JP5386349B2 - 燃料噴射器制御システム - Google Patents

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Description

本開示は制御システムに関し、より詳しくは、燃料噴射器用の制御システムに関する。
燃料噴射器は、エンジンの燃焼室内に燃料を導入するための手段を提供する。1つの種類の燃料噴射器はコモンレール燃料噴射器として知られている。典型的なコモンレール燃料噴射器は、ノズル出口を有する円筒状ボアを有する一方の端部のノズルアセンブリと、高圧燃料レールに連通する反対側の端部のノズル供給通路とを含む。ニードルチェック弁は、円筒状ボア内に往復運動するように配置され、ノズル出口が閉じられる閉鎖位置に向かってバネ付勢される。燃料を噴射するために、ニードルチェック弁がノズル出口を開放するように移動され、これにより、高圧燃料が高圧レールからノズル供給通路を介して移動され、関連する燃焼室内に噴霧されることが許容される。
開放位置と閉鎖位置との間でニードルチェック弁を移動させる1つの方法は、ニードルチェック弁の基部と関連する制御室から流体を排出しかつ前記制御室に流体を充填するステップを含む。特に、制御室を加圧燃料で充填してニードルチェック弁を閉鎖位置に保持し、かつ前記制御室から加圧燃料を選択的に排出してニードルチェック弁を開放位置に向かって付勢することが可能である。
圧電装置は、多くの場合、制御室の排出および充填に影響を与えるために制御室に油圧接続される。具体的には、圧電装置は、典型的に、油圧接続部として知られている燃料で充填された空間によって第2のピストンから分離される第1のピストンに機械的に接続される。油圧接続部は、製造公差、噴射器構成部材の熱膨張、および/または圧電装置の力または移動の増幅に対応するために使用される。圧電装置が通電されて伸長して第1のピストンを移動させたとき、油圧接続部の燃料圧力が増加し、第2のピストンの移動が生じる。次に、第2のピストンは制御弁を押し開き、これによって、制御室から流体が排出される。油圧接続部が、正確な圧力に加圧され続ける限り、圧電装置の伸縮により、正確な燃料噴射イベントが生じる。しかし、燃料が油圧接続部から漏れ、補給されなかった場合、圧電装置の移動により、制御弁の望ましくない移動が生じるかまたは移動が生じないことがある。
油圧接続部に燃料を補給する一例は、2005年1月11日にイガシラ(Igashira)らに交付された(特許文献1)に記載されている。(特許文献1)は、第1のピストンの下端に設置されたチェック弁を有するコモンレール燃料噴射器を記載している。チェック弁は、油だめと変位増幅室(例えば上述の油圧接続部)とを接続することによって、漏れによる燃料の損失を補償するように作動する。チェック弁は、油だめと変位増幅室との間の第1のピストンの通路を閉じるフラット弁と、それを上方に付勢して通路を遮断する円錐状バネとからなる。フラット弁は薄いディスクから製造され、この薄いディスクはその中央に形成されたピンホールを有する。ピンホールは、噴射中に故障が生じた場合に変位増幅室内から油だめへの燃料の漏れを許容するように作用し、これによって噴射が停止される。さらに、ピンホールは、室から気泡を除去するために変位増幅室内の負圧として作用する。
(特許文献1)の燃料噴射器に含まれたフラットチェック弁は、変位増幅室から漏れた燃料を十分に補給し得るが、限定された用途を有し得る。特に、フラットチェック弁は、噴射イベント中に燃料が漏れ得る孔を含むので、変位増幅室内に大きな圧力を発生させることが困難であり得る。実際には、(特許文献1)に記載されているように、孔は負圧としてさらに作用することが可能であり、室内の圧力の増加に抗して直接作用する。この圧力レベルの減少により、制御弁の移動および/または力の増幅と、噴射器から利用可能な結果として生じる噴射圧力とを制限することが可能である。さらに、圧力を著しく増加させることが(特許文献1)の噴射器内で可能であったとしても、チェック弁のフラットな特性により、圧力にほとんど耐えることができず、おそらく、チェック弁の変形および/または噴射器の故障が生じる。
(特許文献1)の噴射器の代替実施形態は、(非特許文献1)に開示されている。この文献の図6に示されているように、上述の燃料噴射器には、(特許文献1)に記載されているフラットチェック弁の代わりに、より強固で完全なボールチェック弁が設けられる。
完全なボールチェック弁はより強固であることが可能であり、したがって、より大きい圧力に耐えることが可能であるが、依然として問題があり得る。特に、完全なボールチェック弁は、その増加されたサイズに対応するために、より大きい容積を必要とし得る。この増加容積には、第1のピストンの下方変位運動によって加圧しなければならない変位増幅室の容積が加えられる可能性がある。圧電装置の変位運動が同一に保持された場合、より大きい容積により、室内の圧力が低くなる。圧電装置の変位運動が増加された場合、噴射器の構成部材のコストおよびサイズも増加させなければならない。
米国特許第6,840,466号明細書
SAEテクニカルペーパーシリーズ2006−01−0174、表題「180MPaのピエゾコモンレールシステム」(180MPa Piezo Common Rail System)
本開示の制御システムは上述の課題の1つ以上を解決する。
本開示の一形態は燃料噴射器用の制御システムに関する。制御システムは、少なくとも1つのオリフィスを有するノズル部材と、基端および先端を有するニードルチェック弁とを含む。ニードルチェック弁は、少なくとも1つのオリフィスを開閉するためにノズル部材内に往復運動するように配置される。さらに、制御システムは、ニードルチェック弁の基端に配置された制御室と、選択的に制御室から流体を排出しかつ前記制御室に流体を充填するように可動な制御弁とを含む。その上、制御システムは、噴射器本体と、噴射器本体内に配置された第1のピストンと、噴射器本体内に配置された第2のピストンとを含む。第1のピストンは、制御弁を移動させるために制御弁に動作可能に接続される。第2のピストンは、接続室を形成するために第1のピストンからある距離をもって配置される。さらに、制御システムは、接続室に選択的に燃料を補給するために接続室と関連する部分球チェック弁を含む。
本開示の他の形態は、エンジンの燃焼室内に燃料を噴射する方法に関する。本方法は、燃料噴射器の動作中、加圧燃料を燃料噴射器の先端に常に導くステップと、燃料噴射器の動作中、加圧燃料を燃料噴射器の第1の室に常に導くステップとを含む。さらに、本方法は、燃料噴射器の第2の室の容積を減少させて、第2の室内の燃料を加圧するステップを含む。第2の室内の燃料の加圧により、第1の室内の圧力の減少が生じ、それに続いて、燃焼室内へ燃料が噴射される。その上、本方法は、燃料を第1の室から第2の室に導くステップと、燃料が第2の室から第1の室に流れることを防止するステップとを含む。
開示される模範的な燃料システムの概略図である。 図1の燃料システムに使用するための開示される模範的な燃料噴射器の断面図である。 図2の燃料噴射器に使用するための開示される模範的な油圧接続部の断面図である。
図1は、エンジン10と燃料システム12の模範的な実施形態とを示している。本開示では、エンジン10は4行程ディーゼルエンジンとして図示かつ説明される。しかし、当業者は、エンジン10が、例えばガソリンエンジンまたはガス燃料エンジン等の他の任意の種類の内燃機関であってもよいことを理解するであろう。エンジン10は、複数のシリンダ16を画成するエンジンブロック14と、それぞれのシリンダ16内に摺動可能に配置されたピストン18と、それぞれのシリンダ16と関連するシリンダヘッド20とを含むことが可能である。
シリンダ16、ピストン18およびシリンダヘッド20は燃焼室22を形成し得る。図示した実施形態では、エンジン10は6つの燃焼室22を含む。しかし、エンジン10がより多数またはより少数の燃焼室22を含み得ることと、それらを「直列」形態、「V」形、または他の任意の適切な形態に配置し得ることが考えられる。
図1にも示したように、エンジン10は、エンジンブロック14内に回転可能に配置されるクランクシャフト24を含むことが可能である。コネクティングロッド26により、それぞれのピストン18をクランクシャフト24に接続することが可能であり、この結果、それぞれの個々のシリンダ16内のピストン18の摺動運動により、クランクシャフト24の回転が生じる。同様に、クランクシャフト24の回転により、ピストン18の摺動運動が生じ得る。
燃料システム12は、それぞれの燃焼室22内への加圧燃料の噴射を行うように協働する構成部材を含むことが可能である。具体的には、燃料システム12は、燃料供給を保持するように構成されたタンク28と、燃料を加圧しかつコモンレール34を介して加圧燃料を複数の燃料噴射器32に導くように構成された燃料ポンプ装置30とを含み得る。
燃料ポンプ装置30は、燃料の圧力を増加させかつ1つ以上の加圧燃料ストリームをコモンレール34に導くように機能する1つ以上のポンプ装置を含むことが可能である。一実施例では、燃料ポンプ装置30は、直列に配置されかつ燃料ライン40を介して流体接続された低圧源36および高圧源38を含む。低圧源36は、低圧フィードを高圧源38に供給するように構成された移送ポンプであり得る。低圧フィードを受け入れるようにかつ燃料の圧力を約30〜300MPaの範囲に増加させるように、高圧源38を構成することが可能である。燃料ライン42を介して、高圧源38をコモンレール34に接続し得る。チェック弁44を燃料ライン42内に配置して、燃料の一方向の流れを燃料ポンプ装置30からコモンレール34に供給することが可能である。
低圧源36および高圧源38の一方または両方をエンジン10に動作可能に接続し、クランクシャフト24によって駆動することが可能である。クランクシャフト24の回転によりポンプドライブシャフトの対応する回転が生じる、当業者が容易に理解できる任意の形態で、低圧源36および/または高圧源38をクランクシャフト24によって接続し得る。例えば、図1には、ギヤトレイン48を介してクランクシャフト24に接続されているような高圧源38のポンプドライブシャフト46が示されている。しかし、その代わりに、低圧源36および高圧源38の一方または両方を電気的に、油圧的に、空圧的にまたは他の任意の適切な方法で駆動し得ることが考えられる。
燃料噴射器32をシリンダヘッド20内に配置し、複数の燃料ライン50を介してコモンレール34に接続することが可能である。それぞれの燃料噴射器32は、所定のタイミング、燃料圧力および燃料流量で、ある量の加圧燃料を、関連する燃焼室22内に噴射するように動作可能であり得る。燃焼室22内への燃料噴射のタイミングをピストン18の運動に同期させることが可能である。例えば、噴射燃料の圧縮点火燃焼を許容するために、ピストン18が圧縮行程で上死点位置に近づいたとき、燃料を噴射し得る。その代わりに、予混合圧縮着火(HCCI)動作のために、ピストン18が上死点位置に向かって圧縮行程を開始したとき、燃料を噴射してもよい。後処理再生用の還元雰囲気を生成するためのその後のポスト噴射のために、ピストン18が膨張行程中に上死点位置から下死点位置に向かって移動したとき、燃料を噴射することも可能である。
図2に示したように、それぞれの燃料噴射器32は閉鎖ノズルユニット燃料噴射器として具体化され得る。具体的には、それぞれの燃料噴射器32は、噴射器本体52、それに動作可能に接続されたハウジング54、その中に配置されたガイド55、ノズル部材56、ニードル弁体58、アクチュエータ59、およびアクチュエータ弁アセンブリ61を含むことが可能である。燃料噴射器32内には、例えば、制限オリフィス、圧力バランス通路、アキュムレータおよび公知の他の噴射器構成部材等の追加の構成部材が含まれ得ることが考えられる。
噴射器本体52は、シリンダヘッド20内のアセンブリのために構成されかつ1つ以上の通路を有する円筒状部材として具体化され得る。具体的には、噴射器本体52は、アクチュエータ59を受け入れるように構成された中央ボア100と、それに連通する燃料入口102および燃料出口104と、制御室106とを含むことが可能である。制御室106は、ニードル弁体58の基端に直接連通し、そしてニードル弁体58の運動に影響を与えるように加圧燃料を選択的に排出または供給し得る。さらに、噴射器本体52は、燃料噴射器32の動作中に燃料入口102をノズル部材56と制御室106とに常に流体連通させる供給通路110を含むことが可能である。
ハウジング54は、ガイド55およびノズル部材56を受け入れるための中央ボア60と、ノズル部材56の先端64が突出する開口部62とを有する円筒状部材として具体化され得る。例えばOリング(図示せず)等のシール用部材をガイド55とノズル部材56との間に配置して、燃料噴射器32からの燃料漏れを抑制することが可能である。
ガイド55も、ニードル弁体58と戻りバネ90とを受け入れるように構成された中央ボア68を有する円筒状部材として具体化され得る。戻りバネ90をストッパ92とシート面94との間に配置して、ニードル弁体58を先端64に向かって軸方向に付勢することが可能である。スペーサ96および同様のスペーサ97を戻りバネ90とシート面94との間にかつ戻りバネ90とストッパ92との間にそれぞれ配置して、燃料噴射器32内の構成部材の摩耗を低減することが可能である。中央ボア68は、圧力室として機能し、かつ噴射イベント前に、供給通路110から供給された加圧燃料を保持することが可能である。
ノズル部材56も、中央ボア68に連通する中央ボア72を有する円筒状部材として具体化され得る。中央ボア72は、ニードル弁体58を受け入れ、そしてそれがオリフィス80から移動されたときに加圧燃料を中央ボア68から中央ボア72を介してエンジン10の燃焼室22内に通過させる1つ以上のオリフィス80を含むことが可能である。
ニードル弁体58は、ガイド55およびノズル部材56内に摺動配置される細長い円筒状部材であり得る。ニードル弁体58は、その先端がオリフィス80を介して燃料の流れを遮断する第1の位置と、オリフィス80が燃料を燃焼室22内に噴霧するように開く第2の位置との間で軸方向に可動であり得る。ニードル弁部材58が、ニードル部材とピストン部材とを有する多数の部材要素、または単一の一体要素であり得ることが考えられる。
ニードル弁体58は多数の駆動油圧面を有し得る。例えば、ニードル弁体58は、加圧燃料が作用したときに、戻りバネ90が第1の位置またはオリフィス閉鎖位置に向かって付勢されることによって、ニードル弁体58を駆動するようにする油圧面112を含むことが可能である。さらに、ニードル弁体58は、加圧燃料が作用したときにニードル弁体58を第2の位置またはオリフィス開放位置に向かって反対方向に駆動するために戻りバネ90の付勢に抗する油圧面114を含むことが可能である。
アクチュエータ59をノズル部材56の反対側に配置して、ニードル弁体58に対する力を制御することが可能である。特に、アクチュエータ59は圧電モータ等の電気伸長モジュールを含み得る。圧電モータは1つ以上のディスク型圧電結晶スタックを含むことが可能である。結晶は、ランダムドメイン配向を有する構造であり得る。これらのランダム配向は、永久双極子挙動を有する正イオンおよび負イオンの非対称構成である。例えば電流の印加等によって、電界が結晶スタックに印加された場合、スタックは、ドメインが整列したときに電界の軸に沿って伸長する。一実施形態では、アクチュエータ59の伸長は約40μmであり得る。
アクチュエータ弁アセンブリ61を介して、アクチュエータ59をニードル弁体58に接続することが可能である。特に、アクチュエータ弁アセンブリ61は第1のピストン116と第2のピストン118と制御弁体120とを含み得る。チェック弁119を第1のピストン116と第2のピストン118との間に配置して、燃料の一方向の流れを制御室106から油圧接続部123に供給することが可能である。
アクチュエータ59の伸縮で移動するように第1のピストン116を接続し得る。具体的には、戻りバネ125を介したアクチュエータ59の結晶スタックとの機械的係合で第1のピストン116を保持し得る。戻りバネ125を第1のピストン116のフランジ116aとケージ要素128との間に配置することが可能である。アクチュエータ59が通電されて伸長するかまたは電源が絶たれて収縮したときに、第1のピストン116は中央ボア100内で移動して、油圧接続部123の容積を減少または増加させることが可能である。望むならば、第1のピストン116をアクチュエータ59に固定して接続し得ることが考えられる。
第2のピストン118を第1のピストン116からある距離だけ分離することが可能であり、これによって油圧接続部123が形成される。第1のピストン116が油圧接続部123の容積を減少させるように移動されたとき、それに応じて油圧接続部123内の燃料の圧力が増加し得る。油圧接続部123内の燃料の増加圧力は第2のピストン118の端部に対して作用することが可能であり、これにより、第2のピストン118が付勢され、制御弁体120に対して下方に移動される。第1のピストン116が油圧接続部123の容積を増加させるように移動されたとき、それに応じて油圧接続部123内の燃料の圧力が減少することが可能であり、これによって、制御弁体120が第2のピストン118をその元の位置に戻すことが許容される。望むならば、第2のピストン118が制御弁体120に接触し続けるように、戻りバネ(図示せず)が第2のピストン118に関連し得ることが考えられる。
制御弁体120をシート122に接触させかつそこから離れるように移動させて、制御室106から選択的に流体を排出することが可能であり、これによって燃料噴射が開始される。制御弁体120がシート122に係合されるかまたは非噴射位置にある場合、燃料は燃料入口102から供給通路110を介して分岐通路124を介して制御室106に流入し得る。加圧燃料が制御室106内に蓄積したとき、戻りバネ90の力と組み合わされた、油圧面112に発生された下向きの力は、油圧面114の上向きの力を克服することが可能であり、これによって、オリフィス80が閉じられ、燃料噴射が終了する。制御弁体120が、戻りバネ127の付勢に抗して移動され、シート122から係合解除されて噴射位置にある場合、燃料は制御室106から制限オリフィス121と中央ボア100と燃料出口104とを介してタンク28に流れることが可能である。制御室106からの燃料がタンク28に排出されたとき、油圧面114の上向きの力は戻りバネ90の付勢に抗してニードル弁体58を付勢することが可能であり、これによって、オリフィス80が開かれ、燃焼室22内への燃料噴射が開始される。アクチュエータ59の電源が絶たれた場合、戻りバネ127は制御弁体120を非噴射位置に戻し得る。
チェック弁119は、油圧接続部123から漏れた燃料を補給することが可能である。特に、燃料噴射器32の動作中、第1のピストン116と第2のピストン118との間の空間内からの燃料が中央ボア100を介して燃料出口104に漏れる場合があり得る。この空間内の燃料量、それに続いて圧力が変動した場合、第1のピストン116の運動により、第2のピストン118および制御弁体120の望ましくない運動が生じる可能性がある。例えば、油圧接続部123が、漏れた燃料を有している場合、第1のピストン116はさらに移動して、第2のピストン118の移動を開始するのに必要な圧力を発生させる必要があり得る。いくつかの状態では、上述の追加の距離により、第2のピストン118の移動をほとんど生じさせないかまたはさらにその移動を生じさせなくすることが可能である。チェック弁119は、制御室106からの燃料を選択的に許容して、油圧接続部123から失われた燃料を補給することが可能である。
図3に示したように、チェック弁119を第2のピストン118の中央ボア130内に配置し得る。第2のピストン118内の1つ以上の横向き通路132は、ケージ要素128の1つ以上の横向き通路133と協働して、中央ボア130を中央ボア100に、次に制御室106に流体連通させることが可能である。チェック弁119に作用する油圧接続部123内の燃料圧力から生じる力が、チェック弁119に作用する中央ボア130内の燃料圧力から生じる、重力と組み合わされた力よりも小さく減少したとき、チェック弁119をシート134から移動させて、燃料が中央ボア130から第1のピストン116と第2のピストン118との間の空間に流入することを許容することが可能である。油圧接続部123および中央ボア130内の燃料圧力が実質的に等しくなったとき、チェック弁119はシート134に係合するように戻り得る。
図3にも示したように、チェック弁119は強固であり、かつ中央ボア13の軸方向に沿って移動されて案内されることが可能である。特に、チェック弁119は部分球要素136とガイド要素138とを含み得る。部分球要素136は、平坦な上面に切断された球状部を含むことが可能である。部分球要素136内に含まれた球状部の量は可変であり、特定用途に依存し得る。しかし、部分球要素136を受け入れるのに必要な容積を最小にしつつ、油圧接続部123内に発生される高圧に耐えるのに必要な構造を提供するために、ほとんどの状況で利用される球状部は、典型的に、完全な球のほぼ半分であり、半球として認識することが可能である。小さな突出部を部分球要素136の平面に配置して、第1のピストン116が平面に完全に接触することを防止し、これによって、部分球要素136が第1のピストン116の端面に付着する可能性を最小にすることが可能である。
ガイド要素138は、チェック弁119がその運動中に、中央ボア130、または第1のピストン116と第2のピストン118との間の空間内に付着する可能性を最小にし得る。チェック弁119が燃料圧力および重力のみによって付勢されることについて説明してきたが、その代わりに、望むならば、戻りバネ(図示せず)を中央ボア130または油圧接続部123内に配置して、チェック弁119を付勢し、これによって、その開放圧力差または閉鎖圧力差に影響を与えてもよいことが考えられる。しかし、戻りバネを使用すると、チェック弁119の複雑さと、それに関連するコストとが増加しかつ信頼性が低下する可能性がある。
本開示の燃料噴射器制御システムは、例えばディーゼルエンジンとガソリンエンジンとガス燃料エンジンとを含む種々のエンジンタイプに広く適用される。一貫した予測可能な燃料噴射器の性能が重要である任意のエンジンに、開示される燃料噴射器制御システムを実装し得る。次に、燃料噴射器32の噴射制御について説明する。
燃料圧力によって発生された力の不均衡により、ニードル弁体58を移動させることが可能である。例えば、ニードル弁体58が第1の位置またはオリフィス閉鎖位置にある場合、燃料供給通路100からの加圧燃料は制御室106に流入して、油圧面112に作用することが可能である。それと同時に、燃料供給通路100からの加圧燃料は、噴射前に中央ボア68と72に流入し得る。油圧面114に発生された力と組み合わされたバネ90の力は、油圧面112に発生された反力よりも大きいことが可能であり、これにより、ニードル弁体58が第1の位置に留まって、オリフィス84を介した燃料の流れを抑制する。
オリフィス84を開いて、加圧燃料を中央ボア72から燃焼室22内に噴射するために、第1のピストン116を移動させて油圧接続部123を加圧する伸長を生じさせるアクチュエータ59に電流を送ることが可能である。燃料が制御室106と油圧面112とから排出されるように、油圧接続部123の増加圧力が第2のピストン118と、係合された制御弁体120とを移動させるべく作用することが可能である。油圧面112に作用する圧力のこの減少により、油圧面114にわたって作用する反力がバネ90の付勢力を克服することを許容することが可能になり、これによって、ニードル弁体58がオリフィス開放位置に向かって移動される。
オリフィス84を閉じて、燃焼室22内への燃料噴射を終了するために、アクチュエータ59の電源を絶つことが可能である。特に、アクチュエータ59内の圧電結晶スタックが収縮したとき、第1のピストン116は油圧接続部123から収縮することが可能であり、その中の圧力が減少される。この圧力の減少により、バネ127が、制御弁体120と、係合された第2のピストン118とをそれらの流れ遮断位置に戻すことが許容され得る。制御弁体120が流れ遮断位置にある場合、制御室106からの燃料がタンク28に排出されることを防止することが可能である。加圧燃料が制限分岐通路124を介して制御室106に連続的に供給されるので、圧力は、制御室106からの排出が防止された場合に前記制御室内で急速に増加し得る。バネ90の付勢力と組み合わされた制御室106内の増加圧力は、ニードル弁体58を閉鎖位置に向かって付勢するために、油圧面114に作用する反力を克服することが可能である。
油圧接続部123の圧力が漏れによって減少したとき、チェック弁119は油圧接続部123に加圧燃料を補給し得る。特に、所定のしきい値を横切る油圧接続部123と中央ボア130との圧力差に応じて、チェック弁119が重力に抗して移動して、燃料が中央ボア100から横向き通路132、133と中央ボア130とを介して油圧接続部123に流入することを許容することが可能である。このようにして、油圧接続部123内の非作動容積、したがって圧力を実質的に一定に保持することが可能であり、実質的に一定の予測可能な噴射イベントが生じる。
チェック弁119は、高い油圧接続圧力を供給し、高圧に耐える程度に十分に強固であり得る。特に、チェック弁119は、中央ボア130から油圧接続部123内への燃料の一方向の流れのみを許容するので、第1のピストン116の下方変位運動中に、油圧接続部123からの燃料の漏れを最小にすることが可能である。第1のピストン116のこの移動中に漏れを最小にすることによって、油圧接続部123内の圧力は、最小の効率損失で、第1のピストン116の移動に正比例する割合において、非常に高い値に増加し得る。さらに、チェック弁119の部分球の特性の故に、油圧接続部123内の最小容積は、チェック弁119を受け入れるために必要である。油圧接続部123内のこの最小容積により、油圧接続部123を所望の圧力に加圧するために第1のピストン116が完了しなければならない移動が低減され得る。第1のピストン116の必要な移動が低減されることにより、アクチュエータ59のコストが低減されるか、または油圧接続部123内に発生された圧力をさらに高くすることが許容され得る。さらに、チェック弁119の部分球の特性の故に、チェック弁119は、変形または損傷なしにこれらの高圧に耐える程度に十分に強固であり得る。
本開示の範囲から逸脱することなく、本開示の制御システムに種々の修正および変更をなし得ることが当業者には明らかであろう。他の実施形態は、本明細書に開示される制御システムの仕様および実施を考慮すれば当業者には明らかであろう。仕様および実施例は模範的なものに過ぎないと考えるべきであり、本開示の真の範囲は、次の特許請求の範囲およびそれらの等価物によって示されることが意図される。

Claims (6)

  1. 燃料噴射器(32)用の制御システムであって、
    少なくとも1つのオリフィス(80)を有するノズル部材(56)と、
    基端と先端とを有するニードルチェック弁(58)であって、少なくとも1つのオリフィスを開閉するためにノズル部材内に往復運動するように配置されるニードルチェック弁(58)と、
    ニードルチェック弁の基端に配置された制御室(106)と、
    選択的に制御室から流体を排出しかつ制御室に流体を充填するように可動な制御弁(120)と、
    噴射器本体(52)と、
    噴射器本体内に配置され、かつ制御弁を移動させるために制御弁に動作可能に接続された第2のピストン(118)と、
    接続室(123)を形成するように第2のピストンからある距離をもって噴射器本体内に配置された第1のピストン(116)と、
    接続室に選択的に燃料を補給するために接続室と関連する部分球チェック弁(119)であって、平坦な上面により切断された球状部分を有する部分球チェック弁(119)、
    を備え、
    部分球チェック弁は、燃料の一方向の流れのみを許容し、
    部分球チェック弁は、第2のピストンの燃料通路(130)内に配置されたガイド要素(138)を含み、
    燃料通路が制御室と選択的に連通する制御システム。
  2. 第1のピストンを移動させるために機械的に接続された圧電装置(59)をさらに含み、圧電装置の伸長により、第1のピストンが移動して接続室を加圧し、制御室から流体を排出する第2のピストンの移動が生じる請求項1に記載の制御システム。
  3. 部分球チェック弁が、燃料通路を介した接続室からの燃料の流れを選択的に遮断するように構成される請求項1に記載の制御システム。
  4. 部分球チェック弁は、燃料圧力および重力のみによって作動する請求項1に記載の制御システム。
  5. エンジン(10)の燃焼室(22)内に燃料を噴射する方法であって、
    燃料噴射器の動作中、加圧燃料を燃料噴射器(32)の先端(64)に常に導くステップと、
    燃料噴射器の動作中、加圧燃料を燃料噴射器の制御室(106)に常に導くステップと、
    燃料噴射器の接続室(123)の容積を減少させて、接続室内の燃料を加圧するステップであって、接続室内の燃料の加圧により、制御室内の圧力の減少が生じ、それに続いて、燃焼室内へ燃料が噴射されるステップと、
    燃料を制御室から接続室に導くステップと、
    平坦な上面により切断された球状部分を有する部分球チェック弁(119)により制御室と接続室との間の通路(130)を選択的に遮断するステップであって、部分球チェック弁は、燃料の一方向の流れのみを許容し、また、部分球チェック弁は、第2のピストンの燃料通路(130)内に配置されたガイド要素(138)を含んでいるステップと、
    通路の軸方向に沿って部分球チェック弁の移動を案内するステップと、
    を含む方法。
  6. 燃焼エンジン(10)であって、
    少なくとも1つのシリンダ(16)と、
    燃焼室(22)を形成するために少なくとも1つのシリンダと関連するピストン(18)と、
    高圧燃料源(30)と、
    燃料を燃焼室内に選択的に噴霧するように構成された請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料噴射器用の制御システムと、
    を備える燃焼エンジン(10)。
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