JP2004516162A - 多層連続用紙プリンタ - Google Patents
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Abstract
固定情報と変動情報との組合せ情報を、複数の用紙の流れに同時に印刷できるようにする印刷方法が開示されている。この方法は、複数の用紙の流れを処理する高速フォーム・コレータと組み合わせると、有用である。この方法は、ウェブ・ベースのグラフィックス編集プログラムを用いて、固定イメージ情報と変動イメージ情報を組み込んだページ・レイアウト情報を処理する。このページ・レイアウト情報は、画像処理コンピュータにより処理される。この画像処理コンピュータは、このページ・レイアウト情報を、印刷される固定情報と変動情報に対応するピクセルデータに分解するようにしたデジタル信号処理システムを含み、かつ、このピクセルデータを複数のデータパケットに分ける。これらのデータパケットは、複数の印字ヘッド・アレイ内のそれぞれの印字ヘッドに送り出される。これらの印字ヘッド・アレイのそれぞれは、別々の用紙の流れに対応づけられることから、複数の用紙の流れに同時に印刷が行われる。
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は、多層連続用紙プリンタと印刷システムに関する。特に、本発明は、パンフレットの各ページに、固定情報と変動情報との組合せ情報が入っている複数ページのパンフレットを作成するようにした印刷システムに関する。一般に、本システムの印刷システムは、商業用の資料、例えば商品輸送を扱う多層出荷通知書を印刷するのに利用されることになる。
【0002】
(背景技術)
オリジナルの文書枚葉紙からの情報を複写する電気光学技法を利用した印刷技術がよく知られている。このようなシステムは、米国特許第5,742,879号(イーストマン・コダック社)に記述されている。この米国特許は、一組のコピーを作るデジタル化マスター版と、文書中の不変情報パネルと変動情報パネルの双方を用いて、オリジナルの文書テンプレートの複写を行う複写装置の製作を記述している。一般に、このマスター版は、光学システムを用いて生成されることになる。変動情報が入っている第2のイメージが生成され、また、これらのイメージが融合されて、不変情報も変動情報も入っている複合マスター版を形成することになる。
【0003】
同様に、イメージのデジタル表現を、記憶装置から複写して、最後に印刷するデジタル印刷システムが知られており、例えば、米国特許第5,875,288号を参照すること。この特許は、所望の版レイアウトに基づいてデジタル的に表現したものを配置構成して、版イメージを画定するスクリーンベースの方法を述べており、この装置は、印刷機の印刷出力を自動的に監視して、印刷整合とインク流入制御を自動的に調整するために、印刷機制御装置と結合している。このようなシステムは、カラー印刷において伝統的に求められた個別の色分解をそれぞれ発生させる必要もなく、カラーイメージを補正して改善するようにしている。
【0004】
本発明は、固定印刷情報と変動印刷情報を併合させ、そのような併合を、機械印刷作業と組み合わせて、それぞれ、固定情報と変動情報との一意的な組合せ情報が入っている多数の個別の複数ページ・パンフレットを作成できるようにする代替デジタル印刷システムを対象としている。
【0005】
(発明の開示)
それゆえ、本発明の第1の態様により、固定情報と変動情報との組合せ情報を、複数の用紙の流れに同時に印刷する方法であって、
− 固定イメージ情報と変動イメージ情報を組み込んだページ・レイアウト情報を、ウェブ・ベースのグラフィックス編集プログラムを用いて処理する工程と、
− このページ・レイアウト情報を、印刷される固定情報と変動情報に対応するピクセルデータに分解するようにしたデジタル信号処理システムを含み、かつ、このピクセルデータを複数のデータパケットに分ける画像処理コンピュータに対して、ページ・レイアウト情報を供給する工程と、
− 印刷される用紙の各層にそれぞれ対応している複数の印字ヘッド・アレイ内のそれぞれの印字ヘッドに、前記データパケットをそれぞれ送り出す工程と、
を含むことを特徴とする方法が提供される。
【0006】
したがって、デジタル形式で生成されたページ・レイアウト情報を得れば、画像処理コンピュータは、このページ・レイアウト情報を、最終製品の層のそれぞれに現れる印刷情報に対応する個別のデータパケットに変換し、適切なときに、データパケットを、各印字ヘッド・アレイ内の印字ヘッドのそれぞれに送り出して、固定情報と変動情報との組合せ情報を各層に持つ最終製品を作成することができる。
【0007】
本発明のプリント方法は、特に、複数の用紙の流れを同時に処理するようにしたフォーム・コレータ用に適する。
【0008】
好ましくは、ページ・レイアウト情報は、バージョン管理方式を実施して、デザインの蓄積と更新を編成するようにしたジョブ・サーバープログラムにより、プリントジョブとして、メインサーバー上に蓄積される。
【0009】
好ましくは、プリントジョブ情報は、メインサーバーに接続されたプリンタ操作部のジョブサーバーからアクセスされる。プリンタ操作部は、好ましくは、ウェブ・ブラウザ、またはJAVA(登録商標)Runtime Environmentで動作するプリンタ制御プログラムを利用する。プリンタ操作部は、好ましくは、印刷されるジョブのリストについて、メニューシステムを通じて、ジョブサーバーに問い合せて、印刷用のジョブを選択することができる。プリンタ操作プログラムは、ページ・レイアウト情報を、画像処理コンピュータ、および、印字ヘッド・アレイと関係のある制御用電子回路に転送するように、ジョブサーバーに指示する。
【0010】
好ましくは、調整可能なプラットフォーム上に、各印字ヘッド・アレイを取り付けて、モジュラ印字部を創成する。好都合なことに、印字部が、プリンタの長手方向の任意の適切な場所に位置づけられるように、印字部のそれぞれを、モノレール上に移動可能に取付けできる。さらに、印字ヘッド・アレイは、二方向に調整でき、それにより、印字部は、様々な用紙の位置を扱うことができる。印字ヘッド・アレイ用の位置決め機構にセット・解除・リセット機構が取り入れられていることから、印字部内の印字ヘッド・アレイを急いで補修し、かつ正確に元に戻すことができる。この印字部とモノレールのアセンブリは、フォーム・コレータに取り付けることができ、それぞれの印字部と印字ヘッド・アレイが、それぞれの用紙の流れを持つ。このような場合に、それぞれの用紙の流れは、それぞれのページ・レイアウトを持ち、また画像処理コンピュータは、印字ヘッド・アレイごとに、また、印字ヘッドごとに印字ヘッド・アレイ内に、データパケットを生成することができる。
【0011】
本発明の好ましい形式では、印字ヘッド・アレイは、複数のインクジェット装置、プロセッサで制御される電源、インク供給系を含む。
【0012】
好ましくは、モジュラ印字部のそれぞれ、よって、印字ヘッド・アレイは、画像処理コンピュータとの対話と関係のある操作部と、ピクセル処理コンピュータへの通信リンクを持っている。さらに好ましくは、画像処理コンピュータは、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを通じて、メインサーバーと対話する。
【0013】
本発明の一形式では、プリンタ操作プログラムと、ページ・レイアウトのデザインに用いられるグラフィック・エディタは両方とも、共通のプログラミング言語(例えばJAVA(登録商標)、言語)を用いてプログラミングされて、ユーザ・インターフェースが確実に終始一貫できるようにしている。したがって、この共通の言語を使用すれば、グラフィック・エディタのオペレータに対しても、プリンタ・オペレータに対しても、プリントジョブを記述することができる。
【0014】
このグラフィック・エディタにより、クリエータは、どんなプリントジョブに対しても、8層以下の個々の層を組み合わせることができる。スクリーン・オブジェクトを利用すれば、クリエータは、或る層の任意の場所に入れ、その層内の別の場所にコピーし、後続する層上の任意の指定した場所に複写することのできる印刷される一群の情報(その名前を、データ・オブジェクトに与えて)を設定することができる。
【0015】
(発明を実施するための最良の形態)
ここで、本発明を、添付図面を参照して、例示としてのみ説明する。
【0016】
本発明のプリントシステムの操作は、このプロセスのいくつかの構成要素に分けることができる。ここで考察中の具体的な実施例において、本発明のシステムは、個々の層に固定情報と変動情報を含む多層出荷通知書のデザインと印刷に関連して、使用される。
【0017】
(1.グラフィック・デザイン)
グラフィック・デザイン・プログラムは、好都合なことに、JAVA(登録商標)言語で書かれており、一般に、ウェブ・ブラウザを通じて作動される。グラフィック・デザイン・プログラムは、インターネットリンクを通じて、メインサーバーから、グラフィックス・デザイナによりダウンロードされる。
【0018】
グラフィックス・デザイナは、2つのメインサーバー活動(ジョブサーバーとフォントサーバー)のクライアントであるグラフィックス編集プログラムと対話する。ページ・レイアウトのデザインは、バージョン管理方式を実施して、デザインの蓄積と更新を編成するジョブ・サーバープログラムにより、メインサーバー上に蓄積される。
【0019】
メインサーバー内のグラフィックス編集プログラム間で使用されるプロトコルは、以下の働きをする:
i.グラフィックス編集プログラムは、編集または内容表示に使えるジョブのリストについて、ジョブ・サーバープログラムに問い合せる。この情報は、メニューシステムを通じてユーザに提供される。また、編集のために、既存のジョブを選択して、ロードする場合がある。
ii.この編集が完了したときに、グラフィックス編集プログラムは、ジョブ・サーバープログラムに、現時点のデザインを保存するように指示できる。ジョブサーバーのバージョン管理システムは、グラフィックス・デザイナに、段階的なマイナー・リリース・ナンバーを与えて、アップデートされたバージョンを一意的に識別する(すなわち、新規バージョンIDナンバーにより)。別法として、ユーザは、このデザイン作業を、新規メジャーIDナンバーに渡す場合がある。デザイン保存作業の確認は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを用いて達成されて、保存されたジョブを記述するあらゆる属性が、標準記述ファイルに蓄積される。
iii.グラフィックス編集プログラムは、グラフィックス・デザイナに表示する利用可能なフォントのリストについて、フォントサーバー・プログラムに問い合せる。グラフィカル・ユーザ・インターフェースを通じてデザイナに提示されることのある必要な属性をすべてを含め、適切なフォントは、グラフィックス・デザイナにより選択される。フォントサーバーは、所望の高さのフォントを生成して、オープン標準イメージ・フォーマットを用いて、このフォントに関するピクセルデータをグラフィックス編集プログラムに供給する。
iv.グラフィックス編集プログラムは、後に、ジョブ・サーバープログラムに問い合せれば、デザインのバックグラウント材料として利用されるイメージを生成することができる。
【0020】
さらに他の作業のために、既存の、または蓄積されたバージョンのデザインをロードできることに留意されたい。任意のデザインへのアクセスは、ユーザ名とパスワードを含む適切なセキュリティ・プロトコルに基づく場合がある。さらに他のセキュリティ装置は、メインサーバーを通じて利用できる標準ファイアーウォール機能を含むことがある。
【0021】
新たなデザインを生成するときに、所望のページサイズ、プリンタ上の印刷用紙の流れに対するページの向き、および、最終製品における層数を選択できるようにするいくつかのオプションをデザイナに与える。ページサイズは、用紙の流れの方向を用いるインチのデフォルト値と、用紙の流れに垂直に用いられるセンチメートルのデフォルト値を持つ一般に利用できる標準単位で測定されることになる。次に、所望の用紙の向きを選択した後で、このデザインは、用紙の流れの方向に、いくつかの印刷解像度(一般に、ドット/インチで測定される)から選択することができる。
【0022】
さらに、グラフィックス・デザイン・プログラムにより、ページ・レイアウトのデザインのプロセスは、ウェブ・ブラウザ・ソフトウェアを通じて、達成できる。グラフィックス・デザイナは、スクリーン・オブジェクトを選択して、位置づけて、データ・オブジェクトの形式を取る情報を、これらのスクリーン・オブジェクトに添付することで、デザインを構成する。これらのデータ・オブジェクトは、固定テキスト、変動テキスト、カウンタ、イメージが入っているオブジェクト・ライブラリから選択される場合がある。通常は、4つの重要なデータ型が考慮されている。これらのデータ型には、次のものがある:
− データベースから情報を検索するのに使用されるような変更テキスト。この型の情報は、関係者の名前と住所がデータベースに蓄積されている大量郵便物に利用できる。他に、周知となる計算法にカスタマが特に敏感であるようなカスタマ作成ナンバーのデータベースの印刷に用いられる。
− 公式に基づいてナンバーを作成するのに使用されるカウンタ。この場合、レイアウトを行う人は、カウンタのインクリメント(増分)、チェック・デジットの数、チェック・デジット法などのパラメータを入力する。次に、この情報は、印刷プログラムで使用されて、送り状、配達荷札などに用いられるナンバーを作成し、そこでは、おそらく、チェック法に逐次番号体系を使用するかもしれない。
− 印刷ジョブ全体にわたって、一連のテキストが同じままとなる不変のテキストが使用される。このテキストは、会社名、電話番号、または他の任意の一連のナンバーと文字であることもある。
− 不変のイメージ、例えば会社のロゴ。
【0023】
各オブジェクトは、メニューから選択されて、スクリーン上に位置づけられるから、二次メニューに様々な属性を指定するように、グラフィックス・デザイナに求める。固定テキストを、じかに指定する。変動テキストには、データベースのタグ名が与えられる。カウンタは、最初の値、最後の値、増分値が入力される。すべてのテキスト・オブジェクトは、フォント名やフォントサイズなどの属性を、ネットワーク上でフォントデータを提供するメインサーバーからライン上に生成された追加メニューから選択する。バックグラウント・イメージは、スキャナの使用を通じて、あるいは、適切な作図パッケージを用いて、得られる。グラフィックス・デザイナは、デザインにおいて、既存のオブジェクトをまとめて、複合オブジェクトと呼ばれる新たなオブジェクトを形成する。
【0024】
(2.プリンタ操作部)
プリンタ操作部は、グラフィック・デザイン・ソフトウェアとは別個のソフトウェアシステムを必要とするが、これら2つのソフトウェアシステムは、互いにやり取りすることができる。プリンタ操作部は、オペレータが、ピクセル処理コンピュータとメインコンピュータのリザーブ、およびファクタ・ネットワークと対話できるように設計されている。
【0025】
それゆえ、プリンタ・オペレータは、コンピュータネットワーク上で、メインサーバーからダウンロードされたプリンタ制御プログラムを利用するコンピュータで作業する。この操作プログラムは、JAVA(登録商標)言語で書かれていて、ウェブ・ブラウザ、またはJAVA(登録商標) runtime environment(JRE)で作動できる。プリンタ操作部が実行中でありさえすれば、以下の活動が可能である:
i.プリンタ操作プログラムは、印刷に使えるジョブのリストについて、ジョブ・サーバープログラムに問い合せることができる。また、この情報は、メニューシステムにより、プリンタ・オペレータに供給される。
ii.印刷されるジョブが選択され、そのとき、プリンタ操作プログラムは、この操作プログラム、ピクセル処理コンピュータ、印刷部内の制御用電子回路に関して必要なあらゆる情報を転送するように、ジョブサーバーに求めることができる。
iii.印刷動作中、プリンタ・オペレータは、プリンタへの用紙とインクの補充に留意しながら、印刷システムを始動し、停止する責任がある。
【0026】
モジュラ印刷システムは、図1〜図4に示されており、電源、高さ調整装置2、直線トラッキング機器3を含む。インクジェット式の印刷は、インク供給装置4からインク練りローラ(supply distributor)5を経たインクを印字ヘッド・アレイ7に供給して、行われる。この印刷システムは、柱脚6に支えられて、印字部9と作動的に結合される。
【0027】
(3.用紙経路)
用紙巻き枠9a、主テンション・ローラ9b、後続するテンション・ローラ、および、印字ヘッド7付近で用紙を安定させる4つのローラ9cを示す図1のプリント位置9に、用紙経路が示されている。さらに、図4に示される側立面図は、下方に牽引送りコンベヤーシステム上に用紙を導く送りローラも示している。
【0028】
ソース巻き枠から印字ヘッドへの用紙経路は、印字部と主用紙断裁機との間の用紙に、確実に張力をかけておけるように、テンション・ローラの配置を含む。ぴんと張った巻取紙は、用紙の流れの方向に、印刷製品を位置づける精度を向上させる。印字ヘッド・アセンブリを包封するケースのかどに、4つのローラ9cが位置づけられる。これらのローラ9cは、印字ヘッドの付近に、一様な用紙の流れを保証し、それにより、用紙の流れに垂直な方向のイメージのドリフト(用紙のクリープに起因する)を最小限に抑えることで、出力の品質を向上させる。
【0029】
(4.モジュラ印字部)
モジュラ印字部は、プリンタの全長を横切る直線トラック3の形式を取るモノレール・システム上に取り付けられ、それにより、個々の印字部を、任意の給紙地点に再配置することができる。万一、これらのユニットが故障すれば、それらは、印字部をモノレールに沿って移すことで、容易にスペア部品に代えることができる。
【0030】
特定のジョブにおいて活動状態のモジュラ印字部の数は、そのプリントジョブにおいて求められるページ数により選ばれる。例えば、活動状態の4つのモジュラ印字部により組み合わされることになる4ページを含む印刷製品は、一番上の層を供給する断裁機にもっとも近いユニットと、一番下の層を作成する断裁機からもっとも遠いユニットを用いて、端と端を突き合せて積み重ねた。
【0031】
モジュラユニットは、カスケード接続されるから、各ユニットに関係のある印字ヘッド・アセンブリから最終断裁段階までの用紙経路が変わる。これは、印字ヘッドから断裁機までの用紙の流れの遅れが異なることを見越して、各ユニットが、異なるバージョンの製品を、任意の選択された時間に確実に印刷できるようにし、したがって、最終の枚葉紙が互いに一致する。すなわち、カウンタと、多層変動テキストが一致する。
【0032】
(5.印字ヘッド・アセンブリ)
精密機械加工の版は、用紙移動方向に向いたヘッドキャリアに、各ヘッド11を固定している。2本のボルトで、印字ヘッドがキャリアに付けられ、次に、この2本のボルトで、印字ヘッドが精密加工の版に付けられる。フライス削り制度を用いて、この版の反りを最小限に抑える。
【0033】
印字ヘッドは、用紙の流れ方向に沿って、その間隔を短くするために、取付け版にしっかりと詰め込まれる。
【0034】
印字ヘッド・アセンブリは、水平スライダ・アームに固定される。また、このスライダ・アームは、モノレール形プラットフォーム上に取り付けられた垂直支柱に連結されている。印字ヘッドに対して保守を行うために、個々の印字ヘッドの管連結部や電気接続部に充分に近づけることが必要である。スライダ・アセンブリにより、印字ヘッド・アセンブリは、用紙の上方で、また用紙の端から端まで印字ヘッドを保つプリント位置から、ヘッドや支持する電子回路に充分に近づくことのできる保守位置まで移動することができる。このスライダ・アームは、印字ヘッド位置を、用紙の真上に設定し、保守後も、その位置を容易に復帰できるように、ロックナットを用いて、調整可能に、移動を制限することも特徴としている。制動式圧縮空気ラムは、スライダの垂直高さを調整する。
【0035】
印字部を支持するモノレール・システムにより、印字部は、プリンタの長手方向の任意の位置に容易に移動することができる。これにより、基準外の場所に印刷を行うことができ、さらに、損傷を受けたか、または故障した印字部を新たな印字部に交換することもできる。
【0036】
(6.用紙移動の感知)
シャフト・エンコーダ(1つまたは複数)は、用紙の位置に比例した信号を発生して、印字ヘッドを発射させる時点をピクセル処理コンピュータが決定できるようにしている。このタイミング信号を処理するプログラマブル・ディバイダを、ピクセル処理コンピュータのファームウェアに含めることで、この信号は、用紙移動方向の可変印刷密度をサポートすることができる。
【0037】
(7.ページ同期)
ピクセル処理コンピュータは、ソフトウェアに導入された標準フェーズ・ロック・ループ(PLL)機構を用いることで、個々の層に対して、ページカウントの記録を取る。PLLの内部で発生したタイミング信号の各サイクルは、1ページまたは複数ページの出力に対応する。ページ同期信号と、内部タイミング信号を比較して、その誤差を利用して、内部信号を進めるか、または遅らせる。
【0038】
この内部タイミング信号を利用して、各層のページごとに、イメージ出力の開始を制御する。うまく動作すると、断裁機が、連続用紙を、所望のページ境界線で枚葉紙に切断する。
【0039】
さらに、PLLは、イメージ生成のタイミングを微調整して、PLLが、断裁機からのタイミング信号を追跡できるようにし、それゆえ、温度や湿度と関係のある任意の物理的変形効果(例えば、伸張)も抑制できるようにしている。層ごとに、リアルタイムの調整可能な位相ずれにより、可能である。
【0040】
(8.システムの始動)
印刷ピクセル処理システム用のソフトウェアとファームウェア、および再構成可能なハードウェアは、操作部により、メインサーバーから自動的に取り出されて、プリンタ・コンピュータに渡される。次に、ウェブ使用可能なグラフィックス・エディタを用いて、カスタマにより作成されたプリントジョブ用のデザインは、オペレータにより取り出され、また、或る追加的なオペレータ入力で、そのデザインを用いて、プリンタを始動させる。フォントデータなどの情報は、必要に応じて、ネットワーク接続を用いて、プリンタに転送される。
【0041】
(9.印字ヘッドの電源)
コンピュータ制御電源は、印字ヘッド・アセンブリの動作を監視して、一連のパワーアップとパワーダウンの制御を維持する。万一、印字ヘッドに危険と見なされる状態が発生すれば、即座の運転停止を順序づけている。
【0042】
(10.プリントジョブの準備)
各層のイメージ要素を分析する。用紙の端から端まで活動状態にある印字ヘッドを識別できるように、或る層のイメージ内の各要素の大きさが決定される。使用されないヘッドに対応するイメージ・ストリップを書き留めて、次に、出力イメージは、空のストリップを除去し、そのイメージ要素の座標を適宜に調整することで、収縮される。印字ヘッド・アセンブリ内の電子回路には、画像データのどのストリップが非活動状態であるかのデータを提供して、対応する印字ヘッドを、リセット状態に持続できるようにし、またどれにも対応しない印刷できるピクセルデータは、もうこれ以上、これらのヘッドに送る必要がないようにしている。残りの活動状態のヘッドの個々の印字ヘッド制御ロジックには、イメージ・ストリップまたはデータパケットIDを与えて、印刷されるピクセルデータを識別する。印字ヘッドをオフラインにするように指示すると、摩耗と使用電力が減らされる。さらに、オンラインに導かれた印字ヘッド用のデータパケットだけを転送する必要があり、それにより、このシステムの潜在的なボトルネットが除去されることになる。
【0043】
このイメージは、用紙の流れの方向を横切るスキャンで、用紙上に出力される。このプリントジョブは、連続印刷用紙に合い、かつ連続印刷用紙上にもっとも効率的に印刷するように、回転される。このような処理を行うために、その画像記述座標は、必要に応じて転送され(例えば、回転により、および/または、反射により)、またフォント情報と含まれるイメージも、メインサーバーから取り出され、同様に転送される。
【0044】
用紙の端から端までのプリントジョブの幅が、印字ヘッド・アセンブリで印刷できる最大幅よりもさらに狭い場合には、印字ヘッド・アセンブリの下を用紙が通過すると、プリントジョブの複数のコピーを、並列状態に出力することができる。これに対処するために、プリントジョブ要素を複写して、座標を用紙の端から端まで平行移動させた新たなコピー(1つまたは複数)が得られて、複写が、それら自体の区画を、用紙沿いに占める。各ページを印刷した後で、カウンタと変動テキストを更新する方法を指定するコマンドも変更される。イメージ複写を利用すれば、このシステムの計算負担が少なくなる。
【0045】
図2に示される印字ヘッド・アセンブリは、規則正しい形状のグループ(現在、例えば、4つのヘッドから成るグループが5つある)で印字ヘッドを保持している。活動状態のヘッドがそれぞれ、特定のストリップID(または、パケットID)ナンバーを用いて、画像データを印刷するように構成されているから、一度に2つ以上のヘッドが、同一のプリントデータを使用することも可能である。これにより、追加的な計算負担もなく、用紙の端から端までイメージを複写することができる。
【0046】
システムの開始時のプリント・アセンブリでは、そのメイン電子回路を構成するファームウェア、次に、各印字ヘッドがどのイメージパケットを出力すべきか指定する追加情報がダウンロードされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の一実施例による印刷システムを図式的に示した説明図である。
【図2】
本発明の印刷システムに用いられる印字ヘッド・アレイを示した説明図である。
【図3】
図2の印字ヘッド・アレイを固定するのに用いられる印字ヘッド取付台を示した説明図である。
【図4】
印字ヘッドの周りの用紙の流れを示した説明図である。
【その他】原文には請求項6の記載が無かったため、請求項7以降を繰り上げて記載した。
(技術分野)
本発明は、多層連続用紙プリンタと印刷システムに関する。特に、本発明は、パンフレットの各ページに、固定情報と変動情報との組合せ情報が入っている複数ページのパンフレットを作成するようにした印刷システムに関する。一般に、本システムの印刷システムは、商業用の資料、例えば商品輸送を扱う多層出荷通知書を印刷するのに利用されることになる。
【0002】
(背景技術)
オリジナルの文書枚葉紙からの情報を複写する電気光学技法を利用した印刷技術がよく知られている。このようなシステムは、米国特許第5,742,879号(イーストマン・コダック社)に記述されている。この米国特許は、一組のコピーを作るデジタル化マスター版と、文書中の不変情報パネルと変動情報パネルの双方を用いて、オリジナルの文書テンプレートの複写を行う複写装置の製作を記述している。一般に、このマスター版は、光学システムを用いて生成されることになる。変動情報が入っている第2のイメージが生成され、また、これらのイメージが融合されて、不変情報も変動情報も入っている複合マスター版を形成することになる。
【0003】
同様に、イメージのデジタル表現を、記憶装置から複写して、最後に印刷するデジタル印刷システムが知られており、例えば、米国特許第5,875,288号を参照すること。この特許は、所望の版レイアウトに基づいてデジタル的に表現したものを配置構成して、版イメージを画定するスクリーンベースの方法を述べており、この装置は、印刷機の印刷出力を自動的に監視して、印刷整合とインク流入制御を自動的に調整するために、印刷機制御装置と結合している。このようなシステムは、カラー印刷において伝統的に求められた個別の色分解をそれぞれ発生させる必要もなく、カラーイメージを補正して改善するようにしている。
【0004】
本発明は、固定印刷情報と変動印刷情報を併合させ、そのような併合を、機械印刷作業と組み合わせて、それぞれ、固定情報と変動情報との一意的な組合せ情報が入っている多数の個別の複数ページ・パンフレットを作成できるようにする代替デジタル印刷システムを対象としている。
【0005】
(発明の開示)
それゆえ、本発明の第1の態様により、固定情報と変動情報との組合せ情報を、複数の用紙の流れに同時に印刷する方法であって、
− 固定イメージ情報と変動イメージ情報を組み込んだページ・レイアウト情報を、ウェブ・ベースのグラフィックス編集プログラムを用いて処理する工程と、
− このページ・レイアウト情報を、印刷される固定情報と変動情報に対応するピクセルデータに分解するようにしたデジタル信号処理システムを含み、かつ、このピクセルデータを複数のデータパケットに分ける画像処理コンピュータに対して、ページ・レイアウト情報を供給する工程と、
− 印刷される用紙の各層にそれぞれ対応している複数の印字ヘッド・アレイ内のそれぞれの印字ヘッドに、前記データパケットをそれぞれ送り出す工程と、
を含むことを特徴とする方法が提供される。
【0006】
したがって、デジタル形式で生成されたページ・レイアウト情報を得れば、画像処理コンピュータは、このページ・レイアウト情報を、最終製品の層のそれぞれに現れる印刷情報に対応する個別のデータパケットに変換し、適切なときに、データパケットを、各印字ヘッド・アレイ内の印字ヘッドのそれぞれに送り出して、固定情報と変動情報との組合せ情報を各層に持つ最終製品を作成することができる。
【0007】
本発明のプリント方法は、特に、複数の用紙の流れを同時に処理するようにしたフォーム・コレータ用に適する。
【0008】
好ましくは、ページ・レイアウト情報は、バージョン管理方式を実施して、デザインの蓄積と更新を編成するようにしたジョブ・サーバープログラムにより、プリントジョブとして、メインサーバー上に蓄積される。
【0009】
好ましくは、プリントジョブ情報は、メインサーバーに接続されたプリンタ操作部のジョブサーバーからアクセスされる。プリンタ操作部は、好ましくは、ウェブ・ブラウザ、またはJAVA(登録商標)Runtime Environmentで動作するプリンタ制御プログラムを利用する。プリンタ操作部は、好ましくは、印刷されるジョブのリストについて、メニューシステムを通じて、ジョブサーバーに問い合せて、印刷用のジョブを選択することができる。プリンタ操作プログラムは、ページ・レイアウト情報を、画像処理コンピュータ、および、印字ヘッド・アレイと関係のある制御用電子回路に転送するように、ジョブサーバーに指示する。
【0010】
好ましくは、調整可能なプラットフォーム上に、各印字ヘッド・アレイを取り付けて、モジュラ印字部を創成する。好都合なことに、印字部が、プリンタの長手方向の任意の適切な場所に位置づけられるように、印字部のそれぞれを、モノレール上に移動可能に取付けできる。さらに、印字ヘッド・アレイは、二方向に調整でき、それにより、印字部は、様々な用紙の位置を扱うことができる。印字ヘッド・アレイ用の位置決め機構にセット・解除・リセット機構が取り入れられていることから、印字部内の印字ヘッド・アレイを急いで補修し、かつ正確に元に戻すことができる。この印字部とモノレールのアセンブリは、フォーム・コレータに取り付けることができ、それぞれの印字部と印字ヘッド・アレイが、それぞれの用紙の流れを持つ。このような場合に、それぞれの用紙の流れは、それぞれのページ・レイアウトを持ち、また画像処理コンピュータは、印字ヘッド・アレイごとに、また、印字ヘッドごとに印字ヘッド・アレイ内に、データパケットを生成することができる。
【0011】
本発明の好ましい形式では、印字ヘッド・アレイは、複数のインクジェット装置、プロセッサで制御される電源、インク供給系を含む。
【0012】
好ましくは、モジュラ印字部のそれぞれ、よって、印字ヘッド・アレイは、画像処理コンピュータとの対話と関係のある操作部と、ピクセル処理コンピュータへの通信リンクを持っている。さらに好ましくは、画像処理コンピュータは、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを通じて、メインサーバーと対話する。
【0013】
本発明の一形式では、プリンタ操作プログラムと、ページ・レイアウトのデザインに用いられるグラフィック・エディタは両方とも、共通のプログラミング言語(例えばJAVA(登録商標)、言語)を用いてプログラミングされて、ユーザ・インターフェースが確実に終始一貫できるようにしている。したがって、この共通の言語を使用すれば、グラフィック・エディタのオペレータに対しても、プリンタ・オペレータに対しても、プリントジョブを記述することができる。
【0014】
このグラフィック・エディタにより、クリエータは、どんなプリントジョブに対しても、8層以下の個々の層を組み合わせることができる。スクリーン・オブジェクトを利用すれば、クリエータは、或る層の任意の場所に入れ、その層内の別の場所にコピーし、後続する層上の任意の指定した場所に複写することのできる印刷される一群の情報(その名前を、データ・オブジェクトに与えて)を設定することができる。
【0015】
(発明を実施するための最良の形態)
ここで、本発明を、添付図面を参照して、例示としてのみ説明する。
【0016】
本発明のプリントシステムの操作は、このプロセスのいくつかの構成要素に分けることができる。ここで考察中の具体的な実施例において、本発明のシステムは、個々の層に固定情報と変動情報を含む多層出荷通知書のデザインと印刷に関連して、使用される。
【0017】
(1.グラフィック・デザイン)
グラフィック・デザイン・プログラムは、好都合なことに、JAVA(登録商標)言語で書かれており、一般に、ウェブ・ブラウザを通じて作動される。グラフィック・デザイン・プログラムは、インターネットリンクを通じて、メインサーバーから、グラフィックス・デザイナによりダウンロードされる。
【0018】
グラフィックス・デザイナは、2つのメインサーバー活動(ジョブサーバーとフォントサーバー)のクライアントであるグラフィックス編集プログラムと対話する。ページ・レイアウトのデザインは、バージョン管理方式を実施して、デザインの蓄積と更新を編成するジョブ・サーバープログラムにより、メインサーバー上に蓄積される。
【0019】
メインサーバー内のグラフィックス編集プログラム間で使用されるプロトコルは、以下の働きをする:
i.グラフィックス編集プログラムは、編集または内容表示に使えるジョブのリストについて、ジョブ・サーバープログラムに問い合せる。この情報は、メニューシステムを通じてユーザに提供される。また、編集のために、既存のジョブを選択して、ロードする場合がある。
ii.この編集が完了したときに、グラフィックス編集プログラムは、ジョブ・サーバープログラムに、現時点のデザインを保存するように指示できる。ジョブサーバーのバージョン管理システムは、グラフィックス・デザイナに、段階的なマイナー・リリース・ナンバーを与えて、アップデートされたバージョンを一意的に識別する(すなわち、新規バージョンIDナンバーにより)。別法として、ユーザは、このデザイン作業を、新規メジャーIDナンバーに渡す場合がある。デザイン保存作業の確認は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを用いて達成されて、保存されたジョブを記述するあらゆる属性が、標準記述ファイルに蓄積される。
iii.グラフィックス編集プログラムは、グラフィックス・デザイナに表示する利用可能なフォントのリストについて、フォントサーバー・プログラムに問い合せる。グラフィカル・ユーザ・インターフェースを通じてデザイナに提示されることのある必要な属性をすべてを含め、適切なフォントは、グラフィックス・デザイナにより選択される。フォントサーバーは、所望の高さのフォントを生成して、オープン標準イメージ・フォーマットを用いて、このフォントに関するピクセルデータをグラフィックス編集プログラムに供給する。
iv.グラフィックス編集プログラムは、後に、ジョブ・サーバープログラムに問い合せれば、デザインのバックグラウント材料として利用されるイメージを生成することができる。
【0020】
さらに他の作業のために、既存の、または蓄積されたバージョンのデザインをロードできることに留意されたい。任意のデザインへのアクセスは、ユーザ名とパスワードを含む適切なセキュリティ・プロトコルに基づく場合がある。さらに他のセキュリティ装置は、メインサーバーを通じて利用できる標準ファイアーウォール機能を含むことがある。
【0021】
新たなデザインを生成するときに、所望のページサイズ、プリンタ上の印刷用紙の流れに対するページの向き、および、最終製品における層数を選択できるようにするいくつかのオプションをデザイナに与える。ページサイズは、用紙の流れの方向を用いるインチのデフォルト値と、用紙の流れに垂直に用いられるセンチメートルのデフォルト値を持つ一般に利用できる標準単位で測定されることになる。次に、所望の用紙の向きを選択した後で、このデザインは、用紙の流れの方向に、いくつかの印刷解像度(一般に、ドット/インチで測定される)から選択することができる。
【0022】
さらに、グラフィックス・デザイン・プログラムにより、ページ・レイアウトのデザインのプロセスは、ウェブ・ブラウザ・ソフトウェアを通じて、達成できる。グラフィックス・デザイナは、スクリーン・オブジェクトを選択して、位置づけて、データ・オブジェクトの形式を取る情報を、これらのスクリーン・オブジェクトに添付することで、デザインを構成する。これらのデータ・オブジェクトは、固定テキスト、変動テキスト、カウンタ、イメージが入っているオブジェクト・ライブラリから選択される場合がある。通常は、4つの重要なデータ型が考慮されている。これらのデータ型には、次のものがある:
− データベースから情報を検索するのに使用されるような変更テキスト。この型の情報は、関係者の名前と住所がデータベースに蓄積されている大量郵便物に利用できる。他に、周知となる計算法にカスタマが特に敏感であるようなカスタマ作成ナンバーのデータベースの印刷に用いられる。
− 公式に基づいてナンバーを作成するのに使用されるカウンタ。この場合、レイアウトを行う人は、カウンタのインクリメント(増分)、チェック・デジットの数、チェック・デジット法などのパラメータを入力する。次に、この情報は、印刷プログラムで使用されて、送り状、配達荷札などに用いられるナンバーを作成し、そこでは、おそらく、チェック法に逐次番号体系を使用するかもしれない。
− 印刷ジョブ全体にわたって、一連のテキストが同じままとなる不変のテキストが使用される。このテキストは、会社名、電話番号、または他の任意の一連のナンバーと文字であることもある。
− 不変のイメージ、例えば会社のロゴ。
【0023】
各オブジェクトは、メニューから選択されて、スクリーン上に位置づけられるから、二次メニューに様々な属性を指定するように、グラフィックス・デザイナに求める。固定テキストを、じかに指定する。変動テキストには、データベースのタグ名が与えられる。カウンタは、最初の値、最後の値、増分値が入力される。すべてのテキスト・オブジェクトは、フォント名やフォントサイズなどの属性を、ネットワーク上でフォントデータを提供するメインサーバーからライン上に生成された追加メニューから選択する。バックグラウント・イメージは、スキャナの使用を通じて、あるいは、適切な作図パッケージを用いて、得られる。グラフィックス・デザイナは、デザインにおいて、既存のオブジェクトをまとめて、複合オブジェクトと呼ばれる新たなオブジェクトを形成する。
【0024】
(2.プリンタ操作部)
プリンタ操作部は、グラフィック・デザイン・ソフトウェアとは別個のソフトウェアシステムを必要とするが、これら2つのソフトウェアシステムは、互いにやり取りすることができる。プリンタ操作部は、オペレータが、ピクセル処理コンピュータとメインコンピュータのリザーブ、およびファクタ・ネットワークと対話できるように設計されている。
【0025】
それゆえ、プリンタ・オペレータは、コンピュータネットワーク上で、メインサーバーからダウンロードされたプリンタ制御プログラムを利用するコンピュータで作業する。この操作プログラムは、JAVA(登録商標)言語で書かれていて、ウェブ・ブラウザ、またはJAVA(登録商標) runtime environment(JRE)で作動できる。プリンタ操作部が実行中でありさえすれば、以下の活動が可能である:
i.プリンタ操作プログラムは、印刷に使えるジョブのリストについて、ジョブ・サーバープログラムに問い合せることができる。また、この情報は、メニューシステムにより、プリンタ・オペレータに供給される。
ii.印刷されるジョブが選択され、そのとき、プリンタ操作プログラムは、この操作プログラム、ピクセル処理コンピュータ、印刷部内の制御用電子回路に関して必要なあらゆる情報を転送するように、ジョブサーバーに求めることができる。
iii.印刷動作中、プリンタ・オペレータは、プリンタへの用紙とインクの補充に留意しながら、印刷システムを始動し、停止する責任がある。
【0026】
モジュラ印刷システムは、図1〜図4に示されており、電源、高さ調整装置2、直線トラッキング機器3を含む。インクジェット式の印刷は、インク供給装置4からインク練りローラ(supply distributor)5を経たインクを印字ヘッド・アレイ7に供給して、行われる。この印刷システムは、柱脚6に支えられて、印字部9と作動的に結合される。
【0027】
(3.用紙経路)
用紙巻き枠9a、主テンション・ローラ9b、後続するテンション・ローラ、および、印字ヘッド7付近で用紙を安定させる4つのローラ9cを示す図1のプリント位置9に、用紙経路が示されている。さらに、図4に示される側立面図は、下方に牽引送りコンベヤーシステム上に用紙を導く送りローラも示している。
【0028】
ソース巻き枠から印字ヘッドへの用紙経路は、印字部と主用紙断裁機との間の用紙に、確実に張力をかけておけるように、テンション・ローラの配置を含む。ぴんと張った巻取紙は、用紙の流れの方向に、印刷製品を位置づける精度を向上させる。印字ヘッド・アセンブリを包封するケースのかどに、4つのローラ9cが位置づけられる。これらのローラ9cは、印字ヘッドの付近に、一様な用紙の流れを保証し、それにより、用紙の流れに垂直な方向のイメージのドリフト(用紙のクリープに起因する)を最小限に抑えることで、出力の品質を向上させる。
【0029】
(4.モジュラ印字部)
モジュラ印字部は、プリンタの全長を横切る直線トラック3の形式を取るモノレール・システム上に取り付けられ、それにより、個々の印字部を、任意の給紙地点に再配置することができる。万一、これらのユニットが故障すれば、それらは、印字部をモノレールに沿って移すことで、容易にスペア部品に代えることができる。
【0030】
特定のジョブにおいて活動状態のモジュラ印字部の数は、そのプリントジョブにおいて求められるページ数により選ばれる。例えば、活動状態の4つのモジュラ印字部により組み合わされることになる4ページを含む印刷製品は、一番上の層を供給する断裁機にもっとも近いユニットと、一番下の層を作成する断裁機からもっとも遠いユニットを用いて、端と端を突き合せて積み重ねた。
【0031】
モジュラユニットは、カスケード接続されるから、各ユニットに関係のある印字ヘッド・アセンブリから最終断裁段階までの用紙経路が変わる。これは、印字ヘッドから断裁機までの用紙の流れの遅れが異なることを見越して、各ユニットが、異なるバージョンの製品を、任意の選択された時間に確実に印刷できるようにし、したがって、最終の枚葉紙が互いに一致する。すなわち、カウンタと、多層変動テキストが一致する。
【0032】
(5.印字ヘッド・アセンブリ)
精密機械加工の版は、用紙移動方向に向いたヘッドキャリアに、各ヘッド11を固定している。2本のボルトで、印字ヘッドがキャリアに付けられ、次に、この2本のボルトで、印字ヘッドが精密加工の版に付けられる。フライス削り制度を用いて、この版の反りを最小限に抑える。
【0033】
印字ヘッドは、用紙の流れ方向に沿って、その間隔を短くするために、取付け版にしっかりと詰め込まれる。
【0034】
印字ヘッド・アセンブリは、水平スライダ・アームに固定される。また、このスライダ・アームは、モノレール形プラットフォーム上に取り付けられた垂直支柱に連結されている。印字ヘッドに対して保守を行うために、個々の印字ヘッドの管連結部や電気接続部に充分に近づけることが必要である。スライダ・アセンブリにより、印字ヘッド・アセンブリは、用紙の上方で、また用紙の端から端まで印字ヘッドを保つプリント位置から、ヘッドや支持する電子回路に充分に近づくことのできる保守位置まで移動することができる。このスライダ・アームは、印字ヘッド位置を、用紙の真上に設定し、保守後も、その位置を容易に復帰できるように、ロックナットを用いて、調整可能に、移動を制限することも特徴としている。制動式圧縮空気ラムは、スライダの垂直高さを調整する。
【0035】
印字部を支持するモノレール・システムにより、印字部は、プリンタの長手方向の任意の位置に容易に移動することができる。これにより、基準外の場所に印刷を行うことができ、さらに、損傷を受けたか、または故障した印字部を新たな印字部に交換することもできる。
【0036】
(6.用紙移動の感知)
シャフト・エンコーダ(1つまたは複数)は、用紙の位置に比例した信号を発生して、印字ヘッドを発射させる時点をピクセル処理コンピュータが決定できるようにしている。このタイミング信号を処理するプログラマブル・ディバイダを、ピクセル処理コンピュータのファームウェアに含めることで、この信号は、用紙移動方向の可変印刷密度をサポートすることができる。
【0037】
(7.ページ同期)
ピクセル処理コンピュータは、ソフトウェアに導入された標準フェーズ・ロック・ループ(PLL)機構を用いることで、個々の層に対して、ページカウントの記録を取る。PLLの内部で発生したタイミング信号の各サイクルは、1ページまたは複数ページの出力に対応する。ページ同期信号と、内部タイミング信号を比較して、その誤差を利用して、内部信号を進めるか、または遅らせる。
【0038】
この内部タイミング信号を利用して、各層のページごとに、イメージ出力の開始を制御する。うまく動作すると、断裁機が、連続用紙を、所望のページ境界線で枚葉紙に切断する。
【0039】
さらに、PLLは、イメージ生成のタイミングを微調整して、PLLが、断裁機からのタイミング信号を追跡できるようにし、それゆえ、温度や湿度と関係のある任意の物理的変形効果(例えば、伸張)も抑制できるようにしている。層ごとに、リアルタイムの調整可能な位相ずれにより、可能である。
【0040】
(8.システムの始動)
印刷ピクセル処理システム用のソフトウェアとファームウェア、および再構成可能なハードウェアは、操作部により、メインサーバーから自動的に取り出されて、プリンタ・コンピュータに渡される。次に、ウェブ使用可能なグラフィックス・エディタを用いて、カスタマにより作成されたプリントジョブ用のデザインは、オペレータにより取り出され、また、或る追加的なオペレータ入力で、そのデザインを用いて、プリンタを始動させる。フォントデータなどの情報は、必要に応じて、ネットワーク接続を用いて、プリンタに転送される。
【0041】
(9.印字ヘッドの電源)
コンピュータ制御電源は、印字ヘッド・アセンブリの動作を監視して、一連のパワーアップとパワーダウンの制御を維持する。万一、印字ヘッドに危険と見なされる状態が発生すれば、即座の運転停止を順序づけている。
【0042】
(10.プリントジョブの準備)
各層のイメージ要素を分析する。用紙の端から端まで活動状態にある印字ヘッドを識別できるように、或る層のイメージ内の各要素の大きさが決定される。使用されないヘッドに対応するイメージ・ストリップを書き留めて、次に、出力イメージは、空のストリップを除去し、そのイメージ要素の座標を適宜に調整することで、収縮される。印字ヘッド・アセンブリ内の電子回路には、画像データのどのストリップが非活動状態であるかのデータを提供して、対応する印字ヘッドを、リセット状態に持続できるようにし、またどれにも対応しない印刷できるピクセルデータは、もうこれ以上、これらのヘッドに送る必要がないようにしている。残りの活動状態のヘッドの個々の印字ヘッド制御ロジックには、イメージ・ストリップまたはデータパケットIDを与えて、印刷されるピクセルデータを識別する。印字ヘッドをオフラインにするように指示すると、摩耗と使用電力が減らされる。さらに、オンラインに導かれた印字ヘッド用のデータパケットだけを転送する必要があり、それにより、このシステムの潜在的なボトルネットが除去されることになる。
【0043】
このイメージは、用紙の流れの方向を横切るスキャンで、用紙上に出力される。このプリントジョブは、連続印刷用紙に合い、かつ連続印刷用紙上にもっとも効率的に印刷するように、回転される。このような処理を行うために、その画像記述座標は、必要に応じて転送され(例えば、回転により、および/または、反射により)、またフォント情報と含まれるイメージも、メインサーバーから取り出され、同様に転送される。
【0044】
用紙の端から端までのプリントジョブの幅が、印字ヘッド・アセンブリで印刷できる最大幅よりもさらに狭い場合には、印字ヘッド・アセンブリの下を用紙が通過すると、プリントジョブの複数のコピーを、並列状態に出力することができる。これに対処するために、プリントジョブ要素を複写して、座標を用紙の端から端まで平行移動させた新たなコピー(1つまたは複数)が得られて、複写が、それら自体の区画を、用紙沿いに占める。各ページを印刷した後で、カウンタと変動テキストを更新する方法を指定するコマンドも変更される。イメージ複写を利用すれば、このシステムの計算負担が少なくなる。
【0045】
図2に示される印字ヘッド・アセンブリは、規則正しい形状のグループ(現在、例えば、4つのヘッドから成るグループが5つある)で印字ヘッドを保持している。活動状態のヘッドがそれぞれ、特定のストリップID(または、パケットID)ナンバーを用いて、画像データを印刷するように構成されているから、一度に2つ以上のヘッドが、同一のプリントデータを使用することも可能である。これにより、追加的な計算負担もなく、用紙の端から端までイメージを複写することができる。
【0046】
システムの開始時のプリント・アセンブリでは、そのメイン電子回路を構成するファームウェア、次に、各印字ヘッドがどのイメージパケットを出力すべきか指定する追加情報がダウンロードされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の一実施例による印刷システムを図式的に示した説明図である。
【図2】
本発明の印刷システムに用いられる印字ヘッド・アレイを示した説明図である。
【図3】
図2の印字ヘッド・アレイを固定するのに用いられる印字ヘッド取付台を示した説明図である。
【図4】
印字ヘッドの周りの用紙の流れを示した説明図である。
【その他】原文には請求項6の記載が無かったため、請求項7以降を繰り上げて記載した。
Claims (14)
- 固定情報と変動情報との組合せ情報を、複数の用紙の流れに同時に印刷する方法であって、
固定イメージ情報と変動イメージ情報を組み込んだページ・レイアウト情報を、ウェブ・ベースのグラフィックス編集プログラムを用いて処理する工程と、
前記ページ・レイアウト情報を、印刷される固定情報と変動情報に対応するピクセルデータに分解するようにしたデジタル信号処理システムを含み、かつ、このピクセルデータを複数のデータパケットに分ける画像処理コンピュータに対して、前記ページ・レイアウト情報を供給する工程と、
印刷される用紙の各層にそれぞれ対応している複数の印字ヘッド・アレイ内のそれぞれの印字ヘッドに、前記データパケットをそれぞれ送り出す工程と、
を含むことを特徴とする方法。 - バージョン管理方式を実施して、デザインの蓄積と更新を編成するようにしたジョブ・サーバープログラムにより、前記ページ・レイアウト情報が、プリントジョブとして、メインサーバー上に蓄積されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記プリントジョブ情報が、前記メインサーバーに接続されたプリンタ操作部のジョブサーバーからアクセスされることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記プリンタ操作部が、ウェブ・ブラウザ、またはJAVA(登録商標)Runtime Environmentで動作するプリンタ制御プログラムを利用することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記プリンタ操作部が、印刷されるジョブのリストについて、メニューシステムを通じて、前記ジョブサーバーに問い合せて、印刷用のジョブを選択し、また前記プリンタ操作プログラムが、前記ページ・レイアウト情報を、前記画像処理コンピュータ、および、前記印字ヘッド・アレイと関係のある制御用電子回路に転送するように、前記ジョブサーバーに指示することを特徴とする請求項3記載の方法。
- 調整可能なプラットフォーム上に、各印字ヘッド・アレイを取り付けて、モジュラ印字部を創成することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記印字部が、プリンタの長手方向の任意の適切な場所に位置づけられるように、前記印字部のそれぞれを、モノレール上に移動可能に取付けできることを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記印字ヘッド・アレイが、二方向に調整でき、それにより、印字部が、様々な用紙の位置を扱うことができることを特徴とする請求項7記載の方法。
- 前記印字ヘッド・アレイが、前記印字ヘッド・アレイ用の位置決め機構に採り入れられたセット・解除・リセット機構を組み込んでいることから、前記印字部内の印字ヘッド・アレイを急いで補修し、かつ正確に元に戻すことができることを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記印字ヘッド・アレイが、複数のインクジェット装置、プロセッサで制御される電源、およびインク供給系を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記モジュラ印字部のそれぞれ、よって、前記印字ヘッド・アレイが、前記画像処理コンピュータとの対話と関係のある操作部と、前記ピクセル処理コンピュータへの通信リンクを持っていることを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記画像処理コンピュータが、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを通じて、メインサーバーと対話することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記プリンタ操作プログラムと、前記ページ・レイアウトのデザインに用いられるグラフィック・エディタが両方とも、共通のプログラミング言語を用いてプログラミングされて、ユーザ・インターフェースが確実に終始一貫できるようにしていることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記グラフィック・エディタにより、クリエータが、どんなプリントジョブに対しても、8層以下の個々の層を組み合わせることができることを特徴とする請求項1記載の方法。
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