JP2004526070A5

JP2004526070A5 -

Info

Publication number: JP2004526070A5
Application number: JP2002585350A
Authority: JP
Filing date: 2002-04-24
Publication date: 2005-12-22

Claims

酸無水物、カルボン酸、ヒドロキシル、アミノ、アミド、エステル、イソシアネート、二重結合、及びエポキシからなる群から選択された１種以上の反応性官能基を有するグラフトポリオレフィンの乳濁液、
２種以上のC ₈ 〜C ₃₆ の飽和脂肪酸、及び
アミノ、エポキシ、エステル、ビニル、アルキル、メタクリロキシ、ウレイド、イソシアナート、及びシロキサンからなる群から選択される１種以上の官能基を有する１種以上のシランカップリング剤、
から本質的になる、強化繊維材料用の最少の変色を示すサイジング組成物。
前記乳濁液が水性溶媒を含む請求項１記載のサイジング組成物。
前記グラフトポリオレフィンが、プロピレンのホモポリマー又はプロピレン及びエチレンのランダムコポリマーを含む請求項１記載のサイジング組成物。
前記サイジング組成物が色彩相殺添加剤を含まない請求項１記載のサイジング組成物。
前記グラフトポリオレフィンのグラフト量が、グラフトポリオレフィンの総質量に対して約０．０５乃至約１５質量％である請求項１記載のサイジング組成物。
前記飽和脂肪酸が、ミリスチン酸、パルミチン酸、ペンタデカン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ベヘン酸及びセバシン酸からなる群から選択された２種以上の飽和脂肪酸からなる請求項１記載のサイジング組成物。
前記飽和脂肪酸が、パルミチン酸、セバシン酸、及びステアリン酸の水性混合物を含む請求項１記載のサイジング組成物。
前記乳濁液が、無水マレイン酸をグラフトしたポリプロピレンの水性乳濁液をからなるグラフトポリオレフィンを含む請求項１記載のサイジング組成物。
前記シランカップリング剤がアミノシランカップリング剤である請求項１記載のサイジング組成物。
消泡剤を更に含む請求項１記載のサイジング組成物。
約８乃至約１５０cPの粘度を有する請求項１記載のサイジング組成物。
請求項１記載のサイジング組成物をコーティングした繊維。
請求項１４記載の繊維を含む複合材料。
最少の変色を示す強化繊維材料を製造する方法であって、
a) 酸無水物、カルボン酸、ヒドロキシル、アミノ、アミド、エステル、イソシアネート、二重結合、及びエポキシからなる群から選択された１種以上の反応性官能基を有するグラフトポリオレフィンの乳濁液、２種以上のC ₈ 〜C ₃₆ の飽和脂肪酸、及びアミノ、エポキシ、エステル、ビニル、アルキル、メタクリロキシ、ウレイド、イソシアナート、及びシロキサンからなる群から選択される１種以上の官能基を有する１種以上のシランカップリング剤から本質的になる、サイジング組成物を調製する工程、
b) 強化繊維の複数のフィラメントを前記サイジング組成物と接触させる工程、及び
c) 前記サイジング組成物を前記複数のフィラメントの表面上で固化させて実質的に非変色性の強化繊維材料を形成する工程、
を含む方法。
前記接触工程が、繊維形成ブッシュから連続的に形成された直後に前記フィラメントをサイジング組成物と接触させることを含む請求項１６記載の方法。
最少の変色を示す繊維強化複合材料を製造する方法であって、
a) 酸無水物、カルボン酸、ヒドロキシル、アミノ、アミド、エステル、イソシアネート、二重結合、及びエポキシからなる群から選択された１種以上の反応性官能基を有するグラフトポリオレフィンの乳濁液、２種以上のC ₈ 〜C ₃₆ の飽和脂肪酸、及びアミノ、エポキシ、エステル、ビニル、アルキル、メタクリロキシ、ウレイド、イソシアナート、及びシロキサンからなる群から選択される１種以上の官能基を有する１種以上のシランカップリング剤から本質的になる、実質的に非変色性のサイジング組成物を強化繊維材料の表面に塗布してサイジングした強化繊維材料を調製すること、及び
b) 前記サイジングした強化繊維材料をマトリクス樹脂と配合及び成形して、最少の変色を示す繊維強化複合材料を形成すること、
を含む方法。
前記マトリクス樹脂が、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリイミド、ポリエーテル、ポリビニルエーテル、ポリスチレン、ポリオキシド、ポリカーボネート、ポリシロキサン、ポリスルホン、ポリ酸無水物、ポリイミン、エポキシ、ポリアクリル酸、ポリビニルエステル、ポリウレタン、マレイン酸樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、フラン樹脂、ポリマーブレンド、アロイ及びそれらの混合物からなる群から選択される請求項１６記載の方法。
前記サイジングした強化繊維材料を配合及び成形する工程が、押出成形、圧縮成形及び射出成形から選択される請求項１６記載の方法。
前記複合材料がマトリクス樹脂としてポリオレフィンを更に含む請求項１６記載の方法。
前記複合材料が第二のカップリング剤を含む請求項１６記載の方法。