JP2004518397A - 管束および穿孔・浚い法により管を平行敷設するための方法 - Google Patents

管束および穿孔・浚い法により管を平行敷設するための方法 Download PDF

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Abstract

管束(1)は穿孔・浚い法により溝なしに敷設される。この穿孔・浚い法では、第1の穿孔過程において、穿孔通路(9)が形成され、穿孔・浚いヘッド(5)の引戻し時に穿孔通路(9)が拡張され、この場合、管束(1)が、穿孔通路(9)内に引き込まれる。このような管束(1)は、管束(1)が、複数の個々の管(2)から、該管(2)の長手方向(15)で間隔を置いて管(2)に配置された、該管(2)を互いに間隔を置いて配置するフランジ(3)を介して形成されている点で優れている。回転する穿孔・浚いヘッド(5)の引戻し時にかつ穿孔通路(9)の拡張時に穿孔・浚いヘッド(5)の回転運動を回転断絶のための装置(6)によって管束(1)に伝達せず、該管束(1)を、安定化装置(3,4,17)を介して穿孔通路(9)の内部に互いに管(2)の不変の空間的な位置でかつ周囲に対して支持して、穿孔通路(9)に引き通す方法。

Description

【0001】
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式の管束および請求項20の上位概念部に記載した、穿孔・浚い(さらい)法により管を平行に敷設するための方法に関する。
【0002】
いわゆる「水平穿孔・浚い法」による管の敷設は、表面に対する可能な限り少ない採掘措置によって、たとえば密に建て込んだ都心領域にも管またはケーブルも敷設することができるようにするためにますます使用される。特にいわゆる「制御される穿孔法」の使用によって、穿孔・浚い法は、開放した溝への管およびケーブルの慣用の敷設に対して経済的なかつ迅速な択一的な方法を提供している。使用選択幅は、ガス供給、遠隔暖房熱供給および飲料水供給の枠内でならびに下水圧管路の敷設ならびにテレビ通信または電気通信、交通ガイドシステム、緊急電話ポールまたは低電圧ケーブル、中電圧ケーブル、高電圧ケーブルおよび光導波路のためのケーブル保護管の敷設の枠内で管のための複数の採掘措置に延びている。また、たとえば河川、運河、運転を妨害することなしに高速道路、軌道区間またはこれに類するものの下方を横切ることも可能である。
【0003】
穿孔・浚い法では、第一期に穿孔・浚いヘッドによって、横断面に関して比較的小さな穿孔通路が穿孔される。この穿孔通路は、プローブを介して制御されて、表面の下方の所望の経過を可能な限り有している。第1の穿孔通路が製作されると、1回またはそれ以上の経過において、この穿孔通路が相応の拡張ヘッドによって所要の横断面に拡張される。通常、この拡張は第一期後の穿孔・浚いヘッドの引戻し時に行われる。このためには、元々の穿孔・浚いヘッドが、全周でフライス削りする拡張ヘッドに置き換えられる。この拡張ヘッドは引戻し方向で穿孔通路をフライス削りする。このためには、さらに、高圧下で水が穿孔箇所に噴射される。この場合、たとえば、いわゆる「ベントナイト」の付加も穿孔特性の改善および穿孔通路の凝固に貢献している。場合によっては、横断面拡大のこの過程は複数回繰り返される。この場合、このような過程の最後には、通常、引き込みたい管またはこれに類するものが拡張ヘッドに懸吊され、これによって、いまや拡張された穿孔通路の完全な通走後、穿孔通路への管の所要の装着が終了させられる。
【0004】
さらなる合理化のためには、1回の穿孔・浚い工程において、1つの管を敷設することだけでなく、可能な限り同じく多くの管を同期に引き込むこともますます試行される。このことは、たとえば再建措置の枠内で種々異なる機能を備えた種々異なる管を同時に新たに敷設したい場合に特に有利である。さらに、これによって、複数の個々の穿孔過程でそれぞれ互いにより大きな間隔を置いて個々の管が別個に敷設されなければならないかのような場合でも、たとえば道路の内部の所要の構成スペースがより良好に使用される。穿孔・浚い技術によって形成された穿孔通路の内部への複数の管のこの組み合わされた敷設には、複数の管の引込み時に穿孔・フライス削りヘッドもしくは拡張ヘッドの回転運動に基づき、管が一般的に敷設長さにわたってねじり負荷され、したがって、互いにねじれるという問題がある。一方では、このことは管の材料の強い負荷を生ぜしめ、これによって、管が破断され得るかまたは屈曲によってもはや一貫して延びておらず、他方では、管の位置が互いにもしくは表面に対して組込み位置で完全に規定されていない。このことは、たとえばガス管、水管および電気通信のための空管およびこれに類するものの組み合わされた引込み時に、ねじれに基づき、たとえばガス管および水管が出口箇所において電気通信のための空管の真下で延びている場合に消費器の接続が問題となることによって特に問題となる。これによって、たとえばT字片の取付けまたは分岐が問題となる。これによって、付加的に採掘措置が各出口箇所に必要となる。この採掘措置は全方法を著しく高価にする。また、管が、互いに設定された間隔を維持しておらず、これによって、付属品等のための適宜な組込みスペースが十分に付与されていないことも生ぜしめられ得る。
【0005】
したがって、本発明の課題は、管束もしくは穿孔・浚い法により管を平行に敷設するための方法を改良して、複数の管の敷設を管束のねじれもしくは管相互の間隔の変化なしに同時に行うことができ、これによって、引き込まれた管束が常に、規定された空間的な位置で互いに相対的にかつ周囲に対して敷設されるようにすることである。
【0006】
本発明による課題の解決手段は、請求項1の特徴部に記載した特徴に基づく管束および請求項20の特徴部に記載した特徴に基づく方法に関して、それぞれ所属の上位概念部の特徴と協働して得られる。本発明のさらに有利な構成もしくは実施態様は各従属請求項から得られる。
【0007】
請求項1記載の本発明による解決手段は、穿孔・浚い法により溝なしの敷設によって管を敷設するための管束であって、第1の穿孔過程において、穿孔通路が形成されるようになっており、穿孔・浚いヘッドの引戻し時に穿孔通路が拡張されるようになっており、この場合、当該管束が、穿孔通路内に引き込まれるようになっている形式のものから出発する。このような形式の管束は、当該管束が、複数の個々の管から、該管の長手方向で間隔を置いて管に配置された、該管を互いに間隔を置いて配置するフランジを介して形成されていることによって本発明による形式で改良される。これによって、管はフランジ相互の間隔に相応して互いに位置固定され、したがって、もはや互いに相対的に移動することができないかまたはもはや許容することができないほど互いに相対的に移動することができない。これによって、さらに、個々の管の著しく剛性的な結合が形成される。この結合はねじれおよびねじりに対して、複数の管の従来の同時の引込み時の互いに位置固定されていない個々の管よりも著しく抵抗可能である。これによって、管束自体は、穿孔・浚い法後の穿孔通路内への慣用の引込み時でも、互いに位置固定されていない個々の管の敷設時の事例ほど強くねじれない。また、たとえばねじり負荷が許容不能なまたは望ましくない材料負荷を生ぜしめる恐れがある場合には、本発明のこの構成は、当然ながら、ただ1つの管の引込みにも有利に転用可能である。
【0008】
管束の敷設時のさらなる改善は、回転する穿孔・浚いヘッドに、一緒に回転しない拡張コーンが配置されており、該拡張コーンが、引戻し時に、穿孔・浚いヘッドによって形成された穿孔通路を、当該管束の敷設のために必要となる横断面寸法に拡張するようになっていることによって達成することができる。この場合、一緒に回転しない拡張コーンは、フランジに結合された管束の引込みに対して適切に穿孔通路の正確な製作のために働く。この場合、別の構成では、拡張コーンが、管の引込み時に穿孔通路の、穿孔・浚いヘッドによって形成された、泥で覆われた壁に面状に圧着されていて、該壁に支持されており、拡張コーンの空間的な位置が、周囲に対して相対的に安定化させられていると特に有利である。これによって、拡張コーンに対して位置決めされた管束が、穿孔・浚いヘッドによって発生させられた回転運動にさらされず、したがって、全くねじり負荷されないかまたは極めて僅かしかねじり負荷されないことが確実に保証されている。穿孔通路の壁への拡張コーンの支持ならびに穿孔・浚いヘッドの回転運動を拡張コーンから断絶するための適宜な装置は、穿孔・浚いヘッドの回転運動を十分に吸収する。同時に拡張コーンは穿孔通路を校正するので、フランジを良好に穿孔通路に引き通すことができ、同時に穿孔通路の壁に支持することができる。
【0009】
穿孔通路内での拡張コーンの安定化のさらなる改善は、拡張コーンが、有利には対称的に全周に分配された、ほぼ軸方向に延びる複数の切欠きを有しており、該切欠きが、ここでは穿孔通路の長手方向で通流される穿孔泥によって、拡張コーンの空間的な位置を周囲に対して相対的に安定化させるようになっていることによって達成することができる。穿孔泥は穿孔・浚いヘッドと拡張コーンとの間の圧力比に基づき圧縮され、拡張コーンの円錐面における面プレスに対して付加的に拡張コーンのほぼ形状接続的な支持を形成している。
【0010】
穿孔・浚いヘッドと拡張コーンとの間に回転断絶のための少なくとも1つの装置が配置されており、該装置が、穿孔・浚いヘッドの回転運動を、拡張コーンに結合された当該管束から断絶するようになっていると特に有利である。このような形式の装置は、たとえば回転支承手段またはこれに類するものとして形成されていてよい。この回転支承手段は、たとえば荷重吸収のためのスリング手段の分野から広範囲に知られているので、ここでは、詳しく説明しないことにする。
【0011】
別の有利な構成では、フランジが、拡張コーンの最大の直径の横断面よりも小さいかまたは拡張コーンの最大の直径の横断面に少なくとも部分的にほぼ相当する寸法を有している。これによって、穿孔通路の内面へのフランジのすでに上述した支持を達成することができる。なぜならば、この場合、拡張コーンが穿孔通路を適宜に前成形するからである。
【0012】
フランジの有利な構成では、フランジが、ほぼプレート状に形成されていて、管の長手方向に対して垂直に管に位置固定されている。チューブ管路またはこれに類するもののためのクリップを思い出させるフランジのこの基本構造は、管へのフランジの位置固定時の高い強度と同時にフランジの少ない重量ひいては個々の管の重量に対する管束の重量の単に二義的な増加を提供している。
【0013】
有利な構成では、フランジが、主として、少なくとも2つのプレート状の個別部分を有しており、各個別部分に、それぞれ互いに補完するほぼ半円形の開口が加工成形されており、該開口内に管が嵌込み可能であり、開口が、それぞれ所属の他方の個別部分によって、管を締め付けた状態で閉鎖可能である。これによって、フランジへの管の簡単な組付けを行うことができると同時に管束に沿った任意の箇所への組付けが、穿孔通路内への管束のまだ引込み直前でも可能となることを達成することができる。したがって、たとえばフランジの中央の中間部分を、管束を形成する管の間に押し込むことができ、この場合、相応の別の個別部分を外方から管にかつフランジの中央の中間部分に差し被せることができ、たとえば互いにねじ締結することができるかまたは緊締することができるかまたは接着することができるかまたはその他の公知の形式で互いに固定することができる。
【0014】
有利な構成では、フランジが、ほぼ規則的な間隔を置いて管に、当該管束を形成するために配置されている。これによって、フランジによる管束の安定化に対するほぼ均一な比率を管束の全長にわたって達成することができる。
【0015】
しかし、フランジが、不規則にかつ特に拡張コーンの近くに、引込み方向で見て拡張コーンのはるか後方、ここでは有利にはほぼ3〜6メートルよりも少ない間隔、ここでは有利にはほぼ0.5〜2メートルを置いて互いに配置されていることも可能である。特に管束の始端部、すなわち、回転運動を伴う穿孔・浚いヘッドの近くでは、管束を付加的に安定化させ、穿孔通路の内壁へのフランジの付加的な支持面を提供することが重要となり得る。
【0016】
有利な構成では、フランジが、穿孔通路内への当該管束の引込み後に当該管束に位置固定され続けている。いわゆる「紛失されるフランジ」の使用によって、フランジを再び取り戻すための付加的な採掘措置を実施することが不要となる。
【0017】
しかし、フランジが、当該管束に位置固定されるようになっており、フランジが、穿孔通路内への当該管束の引込み後、表面からその都度掘進されるリリーフ溝に位置するようになっていて、そこで再び接近可能に当該管束から取外し可能であることも可能である。穿孔・浚い技術ではしばしば、規定された間隔を置いて、生ぜしめられた穿孔泥が吸い出される、いわゆる「リリーフ溝」が設けられると同時に、たとえば屋内配管技術もしくは屋内配線技術の分野でも、いずれにせよ、互いに間隔を置いて配置された箇所に家屋の供給ラインのための分岐体等が必要となるので、管束へのフランジの配置は、管束の規定通りの引込み時にフランジが、たとえばリリーフ溝に位置するように正確に行われ得る。これによって、フランジを引込み後に再び取り外すことができ、再利用することができる。これによって、フランジの製作のための費用を相応に多くの使用事例に割り当てることができる。
【0018】
穿孔通路の内部での管束のさらなる安定化は、フランジに開口が、フランジの、管によって取り囲まれた領域に配置されており、穿孔・浚いヘッドによって形成された穿孔泥が、互いに隣り合った2つのフランジの間に形成された室内に流入するようになっていて、該室をほぼ充填するようになっていることによって達成することができる。特に穿孔泥に、穿孔・浚い法では慣用であるように、いわゆる「ベントナイト」が付加される場合には、互いに隣り合ったフランジの間に流入させられた穿孔泥によって、管束が、万が一まだ拡張コーンを越えて案内されるねじり負荷に対して付加的に支持される。このことは、有利には、主として、室内の穿孔泥の圧力増加によって生ぜしめられるようになっており、該圧力増加が、当該管束をその空間的な位置に周囲に対して安定化させるようになっている。
【0019】
さらに、フランジの外縁部が、穿孔通路の、拡張コーンによって形成された壁に支持されており、フランジと、該フランジに位置固定された管とが、当該管束の引込み時に穿孔通路の内壁によって案内されて該内壁に沿って滑動するようになっていることから出発することができる。この場合、同じく穿孔泥が、穿孔通路の壁に対するフランジの運動時に滑り手段として作用している。これによって、管束の容易な引込みが付加的に助成され、同時に管束のねじり負荷が、穿孔通路の壁への良好な支持によって一層減少させられる。
【0020】
支持作用のさらなる改善は、フランジの輪郭形状が不規則に形成されていることによって達成することができる。このことには、フランジの不規則な輪郭形状が、この不規則な形状に隣接して穿孔泥の凝固を生ぜしめるようになっており、これによって、フランジが、凝固させられた穿孔泥によって、ねじりに抗して穿孔通路の内壁に沿って案内されて滑動するようになっていることが貢献している。すでに適宜な切欠きを備えた拡張コーンの構成にも類似して、穿孔泥は、フランジの、不規則に成形された領域でも凝固させられ、これによって、フランジの領域での管束の付加的な形状接続的な支持を形成している。
【0021】
さらに、本発明は、第1の穿孔過程において、穿孔通路を浚い、穿孔・浚いヘッドの引戻し時に穿孔通路を拡張し、この場合、管束を穿孔通路内に引き込んで、穿孔・浚い法により溝なしの敷設によって管を平行に敷設するための請求項20記載の方法に関する。これは、当然ながら、特に請求項1記載の管束を敷設するための方法であってもよい。上位概念部に記載したこのような方法は、回転する穿孔・浚いヘッドの引戻し時にかつ穿孔通路の拡張時に穿孔・浚いヘッドの回転運動を回転断絶のための装置によって管束に伝達せず、該管束を、安定化装置を介して穿孔通路の内部に互いに管の不変の空間的な位置でかつ周囲に対して支持して、穿孔通路に引き通すことによって改良される。この場合、別の有利な実施態様では、安定化装置として、拡張コーン、特に請求項2記載の拡張コーンと、管を結合して管束を形成するためのフランジ、特に請求項1記載のフランジとが使用されてよく、管束が、引き込まれた状態での管束の位置に相当するような空間的な位置で周囲に対して相対的に穿孔通路内に引き込まれてよい。
【0022】
引張り力によって負荷可能な材料から成る管、有利には、金属材料から成る管および/またはプラスチック、たとえばPEHDまたはPEXから成る管が引き込まれると有利である。このような種類の材料は管路構造では慣用である。
【0023】
当然ながら、別の有利な実施態様では、種々異なる直径のかつ/または種々異なる使用の管を1回の作業工程で一緒に引き込むことも可能である。したがって、ガス供給、電気供給、水供給のための管および電気通信ならびに自在に使用可能な空管を、たとえば1つの管束にまとめて引き込むことができる。
【0024】
さらに、管束をストックロールから引き出し、フランジを引込み前に予め組み付けることが可能となる。特に問題なしに適宜なロール半径を備えて巻き上げられてよいプラスチック管では、フランジがすでにロールに予め組み付けられていて、これによって、採掘箇所自体に僅かに衝突させられさえすればよいかまたは管束の準備がもはや行われる必要はないことも可能である。
【0025】
別の有利な実施態様では、管束の管、たとえば金属製の管が個々のロッド状の管区分から製作され、その後、同時にこのロッド状の管区分の結合によって、フランジが引込み前に予め組み付けられる。
【0026】
以下に、本発明による管束の特に有利な構成ならびに本発明による方法の特に有利な実施態様を図面につき詳しく説明する。
【0027】
図1には、本発明により形成された管束1の基本的な構造が極めて概略的に示してある。この場合、2つのフランジ3が配置された、管2によって形成された管束1の前方の区分しか図示されていない。この管束1自体は引込み方向15とは逆方向に穿孔・浚い技術(Bohr−/Spueltechnik)に対して一般的な長さで延びている。管束1の左側の端部には、拡張ヘッドの形の穿孔・浚いヘッド5が同じく概略的にしか図示されていない。この穿孔・浚いヘッド5は、同じく部分的にしか図示されていない穿孔ロッド18を介して相応の駆動ユニット(図示せず)に結合されている。この場合、穿孔・浚いヘッド5は回転方向19に沿って回転させられ、この場合、第一期に製作された穿孔通路9を拡張法でさらにフライス削りして拡張する。このような形式の拡張ヘッド5は基本的に知られているので、ここでは、詳しく説明しないことにする。
【0028】
詳しく図示していない穿孔通路9内への管束1の引込み方向15とは逆方向で拡張ヘッド5の後方には、回転を断絶するための装置6、つまり、拡張ヘッド5の回転を後方に伝達しないための装置6が概略的に図示してある。この装置6は、たとえば1つまたはそれ以上の回転ジョイント式の結合手段から成っていてよい。この結合手段によって、回転方向19に沿った拡張ヘッド5の回転運動が、装置6の後方に配置された拡張コーン4に全く伝達されないかまたは二義的にしか伝達されないことが保証されている。回転を断絶するためのこのような形式の装置6は、たとえばスリング手段の分野または一般的な機械構造の分野からもしばしば知られているので、ここでは、詳しく説明しないことにする。
【0029】
この場合、装置6の後方には拡張コーン4を認知することができる。この拡張コーン4は、ここでは、穿孔・フライス削りヘッド5に類似の円錐角を有しているものの、同時にその最大の直径で穿孔・フライス削りヘッド5よりも僅かに大きく形成されている。拡張コーン4は管束1の引込み時に、あとで詳しく説明する複数の機能を有している。拡張コーン4には、ほぼ規則的に円錐面の全周に分配されて切欠き17が配置されている。これらの切欠き17は、たとえば溝の形で形成されていてよい。これらの溝は円錐面のほぼ全長にわたって延びていて、同じくあとで詳しく説明する形式で管束1の引込み時に穿孔通路9の壁16に拡張コーン4を支持するために働く。
【0030】
拡張コーン4の後方には、複数の管2、ここでは4つの管2が、拡張コーン4の裏側に設けられた、同じく概略的にしか図示されていない懸吊装置7を介して配置されている。この懸吊装置7は、たとえばフック状のエレメントを有していてよい。このエレメントは、相応の対応フックに係合するかまたはスプリングフックまたはこれに類するものに相応の装置に係合する。引込み方向15とは逆方向で懸吊装置7の管側の端部では、それぞれ1つの位置固定部が個々の管2に設けられている。たとえば懸吊装置7は管2に溶接されているかまたは基本的に知られているその他の形式で管2に結合されている。したがって、引込み方向15の方向での管束1の引込み時に穿孔ロッド18から管束1に伝達される力は各管2によって吸収され得る。念のために付言しておくと、管2の配置形式ならびに管2の数は図1では当然ながら全く任意に選択されているので、本発明は、管束1の構成に関して、極めて異なる複数の配置形式および管2の数に適用することができる。また、たとえばただ1つの管2が相応に敏感であるかまたはその他の周辺条件が管2のねじりを可能な限り不可能にするようになっている場合には、ただ1つの管2の引込みへの本発明の転用が提供されることも可能である。
【0031】
管束1の管2は図示の2つのフランジ3を介して互いに結合されている。両フランジ3の構造は概略的にしか図示されていない。フランジ3に関しては、図2に示した有利な構成につき詳しく説明する。フランジ3は、管2を収容するための相応の貫通孔8を有しており、これによって、フランジ3は管束1の管2を収容している。この場合、フランジ3は少なくとも2つの部分から形成されているので、フランジ3の少なくとも2つの部分は、管束1への組付けのためにもしくは貫通孔8内への管2の収容のために互いに離して形成され得る。
【0032】
まず最初に言っておくと、隣り合って配置された両フランジ3の間では、管束1の引込み時に穿孔・フライス削りヘッド5で形成する穿孔泥が引込み方向15とは逆方向で穿孔通路9内にプレスされ、この場合、一方では、拡張コーン4に設けられた切欠き17内に圧縮され、同時に図2に詳しく示した、フランジ3に設けられた開口14を通流する。これによって、隣り合った両フランジ3の間にかつ当然ながら引込み方向15とは逆方向で見てさらに後方に配置されたフランジ3の間にも、それぞれ1つの泥堰止め室24が形成される。この泥堰止め室24は、詳しく説明する形式で管束1の空間的な位置の安定化に著しく貢献している。
【0033】
いま、図2には、再度、フランジ3の正確な構造の断面した平面図を認知することができる。この場合、フランジ3は穿孔通路9内に配置されている。この穿孔通路9は、拡張ヘッド5によるフライス削り後にかつ拡張コーン4の引通し後に形成されている。この場合、各フランジ3の最大の寸法は穿孔通路9の壁16の寸法とほぼ同一であるので、各フランジ3は少なくとも部分的に穿孔通路9の壁16に接触している。
【0034】
この場合、フランジ3は主として3つの部分から形成されている。この場合、大きい方の上側の管2と、下方に配置された小さい方の管2との間には、中央の中間部分20が差し込まれている。この場合、この中間部分20には、それぞれ半円形の開口23が設けられている。この開口23には管2を嵌め込むことができる。それぞれ上側の管2の上側にかつ下側の管2の下側には、フランジ3の、U字形部材状に形成された別の部分、つまり、上側部分21と下側部分22とを認知することができる。この上側部分21と下側部分22とには、同じく半円形の相応の切欠き23が加工成形されている。この切欠き23は中間部分20の半円形の開口23に対応していて、この開口23を補完して完全な円を形成している。この開口23の直径は各管2の直径にほぼ相当している。この場合、寸法は、中間部分20への上側部分21と下側部分22との載着後、管2が、締め付けるように作用する締付けねじ10を介して、いまや完成させられたフランジ3に摩擦接続的に保持されているように選択されている。この場合、管2の損傷を生ぜしめないためには、管2が過度に強く締め付けられないことに注意しなければならない。フランジ3の、複数の部分から成るこの構造によって、フランジ3を管束1の任意の箇所にまだ穿孔通路9内への引込み直前でも配置しかつ確実に固定することが可能となる。また、たとえば基礎溝内での取外しも比較的簡単に可能となる。なぜならば、締付けねじ10に比較的良好に接近可能であり、したがって、フランジ3を容易に管2から取り外すことができるからである。
【0035】
同じく図2に認知することができるように、フランジ3は部分的にしか穿孔通路9の壁16に接触していない。この場合、上側の管2の下方には、フランジ3の外側輪郭の切欠きを認知することができる。この切欠きは、詳しく説明する形式で、圧縮された穿孔泥13によって付加され、穿孔通路9の内部でのフランジ3の位置ひいては管束1の位置を安定化させる。フランジ3の上方には、十分な自由横断面25を認知することができる。この自由横断面25は、過剰の穿孔泥を搬出するために働く。管束1は当然ながら相応の自重を有しているので、フランジ3は、主として、符号12によって示した下側の縁部の領域でかつ大きな管2の側方の領域で穿孔通路9の内壁16に支持されるようになっている。すでに、これによってしか、管束1の相応の安定化を達成することができない。なぜならば、フランジ3の外側輪郭と壁16との間の摩擦を介して、穿孔・フライス削りヘッド5の回転方向19に沿った回転運動の残分としてフランジ3もしくは管束1に伝達され得るねじり負荷の適宜な吸収が可能となるからである。
【0036】
同じく図2に認知することができるように、フランジ3には、引込み方向15で見てフランジ3の前方の領域から、引込み方向15で見てフランジ3の後方の領域への穿孔泥の通流のための開口14が設けられている。当然ながら種々様々に形成されていてよいこの開口14によって、高い圧力下で穿孔・フライス削りヘッド5の領域に生ぜしめられる穿孔泥が、互いに隣り合った両フランジ3の間の泥堰止め室24をほぼ充填することができ、この泥堰止め室24内で管束1を付加的にその空間的な位置に安定化させる。この穿孔泥は一種の栓体として働くことができる。この栓体はかなり粘液状の、同時にまだ圧縮されている穿孔泥から成っていて、穿孔・フライス削りヘッド5から導入されるねじり負荷に基づく管束1のねじりに抗して粘性に作用する。当然ながら、この穿孔泥は、穿孔過程のさらなる経過において引込み方向15とは逆方向で、後続のフランジ3に設けられた開口14もしくは自由横断面15を通って再び流出することができ、後方に圧送することができる。
【0037】
穿孔・フライス削りヘッド5の領域に生ぜしめられる穿孔泥は、同じく大きな管2の下方のフランジ3の輪郭の突出部の領域にも集められるようになっていて、この領域で凝固させられるようになっている。これによって、同じく付加的な支持作用がフランジ3ひいては管束1に加えられる。
【0038】
さらなる支持作用は、拡張コーン4が引込み方向15での管束1の引込み時に少なくとも最大の直径の、一般的に穿孔・フライス削りヘッド5の直径よりも僅かに大きく形成された領域で同じく穿孔通路9の壁16に接触しかつ引張り運動に基づき壁16に支持されていることによって得られる。穿孔通路9の壁16と拡張コーン4との間に生ぜしめられる面プレスによって、同じくねじりモーメントの吸収が保証されている。また、同時に穿孔通路9がその寸法に関して校正され、これによって、穿孔通路9を通るフランジ3の通過が改善される。
【0039】
一般的に管束1の特別な構造もしくは本発明による方法の経過も、穿孔通路9内に管束1を安定化させるための前述した手段によって、穿孔・フライス削りヘッド5の回転とは無関係に管束1がその空間的な位置を穿孔通路9の内部に厳密に維持している、つまり、管束1が穿孔通路9内に最初に導入された空間的な位置を維持しているように説明することができる。このことは、穿孔通路9に沿った管束1の空間的な位置が常に同一に保たれ、フランジ3の作用によって、互いに管2の間隔も常に同じに保たれるという大きな利点を有している。これによって、一方では、ねじりによる管2の許容不能な負荷が確実に阻止さており、他方では、たとえば穿孔通路9に沿って管2に分岐体を接続するための接続状況が常に同一となる。したがって、たとえば大きな管2がねじりによって小さな管2の下方に位置するようになり、これによって、消費器またはこれに類するものの接続が不可能となるかまたは極めて手間をかけてしか可能とならないことは生ぜしめられ得ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
付加装置が配置された、本発明により形成された管束の構成を示す図である。
【図2】
断面図で示した管束と、フランジとを備えた、穿孔・浚い技術によって製作された穿孔通路の横断面図である。
【符号の説明】
1 管束、 2 管、 3 フランジ、 4 拡張コーン、 5 穿孔・浚いヘッド、 6 装置、 7 懸吊装置、 8 貫通孔、 9 穿孔通路、 10 締付けねじ、 12 縁部、 13 穿孔泥、 14 開口、 15 引込み方向、 16 壁、 17 切欠き、 18 穿孔ロッド、 19 回転方向、 20 中間部分、 21 上側部分、 22 下側部分、 23 開口、 24 泥堰止め室、 25 自由横断面

Claims (26)

  1. 穿孔・浚い法により溝なしの敷設によって管(2)を敷設するための管束(1)であって、第1の穿孔過程において、穿孔通路(9)が形成されるようになっており、穿孔・浚いヘッド(5)の引戻し時に穿孔通路(9)が拡張されるようになっており、この場合、当該管束(1)が、穿孔通路(9)内に引き込まれるようになっている形式のものにおいて、
    当該管束(1)が、複数の個々の管(2)から、該管(2)の長手方向(15)で間隔を置いて管(2)に配置された、該管(2)を互いに間隔を置いて配置するフランジ(3)を介して形成されていることを特徴とする、管束。
  2. 回転する穿孔・浚いヘッド(5)に、一緒に回転しない拡張コーン(4)が配置されており、該拡張コーン(4)が、引戻し時に、穿孔・浚いヘッド(5)によって形成された穿孔通路(9)を、当該管束(1)の敷設のために必要となる横断面寸法に拡張するようになっている、請求項1記載の管束。
  3. 拡張コーン(4)が、管(2)の引込み時に穿孔通路(9)の、穿孔・浚いヘッド(5)によって形成された、泥で覆われた壁(16)に面状に圧着されていて、該壁(16)に支持されており、拡張コーン(4)の空間的な位置が、周囲に対して相対的に安定化させられている、請求項1または2記載の管束。
  4. 拡張コーン(4)が、有利には対称的に全周に分配された、ほぼ軸方向に延びる複数の切欠き(17)を有しており、該切欠き(17)が、ここでは穿孔通路(9)の長手方向(15)で通流される穿孔泥によって、拡張コーン(4)の空間的な位置を周囲に対して相対的に安定化させるようになっている、請求項1から3までのいずれか1項記載の管束。
  5. 穿孔・浚いヘッド(5)と拡張コーン(4)との間に回転断絶のための少なくとも1つの装置(6)が配置されており、該装置(6)が、穿孔・浚いヘッド(5)の回転運動を、拡張コーン(4)に結合された当該管束(1)から断絶するようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載の管束。
  6. フランジ(3)が、拡張コーン(4)の最大の直径の横断面よりも小さいかまたは拡張コーン(4)の最大の直径の横断面に少なくとも部分的にほぼ相当する寸法を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の管束。
  7. フランジ(3)が、ほぼプレート状に形成されていて、管(2)の長手方向(15)に対して垂直に管(2)に位置固定されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の管束。
  8. フランジ(3)が、主として、少なくとも2つのプレート状の個別部分(20,21,22)を有しており、各個別部分(20,21,22)に、それぞれ互いに補完するほぼ半円形の開口(23)が加工成形されており、該開口(23)内に管(2)が嵌込み可能であり、開口(23)が、それぞれ所属の他方の個別部分(20,21,22)によって、管(2)を締め付けた状態で閉鎖可能である、請求項1から7までのいずれか1項記載の管束。
  9. フランジ(3)の、少なくとも2つのプレート状の個別部分(20,21,22)が、互いにねじ締結可能にまたは緊締可能にまたは接着可能に形成されている、請求項8記載の管束。
  10. フランジ(3)が、ほぼ規則的な間隔を置いて管(2)に、当該管束(1)を形成するために配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の管束。
  11. フランジ(3)が、拡張コーン(4)の近くに、引込み方向(15)で見て拡張コーン(4)のはるか後方、ここでは有利にはほぼ3〜6メートルよりも少ない間隔、ここでは有利にはほぼ0.5〜2メートルを置いて互いに配置されている、請求項10記載の管束。
  12. フランジ(3)が、穿孔通路(9)内への引込み後に当該管束(1)に位置固定され続けている、請求項1から11までのいずれか1項記載の管束。
  13. フランジ(3)が、当該管束(1)に位置固定可能であり、フランジ(3)が、穿孔通路(9)内への当該管束(1)の引込み後、表面からその都度掘進されるリリーフ溝に位置するようになっていて、再び接近可能に当該管束(1)から取外し可能である、請求項1から11までのいずれか1項記載の管束。
  14. フランジ(3)に開口(14)が、フランジ(3)の、管(2)によって取り囲まれた領域に配置されており、穿孔・浚いヘッド(5)によって形成された穿孔泥が、互いに隣り合った2つのフランジ(3)の間に形成された室(24)内に流入するようになっていて、該室(24)をほぼ充填するようになっている、請求項1から13までのいずれか1項記載の管束。
  15. 互いに隣り合った2つのフランジ(3)の間に形成された室(24)内に流入させられた穿孔泥が、室(24)内の圧力増加を生ぜしめるようになっており、該圧力増加が、当該管束(1)をその空間的な位置に周囲に対して安定化させるようになっている、請求項14記載の管束。
  16. フランジ(3)の外縁部が、穿孔通路(9)の、拡張コーン(4)によって形成された壁(16)に支持されており、フランジ(3)と、該フランジ(3)に位置固定された管(2)とが、当該管束(1)の引込み時に穿孔通路(9)の内壁(16)によって案内されて該内壁(16)に沿って滑動するようになっている、請求項1から15までのいずれか1項記載の管束。
  17. 穿孔泥が、穿孔通路(9)の壁(16)に対するフランジ(3)の運動時に滑り手段として作用している、請求項1から16までのいずれか1項記載の管束。
  18. フランジ(3)の輪郭形状が不規則に形成されている、請求項1から17までのいずれか1項記載の管束。
  19. フランジ(3)の不規則な輪郭形状が、この不規則な形状に隣接して穿孔泥の凝固を生ぜしめるようになっており、これによって、フランジ(3)が、凝固させられた穿孔泥(13)によって、ねじりに抗して穿孔通路(9)の内壁(16)に沿って案内されて滑動するようになっている、請求項18記載の管束。
  20. 第1の穿孔過程において、穿孔通路(9)を浚い、穿孔・浚いヘッド(5)の引戻し時に穿孔通路(5)を拡張し、この場合、管束(1)を穿孔通路(9)内に引き込んで、穿孔・浚い法により溝なしの敷設によって管(2)を平行に敷設するための方法、特に請求項1記載の管束(1)を敷設するための方法において、
    回転する穿孔・浚いヘッド(5)の引戻し時にかつ穿孔通路(9)の拡張時に穿孔・浚いヘッド(5)の回転運動を回転断絶のための装置(6)によって管束(1)に伝達せず、該管束(1)を、安定化装置(3,4,17)を介して穿孔通路(9)の内部に互いに管(2)の不変の空間的な位置でかつ周囲に対して支持して、穿孔通路(9)に引き通すことを特徴とする、穿孔・浚い法により溝なしの敷設によって管を平行に敷設するための方法。
  21. 安定化装置(3,4,17)として、拡張コーン(4)、特に請求項2記載の拡張コーン(4)と、管(2)を結合して管束(1)を形成するためのフランジ(3)、特に請求項1記載のフランジ(3)とを使用する、請求項20記載の方法。
  22. 管束(1)を、引き込まれた状態での管束(1)の位置に相当するような空間的な位置で周囲に対して相対的に穿孔通路(9)内に引き込む、請求項20または21記載の方法。
  23. 引張り力によって負荷可能な材料から成る管(2)、有利には、金属材料から成る管(2)および/またはプラスチック、たとえばPEHDまたはPEXから成る管(2)を引き込む、請求項20から22までのいずれか1項記載の方法。
  24. 種々異なる直径のかつ/または種々異なる使用の管(2)を1回の作業工程で一緒に引き込む、請求項20から23までのいずれか1項記載の方法。
  25. 管束(1)をストックロールから引き出し、フランジ(3)を引込み前に予め組み付ける、請求項20から24までのいずれか1項記載の方法。
  26. 管束(1)を個々のロッド状の管区分から製作し、その後、フランジ(3)を引込み前に予め組み付ける、請求項20から24までのいずれか1項記載の方法。
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