JP2004518496A - マイクロカテーテルとガイドワイヤとからなり押込性および制御性が改良されたシステム - Google Patents

マイクロカテーテルとガイドワイヤとからなり押込性および制御性が改良されたシステム Download PDF

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Abstract

血管系の曲がりくねった領域内において使用するための、マイクロカテーテルとガイドワイヤとからなるシステムであって、先端と、ガイドワイヤ管腔(54)と、外径を有している基端領域(16)と、を備えたカテーテルボディ(14)を具備している。基端領域の外径は、先端領域の外径に対して、1.625倍以上の外径とされ、これにより、カテーテルボディの押込性が改良されている。ガイドワイヤ管腔(54)は、ストッパ(50)を形成し、ガイドワイヤ(12)は、ガイドワイヤ管腔のストッパに対して係合するための深さ方向係止体(42)を備えている。係止体とストッパとが協働することによって、ガイドワイヤとカテーテルボディとが協働することができ、これにより、カテーテルの押込性が改良される。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血管内カテーテルに関するものであり、より詳細には、血管系内の曲がりくねった領域に対してアクセスするための、マイクロカテーテルおよびガイドワイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
例えば神経血管系の領域といったような、血管系の曲がりくねった領域に対してのアクセスを可能とし得るよう、より細い直径を有したカテーテルに対する要望が、ますます高まっている。
【0003】
血管系の曲がりくねった領域とは、90°以上の角度でもって基端側血管から分岐するような血管領域として定義される。血管の一部は、3mm以下という管腔直径を有している。マイクロカテーテルは、そのような曲がりくねった領域を通って案内され得るようなカテーテルとして定義される。現存のマイクロカテーテルの機能性には、いくつかの制限がある。
【0004】
1つの制限は、マイクロカテーテルの押込性に関するものである。典型的には、マイクロカテーテルは、ガイドカテーテルと一緒に血管系内へと挿入される。マイクロカテーテルのサイズが小さくなるにつれて、ガイドカテーテルを介して進む際に、マイクロカテーテルが捻れやバックリングが起こるようになることがわかっている。マイクロカテーテルの捻れやバックリング(buckling)は、望ましい性質ではない。
【0005】
多くのマイクロカテーテルは、編み込まれたカテーテルボディを有している。これにより、カテーテルボディが補強されて、カテーテルの押込性が最適化され、これにより、曲がりが防止される。現在の編込カテーテル技術は、例えば0.81mm(0.032インチ)という先端シャフトあるいはこれよりも太い先端シャフトを有したマイクロカテーテルといったような大きめのマイクロカテーテルにおいて、有効であることが証明されている。
【0006】
特に0.81mm(0.032インチ)という直径以下の先端シャフトを有したマイクロカテーテルのための編込カテーテルは、製造コストが大きく、恒常的に使用するにはコスト的に無理がある。編込カテーテルは、血管系の最先端部分の曲がりくねった領域において使用した場合には、十分に良好に曲がることができない。要望されていることは、大きな軸方向の圧縮強度(押込性)を有しかつ血管系の曲がりくねった領域を通って曲がり得るようなマイクロカテーテルである。また、要望されていることは、捻れやバックリングに対して耐性を有しているようなマイクロカテーテルである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
血管系の曲がりくねった領域内において使用するための、マイクロカテーテルとガイドワイヤとからなるシステムは、カテーテルボディを具備し、カテーテルボディは、先端と、ガイドワイヤ管腔と、外径を有している基端領域と、を備えている。
【0008】
基端領域の外径は、先端領域の外径に対して、1.625倍以上の外径とされ、これにより、基端領域が強化され、これにより、カテーテルボディの全体的一体性が改良される。このような外径としてカテーテルボディを形成することにより、トルク伝達能力の向上、押込性の改良、および、カテーテルボディの制御性の向上、がもたらされている。基端領域を強化することにより、また、使用時における捻れやバックリングに対する耐性が、カテーテルボディに対して付与される。
【0009】
ガイドワイヤ管腔は、深さ方向係止体を形成し、ガイドワイヤは、ガイドワイヤ管腔の深さ方向係止体に対して係合するためのストッパを備えている。深さ方向係止体とストッパとは、ガイドワイヤがカテーテルに対して選択的にかつ一体的に協働することを可能とし、これにより、深さ方向係止体とストッパとが係合している際のカテーテルの押込性を改良する。
【0010】
深さ方向係止体とストッパとが協働することにより、血管系の曲がりくねった領域を通してガイドワイヤとカテーテルボディとが同時に押し込まれる際の、ガイドワイヤの突出し過ぎが防止される。
【0011】
ガイドワイヤ管腔は、ガイドワイヤとガイドワイヤ管腔との間に通路を形成し、これにより、造影剤や血液希釈剤や栄養素や薬剤といったような流体を、カテーテルボディの先端を通して供給することができる。このことは、スペースを必要とするような個別の供給管腔を必ずしも設ける必要がないことにより、重要である。深さ方向係止体とストッパとは、バルブとして機能し、これにより、通路を通しての流体供給を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、添付図面を参照して説明される。添付図面においては、同様の部材には、同じ符号が付されている。
【0013】
図1は、血管内(あるいは、脈管内)カテーテルを示しており、このカテーテルは、全体的に符号(10)によって示されている。カテーテル(10)は、カテーテル(10)内を貫通して延在しているガイドワイヤ(12)を備えている。カテーテル(10)は、中空カテーテルボディ(14)を備えている。中空カテーテルボディ(14)は、基端領域(16)と、第1中間領域(18)と、第2中間領域(20)と、先端領域(22)と、を有している。
【0014】
先端領域(22)には、カテーテルが患者の血管系内に挿入されたときに先端領域(22)の認識を容易とするためのマーカーバンド(24)が設けられている。カテーテルボディ(14)は、先端領域(24)上において規定された先端(26)を有している。ガイドワイヤ(12)は、このガイドワイヤ(12)がカテーテル(10)内を貫通して挿入されたときには、先端(26)から突出する。
【0015】
カテーテル(10)は、多数の治療機能や診断機能の中の任意の機能を有するようにして構成することができる。好ましくは、カテーテルボディ(14)は、患者の血液流に対して流体を直接的に供給するための、ポート(28)付きの供給管腔を有している。そのような流体には、栄養素、血液希釈剤、薬剤、造影剤、あるいは、患者の診断および治療に有効な他の流体、がある。
【0016】
カテーテルボディ(14)は、チューブ状であり、円形横断面形状を有している。各領域(16,18,20,22)は、個別のセグメントを形成しており、それぞれ、外径(d,d,d,d)を有している。基端領域は、サイズ的に増強することで補強(あるいは、強化)されており、先端領域と一体的とされている。基端領域の外径(d )と先端領域の外径(d )との比は、少なくとも、1.625:1とされる。
【0017】
基端領域(16)を補強することは、基端領域(16)の局所的強度を向上させるだけではなく、重要なことに、カテーテルボディ(14)の全体的強度を向上させる。基端領域(16)を補強することによってカテーテルボディ(14)の全体的強度を向上させることにより、カテーテル(10)の押込性・バックアップ能力・トルク伝達能力・制御性において、明確な改良がもたらされる。基端領域(16)を補強することは、先端領域(22)に対して、血管系の曲がりくねった領域に対してアクセスした際の捻れやバックリングに関しての耐性を付与する。
【0018】
本発明においては、基端領域の外径(d )を大きくすることによって基端領域(16)の補強が行われているけれども、基端領域(16)の補強には、他のいくつかの方法が存在することは、理解されるであろう。そのような方法には、比較的強度の大きな材料(先端領域をなす材料と比較して強度の大きな材料)を基端領域に対して適用するという方法、あるいは、基端領域(16)に材料を付加することによって補強するという方法、がある。基端領域の外径(d )を太くすることは、実施が容易であって動作が単純であることにより、他の方法よりも好ましい。
【0019】
本発明による最適のカテーテル構成においては、基端領域(16)の外径(d )と先端領域(22)の外径(d )との比は、少なくとも1.625、対、1とされる。この形状は、単独で使用しても有効であり、また、各領域(16,18,20,22)に対して強度とフレキシブルさとが相違する材料を使用するという手法と併用しても有効である。必要であれば、編込による補強を使用することによって、カテーテルボディ(14)の中の選択されたセグメントをさらに補強することができる。
【0020】
好ましくは、カテーテルボディ(14)は、熱可塑材料から構成されている。その場合、基端領域(16)が、最も剛直な組成とされ、先端領域(22)が、最もソフトな組成とされる。各中間領域(18,20)の組成は、基端領域と先端領域との中間的であるようにしてカテーテルボディ(14)の強度を低減させるものとされる。
【0021】
2つの中間領域(18,20)が可能であって望ましいものとして図示されているけれども、中間領域の数を増減させ得ることは、理解されるであろう。さらに、中間領域(18,20)が個別のセグメントを形成しているけれども、カテーテルボディ(14)は、また、個別セグメントを設けることなく、基端領域(16)から先端領域(22)にかけてテーパー形状とすることができる。カテーテルの長さといったような構成に関する考察や特定の応用に応じて、中間領域の数や、中間領域の形状やフレキシブルさや組成を、適切なものとすることができる。
【0022】
試験された本発明の試作品は、次のような硬さの各領域を有していた。すなわち、基端領域(16)は、0.0113kg(0.025lb(ポンド))という重量を有した1.27mm(0.05”(インチ))というスパンにおいて30°屈曲時に0.224〜0.112mm/kg(0.004〜0.002in/lb(インチ/ポンド))という硬さを有しており;第1中間領域(18)は、0.0113kg(0.025lb)という重量を有した2.667mm(0.105”)というスパンにおいて30°屈曲時に0.112〜0.448mm/kg(0.0020〜0.0080in/lb)という硬さを有しており;第2中間領域(20)は、0.0363kg(0.080lb)という重量を有した1.27mm(0.05”)というスパンにおいて30°屈曲時に0.112〜0.224mm/kg(0.0020〜0.0040in/lb)という硬さを有しており;先端領域(22)は、0.0363kg(0.080lb)という重量を有した1.27mm(0.05”)というスパンにおいて30°屈曲時に0.168〜0.392mm/kg(0.0030〜0.0070in/lb)という硬さを有している。これら硬度値は、本発明による特定のマイクロカテーテル(10)(すなわち、0.81mm(0.032インチ)以下という先端領域外径を有したマイクロカテーテル(10))の硬度値を反映したものであるけれども、非常に小さいサイズの構成を有したマイクロカテーテルに関する硬度値は、例示としての上記硬度範囲よりもソフトなものとすることができることは、理解されるであろう。
【0023】
カテーテルボディ(14)の各領域の硬さは、実験室条件下で測定することができるけれども、例えば材料組成および形状という観点からといったように、カテーテルボディ(14)の様々な領域の相対硬さを表すための他の方法が存在する。
【0024】
カテーテルボディ(14)のある好ましい形状は、120〜180cmという使用可能長さを有している。基端領域(16)は、0.99〜1.65mm(3.0F〜5.0F)という外径(d )と、80〜130cmという長さと、を有している。より好ましくは、基端領域(16)は、1.32〜1.65mm(4.0F〜5.0F(0.052インチ〜0.065インチ))という外径(d )を有している。第1中間領域(18)は、0.825〜1.65mm(2.5F〜5.0F)という外径(d )と、2〜10cmという長さと、を有している。第2中間領域(20)は、0.66〜1.485mm(2.0F〜4.5F)という外径(d )と、5〜20cmという長さと、を有している。
【0025】
先端領域(22)は、0.396〜0.825mm(1.2F〜2.5F)という外径(d )と、5〜20cmという長さと、を有している。カテーテルボディ(14)の先端(26)は、湾曲形状や段差形状や平均寸法(d )とは異なる直径のものとすることができる。よって、外径(d )の値は、ここでは一般に、特に先端(26)近傍において先端領域(22)上に存在することができる湾曲形状や段差形状や異なる直径のものを除き、先端領域(22)をなす5〜20cmという長さ全体にわたっての公称外径である。
【0026】
先端領域の外径(d )は、血管系の曲がりくねった領域内においてカテーテルボディを使用可能とし得るよう、最大で0.825mm(2.5F(0.032”))という外径とされ、基端領域の外径(d )は、カテーテルボディの押込性を最適化し得るよう、最小でも1.32mm(4.0F(0.052”))という外径とされる。
【0027】
本発明のある見地においては、カテーテルボディ(14)は、供給管腔と供給ポート(28)とを備えている。好ましくは、供給ポート(28)は、第2中間領域(20)と先端領域(22)との間に形成された移行領域内に配置される。図1においては、供給ポート(28)が単一の位置に配置されている様子が示されているけれども、本発明においては、カテーテルボディの個別セグメントどうしの間の任意の移行領域に供給ポート(28)を配置することができることは、理解されるであろう。
【0028】
図2aおよび図2bは、患者(38)の血管系(36)内へと挿入されたマイクロカテーテル(10)を示している。血管系(36)の曲がりくねった領域内においてカテーテル(10)を使用する方法においては、カテーテルボディ(14)を準備し、カテーテルボディ(14)内にガイドワイヤ(12)を配置し、カテーテル(10)の先端(26)を超えてガイドワイヤ(12)を突出させる。この方法においては、患者(38)の血管系(36)内において、ガイドワイヤ(12)とカテーテルボディ(14)とを同時的に一緒に前進させる。深さ方向係止部によってガイドワイヤ(12)の突出を制限することにより、ガイドワイヤ(12)の突出させ過ぎが防止される。
【0029】
ガイドワイヤ(12)の突出させ過ぎを防止することにより、血管系(36)をなすソフトな組織をガイドワイヤ(12)が不必要に破損してしまうことが防止される。ガイドワイヤ(12)の突出度合いを制限することにより、ガイドワイヤは、血管系(36)を通してのカテーテルボディ(14)の『押込』を補助することができる。
【0030】
この方法においては、供給ポート(28)を介して血管系内へと、カテーテルボディ(14)を通して流体を供給する。カテーテル(10)の前進に際しては、神経血管系の曲がりくねった領域内へとカテーテル(10)を前進させる。
【0031】
この方法においては、さらに、マーカーバンド(24)(図1)を検出することによって、血管系(36)内における先端(26)の位置を決定することができる。
【0032】
カテーテルボディ(14)は、供給管腔として機能する通路を形成する(この通路を超えて延在する)ガイドワイヤ管腔を備えている。この方法においては、さらに、造影媒体や薬剤や栄養素や血液希釈剤を、先の通路を使用することによって、カテーテルボディ(14)の先端(26)から供給する。
【0033】
図3は、ガイドワイヤ(12)の先端部(40)を示している。先端部(40)は、ガイドワイヤがカテーテルから突出し過ぎることを防止するための深さ方向係止体(42)を有している。本発明のある見地においては、深さ方向係止体(42)は、先端部(40)と同軸的なものとして位置決めされた環状フランジ(44)を形成している。ガイドワイヤの突出させ過ぎを防止するために環状フランジ(44)を使用することが図示されているけれども、深さ方向係止体(42)を他の形状とすることもできることは、理解されるであろう。例えば、深さ方向係止体(42)は、全体的に球形の球体や、一連をなす複数のリッジや、先端部上において同軸的に配置された円錐台形状部や、突出させ過ぎを防止し得るような他の任意の形状、とすることができる。
【0034】
図4は、カテーテルボディ(14)の先端領域(22)を示している。この先端領域(22)は、ガイドワイヤ(12)の深さ方向係止体(42)に対して選択的に係合するような、ストッパ(50)を備えている。ストッパ(50)は、ガイドワイヤの深さ方向係止体(42)をなす環状フランジ(44)に対して当接することによってカテーテルボディ(14)の先端(26)(図1)を超えてのガイドワイヤ(12)の突出させ過ぎを防止し得るような、環状フランジ(52)を形成している。
【0035】
カテーテルボディ(14)は、カテーテルボディ(14)内に、ガイドワイヤ管腔(54)を形成している。ストッパ(50)は、ガイドワイヤ管腔(54)内において固定されており、ストッパ(50)を通してガイドワイヤを貫通させ得るような開口を有している。
【0036】
図1,図2a,図2b,図3,図4を参照することにより、カテーテルボディ(14)のストッパ(50)に対してガイドワイヤの深さ方向係止体(42)を押圧することによって、カテーテルボディ(14)の押込性が改良されるとともに、カテーテルボディ(14)の先端領域(22)の捻れやバックリングが防止されることを、理解することができる。このことは、ガイドワイヤ(12)(図1)がカテーテルボディ(14)から完全に突出しかつ深さ方向係止体(42)がストッパ(50)を押圧している時点では、ガイドワイヤ(12)とかボディ(14)とが複合協働関係として動作することにより、可能とされている。神経血管系内の曲がりくねった領域内へのガイドワイヤ(12)とカテーテルボディ(14)との同時挿入は、ガイドワイヤ(12)がカテーテルボディ(14)を補強することによって特にカテーテルボディ(14)の先端領域(22)を補強することによって、可能とされている。
【0037】
環状のストッパ(50)に対して環状の深さ方向係止体(42)を押圧することにより、先端領域(22)の外径(d )の変形(例えば、膨出)が防止される。しかしながら、深さ方向係止体(42)およびストッパ(50)に関しての他の様々な構成であっても、そのような変形を防止することができることは、理解されるであろう。また、限定された程度でもってそのような変形が起こることは、常に好ましくないというわけではないことに注意されたい。
【0038】
図5は、カテーテルボディ(14)の先端領域(22)を示している。ガイドワイヤ(1)は、ガイドワイヤ管腔(54)を貫通して延在している。カテーテルボディ(14)は、ガイドワイヤ(12)とガイドワイヤ管腔(54)との間において、ガイドワイヤ管腔(54)内において通路(56)を形成している。この通路(56)は、先端(26)を通しての流体供給を容易とし、供給ポートとして機能する。
【0039】
ガイドワイヤ管腔(54)は、段付形状の内面(58)を有している。ガイドワイヤ(12)は、ガイドワイヤ管腔(54)の段付形状内面(58)に対応した段付形状外面(60)を有している。段付形状外面(60)は、ガイドワイヤ(12)の深さ方向係止体(42)がカテーテルボディ(14)のストッパ(50)によって係止されているときには、段付形状内面(58)からオフセットされている。ガイドワイヤの段付形状外面を段付形状内面からオフセットさせることにより、ガイドワイヤ(12)が、カテーテルボディ(14)の先端領域(22)および先端(56)を径方向に変形させてしまうことが、防止される。
【0040】
図6は、ガイドワイヤ(12)の他の実施形態を示している。深さ方向係止体(42)が、ガイドワイヤ(12)上に形成された球体(62)を備えている。
【0041】
本発明について、好ましい実施形態に関連して説明してきた。しかしながら、様々な目標が達成されるように本発明を変形し得ることは、理解されるであろう。例えば、ガイドワイヤをバルブとして機能させ得ることにより、供給流体によってカテーテルボディの選択的加圧を行うことができ、これにより、カテーテルのフレキシブルさを選択的に変化させることができる。ガイドワイヤによるカテーテルボディの選択的補強に関連したこの圧力変化と、上記比率でもっての形状に基づく基端領域の補強と、により、より小さなマイクロカテーテルにおいて、押込性を改良することができる。構成上のさらなる変形および基端領域と先端領域との間の比は、また、小さなマイクロカテーテルにおける押込性を改良することができる。ストッパおよび深さ方向係止体の構成は、変更することができ、ガイドワイヤがカテーテルのより大きな押込性をもたらし得るように改良することができる。よって、本発明は、特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、カテーテルおよびガイドワイヤを示す図である。
【図2a】患者内に挿入された図1のカテーテルを示す図である。
【図2b】図2aの一部を拡大して示す図である。
【図3】本発明によるガイドワイヤの一実施形態を示す図である。
【図4】本発明によるカテーテルボディの先端部を示す図である。
【図5】図4のカテーテルボディ内に配置された、図3のガイドワイヤを示す図である。
【図6】本発明によるガイドワイヤの他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10 カテーテル、マイクロカテーテル
12 ガイドワイヤ
14 カテーテルボディ
16 基端領域
18 第1中間領域
20 第2中間領域
22 先端領域
24 マーカーバンド(マーカー)
26 先端
28 供給ポート
36 血管系
38 患者
42 深さ方向係止体
44 環状フランジ
50 ストッパ
52 環状フランジ
54 ガイドワイヤ管腔
56 通路
58 段付形状内面
60 段付形状外面

Claims (21)

  1. 血管系の曲がりくねった領域内において使用するためのマイクロカテーテルであって、
    外径を有しているとともに補強された基端領域と、外径を有している先端領域と、を備えたカテーテルボディを具備してなり、
    前記基端領域の前記外径が、前記先端領域の前記外径に対して、1.625倍以上の外径とされ、これにより、前記基端領域の補強によって、前記カテーテルボディが強化され、前記マイクロカテーテルの押込性が改良されていることを特徴とするマイクロカテーテル。
  2. 請求項1記載のマイクロカテーテルにおいて、
    前記先端領域の前記外径が、最大で0.825mmとされ、
    前記基端領域の前記外径が、最小で1.32mmとされ、
    これにより、前記血管系の前記曲がりくねった領域内における使用を可能としつつ、押込性が最適化されていることを特徴とするマイクロカテーテル。
  3. 請求項1記載のマイクロカテーテルにおいて、
    前記カテーテルボディが、ガイドワイヤ管腔と、先端と、前記ガイドワイヤ管腔内に形成されたストッパと、を形成していることを特徴とするマイクロカテーテル。
  4. 請求項3記載のマイクロカテーテルにおいて、
    前記ストッパが、環状フランジを有していることを特徴とするマイクロカテーテル。
  5. 請求項4記載のマイクロカテーテルにおいて、
    前記ストッパが、前記カテーテルボディの前記先端領域内に形成されていることを特徴とするマイクロカテーテル。
  6. 請求項5記載のマイクロカテーテルにおいて、
    前記カテーテルボディが、先端を有し、
    前記ガイドワイヤ管腔が、前記先端を通して流体を供給するための通路を形成していることを特徴とするマイクロカテーテル。
  7. 請求項6記載のマイクロカテーテルにおいて、
    前記カテーテルボディが、前記基端領域と前記先端領域との間において互いに順次的に形成された、第1中間領域および第2中間領域を備え、
    前記カテーテルボディが、このカテーテルボディの前記第2中間領域と前記先端領域との間に配置された供給ポートを備えていることを特徴とするマイクロカテーテル。
  8. 血管系の曲がりくねった領域内において使用するための、マイクロカテーテルとガイドワイヤとからなるシステムであって、
    先端と、ガイドワイヤ管腔と、外径を有している基端領域と、外径を有している先端領域と、を備えたカテーテルボディと;
    このカテーテルボディ内に挿入されるガイドワイヤと;
    を具備してなり、
    前記基端領域の前記外径が、前記先端領域の前記外径に対して、1.625倍以上の外径とされ、
    前記ガイドワイヤ管腔が、ストッパを形成し、
    前記ガイドワイヤが、前記ガイドワイヤ管腔の前記ストッパに対して係合しこの係合によって前記カテーテルボディの前記先端からの前記ガイドワイヤの突出し過ぎを防止するための、深さ方向係止体を備えていることを特徴とするマイクロカテーテルシステム。
  9. 請求項8記載のマイクロカテーテルシステムにおいて、
    前記深さ方向係止体が、環状フランジを備え、
    前記ガイドワイヤの前記ストッパが、環状フランジを備えていることを特徴とするマイクロカテーテルシステム。
  10. 請求項8記載のマイクロカテーテルシステムにおいて、
    前記深さ方向係止体が、環状フランジを備え、
    前記ガイドワイヤの前記ストッパが、球体を備えていることを特徴とするマイクロカテーテルシステム。
  11. 請求項9記載のマイクロカテーテルシステムにおいて、
    前記深さ方向係止体が、前記カテーテルボディの前記先端領域内に形成されていることを特徴とするマイクロカテーテルシステム。
  12. 請求項11記載のマイクロカテーテルシステムにおいて、
    前記ストッパが、前記ガイドワイヤが前記ストッパを貫通することを可能とし得るような開口を形成していることを特徴とするマイクロカテーテルシステム。
  13. 請求項11記載のマイクロカテーテルシステムにおいて、
    前記ガイドワイヤ管腔が、前記カテーテルボディの前記先端を通して流体を供給するための通路を形成していることを特徴とするマイクロカテーテルシステム。
  14. 請求項13記載のマイクロカテーテルシステムにおいて、
    前記ガイドワイヤ管腔が、段付形状の内面を有し、
    前記ガイドワイヤが、前記ガイドワイヤ管腔の前記段付形状内面に対応した段付形状外面を有していることを特徴とするマイクロカテーテルシステム。
  15. 請求項14記載のマイクロカテーテルシステムにおいて、
    前記深さ方向係止体が前記ストッパに対して係合しているときには、前記段付外面が、前記段付内面からオフセットされ、これにより、ガイドワイヤが、前記ストッパが前記深さ方向係止体に係合している際の前記カテーテルボディの前記先端領域の径方向変形を引き起こしてしまうことを防止し得るようになっていることを特徴とするマイクロカテーテルシステム。
  16. 血管系の曲がりくねった領域内において使用するためのマイクロカテーテルを使用するための方法であって、
    先端と、外径を有している基端領域と、外径を有している先端領域と、を備えたカテーテルボディであるとともに、前記基端領域の前記外径が、前記先端領域の前記外径に対して、1.625倍以上の外径とされているような、カテーテルボディを準備し;
    このカテーテルボディ内にガイドワイヤを配置し;
    前記カテーテルボディの前記先端を超えて前記ガイドワイヤを突出させ;
    患者の血管系内において前記ガイドワイヤと前記カテーテルボディとを同時に前進させ;
    深さ方向係止体を使用することによって前記ガイドワイヤの突出度合いを制限する;
    ことを特徴とする方法。
  17. 請求項16記載の方法において、
    前記前進に際しては、前記ガイドワイヤと前記カテーテルボディとが協働するようにして前記血管系の前記曲がりくねった領域内において前記ガイドワイヤと前記カテーテルボディとを同時に前進させ、これにより、前記カテーテルボディの捻れを防止することを特徴とする方法。
  18. 請求項16記載の方法において、
    マーカーを検出することによって、前記血管系内における前記先端の位置を決定することを特徴とする方法。
  19. 請求項16記載の方法において、
    前記カテーテルボディを通して前記血管系内へと流体を供給することを特徴とする方法。
  20. 請求項16記載の方法において、
    前記カテーテルボディを、供給通路を形成するガイドワイヤ管腔を備えたものとし、
    前記通路を通して前記流体供給を行うことを特徴とする方法。
  21. 請求項20記載の方法において、
    前記流体供給に際しては、前記通路を使用することによって前記カテーテルボディの前記先端を通して血液希釈剤または造影剤を供給することを特徴とする方法。
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