JP2004528245A - プルタブを備えている膜状のシール材を有する容器を製作し、該容器を満たす方法及び設備 - Google Patents

プルタブを備えている膜状のシール材を有する容器を製作し、該容器を満たす方法及び設備 Download PDF

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Abstract

容器(1)は帯状の熱可塑性素材(10)の熱成形によって製作され、物質(17)で満たされ、キャップシール用の帯状体(22)から形成されたキャップシールによって覆われている。キャップシール用の帯状体(22)を熱可塑性の帯状体(10)に貼り付ける前に、ステーション(22)において熱可塑性帯状体(10)を貫通する予備切れ目が各容器毎に形成されることによって、容器の縁の外形線の一部が形成される。容器(1)及びそのキャップシール(42)が帯状体から切断される際、ステーション(28)において各容器に貫通切れ目(37)が形成される。該貫通切れ目は熱可塑性帯状体(10)及びキャップシール用の帯状体(22)を貫通し、容器の外形線の残りの部分の一部を形成している。キャップシール用の帯状体においては、該キャップシール用の帯状体(22)のみを貫通する補足切れ目が形成されている。該補足切れ目は貫通切れ目に繋がっている。補足切れ目は各容器においてプルタブを形成しているキャップシール用の帯状体の一部を画成している。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、帯状の熱可塑性素材を熱成形することによって容器を製作するステップと、容器を満たすステップと、帯状の熱可塑性素材にキャップシール用の帯状体を貼り付けるステップと、容器1個当たりにつき1つのキャップシールを形成するために、各容器の縁にキャップシール用の帯状体を固定するステップと、容器及び容器のキャップシールを帯状の熱可塑性素材及びキャップシール用の帯状体から切断するステップと、キャップシールを備えた容器を帯状の熱可塑性素材及びキャップシール用の帯状体から分離するステップと、から成る容器を製作して満たす方法に関する。
【0002】
また、本発明は、帯状の熱可塑性素材を熱成形して容器を製作するステーションと、容器を満たすステーションと、帯状の熱可塑性素材にキャップシール用の帯状体を貼り付けて、容器1つ当たりにつき1つのキャップシールを形成するように各容器の縁にキャップシール用の帯状体を固定する手段と、容器及び容器のキャップシールを帯状の熱可塑性素材及びキャップシール用の帯状体から切断する手段と、キャップシールを備えた容器を帯状の熱可塑性素材及び前記キャップシール用の帯状体から分離する手段と、から成る容器を作成して満たす設備に関する。
【背景技術】
【0003】
帯状の熱可塑性素材にキャップシール用の帯状体を押圧し、各容器のリムの周辺にて、該帯状体を例えばホットメルト接着剤によって互いにシールし、この2つの帯状体を同時に貫通するように切断する切断作業を行い、格子状の廃棄素材となる切断された帯状体から容器を分離することは周知である。
【0004】
ブリッジで互いに連結されている少なくとも2つの容器からなるグループで容器が提供される場合、ブリッジを残すように切断作業を行うには注意を要する。この場合、ブリッジの形状に合わせてキャップシール用の帯状体のみを貫通するように切る。
【0005】
容器が個々に或いはグループで提供されるか否かに関係なく、各容器のキャップシールは、容器の上縁からはみ出ることなく、該上縁の上にて延びている。即ち、キャップシールを画成している外形線と容器の上縁を画成している外形線とは一致している。
【0006】
この容器を開けて、容器の中に入っている製品(例えばヨーグルト等の食品、果物のコンポスト、或いは飲み物)を消費するためには、キャップシールを各容器から取り外す必要がある。
【0007】
プルタブを設けるために、容器及びキャップシールが、これらの外形線からある程度後方に形成される領域を有する縁を備えており、該領域内にて容器とキャップシールとは互いにシールされるような構成が一般的である。容器の外形線とキャップシールの外形線とが一致している限り、タブを容器の縁から離れるように持ち上げることが必要である。この場合、プルタブを引いてキャップシールを容器から取り外すためにタブを把持できるようにするための作業として、例えば該タブと容器の縁との間に指の爪を挿入する。
【0008】
この作業は厄介であり、例えば子供或いは老人等の人々が持っていない技術を要する。
【0009】
更に、タブの大きさは、容器の縁の形状によって制限される。また、タブは、キャップシールを容器から取り外し易くするのに十分大きい把持領域を、使用者に提供できないときもある。
【0010】
既存の容器として、突出しているタブを提供しているキャップシールを備えた容器がある。該タブは下方に折られて容器の壁に当てられる。このタブは容易に持ち上げられて、通常は把持領域を提供している。該把持領域は、タブを容器から容易に取り外せるような十分大きい領域である。
【0011】
この種のキャップシールは、例えばアルミニウム箔で形成されている比較的剛性のあるカバーの形状をしている。該キャップシールは、容器上の所定の位置に置かれる前に、切り取られて、縁によって形成されているビード上に圧縮された状態で取り付けられる。
【0012】
ビード及び剛性のあるキャップシールを有している容器は、高い割合のスループットで熱成形して製作することはできず、また、キャップシールを所定の位置に配置して、圧縮させて取り付ける作業を個々に行わなければならないので、費用が嵩んでしまう。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明の目的は、上記の欠点のない設備及び熱成形方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の方法によって、上記目的は達成される。該方法において、帯状の熱可塑性素材にキャップシール用の帯状体を貼り付ける前に、各容器の帯状の熱可塑性素材には予備切れ目が形成され、該予備切れ目は容器の縁の外形線の一部を形成しており、容器及び容器のキャップシールを切断するステップの際、帯状の熱可塑性素材とキャップシール用の帯状体とによって構成されているアセンブリを貫通する貫通切れ目が各容器毎に形成され、該貫通切れ目は容器の外形線の残りの部分の一部に形成されており、キャップシール用の帯状体には、該キャップシール用の帯状体のみを貫通している補足切れ目が形成され、該補足切れ目は前記貫通切れ目に繋がっており、該補足切れ目は、各容器において、容器のキャップシールのプルタブを形成するために、予備切れ目を超えて延びているキャップシール用の帯状体の一部を画成している。
【0015】
本発明の設備によって、本発明の目的は達成される。該設備は、帯状の熱可塑性素材が前進する方向において、帯状の熱可塑性素材の上にキャップシール用の帯状体を貼り付ける手段の上流に配設されている予備切り込みステーションから成り、該予備切り込みステーションは、各容器の帯状の熱可塑性素材を貫通する予備切れ目を形成するのに適している予備切り込み工具を備えており、予備切れ目は、容器の縁の外形線の一部を形成しており、該設備は、更に、帯状の熱可塑性素材にキャップシール用の帯状体を貼り付ける手段の下流に配設されている2つの手段から成り、該2つの手段は、帯状の熱可塑性素材とキャップシール用の帯状体とによって構成されているアセンブリを貫通する貫通切れ目を各容器毎に形成する手段と、キャップシール用の帯状体のみを貫通する補足切れ目を各容器毎に形成する手段であり、貫通切れ目は、容器の外形線の残りの部分の一部に形成されており、補足切れ目は貫通切れ目に繋がっており、補足切れ目は、各容器において、容器のキャップシールのプルタブを形成するために、予備切れ目を超えて延びているキャップシール用の帯状体の一部を画成している。
【0016】
本発明によって、キャップシールが容器の縁から突出しているタブを提供している限り、各容器において、容器の外形線(正確には予備切れ目の内側にあり、実質的には熱可塑性帯状体の平面内に存在している容器のリムの外形線)と、キャップシールの外形線とは異なる。このタブは、キャップシール用の帯状体が所定の位置に配置される前に形成される予備切れ目と、該キャップシール用の帯状体が所定の位置に配置された後に形成される貫通切れ目及び補足切れ目と、を先見の目を持って組み合わせることによって形成される。本発明は製造の速度を損ねるものではな。特に、本発明によって、キャップシール用の帯状体が熱可塑性帯状体上に配置され、例えばホットメルト接着剤或いはヒートシール等の高速で製造する際に用いられる従来の方法によって固着された後に、該キャップシール用の帯状体から切られることによって、キャップシールが形成される。
【0017】
補足切れ目はキャップシール用の帯状体のみを貫通している。即ち、予備切れ目と補足切れ目との間に位置するキャップシール用の帯状体の領域内の帯状の熱可塑性素材は分離されていない。この結果、この領域内の熱可塑性素材は、格子状の熱可塑性廃棄素材の一部となっており、容器が該廃棄素材から分離されるとき、該領域の熱可塑性素材は格子状の廃棄素材とともに該容器から取り除かれる。
【0018】
予備切れ目は、切り込みを入れることによって形成されることが有効である。この切り込みを入れるために、予備切り込み工具は、閉塞した外形線の代わりに、際限のない線を形成する予備切り込み縁を提供している。
【0019】
この場合、予備切れ目を入れても廃棄物が出るようなことはない。従って、この切れ目から廃棄物を除去するための手段を備える必要はない。また、予備切れ目が提供されている場合であっても、熱可塑性帯状体全体を、切れ目が入っていない熱可塑性帯状体のように取り扱うことができる。
【0020】
貫通切れ目及び補足切れ目は、該2つの切れ目をそれぞれ形成する作業を行うための特定の工程を必要とせずに、同時に形成されるので有効である。
【0021】
設備は、切断工具と支持工具とを有している最終切断ステーションを備えているので有効である。切断工具は、帯状の熱可塑性素材とキャップシール用の帯状体とによって構成されているアセンブリの上方に配設されており、支持工具は、帯状の熱可塑性素材とキャップシール用の帯状体とによって構成されているアセンブリの下方に配設されており、切断工具は、貫通切れ目を形成するために支持工具と協力するのに適している貫通切断縁と、貫通切断縁の縁から上方且つ後方に設定されている補足切断縁と、を提供している。
【0022】
従って、従来の切断工具と同様に、補足切断縁と貫通切断縁とを備えている切断工具全体が起動する。
【0023】
この場合の効果として、貫通切断縁及び補足切断縁によって構成されているアセンブリが閉塞した外形線を画成している連続した縁を形成している。これらの2つの縁は単体の部品で形成でき、高さの違いによって区別できる。この高さの変化については、徐々に変化する、或いは段差によって変化する。
【0024】
また、本発明は、熱可塑性素材を熱成形することによって製作され、製品を含んでいる本体から成り、該本体の縁に貼り付けられて固定されているキャップシールによって閉じられた容器を提供している。
【0025】
上述のように、熱成形によって製作され、キャップシールを備えている容器は既に存在する。該既存の容器のキャップシールは、キャップシール用の帯状体が容器の縁上に配置された後、該キャップシールの帯状体から切られることによって得られる。この種の容器は製造費用がかからず、また高い割合のスループットで製造できる。しかし、このキャップシールは取り外しが難しい。
【0026】
また、容器の縁を超えて延びているタブを提供しているので、取り外しが容易なキャップシールを備えている容器も存在する。この容器は、キャップシールが圧縮された状態で取り付けられるビードを提供している。従って、キャップシールは十分な剛性を備えていなければならない。これらの容器は、帯状の熱可塑性素材を熱成形することによって製作することはできない。また、各キャップシールを容器の本体に配置する作業と固定する作業とを別々に行わなければならない。その結果、スループットの割合は低く、製造費用が高くなる。
【0027】
本発明の目的は、これらの問題を回避する容器を提供することである。
【0028】
この目的は本発明の容器によって達成される。本発明の容器において、該容器の縁の外形線及びキャップシールの外形線が、それぞれ、第1部分と、第2部分と、を提供しており、第1部分においては、容器の縁の外形線とキャップシールの外形線とが一致しており、第2部分においては、キャップシールは、該キャップシールのプルタブを形成するために、容器の縁を超えて突出しており、該プルタブはキャップシールと同じ厚みを提供している。
【0029】
従って、容器は、帯状の熱可塑性素材から形成することができ、また、キャップシール用の帯状体を用いて、容器の縁上にキャップシールを配置且つ固定することができる。容器の縁の外形線の第1部分及びキャップシールの外形線の第1部分は、帯状の熱可塑性素材とキャップシール用の帯状体との双方を貫通している1つの切れ目によって構成されている。これに対し、容器の縁の外形線の第2部分は、キャップシール用の帯状体が帯状の熱可塑性素材の上に配置される前に、該帯状の熱可塑性素材を貫通した状態で形成される予備切れ目によって構成されている。キャップシールの外形線の第2部分は、キャップシール用の帯状体が所定位置に配置された後で、該キャップシール用の帯状体のみを貫通するように切ることによって形成されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
本発明の限定とはならない以下の実施例の詳細な説明によって、本発明及びその効果を良好に理解することができる。
【0031】
図1の設備は、熱可塑性帯状体10を熱成形して容器を製作し、該容器を液体、ペースト或いはゼリー等(特に食品)の物質で満たして、該物質で満たされた容器を閉じる役割を担っている。
【0032】
該設備はリール12を備えている。熱可塑性帯状体10は、該リール12に巻かれた状態から解されて、該設備全体を概ね水平に通過して、支持及び駆動手段(図示せず)によって、段階的に駆動される。
【0033】
以下の説明において、矢印Fで示された上流から下流への方向は、帯状体が設備の各種連続するステーション内を前進する方向である。
【0034】
従って、矢印Fの方向に向かって、設備は、ヒータボックス14と、熱成形ステーション16と、測定量分配ステーション17と、ステーション20と、を連続して備えている。ヒータボックス14は熱可塑性帯状体を熱成形温度まで上げる役割を果たす。熱成形ステーション16において、容器が熱成形によって製作されて、該容器に可能であればラベルが貼られる。測定量分配ステーション17において、容器が満たされる。ステーション20は容器を閉じるためのステーションである。該ステーション20において、リール24に巻かれた状態のキャップシール用の帯状体22が解されて、熱可塑性帯状体10の上面に当てられた状態で容器の開放された上端の上に配置される。また、該帯状体22は、シール工具26を用いて、容器のリムにシールされる。設備は、ステーション20の下流に、切断ステーション28と、該ステーション28の次にあるステーション30と、を備えている。切断ステーション28において、容器はグループ毎に或いは個々に帯状体から切られる。ステーション30において、容器が切り取られた形状の帯状体10、22で構成されている格子状の廃棄物が容器から分離され、容器は、まとめられてパレットに配置される。
【0035】
ステーション20において、或いは該ステーション20の直前にて、キャップシール用の帯状体22が、例えばデフレクタホイール23から成る手段によって、熱可塑性帯状体に押圧される。帯状体22、10の上方に位置するシール工具26と、容器の下方に位置しておりシール工具と同様の支持工具27とは、鉛直方向に移動可能であり、キャップシール用の帯状体が熱可塑性帯状体の上に例えばホットメルト接着剤によってシールされるように、容器の縁は該工具26、27の間で挟まれて留められる。
【0036】
設備は、容器を閉じるステーション20の上流に、予備切り込みステーション32を有している。図示の例では、このステーション32はヒータボックス14の上流に配設されている。
【0037】
概して、熱成形ステーション16の上流に予備切り込みステーション32が配設されていることは有効である。ステーション32は、帯状体10の両側に配設されている切り込み工具33及び支持工具34を備えている。切り込み工具33及び支持工具34は、帯状体が前進できるようにするために、互いに離隔しており、且つ、帯状体を切るために互いに向かって移動する。ステーション32を熱成形ステーションの前に配置することによって、切り込み工具及びその支持工具の構造を簡素化することができる。加えて、切り込み工具及び帯状体の下方に位置する支持工具の一方が比較的小さな幅だけ下方に移動するだけで帯状体が前進できることが保証される。その理由は、この場所において、帯状体は、熱成形によって製作された容器の本体によって構成され且つ下方に突出している部分をまだ提供していないからである。
【0038】
それでも、予備切り込みステーションが熱成形ステーションの下流に配設されることが好ましいこともあるが、その場合、帯状体22が帯状体10と合流する箇所の上流に予備切り込みステーションが配設されていることが必要である。
【0039】
切り込み作業は熱い状態で行われるのが有効である。即ち、ステーション32において、少なくとも切り込み刃は加熱されている。その結果、該刃は殺菌されており、設備は、“極めて清潔な”設備となっている。
【0040】
図示されている例において、予備切り込み工具33は帯状体10の上方に配設されており、切り込み工具33の支持工具34は該帯状体の下方に配設されている。この図示されている例は、帯状体が前進して1つの工程を経る度に、2列の容器が形成される状況である。従って、熱成形ステーションは2列の熱成形チャンバ及び熱成形ピストンを備えている。
【0041】
同様に、予備切り込み工具は2列の切り込み刃を有しており、各帯状体が前進する際に形成される容器1当たりにつき、1つの切り込み刃が対応している。
【0042】
図2は、予備切り込みステーション32を出たときの帯状体の外観を示している。各容器毎に、帯状体10を貫通する予備切れ目36が予備切り込み工具によって形成されていることが示されている。該切れ目36は帯状体10を貫通している単純な切り傷の形状をしている。その結果、この予備的に切り込む作業によって帯状体から廃棄物が出ることはない。
【0043】
図3は、熱成形ステーション16を出たときの帯状体の外観を示している。2列の容器の本体2が帯状体から熱成形によって製作されたことが示されている。各容器の本体の側部に予備切れ目36が形成されていることが分かる。
【0044】
図4は、切断ステーション28を出たときの帯状体の外観を示している。切れ目38が各容器の周辺に形成されていることが示されている。容器の上部開口の上に帯状のキャップシール22が配置されているので、予備切れ目36は、図4の拡大された部分に細い線で描かれている。予備切れ目はキャップシール用の帯状体によって覆われている。
【0045】
図5は、帯状体10、22に残存している格子状の廃棄物から取り外された後の容器1の平面図である。
【0046】
容器の縁は、熱成形の際、熱可塑性の帯状体10の平面内にあり横方向に延びているカラーを形成している。この縁の外形線は、点38Aと点38Bとの間にある予備切れ目36から容器の本体2の側部に沿って延びている切れ目38の部分によって構成されている第1部分37を提供している。点38A及び点38Bは、切れ目38と予備切れ目36とが合流する点である。容器の縁の外形線の第2部分は予備切れ目36によって形成されている。
【0047】
キャップシール40は、容器の開口の上に横たわった状態で、容器の縁上に配設されている。キャップシールの外形線は、容器の縁の外形線の第1部分37と一致している第1部分を提供している。キャップシールの外形線は、また、容器の本体から離れており予備切れ目36の側部にて延びている切れ目38の部分によって形成されている第2部分41を提供している。従って、予備切れ目36とキャップシールの外形線の第2部分41との間には、キャップシールのプルタブ42が形成されている。該プルタブ42は、キャップシール用の帯状体のみに形成されており、キャップシール40を容器から引き離して該容器を開けるために把持される表面を構成している。図6に明示されているように、タブ42は下方に折られて容器の本体2の壁に当てられる、或いは少なくとも該壁に向かって折られている。
【0048】
第1部分37においては、容器の縁の外形線とキャップシールの外形線とは共通している。第1部分における容器の縁の外形線及びキャップシールの外形線は、ステーション28において、熱可塑性素材の帯状体10と該帯状体10に重ねられたキャップシール用の帯状体22とによって構成されているアセンブリを貫通するように切ることによって構成される。従って、切れ目38の部分37は貫通した切れ目に対応している。この貫通切れ目は予備切れ目36に向かって、少なくとも該切れ目36に合流する十分な距離だけ延びている。この貫通切れ目は、容器と格子状の廃棄素材とを分離し易くするために、予備切れ目36を超えてタブ42に向かう非常に短い経路を形成するように延びていてもよい。
【0049】
タブの外形線41の形状は、キャップシール用の帯状体22のみを貫通しており貫通切れ目37まで延びている補足切れ目を形成することによって得られる。
【0050】
切断ステーション28において、タブ42の下方に位置する熱可塑性の帯状体10の部分は、予備切れ目36によって、容器の本体から分離され、格子状の廃棄素材の一部を形成する。この場合、容器が格子状の廃棄素材から分離されるとき、帯状体10のこの部分は、必然的に、容器から分離され、もって、タブ42は、最終的に、単体の厚み、即ちキャップシール用の帯状体によって構成されている部分のみから成る。キャップシール用の帯状体は、単純に、シール線に沿っている容器のリム39を介して容器の縁にシールされている。該シール線は、予備切れ目36が形成されている領域においては、タブ42が占めている該切れ目36の側部とは反対側のみを占めている。
【0051】
これにより、タブの下方にて格子状の廃棄素材から分離された廃棄物が発生することが回避される。その一方で、タブはキャップシールの厚みのみを提供し、もって、該タブは、可撓性を有し、容易に下方に折られて容器に当てられることによって、その後の容器をまとめる作業を干渉せずに、比較的大きな寸法を提供することができる。
【0052】
図1の切断ステーション28は、最終切断ステーションであり、該ステーションにおいて、貫通切れ目37及び補足切れ目41が同時に形成される。従来通り、この切断ステーションは、帯状体10、22の両側に配設されている切断工具46及び支持工具47から成る。支持工具47は、帯状体10の下方に配設されており、低位置と高位置との間で移動可能である。該低位置は、該工具47が容器の深さよりも若干大きい距離だけ下方に移動したときの位置であり、支持工具が低位置にあるとき、熱可塑性の帯状体は前進することができる。該高位置においては、支持工具は、容器と容器との間に位置する帯状体の下面と協力する。切断工具46は、非動作位置と切断動作位置との間で移動可能である。該非動作位置では、切断工具46は、上方に短い距離だけずれたときの位置であり、熱可塑性の帯状体が前進できるようになっている。該切断動作位置は、切断工具46が支持工具47と協力して帯状体10、22を貫通するように切断するために、下方に移動したときの位置である。
【0053】
図7は、切断工具46の破断平面図であり、切れ目38の線を形成するための切断刃48を示している。この刃は、貫通切れ目37を形成するための貫通切断縁50と、補足切れ目41を形成する役割を果たす補足切断縁51と、を提供している。図8及び図9は、縁50、51の断面をそれぞれ示している。より明確に示すために、図8及び図9は、これらの縁50、51だけでなく、最終切断ステーションにて熱可塑性素材の帯状体10及びキャップシール用の帯状体22によって占められた位置に配置された支持工具47も示している。補足切断縁が、貫通切断縁に対して上方且つ後方に設定即ち配設されていることが示されている。これらの2つの縁の高さの差は、切断工具46が低位置にあるときに、縁50が重なり合った帯状体10、22の厚みを貫通し、縁51がキャップシール用の帯状体22の厚みのみを貫通するように、選択されている。2つの縁の高さの差Nは、例えば帯状体10の厚みEに実質的に等しい。縁51が必然的に帯状体10の厚みにある程度の切れ目を入れることは許容できるが、該縁51は帯状体10の厚みを貫通してはならない。
【0054】
縁50と縁51との高さの差は、段差52によって得ることができる。或いは、該差を漸次的に形成してもよい。
【0055】
図7は、貫通切断縁50及び補足切断縁51によって形成されているアセンブリが閉塞された外形線を画成している連続的な縁を形成していることを示している。
【0056】
対照的に、予備切り込み工具は、際限のない線を形成する予備的な切り込み縁を提供する。例えば、該縁は円の弧或いは直線形状の線分である。この予備切り込み縁は、貫通切断縁50の主要部の曲率半径よりも大きい曲率半径を提供することが好ましい。これによって、帯状体が製造公差によって若干ずれていたとしても、ステーション28にて形成された貫通切れ目は必然的に予備切れ目に遭遇することが確実となる。更に、図4の拡大図から分かるように、予備切れ目36は、点38Aと点38Bとの間で延びている容器の縁の外形線の部分よりも長く延びている(図4及び図5を比較)。
【0057】
予備切れ目の線及び貫通切れ目の線は、予備切れ目36によって形成されている容器の縁の外形線の第2部分が図5に示されるように該外形線の第1部分37と実質的に接した状態で合流するように、形成されていると効果的である。図5を見ると、予備切れ目36によって形成されている容器の縁の外形線の第2部分が容器の縁の外形線に内接する円のうちで最も大きい円の曲率半径よりも大きい曲率半径を提供していることが分かる。
【0058】
本発明の方法において、予備切れ目36の形成は、容器の熱成形前或いは該熱成形後のどちらでもよいが、帯状体22が帯状体10に貼り付けられる前に行われる。
【0059】
プルタブ42が容器の壁に向かって下方に折られる工程が本発明の方法に含まれ、本発明の設備がこの工程を行う手段を備えていることは有益である。例えば、該設備は、パレットテーブル29の上方にて低位置と高位置との間で鉛直方向に移動できる指の形状を有する装置を備えることができる。該装置は、低位置にあるとき、ある1グループの容器のタブと協力して該タブを下方に折る。該装置は、高位置にあるとき、テーブル29から容器を取り除くことができるようにする。また、格子状の廃棄素材を図1に示されるように容器の上方に上げるのではなく、下方に移動させることによって、該廃棄物を分離することもできる。この場合、この廃棄素材を下方にずらす作業によって、タブも伴って下方に下げられる。これを実現するためには、タブは、非常に脆弱な取り付け箇所を介して、格子状の廃棄素材に繋がった状態でいる。この箇所は、格子状の廃棄素材が容器から取り除かれるときに破断する。縁51は、この脆弱な取り付け箇所を形成するために非常に短い隙間を提供するような形状になっていてもよい。各容器の外形線の一部は、上述のように、予備切れ目36によって形成されている。第1の変形例として、容器が個々に提供される場合、貫通切れ目37は、各容器の外形線の残りの部分全体に形成される。
【0060】
第2の変形例として、少なくとも1つのブリッジによって互いに連結している少なくとも2つの容器からなるグループで容器が提供される場合、ブリッジを除いて、各容器の外形線の残りの部分の全てに貫通切れ目を形成し、ブリッジを含んでいる線に沿って補足切れ目を形成する。このような状況の場合、各ブリッジの補足切れ目は、脆弱な領域を形成するために、熱可塑性の帯状体10の厚みにある程度入り込むことができる。該脆弱な領域によって、容器内に含まれている製品を消費するために、容器を互いに分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本発明に係わる設備の概略図
【図2】本発明に係わる方法における第1の工程を経た熱可塑性帯状体の破断平面図
【図3】本発明に係わる方法における第2の工程を経た熱可塑性帯状体の破断平面図
【図4】本発明に係わる方法における第3の工程を経た熱可塑性帯状体の破断平面図
【図5】本発明に係わる容器の平面図
【図6】図5の容器の側面図
【図7】貫通した切れ目と補足切れ目とを同時に形成する作業を行うために使用される工具を示す図
【図8】図7のVIII−VIII線断面図
【図9】図7のIX−IX線断面図

Claims (20)

  1. 帯状の熱可塑性素材を熱成形することによって容器を製作するステップと、
    前記容器を満たすステップと、
    前記帯状の熱可塑性素材にキャップシール用の帯状体を貼り付けるステップと、
    前記容器1個当たりにつき1つのキャップシールを形成するために、前記各容器の縁に前記キャップシール用の帯状体を固定するステップと、
    前記容器及び前記容器のキャップシールを前記帯状の熱可塑性素材及び前記キャップシール用の帯状体から切断するステップと、
    前記キャップシールを備えた前記容器を前記帯状の熱可塑性素材及び前記キャップシール用の帯状体から分離するステップと、
    から成り、
    前記帯状の熱可塑性素材に前記キャップシール用の帯状体を貼り付ける前に、前記各容器の前記帯状の熱可塑性素材には予備切れ目が形成され、前記予備切れ目は前記容器の縁の外形線の一部を形成している前記容器を製作して満たす方法であって、
    前記容器及び前記容器のキャップシールを切断するステップの際、前記帯状の熱可塑性素材と前記キャップシール用の帯状体とによって構成されているアセンブリを貫通する貫通切れ目が前記各容器毎に形成され、前記貫通切れ目は前記容器の外形線の残りの部分の一部に形成されており、前記キャップシール用の帯状体には、前記キャップシール用の帯状体のみを貫通している補足切れ目が形成され、前記補足切れ目は前記貫通切れ目に繋がっており、前記補足切れ目は、前記各容器において、前記容器の前記キャップシールのプルタブを形成するために、前記予備切れ目を超えて延びている前記キャップシール用の帯状体の一部を画成していることを特徴とする方法。
  2. 前記予備切れ目は切り込みを入れることによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記貫通切れ目及び前記補足切れ目は同時に形成されることを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。
  4. 前記予備切れ目は、前記容器の熱成形の前に、形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記予備切れ目は、前記容器の熱成形の後で、形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  6. 前記切れ目は、前記予備切れ目及び前記補足切れ目が前記貫通切れ目に接した状態で合流するように、形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記プルタブは、前記容器の壁に向かって折られることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記容器が個々に提供される場合、前記貫通切れ目は、前記各容器の残りの外形線の全体に形成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の方法。
  9. 少なくとも1つのブリッジによって互いに連結している少なくとも2つの前記容器からなるグループで前記容器が提供される場合、前記ブリッジを除いて前記各容器の外形線の残りの部分の全てに前記貫通切れ目が形成され、前記ブリッジを含んでいる線に沿って前記補足切れ目が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の方法。
  10. 帯状の熱可塑性素材を熱成形して容器を製作するステーションと、前記容器を満たすステーションと、前記帯状の熱可塑性素材にキャップシール用の帯状体を貼り付けて、前記容器1つ当たりにつき1つのキャップシールを形成するように前記各容器の縁に前記キャップシール用の帯状体を固定する手段と、前記容器及び前記容器のキャップシールを前記帯状の熱可塑性素材及び前記キャップシール用の帯状体から切断する手段と、前記キャップシールを備えた前記容器を前記帯状の熱可塑性素材及び前記キャップシール用の帯状体から分離する手段と、から成り、更に、前記帯状の熱可塑性素材が前進する方向において、前記帯状の熱可塑性素材の上に前記キャップシール用の帯状体を貼り付ける手段の上流に配設されている予備切り込みステーションから成り、前記予備切り込みステーションは、前記各容器の前記帯状の熱可塑性素材を貫通する予備切れ目を形成するのに適している予備切り込み工具を備えており、前記予備切れ目は、前記容器の縁の外形線の一部を形成している前記容器を製作して満たす設備であって、
    前記設備は、更に、前記帯状の熱可塑性素材に前記キャップシール用の帯状体を貼り付ける手段の下流に配設されている2つの手段から成り、前記2つの手段は、前記帯状の熱可塑性素材と前記キャップシール用の帯状体とによって構成されているアセンブリを貫通する貫通切れ目を前記各容器毎に形成する手段と、前記キャップシール用の帯状体のみを貫通する補足切れ目を前記各容器毎に形成する手段であり、前記貫通切れ目は、前記容器の外形線の残りの部分の一部に形成されており、前記補足切れ目は前記貫通切れ目に繋がっており、前記補足切れ目は、前記各容器において、前記容器の前記キャップシールのプルタブを形成するために、前記予備切れ目を超えて延びている前記キャップシール用の帯状体の一部を画成していることを特徴とする設備。
  11. 前記設備は、切断工具と支持工具とを有している最終切断ステーションを備えており、前記切断工具は、前記帯状の熱可塑性素材と前記キャップシール用の帯状体とによって構成されている前記アセンブリの上方に配設されており、前記支持工具は、前記帯状の熱可塑性素材と前記キャップシール用の帯状体とによって構成されている前記アセンブリの下方に配設されており、前記切断工具は、前記貫通切れ目を形成するために前記支持工具と協力するのに適している貫通切断縁と、前記貫通切断縁の縁から上方且つ後方に設定されている補足切断縁と、を提供していることを特徴とする請求項10に記載の設備。
  12. 前記貫通切断縁及び前記補足切断縁によって構成されているアセンブリは、閉塞した外形線を画成している連続した縁を形成していることを特徴とする請求項11に記載の設備。
  13. 前記予備切り込み工具は、際限のない線を形成する予備切り込み縁を提供していることを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の設備。
  14. 前記予備切り込みステーションは、前記帯状の熱可塑性素材の前進する方向において、前記熱成形ステーションの上流に配設されていることを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の設備。
  15. 前記予備切り込みステーションは、前記帯状の熱可塑性素材の前進する方向において、前記熱成形ステーションの下流に配設されていることを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の設備。
  16. 前記設備は、前記各容器の前記キャップシールの前記プルタブを下方に折って前記容器の壁に当てる手段を備えていることを特徴とする請求項10乃至15に記載の設備。
  17. 熱可塑性素材を熱成形することによって製作され、製品を含んでいる本体から成り、前記本体の縁に貼り付けられて固定されているキャップシールによって閉じられた容器であって、
    前記容器の縁の外形線及び前記キャップシールの外形線は、それぞれ、第1部分と、第2部分と、を提供しており、前記第1部分においては、前記容器の縁の外形線と前記キャップシールの外形線とは一致しており、前記第2部分においては、前記キャップシールは、前記キャップシールのプルタブを形成するために、前記容器の縁を超えて突出しており、前記プルタブは前記キャップシールと同じ厚みを提供していることを特徴とする容器。
  18. 前記タブは前記容器の壁に向かって折られていることを特徴とする請求項17に記載の容器。
  19. 前記容器の縁の外形線の前記第2部分は前記外形線の前記第1部分に実質的に接した状態で繋がっていることを特徴とする請求項17に記載の容器。
  20. 前記容器の縁の外形線の前記第2部分は、前記容器の縁の外形線に内接する円のうち最も大きい円の曲率半径よりも大きい曲率半径を提供する請求項17乃至19のいずれかに記載の容器。
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