JP2004517259A - 燃料噴射装置 - Google Patents
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Abstract
圧力制御される燃料噴射装置(1)が、共通の蓄圧室と、シリンダ毎のインジェクタ(3)と、各インジェクタ(3)に配属された局部的な増圧器(4)とを有している。2ポート2位置方向切換え弁(14)が燃料を調量するためにインジェクタ(3)に設けられている。
Description
【0001】
従来の技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の燃料噴射装置に関する。
【0002】
明細書及び請求の範囲の記載を良好に理解するために、以下においては幾つかの概念について説明する:本発明の枠内において「圧力制御される燃料噴射装置」というのは、インジェクタのノズル室内に存在する燃料圧によってノズルニードルが閉鎖力(ばね)の作用に抗して移動させられ、その結果ノズル室からシリンダ内への燃料噴射のために噴射開口が開放されることを意味している。ノズル室から内燃機関のシリンダ内に燃料が流出する圧力は、「噴射圧」と呼ばれ、これに対して「系圧」というのは、燃料が燃料噴射装置内において有している圧力、もしくは蓄えられている圧力のことである。「燃料の調量」は、規定された燃料量を噴射のために準備することを意味している。また「漏れ」というのは、燃料噴射装置の運転時に発生し(例えばガイド漏れ又は制御量)、噴射のために使用されず、燃料タンクに戻される燃料量のことである。この漏れの圧力レベルは、基準圧(Standdruck)を有することができ、燃料は次いで燃料タンクの圧力レベルに弛緩される。
【0003】
コモンレール系では噴射圧は、負荷及び回転数に合わせられることができる。騒音減少のためにしばしば前噴射が実施される。有害物質の放出を低減させるために、圧力制御される噴射形式が周知のように有利である。公知の圧力制御されるコモンレール系では、インジェクタ毎に、製造が面倒で高価な1つの3ポート2位置方向切換え弁が使用されるか、又は2つの2ポート2位置方向切換え弁が使用される。
【0004】
噴射圧を高めるためには、例えば米国特許第5143291号明細書又は米国特許第5522545号明細書に基づいて公知であるように、増圧器を使用することができる。この増圧される系における欠点としては、少量の燃料量を調量する場合における調量誤差が大きいことと、噴射の可変性(Flexibilitaet)が不足していることが挙げられる。
【0005】
発明の利点
特に小型の機関用の燃料装置の製造時におけるコストを節減するために、請求項1記載のように構成された燃料噴射装置が提案される。増圧器と組み合わせて、シリンダ毎にただ1つの2ポート2位置方向切換え弁を調量弁として使用することによって、安価な系を得ることができる。本発明の別の構成によれば、2つの2ポート2位置方向切換え弁によって増圧器の制御とインジェクタの制御とを実現するコモンレール噴射系が得られる。両方の噴射コンセプトは、極めて高い最大噴射圧と、低い圧力レベルにおける前噴射と、主噴射におけるブーツ形インジェクションの実現を可能にする。
【0006】
図面
次に図面を参照しながら本発明による燃料噴射装置の実施例を説明する。
【0007】
図1は、増圧器を備えた第1の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
【0008】
図2は、増圧器を備えた第2の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
【0009】
図3は、増圧器を備えた第3の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
【0010】
実施例の記載
図1に示された、圧力制御される燃料噴射装置1の第1実施例では、燃料ポンプが燃料を燃料タンクから、搬送導管を介して図示されていない蓄圧室(コモンレール)に圧送し、この蓄圧室からは、個々のシリンダの数に相当する複数の圧力導管2が、燃料供給される内燃機関の燃焼室内に突入する個々のインジェクタ3に通じている。図1には、これらのインジェクタ3のうちの1つだけが示されている。燃料ポンプによって第1の系圧が生ぜしめられ、蓄圧室において蓄えられる。この第1の系圧は前噴射のために、かつ必要とあらば後噴射(排ガス後処理及び煤煙減少のためのHC富化(HC−Anreicherung))のために、並びにプラトー(Plateau)(ブーツ形インジェクション(Bootinjektion))を有する噴射経過を示すために使用される。第2のより高い系圧によって燃料を噴射するために、各インジェクタ3にはそれぞれ1つの局部的な増圧器4が配属されている。この増圧器4は、増圧を制御するための3ポート2位置方向切換え弁5、逆止弁6及び、摺動可能なピストンの形をした押圧手段7と共働する。この押圧手段7は一方の端部において、弁5を用いて圧力導管2に接続されることができ、その結果押圧手段7は一方の端部において圧力負荷されることができる。差室(Differenzraum)8は漏れ導管9を用いて放圧されているので、押圧手段7は圧力室10の容積を減少させるために移動可能である。押圧手段7は圧縮方向に運動させられるので、圧力室10内における燃料は圧縮されて、制御室11とノズル室12との間に供給される。逆止弁6は、圧縮された燃料が蓄圧室に逆流することを阻止する。1次室13と圧力室10とにおける適当な面積比によって、第2のより高い圧力を生ぜしめることができる。1次室13が弁5を用いて漏れ導管9に接続されると、押圧手段7は戻され、圧力室10は再充填される。圧力室10と1次室13とにおける圧力状態に基づいて、逆止弁6は開放し、その結果圧力室10はレール圧(蓄圧室の圧力)下になり、押圧手段7は液圧によってその出発位置に戻される。戻り特性を改善するために、単数又は複数のばねが室8,10又は13内に配置されていてもよい。このようにして増圧により、第2の系圧を生ぜしめることができる。
【0011】
調量弁としては2ポート2位置方向切換え弁14が使用され、この弁14は、直接操作される力補償式の電磁弁として形成されている。しかしながらまた、適当な連結室を備えたピエゾアクチュエータを使用することも可能である。調量弁14を用いて、各シリンダのために噴射は圧力制御されて実現される。弁14を用いて圧力導管15は、ノズル室12と接続される。噴射は、案内孔内を軸方向摺動可能なピストン状のノズルニードル16を用いて行われ、このノズルニードル16は、一方の端部に円錐形の弁シール面を備えていて、この弁シール面で、インジェクタケーシングにおける弁座面と共働する。ケーシングの弁座面には噴射開口が設けられている。ノズル室12の内部においては、ノズルニードル16の開放方向に向いた圧力面が、圧力導管15を介してノズル室12に供給されてそこに存在する圧力にさらされている。
【0012】
インジェクタ3は第1の放圧絞り17と第2の放圧絞り18とを有している。放圧絞り17を介して圧力導管19は、漏れ導管20への持続的に連通した接続部を有している。放圧絞り18と制御室11とを介して、圧力導管19は噴射開口の閉鎖時にのみ漏れ導管20と接続されている。従ってインジェクタ3は、常に連通した放圧絞り17の他に、ノズルニードル16の行程によって閉鎖可能な別の放圧絞り18を有している。比較的小さな放圧絞り17は噴射中に比較的僅かな漏れしか生ぜしめない。噴射の終了時にノズル室12における圧力は、まず初め放圧絞り17だけを介して低下し、ノズルニードル16は閉鎖動作を始める。これによってなお閉鎖されている放圧絞り18が開放され、その結果ノズルニードル16の閉鎖動作は強く加速される。
【0013】
増圧器4を制御するために図2には、別の実施例による燃料噴射装置21が示されており、この燃料噴射装置21では付加的に増圧器4を制御するために同様に2ポート2位置方向切換え弁22が使用される。接続されていない状態において、弁22は貫流部を有していない。蓄圧室からのレール圧は調量のために弁14のところに存在している。増圧器4は出発位置に戻されている。弁22が貫流位置に切り換えられると、増圧器4はレール圧を上昇させる。このようにして高められた圧力が今や調量弁14のところに存在する。
【0014】
図3に示された燃料噴射装置23の実施例では、2つの2ポート2位置方向切換え弁がアクチュエータと接続可能である。アクチュエータ(マグネットアクチュエータ又はピエゾ調節器)はこの場合2つの弁と接続されていて、3段階式につまり1つの休止位置と2つの切換え位置とを備えて構成されている。両方の切換え位置は異なった制御電圧によって制御される。休止位置において両方の弁は貫流部を有していない。第1の切換え位置では弁24だけが貫流に切り換えられ、これによりレール圧による噴射が行われる。第2の切換え位置では弁24と弁25とが貫流に切り換えられ、その結果噴射は、増圧器4によって高められた圧力によって行われる。まず初めに第1の切換え位置が実現され、ある程度の遅れて噴射中に、第2の切換え位置への切換えが行われると、ブーツ形インジェクションが生ぜしめられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
増圧器を備えた第1の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
【図2】
増圧器を備えた第2の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
【図3】
増圧器を備えた第3の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
従来の技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の燃料噴射装置に関する。
【0002】
明細書及び請求の範囲の記載を良好に理解するために、以下においては幾つかの概念について説明する:本発明の枠内において「圧力制御される燃料噴射装置」というのは、インジェクタのノズル室内に存在する燃料圧によってノズルニードルが閉鎖力(ばね)の作用に抗して移動させられ、その結果ノズル室からシリンダ内への燃料噴射のために噴射開口が開放されることを意味している。ノズル室から内燃機関のシリンダ内に燃料が流出する圧力は、「噴射圧」と呼ばれ、これに対して「系圧」というのは、燃料が燃料噴射装置内において有している圧力、もしくは蓄えられている圧力のことである。「燃料の調量」は、規定された燃料量を噴射のために準備することを意味している。また「漏れ」というのは、燃料噴射装置の運転時に発生し(例えばガイド漏れ又は制御量)、噴射のために使用されず、燃料タンクに戻される燃料量のことである。この漏れの圧力レベルは、基準圧(Standdruck)を有することができ、燃料は次いで燃料タンクの圧力レベルに弛緩される。
【0003】
コモンレール系では噴射圧は、負荷及び回転数に合わせられることができる。騒音減少のためにしばしば前噴射が実施される。有害物質の放出を低減させるために、圧力制御される噴射形式が周知のように有利である。公知の圧力制御されるコモンレール系では、インジェクタ毎に、製造が面倒で高価な1つの3ポート2位置方向切換え弁が使用されるか、又は2つの2ポート2位置方向切換え弁が使用される。
【0004】
噴射圧を高めるためには、例えば米国特許第5143291号明細書又は米国特許第5522545号明細書に基づいて公知であるように、増圧器を使用することができる。この増圧される系における欠点としては、少量の燃料量を調量する場合における調量誤差が大きいことと、噴射の可変性(Flexibilitaet)が不足していることが挙げられる。
【0005】
発明の利点
特に小型の機関用の燃料装置の製造時におけるコストを節減するために、請求項1記載のように構成された燃料噴射装置が提案される。増圧器と組み合わせて、シリンダ毎にただ1つの2ポート2位置方向切換え弁を調量弁として使用することによって、安価な系を得ることができる。本発明の別の構成によれば、2つの2ポート2位置方向切換え弁によって増圧器の制御とインジェクタの制御とを実現するコモンレール噴射系が得られる。両方の噴射コンセプトは、極めて高い最大噴射圧と、低い圧力レベルにおける前噴射と、主噴射におけるブーツ形インジェクションの実現を可能にする。
【0006】
図面
次に図面を参照しながら本発明による燃料噴射装置の実施例を説明する。
【0007】
図1は、増圧器を備えた第1の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
【0008】
図2は、増圧器を備えた第2の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
【0009】
図3は、増圧器を備えた第3の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
【0010】
実施例の記載
図1に示された、圧力制御される燃料噴射装置1の第1実施例では、燃料ポンプが燃料を燃料タンクから、搬送導管を介して図示されていない蓄圧室(コモンレール)に圧送し、この蓄圧室からは、個々のシリンダの数に相当する複数の圧力導管2が、燃料供給される内燃機関の燃焼室内に突入する個々のインジェクタ3に通じている。図1には、これらのインジェクタ3のうちの1つだけが示されている。燃料ポンプによって第1の系圧が生ぜしめられ、蓄圧室において蓄えられる。この第1の系圧は前噴射のために、かつ必要とあらば後噴射(排ガス後処理及び煤煙減少のためのHC富化(HC−Anreicherung))のために、並びにプラトー(Plateau)(ブーツ形インジェクション(Bootinjektion))を有する噴射経過を示すために使用される。第2のより高い系圧によって燃料を噴射するために、各インジェクタ3にはそれぞれ1つの局部的な増圧器4が配属されている。この増圧器4は、増圧を制御するための3ポート2位置方向切換え弁5、逆止弁6及び、摺動可能なピストンの形をした押圧手段7と共働する。この押圧手段7は一方の端部において、弁5を用いて圧力導管2に接続されることができ、その結果押圧手段7は一方の端部において圧力負荷されることができる。差室(Differenzraum)8は漏れ導管9を用いて放圧されているので、押圧手段7は圧力室10の容積を減少させるために移動可能である。押圧手段7は圧縮方向に運動させられるので、圧力室10内における燃料は圧縮されて、制御室11とノズル室12との間に供給される。逆止弁6は、圧縮された燃料が蓄圧室に逆流することを阻止する。1次室13と圧力室10とにおける適当な面積比によって、第2のより高い圧力を生ぜしめることができる。1次室13が弁5を用いて漏れ導管9に接続されると、押圧手段7は戻され、圧力室10は再充填される。圧力室10と1次室13とにおける圧力状態に基づいて、逆止弁6は開放し、その結果圧力室10はレール圧(蓄圧室の圧力)下になり、押圧手段7は液圧によってその出発位置に戻される。戻り特性を改善するために、単数又は複数のばねが室8,10又は13内に配置されていてもよい。このようにして増圧により、第2の系圧を生ぜしめることができる。
【0011】
調量弁としては2ポート2位置方向切換え弁14が使用され、この弁14は、直接操作される力補償式の電磁弁として形成されている。しかしながらまた、適当な連結室を備えたピエゾアクチュエータを使用することも可能である。調量弁14を用いて、各シリンダのために噴射は圧力制御されて実現される。弁14を用いて圧力導管15は、ノズル室12と接続される。噴射は、案内孔内を軸方向摺動可能なピストン状のノズルニードル16を用いて行われ、このノズルニードル16は、一方の端部に円錐形の弁シール面を備えていて、この弁シール面で、インジェクタケーシングにおける弁座面と共働する。ケーシングの弁座面には噴射開口が設けられている。ノズル室12の内部においては、ノズルニードル16の開放方向に向いた圧力面が、圧力導管15を介してノズル室12に供給されてそこに存在する圧力にさらされている。
【0012】
インジェクタ3は第1の放圧絞り17と第2の放圧絞り18とを有している。放圧絞り17を介して圧力導管19は、漏れ導管20への持続的に連通した接続部を有している。放圧絞り18と制御室11とを介して、圧力導管19は噴射開口の閉鎖時にのみ漏れ導管20と接続されている。従ってインジェクタ3は、常に連通した放圧絞り17の他に、ノズルニードル16の行程によって閉鎖可能な別の放圧絞り18を有している。比較的小さな放圧絞り17は噴射中に比較的僅かな漏れしか生ぜしめない。噴射の終了時にノズル室12における圧力は、まず初め放圧絞り17だけを介して低下し、ノズルニードル16は閉鎖動作を始める。これによってなお閉鎖されている放圧絞り18が開放され、その結果ノズルニードル16の閉鎖動作は強く加速される。
【0013】
増圧器4を制御するために図2には、別の実施例による燃料噴射装置21が示されており、この燃料噴射装置21では付加的に増圧器4を制御するために同様に2ポート2位置方向切換え弁22が使用される。接続されていない状態において、弁22は貫流部を有していない。蓄圧室からのレール圧は調量のために弁14のところに存在している。増圧器4は出発位置に戻されている。弁22が貫流位置に切り換えられると、増圧器4はレール圧を上昇させる。このようにして高められた圧力が今や調量弁14のところに存在する。
【0014】
図3に示された燃料噴射装置23の実施例では、2つの2ポート2位置方向切換え弁がアクチュエータと接続可能である。アクチュエータ(マグネットアクチュエータ又はピエゾ調節器)はこの場合2つの弁と接続されていて、3段階式につまり1つの休止位置と2つの切換え位置とを備えて構成されている。両方の切換え位置は異なった制御電圧によって制御される。休止位置において両方の弁は貫流部を有していない。第1の切換え位置では弁24だけが貫流に切り換えられ、これによりレール圧による噴射が行われる。第2の切換え位置では弁24と弁25とが貫流に切り換えられ、その結果噴射は、増圧器4によって高められた圧力によって行われる。まず初めに第1の切換え位置が実現され、ある程度の遅れて噴射中に、第2の切換え位置への切換えが行われると、ブーツ形インジェクションが生ぜしめられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
増圧器を備えた第1の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
【図2】
増圧器を備えた第2の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
【図3】
増圧器を備えた第3の圧力制御される燃料噴射装置を示す図である。
Claims (3)
- 圧力制御される燃料噴射装置(1;21;23)であって、共通の蓄圧室と、シリンダ毎のインジェクタ(3)と、各インジェクタ(3)に配属された局部的な増圧器(4)とが設けられている形式のものにおいて、2ポート2位置方向切換え弁(14;24)が燃料を調量するためにインジェクタ(3)に設けられていることを特徴とする燃料噴射装置。
- 増圧器(4)を制御するために2ポート2位置方向切換え弁(22)が設けられている、請求項1記載の燃料噴射装置。
- 2つの制御弁を操作が、1つの共通のアクチュエータによって行われる、請求項1又は2記載の燃料噴射装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10101358A DE10101358A1 (de) | 2001-01-13 | 2001-01-13 | Kraftstoffeinspritzeinrichtung |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004517259A true JP2004517259A (ja) | 2004-06-10 |
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ID=7670463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002556501A Pending JP2004517259A (ja) | 2001-01-13 | 2001-12-19 | 燃料噴射装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040003794A1 (ja) |
EP (1) | EP1354133B1 (ja) |
JP (1) | JP2004517259A (ja) |
DE (2) | DE10101358A1 (ja) |
WO (1) | WO2002055871A2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101231980B1 (ko) * | 2005-12-17 | 2013-02-08 | 만 디젤 앤 터보 에스이 | 내연기관용 분사 장치 |
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US7293547B2 (en) * | 2005-10-03 | 2007-11-13 | Caterpillar Inc. | Fuel injection system including a flow control valve separate from a fuel injector |
US7578283B1 (en) | 2008-06-30 | 2009-08-25 | Caterpillar Inc. | System for selectively increasing fuel pressure in a fuel injection system |
US20150216205A1 (en) * | 2012-08-31 | 2015-08-06 | Unicharm Corporation ` | Pet food |
US10865728B2 (en) * | 2019-01-18 | 2020-12-15 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Method of using backflow from common-rail fuel injector |
US10738749B1 (en) | 2019-01-18 | 2020-08-11 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Method of using heat from fuel of common-rail injectors |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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