JPS6022408A

JPS6022408A - 流体導管内への通信ケーブル布設方法

Info

Publication number: JPS6022408A
Application number: JP58129998A
Authority: JP
Inventors: 綿谷　正承; 幸一伊勢
Original assignee: Osaka Gas Co Ltd
Current assignee: Osaka Gas Co Ltd
Priority date: 1983-07-15
Filing date: 1983-07-15
Publication date: 1985-02-04
Also published as: JPH0363287B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、主に都市ガスのように距離的に長く面積的に
広いエリヤに亘って網目のようにけ９めぐらされた供給
形態が採られているガス導管で代表される流体導管内に
、光フアイバーケーブル等導管に比べて相対的に径が細
い通信ケープμを挿通設置するととｋよシ、流体導管を
地下電線管として有効利用して、広域エリヤに亘る通信
ネットワークを、架空用電柱、サポート、或いは、流体
導管とは別個な地下埋設管等を要することなく、施工面
及び設備面で経済性有利に形成する場合において、前記
流体導管内に通信ケープｐを布設する方法、並びに、布
設構造に関する。

上記の如き通信システムは、本出願人が先に開発し特許
出願をしたもので、これによるときけ、流体の安定供給
、保安醇のための製造所、供給所、各種スデーＶヨンと
中央指令室との間、流体需要先（顧客）と支社・支店な
どの事業所との間、更には事業所と工事会社との間など
に■る各種データや指令情報等の通信に利用されるが、
そのための通信ケーブルが既述のように広埴エリヤに亘
って網目のようには）めぐらされ、かつ元来が流体漏れ
などが生じないように密閉性の高い伏ｔｌＫ施工されて
いる流体導管内に挿通設置されているととＫよシ、既記
の経済効果のほかに、通信ケープμの保護効果、クロー
ズドシステムになることによる電波障害のない的確な通
信作用が行なえるといった利点を有している。

上記のような種々利点を有する通信システムを構成する
に当って、流体導管内に通信ケーブルを布設する方法と
して一般的な方法は、流体導管内に対する通線を行ない
、その先行挿通させた線条の一端に通信ケーブルを接続
して前記線菰を牽引させることにより通信ケーブルを引
き込み布設する方法であるが、これによる場合は、通信
ケーブルが管内壁面との摩擦により殊に被覆が損傷し、
それがひどい場合は切断の恐れがある。　殊に、導管の
継目箇所での損傷度合が顕著である。　しかも、通信ケ
ーブルの自重によりかかる方法での引込み可能長さには
自ずと限界があり、布設施工能率が非常に悪い。

また特に光フアイバーケーブルの場合は牽引布設時の引
張り力に抗するに足りる張力を得るためにテンションワ
イヤーの強力なものが必要不可欠であ）、更に布設後に
揺れ動かないようにするための固定作業も要し、そのこ
とが施工能率を一段と悪化させる要因にもなるなどの問
題があった。

本第１発明け、かかる夾情に針み、通信ケーブルを摩擦
による損傷がないか、又は非常に少ない状顛てまた、不
要な張力を与えずに効果的に□、かつ能率的に導管内に
布設することができる方法を提案する点に目的を有し、
本第２発明は、前記通信ケーブルを導管本来の流体輸送
機能を損なうことなく布設することができる構造を提供
する点に目的を有する。

上記の目的を達成するために案出された本第１発明に係
る流体導管内への通信ケープμ布設方法は、反転式の筒
状ライニングチューブの内面にその軸線方向に沿った又
はほぼ沿った姿勢で予め通信ケーブルを保持させておき
、前記筒状ライニングチューブを流体導管内にそれの内
外面が反転されるように送入することにより前記通信ケ
ーブルを流体導管と筒状ライニングチューブとの間に布
設する点に特徴を有し、次のような作用効果を有するに
至った。

つｔシ、ガス導管など既設流体導管に対する漏洩修繕対
禦として近年、筒状ライニングチューブを流体圧によっ
て導管内にそれの内外面が反転されるように送入してこ
のライニングチューブをもって導管内面を修繕したシ、
将来の漏洩を予防する反転ライニング方法が多〈実施さ
れている。　そして、かかる反転ライニング方法におい
て用いられる筒状ライニングチューブは反転送入に伴な
って導管内面に強く接着固定されるものである。

本第１発明は、上記の反転ライニング工事の機会を有効
に利用し、かつライニングチューブの導管内面への接着
固定効果を有効に活用してこのライニングチューブ内面
（反転前の内面）に予め保持しである通信ケーブルを布
設することＫよって、通信ケーブルの皐の布設のための
特別工事を省いて交通への悪影響などを極力少なくする
ことができるのはもちろん、通信ケーブルに不要な張力
や管内壁面との間の摩擦を与えないで良く、光フアイバ
ーケーブルの場合でもテンションワイヤーを省略又は弱
いものにすることができるとともに、被覆の損傷、切断
といったケーブルの損害を皆無にすることができる。　
しかも、通信ケーブル自体の自重による引込み長さの限
界がなく、フィニングチューブが反転送入できるだけの
長さ範囲に亘って通信ケーブルも同時に布設可能で、全
体として能率が良い。　加えて、ライニングチューブの
接着固定によって通信ケーブルを強力に導管に固定保持
できるから、布設後の揺れ動きによる損傷がないととも
に、通信ケーブルを伝っての流体漏れの心配もない。　
更に、通信ケーブルの導管自位置も底部に限らず自由に
選択できて分岐箇所での流体流れに対する弊害のない布
設が行なえる。

また、本第２発明に係る流体導管内への通信ケーブル布
設構造は、流体導管内にそれの内外面が反転されるよう
に送入された筒状ライニングチューブと前記流体導管と
の間に、周方向に分散固定される状態で複数の通信ケー
ブルが布設されている点に特徴構成を有し、次のような
効果を有するに至つえ。

つｔシ、通信ケーブルを、筒状ライニングチューブと導
管との間で周方向の一部に集中して布設するのではなく
％周方向に分散配置することによ）、複数の通信ケーブ
ルを布設する場合であっても、通信ケーブルの存在相当
位置に形成されるライニングチューブの内方への突条部
の突出量を極く僅かにするか、又は、ゼロにしてライニ
ング後の導管内面をほぼ円形又は平滑内局面を有する円
形のものにすることが可能となり、従って、各種の管内
作業を行なうためのピグの走行性能や膨張収縮自在なバ
ッグ（通称がスパッグ）を使用しての流路遮断性能など
が良好で、導管本来の流体輸送機能を保つ上での各種作
業に通信ケーブルが悪影譬を及ばずことば、１ ♂７うな布設構造が得られるに至った。

以下本発明の突施例を図面に基づいて詳述する。

第１図は流体導管の一例である都市ガス導管（１）内に
通信ケーブルとして情報伝送量の大きい光フアイバーケ
ープ／Ｌ’　＋２１を挿通設置１〜、その光フアイバー
ケープ／ｌ’　＋２１を介してガス製造、供給。

保安のための各種データを双方向に伝送するように構成
した中央通信システムの模式線図であって、（Ｆ）はガ
ス製造所、（６）はガスホルダー、（３）は各種産業工
場、一般家庭などを含む顧客であシ、前記ガス導管（１
）は、パルプステー１７Ｂン（ＢＳ）　、高圧用ガバナ
（ＧＨ）、中圧用ガバナ（ＧＡ）＊（ＧＢ）＊を介して
高圧導管（ＩＩ（）、中圧導管（ＩＡ）、（ＩＢ）低圧
導管（ＩＣ）Ｋ分岐され、高圧導管（ＩＨ）及び中圧導
管（１薊、（ＩＩＢＤには各々遮断パルプＭ、及びｆｖ
Ａ）、ｆｆＢ）が介在されている。　（４）は中央の通
信センター、（ｏｎ）は前記光フアイバーケーブル（２
）に接続された通信基地で、この通信基地（ＯＢ）と前
記中央通信センター（４）とは一般的な通信設備、即ち
、無線又は架空線（同軸ケーブルでも光フアイバーケー
ブルの何れでも良い）（５）を介して双方向通信できる
ように接続されている。　そして、前記通信基地（ＯＢ
）において導管（１）内に挿通されている光フアイバー
ケープＡ’　（２１の端部は第２図及び第８図で示すよ
うにガス無噴出ユニット（８）を介して管外に取出され
てＡ−Ｄ交換機（６）を通して送受信装置ａ３に繋がれ
るとともに、前述の一般的通信設備（５）を介して中央
通信センター（４）に繋がれている。

また、前述のパルプステーション（ＢＳ）においては第
４図及び第す図で明示の如くバルブ（ＶＢ２）の上流箇
所と下流箇所とに亘って光フアイバーケーブル（２）を
バイパスさせる取出しユニット（７）が設けられ、この
ユニット（７）を通じて管外に取出した一部の光フアイ
バーケープ＃　ＣＢＡ）に八−り斐換機（６）が繋がれ
、このＡ−ＤＶ換機（６）に圧力センサ（ＰＣ）　、流
量センサ（ＱＣ）及びバルブ（ＶＢ２　）コントローラ
（ＶＣ＞が接続されている。

以上の導管（１１、（ＩＨ）　、　（ＩＡ）、（ＩＢ）
、（ＩＣ）内に挿通設置されている光フアイバーケープ
Ａ’　１２＋を介して、ガス製造、供給の安定化や保安
指令等のための通信システムが構成されるのであるが、
前記ガス導管（１）〔これは（ＩＡ）、（ＩＢ）、（Ｉ
Ｃ）、（ＩＨ）も含むものであるが、第６図以降におい
ては（１）で代表する〕内に光フアイバーケープＡ／＋
２１を挿通布設する方法として、以下のような方法を採
用する。

第５図で示すように、反転式の筒状ライニングチューブ
（３）の内面に１ライニング用樹脂接着剤（９）を介し
て複数本の光フアイバーケーブル（２）を同方向に均等
分散状態で、かつ各々がチューブ軸線方向に沿った又は
ほは沿った姿勢で保持させておく。　次に、前記筒状ラ
イニングチューブ（３）を第６図で示すように背圧によ
シガス導管（１）内にそれの内外面が反転されるように
送入することにより、第７図で示すようにガス導管（１
：とライニングチューブ（３）との間に複数本の光フア
イバーケーブル（２）を固定布設する。

尚、光フアイバーケーブル（２）は／木だけでも良く、
また、前記の樹脂接着剤（９）を導管（１）内面に先行
塗布したのちに、ライニングチューブ（３）を反転送入
しても良い。

第８図、第９図は複数本の光フアイバーケープＡ／＋２
１を周方向に分散固定した状態に布設した構造のもので
、第８図は局方向にほぼ等間隔に分散しえもの、第９図
Ｆｉ問方向の下半部に偏在させたもので、何れのものも
前記樹脂接着剤（９）■ の量を加減することによって、ライニング後の導管（１
）内面をほぼ円形に仕上げて、ピグ通じやバッグによる
流路遮断を有利にしである。

尚、通信ケープｆｉ／＋２１としては、情報伝送量の大
きい光フアイバーケーブルが好ましいが、同軸ケーブル
であっても良い。

また、流体導管（１）としてはガス導管に限らず、水道
管等であっても良い。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る流体導管内への通信ケーブル布設方
法並びに布設構造の′４１施例を示Ｌ７、第１図社中央
通信システムの模式線図、第２図及び第４図はケーブル
処理の拡大図、第８図及び第６図は第８図及び第４図の
ブロック図、第６図乃至第８図は布設要領を示す縦断正
面図と縦断１１１面図、第９図、第１０図は第２発明の
布設構造を示す縦断正面図であ乙。（１）・・・・・・流体導管、（２）・・・・・・通信
ケーブル、（３）１１３図１第４図第６図２　第８図第９図　第１０図第５図

Claims

【特許請求の範囲】 ■　反転式の筒状ライニングチューブ（３）の内面にそ
の軸線方向に沿り九又はほぼ沿った姿勢で予め通信ケー
プＩｖ（２１を保持させておき、前記筒状ライニングチ
ューブ（３）を流体導管（１）内にそれの内外面が反転
されるように送入することにより前記通信ケープ＃　１
２＋を流体導管（１）と筒状ライニングチューブ（３）
との間に布設する流体導管内への通信ケープ〃布設方法
。 ■　前記通信ケープμ（２）が光フアイバーケープｐで
ある特許請求の範囲第０項に記載の方法。 ■　前記流体導管（１）がガス導管である特許請求の範
囲第０項に記載の方法。 ■　流体導管（１）内にそれの内外面が反転されるよう
に送入された筒状ライニングチューブ１３）と前記流体
導管（１）との間に％周方向に分散固定される状頗で複
数の通信ケープｆｉ／（２１が布設されている流体導管
内への通信ケーブル布設構造。 ■　前記通信ケーブル（２）が光フアイバーケーブルで
ある特許請求の範囲第０項に記載の構造。 ■　前記流体導管（１）がガス導管である特許請求の範
囲第０項に記載の構造。