JP2004525041A - 容器蓋 - Google Patents
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Abstract
主本体部(31)と、押圧部(61)に枢着されるフリップ部(62)を有する扉(60)とを一般的に備える容器蓋(20)が提供され、押圧部は主本体部に枢着される。主本体部は枢動壁(40)を画成する凹部(34)を含む。フリップ部は枢動壁に係合し、押圧部上の下向き圧力に応じて押圧部に対して回転するよう位置決めされる。係止機構(80)は扉の開放を少なくとも2段階に制御するために用いられる。係止機構は、第1段階では押圧部を確実に閉位置に固定し、第2段階では押圧部を確実に開位置に固定する。一実施例では、凹部の床部(44)は、容器空間を増加させ、扉の押圧部の屈曲を制限するために、傾斜される。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は一般的には容器蓋に関し、特には容器蓋に設けられる扉に関する。
【背景技術】
【0002】
容器は、あらゆる形状および大きさの、ならびに様々な取出構造を持つ蓋を用いる。例えば、中身を取り出すために1つの穴または配列した複数の穴が容器の蓋に設けられることが多く、他方では扉が取出穴を覆ったり露出するように操作可能である。扉の1つのタイプに複ヒンジ式扉がある。かかる扉は典型的には、共にヒンジ結合された異なる二部分備え、一方の部分が蓋にヒンジ結合されている。扉の下の蓋構造は、蓋にヒンジ結合された扉部分を下方へ押圧することにより他方の扉部分を上方へ反転させ、穴または他の取出構造を露出するように設計されている。
【0003】
しかしながら、これらの複ヒンジ式扉の多くにはいくつか欠点がある。例えば、これらの扉の開放は多くの場合に制御も調節も行えない。扉への不用意な圧力により、扉の一方の部分が上方へ反転させられ、容器の中身が露出してしまう可能性がある。また、扉の両部分の回転が相対的に制御できないと、一方の部分が回転して、扉を操作している人の指に当たり、指を“挟む”ことになりかねない。また、扉の両部分はその耐用期間を通じて何度も繰り返し応力にさらされ、扉の動作を妨げ得る過度の摩耗を受ける。最終的に、扉の一方の部分を他方に対して回転させる蓋構造は、容器内の必要空間を塞いでしまう。つまり、そのような構造としなければさらに多くのものを収容できるはずの空間を塞いでしまう。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記を鑑みて、本発明の一般的な目的は、制御され、明確な作動方法で操作される、複ヒンジ式扉を有する容器蓋を提供することにある。
【0005】
それに関係して、本発明の目的は、複ヒンジ式扉の不用意な開放を防止することにある。
【0006】
本発明の別の目的は、扉を開ける人の指が扉に挟まれる、複ヒンジ式扉が制御されないで開放されてしまうことを防止することにある。
【0007】
本発明の更に別の目的は、容器内の利用可能な空間を増やす、複ヒンジ式扉を有する容器蓋を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
これらの目的に従って、本発明は一般的には主本体部と、押圧部に枢着されるフリップ部を有する扉とを備え、押圧部は主本体部に枢着される容器蓋を提供する。主本体部は枢動壁を画成する凹部を含む。フリップ部は枢動壁に係合し、押圧部上の下向き圧力に応じて押圧部に対して回転するよう位置決めされる。係止機構は扉の開放を少なくとも2段階に制御するよう用いられる。係止機構は、第1段階では実質的に閉位置内に押圧部を固定し、第2段階では実質的に開位置内に押圧部を固定する。
【0009】
より詳細な本発明の局面によれば、フリップ部は、主本体部に対して回転が制限される。第1段階ではフリップ部は回転が第1角度に制限され、第2段階では第1角度より大きい第2角度に制限される。好ましくは、第1角度は0°から45°に制限される一方で、第2角度は45°から90°に制限される。本発明の関連した実施の形態では、係止機構は、扉の開放をフリップ部の3つの累進的位置に対応する3段階に制御する。フリップ部のこれらの位置は、押圧部と略平行な閉位置、押圧部側へ回転させた部分開位置、および押圧部側へ更に回転させた全開位置を含む。
【0010】
本発明の他の実施例によれば、一般的に内部に枢動壁および2つの側壁によって画成される凹部を有する主本体部を備えて容器蓋が提供される。扉は、凹部内で受けられるよう大きさ設定され、押圧部に枢着されるフリップ部を備え、押圧部は主本体部に枢着される。凹部の各側壁は垂直方向に間隔を空けて設けられる2つの切り欠きを含んでいる。扉は押圧部の対向側面上にタブを有し、各タブは各側壁の2つの切り欠きに順に係合するよう位置決めされる。関連した実施の形態では、制御され、および明確に操作される複ヒンジ式扉を提供するため、側壁は垂直方向に間隔を空けて設けられる追加切り欠きを更に含んでもよい。好ましくは、扉は開位置および閉位置の間で操作可能であり、タブは閉位置では上側の切り欠きに係合し、および開位置では下側の切り欠きに係合する。換言すると、扉は2段階に開放され、タブは第1段階中は上側の切り欠きに係合し、第2段階中は下側の切り欠きに係合する。好ましくは、押圧部およびフリップ部のヒンジ接続の位置および凹部の深さは共に制御されて、押圧部に対するフリップ部の回転を90°未満に制限する。一実施例によれば、押圧部上の下向き圧力により、タブが上側の切り欠きから外れる前にフリップ部が主本体部から外れる。他の実施の形態によれば、押圧部上の下向き圧力により、タブが上側の切り欠きから外れるのとほぼ同時にフリップ部が主本体部から外れる。
【0011】
本発明の他の実施例によれば、一般的に内部に枢動壁を画成する凹部を有する平面状の本体部を備える、容器蓋が提供される。扉は、凹部内で受けられるよう大きさ設定され、押圧部に枢着されるフリップ部を備え、押圧部は主本体部に枢着される。フリップ部は枢動壁に係合し、押圧部上の下向き圧力に応じて押圧部に対して回転するよう位置決めされる。押圧部は、フリップ部の開および閉位置に対応する少なくとも2つの係止位置の間で、選択的に操作可能である。好ましくは、係止機構は押圧部の位置を2つのロック位置に実質的に固定する。
【0012】
本発明の更なる実施の形態によれば、一般的に内部に枢動壁、後壁、および床部により画成される凹部を有する主本体部を備える、容器蓋が提供される。扉は、凹部内で受けられるよう大きさ設定され、押圧部に枢着されるフリップ部を備え、押圧部は後壁に近接して主本体部に枢着される。フリップ部は枢動壁に係合し、押圧部が凹部の開位置へ下向きに移動するのに応じて押圧部側へ回転するよう位置決めされる。凹部の床部の大部分は、枢動壁から後壁から下側および内側へ角度が付けられる。蓋は、従って、容器内に増加した空間を提供する。好ましくは、押圧部は、開位置にある場合に、床部の角度を持った部分の直近に配設され、それにより床部は押圧部の屈曲を制限し、その耐用期間を増加させることができる。好ましくは、床部の角度を持った部分は、開位置にある場合に、押圧部よりも大きな角度が付けられる。
【0013】
本発明の他の目的および利点は、添付の図面を参照しながら、以下の詳細な説明から、より明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本明細書中に組み込まれ、その一部を形成する添付の図面は、いくつかの本発明の態様を示し、その説明と共に本発明の原理を説明する。図において:
【0015】
【図1】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの実施の形態の斜視図である。
【0016】
【図2】開状態の扉を有する、図1の容器および蓋アセンブリの斜視図である。
【0017】
【図3】成形されたままの状態の蓋を示す、図1の容器および蓋アセンブリの斜視図でる。
【0018】
【図4】図1の容器および蓋アセンブリの上面図である。
【0019】
【図5】図2の容器および蓋アセンブリの上面図である。
【0020】
【図6】図3の容器および蓋アセンブリの上面図である。
【0021】
【図7】図5の線7−7についての容器および蓋アセンブリの断面図である。
【0022】
【図8a】図4の線8a−8aについての容器および蓋アセンブリの断面図である。
【0023】
【図8b】図5の線8b−8bについての容器および蓋アセンブリの断面図である。
【0024】
【図8c】係止機構の代替の実施の形態を示す、図8aおよび図8bと同様の容器および蓋アセンブリの断面図である。
【0025】
【図9a】本発明の教示に従って構成される、係止機構の代替の実施の形態の部分断面図である。
【図9b】本発明の教示に従って構成される、係止機構の代替の実施の形態の部分断面図である。
【図9c】本発明の教示に従って構成される、係止機構の代替の実施の形態の部分断面図である。
【図9d】本発明の教示に従って構成される、係止機構の代替の実施の形態の部分断面図である。
【図9e】本発明の教示に従って構成される、係止機構の代替の実施の形態の部分断面図である。
【0026】
【図10】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0027】
【図11】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0028】
【図12】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0029】
【図13】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0030】
【図14】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0031】
【図15】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0032】
【図16】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0033】
本発明を特定の好ましい実施例と関連して説明するが、それらの実施の形態に制限する意図はない。むしろ、添付請求の範囲で規定される本発明の精神と適用の範囲内に含まれるようなすべての変形例、修正、および同等物を包含することを意図するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
ここで図面を参照すると、図1から図8は本発明の一実施の形態を示している。本発明の一般的な構造および操作をこれらの図面を参照して説明する。次に、本発明の多くの代替の実施の形態のいくつかを図9から図15を参照して説明する。本発明はアセンブリの蓋部分に主に向けられているが、全ての図は容器および蓋アセンブリを示している。
【0035】
図1および図4を参照すると、容器および蓋アセンブリ20が図示され、一般的に円筒容器25ならびに円形および略平面状の蓋30を備える。本発明の蓋30は一般的に主本体部31および扉60を備える。主本体部31は曲形の外周縁部32、および容器25の上縁部に係合する下向きに垂れ下がった裾部33を含む。扉60は一般的にヒンジ63によりフリップ部62に枢着される押圧部61を備える。ヒンジ63は押圧部およびフリップ部61、62のそれぞれと一体的に形成される一体ヒンジであるのが好ましい。押圧部61は、外周縁部32と一体的に形成されるもう1つの一体ヒンジ64を介して、主本体部31に枢着される。ヒンジ64は、細い帯状の可撓性材料を備え、外周縁部32の半径を保持し、すなわちヒンジ64は垂直および水平方向共に、外周縁部32と略同一平面上にある。また、従来技術において公知であるように、ヒンジ64は、縁部32および容器25の外周部から、多くの場合は水平に突出してもよいことも理解されよう。
【0036】
図2および図5ならびに図3および図6に示すように、扉60が容易に、確実に作動して数段階に開放するように、複ヒンジ式の蓋30は構成される。図2および図5は開位置にある扉60を示している。押圧部61上の下向き圧力または力に応じて、フリップ部62はヒンジ63の周りを上向きに、押圧部61へ向かって回転する。換言すると、フリップ部62は主本体部31から離れる方向へ回転している。好ましくは、押圧部61は図示のブルズアイ69のような、蓋30およびその扉60のどこを押圧するかのしるしを含む。図1および図4に示す閉位置では、押圧部61およびフリップ部62は互いに略平行であった。図2および図5に示す状態では、蓋は、開位置に回転しており、その位置は主本体部31に対して90°以下の角度で回転させた位置であることが好ましい。フリップ部62は、開位置では、主本体部から45°から90°の範囲で回転するのが最も好ましい。枢動壁40に対するヒンジ63の位置、および凹部34の深さ(図3および図6に最良に示し、更に後述する)は、上記のように、フリップ部62の回転を調節するよう制御される。
【0037】
図3および図6は成形されたままの状態の扉60を有する蓋30を示している。この状態では、押圧部61が主本体部に対してヒンジ64の周りを回転している。主本体部31は第1部分35、および第2部分36を一般的に備える凹部34を含む。第1部分35は扉60の押圧部分61を受けるよう大きさ設定される。凹部34の第1部分35は一対の対向する側壁41、42を接続する枢動壁40、および後壁43によって画成される。押圧部61は後壁33に近接して主本体部30にヒンジ接続される。フリップ部62は、閉位置において扉60のフリップ部分62が蓋30の主本体部31に摩擦によって確実に係合することを可能にするナッブ66を含んでいる。主本体部31は、ナッブ66を受け、係合する対応溝(図示せず)を含んでいてもよい。
【0038】
凹部34の第2部分36は、扉60のフリップ部62に対応するよう大きさ設定される。凹部34の第2部分36の床部には、容器の中身にアクセスするための取出穴37が画成される。凹部34の第2部分36および取出穴37は、フリップ部62の外周部を支持する棚部38を画成する。加えて、フリップ部62は、フリップ部62の下面から下向きに突出するシールリング65を含むのが好ましい。シールリング65は取出穴37に対応するよう大きさ設定され、容器25の中身を効果的に密封するよう穴37の外縁部と摩擦係合する。
【0039】
図7および図8dでは、凹部34の床部44が傾斜していることが見て取れる。床部の大部分に相当する床部の第1部分45は、後壁43およびヒンジ64に近接する位置から下側および内側に傾斜するよう角度が付けられるのが好ましい。床部の残りの部分46は略平坦または水平である。凹部の床部の大部分は下側および内側に角度が付けられるのが好ましい。床部44の角度部分45は、いくつかの目的を担っている。まず、その構造により不使用空間を排除し、容器25の保持容量を増加させる。角度床部分45はまた、押圧部61の屈曲を制限し、それにより繰り返し応力下でその耐用期間を増加させる。図7では、押圧部61は、フリップ部62の第1の開位置に対応する開位置にある場合、床部44の角度部分45の直近に配設されることが見て取れる。押圧部61および角度床部分45の角度は幾分相似しており、角度床部分45は主本体部31に対して押圧部61よりわずかに大きく角度が付けられているため、押圧部分61の屈曲の量は極めて制限される。
【0040】
図6、図7、および図8aから図8dを参照して、扉30の能動的な操作および制御された開放をより詳細に説明する。蓋30は、扉60の開放を制御する係止機構80を含む。押圧部61およびフリップ部62を接続するヒンジ63の位置は、押圧部61上の下向き圧力によりフリップ部62が枢動壁40に係合するように、選択される。押圧部61が、第1の凹部分35の内部へ下向きに回転するのつれて、フリップ部62は上向きに、主本体部31から離れ、押圧部61に向かって回転する。係止機構80はこの開放を制御し、好ましい実施例では凹部34の各対向する側壁41、42において、特に凹部34の第1部分35において形成される一対の切り欠き48、49(図7および図8a)を備える。扉60の押圧部61は一対の切り欠き48、49に対応するよう位置決めされた、各対向する側のタブ68(図6および図8a)を含む。各タブ68は、各側壁41、42の2つの切り欠き48、49に順に係合するよう位置決めされる。また、係止機構は、切り欠きを扉に、およびタブを側壁に持つよう入れ替えてもよい。
【0041】
図8aおよび図8bに表すように、係止機構80は少なくとも2段階に扉60の開放を制御する。第1段階では、係止機構80は押圧部61を実質的に閉位置に固定する。第2段階では、係止機構は押圧部を実質的に開位置に固定する。より具体的には、閉位置(図1および図4に示す)では押圧部61のタブ68は、図8aに示すように上側の切り欠き48に係合し、それによりフリップ部62を押圧部61および主本体部31と略平行に位置決めする。係止機構80はこれにより扉60の不用意な開放を防止する。押圧部61上の下向き圧力に応じて、タブ68は上側の切り欠き48から外れ、図8bに示すようにタブ68が下側の切り欠き49内に確実に位置決めされるまで、下方へ移動する。押圧部61のこの開位置では、フリップ部62は、枢動壁41に係合し、押圧部61に向かってその開位置へ回転する。フリップ部62が開位置にある状態で、容器25へのアクセスが取出穴37を介して可能となり、扉60は、単に扉のいずれかの部分を把持し、押圧部61を主本体部31に対してそのヒンジ64周りに回転させることによって完全に移動できる。押圧部61はこのように、フリップ部62の開位置および閉位置(図1および図4ならびに図2および図5)に対応する少なくとも2つのロック位置の間で、選択的に操作可能である。
【0042】
図8cおよび図8dを参照すると、係止機構80は、追加段階、すなわち扉60の開位置の段階に対応する追加切り欠きを更に備えてもよい。図8cおよび図8dでは、第3の切り欠き50が第1および第2の切り欠き48、49に近接して位置決めされ、それらの全てが垂直方向に間隔を空けて設けられている。本実施例では、扉60は閉位置(図8a)において開始する。閉位置では、押圧部61は略水平で、そのタブ68は上側の切り欠き48に係合している。下向き圧力を受けると、押圧部61は上側の切り欠き48から外れ、下向きに回転して中間の切り欠き50に係合する。この位置、すなわち部分開位置(図8c)では、追加の係止部のために、フリップ部62が図7に示すよりもはるかに少なく回転されている。部分開位置は、図8dに示すように、0°から45°の角度に対応しているのが好ましい。押圧部61上に更なる圧力を受けると、タブ68は、中間の切り欠き50から外れ、下側の切り欠き49へ移動する。この段階は全開位置(図2および図5)に対応し、ここでフリップ部62は、図7に示す開位置から見て取れるように、部分開位置におけるよりも大きく回転されている。この全開位置では、フリップ部62は主本体部31に対して、好ましくは45°から90°程度、最も好ましくは90°未満回転している。
【0043】
いかなる数の係止部、すなわち切り欠きが、複ヒンジ式扉60の開放を段階化するか、または別の方法で効果的に制御するために利用できることは、当該技術に精通する者にとって理解されよう。また、図8cおよび図8dの実施の形態に示すように複数に段階化された開放が、2つの切り欠きのみによって実現可能であることも理解されよう。これを達成するために、上側の切り欠き48の位置は厳密に調整されなければならない。扉のフリップ部62は普通、ナッブ66とシールリング65の両方あるいはどちらか一方を介して、主本体部31に摩擦係合する。タブ68が上側の切り欠き48から外れる前に下向き圧力が主本体部31との摩擦係合からフリップ部62を外すように、タブ68を上側の切り欠き48から外す押圧部61上への下向き圧力の量は調整できる。このように、フリップ部62は上向きにわずかに回転し、閉または部分開位置(すなわち0°から45°)に略対応できる。更に、これにより、扉60全体が成形されたままの位置(図3および図6に示す)に配置される前にタブ68が上側の切り欠き48から外れ下向きに移動して下側の切り欠き49に係合してしまうことなく、扉60全体が成形されたままの位置に配置されることが可能となる。しかしながら、好ましい実施例では、フリップ部62が主本体部31から外れ、押圧部61に向かって上向きに回転するのとほぼ同時に、タブ68が上側の切り欠き48から外れるため、押圧部61が回転するように、切り欠き48、49は位置決めされる。
【0044】
また、様々な他の係止機構が利用されてもよいことも、当該技術に精通する者にとって理解されよう。明細書内で用いるように、係止部または係止機構は、機構の一部の運動を制限またはロックするいかなる構造をも表している。図9a、図9b、および図9cは、本発明の教示に従って利用されてもよい係止機構80の代替の実施例を示す。図1から図8に示す実施の形態に示される係止機構80は、凹部34の側壁41、42に形成されるが、同様の機構は枢動壁40およびヒンジ63に近接する扉の押圧部61の縁部に容易に形成できることがまず理解されよう。好ましくは、係止機構80は、枢動壁40に近接して、あるいはヒンジ64から外れて配置されて、押圧部61を制御する。押圧部61において、その部分の移動の大部分が発生し、従って大部分の制御が提供される。また、押圧部61の下面が、ピンおよびソケット、もしくは舌部および溝、すなわち扉60の同様の制御および段階化された開放を実現する係止機構のタイプを含んでもよいことも理解されよう。かかる代替の係止機構を図9aから図9cに示し、それらの係止機構の全ては、押圧部61の下面、好ましくは扉60を開けるための下向き圧力を受けるブルズアイ69の直下位置に配置される。
【0045】
図9aから図9eはかかる係止機構を部分的に切断した断面図である。図9aに示すように扉60の押圧部61は、扉60から下向きに垂れ下がるピン82aを含んでいてもよい。床部44は、ピン82aを受けるよう大きさ設定され、係止機構80’を形成する雌ソケット84aを含む。押圧部が下向きに回転されると、ピン82aおよびソケット84aは干渉嵌合される。図9bは係止機構80’’のためのピンおよびソケット設計の代替の実施の形態を示す。この状況では、ピン82bは略フレア状であって、凹部分83を含んでいる。凹部分83は、ピン82bの縁部をソケット84b内に受けられるよう内側に偏向させる。ソケット84bはピン82bの形状に対応する傾斜穴を含む。図9cに示す他の実施の形態は、押圧部61の下面から下向きに突出するにつれ、外側に傾斜する湾曲された舌部82cを含む舌部および溝タイプの係止機構80’’’を包含する。対応して成形される溝84cが、凹部の床部44に設けられる。舌部82cおよび溝84cは枢動壁40およびヒンジ63と略平行であるのが好ましい。図9dおよび図9eは、異なる構造の舌部82b、82eおよび溝84e、84dを有する代替の係止機構80’’’’、80’’’’’の更なる実施の形態を示している。溝84dは、段階化開放のためにタブ68’を受け、保持できるいくつかの係止切り欠き48’、49’、50’を含んでいる。
【0046】
図9a、図9b、図9c、図9d、および図9eに示す実施の形態は、もっぱらフリップ部62の開位置に対応する押圧部61の、下方位置もしくは開位置における押圧部61の位置をロックする係止機構80’、80’’、80’’’の記述だけを包含している一方で、かかる係止機構は、図1から図8を参照して説明したような段階化開放を提供するよう成され得ることが、当該技術に精通する者にとって容易に理解されよう。例えば、ソケット84aおよび84bならびに溝84cの内壁は、ピン82aおよび82bならびに舌部82c上のタブによる順次係合のための垂直方向に間隔を空けて設けられる切り欠きを含んでいてもよい。上述のように、他の公知の係止機構は、本発明と連携して利用可能である。
【0047】
図10から図16は、本発明の蓋を用いる容器および蓋アセンブリの様々な別の実施の形態を示す。共通の参照番号を用いるが、それらは各図ごとに100ずつ増加させる。図10は、対応する蓋130を有する略矩形の容器125を示す。蓋130は、本発明の教示に従って構成され、押圧部161およびフリップ部162を備える複ヒンジ式扉160を含む。押圧部161の外面は、開くためにどこを押圧するかを示すブルズアイまたはその他の表示を含んでいる。押圧部161は、ヒンジ163によってフリップ部162に枢着され、ヒンジ164を介して主本体部131に枢着されている。図11もまた、角が幾分丸味を帯びているが、略矩形である。図11は縦長の扉260を示し、図10とほぼ同様である。図12は、扉360が略横長であり、すなわち扉360の幅が容器325の長さに対応しているが、全体的な形状では図11と実質的に同様である。図13は細い矩形の扉460を有する円形の容器および蓋アセンブリ420を示し、押圧部461は蓋430の主本体部431の中央部分にヒンジ結合されている。同様に、図14は細い扉560を有する図13の実施の形態と同様の実施の形態を示しているが、扉560の押圧部561は延長され、主本体部531の外周部532に近接して主本体部531に枢着されている。本発明の扉はまた、例えば図15の蓋630に示すように、他の扉と連携して用いられてもよい。細い複ヒンジ式扉660は蓋630の端部に沿って横長に位置決めされる一方、蓋630の他端部は独立操作可能な追加扉690を含む。最後に、図16は略湾曲形状の、もしくはアーチ形状である蓋730を示し、扉760もまた湾曲し、蓋730の大部分を覆っている。図16の蓋はフラスコ型容器725に理想的である。
【0048】
本願明細書中で引用した特許、特許出願、および刊行物を含む全ての引用文献は、その全部を本明細書に組み込み、これを参照する。
【0049】
本発明の様々な実施の形態の前述の説明は、例示および説明の目的で示したものである。網羅的または開示した詳細な実施の形態に本発明を限定することを意図するものではない。上述の教示を考慮して数多くの修正または変更が可能である。検討した実施の形態は、本発明の原理およびその実用化の最良の説明を提供するために選択および説明されており、それにより当該技術に精通する者が特定の使用に適合するように、様々な実施の形態で、および様々な修正を伴って本発明を利用することを可能にするためのものである。全てのかかる修正および変化は、公平、法的、および正当に適用される範囲に従って解釈する場合に、添付の請求の範囲によって定まる本発明の適用範囲内にある。
【0001】
本発明は一般的には容器蓋に関し、特には容器蓋に設けられる扉に関する。
【背景技術】
【0002】
容器は、あらゆる形状および大きさの、ならびに様々な取出構造を持つ蓋を用いる。例えば、中身を取り出すために1つの穴または配列した複数の穴が容器の蓋に設けられることが多く、他方では扉が取出穴を覆ったり露出するように操作可能である。扉の1つのタイプに複ヒンジ式扉がある。かかる扉は典型的には、共にヒンジ結合された異なる二部分備え、一方の部分が蓋にヒンジ結合されている。扉の下の蓋構造は、蓋にヒンジ結合された扉部分を下方へ押圧することにより他方の扉部分を上方へ反転させ、穴または他の取出構造を露出するように設計されている。
【0003】
しかしながら、これらの複ヒンジ式扉の多くにはいくつか欠点がある。例えば、これらの扉の開放は多くの場合に制御も調節も行えない。扉への不用意な圧力により、扉の一方の部分が上方へ反転させられ、容器の中身が露出してしまう可能性がある。また、扉の両部分の回転が相対的に制御できないと、一方の部分が回転して、扉を操作している人の指に当たり、指を“挟む”ことになりかねない。また、扉の両部分はその耐用期間を通じて何度も繰り返し応力にさらされ、扉の動作を妨げ得る過度の摩耗を受ける。最終的に、扉の一方の部分を他方に対して回転させる蓋構造は、容器内の必要空間を塞いでしまう。つまり、そのような構造としなければさらに多くのものを収容できるはずの空間を塞いでしまう。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記を鑑みて、本発明の一般的な目的は、制御され、明確な作動方法で操作される、複ヒンジ式扉を有する容器蓋を提供することにある。
【0005】
それに関係して、本発明の目的は、複ヒンジ式扉の不用意な開放を防止することにある。
【0006】
本発明の別の目的は、扉を開ける人の指が扉に挟まれる、複ヒンジ式扉が制御されないで開放されてしまうことを防止することにある。
【0007】
本発明の更に別の目的は、容器内の利用可能な空間を増やす、複ヒンジ式扉を有する容器蓋を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
これらの目的に従って、本発明は一般的には主本体部と、押圧部に枢着されるフリップ部を有する扉とを備え、押圧部は主本体部に枢着される容器蓋を提供する。主本体部は枢動壁を画成する凹部を含む。フリップ部は枢動壁に係合し、押圧部上の下向き圧力に応じて押圧部に対して回転するよう位置決めされる。係止機構は扉の開放を少なくとも2段階に制御するよう用いられる。係止機構は、第1段階では実質的に閉位置内に押圧部を固定し、第2段階では実質的に開位置内に押圧部を固定する。
【0009】
より詳細な本発明の局面によれば、フリップ部は、主本体部に対して回転が制限される。第1段階ではフリップ部は回転が第1角度に制限され、第2段階では第1角度より大きい第2角度に制限される。好ましくは、第1角度は0°から45°に制限される一方で、第2角度は45°から90°に制限される。本発明の関連した実施の形態では、係止機構は、扉の開放をフリップ部の3つの累進的位置に対応する3段階に制御する。フリップ部のこれらの位置は、押圧部と略平行な閉位置、押圧部側へ回転させた部分開位置、および押圧部側へ更に回転させた全開位置を含む。
【0010】
本発明の他の実施例によれば、一般的に内部に枢動壁および2つの側壁によって画成される凹部を有する主本体部を備えて容器蓋が提供される。扉は、凹部内で受けられるよう大きさ設定され、押圧部に枢着されるフリップ部を備え、押圧部は主本体部に枢着される。凹部の各側壁は垂直方向に間隔を空けて設けられる2つの切り欠きを含んでいる。扉は押圧部の対向側面上にタブを有し、各タブは各側壁の2つの切り欠きに順に係合するよう位置決めされる。関連した実施の形態では、制御され、および明確に操作される複ヒンジ式扉を提供するため、側壁は垂直方向に間隔を空けて設けられる追加切り欠きを更に含んでもよい。好ましくは、扉は開位置および閉位置の間で操作可能であり、タブは閉位置では上側の切り欠きに係合し、および開位置では下側の切り欠きに係合する。換言すると、扉は2段階に開放され、タブは第1段階中は上側の切り欠きに係合し、第2段階中は下側の切り欠きに係合する。好ましくは、押圧部およびフリップ部のヒンジ接続の位置および凹部の深さは共に制御されて、押圧部に対するフリップ部の回転を90°未満に制限する。一実施例によれば、押圧部上の下向き圧力により、タブが上側の切り欠きから外れる前にフリップ部が主本体部から外れる。他の実施の形態によれば、押圧部上の下向き圧力により、タブが上側の切り欠きから外れるのとほぼ同時にフリップ部が主本体部から外れる。
【0011】
本発明の他の実施例によれば、一般的に内部に枢動壁を画成する凹部を有する平面状の本体部を備える、容器蓋が提供される。扉は、凹部内で受けられるよう大きさ設定され、押圧部に枢着されるフリップ部を備え、押圧部は主本体部に枢着される。フリップ部は枢動壁に係合し、押圧部上の下向き圧力に応じて押圧部に対して回転するよう位置決めされる。押圧部は、フリップ部の開および閉位置に対応する少なくとも2つの係止位置の間で、選択的に操作可能である。好ましくは、係止機構は押圧部の位置を2つのロック位置に実質的に固定する。
【0012】
本発明の更なる実施の形態によれば、一般的に内部に枢動壁、後壁、および床部により画成される凹部を有する主本体部を備える、容器蓋が提供される。扉は、凹部内で受けられるよう大きさ設定され、押圧部に枢着されるフリップ部を備え、押圧部は後壁に近接して主本体部に枢着される。フリップ部は枢動壁に係合し、押圧部が凹部の開位置へ下向きに移動するのに応じて押圧部側へ回転するよう位置決めされる。凹部の床部の大部分は、枢動壁から後壁から下側および内側へ角度が付けられる。蓋は、従って、容器内に増加した空間を提供する。好ましくは、押圧部は、開位置にある場合に、床部の角度を持った部分の直近に配設され、それにより床部は押圧部の屈曲を制限し、その耐用期間を増加させることができる。好ましくは、床部の角度を持った部分は、開位置にある場合に、押圧部よりも大きな角度が付けられる。
【0013】
本発明の他の目的および利点は、添付の図面を参照しながら、以下の詳細な説明から、より明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本明細書中に組み込まれ、その一部を形成する添付の図面は、いくつかの本発明の態様を示し、その説明と共に本発明の原理を説明する。図において:
【0015】
【図1】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの実施の形態の斜視図である。
【0016】
【図2】開状態の扉を有する、図1の容器および蓋アセンブリの斜視図である。
【0017】
【図3】成形されたままの状態の蓋を示す、図1の容器および蓋アセンブリの斜視図でる。
【0018】
【図4】図1の容器および蓋アセンブリの上面図である。
【0019】
【図5】図2の容器および蓋アセンブリの上面図である。
【0020】
【図6】図3の容器および蓋アセンブリの上面図である。
【0021】
【図7】図5の線7−7についての容器および蓋アセンブリの断面図である。
【0022】
【図8a】図4の線8a−8aについての容器および蓋アセンブリの断面図である。
【0023】
【図8b】図5の線8b−8bについての容器および蓋アセンブリの断面図である。
【0024】
【図8c】係止機構の代替の実施の形態を示す、図8aおよび図8bと同様の容器および蓋アセンブリの断面図である。
【0025】
【図9a】本発明の教示に従って構成される、係止機構の代替の実施の形態の部分断面図である。
【図9b】本発明の教示に従って構成される、係止機構の代替の実施の形態の部分断面図である。
【図9c】本発明の教示に従って構成される、係止機構の代替の実施の形態の部分断面図である。
【図9d】本発明の教示に従って構成される、係止機構の代替の実施の形態の部分断面図である。
【図9e】本発明の教示に従って構成される、係止機構の代替の実施の形態の部分断面図である。
【0026】
【図10】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0027】
【図11】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0028】
【図12】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0029】
【図13】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0030】
【図14】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0031】
【図15】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0032】
【図16】本発明の教示に従って構成される、容器および蓋アセンブリの他の実施の形態の斜視図である。
【0033】
本発明を特定の好ましい実施例と関連して説明するが、それらの実施の形態に制限する意図はない。むしろ、添付請求の範囲で規定される本発明の精神と適用の範囲内に含まれるようなすべての変形例、修正、および同等物を包含することを意図するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
ここで図面を参照すると、図1から図8は本発明の一実施の形態を示している。本発明の一般的な構造および操作をこれらの図面を参照して説明する。次に、本発明の多くの代替の実施の形態のいくつかを図9から図15を参照して説明する。本発明はアセンブリの蓋部分に主に向けられているが、全ての図は容器および蓋アセンブリを示している。
【0035】
図1および図4を参照すると、容器および蓋アセンブリ20が図示され、一般的に円筒容器25ならびに円形および略平面状の蓋30を備える。本発明の蓋30は一般的に主本体部31および扉60を備える。主本体部31は曲形の外周縁部32、および容器25の上縁部に係合する下向きに垂れ下がった裾部33を含む。扉60は一般的にヒンジ63によりフリップ部62に枢着される押圧部61を備える。ヒンジ63は押圧部およびフリップ部61、62のそれぞれと一体的に形成される一体ヒンジであるのが好ましい。押圧部61は、外周縁部32と一体的に形成されるもう1つの一体ヒンジ64を介して、主本体部31に枢着される。ヒンジ64は、細い帯状の可撓性材料を備え、外周縁部32の半径を保持し、すなわちヒンジ64は垂直および水平方向共に、外周縁部32と略同一平面上にある。また、従来技術において公知であるように、ヒンジ64は、縁部32および容器25の外周部から、多くの場合は水平に突出してもよいことも理解されよう。
【0036】
図2および図5ならびに図3および図6に示すように、扉60が容易に、確実に作動して数段階に開放するように、複ヒンジ式の蓋30は構成される。図2および図5は開位置にある扉60を示している。押圧部61上の下向き圧力または力に応じて、フリップ部62はヒンジ63の周りを上向きに、押圧部61へ向かって回転する。換言すると、フリップ部62は主本体部31から離れる方向へ回転している。好ましくは、押圧部61は図示のブルズアイ69のような、蓋30およびその扉60のどこを押圧するかのしるしを含む。図1および図4に示す閉位置では、押圧部61およびフリップ部62は互いに略平行であった。図2および図5に示す状態では、蓋は、開位置に回転しており、その位置は主本体部31に対して90°以下の角度で回転させた位置であることが好ましい。フリップ部62は、開位置では、主本体部から45°から90°の範囲で回転するのが最も好ましい。枢動壁40に対するヒンジ63の位置、および凹部34の深さ(図3および図6に最良に示し、更に後述する)は、上記のように、フリップ部62の回転を調節するよう制御される。
【0037】
図3および図6は成形されたままの状態の扉60を有する蓋30を示している。この状態では、押圧部61が主本体部に対してヒンジ64の周りを回転している。主本体部31は第1部分35、および第2部分36を一般的に備える凹部34を含む。第1部分35は扉60の押圧部分61を受けるよう大きさ設定される。凹部34の第1部分35は一対の対向する側壁41、42を接続する枢動壁40、および後壁43によって画成される。押圧部61は後壁33に近接して主本体部30にヒンジ接続される。フリップ部62は、閉位置において扉60のフリップ部分62が蓋30の主本体部31に摩擦によって確実に係合することを可能にするナッブ66を含んでいる。主本体部31は、ナッブ66を受け、係合する対応溝(図示せず)を含んでいてもよい。
【0038】
凹部34の第2部分36は、扉60のフリップ部62に対応するよう大きさ設定される。凹部34の第2部分36の床部には、容器の中身にアクセスするための取出穴37が画成される。凹部34の第2部分36および取出穴37は、フリップ部62の外周部を支持する棚部38を画成する。加えて、フリップ部62は、フリップ部62の下面から下向きに突出するシールリング65を含むのが好ましい。シールリング65は取出穴37に対応するよう大きさ設定され、容器25の中身を効果的に密封するよう穴37の外縁部と摩擦係合する。
【0039】
図7および図8dでは、凹部34の床部44が傾斜していることが見て取れる。床部の大部分に相当する床部の第1部分45は、後壁43およびヒンジ64に近接する位置から下側および内側に傾斜するよう角度が付けられるのが好ましい。床部の残りの部分46は略平坦または水平である。凹部の床部の大部分は下側および内側に角度が付けられるのが好ましい。床部44の角度部分45は、いくつかの目的を担っている。まず、その構造により不使用空間を排除し、容器25の保持容量を増加させる。角度床部分45はまた、押圧部61の屈曲を制限し、それにより繰り返し応力下でその耐用期間を増加させる。図7では、押圧部61は、フリップ部62の第1の開位置に対応する開位置にある場合、床部44の角度部分45の直近に配設されることが見て取れる。押圧部61および角度床部分45の角度は幾分相似しており、角度床部分45は主本体部31に対して押圧部61よりわずかに大きく角度が付けられているため、押圧部分61の屈曲の量は極めて制限される。
【0040】
図6、図7、および図8aから図8dを参照して、扉30の能動的な操作および制御された開放をより詳細に説明する。蓋30は、扉60の開放を制御する係止機構80を含む。押圧部61およびフリップ部62を接続するヒンジ63の位置は、押圧部61上の下向き圧力によりフリップ部62が枢動壁40に係合するように、選択される。押圧部61が、第1の凹部分35の内部へ下向きに回転するのつれて、フリップ部62は上向きに、主本体部31から離れ、押圧部61に向かって回転する。係止機構80はこの開放を制御し、好ましい実施例では凹部34の各対向する側壁41、42において、特に凹部34の第1部分35において形成される一対の切り欠き48、49(図7および図8a)を備える。扉60の押圧部61は一対の切り欠き48、49に対応するよう位置決めされた、各対向する側のタブ68(図6および図8a)を含む。各タブ68は、各側壁41、42の2つの切り欠き48、49に順に係合するよう位置決めされる。また、係止機構は、切り欠きを扉に、およびタブを側壁に持つよう入れ替えてもよい。
【0041】
図8aおよび図8bに表すように、係止機構80は少なくとも2段階に扉60の開放を制御する。第1段階では、係止機構80は押圧部61を実質的に閉位置に固定する。第2段階では、係止機構は押圧部を実質的に開位置に固定する。より具体的には、閉位置(図1および図4に示す)では押圧部61のタブ68は、図8aに示すように上側の切り欠き48に係合し、それによりフリップ部62を押圧部61および主本体部31と略平行に位置決めする。係止機構80はこれにより扉60の不用意な開放を防止する。押圧部61上の下向き圧力に応じて、タブ68は上側の切り欠き48から外れ、図8bに示すようにタブ68が下側の切り欠き49内に確実に位置決めされるまで、下方へ移動する。押圧部61のこの開位置では、フリップ部62は、枢動壁41に係合し、押圧部61に向かってその開位置へ回転する。フリップ部62が開位置にある状態で、容器25へのアクセスが取出穴37を介して可能となり、扉60は、単に扉のいずれかの部分を把持し、押圧部61を主本体部31に対してそのヒンジ64周りに回転させることによって完全に移動できる。押圧部61はこのように、フリップ部62の開位置および閉位置(図1および図4ならびに図2および図5)に対応する少なくとも2つのロック位置の間で、選択的に操作可能である。
【0042】
図8cおよび図8dを参照すると、係止機構80は、追加段階、すなわち扉60の開位置の段階に対応する追加切り欠きを更に備えてもよい。図8cおよび図8dでは、第3の切り欠き50が第1および第2の切り欠き48、49に近接して位置決めされ、それらの全てが垂直方向に間隔を空けて設けられている。本実施例では、扉60は閉位置(図8a)において開始する。閉位置では、押圧部61は略水平で、そのタブ68は上側の切り欠き48に係合している。下向き圧力を受けると、押圧部61は上側の切り欠き48から外れ、下向きに回転して中間の切り欠き50に係合する。この位置、すなわち部分開位置(図8c)では、追加の係止部のために、フリップ部62が図7に示すよりもはるかに少なく回転されている。部分開位置は、図8dに示すように、0°から45°の角度に対応しているのが好ましい。押圧部61上に更なる圧力を受けると、タブ68は、中間の切り欠き50から外れ、下側の切り欠き49へ移動する。この段階は全開位置(図2および図5)に対応し、ここでフリップ部62は、図7に示す開位置から見て取れるように、部分開位置におけるよりも大きく回転されている。この全開位置では、フリップ部62は主本体部31に対して、好ましくは45°から90°程度、最も好ましくは90°未満回転している。
【0043】
いかなる数の係止部、すなわち切り欠きが、複ヒンジ式扉60の開放を段階化するか、または別の方法で効果的に制御するために利用できることは、当該技術に精通する者にとって理解されよう。また、図8cおよび図8dの実施の形態に示すように複数に段階化された開放が、2つの切り欠きのみによって実現可能であることも理解されよう。これを達成するために、上側の切り欠き48の位置は厳密に調整されなければならない。扉のフリップ部62は普通、ナッブ66とシールリング65の両方あるいはどちらか一方を介して、主本体部31に摩擦係合する。タブ68が上側の切り欠き48から外れる前に下向き圧力が主本体部31との摩擦係合からフリップ部62を外すように、タブ68を上側の切り欠き48から外す押圧部61上への下向き圧力の量は調整できる。このように、フリップ部62は上向きにわずかに回転し、閉または部分開位置(すなわち0°から45°)に略対応できる。更に、これにより、扉60全体が成形されたままの位置(図3および図6に示す)に配置される前にタブ68が上側の切り欠き48から外れ下向きに移動して下側の切り欠き49に係合してしまうことなく、扉60全体が成形されたままの位置に配置されることが可能となる。しかしながら、好ましい実施例では、フリップ部62が主本体部31から外れ、押圧部61に向かって上向きに回転するのとほぼ同時に、タブ68が上側の切り欠き48から外れるため、押圧部61が回転するように、切り欠き48、49は位置決めされる。
【0044】
また、様々な他の係止機構が利用されてもよいことも、当該技術に精通する者にとって理解されよう。明細書内で用いるように、係止部または係止機構は、機構の一部の運動を制限またはロックするいかなる構造をも表している。図9a、図9b、および図9cは、本発明の教示に従って利用されてもよい係止機構80の代替の実施例を示す。図1から図8に示す実施の形態に示される係止機構80は、凹部34の側壁41、42に形成されるが、同様の機構は枢動壁40およびヒンジ63に近接する扉の押圧部61の縁部に容易に形成できることがまず理解されよう。好ましくは、係止機構80は、枢動壁40に近接して、あるいはヒンジ64から外れて配置されて、押圧部61を制御する。押圧部61において、その部分の移動の大部分が発生し、従って大部分の制御が提供される。また、押圧部61の下面が、ピンおよびソケット、もしくは舌部および溝、すなわち扉60の同様の制御および段階化された開放を実現する係止機構のタイプを含んでもよいことも理解されよう。かかる代替の係止機構を図9aから図9cに示し、それらの係止機構の全ては、押圧部61の下面、好ましくは扉60を開けるための下向き圧力を受けるブルズアイ69の直下位置に配置される。
【0045】
図9aから図9eはかかる係止機構を部分的に切断した断面図である。図9aに示すように扉60の押圧部61は、扉60から下向きに垂れ下がるピン82aを含んでいてもよい。床部44は、ピン82aを受けるよう大きさ設定され、係止機構80’を形成する雌ソケット84aを含む。押圧部が下向きに回転されると、ピン82aおよびソケット84aは干渉嵌合される。図9bは係止機構80’’のためのピンおよびソケット設計の代替の実施の形態を示す。この状況では、ピン82bは略フレア状であって、凹部分83を含んでいる。凹部分83は、ピン82bの縁部をソケット84b内に受けられるよう内側に偏向させる。ソケット84bはピン82bの形状に対応する傾斜穴を含む。図9cに示す他の実施の形態は、押圧部61の下面から下向きに突出するにつれ、外側に傾斜する湾曲された舌部82cを含む舌部および溝タイプの係止機構80’’’を包含する。対応して成形される溝84cが、凹部の床部44に設けられる。舌部82cおよび溝84cは枢動壁40およびヒンジ63と略平行であるのが好ましい。図9dおよび図9eは、異なる構造の舌部82b、82eおよび溝84e、84dを有する代替の係止機構80’’’’、80’’’’’の更なる実施の形態を示している。溝84dは、段階化開放のためにタブ68’を受け、保持できるいくつかの係止切り欠き48’、49’、50’を含んでいる。
【0046】
図9a、図9b、図9c、図9d、および図9eに示す実施の形態は、もっぱらフリップ部62の開位置に対応する押圧部61の、下方位置もしくは開位置における押圧部61の位置をロックする係止機構80’、80’’、80’’’の記述だけを包含している一方で、かかる係止機構は、図1から図8を参照して説明したような段階化開放を提供するよう成され得ることが、当該技術に精通する者にとって容易に理解されよう。例えば、ソケット84aおよび84bならびに溝84cの内壁は、ピン82aおよび82bならびに舌部82c上のタブによる順次係合のための垂直方向に間隔を空けて設けられる切り欠きを含んでいてもよい。上述のように、他の公知の係止機構は、本発明と連携して利用可能である。
【0047】
図10から図16は、本発明の蓋を用いる容器および蓋アセンブリの様々な別の実施の形態を示す。共通の参照番号を用いるが、それらは各図ごとに100ずつ増加させる。図10は、対応する蓋130を有する略矩形の容器125を示す。蓋130は、本発明の教示に従って構成され、押圧部161およびフリップ部162を備える複ヒンジ式扉160を含む。押圧部161の外面は、開くためにどこを押圧するかを示すブルズアイまたはその他の表示を含んでいる。押圧部161は、ヒンジ163によってフリップ部162に枢着され、ヒンジ164を介して主本体部131に枢着されている。図11もまた、角が幾分丸味を帯びているが、略矩形である。図11は縦長の扉260を示し、図10とほぼ同様である。図12は、扉360が略横長であり、すなわち扉360の幅が容器325の長さに対応しているが、全体的な形状では図11と実質的に同様である。図13は細い矩形の扉460を有する円形の容器および蓋アセンブリ420を示し、押圧部461は蓋430の主本体部431の中央部分にヒンジ結合されている。同様に、図14は細い扉560を有する図13の実施の形態と同様の実施の形態を示しているが、扉560の押圧部561は延長され、主本体部531の外周部532に近接して主本体部531に枢着されている。本発明の扉はまた、例えば図15の蓋630に示すように、他の扉と連携して用いられてもよい。細い複ヒンジ式扉660は蓋630の端部に沿って横長に位置決めされる一方、蓋630の他端部は独立操作可能な追加扉690を含む。最後に、図16は略湾曲形状の、もしくはアーチ形状である蓋730を示し、扉760もまた湾曲し、蓋730の大部分を覆っている。図16の蓋はフラスコ型容器725に理想的である。
【0048】
本願明細書中で引用した特許、特許出願、および刊行物を含む全ての引用文献は、その全部を本明細書に組み込み、これを参照する。
【0049】
本発明の様々な実施の形態の前述の説明は、例示および説明の目的で示したものである。網羅的または開示した詳細な実施の形態に本発明を限定することを意図するものではない。上述の教示を考慮して数多くの修正または変更が可能である。検討した実施の形態は、本発明の原理およびその実用化の最良の説明を提供するために選択および説明されており、それにより当該技術に精通する者が特定の使用に適合するように、様々な実施の形態で、および様々な修正を伴って本発明を利用することを可能にするためのものである。全てのかかる修正および変化は、公平、法的、および正当に適用される範囲に従って解釈する場合に、添付の請求の範囲によって定まる本発明の適用範囲内にある。
Claims (30)
- 内部に枢動壁を画成する凹部を有する主本体部と;
前記凹部内に受けられる大きさの扉であって、押圧部に枢着されるフリップ部を備え、前記押圧部が前記主本体部に枢着される前記扉と;
前記フリップ部は前記枢動壁と係合し、前記押圧部上の下向き圧力に応じて前記押圧部に対して相対的に回転するよう位置決めされ;
前記扉の開放を少なくとも2段階に制御する係止機構であって、第1段階では前記押圧部を閉位置に実質的に固定し、第2段階では前記押圧部を開位置に実質的に固定する前記係止機構とを備える;
容器用の蓋。 - 前記第1段階では、前記フリップ部は、前記主本体部に対する相対的な回転が第1角度αに制限され、前記第2段階では、前記フリップ部は、前記主本体部に対する回転がαより大きい第2角度βに制限される;
請求項1に記載の蓋。 - 前記αが0°から45°である;
請求項2に記載の蓋。 - 前記βが45°から90°である;
請求項2に記載の蓋。 - 前記βが90°未満である;
請求項2に記載の蓋。 - 前記係止機構が:
前記押圧部と略平行な閉位置と;
前記押圧部に向かって回転する第1の開位置と;
前記押圧部に向かって更に回転する第2の開位置と;
を含む前記フリップ部の3つの累進的位置に対応する3段階に前記扉の開放を制御する;
請求項1に記載の蓋。 - さらに前記凹部の対向する側壁を備え、前記係止機構が、各対向する側壁に垂直方向に間隔を空けて設けられる2つの切り欠きと、前記各側壁の前記2つの切り欠きに順に係合するよう位置決めされる前記押圧部の対向側上のタブとを備える、
請求項6に記載の蓋。 - 内部に枢動壁および2つの側壁によって画成される凹部を有する主本体部と;
前記凹部内に受けられる大きさの扉であって、押圧部に枢着されるフリップ部を備え、前記押圧部が前記主本体部に枢着される前記扉とを備え;
前記凹部の各側壁は垂直方向に間隔を空けて設けられる2つの切り欠きを有し;
前記扉は、前記押圧部の対向側にタブを有し、各タブは前記各側壁の2つの前記切り欠きに順に係合するよう位置決めされる;
容器用の蓋。 - 前記扉は、第1の開位置と閉位置との間で操作可能であって、前記タブは前記閉位置で前記上側の切り欠きに係合し、前記第1の開位置で前記下側の切り欠きに係合する;
請求項8に記載の蓋。 - 前記フリップ部は、前記閉位置で前記主本体部に摩擦係合して前記フリップ部を確実に位置決めし、前記タブは、前記上側および下側の切り欠きに係合して前記閉位置および第1の開位置に前記押圧部を確実に位置決めする;
請求項9に記載の蓋。 - 前記扉は、さらに第2の開位置に操作可能であって、前記タブは、前記第2の開位置で上側または下側の切り欠きに係合しない;
請求項9に記載の蓋。 - 前記扉は2段階に開放し、前記タブは、前記第1段階の間は前記上側の切り欠きに係合し、前記第2段階の間は前記下側の切り欠きに係合する;
請求項8に記載の蓋。 - 前記第1および第2段階は前記扉の前記押圧部上の2つの不等下向き圧力に対応する;
請求項12に記載の蓋。 - 前記フリップ部は、前記第1段階では、前記主本体部に対する回転が第1角度αに制限され、前記第2段階では、前記主本体部に対する回転がαより大きい第2角度βに制限される;
請求項12に記載の蓋。 - 前記βが90°未満である;
請求項14に記載の蓋。 - 前記枢動壁に対する前記押圧部およびフリップ部間のヒンジ接続の位置、ならびに前記凹部の深さが共に制御されて、前記フリップ部の前記押圧部に対する回転を90°未満に制限する;
請求項8に記載の蓋。 - 前記凹部は床部を含み、前記押圧部の下の前記床部の一部が前記押圧部および主本体部のヒンジ接続に近接する位置から下側および内側に角度が付けられる;
請求項8に記載の蓋。 - さらに、前記凹部の床部の開口と、前記扉の前記フリップ部の下面から突出するシールリングとを備え、前記シールリングが前記開口の外周部に係合する大きさである;
請求項10に記載の蓋。 - 前記押圧部上の下向き圧力により、前記タブが前記上側の切り欠きから外れる前に前記フリップ部が前記主本体部から外れる、
請求項10に記載の蓋。 - 前記押圧部上の下向き圧力により、前記タブが前記上側の切り欠きから外れるのとほぼ同時に前記フリップ部が前記主本体部から外れる、
請求項10に記載の蓋。 - 内部に枢動壁を画成する凹部を有する平面状の本体部と;
前記凹部内に受けられる大きさの扉であって、押圧部に枢着されるフリップ部を備え、前記押圧部が主本体部に枢着される前記扉とを備え;
前記フリップ部は前記枢動壁と係合し、前記押圧部上の下向き圧力に応じて前記押圧部に対して回転するよう位置決めされ;
前記押圧部は前記フリップ部の開位置および閉位置に対応する少なくとも2つのロック位置間で選択的に操作可能である;
容器用の蓋。 - 前記押圧部は、前記第1のロック位置では前記主本体部と平行であり、前記第2のロック位置では下側および内側に角度が付けられる;
請求項21に記載の蓋。 - 前記押圧部が前記フリップ部の閉位置、第1の開位置、および第2の開位置に対応する3つのロック位置の間で操作可能であって、前記フリップ部が前記第1の開位置よりも前記第2の開位置においてより大きく回転される、
請求項21に記載の蓋。 - 係止機構は、前記押圧部の位置を前記2つのロック位置に実質的に固定する;
請求項21に記載の蓋。 - 前記凹部は、さらに2つの対向する側壁を画成し、前記係止機構は、各対向する側壁に垂直方向に間隔を空けて設けられる2つの切り欠きと、前記各側壁の2つの前記切り欠きと順に係合するよう位置決めされる前記押圧部の対向側上のタブとを備える;
請求項24に記載の蓋。 - 内部に枢動壁、後壁、および床部によって画成される凹部を有する主本体部と;
前記凹部内に受けられるサイズの扉であって、押圧部に枢着されるフリップ部を備え、前記押圧部が前記後壁に隣接する前記主本体部に枢着される前記扉とを備え;
前記フリップ部は前記枢動壁に係合し、前記押圧部が下向きに移動して前記凹部内の開位置となるのに対応して前記押圧部の方へ回転するよう位置決めされ;
前記凹部の前記床部の大部分は前記後壁から前記枢動壁に向かって下側および内側に角度が付けられる;
容器用の蓋。 - 前記凹部の前記床部の大部分が下側および内側に角度が付けられる;
請求項26に記載の蓋。 - 前記押圧部は、前記開位置にある場合に前記床部の前記角度部分の近傍に配設される;
請求項26に記載の蓋。 - 前記床部は、前記押圧部の屈曲を制限する;
請求項28に記載の蓋。 - 前記床部の前記角度部分の前記主本体部に対する角度が、前記凹部内の前記開位置にある場合に、前記押圧部の前記主本体部に対する角度よりもわずかに大きい、
請求項26に記載の蓋。
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