有限公司 一种低密度聚乙烯的制备方法、聚烯烃组合物的制备方法和其应用

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL6412826A (ja) 1963-11-05 1965-05-06 Monsanto Co
GB1191168A (en) * 1966-10-06 1970-05-06 Halcon International Inc Production of Polyethylene
DE1795365A1 (de) * 1968-09-20 1972-01-05 Basf Ag Verfahren zum kontinuierlichen Herstellen von AEthylenhomopolymerisaten
DE2151649A1 (de) * 1970-05-15 1972-04-20 Exxon Research Engineering Co Verfahren und Vorrichtung zur Polymerisation von AEthylen
DE2034534B2 (de) * 1970-07-11 1978-08-03 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zum Herstellen niedermolekularer, wachsartiger Polyäthylene
US3806499A (en) * 1970-12-23 1974-04-23 It Resine Spa Soc Process for polymerizing ethylene
US4175169A (en) * 1971-03-19 1979-11-20 Exxon Research & Engineering Co. Production of polyethylene
DD108546A1 (ja) * 1973-02-05 1974-09-20
DE2524204C2 (de) * 1975-05-31 1986-07-17 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur Herstellung von Hochdruckpolyäthylen
DD151070A1 (de) 1977-08-01 1981-09-30 Leuna Werke Veb Verfahren zur polymerisation von aethylen
DD137591A1 (de) * 1978-07-12 1979-09-12 Manfred Raetzsch Verfahren zur herstellung von aethylenhomo-und-kopolymerisaten
DD151069A1 (de) 1979-04-03 1981-09-30 Leuna Werke Veb Herstellung von homo-bzw.copolymerisaten des aethylens
DD146298A1 (de) 1979-09-27 1981-02-04 Wolfgang Haeussler Verfahren zur herstellung von hochdruckpolyaethylen mit verbesserten eigenschaften
DE3141507A1 (de) 1981-10-20 1983-04-28 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von ethylenpolymerisaten in einem zweizonen-rohrreaktor bei druecken oberhalb 500 bar
DE3227746A1 (de) 1982-07-24 1984-01-26 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von polymerisaten des ethylens
DE4102808A1 (de) * 1991-01-31 1992-08-06 Leuna Werke Ag Verfahren zur herstellung von ethylenhomo- und ethylencopolymerisaten in mehrzonenrohrreaktoren
DE4132012A1 (de) 1991-09-26 1993-04-01 Basf Ag Ethylenhomopolymerisate und -copolymerisate sowie ein verfahren zu ihrer herstellung
DE19829399A1 (de) 1998-07-01 2000-02-03 Buna Sow Leuna Olefinverb Gmbh Verfahren zur Herstellung von Ethylenhomo- und Ethylencopolymerisaten niederer Dichte
DE10021886A1 (de) 2000-05-05 2001-11-15 Basell Polyolefine Gmbh Verfahren zum Herstellen von Phillips-Katalysatoren für die Polymerisation von Olefinen mit verbesserten Produktivitäten im Paricle-Form-Verfahren
DE10064752A1 (de) 2000-12-22 2002-07-04 Basell Polyolefine Gmbh Geruchlose Polyethylenhomo- und copolymere mit guten mechanischen Eigenschaften

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007530723A (ja) * 2004-03-24 2007-11-01 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 制御された高圧重合によるエチレンポリマーの調製方法
US9732168B2 (en) 2004-03-24 2017-08-15 Basf Se Method of preparing ethylene polymers by controlled high pressure polymerization
JP2008519094A (ja) * 2004-11-02 2008-06-05 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド 低密度ポリエチレン組成物の生成方法およびこれから生成されたポリマー
KR20140044781A (ko) * 2011-03-03 2014-04-15 바젤 폴리올레핀 게엠베하 상이한 농도의 사슬 이동제를 갖는 둘 이상의 반응 구역을 갖는 튜브형 반응기에서의 에틸렌 단일중합체 또는 공중합체 제조 방법
KR102040337B1 (ko) 2011-03-03 2019-11-04 바젤 폴리올레핀 게엠베하 상이한 농도의 사슬 이동제를 갖는 둘 이상의 반응 구역을 갖는 튜브형 반응기에서의 에틸렌 단일중합체 또는 공중합체 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002100907A1 (de) 2002-12-19
US20040220358A1 (en) 2004-11-04
EP1395618A1 (de) 2004-03-10
CN1233670C (zh) 2005-12-28
JP4150335B2 (ja) 2008-09-17
CN1527850A (zh) 2004-09-08
US6894126B2 (en) 2005-05-17
DE10128221A1 (de) 2002-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102040337B1 (ko) 상이한 농도의 사슬 이동제를 갖는 둘 이상의 반응 구역을 갖는 튜브형 반응기에서의 에틸렌 단일중합체 또는 공중합체 제조 방법
JP7071323B2 (ja) 抽出分量と溶融弾性との改善された均衡を有する管状低密度エチレン系ポリマー
US9238700B2 (en) Process for the preparation of ethylene copolymers in the presence of free-radical polymerization initiator by copolymerizing ethylene, a bi- or multifunctional comonomer and optionally further comonomers
CN108026189B (zh) 用于生产具有减少的凝胶数和低反应器结垢的乙烯类聚合物的方法
JP6609254B2 (ja) 非対称ポリエンを使用して、エチレン系ポリマーの調製のための反応器の安定性を改善する方法
CN107810208B (zh) 具有低己烷可萃取率的乙烯基聚合物
JP2018500433A (ja) 高圧フリーラジカル重合によって形成されるエチレン系ポリマーの生成量及び品質を制御するためのプロセス
CN107743496B (zh) 制备具有高熔融强度的管状乙烯类聚合物的改进方法
JP4150335B2 (ja) 高圧フリーラジカル重合によるエチレン単独重合体及びエチレン共重合体の製造方法
CA2862892C (en) High-pressure radical ethylene polymerization process in which ethylene is polymerized with a specific polyunsaturated olefin grade
US7737229B2 (en) Continuous preparation of ethylene homopolymers or copolymers
CN107750257B (zh) 制备具有较高g′和较宽mwd的管状乙烯基聚合物的改进方法
CN107750259B (zh) 具有低己烷可萃取率和低密度的乙烯基聚合物
JP2935517B2 (ja) エチレンとアルケンカルボン酸またはアルケンカルボン酸誘導体またはその混合物とからの共重合体
US20240360255A1 (en) Variable temperature tubular reactor profiles and intermediate density polyethylene compositions produced therefrom
CN114729162B (zh) 烯属不饱和单体的高压聚合工艺获得的反应混合物的冷却
KR20240051235A (ko) 가변 온도 관형 반응기 프로파일 및 이로부터 제조된 중밀도 폴리에틸렌 조성물
WO2018167610A1 (en) Method to control melt elasticity in ldpe

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080611

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080627

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees