JP2004513463A

JP2004513463A - 情報管理用のデバイス及びシステム

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Publication number: JP2004513463A
Application number: JP2002541622A
Authority: JP
Inventors: サンドストレーム　オラ; フォーリウス　クリステル
Original assignee: アノト・アクティエボラーク
Priority date: 2000-11-10
Filing date: 2001-11-08
Publication date: 2004-04-30
Anticipated expiration: 2021-11-08
Also published as: SE0004105D0; SE521214C2; WO2002039377A1; AU2002214464A1; EP1336156A1; SE0004105L; JP4056389B2

Abstract

本発明は、ファイリングアプライアンス、情報管理用システム、コンピュータシステム内での方法、コンピュータプログラム及びメモリ媒体に関する。このファイリングアプライアンスは：位置コーディングパターンを備え、描画デバイスによって書き込まれるようになっている少なくとも１つの入力フィールドを持つ複数のシートを保持し、入力フィールド内の位置コーディングパターンを用いながら、位置を入力フィールド中に書き込んで、入力フィールドに入力された情報を記録する手段と；位置コーディングパターンを備えた開始アイコンであり、この開始アイコンを描画デバイスによってマーキングすると、描画デバイスと通信しているコンピュータシステム中である動作が開始されるようになっており、この動作で、情報オブジェクトが作成され、このオブジェクトが入力フィールドに入力された情報によって識別可能である、この開始アイコンと；を備えている。

Description

【０００１】
（技術分野）
本発明は、クレーム１の序文によるファイリングアプライアンスと、クレーム１２の序文によるシステムと、クレーム１８の序文によるコンピュータシステムにおける方法と、クレーム１９の序文によるコンピュータプログラムと、クレーム２０によるメモリ媒体に関する。
【０００２】
（発明の背景）
上記のタイプのファイリングアプライアンス、バインダ又はファイルは、ほとんどどこでも大量に用いられている。ファイル又はファイリングアプライアンスは、一般的に、本出願においては、本のカバーのように、集合となった紙シートの上部及び／（又は）下部で用いられるカバーに関する。このカバーは、多かれ少なかれ堅いが、そうである必要はない。前記のファイルは、これらのシートを保持する手段が備わっており、これらのシートは、原則として、紙以外の他の材料からも作ることが可能である。このような手段は、リングバインダ内における場合のように解放可能であるが、紙シートもまた、たとえば、螺旋バインダ内におけるように螺旋綴じすることによって、又は、接着、折り曲げなどをすることによって、永久的にファイリングアプライアンスに固定することが可能である。
【０００３】
このタイプのファイリングアプライアンス又はファイルは、上述したように、多くの応用分野で広く用いられている。螺旋バインダは、たとえば、特定の主題分野に関して書き留める目的で使用可能である。こうすると、このバインダの使用者は、たとえば、講義や、ゼミや、個人の書斎などでそれを使用することが可能である。
【０００４】
しかしながら、先行技術のタイプのファイリングアプライアンスは、多くの制限がある。このようなファイリングアプライアンスから覚え書きをコピーすることが困難なものと成りかねず、このため、少なくともすべてのユーザによって利用可能とは限らない特殊なコピー機を使用する必要がある。長距離を介して、先行技術タイプのファイリングアプライアンスから覚え書きを共有することも、容易ではない。もちろん、ファイルからコピーされたシートをファックスすることは可能であるが、こうするには、上記のコピー機に加えて、ファックス装置も必要となる。代わりに、送信すべきページを走査することが可能であるが、こうするには、平床式スキャナが必要となる。一般に、先行技術タイプのファイリングアプライアンスは、ファイリングアプライアンスの紙シート上にものを書いて、そのシート上に書かれた情報を読みとる動作が不十分な場合、結果として、取り扱いと情報の通信が複雑で高価なものとなる。
【０００５】
（発明の概要）
本発明の目的は、上記の問題を完全に又は部分的に解決することである。
【０００６】
この目的は、クレーム１に記載されているようにファイリングアプライアンス及びクレーム１２によるシステムと、クレーム１８によるコンピュータシステムにおける方法と、クレーム１９によるコンピュータプログラムと、クレーム２０によるメモリ媒体によって達成される。
【０００７】
より具体的には、第１の態様による本発明は、たとえば、複数の紙シートを保持する手段を備えるファイリングアプライアンスに関する。このファイリングアプライアンスは、位置コーディングパターンを備え、前記位置コーディングパターンを用いて、後出の入力フィールド中に位置をディジタル式に記録して入力フィールドに入力された情報をディジタル式に記録する描画デバイスによって書き込むようになっている少なくとも１つの入力フィールドと、位置コーディングパターンを備えた開始アイコンとを有し、この描画デバイスによるこの開始アイコンのマーキングによって、この描画デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて動作を開始されるようになっており、この動作で、少なくとも入力フィールドに入力された情報によって識別可能な情報オブジェクトが作成されることを特徴とする。これによって、ファイリングアプライアンスの「ディジタル式コピー」を作成することが可能となる。続いてファイリングアプライアンスに入力された情報もまた、コピーしてこの「ディジタル式ファイリングアプライアンス」に入力されたりする。この情報は、容易に編成され、これで、たとえば電子メールで共用されたりする。
【０００８】
この入力フィールドは、少なくとも、オプションとしてＯＣＲで解釈可能な手書きテキストを書き込むようになっているのが望ましい。これによって、作成された情報オブジェクトを容易に識別して探索することが可能となる。
【０００９】
ある好ましい実施形態では、入力フィールドはまた、少なくともイラストを書き込むようになっている。これによって、情報オブジェクトをより表現力のあるように記録する方法が可能となり、また、この方法は、言語と、読み書きする完全な能力とは無関係である。
【００１０】
複数の紙シートから成る少なくともサブセット中のいくつかの紙シートには、位置コーディングパターンが備わっているのが望ましいが、これで、このサブセット中の紙シートに前記描画デバイスによって書き込まれた情報が、ベクトルベースの入力であり得るディジタル式グラフィック入力として記録可能となるが、このファイリングアプライアンスは、多くの外観アイコンを含み、描画デバイスによる外観アイコンのマーキングは、ストローク幅やラインカラーなどの視覚的特性をディジタル式グラフィック入力に与えるようになっている。
【００１１】
これによって、より表現力のあるグラフィック入力をディジタル式に記録することが可能となる。
【００１２】
ある好ましい実施形態では、ファイリングアプライアンスは、位置コーディングパターンを備えたアドレスフィールドと注文アイコンを含むが、前記描画デバイスによるこの注文アイコンのマーキングによって、コンピュータシステム内で動作が開始されるようになっており、この動作で、アドレスフィールドに入力されたアドレスに送付される別のファイリングアプライアンスの注文が実行される。
【００１３】
これによって、新しいファイリングアプライアンスを容易に注文することが可能となる。
【００１４】
前記複数の紙シートから成るサブセットの内のいくつかの紙シートには、位置コーディングパターンを備え、これによって、このサブセット中の紙シートに書き込まれた情報を、前記描画デバイスによってグラフィク入力として記録することが可能となり、また、送出アイコンには、位置コーディングパターンを備え、これによって、この送出アイコンのマーキングによって、コンピュータ内で動作が開始され、この動作で、前記紙シート上に入力され、ディジタル式に記録されたグラフィック入力が、コンピュータシステムに、そしてオプションとしては、外部コンピュータシステムに転送されるようにするのが望ましい。
【００１５】
このようなファイリングアプライアンスによって、ユーザが、たとえば、コンピュータのマウスやキーボードによってコンピュータシステム内で直接的に動作を開始する必要なく、情報の転送を開始することが可能となる。
【００１６】
ある好ましい実施形態では、情報オブジェクトは、データベース中のテーブルを含む。これによって、システムに入力された情報の配置と編集が簡略化される。
【００１７】
ある代替実施形態では、情報オブジェクトはファイルを含み、この結果、記録手順が比較的簡単となる。
【００１８】
ファイリングアプライアンスは、アーカイビングアイコンを含むのが望ましく、このアーカイビングアイコンのマーキングによって、動作が開始されるようになっており、この動作で、描画デバイスの、基準時点後に発生したストロークに対応した位置情報が描画デバイスからコンピュータシステムに送信される。これによって、ユーザは、描画デバイスとファイリングアプライアンスを利用して、続いて、登録済みの情報を転送することが可能となる。
【００１９】
第２の態様によれば、本発明は、情報管理のためのシステムに関連する。本システムは：ファイリングアプライアンスと；描画デバイスと；コンピュータシステムと；を備えること、及び、このファイリングアプライアンスが：複数の紙シートを保持する手段と；位置コーディングパターンを備えて、前記位置コーディングパターンを用いて後出の入力フィールド中の位置を記録して、入力フィールドに入力された情報をディジタル式に記録するようになっている描画デバイスによって書き込まれるようになっている、少なくとも１つの入力フィールドと；描画デバイスによる後出の開始アイコンのマーキングによって、描画デバイスと通信するようになっている前記コンピュータシステム内での動作が開始され、これによって、少なくとも入力フィールドに入力された前記情報によって識別可能な情報オブジェクトが作成されるように配置されている位置コーディングパターンを備えた開始アイコンと；を備えることを特徴とする。
【００２０】
本システムは、上記のファイリングアプライアンスの利点に対応した利点を結果としてもたらし、また、同様に修正することが可能である。
【００２１】
本システムのある好ましい実施形態では、コンピュータシステムは、描画デバイスと一体化されている。この結果、取り扱いやすいコンパクトなシステムとなる。
【００２２】
さらに別の好ましい実施形態では、ファイリングアプライアンスは、描画デバイスによる後出のアーカイビングアイコンのマーキングによって、動作が開始され、この動作で、描画デバイスの、基準時点後に発生したストロークに対応する位置情報が描画デバイスからコンピュータシステムに転送されるように配置されている位置コーディングパターンを備えたアーカイビングアイコンを備えている。これによって、ユーザは、描画デバイスとファイリングアプライアンスをオフラインで利用し、続いて、登録済み情報を転送することが可能となる。
【００２３】
前記基準時点は、位置情報の送信と関連して現行の時刻に設定されるのが望ましい。
【００２４】
基準時点は、たやすいように、描画デバイスに保存しておくか、又は、コンピュータシステムに保存しておいてもよいが、こうすると、描画デバイスは、複数のコンピュータシステムと同時に相対して動作することが可能となる。
【００２５】
第３の態様によれば、本発明は、コンピュータシステム中に入力情報を配置する方法に関連する。本方法は、コンピュータシステム内の第１の情報オブジェクトが、コンピュータシステム中のアプリケーションに向かい合ってオープン状態にあり、この第１の情報オブジェクトは、第１のファイリングアプライアンスと関連していることと；描画デバイスが位置コーディングされたパターン上を移動すると発生する位置情報がコンピュータシステムによって受信され、時点ｔ_ａｃｔで発生した位置情報が、第２の情報オブジェクトをコンピュータシステム中の前記アプリケーションに対してオープン状態にするようになっている情報を含み、前記第２の情報オブジェクトが、第２のファイリングアプライアンスに関連していることと；前記時点ｔ_ａｃｔの前で発生した位置情報が第１の情報オブジェクト中に挿入され、一方、前記時点ｔ_ａｃｔの後で発生した位置情報が前記第２の情報オブジェクト中に挿入されることと；を特徴とする。これによって、コンピュータと相対している新しいファイリングアプライアンスをオフラインで起動することが可能となる。このコンピュータシステムは、それでも、入力情報を正確に配置する。
【００２６】
（発明を実施するための最良の形態）
図１Ａと１Ｂに、ファイリングアプライアンスの様々な考えられる実施形態を示す。
【００２７】
図１Ａでは、ファイリングアプライアンスがリングバインダという形態で示されている。そのカバー部分１（その上部が見えており、下部は隠されている）、すなわち、紙シートを包含する部分は、比較的堅いのが望ましい。比較的多くのシートを、二股分岐形態をした取り付け手段２（これまた、図２に見受けられる）の支援で、ファイリングアプライアンスに取り外し可能に取り付けられている。
【００２８】
図１Ｂでは、ファイリングアプライアンスは、螺旋バインダという形態である。これで、カバー部品３はリングバインダの部品より通常は柔らかく、次に、幾分より少ない数の紙シートを、コイル形態の取り付け手段４の支援によって取り付ける。また、上記以外のタイプの取り付け手段、たとえば、クランプなどを用いてもよい。
【００２９】
図２に、本発明によるオープンファイリングアプライアンスを示す。
【００３０】
第１の入力フィールド６及び第２の入力フィールド７並びに開始アイコン８を、カバー部分の頂部の内側５に印刷する。この第１の入力フィールド、第２の入力フィールド及び開始アイコンを、図６により明瞭に示す。
【００３１】
ファリングアプライアンスを使用する意図を持つユーザは、第１の入力フィールド６にテキストを書き込むか、第２の入力フィールド７にイラストを書き込むか、又はその双方を実行する。第１の入力フィールド６と第２の入力フィールド７は、位置コーディングパターン（図示せず）を備えている。この位置コーディングパターンは、相対的にコーディングすることが可能であるが、絶対的にコーディングするのが望ましく、これについては、以下に詳述する。また、絶対的位置コーディングパターンと相対的コーディングパターンの組み合わせを用いることも可能である。
【００３２】
ユーザは、自分がファイリングアプライアンスを特徴付けたいテキスト又は数字を第１の入力フィールドに書き込む。このテキスト又は数字は、位置コーディングパターンを使用しながら、同時に、入力フィールドが印刷されているベース上の位置を検出するタイプの描画デバイスによって書き込まれる。このようにして、第１の入力フィールド６に入力された情報は、描画デバイスによって位置のシーケンスとして記録される。
【００３３】
同じようにして、ユーザは、イラストを第２の入力フィールド７に入力することが可能である。
【００３４】
望ましくはこのようにする以前に、しかしたぶんその後で、ユーザは、開始アイコン８をマーキングする。ユーザは、開始アイコン８をマーキングすると、第１の入力フィールド６と第２の入力フィールド７の内の一方に入力する。このマーキングによって、開始アイコン８が、描画デバイスによって打ち抜かれ、抹殺され、又は、単に接触されるという結果と成りかねない。開始アイコン８は、新しいファイリングアプライアンスの開始だけを示す位置コードを含むことがある。
【００３５】
このような事態が発生するにつれて、描画デバイスは、開始アイコン中の座標すなわち位置を記録し、これによって、コンピュータシステムとの通信のための動作が描画デバイス中で開始される。この動作では、たとえば、データベース中のテーブルやファイルであったりする情報オブジェクトが、コンピュータシステム中で発生される。これで、この情報オブジェクトは、入力フィールド６と７の内の１つに入力された情報によって識別可能となる。
【００３６】
ファイリングアプライアンス中に取り付けられた紙シートの少なくともサブセットにもまた、位置コーディングパターンを備え、これによって、描画デバイスを用いて紙シート上に記載されている覚え書きが描画デバイスによって記録され、また、作成された情報オブジェクト中に適切な仕方で入力することが可能となるようにするのが望ましい。情報オブジェクトがテーブルである場合、紙シートの内の１つは、テーブル中の項目に対応するということがあり得る。これで、上記の覚え書きは、コンピュータシステムに接続された印刷機を用いて容易に印刷することが可能となる。この覚え書きはまた、たとえば電子メールとして他の興味を持っている人たちに容易に送ることが可能である。
【００３７】
本出願によれば、位置コーディングパターンが一般的に用いられるが、これについてはあとで詳述する。この位置コーディングパターンは、上述したように、紙シート上に書かれたテキスト、数字及びイラストを、位置コーディングパターンによって紙シート上の位置を検出することが可能な描画デバイスを用いて記録することを可能とする。このテキスト又はこれらの数字は、ベクトル形態で記録することが可能であるが、また、入力された情報に関して文字認識動作を実行することも可能である。したがって、上述したように描画デバイスを用いて紙シート上に入力された「Ａ」を、記録された座標の集合として又は文字「Ａ」として、たとえば、光学式文字認識（ＯＣＲ）による解釈に続いて、あるＡＳＣＩＩコードで記録することが可能である。
【００３８】
上記したように、位置コーディングパターンを用いて、ブール変数を記録することもまた可能である。開始アイコン中の位置が本システムによって記録された場合、これは、描画デバイスと通信しているコンピュータシステム内の状態が変化することを意味する。ユーザが位置コーディング番号を備えたボックスをティックすると、したがって、これは本システムによって記録され、これによって、あるパラメータが論理レベル「１」に設定されるようにする。
【００３９】
第１の入力フィールド６及び第２の入力フィールド７並びに開始アイコン８は、もちろん、ファイリングアプライアンスの他の部分、たとえば、底部カバー９又は取り付けられた紙シート１０の内のいずれか１つの上に位置付けすることが可能である。
【００４０】
図３に、パレットフラップ１１が展開され、本発明によるファイリングアプライアンスをそれと共に使用されるようになっている描画デバイス１２とコンピュータシステム１３（図示の場合では、ＰＣ）を有する、本発明のある実施形態によるオープンファイリングアプライアンスを示す。これらのファイリングアプライアンス、描画デバイス及びコンピュータシステムは、一緒になって情報管理システムを形成している。このコンピュータシステムもまた、インターネット上のストレージから成る。
【００４１】
パレットフリップ１１は、外観アイコンを備えており、このアイコンは、図８により明瞭に示し、この図の記述を参照してより詳しく説明する。このような外観アイコンもまた、ファイリングアプライアンスの他の部分又は別個の紙片や物差しに印刷することが可能である。
【００４２】
描画デバイス１２は、手持ち式であるが、ベース上にものを書くとインク跡が付き、同時に、このベースに、描画デバイス１２が解釈可能な位置コーディングパターンが備わっていれば、このベース上の位置が記録されるタイプであるのが望ましい。描画デバイス１２は、ケーブルや、短距離リンクや、紫外線（ＩＲ）リンクなどでコンピュータシステム１３と通信可能である。このコンピュータシステム、すなわちコンピュータユニット１３もまた、描画デバイス中に組み込むことが可能である。
【００４３】
図４に、オープン注文ページを持つ、本発明のある実施形態によるファイリングアプライアンスを示す。この注文ページを用いて、たとえば、ユーザのファイリングアプライアンスが書類で一杯になった場合に、さらなるファイリングアプライアンスを注文することが可能である。この注文ページの独特の特徴を、図９を参照してより詳しく説明する。
【００４４】
図５に、本発明のある実施形態によるファイリングアプライアンスの場合の紙シートを示す。
【００４５】
紙シートの少なくとも一方の側面には、位置コードパターンが備えられており、これで、上記のタイプの描画デバイスによってシート上に書かれた覚え書きが、描画デバイスによってディジタル式に記録され、次に、コンピュータシステムに送信することが可能であるようにする。この紙シートはまた、ある機能性を有し、この機能性を用いて、ページに入力された情報を描画デバイスからコンピュータシステムに対して、オプションとしては、外部のコンピュータシステムに対して送信する動作を開始させるが、これについては図７を参照して詳述する。
【００４６】
図６に、図２に示す、本発明によるファイリングアプライアンスの独特の特徴をより明確な形態で示す。
【００４７】
第１の入力フィールド６は、たとえば「化学１」と示すようなテキスト及び／又は数字を書き込むように適応される。この適応は、情報を書き込む場所と書き込まれたキャラクタの大きさをユーザに示すためにベース上に印刷されているコームパターン１６によってなされる。このコームパターンの代わりに、たとえば、格子縞パターンを用いてもよい。
【００４８】
第２の入力シート７は、フレーム１７で示されている大きいエリアによってイラストを描き込むように適応される。図示する例では、試験管を表すイラストがフレーム１７に入力されている。
【００４９】
開始アイコン８がマーキングされ、テキスト及び／又はイラストが入力されると、描画デバイスと通信しているコンピュータシステムが「化学１」と呼ばれる情報オブジェクトを、オプションとしては、試験管を表しているアイコンにリンクされているコンピュータシステム中で、発生する。
【００５０】
図７に、図５に示す紙シート上に示された独特の特徴をより明確な形態で示す。宛先フィールド１８、タイトルフィールド１９、電子メールボックス２０、ファックスボックス２１及び送出ボックス２２が、紙シート上に示されている。シートの側面全体に、位置コーディングパターンを備えるのが望ましい。これで、ユーザは、上記のタイプの描画デバイスで、覚え書きを紙シート上に書くことが可能となるが、この覚え書きは、このデバイスによってディジタル式に記録されて、コンピュータに送信される。このディジタル式に記録された情報は、コンピュータシステム内で関連する情報オブジェクト中に挿入されるのが望ましい。続いて、ユーザは、受領者を宛先フィールド１８中に書き込む。図示する例では、これは、ファックス番号であるが、電子メールアドレスでもよい。ユーザはまた、タイトルをタイトルフィールド１９中に示す。この入力されたタイトルは、ＯＣＲで解釈されて、後で、「主題」として電子メールメッセージとして、又は、ファイルのタイトル／キーワードとして含むことが可能である。これで、このタイトルもまた、探索可能となる。次に、電子メールボックス２０とファックスボックス２１の内の一方を、ティックする。この場合、ファックスボックス２１が選択される。次に、ユーザが送出ボックス２２をマーキングすると、コンピュータシステム内で描画デバイスによる動作が開始され、この動作で、ページ上に書かれた覚え書きに対応するコンテンツを有するファックスが、コンピュータシステムによって、宛先フィールド中に示されているファックス番号に対して送出される。
【００５１】
より詳しくは、描画デバイス１２（図３）には、ペンポイント１２ａと、光学センサー１２ｂと、プロセッサ１２ｃと、メモリ１２ｄと、バッテリ１２ｅと、通信ユニット１２ｆが備えられている。描画デバイス１２は、その位置の座標を検出するようになっている。この座標は連続的に、メモリ１２ｄ中のバッファに保存される。
【００５２】
送出ボックス２２は、本発明によれば、フィールド又はボックスで形成することが可能であるが、これらは、一方では、ページの残余の部分と同じ連続的座標を含み、他方では、特定の送出領域からの座標を含む。これで、送出ボックス中のダッシュが、送出領域から及びページの座標エリアからの座標を記録する。
【００５３】
バインダ中のページ又はバインダ自身もまた、アーカイビングアイコン２２ｂを備えており、このアイコンの使用法を以下に説明する。
【００５４】
送出エリア中の座標が検出されると、プロセッサ１２ｃは、それに反応して、コンピュータシステム１３に対する接続を、たとえば、通信ユニット１２ｆと、コンピュータシステム１３に接続されているＢｌｕｅｔｏｏｔｈ（商標）モデム１３ａとを介して開始する。コンピュータシステム１３内のアプリケーションがオープンされる。どのアプリケーションがオープンされたとは、送出領域中の座標によって判定される。
【００５５】
このアプリケーションは、上記のダッシュ中に含まれるページの座標エリアを記録し、ページ全体の座標エリアに割り当てられた座標が必要とされる通信を開始する。描画デバイスのバッファメモリ１２ｄ中に保存され、ページの座標エリアに属する座標は、コンピュータシステム内のアプリケーションに転送される。ここで、このアプリケーションは、バインダからのたった１ページが、又は複数のページが転送されるべきであるかを決定することが可能である。
【００５６】
次に、このアプリケーションは、転送された情報をどのように処理するかを決定する。この情報を、上記のキーワードもしくは記号又はタイトルライン１９中の識別表示、さらにオプションとして転送日付でマーキングされているファイル中に保存すると便利である。
【００５７】
このアプリケーションはまた、ボックス２０又は２１がマーキングされているかどうか判定するようにすることが可能である。マーキングする場合、このアプリケーションは、宛先フィールド１８のコンテンツを解釈して、ファックスしたり電子メールメッセージを作成したりする。コンピュータシステムが次に、ファックスモデムを介して電話網に、又は、インターネットに、すなわち即座に接続されると、このファックス又は電子メールは、送出される。このアプリケーションはまた、この送信が遂行されたことの指示を出力することも可能である。電子メールでは、コピーを、送出者の電子メール郵便受けに送出して、この電子メールメッセージが送出されたことを確認するようにすると適切である。
【００５８】
この情報が転送された後で、描画デバイス内の対応するバッファメモリが消去される。
【００５９】
代替例では、描画デバイスは、より大きいメモリを備えて、当該のファイリングアプライアンス中の情報をすべてこのメモリ中に保持するようになっている。次のファイリングアプライアンスが開始されると、このメモリの内容は、コンピュータシステム１３に移されて、そこに永久的に保存される。このメモリ内容を移す動作はまた、インターネット上のサーバなどに対しても実行することが可能である。
【００６０】
描画デバイスはまた、このメモリのコンテンツを、通信が確立されたらすぐに、すなわち、描画デバイスとコンピュータシステム間のコンタクトができたらすぐに、コンピュータシステムに連続的にダンプするように構成することも可能である。これで、ファイル又はブロックのコンテンツは、インターネットとの接続による照会目的でコンピュータシステムによって利用可能である。
【００６１】
送出ボックス２２は、代替例では、ページの連続しているパターンの特定の部分であってもよく、これで、ある数学的関係を満足する送出ボックスの座標によって送出機能が開始され、これが描画デバイス１２にプロセッサ１２ｃをトリガーする。
【００６２】
図８に、図３に示すパレットフラップ中に示された独特の特徴を、より明確な形態で示す。このフラップ上には、全体的又は部分的にフレーミングされたエリア２３〜２９の集合があるが、これらは各々が関連した記号２３’〜２９’を有している。このようなエリア２３は、その関連する記号２３’と一緒に、外観アイコンだと言うことが可能である。上記のタイプの描画デバイスでマーキングすることによって、このような外観アイコン、すなわち、ファイリングアプライアンス中の紙シート上に存在する後続の又は先行するディジタル式に記録されているグラフィック入力に、ある視覚的特性が与えられる。これは、グラフィック入力の資格として記述することが可能である。たとえば、最大のストローク幅を表す記号２５’と関連するエリア２５がマーキングされた場合、紙シート上の後続のグラフィック入力には、対応するストローク幅を与えることが可能である。このストローク幅は、この紙シート上には顕れず、シート上に書かれている内容のディジタル記録中に顕れるだけである。このディジタル式に記録されている情報が、たとえば、コンピュータシステムのディスプレイとのユーザインタフェース中に示されると、選択されたストローク幅を持つグラフィック入力が、したがって顕れる。一部のコンピュータシステムでは、前記の与えられた視覚的特性は示す必要がない。図８に、ストローク幅用の３つの外観アイコン２３、２３’、２４、２４’、２５及び２５’と、ラインカラー選択用の４つの外観アイコン２６、２６’、２７、２７’、２８、２８’、２９及び２９’を示す。本発明に従って使用可能な他のタイプの資格としては、太字、イタリック、アンダーライン付け、下付き添え字、上付き添え字などがある。資格はまた、様々な許可レベル、すなわち、同僚、個人的関係などで付けることも可能である。別の資格付けとしては、変化としてのマーキングがあったりする。
【００６３】
図９に、図４に示す注文ページ上に示された独特の特徴を、より明確な形態で示す。アドレスフィールド３０があるが、この中にアドレスを入力するようになっている。また、数値フィールド３１があるが、この中に、ユーザは、いくつのファイリングアプライアンスを注文するつもりであるかを書き込むべきである。そのうえ、注文アイコン３２がある。描画デバイスが注文アイコン３をマーキングすると、コンピュータシステム内で動作が開始される。たとえば、コンピュータシステムから電子メールメッセージを送出することによって実行可能なこの動作で、指示された数のファイリングアプライアンスが、指示されたアドレスに対して注文される。ファイリングアプライアンスはさらに、アーカイビングアイコン（図７の２２ｂ）を備えているが、このアーカイビングアイコンをマーキングすると、動作が開始されるようになっており、この動作で、基準時点後に発生された、描画デバイスのストロークに対応する位置情報が、コンピュータシステムに対して描画デバイスから送信される。
【００６４】
描画デバイスによって検出された位置コードには、時間スタンプが与えられるのが望ましい。したがって、描画デバイスによる各々のストロークには、開始時点と終了時点が与えられる。ファイリングアプライアンスはアーカイビングアイコンを含んでいるのが望ましいが、このアイコンには、位置コーディングパターンが付いている。このパターンは、描画デバイスがアーカイビングアイコンをマーキングするとある動作が開始されるが、この動作では、基準時点ｔ_ｒｅｆの後で発生された、描画デバイスのストロークに対応する位置情報が、描画デバイスからコンピュータシステムに送信される。基準時点とは、コンピュータシステムが、描画デバイスからのストロークで最後に更新された時刻のことである。
【００６５】
位置情報の送信に伴って、基準時点が現行の時刻に設定される。
【００６６】
容易に実現される実施形態では、基準時点は、描画デバイス中に保存される。代替実施形態では、基準時点は、コンピュータシステム中に保存される。これによって、描画デバイスは、各々が個別の基準時点を有する２つ以上のコンピュータシステムと相対して動作することが可能となる。前記のアーカイビング動作が開始されると、コンピュータシステムは、ｔ_ｒｅｆの後で発生されたストロークを要求し、すると、ｔ_ｒｅｆが現行時刻に設定される。
【００６７】
本発明は、さらに、入力情報をコンピュータシステム中に配置する方法を含む。図１２に示すこの方法によって、第１のファイリングアプライアンス（ページ４０と４１を持っている）とオフラインで（すなわち、描画デバイスをコンピュータシステムに接続することなく）作業しているユーザは、第２のファイリングアプライアンス（ページ４２、４３及び４４を持っている）を起動することが可能となる。次に、コンピュータシステム内にある、ｍａｔｈｓ１．ｓｖｇ（ｓｖｇ＝拡張可能ベクトルグラフィック）という名称の第１の情報オブジェクト４５は、描画デバイスから位置情報を受信する、コンピュータシステム中のアプリケーションに相対してオープンされている。オープンという用語は、それが、受信されたどのようなファイリングアプライアンス関連の情報でも挿入される情報オブジェクトであることを示しており、必ずしも、情報が情報オブジェクト中に現時点で挿入されることを示しているわけではないが、それは、ユーザはオフラインで作業することもあるからである。第１の情報オブジェクト４５は、第１のファイリングアプライアンスに関連している。ユーザが、時点ｔ_ａｃｔで、新しい、第２のファイリングアプライアンスを起動すると、描画デバイスは、引き続き位置情報を記録する。上述したように、アーカイビングアイコンがマーキングされると、描画デバイスは、ｔ_ａｃｔの前後双方の位置情報を送信する。この情報は、コンピュータシステムが受信する。ｔ_ａｃｔで発生された情報は、コンピュータシステムが、ｍａｔｈｓ２．ｓｖｇという名称の第２の情報オブジェクト４６をコンピュータシステム中のアプリケーションに対してオープン状態にすべきであることを意味する。第２の情報オブジェクト４６は、第２のファイリングアプライアンスに関連している。本発明の方法によれば、ｔ_ａｃｔ以前（ページ４０と４１中）に発生された位置情報は、第１の情報オブジェクト４５、たとえば第１のファイルに挿入され、一方、ｔ_ａｃｔの後（ページ４２、４３及び４４中）で発生された位置情報は、第２の情報オブジェクト４６、すなわち第２のファイル中に挿入される。
【００６８】
図１０に、位置コーディングパターンの外観の例を示す。この位置コーディングパターンは、絶対的にコーディングされている、すなわち、パターンから成る、ある最小サイズのサブセットが記録されると、全体のパターン中におけるこのサブセットの位置が明瞭に判定されるように設計される。
【００６９】
出願者の以前の特許出願ＷＯ　００／７３９８３及びＷＯ　０１／２６０３２に示す位置コーディングパターンは、非常に大きい面積（たとえば、Ａ４版の枚数で数えられるような面積）を高い分解能で画定することが可能である。そこでは、各位置が複数の記号でコーディングされ、各記号が複数の位置でコーディングされている。図１０に示す位置コーディングパターンは、大きい点が「１」を表し、小さい点が「０」を表すＷＯ　００／７３９８３に示すように構成されている。しかしながら、位置コーディングパターンをＷＯ　０１／２６０３２に示すように設計することもまた可能であり、図１１を見れば、仮想ラスターパターン（鎖線で示されている）に対する点の様々な変位によって、様々な記号値がコーディングされている。
【００７０】
本発明は、上記の実施形態に限られず、添付クレームの範囲内で変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】
Ａ、Ｂはファイリングアプライアンスの様々な考えられる実施形態を示す図である。
【図２】
本発明によるオープンファイリングアプライアンスを示す図である。
【図３】
パレットフラップが展開され、本発明によるファイリングアプライアンスをそれと共に使用されるようになっている描画デバイスとコンピュータシステムを有する、本発明のある実施形態によるオープンファイリングアプライアンスを示す図である。
【図４】
オープン注文ページを持つ、本発明のある実施形態によるファイリングアプライアンスを示す図である。
【図５】
本発明のある実施形態によるファイリングアプライアンスの場合の紙シートを示す図である。
【図６】
図２に示す、本発明によるファイリングアプライアンスの独特の特徴をより明確な形態で示す図である。
【図７】
図５に示すような紙シート上に示された独特の特徴をより明確な形態で示す図である。
【図８】
図３に示すパレットフラップ上に示された独特の特徴を、より明確な形態で示す図である。
【図９】
図４に示す注文ページ上に示された独特の特徴を、より明確な形態で示す図である。
【図１０】
位置コーディングパターンの外観の例を示す図である。
【図１１】
位置コーディングパターンの外観の別の例を示す図である。
【図１２】
本発明のある態様によるコンピュータシステムにおける方法を示す図である。

Claims

位置コーディングパターンを備え、また、前記位置コーディングパターンを用いて、後出の入力フィールド中に位置を記録して、前記入力フィールドに入力された情報をディジタル式に記録する描画デバイス（１２）によって書き込まれるようになっている少なくとも１つの入力フィールド（６）と；
位置コーディングパターンを備えた開始アイコン（８）であり、前記開始アイコン（８）を前記描画デバイスによってマーキングすると、前記描画デバイス（１２）と通信しているコンピュータシステム（１３）中で動作が開始され、前記動作で、情報オブジェクトが作成され、前記情報オブジェクトが少なくとも前記入力フィールド（６）に入力された情報によって識別可能である、前記開始アイコンと；
を備えることを特徴とする、複数の、たとえば紙の、シートを保持する手段を備えるファイリングアプライアンス。
前記入力フィールドが、少なくともテキストを書き込むようになっている、請求項１に記載のファイリングアプライアンス。
前記入力フィールドが、少なくともイラストを書き込むようになっている、請求項１又は２に記載のファイリングアプライアンス。
前記複数のシートから成る少なくともサブセット中のシートが、位置コーディングパターンを備え、これで、前記サブセット中のシート上に前記描画デバイスによって書き込まれた情報が、ディジタル式グラフィック入力として記録可能であり、前記ファイリングアプライアンスが、多くの外観アイコンを備え、前記描画デバイスによって外観アイコンがマーキングされると、前記ディジタル式グラフィック入力に視覚的特性が与えられるようになっている、先行する請求項の内のいずれかに記載のファイリングアプライアンス。
前記視覚的特性が、少なくともストローク幅に関連する、請求項４に記載のファイリングアプライアンス。
前記視覚的特性が、少なくともラインカラーに関連する、請求項４又は５に記載のファイリングアプライアンス。
位置コーディングパターンを備えたアドレスフィールドと；
注文アイコンであり、前記注文アイコンを前記描画デバイスによってマーキングすると、前記コンピュータシステム中で動作が開始され、前記動作で、前記アドレスフィールドに入力されているアドレスに送付される他のファイリングアプライアンスの注文が実行される、前記注文アイコンと；
をさらに備える、先行する請求項の内のいずれかに記載のファイリングアプライアンス。
前記複数のシートから成るサブセット中の少なくともいくつかのシートが、位置コーディングパターンを備え、これで、前記サブセット中のシート上に書き込まれた情報が、前記描画デバイスによって、ディジタルグラフィック入力として記録することが可能となり；
送出アイコンが、位置コーディングパターンを備え、前記送出アイコンが前記描画デバイスによってマーキングされると、前記コンピュータシステム中で動作が開始され、前記動作で、前記シート上に入力されたグラフィック入力が、前記コンピュータシステムに対して、オプションとしては、外部コンピュータシステムに対して転送される；
先行するクレームの内のいずれかに記載のファイリングアプライアンス。
前記情報オブジェクトが、データベース中のテーブルを含む、先行する請求項の内のいずれかに記載のファイリングアプライアンス。
前記情報オブジェクトが、ファイルを含む、請求項１〜８の内のいずれかに記載のファイリングアプライアンス。
アーカイビングアイコンをマーキングすると、動作が開始されるようになっており、前記動作で、前記描画デバイスの、基準時点の後で発生されたストロークに対応する位置情報が前記描画デバイスから前記コンピュータシステムに送信される、前記アーカイビングアイコンをさらに備える、先行する請求項の内のいずれかに記載のファイリングアプライアンス。
情報管理用のシステムであり：
前記システムが、ファイリングアプライアンスと、描画デバイスと、コンピュータシステムと、を備え；
前記ファイリングアプライアンスが：
複数のシートを保持する手段と；
位置コーディングパターンを備え、また、前記位置コーディングパターンを用いて、後出の入力フィールド中に位置を記録し、これによって、前記入力フィールドに入力された情報をディジタル式に記録するようになっている前記描画デバイスによって書き込まれるようになっている少なくとも１つの入力フィールドと；
後出の開始アイコンを前記描画デバイスがマーキングすると、前記描画デバイスと通信するようになっている前記コンピュータシステム中で動作が開始され、前記動作で、情報オブジェクトが作成され、前記情報オブジェクトが、少なくとも前記入力フィールドに入力された前記情報によって識別可能であるように配置される位置コーディングパターンを備える、前記開始アイコンと；
を備えること；
を特徴とする、前記システム。
前記コンピュータシステムが、前記描画デバイスと一体化される、請求項１２に記載のシステム。
前記ファイリングアプライアンスがアーカイビングアイコンを備え、前記アーカイビングアイコンが前記描画デバイスによってマーキングされると、ある動作が開始され、前記動作で、前記描画デバイスの、基準時点の後で発生されたストロークに対応する位置情報が前記描画デバイスから前記コンピュータシステムに送信されるように、前記アーカイビングアイコンが構成される、請求項１２に記載のシステム。
前記基準時点が、前記位置情報の送信に伴う現行時刻に設定される、請求項１４に記載のシステム。
前記基準時点が、前記描画デバイスに保存される、請求項１４又は１５システム。
前記基準時点が、前記コンピュータシステムに保存される、請求項１４又は１５に記載のシステム。
コンピュータシステム内の第１の情報オブジェクトが、前記コンピュータシステム中のアプリケーションに向かい合ってオープン状態にあり、前記第１の情報オブジェクトは、第１のファイリングアプライアンスと関連しており；
描画デバイスが位置コーディングパターン上を移動すると発生する位置情報がコンピュータシステムによって受信され、時点ｔ_ａｃｔで発生した前記位置情報が、第２の情報オブジェクトを前記コンピュータシステム中の前記アプリケーションに対してオープン状態にするようになっている情報を含み、前記第２の情報オブジェクトが、第２のファイリングアプライアンスに関連しており；
前記時点ｔ_ａｃｔの前で発生した位置情報が前記第１の情報オブジェクト中に挿入され、一方、前記時点ｔ_ａｃｔの後で発生した位置情報が前記第２の情報オブジェクト中に挿入されること；
を特徴とする前記方法。
請求項１８に記載の前記方法を実行する命令を含むコンピュータプログラム。
請求項１９に記載のコンピュータプログラムを含むメモリ媒体。