JP2004520194A - タイヤカーカス用造形ドラム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術の欠点を解消することを目的とする。
【解決手段】本発明はバレル(5)に取付けられるタイヤカーカスを造形するドラムに関する。このドラムは、上記バレルに取付けられ、造形すべきカーカス(2)のビード(7、8)を保持するための2つの装置と、バレル(5)に取付けられてバレル(5)のまわりに周方向に配置されるプレート(31)の外面(310)すべてにより構成される上記カーカス用の受け面(30)とを備えており、プレート(31)はドラム(1)の引込み位置と拡張位置との間で機械的拡張手段(33、34、36)により半径方向に変位可能であり、またガイド手段(43)を備えており、このガイド手段(43)により各プレート(31)が隣接プレートに圧接してドラムの拡張位置における一定の半径方向高さでの各プレートの位置決めを許容し、且つプレートの表面と直角な平面に対する傾動を許容し、プレートがドラム(1)の引込み位置において互いに重ねられるようになっている。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明はタイヤカーカス用の造形ドラムに関する。カーカスの造形はタイヤのビードをドラムに受けるためのハウジングを寄せ付け、このドラムに載置されたカーカスのすべて又は一部の半径方向拡張を行う工程よりなる。
より詳細には、本発明は「膜無し」造形ドラムと呼ばれるもの関する(膜は一般にはタイヤカーカス用の気密受け面として作用し、これらの膜内には、上記カーカスを造形するために膜を膨らますことを可能にする流体が存在する)。
【背景技術】
【0002】
異なる種類のいわゆる「膜無し」造形ドラムが既存しており、主に2つの主種類:すなわち、カーカスの造形がその壁部と直接接触している流体の圧力により達成されるドラムの種類と、カーカスを受ける表面を構成するプレートまたは一般に語「プレート」と称する他の要素を作動する機械的装置を使用するドラムの種類が存在している。
ここで興味深いものは、カーカスが初期には事実上円筒形であり、非常に丸天井形であるように造形しなければならないタイヤの製造であり、これらのカーカスのタイヤビードは或る重車両のタイヤや、競技用または飛行機用のタイヤではそうであるように、軸方向に比較的近接している。製造中、重量および安定性の理由で、機械的装置を利用する種類のドラムを使用することが必要であることは容易にわかる。しかしながら、一方では、造形前後でカーカス間の非常に大きい直径差(ほぼ200%くらいである)から難点が生じ、他方では、プレートおよびそれらの作動機構がドラムの引込み位置において出来るだけわずかな空間を占めるが、それでも、半径方向にかなり展開することができることは予想されるような(例えば、直径13インチのリムに取付けるようになっているタイヤの)造形すべきカーカスの非常に小さい直径から難点が生じる。
【0003】
特許文献1に記載のような解決策が提案されており、この特許文献は交差した連結ロッドにそれぞれ取付けられる僅かに丸天井形であるプレートをカーカスの造形に利用しているドラムを説明している。このドラムは信頼性があると思われるが、引込み位置におけるドラムの受け面の直径と、拡張位置におけるドラムの受け面の直径とのいずれの主な差をも受入れることができず、しかも、ドラムの最小直径は例えば、直径13インチのリムに取付けるようになっているタイヤを受入れることができない。実際、交差した連結ロッドはこの公報の図にはっきり示すように、ドラムの引込み位置においてなお大きな空間を取っている。
【0004】
この種類の他のドラムは、ギヤ機構により夫々作動されるドラム用の受け面を構成するプレートを有する特許文献2に記載されているドラムのようなドラムの引込み位置においてより小さい空間を取るプレートおよびそれらの拡張機構を作成することにより上記問題を解決している。このギヤ機構は、全く異なる曲率半径を有する3つの部分よりなるアームの端部により各々支持された互いに協働する2つのピニオンをプレートごとに備えており、アームの他端部はドラムのボディ上で軸方向に移動可能である。このようなドラムは、ギヤ機構が複雑であるため、狭い範囲内でも異なる部位を有するタイヤを受入れることができない。
【0005】
【特許文献1】特公昭第49−13629号
【特許文献2】フランス特許公報第839916号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明はこれらの欠点すべてを解消することを目的としている。
以後、「軸方向、半径方向および周方向」はドラムに対する軸方向、半径方向および周方向と平行な方向を意味するものと理解されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、バレルに取付けられるタイヤカーカスを造形するドラムは、上記バレルに取付けられ、造形すべきカーカスのビードを保持するための2つの装置と、バレルに取付けられてバレルのまわりに周方向に配置されるプレートの外面すべてにより構成される上記カーカス用の受け面とを備えており、プレートはドラムの引込み位置と拡張位置との間で機械的拡張手段により半径方向に変位可能であり、また各プレートを隣接プレートに圧接してドラムの拡張位置における一定の半径方向高さでの各プレートの位置決めを許容し、且つプレートの表面と直角な平面に対する傾動を許容するガイド手段を備えており、プレートがドラムの引込み位置において互いに重ねられるようになっていることを特徴としている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1A、1Bにおいて、ドラム1はバレル5を備えており、このバレル5には、中央回転ねじ6が設けられており、バレル5の一端51により、ドラムを組立機に取付けることができる。また、ドラム1は下記により詳細に説明する造形すべきタイヤカーカス用の受け面を備えている。
2つのビード3、4を備えたタイヤカーカス2が、図1Aでは始める前、図1Bでは造形後、ドラム1の上方に位置決めされて示されている。これを行うために、バレル5は2つのビード保持装置7、8を支持しており、これらの保持装置7、8の相対軸方向移動は中央ねじ6によって制御される。
中央ねじ6は2つの逆ピッチ9、10を有するねじ帯域を備えており、これらのピッチ9、10は各ビード保持装置の一部を構成する支持体15(16)をフィンガー13、14によりビード保持装置7、8を作動する。
【0009】
ビード保持装置の各々7(8)は、支持体15(16)に加えて、バレル5のまわりに規則正しく分布されて実質的に軸方向に延びる複数の剛性セグメント17(18)と、これらのセグメントを覆う弾性膜20とを備えており、各膜はその両端部が支持体15(16)に固定されている。
各剛性セグメント17(18)はドラム1の内側に向けて軸方向に配置されたカーカス(2)のビード3(4)を端部で受けるハウジング170(180)を備えている。セグメントすべてのハウジング170(180)の後部の溝には周ばね22(23)が膜20(21)の下方に配置されており、ビードの後部をブロックし、且つセグメント17(18)、従ってドラムを引込み位置へ戻すようになっている。膜を設けたことにより、造形中、カーカスのビードを回転し易くすることが可能である。
【0010】
セグメント17(18)はカーカスのビードと接触し且つその保持を行うために関節171(181)のまわりにドラム1の内側に向けて配置されたそれらの端部で半径方向に傾動することができる。
スライド24(25)がセグメント17(18)および支持体15(16)に対して軸方向に移動可能であるように設けられている。このスライド24(25)はカム241(251)を構成する面を備えており、カム241(251)はドラムの軸線に対して傾斜されて円錐形表面を構成し、ドラム1の中心に対して内方に配向されたセグメント17(18)の1つの面により支持されたローラ172(182)と協働する斜面を構成するようになっている。スライド24(25)の変位は図1Aおよび図1Bで見える供給チャンネル26(27)により空気圧で制御され、戻りはばね22(23)により確保される。
【0011】
ビード保持装置のこれらの配置により、タイヤカーカスのビードを把持するだけではなく、保持装置の互いに対する軸方向寄付け、従ってビードを受けるハウジングの互いに対する軸方向寄付けを効果的に行うことが可能であり、この作用はカーカスの対称造形を行うのに必要である。ここで説明するビード保持装置は例として説明するだけであって、上記機能性を満たすなら、ビード保持装置を製造するのに他の解決策を使用してもよいことは明らかである。
カーカス用の受け面30はバレル5のまわりに周方向に配列されて設けられたプレート31の外面310すべてにより構成されている。これらのプレート31は機械的拡張手段33、34、36により半径方向に変位可能である。
かくして、各プレート31はUリンク32に固定されており、Uリンク32には、2つのアーム33、34の夫々の端部331、341が設けられており、それらの2つの他端部332、342はバレル5に軸方向に移動可能に設けられたクラウン35に設けられている。アーム33の1つには、カウンタアーム36の端部361が関節接合されており、カウンタアーム36の他端部362はバレル5に固定されたクラウン37に関節接合されている。
【0012】
従って、クラウン35の軸方向変位作動により、カウンタアーム36により生じる係止によるアーム33、34の傾動を行うことが可能であり、かくしてプレート31の半径方向位置を変化させることが可能であり、各プレート31の中心はドラムの軸線と直角な平面内で変位される。この軸方向変位はバレル5に設けられたピストンーシリンダユニット40により制御され、ピストンーシリンダユニット40のピストン401は可動クラウン35がピストンと一体であるように固定された軸方向延長部を有している。軸方向位置が調整可能であるピストン401の止め壁部402がドラム1の拡張位置に対応するクラウン37に向かうクラウン35の最大経路を画成している。
【0013】
プレート31は平行四辺形に切削された外面310を有しており、その輪郭はカーカスに製品を載置する輪郭と同じであるように選択され、特に、肩部を設けてもよい。この輪郭がなんであっても、各プレートの最大長さは軸方向に延びている。
図2により特別に示すように、プレート31すべては弾性スリーブ41により覆われており、このスリーブ41はドラム1の拡張位置においてプレート間の連続性を確保し、且つドラム1の拡張位置において、後でより詳細に説明するように、互いに対するプレートの位置決めの保証に寄与する。
【0014】
これらの拡張手段のほかに、ドラム1はプレート31のドラムの外側に向かう半径方向「上方移動」およびドラムの中心に向かう半径方向「下方移動」を案内するガイド手段(32、43、312)を有している。実際、プレートに早期摩耗および主な表面欠陥を引き起こしがちである衝撃を回避するために、且つ新たな応力により機械的拡張装置(プレート/アーム/クラウン同期性)を品位低下しがちであり且つプレートの輪郭を変更しがちであるプレート間の摩擦を防ぐように、ドラム、特にプレートの信頼性および寿命およびそれらの変位機構のために、ドラムの引込む位置に重ねられたプレートが整頓/制御式に配置されるのが肝要である。
何故なら、アーム33、34は、端部331、341が関節接合されたUリンク32により各プレート31に設けられ、Uリンク32自身が各プレート31と一体の第2Uリンク42により固定されているからである。第2Uリンク42は第1Uリンク32に対して関節接合されており、関節接合の軸線はプレートがアーム33、34に対して枢動することができるようにドラムのねじ6と平行である。
【0015】
プレート31と関連された各Uリンク32は隣接プレート用のガイド装置を支持している。この目的で、各Uリンク32は、これが隣接プレートに近接して配置されるようにドラム1の軸線と平行である各プレート31の横縁部のうちの一方に近接して設けられている。図3および図4でわかるように、各Uリンク32はこれと関連されたプレート31の外側に周方向に配置されたガイドローラ43を支持している。
各プレート31は、ドラムの中心に対するその内面311に、このプレート31に隣接するプレートに固定されたUリンクにより支持されたローラ43と協働するカム312を支持している。このカムは、ドラム1の引込む位置および拡張位置に対応する2つの止め位置を最適にするためにそれぞれ隣接プレートのローラを受けるためのハウジング313、314にプレートの両端で開口している。
【0016】
ドラム1の引込み位置はドラムの中心に最も近くであり、互いに重ねられたプレート31の半径方向位置、およびプレート31の外面310が円筒形表面をなしていて、ドラムの中心から半径方向に間隔を隔てたプレートの半径方向位置に対応している。
有利には、全く同一の組のプレートについて数ミリ程度の拡張直径を得るためにプレート間の遊びに影響することを可能にする調整手段の対策をとるのがよい。かくして、軸方向長さ313に作用することにより、拡張直径の狭い範囲に対応するローラ43の接触位置の狭い範囲がもたらされ、所望直径の決定はピストン/シリンダユニット40の止め壁部402の軸方向固定により行われる。
しかも、各プレート31は、ドラムの拡張位置に対応する唯一限界位置においてプレート間に追加の支持体を構成するために上記ローラと周方向に実質的に整合されてローラ43の軸方向に両側に配置された接触ねじ44を支持している。対称および安定性の理由で、2つの接触ねじの存在が満足であると思われる。
【0017】
図5はUリンク42用のねじを固定するための通し穴315をプレート31の内面に示している。
このガイド装置の作用は、異なる要素の参照符号に付した記号A、Bを2つの隣接プレート31A、31Bに対応して使用する図3を参照してよく理解されるであろう。
図3において、ドラムは拡張位置にあり、従って、プレートはドラムの中心から最も遠い位置にあり、可動クラウン35は固定クラウン37に最も近い。
この位置では、プレート31A、13Bは接触状態ではなく並んでいるが、プレート31Bに繋がれたUリンク32Bにより支持されたローラ43Bはプレート31Aと接触しており、より正確には、カム321Aの端部のうちの一方に位置決めされたハウジング313A内に支持されている。プレート31Aとローラ43Bとの接触は図2に示す弾性スリーブ41により維持される。
【0018】
ドラム1をその拡張位置からその引込み位置に向けて移動させるために、ピストン/シリンダユニット40をドラムの外側に向かうピストンの変位で作動し、かくしてピストンを固定クラウン37から離れる方向に移動させることによりクラウン35の軸方向変位を伴う。次いで、プレート31を作動するアーム33、34がカウンタアーム36により生じる係止により傾動し、ドラムの中心に向かう上記プレートの半径方向変位を伴う。
ドラムの中心に向かうこの移動中、プレートはガイドローラ43により、且つローラとプレートとの接触を維持する弾性スリーブ41の力により互いに接触したままである。かくして、プレート31A、31Bはそれらの夫々のアーム33A、34A、33B、34Bによりドラムの中心に向けて半径方向に連行され、そしてローラ43Bはかむ312Aに追従し、これによりプレート31Bを内面311Aと外面310Bとの間の最小の遊びでプレート31Aの下を摺動するように駆動する。
プレート31の半径方向の移動時のこの位置決めはUリンク32に対するプレートの枢動の自由度により可能である。この構成によれば、プレートのための輪郭、特に肩部についての輪郭の非常に幅広い範囲を受入れることが効果的に可能である。
【0019】
ローラ43Bがカム312Aの経路の端部に達すると、ローラ43Bはハウジング314Aと接触してドラムの最適な引込み位置に対応するプレートの第2限界位置を定める。この引込み位置では、プレート31は互いを大きく覆う。
ドラムの引込み位置から拡張位置までの逆の移動は以上に説明したことから異なることなしに推論することができる。
従って、このドラムは、割合的に低い周幅を有していても非常に大きい直径のタイヤおよび非常に大きい直径および非常に大きい幅のタイヤの両方を製造することが可能である。何故なら、タイヤを載置する主応力を受入れることを可能にする受け面の信頼性を確保しながら、引込み位置において小さい直径および拡張位置において非常に大きい直径の受け面を有するドラムを得ることが可能であるからである。かくして、直径13インチおよび直径22インチのリムに均等に取付けるようになっているタイヤを受入れることが可能であり、またタイヤのカーカスの直径の増大を200%程度にすることが可能である。
【0020】
しかも、異なる直径のタイヤを1つの同じ場所で製造するために、先に述べたように、差がたった数ミリである場合の可能な変化を除いてプレートすべてを変更することが必要である。しかしながら、ドラムの残部およびプレートを変位させるための機構の残部が同じままであるので、Uリンク42をプレートに固定する2つのねじを急速の分解することだけが必要である。実際、1つの同じ場所において、プレートだけが寸法性であり、ドラムの残部すべてが多寸法性である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1A】ドラムの引込み位置およびドラムの拡張位置における本発明によるドラムの軸方向半部の図である。
【図1B】ドラムの引込み位置およびドラムの拡張位置における本発明によるドラムの軸方向半部の図である。
【図2】図1Bに示す矢印Fの方向での拡張位置における本発明によるドラムの部分斜視図である。
【図3】図2に示す幾つかのプレートの拡大図である。
【図4】図1の線IV−IVに沿った図1に示す幾つかのプレートの部分図である。
【図5】図2に示すプレートの斜視図である。
【符号の説明】
【0022】
1 ドラム
2 タイヤカーカス
3 ビード
4 ビード
5 バレル
6 ねじ
7 ビード保持装置
8 ビード保持装置
30 受け面
31 プレート
33 機械的拡張装置
34 機械的拡張装置
36 機械的拡張装置
43 ガイド手段

Claims (7)

  1. バレル(5)に取付けられるタイヤカーカスを造形するドラムにおいて、上記バレルに取付けられ、造形すべきカーカス(2)のビード(7、8)を保持するための2つの装置と、バレル(5)に取付けられてバレル(5)のまわりに周方向に配置されるプレート(31)の外面(310)すべてにより構成される上記カーカス用の受け面(30)とを備えており、プレート(31)はドラム(1)の引込み位置と拡張位置との間で機械的拡張手段(33、34、36)により半径方向に変位可能であり、またガイド手段(43)を備えており、該ガイド手段(43)により、各プレート(31)が隣接プレートに圧接してドラムの拡張位置における一定の半径方向高さでの各プレートの位置決めを許容し、且つプレートの表面と直角な平面に対する傾動を許容し、プレートがドラム(1)の引込み位置において互いに重ねられるようになっていることを特徴としている造形ドラム。
  2. ドラム(1)用の第1拡張手段は、プレートごとに、上記プレートとバレル(5)上で軸方向に変位可能であるクラウン(35)との間に関節接合される2つのアーム(33、34)と、上記アームのうちの一方(33)とバレル(5)に固定されて取付けられるクラウン(37)との間に関節接合されるカウンタアーム(36)とよりなることを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  3. 各プレート(31)用の第2ガイド手段は上記プレートの内面(311)により支持されて隣接プレートにより支持されたガイドローラと協働するカムよりなることを特徴とする請求項1または2に記載のドラム。
  4. 各プレート(31)のカムは軸方向に延びており、その端部の各々が隣接プレートのガイドローラ(43)を受入れるハウジング(313、314)に開口しており、各プレート(31)により支持された2つのハウジング(313、314)はドラム(1)の引込み位置および拡張位置に対応することを特徴とする請求項3に記載のドラム。
  5. 調整装置(313、43)がドラム(1)の拡張の最終直径を数ミリ程度に調整することを特徴とする請求項3に記載のドラム。
  6. 調整装置はドラム(1)の拡張位置に対応する各プレート(31)を受入れるハウジング(313)を備えており、該ハウジング(313)はその長さが隣接プレートのガイドローラ(43)の異なる安定な位置決め作動を許容するように軸方向に延長されていることを特徴とする請求項4または5に記載のドラム。
  7. 弾性スリーブ(41)がプレート(31)間の連続性を確保することを特徴とする請求項1ないし6のうちのいずれかの項に記載のドラム。
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