JP2004527704A - 本体およびナットを含む管継手 - Google Patents
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- F16L19/00—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
- F16L19/06—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts in which radial clamping is obtained by wedging action on non-deformed pipe ends
- F16L19/065—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts in which radial clamping is obtained by wedging action on non-deformed pipe ends the wedging action being effected by means of a ring
- F16L19/0656—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts in which radial clamping is obtained by wedging action on non-deformed pipe ends the wedging action being effected by means of a ring integral with one of the connecting parts
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Abstract
本発明による管継手は、本体(1.1)およびナット(2)を備える管継手である。前記本体(1.1)は少なくとも1つのスリーブを有し、前記スリーブは、パイプ端部(7)を密接な様態で受け入れるようにされ、雄ネジ切部(14)および差込み部(11)を有し、前記差込み部(11)は、部分的にテーパー付けされた外側前方部(12)をその先端部において有し、前記ナット(2)は前記スリーブ上の雄ネジ切部(14)と整合する雌ネジ切部と、前記雌ネジ切部の遠端部にある内部テーパー(10)とを有し、前記前方部、テーパーおよび雌ネジ切部の構成は、前記スリーブおよび前記ナットがねじ締結されると、前記差込み部(11)の前方部は前記ナットの内部テーパー(10)と接触して内側方向に撓み、これにより前記スリーブ内のパイプ端部(7)を把握および密封するような構成になっている。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、パイプを相互接続させる際およびパイプを他の取り付け用構成部品に接続させる際に用いられる管継手に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の管継手は、パイプを相互接続させる際およびパイプを他の取り付け用構成部品に接続させる際に用いられる。最も簡単な形態の管継手の場合、管継手が含む本体には外部ねじ込み式ソケットが付いており、この外部ねじ込み式ソケットには、パイプ端部がエンドストップに突き当たるまでパイプ端部が挿入される。パイプ端部がソケットに挿入される前、パイプ端部は内部ねじ込み式ナットおよびフェルールに通される。フェルールは、その形状から配管業界において「オリーブ」と呼ばれることが多い。フェルールはパイプを包囲し、ソケット端部と接触する。ナットがソケットにねじ込まれ締結されると、オリーブはパイプに当たって砕け、これにより、シールと、パイプを把握してパイプがソケットから抜けるのを防ぐ手段とが形成される。この本体には、用途に応じてソケットを1つ、2つ、または3つ以上設けることができる。本体の例としては、ティー、ベンド、カップリングおよびクロスがある。
【0003】
図面中、図1は、従来の管継手を用いて、パイプを相互接続させ、他の取り付け用構成部品に接続させる様態を示す。
【0004】
図1は、水が流れて漏れる経路が3つあり得ることを示している。
【0005】
矢印4は、パイプとオリーブとの間で水が流れ得ることを示す。矢印5は、水がまず本体とオリーブとの間で流れ、その後オリーブとナットとの間で流れ得ることを示す。矢印6は、水がナットと本体との間で流れ得ることを示す。
【0006】
図面中、図2を参照して、本発明者による早期の発明による継手が示されている。これは、この発明の場合、水が流れ得る経路は2つあることを示している。通常水漏れは無いが、いくつかの場合に漏れが発生し得る可能性がある。漏れがある場合、矢印9にて示すように水は本体とナットとの間を流れるか、または、矢印8にて示すようにパイプとナットとの間を流れ得る。
【0007】
この早期の発明の場合、従来技術に対して特に以下のような利点が得られる。
【0008】
l.水漏れの可能性がある経路の数が3つから2つに低減された点。
【0009】
2.同様の継手を製造するのに必要な材料の量を大幅に低減できた点。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、上記の利点をさらに改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明による管継手は、本体およびナットを備える管継手であって、前記本体は少なくとも1つのスリーブを有し、前記スリーブは、パイプ端部を密接な様態で受け入れるようにされ、雄ネジ切部および差込み部を有し、前記差込み部は、部分的にテーパー付けされた外側前方部を自身の先端部において有し、前記ナットは前記スリーブ上の雄ネジ切部と整合する雌ネジ切部と、前記雌ネジ切部の遠端部にある内部テーパーとを有し、前記前方部、テーパーおよび雌ネジ切部の構成は、前記スリーブおよび前記ナットがねじ締結されると、前記差込み部の前方部は前記ナットの内部テーパーと接触して内側方向に撓み、これにより前記スリーブ内のパイプ端部を把握および密封するような構成になっている。
【0012】
さらに、本発明によると、前記差込み部の前方部は、前記差込み部の前方部表面が前記スリーブの内側壁に対して90°となるように切頭テーパーを有する。
【0013】
さらに、本発明によると、前記差込み部の前方部上の外側テーパーの角度は、50°と80°との間であり、前記ナット上の内部テーパーの角度は、前記外側テーパーの角度よりも少なくとも10°少なくかつ50°〜30°の範囲である。
【0014】
さらに、本発明によると、前記差込み部の前方部上の外側テーパーの角度は、90°の前方部に対して70°で伸び、前記ナット上の内部テーパーは45°である。
【0015】
さらに、本発明によると、前記外側テーパーの角度および前記内部テーパーの角度は同じである。
【0016】
さらに、本発明によると、前記差込み部の前方部は曲線状の形状である。
【0017】
さらに、本発明によると、本体はカップリングである。
【0018】
さらに、本発明によると、本体はティーである。
【0019】
さらに、本発明によると、本体はベンドである。
【0020】
さらに、本発明によると、本体はクロスである。
【0021】
さらに、本発明によると、本体は止めである。
【0022】
さらに、本発明は、パイプを接合する方法を含む。この方法において、本発明による管継手にパイプを挿入し、前記スリーブおよびナットを共にねじ締結する。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、漏れが発生した場合、水の流れる方向は一方向しかない。その方向とは、パイプに沿ってパイプ/本体間を通過し、パイプ上の凹部およびナットを通過する経路である。
【0024】
この特徴は、上述の早期発明と比べて大幅な改善である。また、本発明による管継手の作製に要する材料量は、従来の継手および上述の早期発明による継手と比較して大幅に少なくてすみ、これもさらなる利点である。
【0025】
本発明による管継手は、国内、産業、商業、農業部門など、無限の用途に用いられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明の一形態は、図3に示すカップリング本体1および図4に示すナット2を含む管継手である。カップリング本体1の両端部には、雄ネジ14および差込み部11が設けられている。差込み部11の詳細を図5に示す。この差込み部には、角度70°のテーパー12と、角度90°の鼻部13とがある。内部止め22が設けられている。この止め22は、取り付け対象パイプの端部と隣接する(図7を参照)。
【0027】
ナット2はスリーブ20を有し、スリーブ20は、カップリング本体1の雄ネジ14と整合する雌ネジ19を有する。雌ネジ19は、ナット2の一開口部から始端し、遠端部近隣のテーパー10に向かって内側に伸びる。テーパー10から他開口端部に向かって円筒部21がある。カップリング本体1の代わりに、図6に示す開口部が3つあるT字型本体1.1やあるいは開口部が4つあるクロス(図示せず)を用いてもよい。各分岐には、雄ネジ14と、テーパー12および扁平鼻部13を有する差込み部11とがある。
【0028】
本発明の作動方法については、図7を参照すると最良に理解できる。
【0029】
パイプ7がナット2中を通過し、止め22に押し付けられる。参照符号17において、T字型本体1.1にはめ込まれる前のナットが示されている。参照符号16において、圧縮状態のナット(すなわち、はめ込みおよび締結後のナット)が示されている。差込み部11がナット2の遠端部に近付くと、そのテーパー12はテーパー10と係合し、内側に撓む。
【0030】
90°の鼻部13は、パイプ7に「噛み」付いてパイプ7を把握する。
【0031】
差込み部11上のテーパー部分12は70°であってもよく、ナット2上のテーパー10は45°であってもよい。この構成により、ナット2締結に必要なトルクレベルが大幅に低減される。ナット2の締結が進むにつれ、テーパー12はナットのテーパー10に対して変形し、このナットテーパーに対して45°の角度をとる。この角度が得られると、密封効果が発生し、ナット2が締結されているためパイプは回転しない。その後パイプを回転させなければならなくなった場合、先ずナット2を緩めた後にパイプを手または適切な用具で回転させる必要がある。鼻部角度は90°となっているため、その四角部分は殆ど瞬時にパイプに噛み付く。このような角度により、パイプが高硬度材料によって削られる事象も避けられる。
【0032】
漏れが発生した場合、水の流れる方向は一方向しかない。その方向とは、矢印15にて示すように、パイプに沿ってパイプ/本体間を通過し、パイプ上の凹部18およびナット2を通過する経路である。
【0033】
差込み部11の形状を本発明から逸脱することなく変更することも可能である。例えば、テーパー12および切頭部13の形状を曲線状にしてもよい(図示せず)。
【0034】
この特徴は、上記早期発明と比べて大幅な改善である。また、本発明による管継手の作製に要する材料量は、従来の継手および上記早期発明による継手と比較して大幅に少なくてすみ、これもさらなる利点である。
【0035】
ナットおよび本体両方によって管継手を構成していることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】従来の管継手の断面図である。
【図2】本発明者による早期の発明の管継手の断面図である。
【図3】本発明によるカップリング本体の断面図である。
【図4】図3に示すカップリングと共に用いられるナットの断面図である。
【図5】図3中において参照符号11にて示す差込み部端部の詳細図である。
【図6】本発明によるT字型本体の断面図である。
【図7】T字型本体およびナットの断面図であり、本発明によるパイプの取り付け方法を示す。
【0001】
本発明は、パイプを相互接続させる際およびパイプを他の取り付け用構成部品に接続させる際に用いられる管継手に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の管継手は、パイプを相互接続させる際およびパイプを他の取り付け用構成部品に接続させる際に用いられる。最も簡単な形態の管継手の場合、管継手が含む本体には外部ねじ込み式ソケットが付いており、この外部ねじ込み式ソケットには、パイプ端部がエンドストップに突き当たるまでパイプ端部が挿入される。パイプ端部がソケットに挿入される前、パイプ端部は内部ねじ込み式ナットおよびフェルールに通される。フェルールは、その形状から配管業界において「オリーブ」と呼ばれることが多い。フェルールはパイプを包囲し、ソケット端部と接触する。ナットがソケットにねじ込まれ締結されると、オリーブはパイプに当たって砕け、これにより、シールと、パイプを把握してパイプがソケットから抜けるのを防ぐ手段とが形成される。この本体には、用途に応じてソケットを1つ、2つ、または3つ以上設けることができる。本体の例としては、ティー、ベンド、カップリングおよびクロスがある。
【0003】
図面中、図1は、従来の管継手を用いて、パイプを相互接続させ、他の取り付け用構成部品に接続させる様態を示す。
【0004】
図1は、水が流れて漏れる経路が3つあり得ることを示している。
【0005】
矢印4は、パイプとオリーブとの間で水が流れ得ることを示す。矢印5は、水がまず本体とオリーブとの間で流れ、その後オリーブとナットとの間で流れ得ることを示す。矢印6は、水がナットと本体との間で流れ得ることを示す。
【0006】
図面中、図2を参照して、本発明者による早期の発明による継手が示されている。これは、この発明の場合、水が流れ得る経路は2つあることを示している。通常水漏れは無いが、いくつかの場合に漏れが発生し得る可能性がある。漏れがある場合、矢印9にて示すように水は本体とナットとの間を流れるか、または、矢印8にて示すようにパイプとナットとの間を流れ得る。
【0007】
この早期の発明の場合、従来技術に対して特に以下のような利点が得られる。
【0008】
l.水漏れの可能性がある経路の数が3つから2つに低減された点。
【0009】
2.同様の継手を製造するのに必要な材料の量を大幅に低減できた点。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、上記の利点をさらに改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明による管継手は、本体およびナットを備える管継手であって、前記本体は少なくとも1つのスリーブを有し、前記スリーブは、パイプ端部を密接な様態で受け入れるようにされ、雄ネジ切部および差込み部を有し、前記差込み部は、部分的にテーパー付けされた外側前方部を自身の先端部において有し、前記ナットは前記スリーブ上の雄ネジ切部と整合する雌ネジ切部と、前記雌ネジ切部の遠端部にある内部テーパーとを有し、前記前方部、テーパーおよび雌ネジ切部の構成は、前記スリーブおよび前記ナットがねじ締結されると、前記差込み部の前方部は前記ナットの内部テーパーと接触して内側方向に撓み、これにより前記スリーブ内のパイプ端部を把握および密封するような構成になっている。
【0012】
さらに、本発明によると、前記差込み部の前方部は、前記差込み部の前方部表面が前記スリーブの内側壁に対して90°となるように切頭テーパーを有する。
【0013】
さらに、本発明によると、前記差込み部の前方部上の外側テーパーの角度は、50°と80°との間であり、前記ナット上の内部テーパーの角度は、前記外側テーパーの角度よりも少なくとも10°少なくかつ50°〜30°の範囲である。
【0014】
さらに、本発明によると、前記差込み部の前方部上の外側テーパーの角度は、90°の前方部に対して70°で伸び、前記ナット上の内部テーパーは45°である。
【0015】
さらに、本発明によると、前記外側テーパーの角度および前記内部テーパーの角度は同じである。
【0016】
さらに、本発明によると、前記差込み部の前方部は曲線状の形状である。
【0017】
さらに、本発明によると、本体はカップリングである。
【0018】
さらに、本発明によると、本体はティーである。
【0019】
さらに、本発明によると、本体はベンドである。
【0020】
さらに、本発明によると、本体はクロスである。
【0021】
さらに、本発明によると、本体は止めである。
【0022】
さらに、本発明は、パイプを接合する方法を含む。この方法において、本発明による管継手にパイプを挿入し、前記スリーブおよびナットを共にねじ締結する。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、漏れが発生した場合、水の流れる方向は一方向しかない。その方向とは、パイプに沿ってパイプ/本体間を通過し、パイプ上の凹部およびナットを通過する経路である。
【0024】
この特徴は、上述の早期発明と比べて大幅な改善である。また、本発明による管継手の作製に要する材料量は、従来の継手および上述の早期発明による継手と比較して大幅に少なくてすみ、これもさらなる利点である。
【0025】
本発明による管継手は、国内、産業、商業、農業部門など、無限の用途に用いられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明の一形態は、図3に示すカップリング本体1および図4に示すナット2を含む管継手である。カップリング本体1の両端部には、雄ネジ14および差込み部11が設けられている。差込み部11の詳細を図5に示す。この差込み部には、角度70°のテーパー12と、角度90°の鼻部13とがある。内部止め22が設けられている。この止め22は、取り付け対象パイプの端部と隣接する(図7を参照)。
【0027】
ナット2はスリーブ20を有し、スリーブ20は、カップリング本体1の雄ネジ14と整合する雌ネジ19を有する。雌ネジ19は、ナット2の一開口部から始端し、遠端部近隣のテーパー10に向かって内側に伸びる。テーパー10から他開口端部に向かって円筒部21がある。カップリング本体1の代わりに、図6に示す開口部が3つあるT字型本体1.1やあるいは開口部が4つあるクロス(図示せず)を用いてもよい。各分岐には、雄ネジ14と、テーパー12および扁平鼻部13を有する差込み部11とがある。
【0028】
本発明の作動方法については、図7を参照すると最良に理解できる。
【0029】
パイプ7がナット2中を通過し、止め22に押し付けられる。参照符号17において、T字型本体1.1にはめ込まれる前のナットが示されている。参照符号16において、圧縮状態のナット(すなわち、はめ込みおよび締結後のナット)が示されている。差込み部11がナット2の遠端部に近付くと、そのテーパー12はテーパー10と係合し、内側に撓む。
【0030】
90°の鼻部13は、パイプ7に「噛み」付いてパイプ7を把握する。
【0031】
差込み部11上のテーパー部分12は70°であってもよく、ナット2上のテーパー10は45°であってもよい。この構成により、ナット2締結に必要なトルクレベルが大幅に低減される。ナット2の締結が進むにつれ、テーパー12はナットのテーパー10に対して変形し、このナットテーパーに対して45°の角度をとる。この角度が得られると、密封効果が発生し、ナット2が締結されているためパイプは回転しない。その後パイプを回転させなければならなくなった場合、先ずナット2を緩めた後にパイプを手または適切な用具で回転させる必要がある。鼻部角度は90°となっているため、その四角部分は殆ど瞬時にパイプに噛み付く。このような角度により、パイプが高硬度材料によって削られる事象も避けられる。
【0032】
漏れが発生した場合、水の流れる方向は一方向しかない。その方向とは、矢印15にて示すように、パイプに沿ってパイプ/本体間を通過し、パイプ上の凹部18およびナット2を通過する経路である。
【0033】
差込み部11の形状を本発明から逸脱することなく変更することも可能である。例えば、テーパー12および切頭部13の形状を曲線状にしてもよい(図示せず)。
【0034】
この特徴は、上記早期発明と比べて大幅な改善である。また、本発明による管継手の作製に要する材料量は、従来の継手および上記早期発明による継手と比較して大幅に少なくてすみ、これもさらなる利点である。
【0035】
ナットおよび本体両方によって管継手を構成していることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】従来の管継手の断面図である。
【図2】本発明者による早期の発明の管継手の断面図である。
【図3】本発明によるカップリング本体の断面図である。
【図4】図3に示すカップリングと共に用いられるナットの断面図である。
【図5】図3中において参照符号11にて示す差込み部端部の詳細図である。
【図6】本発明によるT字型本体の断面図である。
【図7】T字型本体およびナットの断面図であり、本発明によるパイプの取り付け方法を示す。
Claims (11)
- 本体およびナットを備える管継手であって、
前記本体は少なくとも1つのスリーブを有し、前記スリーブは、パイプ端部を密接な様態で受け入れるようにされ、雄ネジ切部および差込み部を有し、前記差込み部は、部分的にテーパー付けされた外側前方部をその先端部において有し、
前記ナットは前記スリーブ上の雄ネジ切部と整合する雌ネジ切部と、前記雌ネジ切部の遠端部にある内部テーパーとを有し、
前記前方部、テーパーおよび雌ネジ切部の構成は、前記スリーブおよび前記ナットがねじ締結されると、前記差込み部の前方部は前記ナットの内部テーパーと接触して内側方向に撓み、これにより前記スリーブ内のパイプ端部を把握および密封するような構成になっている、
管継手。 - 前記差込み部の前方部は、前記差込み部の前方部表面が前記スリーブの内側壁に対して90°となるように切頭テーパーを備える、請求項1に記載の管継手。
- 前記差込み部の前方部上の前記外側テーパーの角度は50°と80°との間であり、前記ナット上の内部テーパーの角度は、前記外側テーパーの角度よりも少なくとも10°小さくかつ50°から30°の範囲である、請求項1または2に記載の管継手。
- 前記差込み部の前方部上の外側テーパーの角度は、90°の前方部に対して70°で伸び、前記ナット上の内部テーパーは45°である、前記請求項のいずれかに記載の管継手。
- 前記外側テーパーの角度および前記内部テーパーの角度は同じである、前記請求項のいずれかに記載の管継手。
- 前記差込み部の前方部は曲線状の形状である、前記請求項のいずれかに記載の管継手。
- 前記本体はカップリングである、前記請求項のいずれかに記載の管継手。
- 前記本体はティーである、請求項1〜6のいずれかに記載の管継手。
- 前記本体はベンドである、請求項1〜6のいずれかに記載の管継手。
- 前記本体はクロスである、請求項1〜6のいずれかに記載の管継手。
- パイプを接合する方法であって、前記請求項のいずれかに記載の管継手にパイプを挿入し、前記スリーブおよびナットを共にねじ締結する方法。
Applications Claiming Priority (2)
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NZ (1) | NZ529192A (ja) |
WO (1) | WO2002079683A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101610855B1 (ko) * | 2015-05-27 | 2016-04-08 | (주)아이에스오탱크 | 탱크컨테이너의 악취 제거용 커넥터 |
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CN111015783B (zh) * | 2019-11-21 | 2021-05-18 | 周文文 | 一种无纺布切边机 |
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---|---|---|---|---|
US3104899A (en) * | 1963-09-24 | Plastic fitting with metallic tubing | ||
US2031825A (en) * | 1935-09-03 | 1936-02-25 | Eastman Joseph Peter | Renewable hose coupling |
US2458833A (en) * | 1947-11-07 | 1949-01-11 | Mer Wall Entpr Inc | Spring compression tubing and pipe connection |
US2588827A (en) * | 1948-05-29 | 1952-03-11 | Victor F Gouch | Coupling |
US3079182A (en) * | 1958-06-03 | 1963-02-26 | Arthur I Appleton | Cable connector having a deformable portion therein |
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