JP2004522075A - ブレーキを作動させるための負荷センサを備える機構 - Google Patents

ブレーキを作動させるための負荷センサを備える機構 Download PDF

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Abstract

本発明は、特には駐車ブレーキ等の少なくとも1つのブレーキのための作動機構(1)に関するもので、該作動機構は少なくとも1つのブレーキケーブル(60)に連結されるアクチュエータ(30)と、上記少なくとも1つのブレーキケーブル(60)の機械的負荷を決定する負荷センサ(40)とを有し、上記少なくとも1つのブレーキケーブル(60)の機械的負荷は、アクチュエータ(3)を介し、且つ、上記少なくとも1つのブレーキケーブル(60)から減結合された状態で決定される。本発明の構成によれば、アクチュエータ(30)とブレーキケーブル(60)との間の直接接続がなされ、その場合において、負荷センサ(40)は負荷伝達部品又は連結部品としては作用しない。この構成は、負荷センサ(40)の故障の場合においてさえも、該故障により作動機構(1)の機能が影響を受ける又は妨害されることがないので高度の安全性要件を満たす。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、特には車両の駐車ブレーキ系のようなブレーキのための負荷センサを備える作動機構であって、電気モータにより駆動され、ブレーキを均一に作動させ、且つ、負荷センサにより監視されるような作動機構に関する。
【背景技術】
【0002】
種々の型式の車両は、殆どの場合、2つの別個の制動系を有している。斯かる制動系の一方は、運転中に車両の速度を低下させるように作用し、例えばペダルを介して流体的に又は空気的に作動される。他方の制動系は駐車中に車両を保持するために使用される。このブレーキ系において、該ブレーキは、車内の別個のレバー機構により張力負荷が掛けられるブレーキケーブルを介して主に作動される。これらのブレーキは、ハンドブレーキ又はレバーブレーキとも呼ばれる。
【0003】
従来技術は、手又は足により付勢される駐車ブレーキを作動させるための機構の、異なる解決策を提供している。駐車ブレーキを作動させるには時にはかなりの力が必要とされるので、必要な程度に掛けられない場合がしばしばあり、車両が駐車状態から移動し得る。これにより、交通に高度の安全上の危険性が生じる。一方、運転者にとっては、非常に努力して駐車ブレーキを掛けることは不便である。このような理由で、電気モータにより駆動されて駐車ブレーキを作動させる機構が開発された。
【0004】
運転者にとり、電気作動機構を備える駐車ブレーキを使用することは便利であるが、斯かる駐車ブレーキ及び作動機構の構造は、例えばモータの故障が当該系の損傷又は破壊に繋がらないように潜在的な機械的過負荷状態に対して保護されなければならない。これに関しては、国際特許出願公開第98/56633号公報が駐車ブレーキ用の負荷センサを備える電気作動機構を開示している。この構成は、ブレーキのブレーキケーブルを緊締又は解放するために使用される設定ユニットの作動のための電気モータを有している。該ブレーキケーブルは負荷センサを介して設定ユニットに接続され、該設定ユニットにより発生される力は上記負荷センサにより直接伝達され及び決定される。この構成においては、上記設定ユニットからブレーキケーブルへの力の伝達が上記負荷センサの故障の場合に切断されることが大きな欠点となる。この場合、ブレーキの作動は、最早、不可能であり、交通における高い危険性に繋がる。加えて、現在の駐車ブレーキの上記作動機構の製造は、該機構の複雑な構造のために高価である。
【0005】
【特許文献1】国際特許出願公開第98/56633号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明の課題は、簡素な構成を有しながら高度な安全性の要件を満たすような構成のブレーキ用の作動機構を提供することにある。また、該ブレーキ用の作動機構の他の課題は、単純な部品の一層小型の構成により保守の費用を低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記課題を請求項1及び請求項15に記載するような特に駐車ブレーキ用の作動機構により解決する。他の特徴は、別個に又は組み合わせにより好ましい実施例を表す従属請求項に含まれている。
【0008】
本発明による、特には駐車ブレーキのような、少なくとも1つのブレーキを作動させる機構は、少なくとも1つのブレーキケーブルに連結されるアクチュエータと、前記少なくとも1つのブレーキケーブルの機械的負荷を決定する負荷センサとを有し、前記少なくとも1つのブレーキケーブルの前記機械的負荷は前記アクチュエータを介して前記少なくとも1つのブレーキケーブルから減結合された態様で決定される。
【0009】
しかしながら、本発明の最も広い思想によれば、上述した作動機構は上記負荷センサを使用せずに使用することもできる。代わりに、負荷評価用の他の技術的装置を使用することができ、該装置は損傷又は機械的過負荷を防止するために当該ブレーキ系の何処かに配置することができる。これは、請求項15に記載の実施例にも当てはまる。
【0010】
少なくとも1つのブレーキケーブルを作動させるために、機械式、流体式、空気式又は圧電式のアクチュエータ又はこれらの組み合わせを使用することができる。ブレーキケーブルは殆どの場合引張負荷により負荷が掛けられるが、作動されたブレーキの作動状況、並びにブレーキケーブルの及び作動機構の可能性のある過負荷状態を識別するために、この機械的負荷を負荷センサにより監視する必要がある。高度の安全性要件を満たすために、上記アクチュエータはブレーキケーブルに直接接続され、ブレーキケーブルの機械的負荷は該アクチュエータを介して決定される。これにより、アクチュエータにより発生される力は、負荷センサを介してブレーキケーブルに直接伝達されることはない。負荷センサが故障した場合、当該作動機構によるブレーキの作動は影響されることがなく、かくして、例えば交通における必要な安全性が保証される。
【0011】
本発明の上記アクチュエータは、上記少なくとも1つのブレーキケーブルの機械的負荷に依存して自身の長軸方向の位置を変化させる。
【0012】
本発明の利点は、上記アクチュエータが回転及び直線運動を行うという点にある。回転が当該アクチュエータを作動させるために使用される一方、直線的な位置変化はブレーキケーブルの機械的負荷状態に応じた負荷の決定のために使用することができる。この目的のため、例えば、ブレーキケーブルの機械的に負荷に校正された変位信号が発生される。
【0013】
当該作動機構のアクチュエータは電気モータによりギアを介して駆動されるが、該アクチュエータは歯車、スピンドル及びナットを有する。
【0014】
本発明によれば、好ましくは、電気モータにより駆動されて長さを変化させるような機械式アクチュエータが使用される。これにより、連結されたブレーキケーブルは作動され、ブレーキが動作される。上記長さの変化は、回転するスピンドルからナットを該スピンドルにねじ込むか、スピンドルからねじ戻すことにより生じる。
【0015】
更に、上記スピンドルの第1端部は前記歯車の同心的な断面整形された開口に対して相補的形状にされると共に該開口内で案内され、これにより、前記歯車の回転が前記スピンドルに伝達されると同時に、前記スピンドルの上記第1端部の変位が前記歯車の上記同心的な断面整形された開口内で軸方向において可能となる。
【0016】
通常は、作用する機械的負荷は変位を介して間接的に決定される。本発明による上記スピンドルの第1端部及び上記歯車の開口の構成に基づいて、負荷を決定するのに必要な変位が上記スピンドルにより行われる。結果として、負荷センサは、最早、アクチュエータからブレーキへの負荷伝達に直接組み込まれる必要はない。この構成は、直接的負荷伝達に基づく改善された安全性及び単純化された構成を提供する。発生する変位にも拘わらず、スピンドルの回転の伝達は影響を受けることがない。何故なら、該スピンドルの第1端部は上記歯車の断面整形された開口内で案内されるからである。更に、上記スピンドルの第1端部が上記歯車から完全に外され得ることがないように、該スピンドルの第1端部にはストッパが配置される。
【0017】
上記スピンドルの第2端部には、回転が減結合されたストッパが取り付けられる。この回転が減結合されたストッパは、磁石を備える磁石固定部を有している。該磁石に対向し且つ離隔してホールチップ固定部が配置され、上記磁石固定部と該ホールチップ固定部との間にはバネが配置される。
【0018】
上記スピンドルの第2端部の近傍には負荷センサが配設され、該負荷センサは適切な方法で各々取り付けられたホールチップ及び磁石からなる。これら磁石とホールチップとの間の距離は上記スピンドルの変位により変化され、これにより、変化する磁界により電気信号が上記ホールチップに発生される。上記変位は、前記回転が減結合されたストッパと上記ホールチップ固定部との間にクランプされた既知の特性を持つバネの力に抗して行われ、該力は前記少なくとも1つのブレーキケーブルの負荷に対する参照値を提供する。
【0019】
本発明の好ましい実施例によれば、上記ナットは前記スピンドルのネジ溝上で案内されるべく対応する内側ネジ溝を有している。更に、2つのボーデンケーブルが、上記スピンドルに対して対称に構成された連結手段を介して上記ナットに連結され、これらボーデンケーブルは前記少なくとも1つのブレーキケーブルに接続される。
【0020】
本発明による上記ナットの構成により、上記の接続されたブレーキケーブルの作動が可能にされる。更に、当該作動機構内部では2つのボーデンケーブルに対する対称な負荷の分散が生じ、これが、該作動機構の向上された作動安全性を実現する。
【0021】
本発明の他の実施例によれば、前記ナットは、弧状の外側表面を備えるナットと該ナット上に取り付けられる可動レバーとを有する連結機構として構成される。上記可動レバーは少なくとも2つのブレーキケーブルに対する連結手段を有し、これにより、少なくとも2つのブレーキを前記アクチュエータを介して直接作動させることができる。
【0022】
一方、上記連結機構は上記スピンドル上を案内されると共に前記ナットと同様の態様で自身の位置を変化させるので、該連結機構は上記アクチュエータの必要な部品を形成する。更に、該連結機構は上記可動レバーを介して上記少なくとも2つのブレーキケーブルへの負荷を均一に分配する。このようにして、ブレーキケーブルの異なる歪及びブレーキケーブルの長さ調整における許容誤差が、簡単な構成により等化される。
【0023】
更に、当該作動機構は、前記ハウジング上に前記スピンドルに沿って又は該スピンドルと平行に配置されると共に前記ナットにより又は前記連結機構によりスイッチ作動されるマイクロスイッチを有し、これにより、保守がなされなければならないことを示す信号を発生する。ブレーキの摩耗に依存して、ブレーキケーブルは同一の制動効果を発生するには異なる程度に作動されねばならない。従って、上記ナット又は上記連結機構は前記歯車の方向に異なる位置までスピンドルにねじ込まれる。上記ナット又は連結機構が、スピンドル上の所与の位置に到達したら、マイクロスイッチが作動される。これにより、対応する信号が発生され、該信号は、例えば、運転者に保守作業を行うために修理工場を見付けるよう知らせる。
【0024】
本発明の他の好ましい実施例は、特には駐車ブレーキのような少なくとも1つのブレーキのための作動機構であって、少なくとも1つのブレーキケーブルに連結されたスピンドルを有するアクチュエータと、上記少なくとも1つのブレーキケーブルの機械的負荷を決定する負荷センサとを有する作動機構において、前記スピンドルは負荷に制御されて軸方向に変位可能であり、これにより、上記機械的負荷が上記少なくとも1つのブレーキケーブルと第2のブレーキケーブルとの間で、上記負荷に制御されるスピンドル変位を介して均一に分散されることを特徴とするような作動機構に関するものである。
【0025】
本発明の作動機構の上記他の好ましい実施例に基づけば、上記アクチュエータに連結された少なくとも2つのブレーキケーブルを同時に作動させることができる。該作動機構により印加される負荷は、上記の連結されたブレーキケーブルに均一に分配される。このことから、均一な負荷配分を実現するための他の技術的なアセンブリを不要とすることができるという利点が生じる。更に、全体の作動機構は、高度な保守の努力を必要としないような少ない部品からなるものとなる。当該作動機構の及び上記アクチュエータに連結されたブレーキケーブルの負荷は、負荷センサにより制御される。負荷はブレーキケーブルに均一に分散されるので、1つの負荷センサで完全に充分となる。
【0026】
本発明の他の好ましい実施例によれば、前記アクチュエータは、ネジ溝を持つ前記軸方向に変位可能なスピンドルと、該ネジ溝上を案内される前記少なくとも1つのブレーキケーブルを取り付けるためのナットとを有している。上記スピンドルは少なくとも1つの歯車を備えるギアを介して電気モータにより駆動される。
【0027】
本発明によれば、好ましくは、本発明の上記アクチュエータは簡素に構成される。このアクチュエータの主たる部品としての上記軸方向に変位可能なスピンドル及びナットは、該アクチュエータが伝達された回転に依存して自身の長さを変化させることができることを保証する。この長さの変化により、連結された各ブレーキケーブルが作動され、かくして、連結されたブレーキは均一に作動される。この場合、回転は電気モータにより発生され、該回転は上記ギアにより当該アクチュエータに伝達される。
【0028】
本発明によれば、好ましくは、前記スピンドルは、前記歯車の同心的な断面整形された(profiled)開口に対して相補的に整形された案内部を有する。該スピンドルは、上記歯車の上記同心的な断面整形された開口内で、該歯車の回転が前記スピンドルに伝達されると同時に、該スピンドルの上記案内部の変位が前記歯車の前記同心的な断面整形された開口内で前記スピンドルの軸方向において可能とされるように案内される。
【0029】
上記スピンドル及び歯車の構成に基づけば、回転の直線運動への変換が達成される。これに関連しては、上記歯車及びスピンドルが、該スピンドルの上記歯車と共の回転を可能にすると同時に、上記スピンドルの上記歯車内での軸方向変位が可能となるようにポジティブに接続されることが有利である。
【0030】
本発明によれば、好ましくは、前記スピンドルと前記歯車の同心的な開口との間にポジティブ接続(positive connection)は、前記スピンドルの前記案内部がリブを有する一方、前記歯車が前記同心的な開口内に前記リブと相補的な形状の凹部を有するようにして実現される。
【0031】
この関連では、上記リブが上記歯車の同心的な開口内に形成されることも考えられる。更に、上記歯車の断面整形された各開口及び例えば角度的案内部のような断面整形された各案内部も考えられる。
【0032】
本発明の他の好ましい実施例によれば、第2のブレーキケーブルが上記スピンドルの上記案内部に取り付けられる。更に、該スピンドルのネジ溝は、前記ナットがスピンドルの回転を介して該スピンドルからねじ外しされ得ないようにストッパにより制限される。
【0033】
本発明の他の好ましい実施例によれば、前記アクチュエータに連結されたブレーキケーブルの機械的負荷を決定するために、上記スピンドルに前記負荷センサが接続される。
【0034】
本発明の他の好ましい実施例によれば、当該作動機構は、少なくとも1つの変位部を備えるハウジングを有し、前記ナットは該変位部内で案内及び変位され、該変位部により前記ナットの回転が防止される。
【0035】
前記アクチュエータの長さの変化は、上記ナットをスピンドルに対してねじ込み又はねじ外しすることができる場合は、供給される回転によってのみ可能である。このような理由により、上記ナットの回転は防止されねばならず、これが当該作動機構のハウジングにおける上記変位部により実現される。ハウジングにおけるこれら変位部は上記ナットを固定し、結果として該ナットの上記スピンドルの軸方向における変位のみが実現される。従って、上記スピンドルは上記ナットにねじ込むことができ、これにより前記アクチュエータが短縮するか、又は、これにより機械的引張負荷が上記アクチュエータに連結されたブレーキケーブルに伝達される。同時に、この機械的負荷は、連結された各ブレーキケーブルに均一に分配される。何故なら、上記スピンドルは上記歯車の同心的開口内で自由に変位可能であるからである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0036】
以下の詳細な説明においては、本発明の現在好ましい実施例が添付図面を参照して説明される。
【0037】
本発明の第1の好ましい実施例が、図1に概念図として示されている。ハウジング20に収容された駐車ブレーキ用作動機構1は、主要な構成部品として電気モータ5、ギア10、アクチュエータ30及び負荷センサ40を有している。本発明による作動機構1は、駐車ブレーキ以外の他のブレーキ系を作動させるためにも使用することができる。これには、負荷センサ40により供給される信号が、それに応じて高速で評価され、作動機構1が該評価信号に基づいて制御されることを要する。ハウジング20は作動機構1の上記種々の構成部品を収容するように作用し、これにより、これら構成部品は例えば湿気及び機械的衝撃等の外的影響に対して保護される。これによって、腐食等による損傷は最小化されるので、該作動機構1の保守努力は低減される。
【0038】
アクチュエータ30は、例えば後輪のブレーキ等の各ブレーキに繋がるブレーキケーブルを作動させるように作用する。本発明の第1の好ましい実施例によれば、アクチュエータ30は、以下に詳述されるような機械系を形成している。なされる長さの変化が上記各ブレーキケーブルを作動させるのに充分な限りにおいて、例えば流体式、空気式若しくは圧電式の系又はこれらの組み合わせ等の、アクチュエータに関する他の解決策も考えられる。
【0039】
図1に示される機械式アクチュエータ30は、電気モータ5によりギア10を介して駆動される。ギア10は、電気モータ5からアクチュエータ30への最適な動力伝達を行うよう作用すると共に、同時に電気モータ5を機械的負荷に対して保護する。
【0040】
負荷センサ40は、アクチュエータ30を介して作動される少なくとも1つのブレーキケーブル60の機械的負荷を決定するよう作用する。該負荷センサ40は種々の機能を満たす。一方において、該アクチュエータは、ブレーキケーブル60の機械的負荷を永久的に監視するように作用して、作動されたブレーキ(図示略)の状態に関する参照信号を供給する。この情報は、作動機構1が運転中の制動のためにも使用される場合に特に適している。他の系との共動により、これによって例えば全ブレーキが掛けられた場合に車輪のロックが防止され、車両の最適な速度減少が可能となる。更に、作動機構1及びブレーキケーブル60の機械的過負荷状態が負荷センサ40により発生される上記信号により示されるので、当該系の可能性のある損傷又は破壊を防止することができる。該負荷の決定は、以下に詳述するように、バネ45の圧縮を介して間接的に実行される。しかしながら、アクチュエータ30に関連しては、例えば圧電効果に基づくような、又は長さの変化による抵抗又は容量変化を利用するような他のシステムも考えられる。
【0041】
図2は本発明の第1の好ましい実施例の断面図を示すもので、負荷センサ40を備えるアクチュエータ30を詳細に示すためのものである。アクチュエータ30は歯車31を介してギア10に連結され、これにより、前記電気モータ5の回転がアクチュエータ30に伝達される。歯車31は、スピンドル34の第1端部34aを受け入れるための断面整形された同心開口31aを有している。好ましくは、開口31aはスピンドル34の第1端部34aに対して相補的に整形され、その場合において、スピンドル34の第1端部34aは、歯車31の回転のスピンドル34への伝達と同時に、歯車31の上記の断面整形された同心開口31内でのスピンドル34の軸方向の変位が可能とされるように整形される。例えば、三面体状の又は四角形状の断面が、スピンドル34の第1端部34aの考えられる断面である。更に、スピンドル34は該スピンドルの外側の第1端部34aにストッパ34cを有し、該ストッパはスピンドル34の歯車31の開口31aからの抜け落ちを防止する。更に、スピンドル34は中央部にネジ溝34Gを有し、該ネジ溝は相補的な内側ネジ溝を備えるナット35を案内する。板状のストッパ34dが、該スピンドル34の第2端部34bに取り付けられている。この板状ストッパ34dは、ベアリングによりスピンドル34の回転からは減結合されており、負荷センサ40のバネ45を、前記少なくとも1つのブレーキケーブル60が負荷を受ける力に抗して支持するように作用する。
【0042】
上述したように、ナット35はスピンドル34上を案内される。該ナット35の回転は防止されているので、該ナットの軸方向位置はスピンドル34の回転に対応して変化される。結果として、ナット35はスピンドル34に対してねじ込み又はねじ戻しされる。このようにして、アクチュエータ30は短縮又は伸張され、かくして、ブレーキケーブル60及び対応するブレーキ(図示略)が作動される。図1に示されるように、本発明の第1の好ましい実施例によれば、当該機械的負荷はナット35から開始し2つのボーデンケーブル70を介して少なくとも1つのブレーキケーブル60に伝達される。この発明的構成に基づけば、機械的負荷はナット35上に一様に分散される。加えて、この構成は、一方のボーデンケーブル70が故障した場合にも該作動機構1は依然として動作することができるので、より高い安全要件を満たすものである。更に、該発明的構成に基づけば、負荷センサ40の故障の場合においてさえも、ブレーキは該作動機構1を介して更に作動させることができる。負荷はナット35からブレーキケーブル60に直接伝達される一方、負荷センサ40は連結部品又は負荷伝達部品としては作用しない。
【0043】
本発明の作動機構1を介してブレーキ(図示略)を作動させるために、スピンドル34は歯車31により、ナット35が歯車31の方向に軸方向位置を変化させるように回転される。この位置の変化により、アクチュエータ30が短縮されるので、ナット35に直接的又は間接的に取り付けられた前記少なくとも1つのブレーキケーブル60が作動される。該少なくとも1つのブレーキケーブル60の機械的引張負荷は負荷センサ40のバネ45の力に抗して掛けられるので、バネ45はそれに応じて圧縮される。該圧縮によるバネ45の長さの変化は、スピンドル34が歯車31の開口31a内で軸方向に変位可能であるが故に可能である。スピンドル34の負荷センサ40方向への最大の軸方向変位は、ストッパ34cにより制限される。このストッパ34cにより、負荷センサ40の故障の場合においてもスピンドル34が依然として歯車31の開口31a内に維持され、これにより、作動機構1を介してのブレーキの作動が可能であることが保証される。
【0044】
作動機構1におけるブレーキが掛けられた状態が図3に示される一方、図4は作動機構1におけるブレーキが解放された状態を示している。図4と比較して、図3においてはナット35は歯車31の方向に向かって軸方向に変位されており、これにより、アクチュエータ30が短縮されて、前記少なくとも1つのブレーキケーブル60が作動される。負荷センサ40のバネ45に圧縮負荷として作用するブレーキケーブル60の機械的引張負荷に基づいて、バネ45は圧縮される。何故なら、スピンドル34は負荷センサ40の方向に変位され得るからである。斯かる理由により、バネ45は図3においては図4におけるよりも短くなる。ブレーキケーブル60が解放された場合、バネ45は伸張し、スピンドル34はこれに応じて歯車31の方向に変位される。
【0045】
負荷センサ40内では、スピンドル34の軸方向変位に基づくバネ45の長さの変化が利用される。負荷センサ40はバネ45に隣接してホールチップ41と磁石43とを有し、これらは互いに対し且つバネ45の負荷に抗して変位される。ホールチップ41と磁石43との間の距離の変化に依存して、変化する磁界がホールチップ41内に電気信号を発生させ、該信号は圧縮されたバネ45の負荷に対して校正される一方、該バネ45の力は前述したように前記少なくとも1つのブレーキケーブル60の機械的負荷を表すことになる。この目的のため、ホールチップ41は作動機構1のハウジング20に取り付けられた固定部41a内に収容されている。
【0046】
上述した本発明の好ましい実施例においては、1つのブレーキケーブル60及び対応するブレーキが作動機構1により作動される。図5は作動機構1の他の好ましい実施例を示し、該実施例は2つのブレーキケーブル60を同時に作動させるために使用される。この目的のため、前記ナット35と類似した連結機構80がスピンドル34上で案内される。該連結機構80は、弧状の外側表面を備えるナットを有し、該外側表面上には旋回可能なレバー84が取り付けられている。弧状の外側表面を備える上記ナットは、前記スピンドル34のネジ溝と相補形状の内側ネジ溝を有している。上記弧状外側表面を備えるナットの中心から等しい距離において、上記レバー84の両端上に取付手段が配設され、これら取付手段にブレーキケーブル60が各々取り付けられる。これらブレーキケーブル60が異なる長さのものである場合、又は、これらブレーキケーブルが異なる歪作用により異なる長さを生じた場合、レバー84が旋回し、これにより、作動機構1により発生される機械的負荷は、これらブレーキケーブル60の長さの差の存在にも拘わらず、これらブレーキケーブル60及び対応する各ブレーキに均一に分配される。他の実施例によれば、レバー84を前述したナット35上に異なる態様で可動的に取り付け、かくして、より単純な形状のナット35を使用することも可能である。この発明的構成に基づけば、作動機構1を2つのブレーキケーブル60及び対応するブレーキの同時的作動のために使用することが可能となる。この関連において、上記連結機構80を4つのブレーキケーブルを作動させことができるように構成することも考えられる。加えて、全体としてハウジング20内に配設することができ、従って外界の影響から保護されるような小型の構成が提供されることになる。
【0047】
各ブレーキケーブル60の長さ歪、これらケーブルの異なる長さ調整及び例えばブレーキライニングの摩耗に依存して、ナット35又は連結機構80は、同一の制動力を発生するために歯車31の方向に異なる位置まで変位される。ブレーキライニングの摩耗が大きい場合、歯車31までの距離は、例えば、最小となる。この摩耗状態を示すために、歯車31のスピンドル34と対向する側にナット35、特別な場合には連結機構80、により作動されるマイクロスイッチを取り付けることができる。これらのマイクロスイッチをハウジング20上又はスピンドル34上に適切な距離で取り付け、これらスイッチが該場所においてナット35又は連結機構80によりスイッチ作動されるようにすることも考えられる。
【0048】
本発明の他の実施例が図6に示されている。図示の駐車ブレーキ用作動機構100はハウジング120内に収容されている。該作動機構は、電気モータ105によりギア110を介して駆動されるアクチュエータ130を有している。ギア110は、どの様なトルクが伝達されるべきか又はどの様な回転速度が達成されるべきかに依存して、1つ又は幾つかの歯車からなることができる。該ギア110は前記電気モータ105の回転を歯車131に伝達するが、該歯車は同心的開口131aを有している。歯車131の該同心開口131aは或る断面整形された形状を有し、従って歯車131の回転を該断面整形された開口によりスピンドル134へ伝達することができる。
【0049】
スピンドル134及びナット135が、好ましくは、前記アクチュエータ130を形成する。アクチュエータ130は、伝達された回転に依存して長さを変化させるように構成されている。該長さの変化は、スピンドル134を上記ナット135にねじ込むか、又はスピンドル134を上記ナット135からねじ戻しするかの何れかにより実現される。
【0050】
伝達された回転に依存した上記アクチュエータ130の上記長さ変化を実現するために、上記スピンドル134は少なくとも一部にネジ溝134Gを有している(図7参照)。このネジ溝134Gはナット135の内側ネジ溝と相補的に整形されており、従って上記ナット135は上記スピンドルの該部分にねじ込むことができる。上記ナット135が上記スピンドル134から完全にねじ戻しされるのを防止するために、スピンドル134は該スピンドル134の上記ネジ溝134Gに向かう端部にストッパを有している。更に、上記スピンドル134は上記ネジ溝134Gに続いて案内部136を有し、該案内部は当該スピンドルを上記歯車131の同心開口131a内で案内するように作用する。スピンドル134は該案内部136において、歯車131の同心開口131aの形状と相補的に整形されている。このようにして、スピンドル134及び歯車131は互いにポジティブに連結され、従って、一方においては歯車131の回転のスピンドル134への伝達が可能にされる、他方においてはスピンドル134の該スピンドル134の軸方向における変位が保証される。上記歯車131における同心開口131a用及びスピンドル134の案内部136用の好ましい断面は、例えば四角形又は六角形のような角度的断面、又は歯車131の同心開口131a内の対応する凹部内に突出する案内部136上のリブ、又は同心開口131aの内側のリブのアセンブリ及びスピンドル134の案内部136内の凹部のアセンブリである。
【0051】
更に、上記案内部136のスピンドル134のネジ溝134Gから離れる方向に向く端部は、少なくとも1つのブレーキケーブル160を取り付けるように作用する。スピンドル134を少なくとも1つのブレーキケーブル160と適切に接続するために、上記案内部136は細長い形状に形成することができるか、又は適切な固定部を有することができる。更に、負荷センサ140を案内部136と、接続されるべきブレーキケーブル160の端部との間に配設することができ、該負荷センサによりアクチュエータ130に連結されるブレーキケーブル160の機械的負荷を決定することができる。この好ましい実施例において、負荷センサ140からの信号は電気モータ105の動作を制御するために使用される。
【0052】
上述したように、ナット135はスピンドル134のネジ溝134G上で案内される。このナット135は少なくとも1つの他のブレーキケーブル160を取り付けるように作用する。幾つかのブレーキケーブル160又はブレーキケーブル状の中間接続部をナット135に取り付けることも考えられる。ナット135は、該ナットが回転を防止されるようにして作動機構100のハウジング120内で案内され得るように構成される。このように、好ましい実施例においては、ナット135の対向する側部が、ハウジング120のトラック状変位部125内で案内される。変位部125は、これらの形状に基づいて、ナット135のスピンドル134の軸方向における直線変位を可能にする。従って、変位部125はナット135とのポジティブ接続を形成する。ナット135の上記スピンドルの軸方向における直線運動が保証される限りにおいて、これらの変位部125を異なる形状で設けることも考えられる。この関連では、ナット135が該ナットの底面上にハウジング120の凹部内で案内されるような突起(図示略)を有することも考えられる。このようにして、一方においてはナット135の回転が防止され、他方においてはナット135の上記スピンドルの軸方向における直線変位が保証される。
【0053】
上述したように、スピンドル134の案内部136及びナット135は、各々、少なくとも1つのブレーキケーブル160に連結される。このように、これらブレーキケーブル160の2つの端部間の距離は、上記案内部136とナット135との間の距離により決定される。更に、スピンドル136は歯車131の同心開口131a内で軸方向に変位可能である一方、同時に歯車131の回転をスピンドル134に伝達することができる。
【0054】
歯車131が、スピンドル134がナット135にねじ込まれるか又はナット135がスピンドルにねじ掛けされるように回転される場合、アクチュエータ130は短縮する。このことは、同時に、アクチュエータ130に取り付けられた上記ブレーキケーブル160間の距離が減少し、これにより、これらブレーキケーブル160が引張負荷を受けることを意味する。歯車131の同心開口131a内のスピンドル134は直線的に変位可能であるので、アクチュエータ130の短縮により発生された上記引張負荷は該アクチュエータ130に連結された各ブレーキケーブル160に均一に分散される。ブレーキケーブル160への負荷は、好ましくは、当該作動機構1又はブレーキケーブル160の過負荷を防止することができるように、中間に配設された負荷センサ140により検出される。
【0055】
歯車131が上述した方向とは反対に回転する場合は、スピンドル134がナット135からねじ戻しされる。このようにして、アクチュエータ130は伸張し、これは連結されたブレーキケーブル160における引張負荷の減少に繋がる。
【0056】
歯車131の回転の間において、ナット135は前記変位部125内で回転方向に依存して変位される。同時に、スピンドル134の案内部136は歯車131の同心開口131a内で変位される。この構成により、少なくとも2つのブレーキケーブル160の均一な作動が、少ない部品を用いて効果的且つ空間節約的態様で実現される。
【0057】
本発明の更に他の好ましい実施例によれば、作動機構1、100に緊急システム(図示略)が設けられる。該緊急システムは、モータ又はギアの故障の場合に、作動機構1、100に連結されたブレーキを掛け又は解放するように作用する。このモータ故障は、内部の欠陥又は上記モータ5、105の電源の故障により生じ得るが、これらは、好ましくは、それらの更なる作動を防止する。
【0058】
上記緊急システムは、好ましくは、前記スピンドル34、134の一方の端部34aに工具を介して連結されるような、手で取り付け可能なラチェットにより形成される。本発明の好ましい実施例によれば、斯様な工具は上記ラチェットに関連して使用されるレンチ又はソケットレンチである。上記ラチェットの回転を上記スピンドル34、134に伝達するために該スピンドル34、134の端部34aに連結可能であることが、上記工具の主たる技術的特徴である。好ましくは、上記工具と上記スピンドル34、134との間にポジティブ接続が実現されるものとするが、当業者の知識に基づいて非ポジティブ接続も使用することができる。
【0059】
本発明の前記第1の好ましい実施例の場合、スピンドル34の端部34aは、好ましくは、上記緊急システムを使用する間においてポジティブ接続を確立するために上記工具により係合される適切に整形された孔(図示略)を有するものとする。好ましい実施例によれば、上記孔は前記ストッパ34cに隣接して形成される。図7に示した本発明の好ましい実施例の場合、上記孔は、ネジ溝134Gを備えるスピンドル部分の近くのスピンドル面に設けられる。
【0060】
スピンドル34、134と上記工具との間の連結は、好ましくは、当該作動機構1、100のハウジング20、120における対応する孔を介して達成される。緊急の場合には、上記工具を、上記孔を介して上記スピンドル34、134に挿入することができる。次いで、スピンドル34、134は上記ラチェットにより、連結されたブレーキが掛けられる又は解放されるように対応する方向に回転される。上記スピンドル34、134とラチェットを備える上記工具との間の直接連結に基づけば、上記作動機構1、100に連結されたブレーキケーブルの同様の作動を達成するためのモータ軸の回転数と比較して、上記工具の回転は少なくしか必要とされない。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本発明の第1の好ましい実施例による発明的電気作動機構の概略斜視図である。
【図2】負荷センサを備える好ましいアクチュエータの断面図である。
【図3】本発明の第1実施例による電気作動機構の上面図で、ブレーキ(図示略)は掛けられた状態にある。
【図4】本発明の第1実施例による電気作動機構の上面図で、ブレーキ(図示略)は解放された状態にある。
【図5】本発明の他の実施例による好ましい連結機構を持つ電気作動機構の上面図である。
【図6】前記作動機構の他の好ましい実施例の斜視図である。
【図7】前記作動機構の他の好ましい実施例の他の斜視図である。
【符号の説明】
【0062】
1,100 作動機構
5,105 電気モータ
10,110 ギア
20,120 ハウジング
30,130 アクチュエータ
31,131 歯車
31a,131a 歯車の同心開口
34,134 スピンドル
34a スピンドルの断面整形された第1端部
34b スピンドルの第2端部
34c ストッパ
34d 回転が減結合されたストッパ
34G、134G スピンドル34、134のネジ溝
35,135 ナット
40,140 負荷センサ
41 ホールチップ
41a ホールチップ固定部
42 磁石固定部
43 磁石
45 バネ
60,160 ブレーキケーブル
70 ボーデンケーブル
80 連結機構
84 可動レバー
125 変位部
136 案内部

Claims (23)

  1. 特には駐車ブレーキのような少なくとも1つのブレーキのための作動機構(1)において、少なくとも1つのブレーキケーブル(60)に連結されたアクチュエータ(30)と、前記少なくとも1つのブレーキケーブル(60)の機械的負荷を決定する負荷センサ(40)とを有し、前記少なくとも1つのブレーキケーブル(60)の前記機械的負荷が前記アクチュエータ(30)を介して前記少なくとも1つのブレーキケーブル(60)から減結合された態様で決定されることを特徴とする作動機構。
  2. 請求項1に記載の作動機構(1)において、前記アクチュエータ(30)がギア(10)を介して電気モータ(5)により駆動されることを特徴とする作動機構。
  3. 請求項1に記載の作動機構(1)において、前記アクチュエータ(30)は、該アクチュエータの長軸方向の位置を前記少なくとも1つのブレーキケーブル(60)の前記機械的負荷に依存して変化させることを特徴とする作動機構。
  4. 請求項1に記載の作動機構(1)において、前記アクチュエータ(30)が歯車(31)、スピンドル(34)及びナット(35)を有していることを特徴とする作動機構。
  5. 請求項4に記載の作動機構(1)において、前記スピンドル(34)の第1端部(34a)は前記歯車(31)の同心的な断面整形された開口(31a)に対して相補的形状にされると共に該開口内で案内され、これにより、前記歯車(31)の回転が前記スピンドル(34)に伝達されると共に、同時に前記スピンドル(34)の前記第1端部(34a)の変位が前記歯車(31)の前記同心的な断面整形された開口(31a)内で軸方向において可能となることを特徴とする作動機構。
  6. 請求項5に記載の作動機構(1)において、前記スピンドル(34)の前記第1端部(34a)は、該スピンドル(34)が前記歯車(31)の前記同心的な断面整形された開口(31a)から完全に外され得ないようにストッパ(34c)を有していることを特徴とする作動機構。
  7. 請求項6に記載の作動機構(1)において、前記スピンドル(34)は、回転が減結合されたストッパ(34d)が取り付けられる第2端部(34b)を有していることを特徴とする作動機構。
  8. 請求項7に記載の作動機構(1)において、前記回転が減結合されたストッパ(34d)は、磁石(43)を備える磁石固定部(42)を有していることを特徴とする作動機構。
  9. 請求項8に記載の作動機構(1)において、ホールチップ固定部(41a)内のホールチップ(41)が前記磁石(43)に対し対向し且つ離隔されて配設され、前記磁石固定部(42)と前記ホールチップ固定部(41a)との間にバネ(45)が配置されることを特徴とする作動機構。
  10. 請求項4に記載の作動機構(1)において、前記ナット(35)が前記スピンドル(34)のネジ溝(34G)上を対応する内側ネジ溝により案内されることを特徴とする作動機構。
  11. 請求項10に記載の作動機構(1)において、2つのボーデンケーブル(70)が前記スピンドル(34)に対して対称に配置された連結手段を介して前記ナット(35)に連結され、前記ボーデンケーブル(70)が前記少なくとも1つのブレーキケーブル(60)に接続されることを特徴とする作動機構。
  12. 請求項4に記載の作動機構(1)において、前記ナット(35)が、弧状の外側表面を備えるナットと該ナット上に取り付けられる可動レバー(84)とを有する連結機構(80)として構成されることを特徴とする作動機構。
  13. 請求項12に記載の作動機構(1)において、前記可動レバー(84)は、少なくとも2つのブレーキケーブルを前記アクチュエータ(30)を介して直接作動させることができるように、少なくとも2つのブレーキケーブル(60)に対する連結手段を有していることを特徴とする作動機構。
  14. 請求項1ないし13の何れか一項に記載の作動機構(1)において、前記ハウジング(20)上に前記スピンドル(34)に沿って又は前記スピンドル(34)と平行に、前記ナット(35)により又は前記連結機構(80)によりスイッチ作動されるマイクロスイッチが配設され、これにより、保守がなされなければならないことを示す信号を発生することを特徴とする作動機構。
  15. 特には駐車ブレーキのような少なくとも1つのブレーキのための作動機構(100)であって、
    a.少なくとも1つのブレーキケーブル(160)に連結されたスピンドル(134)を有するアクチュエータ(130)と、
    b.前記少なくとも1つのブレーキケーブル(160)の機械的負荷を決定する負荷センサ(140)と、
    を有する作動機構において、
    c.前記スピンドル(134)は負荷に制御されて軸方向に変位可能であり、これにより、前記機械的負荷が前記少なくとも1つのブレーキケーブル(160)と第2のブレーキケーブル(160)との間で、負荷に依存する前記スピンドルの変位を介して均一に分散されることを特徴とする作動機構。
  16. 請求項15に記載の作動機構(100)において、前記アクチュエータ(130)は、ネジ溝(134G)を持つ前記軸方向に変位可能なスピンドル(134)と、前記ネジ溝上を案内される前記少なくとも1つのブレーキケーブルを取り付けるためのナット(135)とを有していることを特徴とする作動機構。
  17. 請求項16に記載の作動機構(100)において、前記スピンドル(134)が、歯車(131)を持つギア(110)を介して電気モータ(105)により駆動されることを特徴とする作動機構。
  18. 請求項17に記載の作動機構(100)において、前記スピンドル(134)の案内部(136)は前記歯車(131)の同心的な断面整形された開口(131a)に対して相補的に整形され、該案内部は前記歯車(131)の前記同心的な断面整形された開口内を、前記歯車(131)の回転が前記スピンドル(134)に伝達されると同時に、該スピンドル(134)の前記案内部(134a)の変位が前記歯車(131)の前記同心的な断面整形された開口(131a)内で前記スピンドル(134)の軸方向において可能となるように案内されることを特徴とする作動機構。
  19. 請求項18に記載の作動機構(100)において、前記スピンドル(134)の前記案内部(136)がリブを有する一方、前記歯車(131)が前記同心的な開口(131a)内に前記リブと相補的な形状の凹部を有するか、又はその逆であり、これにより前記スピンドル(134)と前記歯車(131)との間にポジティブ接続を形成することを特徴とする作動機構。
  20. 請求項19に記載の作動機構(100)において、前記第2のブレーキケーブル(160)が、前記スピンドル(134)の前記案内部(136)に取り付けられることを特徴とする作動機構。
  21. 請求項16に記載の作動機構(100)において、前記スピンドル(134)の前記ネジ溝(134G)は、前記ナット(135)が前記スピンドル(134)からねじ外しされ得ないようにストッパにより制限されていることを特徴とする作動機構。
  22. 請求項15に記載の作動機構(100)において、前記ブレーキケーブル(160)の機械的負荷を測定するために、負荷センサ(140)が前記スピンドルに連結されていることを特徴とする作動機構。
  23. 請求項16に記載の作動機構(100)において、該作動機構(100)は少なくとも1つの変位部(125)を備えるハウジング(120)を有し、前記ナット(135)は該変位部内で案内及び変位され、該変位部により前記ナット(135)の回転が防止されることを特徴とする作動機構。
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