JP2004523144A - 残像効果を利用した映像ディスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

【課題】 本発明に開示されたのは、トンネルに設けられた複数個のモニターを通じて動映像または停止映像を残像効果を利用して車両の搭乗者らに提供する装置に関する。
【解決手段】本発明の装置は、動映像または停止映像のような映像情報が格納されているメインサーバと、前記メインサーバとインターネット網または専用線網を介してインターフェースされ、前記メインサーバから伝送される映像情報を制御する制御器と、トンネル区間の内部に所定間隔で離隔設置され、前記制御器から映像情報を受信し、動映像または停止映像を具現する複数個のモニターからなる。
【選択図】図２

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は、残像効果を利用して複数個のディスプレイ用モニター上に各々具現される動映像または停止映像の認識ができるようにする映像ディスプレイ装置に関し、特に車両の搭乗者が窓を通じて所定の動映像または停止映像の認識ができるようにインターネット網または専用線網を利用してメインサーバから提供される動映像または停止映像をトンネル区間に設けられた複数個のディスプレイ用モニター上に動映像または停止映像で各々具現する映像ディスプレイ装置に関する。
【背景技術】
【０００２】
一般に、車両、地下鉄または鉄道が走行するトンネル区間は、ターミナルまたは停車駅に比べて相対的に暗い状態に維持される。
すなわち、ターミナルまたは駅には各種の便宜施設が設けられており、特に写真広告版、屋外画面または文字電光板のような広告手段等はターミナルまたは駅を利用する人々に多様な広告情報を伝達する手段として使用される。
一方、トンネル区間は人々が利用できない無用空間に転落し、これは相対的に高い人口密度を持つ都市地域における効果的な空間利用効率が低下する要因となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明は、走行車両の搭乗者にトンネル区間の内部に設けられた複数個のディスプレイ用モニターを通じて動映像または停止映像をディスプレイする装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上記目的を達成するために本発明による残像効果を利用した映像ディスプレイ装置は、動映像または停止映像のような映像情報が格納されているメインサーバと、前記メインサーバとインターネット網または専用線網を介してインターフェースされ、前記メインサーバから伝送される映像情報を制御する制御器と、トンネル区間の内部に所定間隔で離隔設置され、前記制御器から映像情報を受信し、動映像または停止映像を具現する複数個のモニターからなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００５】
以下、添付図に基づいて本発明の構成及び作用、効果についてより詳細に説明する。
【実施例１】
【０００６】
図１を参照すれば、本発明による残像効果を利用した映像ディスプレイ装置は、トンネル区間の内部に所定間隔で離隔設置される複数個のモニター１１_１〜１１ｎを含む。各々のモニター１１_１〜１１ｎは、専用線１３_１〜１３ｎを介して制御器１５に連結される。前記モニター１１は、CRTモニターまたはLCDモニターまたはLEDモニターからなる。
【０００７】
また、映像ディスプレイ装置は、前記トンネル区間に設けられ、進行する車両の進行速度を検出する検出センサー１７を含む。検出センサー１７は制御器１５に検出速度の伝送ができるように連結される。
【０００８】
一方、本発明の望ましい実施例によれば、制御器１５は、走行する車両の走行速度を送受信できるように前記車両とインタフェースされる。すなわち、制御器１５は、前記車両から受信される走行速度に応じて各々の前記モニターに分割映像情報を提供することになる。
【０００９】
制御器１５は、動映像または停止映像のような映像情報が保存されているメインサーバ１０とインターネット網または専用線網Ａを介してインターフェースされる。メインサーバ１０には、映像情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された映像情報を保存する保存手段と、前記映像情報を制御器１５に伝送する伝送手段からなる。
【００１０】
一方、本発明の望ましい実施例によれば、メインサーバ１0に入力された映像情報は所定の時間間隔で分割することができる。分割映像情報は専用線１３_１〜１３ｎを介して複数個のモニター１１_１〜１１ｎに各々提供される。
【００１１】
したがって、地下鉄車両１が進入すると、検出センサー１７によって検出される地下鉄の走行速度が制御器１５に伝送されたり、または地下鉄車両１が伝送される地下鉄の走行速度が制御器１５に伝送される。その後、制御器１５は特定映像情報に対応する複数個、たとえば、ｎ個の分割映像情報を専用線１３_１〜１３ｎを介して各々のモニター１１_１〜１１ｎに伝送するようになる。すなわち、第１分割映像は第１専用線１３_１を介して第１モニタ１１_１に提供され、第２分割映像は第２専用線１３_２を介して第２モニター１１_２に提供され、第_{ｎ - １}分割映像は第_{ｎ - １}専用線１３_{ｎ - １}を介して第_{ｎ - １}モニター１１_{ｎ - １}に提供され、第ｎ分割映像は第ｎ専用線１３ｎを介して第ｎモニター１１ｎに提供され、前記特定映像を車両の搭乗者が見ることができる。
【００１２】
モニター１１_１〜１１ｎ各々に具現される分割動映像は、地下鉄１乗客らに残像効果を誘発させる。すなわち、乗客らは地下鉄１がトンネルを通過するにつれてモニター１１_１〜１１ｎ上の動映像または停止映像等によって様々な情報を得ることができる。
【００１３】
一方、地下鉄１乗客らが残像効果によって映像の内容を認識できるように複数個のモニターは所定の間隔で離隔される。すなわち、第１モニタ１１_１上の第１分割映像を一見した乗客らは、第１モニタ１１_１上に具現された第１分割映像の残像が消える前に第２モニター１１_２に具現された第２分割映像を認識することになり、前記第１分割動映像と第２分割動映像を連続的に認識することになる。したがって連続認識の過程は、乗客らが前記トンネル区間の地下鉄進入端に位置する第ｎモニター１１ｄ上に具現された第ｎ分割動映像を認識するまで順次的に引き続いてなされるので、地下鉄乗客らは移動する地下鉄のなかで一定の動映像または停止映像を鑑賞することになる。
【００１４】
以上、前記内容は、本発明の好ましい実施例によって具体的に記載されたが、前記実施例は本発明を説明するための例示に過ぎず、本発明を制限するものではなく、また、当技術分野の業者は、本発明の技術思想の範囲内で様々な実施が可能なのは明らかなことである。
【産業上の利用可能性】
【００１５】
本発明による残像効果を利用した映像ディスプレイ装置は、トンネル区間に設けられた複数個のモニターを通じて車両の搭乗者に動映像または停止映像を提供する。したがって、地下空間の活用度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１６】
【図１】本発明に係る映像ディスプレイ装置がトンネル区間に設けられた状態を示した図である。
【図２】本発明により、制御器に保存された分割映像が複数個のモニターに各々提供される状態を示した図である。
【符号の説明】
【００１７】
１０：メインサーバ
１１_１、１１_２、１１_ｎ−１、１１_ｎ：モニター
１３_１、１３_２、１３_ｎ−１、１３_ｎ：専用線
１５：制御器
１７：検出センサー

Claims (6)

1. 残像効果を利用した映像ディスプレイ装置において、
   動映像または停止映像のような映像情報が格納されているメインサーバと、
   前記メインサーバとインターネット網または専用線網を介してインターフェースされ、前記メインサーバから伝送される映像情報を制御する制御器と、
   トンネル区間の内部に所定間隔で離隔設置され、前記制御器から映像情報を受信する複数個のディスプレイ用モニターからなる残像効果を利用した映像ディスプレイ装置。
2. 前記制御器は、前記メインサーバから受信される映像情報を所定の時間間隔に分割された分割映像情報を前記モニターにそれぞれ提供する請求項１記載の映像ディスプレイ装置。
3. 前記制御器は、前記分割映像情報が前記ディスプレイ用モニターに提供される順番を、走行する車両の進行方向にしたがって制御する請求項２記載の映像ディスプレイ装置。
4. 前記ディスプレイ用モニターは、CRTモニターまたはLCDモニターまたはLEDモニターより選ばれる請求項１乃至３項のいずれか１項記載の映像ディスプレイ装置。
5. 前記制御器は、前記トンネル区間を走行する車両の走行速度を送受信するように前記車両とインターフェースされ、前記車両から提供される走行速度にしたがって前記ディスプレイ用モニターに具現される動映像または停止映像を制御する請求項１記載の映像ディスプレイ装置。
6. 前記メインサーバには、保存されている映像情報を所定の時間間隔に分割した複数個の分割映像情報が保存されており、前記分割映像情報が前記制御器に提供される請求項１記載の映像ディスプレイ装置。

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