JP2004527945A - フレキシブルなwdmリングネットワーク - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
関連出願
本出願は、2001年3月9日出願のスウェーデン国特許出願番号0100808−6、及び2001年5月4日出願の米国予備出願番号60/288,432に基づく優先権及びその利益を主張するものであり、それらの全ての記載は本願に参照によって組み込まれる。
【0002】
技術分野
本発明は、ネットワークのノードへ接続されたクライアント装置間における選択的な接続が可能な、フレキシブルなWDMリングネットワークに関する。
【背景技術】
【0003】
背景
情報通信のための光ファイバネットワークにおいて、周波数分割多重方式(WDM)は、一つの光ファイバー上で複数の独立した光信号を同時に伝送するのに用いられる方法である。WDMはポイントツーポイント通信やマルチポイントツーマルチポイント通信に用いられる。ポイントツーポイント通信では、2つのノードが、各々ファイバーの各端部に接続されることにより互いに接続される。また、マルチポイントツーマルチポイント通信では、1つ又は1対のファイバー上の伝送容量を複数のノードが共有する。一般に、マルチポイントツーマルチポイント通信の場合、各ファイバは閉ループ、即ち連続的なリングを形成する。これは、ファイバあるいはその他の設備の故障の場合に、1組のノード間に2つの異なるルートを提供するためである。終端ノードが異なる場所に位置するバスネットワークも可能である。そのようなリングあるいはバス型のWDMネットワークにおけるアド−ドロップノード(add-drop node)の例は、欧州特許出願公開第0905936A2号(特許文献1)に開示されている。
【0004】
図1に、典型的なWDMリングネットワークの概略図を示す。2本のファイバ内の情報を搬送する信号、即ちトラフィックは、互いに異なる方向へ伝搬する。一般に、ネットワーク階層における上位(コアリング)における伝送パターンはメッシュ型である。メッシュ型では、各ノードは、当該リングに接続されている他の大部分のノードの各々と専用の波長チャンネルを介して直接的にアクセスする。また、ネットワーク階層の下位、エンドユーザにより近い部分(アクセスリング)における伝送パターンは、一般にハブ型である。ハブ型では、一つの中央ノード、ハブノードあるいはメインノードが、サテライトノードとも称される他の小ノードの各々と、各サテライトノードに専用の波長チャンネルを通じて直接的に接続される。サテライトノードに波長チャンネルを割当て、サテライトノード間で直接に信号を伝送するようなことはしない。ハブ型のWDMリングの例を図2に示す。図2では、説明を簡潔にするために、1つのファイバリングを示す。通常は反対方向に信号を伝搬する2つのファイバリングが設けられ、これら2つのファイバリングに含まれるファイバリングの破損時に備えるための冗長性を提供している。
【0005】
ハブノード内の複数の発光素子は、一般には半導体レーザであるが、各々特定の波長チャンネルで光を伝送する。図2の例では、ハブ内の7つのトランスミッタが波長チャンネル番号1〜7で光を送信する。これらの全ての信号は、ハブノードのマルチプレクサにおいてリングファイバ上に光学的に多重化され、そのリングファイバをノードAに向かって伝搬するコンポジット光信号(composite light signal)を生成する。ノードAにおいて、チャンネル番号1の信号が導かれると、そこでドロップフィルタNo.1によりドロップされる。ドロップフィルタNo.1は、当該ノードのWDMレシーバ(Rx)に接続された短いファイバ長或いはドロップファイバと通信する。ドロップフィルタNo.1はコンポジット信号からチャンネル1をデマルチプレクスし、それを低光損失でドロップファイバへ提供するとともに、チャンネル番号1の光がリングファイバ内をそれより先へ伝搬することを阻止する。一方、その他の全ての波長チャンネルの信号は、ドロップフィルタNo.1を低光損失で通過し、リングファイバを進む。ノードAからハブノードへの応答は、例えばノードA内のレーザのような、WDMトランスミッタ(Tx)によって、波長チャンネル番号1と同じ波長の光信号で送られる。この波長チャンネル番号1の信号は、アドフィルタNo.1において、リングファイバを伝搬するコンポジット光信号に低光損失で加えられる。チャンネル番号1以外の全チャンネルの信号は、アドフィルタを低光損失で通過し、リングファイバを進む。
【0006】
同様にして、チャンネル番号2、3の信号はそれぞれノードBのドロップフィルタNo.2、3によってドロップされ、ノードBからの応答信号はそれらのチャンネルと同じ波長で送信され、アドフィルタNo.2、3においてリングファイバ内のトラフィックにアドされる。
【0007】
ノードCでは、チャンネル番号4〜7の信号に対して、基本的に同様の機能が実行される。しかしながら、この場合では、チャンネル番号4〜7の波長範囲をカバーする単一のバンドドロップフィルタNo.4−7が用いられ、リングファイバ内のトラフィックより4つのチャンネル全てを同時にドロップする。これら4つのチャンネルは、続いてデマルチプレクサ内で個々の波長チャンネルへとデマルチプレクスされ、その後WDMレシーバによって受信される。同様に、WDMトランスミッタから伝送された波長チャンネル番号4〜7の信号は、まず、第1のコンポジット信号を形成するべく多重化され、この第1のコンポジット信号はバンドアドフィルタNo.4−7によってリングファイバ内を伝搬するコンポジット信号へ加えられる。
【0008】
複数の波長チャンネルを用いるノードにおいて、バンドドロップ及びバンドアドフィルタを用いることの利点は、当該ノードをそのまま通り抜けるチャンネルの信号、即ちエクスプレスチャンネル(express channels)に対する光学的損失が最小化されることである。このことは、上記引用した欧州特許出願公開第0905936号(特許文献1)に記載されている。
【0009】
上述したように、WDMリングネットワークには、通常は2つのリングファイバが提供され、それぞれが伝搬方向を有する。よって、通常は、サテライトノードからの信号は、ハブノードからの信号が受信されるファイバと同じファイバには加えられず、サテライトノードからの信号は他のリングファイバ上をハブノードへ向かって送り返される。すなわち、その信号は、サテライトノードで受信した信号のパスに並行するパスに沿って伝搬する。他のパスは、応答パスでもあり、ハブからの信号が受信されるリングファイバ上をたどり続ける。このパスは、図2を参照して説明したように、通常は、保護目的にのみ用いられる。こうして、何らかの理由によって並行なリターン経路を用いることができない場合にそれが用いられる。
【0010】
現在のところ、WDMネットワークにおける光接続は固定されている。すなわち、一度あるトランスミッタレーザが用いられると、そのレシーバの位置も決定される。
【0011】
ルーティングが必要な場合、現状では、信号が伝送素子に到達する前のクロス接続(closs connect)により実現されている。フレキシブルな接続を有するそのようなネットワークの例を図3に示す。ここで、ハブ内のN個のクライアント装置(client equipment)が、異なるサテライトノードに接続されたN個の他のクライアント装置と通信できるものとする。図3では、N=7である。ネットワークにおいて、全てのWDMトランスミッタ/レシーバ対に対して1つのクライアント装置が存在するべきであるが、簡潔化のためにいくつかのみを示してある。
【0012】
N×Nサイズのクロス接続要素(closs-connect element)、すなわちN個の入力ポートとN個の出力ポートを有するクロス接続要素がクライアントのトランスミッタとWDMトランスミッタとの間、あるいはクライアントのトランスミッタと最終送信トランスポンダTET(transmit end transponder)との間に接続される場合、全てのクライアントトランスミッタはあらゆるWDMトランスミッタに接続可能であり、従って、WDMリングにおける固定された波長ルーティング機能を介して、それぞれのクライアントレシーバが接続されるネットワーク内のいずれのWDMレシーバにも接続される。
【0013】
サテライトノードにおける各トランスミッタからの信号は、WDMリングネットワークを経てハブノードのそれぞれのWDMレシーバあるいはシーブエンド中継器RETへと、波長によりルート付けされる。WDMレシーバもしくはレシーブエンド中継器と、ハブノード内のクライアントレシーバとの間に、N×Nサイズのクロス接続要素が接続されている場合、ハブ内のあらゆるWDMレシーバによって受信される信号はハブノード内のいずれのクライアントレシーバへも送信され得る。これにより、サテライトノード内のあらゆるWDMトランスミッタからの信号を、ハブノード内のあらゆるクライアントレシーバへ到達させることができる。
【0014】
このようにして、ハブ内のクロス接続要素によって、ハブノード内の全てのクライアント装置からサテライトノード内の全てのクライアント装置へのフレキシブルな双方向接続が可能となる。
【0015】
クライアント装置の位置は、ハブノード内である必要はない。そのようなクライアント装置はさらに遠くに配置でき、他のネットワーク例えば光ネットワークを経由して、ハブと通信する信号を持つことができる。
【0016】
クロス接続要素は全てが光学的なものでもよいし、電気的なスイッチコアを含んでいてもよい。
【0017】
ルーセントテクノロジー社(Lucent Technologies)による、欧州特許出願公開第1065820号(特許文献2)(発明者:コロトキー(Korotky)及びヴェゼルカ(Veselka))、には、アド/ドロップ機能を有するネットワーク要素を含み、特別なあるいはハブとして動作するネットワークエレメントが存在しないWDMリングネットワークが開示されている。特に、アド/ドロップ要素は波長チャンネルをドロップしたりアドしたりするためのファイバリングにおいて直接に接続されるブロードバンドカプラを有することができる。
【0018】
国際公開第00/76105号(特許文献3)、出願人:アストラルポイントコミュニケーションズ(Astral Point Communications)、発明者:ハチソン、ミラー(Hutchison、Miller)、においては、例えばリングを形成するべく、光ファイバによって相互接続された複数のノードを有するWDM光通信システムが開示されている。しかし、このシステムにおいては、ハブとして動作する特別なノードがない。ノードにおいて、一つ以上の隣接する波長バンド内の波長をドロップするのにバンドドロップフィルタが用いられる。ここで、各々の波長バンドはチャンネルに割当てられた複数の個別の波長を有している。
【0019】
欧州特許出願公開第1009120号(特許文献4)、出願人:ノーテルネットワークス(Nortel Networks)、発明者:ダナガー(Danagher)、ソルヘイム(Solheim)、ソマニ(Somani)において、リングタイプを形成し得るオプティカルWDMネットワークにおいて使用されるマルチチャンネルオプティカルアド/ドロップマルチプレクサ/デマルチプレクサOADMが開示されている。OADMは、バンドドロップフィルタとして動作するデマルチプレクサを備える。バンドドロップフィルタは、隣接する複数の波長チャンネルをフィルタリングして除去し、残りの波長チャンネルをデマルチプレクサを通過させる。
【特許文献1】
欧州特許出願公開第0905936号明細書
【特許文献2】
欧州特許出願公開第1065820号明細書
【特許文献3】
国際公開第00/76105号パンフレット
【特許文献4】
欧州特許出願公開第1009120号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0020】
[要約]
本発明の目的は、メインノードに接続されたクライアント装置とネットワークのサテライドノードに接続されたクライアント装置のいずれかとの間の接続が要望通りに或いは選択された通りに確立され得る、フレキシブルなWDMリングネットワークを提供することにある。
【0021】
また、本発明の他の目的は、メッシュドネットワーク(meshed network)に組み込まれ得るハブノードを有したフレキシブルなWDMリングネットワークを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0022】
例えばハブタイプのネットワークのような、メインノードを有するWDMリングネットワークにおいて、メインノードに接続されたクライアント装置はサテライトノードに接続されたクライアント装置と通信することができる。ここで、波長チャンネルの数はサテライトノード側のクライアント装置の数と等しく、チューナブル光トランスミッタ或いは通信に用いる波長チャンネルを選択する単一チャンネルバンドパスフィルタによって用いられる波長チャンネルが選択される。
【発明の効果】
【0023】
こうして、そのようなネットワークにおいて、クロス接続要素を用いることなく、WDMネットワークにおけるフレキシブルな接続が達成される。
【0024】
更なる本発明の目的及び利点は、後述の記載において述べられ、その説明から明らかであり、或いは本発明の実施により確認される。本発明の目的や利点は、特に添付の請求の範囲で示される方法、プロセス、期間及び組み合わせの手段によって実現され、取得される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
実施形態
図1に、典型的なWDMリングネットワークの全体的な構成を示す。2つの平行なオプティカルファイバーによるリングパス1a、1bがあり、それぞれ異なる方向へ光信号が進行する。各ファイバリングにおいて、信号を含む光はパス中においてトラフィックと称される。各ファイバリングにおいて、信号は複数の異なる波長バンド或いは波長チャンネルで伝送される。リングパスにおいて、複数のノード3が接続される。それらのノードはアド/ドロップノードとも呼ばれる。これらのノードの各々において、少なくとも1つのリングパスのトラフィックから信号が取り出され或いはドロップされる。そして、少なくとも一つのリングパスにおけるトラフィックへ信号が提供或いはアドされる。図示の場合、ノード間の双方向通信を可能とするために、2つの平行なリングパスが反対方向へトラフィックを伝送し、冗長性或いは保護が得られる。このように、送信側ノードから受信側ノードへの伝送に関して、2つのパスが利用できる。すなわち、これらファイバリングのうちの1番目のファイバリングの部分である第1パスと、第2ファイバリングの部分である第2パスである。第2パスは、第1リングの第1パスに用いられない部分に対応する。通常、第1及び第2パスのうちの一つのみが用いられ、他方は保護のために用いられる。すなわち、第1パスが故障した場合にのみ用いられる。
【0026】
WDMネットワークにおけるノードの一つはメインノードとすることができ、これを以下ではハブノードと称する。そして、他のノードは互いに直接に通信をすることはなく、ハブノードとのみ通信をする。こうして、ハブノードにおいては、ネットワークにおけるフレキシブルな接続に用いられる全ての波長バンドの信号がドロップされたりアドされたりする。この様子は、図2において、平行なリングパスの一方について図示されている。ハブノード3hにおいて、オプティカルマルチプレクサ5とオプティカルデマルチプレクサ7が各ファイバリングにおいて接続される。デマルチプレクサはマルチプレクサの下流に接続されている。ファイバリングはデマルチプレクサとマルチプレクサの間で切断可能である。なぜなら、ネットワーク内の信号が単にハブされるように提供されたハブノードにおいて、これを通過する間には信号を運ぶための有用なトラフィックは存在しないからである。所望のネットワークがメッシュドトラフィックパターンを用いたような、より大規模なネットワークの一部である場合、デマルチプレクサ7とマルチプレクサ5の間のファイバを切断することはできない。マルチプレクサにおいて、ファイバリングのためのトラフィックが注入され、デマルチプレクサにおいてファイバの全てのトラフィックがドロップされる。スモールノード或いはサテライトノードと呼ばれる他のノード3A、3B、…の各々が、2つの平行なファイバリングを用いる2つの識別可能なパスを介してハブと通信することができるため、さらに冗長性が存在する。図2では、それらのうちの一方が示されている。
【0027】
ノードにおいて、光放出素子或いは光トランスミッタ9、通常は半導体レーザが、トラフィックへアドされるべき或いは夫々のファイバパスへ注入されるための光信号を生成するために用いられる。光トランスミッタはWDMトランスミッタであり、各々個別の波長チャンネルで送信する。ハブ内のトランスミッタ9は全てマルチプレクサ5に接続される。マルチプレクサ5はリングファイバにイニシャルトラフィックを形成するコンポジット光信号を提供するためにトランスミッタから受信した信号を加える。サテライトノードにおいて、ドロップフィルタ11、13は、それぞれ、特定の波長チャンネルの信号或いは複数の隣接する波長チャンネルの全信号をドロップするのに用いられる。前者のタイプのドロップフィルタ11は単チャンネルドロップフィルタとも呼ばれる。また、後者のタイプのドロップフィルタ13は、バンドドロップフィルタとも呼ばれる。ドロップフィルタ11、13は、例えば、薄膜干渉フィルタ或いは光循環器と結合したファイバ−ブラッグ−グレイティング(fiber-Bragg-grating)とすることができる。各ドロップフィルタにおいて、1つ又は複数のチャンネルは、こうして、適切な半導体ダイオードのような光受信素子15によって検出或いは受信されるように偏向され、各受光素子は、特定の周波数チャンネルの光のみを受信する。
【0028】
サテライトノード3A,3B…からハブノード3hへの信号は、サテライトノードの発光素子9から発生し、光アド素子17、19を通してリングパス内のトラフィックに加えられる。光アド素子17、19は、アドカプラ、アドフィルタとも呼ばれ、アドフィルタ17は単一のチャンネルの信号のみをアドし、他方のアドフィルタ19は、数個の隣接する波長チャンネルの信号をアドする。サテライトノードにおいては、通常、同一の波長チャンネルがドロップされたりアドされたりする。ノードにおいてドロップされたりアドされる1つ又は複数のチャンネルの信号は、ノード内のドロップフィルタ及び/またはアドフィルタにより、リングパス内のノードを通過するコンポジット信号に封じ込められる。
【0029】
隣接する波長チャンネルをドロップしたりアドしたりする、図2のノード3Cのようなサテライトノードにおいて、バンドドロップフィルタ13がこれら隣接するすべてのチャンネルの信号を含むコンポジット信号を生成するのに用いられる。このコンポジット信号は、デマルチプレクサ21に伝送される。デマルチプレクサ21は受信したコンポジット信号を波長チャンネルの各々に分離し、それらの信号を受光部15に提供する。このノードにおいて、発光素子9からの信号は、隣接する波長チャンネルの信号を含むコンポジット信号を提供するために、マルチプレクサ23に接続される。それら波長チャンネルはバンドアドフィルタ19においてリングパス内のトラフィックにアドされる。
【0030】
最後に、ハブノードのデマルチプレクサ7において、識別された波長チャンネルの光を受光素子或いは受光器15に提供するために、入ってくるトラフィックがすべての周波数チャンネルへ分離される。
【0031】
図3において、ルーティングが可能な光WDMハブネットワークが示される。ここで、光接続は固定されている。すなわち、波長選択素子によって用いられる波長は物理的な設置状態によって規定される。ハブ3hに接続されたクライアント装置25は、異なるサテライトノード3A,3B…に接続されたクライアント装置と通信する。ハブノードに接続された各クライアント装置は、サテライトノードに接続されたクライアント装置のうちの一つとのみ通信する。クロス接続素子27、29はハブノードにおいて、クライアント装置と投光素子9及び受光素子15の間にそれぞれ接続される。一方のクロス接続素子27はハブノードからリングパスへの伝送に用いられ、他方はハブノードにおける受信に用いられる。また、発光素子9は、それらが入出力に光信号を用いる場合、トランスミットエンドトランスポンダTET(transmit end transponder)とも呼ばれる。光受信機15は、同様に、それらが入出力に光信号を用いる場合、レシーブエンドトランスポンダRET(receive end transponder)とも呼ばれる。クロス接続素子27,29は基本的には同数の入出力ポートを有するスイッチであり、制御信号による指示に従って、いずれかの入力ポートといずれかの出力ポートを接続する。
【0032】
しかしながら、光WDMリングネットワークにおけるフレキシブルな接続は、図3に示されるようなクロス接続素子を用いることなく達成できる。
【0033】
図4aには、そのようなフレキシブルなWDMネットワークの部分が示されている。図4aでは、反時計方向にトラフィックを搬送するファイバリング及びそれに関連するコンポーネントのみが示されている。上述したように、通常、時計方向にトラフィックを運ぶもう一つのファイバリングが設けられる。また、図4aには、フレキシブルな接続を可能にする要素のみが示される。図2及び図3に示されるような固定された光接続は、あらゆるノードペアの間のフレキシブルな接続には用いられない波長チャンネルにおいて用いることができる。
【0034】
フレキシブルなWDM接続の第1実施形態におけるキー要素は、ハブノードに接続された波長チューニングが可能な(チュ−ナブル)トランスミッタレーザ31、ハブノード内のバンドアドフィルタ33及びハブノード内のバンドドロップフィルタ35である。トランスミッタレーザ31の例としては、ADC/AltitunのDBRレーザ製品NYW−35が挙げられる。サテライトノードの設計は、固定の光接続のみを有する、図2、図3のネットワークについて説明したものに似ている。
【0035】
チューナブルトランスミッタレーザ31は、番号1,2,3の3つの隣接した波長周波数のいずれか一つにおいて信号を送出できる。選択された波長チャンネルに関わりなく、信号はバンドアドフィルタ33によってリングファイバに低損失で提供される。選択されたチャンネルの信号は、同じ波長チャンネルのドロップフィルタ11に到達したときにドロップされ、他のすべてのドロップフィルタ或いはアドフィルタを低損失で通過する。図において、チャンネル番号1が選択されている場合はノード3Aのレシーバ15に到達し、チャンネル番号2が選択されている場合はノード3Bのレシーバ15に到達し、ャンネル番号3が選択されている場合はノード3Cのレシーバ15に到達するものとする。このようにして、ハブノード内のチューナブルレーザ31に接続されている、図4aには不図示のクライアント装置は、これら目的とする装置のいずれにも到達できる。
【0036】
例えば、ノード3B内のレシーバ15が信号を受信した場合、そのWDMトランスミッタ9をオンにし、そのノードからの返信の如き信号が、引き続きチャンネル番号2に送信される。この種のフレキシブルな接続に用いられるサテライトノード内の他のトランスミッタは、それらの対応する或いは関連するレシーバが入力信号を持たないので、オフ状態にあり、アクティブではない。こうして、チャンネル番号2はハブノード内のバンドドロップフィルタ35においてドロップされ、それに接続されたWDMレシーバ15或いはRETに到達する。このようにして、チューナブルレーザ31に固定的に接続されたクライアント装置、及びハブ内のバンドドロップフィルタ35に接続されたWDMレシーバは、チューナブルレーザの波長によってアドレスされたサテライトノードから自動的に応答信号を受信する。こうして、クロス接続は不要となる。バンドアドフィルタ33及びバンドドロップフィルタ35のバンド幅を変化させることにより、そしてこれに対応するようにレーザ31のチューニング範囲を変更することにより、可能なチャンネルの数は変更できる。
【0037】
図4aのネットワークは以下で示す他のネットワークのように、メッシュ接続を有する大規模ネットワークに組み込まれても、有利に利用することができる。そのような複数のハブネットワークは同時にメッシュドネットワークの一部となりうる。そのような大規模ネットワークにおいて、ファイバパスは、図4bのネットワークによって示されるように、ハブノードを介して途切れずに継続しており、真のリングパスを形成する。そこで、ハブノード3hもノード3A、3Bとそれぞれチャンネル番号4,5で通信し、ノード3Aはノード3Cとチャンネル番号6で通信し、ノード3Bはノード3Cとチャンネル番号7で通信する。
【0038】
また、図4cのネットワークにおいて、3つのノードA,B及びCが単一のリングパス1bで接続される。すべてのノードA,B及びC、3A,3B及び3Cは、ここで、図4aに示されるような種類のネットワークのハブノードである。結合されたネットワークは、こうしてメッシュドネットワークを形成する。ハブノードとしてノード3Aを有するネットワークに対して、ハブノードはチューニング可能なWDMトランスミッタ31からチャンネル番号1或いは2で送信する。トランスミッタ31からの信号は閉じたファイバパス内のトラフィックにバンドアドフィルタ33によってアドされ、信号のチャンネル番号が1の場合、レシーバ15に接続されたドロップフィルタ11によってノード3Bにおいて受信される。信号がチャンネル番号2で搬送された場合は、ドロップフィルタ11に接続されたレシーバ15によってノード3Cで受信される。反対方向の信号、例えば、ノード3Bからハブノードへの信号は、チャンネル番号1にてトランスミッタ9から伝送され、アドフィルタ17によってリングパス1bのトラフィックにアドされ、チャンネル番号1及び2をドロップするバンドドロップフィルタ35に接続されたレシーバ15によってハブノード3Aにおいて受信される。ハブノードとしてノード3Bを有するネットワークに関して、ハブノードとノード3Aとの間のトラフィックはチャンネル番号4で搬送され、ハブノードとノード3Bの間のトラフィックはチャンネル番号3で搬送される。ノード3Cをハブノードとして有するネットワークに関して、ハブノードとノード3Aの間のトラフィックはチャンネル番号5で搬送され、ハブノードとノード3Bの間のトラフィックはチャンネル番号6で搬送される。
【0039】
フレキシブルなWDMネットワークの第2実施形態によれば、図5に示されるように、ハブノード内の波長チューニングが可能なレーザは、図2や図3に示されるネットワークと同様な固定波長での出力をするレーザで置き換えられている。また、最後のサテライトノードを除くサテライトノードの固定ドロップフィルタは、遠隔操作が可能な、「ドロップ/非ドロップ」フィルタ37に置き換えられている。「ドロップ/非ドロップ」フィルタ37の機能は、それがドロップ位置或いはドロップ状態にあるときは通常のドロップフィルタと同一である。すなわち、1つの波長をドロップし、当該波長をリングファイバに沿って継続させず、他のすべての波長はそのフィルタを低い光損失で通過させる。非ドロップの位置にある場合、あらゆる波長チャンネルはドロップされず、すべての波長がフィルタを低い光損失で通過する。そのようなドロップ/非ドロップフィルタは、例えば、Corning Inc.製のPure Path WMSシリーズであり、可動の誘電性多重干渉フィルタ(movable dielectric multiple interference filter)を備える。これはフィルタの一方が標準のバンドパスフィルタであり、他方が非選択ミラーである。
【0040】
図からわかるように、ハブノード内のトランスミッタ9からの信号は、常にチャンネル番号1の波長で出力される。こうして、チャンネル番号1はハブノードからの送信のための固定チャンネルとなり、固定アドフィルタ或いはあらゆるタイプの結合器(combiner)或いはマルチプレクサによってリングファイバ内のトラフィックへアドされ、サテライトノード3A内の「ドロップ・非ドロップ」フィルタ35に到達するまでリングファイタ内を進行する。このフィルタがドロップ位置にある場合、信号はこのノードのWDMレシーバ15に到達する。そして、ノードに接続された不図示のクライアントノードへ送られる。ノード3Aの「ドロップ/非ドロップ」フィルタ37が「非」の位置にあれば、チャンネル番号1及び他のすべての波長がそのノードを通過し、次のサテライトノードへと進む。次のサテライトノードでも同様の選択がなされる。すべての中間の「ドロップ/非ドロップ」フィルタが「非」の位置にある場合、ハブからの信号は最終ノード内の固定ドロップフィルタに到達し、そこでドロップされる。最終のサテライトに固定フィルタを提供するのは、1)コストの削減、b)最終ノードにおいてトランスミッタによって再びチャンネル番号1を用いることができるので波長チャンネルの節約になるといった理由からである。このようにして、ハブ内のトランスミッタ9から送信された信号は、ノード3A,3B内の「ドロップ/非ドロップ」フィルタ37の選択された状態により、ノード3A,3B,3Cのいずれかに到達することができる。
【0041】
サテライトノードがチャンネル番号1で信号を受信した場合は、そのサテライトノードに関連づけられた固定波長のトランスミッタレーザ9がオンされる。チャンネル番号1はリングファイバ内の同じ方向における信号の伝送に再利用することはできない。チャンネル番号1に対するアドフィルタが、ハブから下流に接続された別のサテライトノードへのチャンネル番号1を阻止するからである。こうして、チャンネル番号1は、このチャンネルがブロックされていることを確かめるまで再利用することはできない。これは、最終のサテライトノードのみがその波長をハブノードへの伝送のために利用できることを意味する。こうして最終ノードは、常にチャンネル番号1をブロックし、図中の2番目の最終ノード3Bは他の波長、例えばチャンネル番号2をハブノードへの応答の送信に用いなければならない。このことは、ノード3B内のトランスミッタ9及びアドフィルタ17は、それぞれチャンネル番号2のみにおいて信号を送信及びアドすることを意味する。さて、チャンネル番号1,2は、これらのチャンネルにおけるすべての信号を、ノード3Bの上流のサテライトノードによって利用されることを阻止する。こうして、ノード3Aは別の波長、例えば波長チャンネル番号3を伝送のために使用しなければならない。好都合なことに、サテライトノードのトランスミッタ9は隣接するチャンネルで送信するので、その後、これらすべてのチャンネルは、図4aのネットワークのように、単一のバンドドロップフィルタ35を用いてハブノードにドロップすることができる。1回につき、サテライトノード内のトランスミッタ9のうちの一つのみがスイッチオンされ、或いは動作するので、ハブノード内には一つのバンドドロップフィルタ及び一つのWDMレシーバ15のみがあればよい。
【0042】
こうして、ハブノード3hとサテライトノード3A,3Bの各々との間のフレキシブルな接続が、図5におけるネットワークにおいて実現され得る。
【0043】
また、最終のサテライトノード、すなわちリングパスにおいて最も下流に接続されているサテライトにおいても、図5の実施形態ではノード3Cであるが、固定ドロップフィルタの代わりに、「ドロップ/非ドロップ」フィルタを有することができる。その場合、そのノード(C)のトランスミッタの波長は、ハブノードからの伝送において「ドロップ/非ドロップ」に用いられる波長と同じであってはならない。そして、ハブ内のバンドドロップフィルタ35は、従って、最終サテライトノードからの伝送に用いられるチャンネルをもドロップするように変更されなければならない。
【0044】
或いは、「ドロップ/非ドロップ」フィルタは1つの波長チャンネルよりも大きな範囲をカバーする、広い波長範囲を有することができる。このような「ドロップ/非ドロップ」フィルタには、ノード内の受信側において、図2及び図3において図示したノード3Cのようなデマルチプレクサが接続されなければならない。
【0045】
フレキシブルな光WDMリングネットワークの第3実施形態によれば、図5に示されたネットワークで用いられる「ドロップ/非ドロップ」フィルタは、図6に示されるように光カプラ及び単一チャンネルのバンドパスフィルタによって置き換えられている。
【0046】
用いられる光カプラ39は波長選択可能ではない。典型的なファイバカプラにおいて、全体の光パワーの一部が分岐される。すなわち、全信号の一部ずつが、それぞれのサテライトノードのレシーバ15へ向かって偏向され、カプラに入る全光出力の他の部分はリングファイバに沿って継続する、すなわち、信号の他の部分はカプラを通過してリングファイバに沿って継続する。さらに、単一チャンネルのバンドパスフィルタ41はカプラ39とサテライトノードのWDMレシーバ15の間に接続され、唯一のチャンネルの信号がそのレシーバを通過することを許可し、他のすべての波長は阻止される。図6に示される例では、チャンネル番号1のみがカプラ39とサテライトノードのアドフィルタ17を、低い光損失で通過する。こうして、チャンネル番号1の信号はすべてのサテライトノードで同時に受信される。すなわち、チャンネル番号1の信号はリング内にブロードキャストされる。サテライトノードからハブノードへの通信は、図5に示されるものと同じである。換言すれば、サテライトノード3A,3B…のいずれも、ハブノードからの信号を受信するために選択することができるが、一度には一つのノードのみがハブノードへ応答したり送信したりでき、特にハブノード内の単一のレシーバ15を観察できる。
【0047】
最終のサテライトノード(3C)において、チャンネル番号1の信号は、ファイバカプラと他のサテライトノードと同様の単一チャンネルバンドパスフィルタとの組み合わせにより、或いは、図2,3のネットワークにおけるノード3A,3Bにおいて用いられたタイプの固定波長選択可能なドロップフィルタ11により、受信され得る。図6に示されるネットワークにおいては、固定波長ドロップフィルタが利用されている様子が示されている。
【0048】
また、図6に示されるフレキシブルなネットワークにおいて用いられる単一チャンネルバンドパスフィルタ41がチューナブルであった場合、ハブノードから送信されたいくつかの波長チャンネル信号のいずれもがサテライトノードにおいて選択的に受信され得る。
【0049】
図4〜6を参照して説明したフレキシブルなWDMネットワークの3つの実施形態のすべて(及び、図7〜8に関連して説明される更なる実施形態)において共通の特徴は、1波長チャンネル以上をカバーするバンドドロップフィルタが、そのバンドドロップフィルタの波長範囲内のサテライトノードのいずれか一つからの信号を受信するために、ハブノードにおいて用いられることである。また、このバンドドロップフィルタからの信号を受信するために、唯一のWDMレシーバがハブノードにおいて接続される。これらのネットワーク構造において、一度には、複数のサテライトノードのうちの一つのみが、ハブノードと直接に通信することができる。しかしながら、以下に説明するようにいくらかの改造を加えれば、ハブノードが同時に複数のサテライトノードのトランスミッタやレシーバと、フレキシブルな様式で、同時に通信できるようになる。
【0050】
図7において、図4aと同じタイプのネットワークが示されている。ただし、ハブノードに、2つのチューナブルトランスミッタ31と2つのレシーバ15が設けられている点が異なる。
【0051】
2つのチューナブルトランスミッタ31の出力は、波長選択性の無い通常の光カプラ43において結合される。この方法において、2つのトランスミッタによって用いられる波長は、“クロス”することができる。すなわち、2つのトランスミッタの一方が、あるときは例えばチャンネル番号2で送信することができ、あるときは他方のトランスミッタがこの波長で送信することができる。ハブノード内のチューナブルトランスミッタの一つに接続された、図6には不図示のクライアント装置は、このようにしてサテライトノード内のどのクライアントにも到達できる。ハブノード内の2つのチューナブルレーザ31を用いて、図4aのネットワークと比較して、また、基本的には図2に示されたものと比較して、サテライトノードに装置を追加したり変更したりすること無く、2つの異なるサテライトノードへ同時に信号を到達させることができる。
【0052】
2つのサテライトノードにおけるWDMトランスミッタからの同時の応答信号はハブノード内のバンドドロップフィルタでドロップされる。光カプラ45は、ドロップされた信号を分離し、2つの出力ファイバに継続する。出力ファイバの各々において、単一チャンネルバンドパスフィルタ47が接続され、2つの波長の一つの信号を選択し、それらをファイバの終わりに接続されているWDMレシーバ15へ継続させる。単一チャンネルのバンドパスフィルタ47はチューナブルであり、いずれも選択できる。しかし、1回にはバンドドロップフィルタ35のドロップ範囲内の波長チャンネルのうちの1つのみしか選択できない。チューナブルバンドドロップフィルタの例は、例えば、走査型のファブリー・ペロエタロン(scanning Fabry-Perot etaln)或いは光循環器付に結合されたチューナブルファイバ格子(tunable fiber grating)である。
【0053】
いくつかの同時のフレキシブルな接続を得る他の方法が、図8に示されるネットワークによって示される。
【0054】
このネットワークは図6に示されるネットワークと似ている。ただし、ハブノードには2つのレシーバ15が接続され、図7の実施形態のように、カプラ45はバンドドロップフィルタ35の出力に接続され、チューナブルな単一チャンネルのバンドパスフィルタ47がカプラの出力とそれぞれのレシーバ15の間に接続される。このようにして、ハブノードの2つのレシーバ15は、バンドドロップフィルタ35によってドロップされたチャンネルのいずれの波長チャンネルをも受信することができる。
【0055】
サテライトノード内の単一チャンネルのバンドパスフィルタ41は、チューナブルであり、リングファイバ上に存在する波長チャンネルのいずれか一つを選択する。最後のサテライトノード(3C)は、光出力をセーブし、選択可能なチャンネルがリングファイバに沿ってさらに進行することを阻止するために、固定のバンドドロップフィルタ11を有する。これは、このサテライトノード内のトランスミッタが、阻止された波長チャンネルを再度使用することを可能にする。
【0056】
図7及び図8のネットワークにおけるハブノード内の、チューナブルで、単一チャンネルのバンドパスフィルタ47とそれに接続されるファイバカプラ45は、リングファイバに直接的に接続されたチューナブルドロップフィルタ(不図示)で置き換えることが可能である。図6及び図8に示されるネットワークにおけるサテライトノード内のファイバカプラ及びチューナブルな単一チャンネルのバンドパスフィルタも、リングファイバパスに接続されたチューナブルで単一チャンネルのドロップフィルタ(不図示)に置き換えることができる。
【0057】
上述したすべての例において、フレキシブルな接続に使用されていないあらゆる波長チャンネルが他のフレキシブルな接続に、或いは標準の固定のWDM接続に使用できる。
【0058】
これまで説明してきたすべてのネットワークは、ハブ式のトラフィックパターンを有していた。明らかに、上述したフレキシブルなネットワークに用いられる通信様式は、メッシュ型の接続を有する大規模なネットワークの一部として利用することができる。これは、リングファイバパスがハブノードを通して中断せずに連続することを要求する。
【0059】
上記のすべてのケースにおいて、WDMトランスミッタレーザ9は、クライアント装置自身に組み込まれたWDMトランスミッタでもよいし、或いは、クライアント装置から光により入力信号を受信する送信端WDMトランスポンダの一部でもよい。
【0060】
上記のすべてのケースにおいて、WDMレシーバは、クライアント装置自身に組み込まれたレシーバでもよいし、WDMネットワークから光信号を受信しそれを光学的にクライアント装置へ送る受信端WDMトランスポンダの一部であってもよい。
【0061】
上記のすべてのケースにおいて、バンドドロップ及びアドフィルタの波長幅、レーザのチューニング範囲は、そのノード内のそれぞれのケースに適切な数のクライアント装置に達するように調節され得る。
【0062】
以上、本発明の特定の実施形態を示し、説明したが、当業者は多くの追加的な利点、改良及び変更に想到するであろう。従って、その広い観点において、本発明は、特定の詳細、代表的なデバイス及びここで示され記述されている図解された例に限定されるものではない。従って、添付の特許請求の範囲及びそれらの等価によって定義された、総合的な発明のコンセプトの精神或いは範疇から逸脱することなく、種々の改良がなされうる。従って、添付の特許請求の範囲は、本発明の真実の精神及び範疇にあるそのような改良や変更のすべてをカバーすることを意図していることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0063】
本発明の新規な特徴が添付の特許請求の範囲において詳しく述べられるが、機構と内容の両方に関しての本発明の完全な理解と、それについての上述の及び他の特徴の理解は、そして、本発明のよりよい理解は、添付の図面を参照して、以下に提示される限定されない実施形態の詳細な説明を考慮することにより得られるであろう。
【図1】図1はプロテクションを有する、光WDMリングネットワーク全体を示す図である。
【図2】図2はハブ型の光WDMリングネットワークにおけるリングパスの一つを示す図である。
【図3】図3は、クロス接続要素を介してハブノードに接続されたクライアント装置をも示した図2に類似の図である。
【図4a】図4aは、ハブノードに接続されたクライアント装置とサテライトノードに接続されたクライアント装置との間のフレキシブルな接続を可能にするためにチューナブルトランスミッタが配された、ハブ型の光WDMネットワークのリングパスの一つの概要を示す図である。
【図4b】図4bは、図4aに類似の概要であり、ハブ形のネットワークがメッシュ方のネットワークの一部となっている構成を示す図である。
【図4c】図4cは、図4aに類似の概要であって、メッシュ型のネットワークを構成する3つのハブ型ネットワークがを備える構成を示す図である。
【図5】図5は、図4aに類似の概要であり、チューナブルトランスミッタの代わりに“ドロップ/非ドロップ”フィルタを設けた構成を示す図である。
【図6】図6は、図4aに類似の構成であり、チューナブルな、単一チャンネルのバンドパスフィルタがチューナブルトランスミッタの代わりに設けられた構成を示す図である。
【図7】図7は、図4aに類似の構成であり、2つのクライアント装置がハブノードに接続された構成を示す図である。
【図8】図8は、図7に類似の構成であり、チューナブルな、単一チャンネルのバンドパスフィルタが設けられ、チューナブルトランスミッタが設けられない構成を示す図である。
Claims (13)
- フレキシブルな接続のための光WDMネットワークであって、
少なくとも一つのファイバリングパスと、
前記リングパスに接続されたメインノードと、
前記リングパスに接続されたサテライトノードと、ここで該サテライトノードは、識別可能な波長チャンネルで情報を運ぶ光信号を前記メインノードのみから受信し、識別可能な波長チャンネルで情報を運ぶ信号を該メインノードのみへ送信するように構成され、
前記メインノード及び前記複数のサテライトノードに接続されたクライアント装置とを備え、
前記光WDMネットワークが、
前記サテライトノードにおけるWDMトランスミッタと、該WDMトランスミッタの各々は複数の波長チャンネルのうちの一つを固定的に用いて、情報を運ぶ光信号を前記ファイバリングパスに送出し、
前記複数の波長チャンネルより選択された、前記サテライトノードの前記WDMトランスミッタによって利用される波長チャンネルをドロップするために選択されたドロップ範囲を有する、前記メインノード内の唯一のバンドドロップフィルタとを備え、前記ネットワークにおいて情報を運ぶために、前記バンドドロップフィルタのドロップ範囲外の波長チャンネルの光信号の利用を可能とする(図4a−8)ことを特徴とする光WDMネットワーク。 - 前記メインノードにおいて、前記バンドドロップフィルタから信号を受信するために、一つのWDMレシーバが接続される(図4a−6)ことを特徴とする請求項1に記載の光WDMネットワーク。
- 前記複数のサテライトノードに含まれるサテライトノード内のクライアント装置の数と同数の識別可能な波長チャンネルを用いて、前記メインノードのクライアント装置が複数のサテライトノードのいずれかに接続されたクライアント装置と通信可能とするべく接続されたチューナブル光トランスミッタが該メインノード内に設けられ、該チューナブル光トランスミッタは、該メインノード内のクライアント装置から前記複数のサテライトノードのうちの一つのサテライトノード内のクライアント装置への通信に用いられるチャンネルの番号を選択するべく制御される(図4a)ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光WDMネットワーク。
- 前記複数の波長チャンネルに含まれる波長チャンネルは隣接している(図4a)ことを特徴とする請求項3に記載の光WDMネットワーク。
- 前記メインノードに接続されるクライアント装置は、前記クライアント装置からの送信のために、チューナブルトランスミッタを介して接続されている(図4a)ことを特徴とする請求項3に記載の光WDMネットワーク。
- 前記メインノードのクライアント装置が、複数のサテライトノードのいずれかに接続されたクライアント装置へ、一つの波長チャンネルで光信号を送信することを可能にするために、前記サテライトノードに単一チャンネルの光バンドパスフィルタが接続され、全ての単一チャンネルのバンドパスフィルタが前記一つの波長チャンネルをフィルタ出力する(図6)ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光WDMネットワーク。
- 前記ノードは、前記波長チャンネルの光信号を送信及び受信するための送信部及び受信部を備え、更にドロップ要素とアド要素を備え、該ドロップ要素は前記リングパスに沿って進む光信号から前記波長バンドにおける光信号をドロップしてそれを該受信部へ送り、該アド要素は、該リングパスに沿って進む信号に前記波長バンドで光信号をアドすることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の光WDMネットワーク。
- 複数の前記サテライトノードにおいて接続されているクライアント装置は、前記メインノードに接続されたクライアント装置から受信するために、前記複数のサテライトノードは、それらのうちの最終のサテライトノードを除いて、チューナブルバンドパスフィルタを介して接続される(図6の改良)ことを特徴とする請求項2に記載の光WDMネットワーク。
- 前記メインノードのクライアント装置が固定波長チャンネルを用いて複数の前記サテライトノードのいずれかに接続されたクライアント装置へ送信可能とするべく「ドロップ/非ドロップ」タイプの光ドロップフィルタが接続され、この「ドロップ/非ドロップ」フィルタは、前記複数のサテライトノードの一つに接続された、前記送信を受信するべきクライアント装置を選択するべく制御され、前記複数のサテライトノードによって接続されるクライアント装置の数と同数の異なる波長チャンネルが前記複数のサテライトノードにおけるクライアント装置から前記メインノードへの送信に使用される(図5)ことを特徴とする請求項1に記載の光WDMネットワーク。
- 前記「ドロップ/非ドロップ」フィルタは前記複数のサテライトノードにおいてリングパスに接続されることを特徴とする請求項9に記載の光WDMネットワーク。
- 複数のクライアント装置が前記メインノードに接続され、該複数のクライアント装置の各々は、前記クライアント装置からの送信のために、個別のチューナブルトランスミッタを介して接続され、該チューナブルトランスミッタの出力は光結合器に接続される(図7)ことを特徴とする請求項1に記載の光WDMネットワーク。
- 複数のクライアント装置が前記メインノードに接続され、該複数のクライアント装置の各々は、前記複数のサテライトノードに接続されたクライアント装置からの受信のために、個別のチューナブルバンドパスフィルタを介して接続され、該チューナブルフィルタの入力は光スプリッタに接続される(図7、8)ことを特徴とする請求項1に記載の光WDMネットワーク。
- 複数のノードを有し、それらノード間において実質的にメッシュドトラフィックパターンで信号が通信され、請求項1乃至12のいずれかに記載の光WDMネットワークを含むことを特徴とするメッシュドWDMネットワーク。
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