JP2004522111A - 内蔵検出器を有する能動型磁気軸受 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、回転軸00′を有する回転機械用の半径方向の磁束を有する能動型磁気軸受に関するものである。この能動型磁気軸受は、電磁石巻線と回転軸00′に対して基本的に垂直方向に伸びる第1の強磁性積層体のスタック(first stack of ferromagnetic laminations)とが装着された固定子と、回転軸00′に対して基本的に垂直方向に伸びる第2の強磁性積層体のスタック(second stack of ferromagnetic laminations )が装着された回転子と、固定子と回転子とが接触することなく、当該固定子と当該回転子との間でつり合いがとれた状態に保持するためのサーボ制御回路と、回転子の半径方向の位置を検出するための少なくとも一つの検出器と、回転子の軸方向の位置を検出するための少なくとも一つの検出器とを有している。上記の半径方向の位置および軸方向の位置を検出するための位置検出器は、サーボ制御回路に対して信号を供給し、この信号に基づいて、固定子の電磁石を流れる電流に関するサーボ制御が行われる。
【背景技術】
【0002】
磁気軸受を使用した応用例の大部分は、図8に図示されているような概念に従っている。この概念によれば、種々の構成要素が互いに明瞭に分離されており、特に、ラジアル磁気軸受200、半径方向の位置検出器201、および軸方向の位置検出器301が、それぞれ明瞭に分離されている。
【0003】
幾つかのケースでは、例えば、仏国特許第2,632,451号の文書に記述されているように、ラジアル磁気軸受および円錐形磁気軸受の近傍にそれぞれ配設された第1および第2の半径方向の検出器であって、180°の角度の扇形になって回転子の周囲に伸びている第1および第2の半径方向の検出器を備えた装置も存在している。この種の装置は、さらに、180°以下の角度にわたって回転子の周囲に伸び、かつ、第2の半径方向の検出器とほぼ同一の半径方向の面内で円錐形磁気軸受の近傍に配設された軸方向の検出器を備えている。このような構成では、上記の軸方向および半径方向の検出器が組み合わせられ、同一の回転子積層体のリングを使用している。しかしながら、それにもかかわらず、上記の軸方向および半径方向の検出器は、軸受に内蔵されていない。
【0004】
その他のケースでは、例えば、仏国特許第2,094,326号に記述されているように、半径方向の検出器はラジアル軸受間に挿入されているものの、軸方向の検出は独立した状態のままになっている。
【0005】
これらのケースのいずれにおいても、軸受のスタック(stack )、半径方向の検出器、および軸方向の検出器が互いに独立して配置されており、この結果、全体として軸受機能の長さが長く、かつ、回転子の動特性によって問題が生ずるようなシステムになっている。
【0006】
さらに、図9からわかるように、ラジアル軸受の半径方向の検出点202とラジアル軸受の応答点203との間で位置ずれがあるために(すなわち、ラジアル軸受の半径方向の検出点202とラジアル軸受の応答点203とが一致していないために)、サーボ制御の規定が非常に複雑になる。回転子の機械的設計により発生する歪みによって、ノード204が、ラジアル軸受200と半径方向の検出器202との間に位置する事態が起こり得る。この場合には、ラジアル軸受の検出と応答との間で位相の逆転が生じ、磁気軸受の応答の際にエラーが発生することになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記問題点を解消するために考え出されたものであり、特に、比較的コンパクト形の磁気軸受アセンブリを提供することによって回転機械の長さを短縮することを可能にすることを目的とするものである。
【0008】
本発明の他の目的は、回転子の能動型磁気サスペンション(suspension)における検出点と応答点との間の不一致を回避することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的は、本願明細書の冒頭の部分で規定されているタイプの磁気軸受によって達成される。この磁気軸受は、本発明に従い、固定子の第1の強磁性積層体のスタックが、軸方向に対し連続して、固定子の電磁石巻線を収容する第1の切り欠き部を有する少なくとも一つの第1の積層体のサブセット(sub-set )と、固定子の電磁石巻線を収容する第1の切り欠き部と半径方向の検出器を収容する第2の切り欠き部の両方を有する第2の積層体のサブセットと、固定子の電磁石巻線を収容する第1の切り欠き部を有する第3の積層体のサブセットとを具備しており、上記固定子の第1の強磁性積層体のスタックは、さらに、その端部にて、互いに同一の複数の切り欠き部を有し、かつ、第1および第2の軸方向の検出器をそれぞれ収容する第4および第5の積層体のサブセットを具備することを特徴としている。
【0010】
好ましくは、位置検出器が回転子の位置を検出する際の検出点が、能動型磁気軸受の応答点と一致する。
【0011】
本発明の一つの特徴によれば、回転子の第2の強磁性積層体のスタックは、固定子の第1の強磁性積層体のスタックの長さよりもわずかに長く軸方向に伸びている。
【0012】
本発明の他の特徴によれば、回転子は、回転子の第2の強磁性積層体のスタックの両端部に配置された個々の材質の均一な非磁性リングを有している。
【0013】
上記非磁性リングは、鋼、青銅またはアルミニウムから作製されることが可能である。
【0014】
本発明の一実施例において、各々の軸方向または半径方向の位置検出器は、複数の検出器要素を有している。
【0015】
特定の実施例において、各々の軸方向または半径方向の位置検出器は、4つの検出器要素を有している。
【0016】
これらの検出器要素は、誘導形の巻線であってよい。
【0017】
本発明の一つの特徴によれば、第2の強磁性積層体のスタックからなる積層体と非磁性リングとの間の面の平行状態からの逸脱が、各々の軸方向の検出器の検出器要素を直列に接続することによって平均化される。
【0018】
好ましくは、軸方向の位置の検出が、半径方向の位置の検出と同一の場所において規定されている。
【0019】
本発明の一つの態様によれば、一つの軸方向の検出器の検出器要素は、他の軸方向検出器の検出器要素と接続されてブリッジ回路を構成している。
【0020】
本発明の他の態様によれば、検出器を励磁する発振器の周波数fdが、磁気軸受の電磁石に供給される電流の周波数fpに対して非結合状態になっている。
【0021】
好ましくは、この非結合状態は、検出器を励磁するための周波数fdと磁気軸受の電磁石に供給される周波数fpとを1:2の比率で(fd=fp/2になるように)同期させることによって実行される。
【0022】
一つの例として、上記の非結合状態は、フィルタを介して磁気軸受に電流を供給することによって実行される。
【0023】
本発明の他の特徴によれば、第2の積層体のスタックからなる積層体の厚さは、0.1ミリメートル(mm)〜0.2mmの範囲になっている。
【0024】
第1の特定の実施例において、能動型磁気軸受は、ラジアル形のものによって構成される。
【0025】
他の実施例において、能動型磁気軸受は、半径方向および軸方向の動きを有する円錐形のものによって構成される。
【0026】
本発明のその他の特徴および利点は、添付の図面を参照すると共に、幾つかの例として提示される特定の実施例に関する以下の説明を参照することによって明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
図1は、回転機械に装着するための、半径方向の磁束を有する本発明のコンパクト形の能動型磁気軸受の一例を示すものである。この能動型磁気軸受1は、互いに回転運動を行う関係にある固定子2および回転子3を有しており、この回転子3は、固定子2の内部または外部のいずれに配置されてもよい。固定子2には、電磁石巻線21と、強磁性積層体のスタック22と、回転子3の半径方向の位置を検出する検出器6と、回転子3の軸方向の位置を検出する2つの検出器4および5とが装着されている。回転子3には、固定子の強磁性積層体のスタック22の長さよりもわずかに長く軸方向に伸びる強磁性積層体のスタック9と、回転子の強磁性積層体のスタック9の相対向する端部にそれぞれ位置する2つの材質の均一な非磁性リング7および8とが装着されている。一例として、これらの非磁性リング7および8は、鋼、青銅またはアルミニウムによって作製されることが可能である。
【0028】
強磁性積層体のスタック9が装着されている回転子3は、固定子2に配設された電磁石によって生成される磁界により支持されている。したがって、この回転子3は、固定子2と機械的に接触することなく、固定子2とつり合った状態に保たれている。上記回転子3の位置は、検出器4、5、および6によって識別され、これらの検出器は、誘導形のものによって構成されることが好ましいが、その他のタイプの検出器によって構成することも同様に可能である。上記の検出器は、回転子が公称の位置を逸脱した場合に磁気吸引力によって回転子を公称の位置に復帰させるようにするために、上記公称の位置からの逸脱による変位を検知し、電子サーボ制御ループを介して、電磁石巻線21に電流を流すための信号を供給するべく継続的に機能する。
【0029】
図2に示されている実施例においては、磁気軸受は、巻線21が装着された固定子2のヨークを有している。上記磁気軸受の固定子2の部分は、固定子2のヨークに面し回転軸00′上に装着された回転子3の強磁性体のアーマチュア(armature)9と協働する。回転子においては、複数枚の層が積層された積層体からなる単一のスタックが使用されており、この積層体の厚さは、0.1mm〜0.2mmの範囲になっている。この積層体は、例えば、鉄またはシリコンによって作製される。ラジアル磁気軸受として機能させる場合には、回転子内のラジアル軸受が加熱するのを回避するために、回転子の積層体のスタックは、固定子の積層体のスタックよりもわずかに長くなっている。さらに、このラジアル磁気軸受は、図2には図示されていない一般的な軸方向の磁気架台(magnetic abutment)をも有している。この軸方向の磁気架台は、ラジアル軸受に内蔵されている一対の軸方向の検出器4、5に基づいて制御される。
【0030】
固定子2の部分のヨークには、強磁性積層体のスタック22が装着されている。この固定子の強磁性積層体のスタックは、軸方向に対し連続して、5つの組(sets)の積層体を有している。第1の積層体の組(set )2aは、ラジアル軸受機能用の固定子の電磁石巻線21のみを収容している(図2A)。第2の積層体の組2bは、ラジアル軸受機能用の電磁石巻線21に加え、さらに半径方向の検出器6を収容している(図2B)。第3の積層体の組2aは、第1の積層体の組2aと同じであり、ラジアル軸受機能用の固定子の電磁石巻線21のみを収容している(図2A)。固定子2の強磁性積層体のスタック22の端部は、上記の第1、第2および第3の積層体の組を有する中央部の積層体のグループの相対向する端部に配置された第1および第2の軸方向の検出器4および5(図2C)をそれぞれ収容する第4および第5の積層体の組2cを有している。
【0031】
図2の実施例において、軸方向の検出器4、5および半径方向の検出器6は、誘導形のものによって構成されており、一般的なサーボ制御回路10によって、ラジアル磁気軸受の巻線を流れる電流と軸方向の磁気架台(図示されていない)の電流に関するサーボ制御を行うための信号を供給する。このサーボ制御回路10の目的は、位置検出器から供給される信号に基づいて電磁石を流れる電流に作用し回転子3の位置を制御することである。
【0032】
回転子3の積層体のスタック9の両端部に配置された非磁性リング7および8は、基準リングとして機能する。これらの非磁性リング7および8によって、軸方向の検出器4および5が、固定子アセンブリ2に対する回転子3の軸方向の位置を正確に判定することができるようになっている。軸方向の検出器4および5は、それぞれ、上記の非磁性リング7および8と協働する。この場合、回転子3が軸方向に変位すると、非磁性リング7および8の各々と回転子3のアーマチュア9との部分的なオーバーラップの状態が異なるものになり、それゆえに、軸方向の検出器4および5から供給される信号も相違することになる。この結果、回転子の軸方向の位置に関する情報が倍精度で提供され、軸方向の架台に対して適切にサーボ制御を行うことが可能になり、予め定められた軸方向の位置を維持することができる。なお、軸方向の公称の位置においては、非磁性リング7および8は、軸方向の検出器4および5をそれぞれ構成する固定の積層体のスタックの半分とオーバーラップしている。
【0033】
半径方向の検出器6は、空隙(すなわち、回転子3と固定子2との間の空間)に関する変動を検出する。サーボ制御回路10は、半径方向の検出器6からの信号と、回転子3の公称の位置を規定する基準信号とを比較する。この結果、半径方向の回転軸00′上の位置に固定子2の中心を保持するべく、ラジアル軸受に対して適切にサーボ制御を行うことが可能になっている。
【0034】
図2A、図2Bおよび図2Cは、固定子2の積層体を切断するための種々の方法を示すものである。
【0035】
図2Aは、第1および第3の積層体の組2aに属する積層体22aを示している。この積層体22aは、ラジアル軸受機能用の電磁石巻線21のみを収容する複数の切り欠き部70を有している。
【0036】
図2Bは、第2の積層体の組2bに属する積層体22bを示している。この積層体22bは、軸Xおよび軸Yに沿ったラジアル軸受機能用の電磁石巻線21を収容する複数の切り欠き部60を有している。軸Xおよび軸Yに挟まれた軸Aおよび軸Bに沿って伸びる複数の切り欠き部の幾つかには、付加的な歯部61、62、63および64が含まれており、これらの歯部の周囲には、半径方向の検出器機能を実行するべく検出器巻線65、66、67および68が巻きつけられている。ラジアル軸受の軸Xと軸Yとの間に半径方向の検出器を挿入すると、能動型軸受の動作領域(working area)が多少減少することになり、この結果、軸受をある程度大きくすることによって補償しなければならない負荷損失が生じる。しかしながら、損失領域が軸受の軸に対して大きな角度をなしており、この軸上への負荷の投影による動作領域の減少が限定的なものになる。それゆえに、負荷の損失は非常に小さなレベルに留まることになる。150mmの直径を有する実際の軸受に関して行った正確な計算によれば、半径方向の検出器を内蔵させたことに起因する負荷損失によって生じる損失は、線形負荷の約10%にすぎないが、軸受全体のサイズにおける縮小効果は、上記損失よりも格段に大きいことが明らかになっている。
【0037】
図2Cは、第4および第5の積層体の組2cに属する積層体22cを示すものである。この積層体22cは、ラジアル軸受が作用する軸を表す積層体の軸Xおよび軸Yに挟まれた軸Aおよび軸Bに沿って配置された同一形状の複数の歯部41、42、43および44、または、51、52、53および54を有している。この歯部41、42、43および44を有すると共にそれぞれ対応する電磁石巻線45、46、47および48を収容する積層体の組は、第1の軸方向の検出器4を表しており、歯51、52、53および54を有すると共にそれぞれ対応する電磁石巻線55、56、57および58を収容する積層体の組は、第2の軸方向の検出器5を表している。これらの2つの検出器4および5が協働して遂行する誘導検出によって、回転子3の軸方向の位置に関する表示値が提供される。
【0038】
本発明に係る磁気軸受の軸方向のサイズを従来技術に係る磁気軸受の軸方向のサイズと比較すると、その軸方向の長さに関する減少の度合は、157mmに対して34mmになる。これによって、同等の負荷に対して約22%の縮小効果がもたらされることは明らかになるであろう。
【0039】
図3および図4は、半径方向の検出器6と軸方向の検出器4、5の両方を有する本発明のラジアル軸受の特定の実施例を示すものである。
【0040】
図5は、ブリッジ回路として構成された半径方向の検出器6の巻線65、66、67および68を示している。巻線65および66は、軸Bに沿った検出値を提供し、この検出値においては偶数調波が除去されている。巻線67および68は、軸Aに沿った検出値を提供し、この検出値においては偶数調波が除去されている。ラジアル軸受の軸Xおよび軸Yに沿った検出値は、サーボ制御回路10内の電子回路を使用して合成することによって取得することができる。より詳しくいえば、半径方向の軸Xに沿った検出値は、信号X=A+Bを取得するべく、軸Aに沿った検出信号と軸Bに沿った検出信号とを加算することによって取得することができる。また一方で、半径方向の軸Yに沿った検出は、信号Y=B−Aを取得するべく、軸Bに沿った検出信号から軸Aに沿った検出信号を減算することによって取得することができる。
【0041】
第1の軸方向の検出器4の巻線45、46、47および48は、直列に接続されており、この結果、回転子3のアーマチュアの積層体に対する非磁性リングの側面における平行状態からの逸脱を平均化するための第1の組が形成されている。第2の組は、軸受のもう一方の端部に配置された第2の軸方向の検出器5の巻線55、56、57および58を直列に接続することにより形成されている。さらに、上記の第1の組は、第2の組と接続され、ブリッジ回路を構成している。このブリッジ回路は、検出感度を倍増させると共に、2つの軸方向の検出リングの中央部(すなわち、半径方向の検出と同一場所におけるラジアル軸受の中央部)に位置する仮想的な軸方向の検出点をも規定している。この結果、軸方向および半径方向の位置検出器4、5、および6により検出される回転子3の位置は、能動型磁気軸受1の応答点に対応する点と同じ点に相当することになる。このような検出点と応答点との一致によって、制御システムを実行させることが比較的容易になり、サーボ制御の精度が向上する。
【0042】
軸方向の検出器および半径方向の検出器をラジアル軸受に内蔵すると、検出器と軸受との間で磁気的および電気的な結合が増大してしまう危険性がある。このような磁気的および電気的な結合を回避するために、検出器4、5、および6を励磁する発振器の周波数fdが、磁気軸受の電磁石に供給される電流の周波数fpに対して非結合状態になるようにしている。
【0043】
この非結合状態は、検出器の周波数fdと磁気軸受の電磁石の周波数fpとを1:2の比率(すなわち、fd=fp/2)で同期させることによって実現され得る。
【0044】
このような同期化によって、上記の2つの機能が完全に切り離されて非結合状態になる。一つの選択肢として、増幅器のチョッパ高周波が軸受の金属部分に現れるのを防止して前述の結合状態を回避するために、増幅器の出力側に配置された誘導容量型(LC)フィルタを介して磁気軸受に電流を供給することによって上記の非結合状態を実現することも可能である。
【0045】
図7は、本発明の第2の実施例を構成する能動型磁気軸受101の軸方向における断面図である。この実施例において、能動型磁気軸受101は、半径方向および軸方向の動きの両方を提供する円錐形軸受であり、アキシャル軸受(axial bearing )、ラジアル軸受、軸方向の検出器、および半径方向の検出器の機能の全てが同一のユニットに内蔵されている。
【0046】
磁気軸受101は、磁気巻線121が設けられた円錐形状の固定子102のヨークを有している。上記磁気軸受の固定子102の部分は、回転軸00′上に位置し固定子102のヨークに面している回転子103の強磁性体の円錐形状のアーマチュア109と協働する。この磁気軸受の円錐形状によって、磁場の半径方向の成分に加え、磁場の軸方向の成分が生成される。この結果、軸方向の磁気架台を追加する必要がなくなる。
【0047】
固定子2の部分のヨークには、円錐形の強磁性積層体のスタック122が装着されている。この固定子の強磁性積層体のスタック122は、軸方向に対し連続して、5つの組の積層体を有している。第1の積層体の組は、ラジアル軸受機能用の電磁石巻線121のみを収容している。第2の積層体の組は、ラジアル軸受機能用の電磁石巻線121に加え、さらに半径方向の検出器106を収容している。第3の積層体の組は、ラジアル軸受機能用の電磁石巻線121のみを収容している。固定子102の強磁性積層体のスタック122の端部は、第1および第2の軸方向の検出器104および105をそれぞれ収容する第4および第5の積層体の組を有している。サーボ制御回路110によって、上記の軸方向の検出器104および105から供給される信号、および、半径方向検出器106から供給される信号に基づいて、ラジアルおよびアキシャル磁気軸受の巻線を流れる電流に関するサーボ制御が行われる。
【0048】
非磁性リング107および108は、その形状が円錐形になっており、回転子の積層体のスタック109の相対向する端部に配置されている。これらの非磁性リング107および108は、基準リングとして機能する。これらの非磁性リング107および108によって、軸方向の検出器104および105が、固定子アセンブリ102に対する回転子103の軸方向の位置を正確に判定することができるようになっている。
【0049】
空隙を規定するための固定子102および回転子103の壁が円錐台(frustoconical )の形状になっている点、および、半径方向の検出器106および軸方向の検出器104および105からサーボ制御回路110へ伝送される信号に対して軸受が直接応答することが可能であるという点を除き、固定子102の構成は、図2の軸受の固定子2の構成と類似しており、図2A、図2B、図2Cおよび図3〜図6に示されている構成要素の各々は、この図7の実施例にも同様に適用される。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明に係る能動型磁気軸受の一実施例の軸方向における半断面図である。
【図2】上部の軸方向における半断面では、軸受巻線が図示され、下部の半断面では、サーボ制御回路に信号を供給する一つの半径方向の検出器および2つの軸方向の検出器が図示されているような能動型磁気軸受を示す図である。
【図2A】図2のラインIIA−IIAに沿った図であり、固定子の積層体を切断してラジアル軸受機能用の第1の切り欠き部を形成する方法が示されている。
【図2B】図2のラインIIB−IIBに沿った図であり、固定子の積層体を切断してラジアル軸受機能用の第1の切り欠き部と半径方向の検出器機能用の第2の切り欠き部の両方を形成する方法が示されている。
【図2C】図2のラインIIC−IICに沿った図であり、固定子の積層体を切断して軸方向の検出器機能用の切り欠き部を形成する方法が示されている。
【図3】図2Bの変形例を示す図である。
【図4】図3の矢印Fの方向から見た図である。
【図5】図2Bにおける半径方向の検出器の巻線のブリッジ回路を示す図である。
【図6】図2Cにおける軸方向の検出器の巻線のブリッジ回路を示す図である。
【図7】図2の図と類似した図であるが、この場合には、能動型磁気軸受が、半径方向および軸方向の動きを有する円錐形のものによって構成されている。
【図8】従来技術に係る能動型磁気軸受の一例の軸方向における半断面図である。
【図9】従来技術に係るラジアル軸受の半径方向の検出点と応答点との間で不一致が生ずる現象を示す図である。
Claims (17)
- 回転軸00′を有する回転機械用の半径方向の磁束を有する能動型磁気軸受(1、101)であって、電磁石巻線(21、121)と前記回転軸00′に対して基本的に垂直方向に伸びる第1の強磁性積層体のスタック(22、122)とが装着された固定子(2、102)と、前記回転軸00′に対して基本的に垂直方向に伸びる第2の強磁性積層体のスタック(9、109)が装着された回転子(3、103)と、前記固定子(2、102)と前記回転子(3、103)とが接触することなく、該固定子(2、102)と該回転子(3、103)との間でつり合いがとれた状態に保持するためのサーボ制御回路(10、110)と、前記回転子の半径方向の位置を検出するための少なくとも一つの検出器(6、106)と、前記回転子の軸方向の位置を検出するための少なくとも一つの検出器(4、5、104および105)とを有しており、前記半径方向の位置および前記軸方向の位置を検出するための位置検出器(4、5、6、104、105および106)は、前記サーボ制御回路(10、110)に対して信号を供給し、前記電流に基づいて、前記固定子(2、102)の電磁石(21、121)を流れる電流に関するサーボ制御が行われる能動型磁気軸受(1、101)において、
前記固定子(2、102)の前記第1の強磁性積層体のスタック(22、122)は、軸方向に対し連続して、前記固定子(2、102)の電磁石巻線(21、121)を収容する第1の切り欠き部(70)を有する少なくとも一つの第1の積層体(22a)のサブセット(2a)と、前記固定子(2、102)の電磁石巻線(21、121)を収容する第1の切り欠き部(60)と半径方向の検出器(6、106)を収容する第2の切り欠き部の両方を有する第2の積層体(22b)のサブセット(2b)と、前記固定子(2、102)の電磁石巻線(21、121)を収容する第1の切り欠き部(70)を有する第3の積層体(22a)のサブセット(2a)とを具備し、
前記固定子(2、102)の前記第1の強磁性積層体のスタック(22、122)は、さらに、その端部にて、互いに同一の複数の切り欠き部を有し、かつ、第1および第2の軸方向の検出器(4、5、104および105)をそれぞれ収容する第4および第5の積層体(22c)のサブセット(2c)を具備することを特徴とする能動型磁気軸受。 - 前記位置検出器(4、5、6、104、105および106)が前記回転子(3、103)の位置を検出する際の検出点が、前記能動型磁気軸受(1、101)の応答点と一致することを特徴とする請求項1記載の磁気軸受。
- 前記回転子の前記第2の強磁性積層体のスタック(9、109)は、前記固定子の前記第1の強磁性積層体のスタック(22、122)の長さよりもわずかに長く軸方向に伸びていることを特徴とする請求項1記載の磁気軸受。
- 前記回転子(3、103)は、該回転子の前記第2の強磁性積層体のスタック(9、109)の両端部に配置された個々の材質の均一な非磁性リング(7、8、107および108)を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の磁気軸受。
- 前記非磁性リング(7、7、107および108)は、鋼、青銅またはアルミニウムから作製されることを特徴とする請求項4記載の磁気軸受。
- 各々の前記軸方向または前記半径方向の前記位置検出器(4、5、6、104、105および106)は、複数の検出器要素を有していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の磁気軸受。
- 各々の前記軸方向または前記半径方向の前記位置検出器(4、5、6、104、105および106)は、4つの検出器要素(45、46、47および48)または(55、56、57および58)または(65、66、67および68)を有していることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の磁気軸受。
- 前記検出器要素は、誘導形の巻線であることを特徴とする請求項6または7記載の磁気軸受。
- 前記第2の強磁性積層体のスタック(9、109)からなる積層体と前記非磁性リング(7、8、107および108)との間の面の平行状態からの逸脱が、各々の前記軸方向の検出器(4、5)の前記検出器要素(45、46、47および8)または(55、56、57および58)を直列に接続することによって平均化されることを特徴とする請求項4、6、7および8のいずれか一項に記載の磁気軸受。
- 前記軸方向の位置の検出が、前記半径方向の位置の検出と同一の場所において規定されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の磁気軸受。
- 一つの前記軸方向の検出器(4)の前記検出器要素(45、46、47および48)は、他の前記軸方向の検出器(5)の前記検出器要素(55、56、57および58)と接続されてブリッジ回路を構成していることを特徴とする請求項10記載の磁気軸受。
- 前記検出器(4、5、6、104、105および106)を励磁する発振器の周波数fdが、前記磁気軸受の前記電磁石に供給される電流の周波数fpに対して非結合状態になっていることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の磁気軸受。
- 前記非結合状態は、前記検出器を励磁するための周波数fdと前記磁気軸受の前記電磁石に供給される周波数fpとを1:2の比率でfd=fp/2となるように同期させることによって実行されることを特徴とする請求項12記載の磁気軸受。
- 前記非結合状態は、フィルタを介して前記磁気軸受に電流を供給することによって実行されることを特徴とする請求項12または13記載の磁気軸受。
- 前記第2の強磁性積層体のスタック(9、109)からなる積層体の厚さは、0.1mm〜0.2mmの範囲になっていることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の磁気軸受。
- 前記能動型磁気軸受は、ラジアル形(1)のものによって構成されることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の磁気軸受。
- 前記能動型磁気軸受は、半径方向および軸方向の動きを有する円錐形(101)のものによって構成されることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の磁気軸受。
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