JP2004513253A - 溝付き長尺ニップシュープレスベルト - Google Patents

溝付き長尺ニップシュープレスベルト Download PDF

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Abstract

シュータイプの長尺ニッププレス用の樹脂を含浸したエンドレスベルトがベルトに油、水及び空気のような流体に対する不透過性を与える重合樹脂材により含浸された基礎構造を有する。重合樹脂材は基礎構造の内側と外側に層を形成する。内層は滑らかであるが、外層は紙ウエブから押しやられた水の一時貯蔵のための一次溝を有する。一次溝は曲げ疲労と応力裂け目を引き起こす応力を解放するためそこを横切って伸びている二次溝を有するランド面により分離されている。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は材料のウエブから、又特に抄紙機上の紙製品に加工処理されている繊維質ウエブから水分を抽出する機構に関する。詳しくは、本発明は溝の付いた外側表面を有しており且つ抄紙機又はパルプ脱水機の何れの部分においてもシュータイプの長尺ニッププレス用に設計された樹脂を含浸したエンドレスベルト構造体である。
【0002】
(背景技術)
抄紙工程の中で、セルロース繊維の繊維質ウエブ(web)は抄紙機の形成部においてその上に繊維質スラリーを沈殿させることにより形成ワイヤ上に形成される。多量の水が形成部においてスラリーから排出され、その後新しく形成されたウエブはプレス部に導かれる。プレス部は一連のプレスニップを有しており、そこで繊維質ウエブはそこから水を除去するように加えられた圧縮力を受ける。ウエブは最後にその周りにウエブが案内される加熱された乾燥機ドラムを含む乾燥部に導かれる。加熱された乾燥機ドラムは蒸発によって紙製品を生産するのに望ましいレベルにまでウエブの含水量を減少させる。
【0003】
エネルギー価格の高騰はウエブが乾燥機部に入る前にそれから出来るだけ多くの水を除去することがますます望ましくなってきた。乾燥機ドラムは屡々蒸気によって内部から加熱されるので、蒸気製造に関する費用は特に多量の水をウエブから除く必要のある時には相当な金額になり得る。
【0004】
伝統的に、プレス部は隣接する円筒形のプレスロールの対により形成される一連のニップを含んでいた。近年、シュータイプの長尺ニッププレスの使用が隣接するプレスロールの対により形成されるニップの使用よりも多くの利点があることが見出された。これはウエブがプレスロールにより形成されたものを通るよりも長尺ニッププレスを通過するのにより長く掛かるからである。より長い時間ウエブはニップの中で圧力を受けることが出来、より多くの水がそこで除去出来て、従ってより少しの水が乾燥機部で蒸発による除去のためウエブ中に残るであろう。
【0005】
本発明はシュータイプの長尺ニッププレスに関する。この種の長尺ニッププレスでは、ニップは円筒形のプレスロールとアーチ形の圧力シューの間に形成されている。後者は円筒形のプレスロールのそれに近い曲率半径を有している円筒形に凹んだ表面を有している。ロールとシューが互いに物理的に近接した時に、二つのプレスロールの間に形成されるものよりも機械方向に5乃至10倍も長くなり得るニップが形成される。長尺ニップは従来の二ロールプレスにおけるそれよりも5乃至10倍長いから、長尺ニップ中の繊維質ウエブの所謂滞留時間は二ロールプレスに使用されるプレス力と同じレベルの平方インチ当たりの圧力下で対応的に長くなる。この新長尺ニップ技術の結果は抄紙機上で従来のニップと較べた時に長尺ニップにおける繊維質ウエブの脱水の劇的な増加であった。
【0006】
シュータイプの長尺ニッププレスは米国特許第5238537号公報に示されるような、特殊なベルトを必要とする。このベルトは繊維質ウエブを支持し、搬送し且つ脱水させているプレス布を固定圧力シューの上の直接滑動接触から結果するであろう加速される摩耗から保護するように設計されている。斯かるベルトは固定シューの上の潤滑油膜に乗るか滑る滑らかで不透過性の表面を備えねばならない。ベルトはプレス布と略同じ速度でニップを通って動く、それによってプレス布はベルトの表面に対して最少量の摩擦を受けている。
【0007】
米国特許第5238537号公報で示された種類のベルトはエンドレスループの形をとる、織られた基礎布に合成重合樹脂を含浸させることにより作られる。なるべくなら、樹脂は少なくともベルトの内側表面上にある予め決められた厚さのコーティングを形成する、それ故に基礎布が織られている糸は長尺ニッププレスのアーチ形圧力シュー部品との直接接触から保護される。潤滑されたシューの上を滑り易くし且つプレス布類や繊維質ウエブを汚染するどんな潤滑油もベルトの構造に浸透することを予防するためには明らかにこのコーティングは滑らかで不透過性の表面を持たねばならない。
【0008】
米国特許第5238537号公報で示されたベルトの基礎布は単繊維糸から単層又は多層織で織られており、又含浸材が完全に織物に含浸するのを可能にするため十分に開放的に織られている。このことは最終ベルトにどんな空隙を形成する可能性も無くしている。斯かる空隙はベルトとシューの間に使用される潤滑剤がベルトを通過してプレス布類や繊維質ウエブを汚染することを可能にするかも知れない。基礎布は平織であって、続いてエンドレスの形に継ぎ合わされるか、又は筒状の形にエンドレスで織られてもよい。
【0009】
含浸材が固体状態に硬化させられる時、それは先ず機械的連結によって基礎布に結合させられる、そこで硬化した含浸材は基礎布の糸を取囲む。更に、硬化した含浸材と基礎布の糸の素材の間に或種の化学結合又は接着があってもよい。
【0010】
米国特許第5238537号公報で示されたような長尺ニッププレスベルトは、それらが設置される長尺ニッププレスの寸法条件に依存して、それらのエンドレスループの形の周りを縦方向に測って、大体13乃至35フィート(近似的に4乃至11メートル)の長さと、それらの形を横切って横方向に測って、大体100乃至450インチ(近似的に250乃至1125センチメートル)の幅を有する。斯かるベルトの製造は基礎布が合成重合樹脂による含浸に先立ってエンドレスであると云う必要条件により複雑にされていることは理解されるであろう。
【0011】
その内側表面と同様にその外側表面にもある予め決められた厚さの樹脂コーティングを持つベルトを提供することは屡々望ましい。ベルトの両側をコーティングすることにより、その織られた基礎布はベルトの曲げの中立軸に、たとえ一致しないにしても近付くであろう。斯かる状況では、ベルトが抄紙機上でロール又は同様なものの周りを通って曲げられる時に起る内部応力がコーティングをベルトの何れかの側から剥がす原因になることはほとんど無いであろう。
【0012】
更に、ベルトの外側表面がある予め決められた厚さの樹脂コーティングを有する時、それはその表面に織られた基礎布のどの部分も曝すことなく溝、盲孔又はその他の窪みを形成するのを可能にする。これらの特徴はプレスニップ中でウエブからプレスされた水の一時的貯蔵を備えている。事実、或種の長尺ニッププレス構成ではベルトの外側表面に溝、盲孔又は似たものにより提供された幾らかの空隙容量の存在が不可欠である。
【0013】
本発明はそれの外側表面上の樹脂コーティング中に機械方向、即ち走行方向に多数の溝を有している長尺ニッププレスベルトに関する。その技術はこのタイプの長尺ニッププレスベルトで一杯である。例えば、Dutt宛ての米国特許第4946731号の公報は斯かる長尺ニッププレスベルトを示していて、それは機械又は機械に直交する方向の少なくとも一つにステープルファイバーの紡ぎ糸を含む基礎布を有している。基礎布が重合樹脂材でコートされる時、個々のステープルファイバーは紡ぎ糸から取巻いているコーティング材の中を外に向かって広がる。続いて、機械方向の溝がベルトの外側表面に切られる。溝で互いに分離している所謂ランド面はこれらのステープルファイバーによりベルトに固定され、それは剥離を殆ど受け難くしている。
【0014】
剥離の影響を受け易いのに加えて、そのランド面は又曲げ疲労の影響も受けやすい、何故ならばこれらは長尺プレスニップを出入の際凸状に、ニップを通過の際凹状に繰返し曲げられるからである。いったん曲げ疲労が起ると、ランド面は機械に直交する方向に応力裂け目を発達させる。いったん応力裂け目が現れると、ランド面は裂け目地点で切断した部分の欠損により劣化が始まる。結局、これはベルトを空隙容積の欠損に導く。そこで残念ながら、応力裂け目の形成は抄紙機上でのベルトの実用寿命の終末の接近の合図である。
【0015】
本発明は曲げ疲労をひきおこす応力を減少させ又解放して、それにより応力裂け目の形成を遅らせ、又従ってベルトの実用寿命を長くする手段を取り入れることによりこの問題に対する解決法を提供する。
【0016】
(発明の開示)
従って、本発明はシュータイプの長尺ニッププレス用の樹脂を含浸したエンドレスベルトである。ベルトはエンドレスループの形にある基礎構造より成っている。そのようなものとして基礎構造は外側、内側、エンドレスループの周りの縦方向、及びエンドレスループを横切る横方向を有する。
【0017】
重合樹脂材は基礎構造に含浸してそれに油、水及び空気のような流体に対する不透過性を与える。重合樹脂材は基礎構造の内側に内層を形成して、内層はベルトに内側表面を与えている。ベルトの内側表面は滑らかである。
【0018】
重合樹脂材は又基礎布構造の外側に外層も形成する。外層はベルトに外側表面を提供する。外層は多数の一次溝と多数のランド面(land areas)を有しており、一次溝の各々はそこに隣接するランド面によって分離されている。ランド面の各々はそこを横切って伸びている多数の二次溝を有している。二次溝は一次溝のそれらより少ない深さと幅を持つ、又それがなければ曲げ疲労につながる応力がそれにより減少させられそして解放される手段である。
【0019】
本発明は今以下に関連した図面を屡々参照しながらより完全に詳述されるであろう。
【0020】
(発明を実施するための最良の形態)
抄紙機上で紙製品に加工処理されている繊維質ウエブを脱水する長尺ニッププレスが図1の横断面図で示されている。プレスニップ10は滑らかな円筒形プレスロール12とアーチ形圧力シュー14により規定される。アーチ形圧力シュー14は円筒形プレスロール12と略同じ曲率半径を持つ。円筒形プレスロール12とアーチ形圧力シュー14の間の距離はニップ10の負荷を制御するためにアーチ形圧力シュー14に効果的に取付けられた水圧手段により調整され得る。滑らかな円筒形プレスロール12は一様な機械に直交したニップ圧力分布を得るためにアーチ形圧力シュー14に整合した制御されたクラウンロールである。
【0021】
長尺ニッププレスベルト16は円筒形プレスロール12をアーチ形圧力シュー14から分離しながら、ニップ10を通って閉じたループの形で伸びている。プレス布18と紙シートに加工処理されている繊維質ウエブ20は図1で矢印で示されたようにニップ10を一緒に通過する。繊維質ウエブ20はプレス布18により支持されてニップ10の中に滑らかな円筒形プレスロール12と直接接触して入る。それに代って、繊維質ウエブ20は二つのプレス布18に挟まれてニップ10を通過してもよい。図1で示されるように、繊維質ウエブ20とプレス布18は矢印によって指示されたようにニップ10を通って進む。長尺ニッププレスベルト16も又矢印によって示されたように、即ち図1で描かれた如く反時計回りに、ニップ10を通って動いており、プレス布18をアーチ形圧力シュー14に対する直接滑動接触から保護し、又そこで潤滑油膜の上を滑動する。従って、長尺ニッププレスベルト16は油に対して不透過性であらねばならず、それ故にプレス布18と繊維質ウエブ20はそこで汚染されないであろう。
【0022】
長尺ニッププレスベルト16の透視図は図2で提供される。ベルト16は内側表面22と外側表面24を持つ。外側表面24はプレスニップ10の中で繊維質ウエブ20からプレスされた水の一時貯蔵のためベルト16の周りを機械方向に伸びている多数の一次溝26を備えている。
【0023】
図3は図2の線3−3に沿って切った、ベルト16の断面図である。断面はベルト16の横方向、即ち機械に直交する方向に撮られており、ベルト16が基礎構造28を含むことを示している。基礎構造28は図3の側から眺めて横、即ち機械に直交する方向の糸30と、図3で断面で見られる縦、即ち機械方向の糸32から織られている。基礎構造28はエンドレスに織られたように描かれており、横方向の糸30は二重織におけるエンドレス織工程の横糸である縦方向の糸32の重なった対の上、下及び間を織っている縦糸となっている。然し、基礎構造28が平織であって、続いて継目によってエンドレスの形に連結されてもよいことは理解されるべきである。更に基礎構造28が単層織、又は抄紙機織物の生産で使用され得る他のどんな織物で織られてもよいことも理解されるべきである。
【0024】
基礎構造28は代りに横方向と縦方向の糸の集合の形の不織構造であってもよく、それは相互の交差点で布の形に接着されてもよい。更に、基礎構造28は編布又は組布、又はGauthier宛ての米国特許第4567077号の公報で示されたタイプの螺旋リンクベルトであってもよく、その教示はここで参照に組込まれている。基礎構造28は又重合樹脂材からシート又は膜の形に押出成型されてもよく、それは続いて孔が開けられる。尚代りに、基礎構造28はジョンソン宛てに正式に発行された(commonly assigned)米国特許第4427734号の公報で示されたもののような、不織網目布より成ってもよく、その教示はここで参照に組込まれている。
【0025】
更に、基礎構造28はRexfeltその他に宛てて正式に発行された米国特許第5360656号の公報で示された方法に従った織布、不織布、編布、組布、押出成型された又は不織網目の材料の帯を螺旋状に巻くことにより生産されてもよく、その教示はここで参照に組込まれている。基礎構造28は従って螺旋状に巻かれた帯より成っており、そこで各螺旋のターン(turn)は基礎構造28を縦方向にエンドレスに作りながら連続継目によって隣に連結される。このタイプの基礎構造を有しているプレスベルトは正式に発行された米国特許第5792323号と第5837080号で公開されており、その教示はここで参照に組込まれている。
【0026】
ベルト16の内側表面22、即ちベルト16が長尺ニッププレス上で使用中アーチ形圧力シュー14の上を滑る表面は重合樹脂コーティング34により形成される。重合樹脂は又基礎構造28にも浸透して、ベルト16に油や水に対する不透過性を与える。重合樹脂コーティング34はポリウレタン製がよく、そしてなるべくならそれの100%固形組成が良い。定義により溶媒物質を欠いている100%固形樹脂系は基礎布28の上へのその塗布に従って進行する硬化工程の間重合樹脂中の気泡の形成を避けることを可能にする。
【0027】
ベルト16の外側表面24、即ちベルト16が長尺ニッププレス上で使用中プレス布18と接触する表面も又重合樹脂コーティング34により形成される。
【0028】
内側表面22と外側表面24は重合樹脂が硬化させられた後重合樹脂コーティング34に滑らかで、一様な表面を与えるため研磨してバフが掛けられてもよい。
【0029】
重合樹脂が硬化させられた後、一次溝26はベルト16の外側表面24に切られてもよい。代って、一次溝26は重合樹脂が硬化させられる前に浮彫装置によって外側表面24中にプレスされてもよい、又はベルト16が型入れ工程を用いて製造される場合外側表面24の中にモールドされてもよい。
【0030】
一次溝26は所謂ランド面36によって互いに分離されている。一次溝26とランド面36は図3では等しい幅になるように描かれているけれども、これは必要な事例ではない。それでも、ランド面36はベルト16の外側表面24上に一列に並んだ硬化した重合樹脂の狭い柱と思われてもよい。
【0031】
今までに観られた如く、重合樹脂コーティング34の存在はベルト16の曲げの中立軸を基礎構造28とたとえ一致しなくともより近くに位置付ける。ランド面36は一次溝26の床底よりも基礎構造28から遠くに伸びているから、そしてこれらは硬化した重合樹脂の狭い柱であるから、これらはこれらがプレスニップ10の入口と出口の上を凸状に通過する時の張力下に、そして又アーチ形圧力シュー14の上を凹状に通過する時の圧縮下に繰返し置かれた時に発達する曲げ疲労により特に傷つきやすい。必然的に、曲げ疲労はランド面36を横切って機械に直交する方向に現れる応力裂け目の原因になる。
【0032】
本発明はこの曲げ疲労及びそれに伴う応力裂け目の出現を減少させる手段を提供する。図4は図3における線4−4に沿って切った、ベルト16の断面図である。この断面図は一次溝26の一つの底を通してベルト16の縦、即ち機械方向に撮られており、そしてその側からのランド面36の一つを示している。更に、図4はその側からの縦、即ち機械方向の糸32及び断面で横、即ち機械に直交する方向の糸30を示している。
【0033】
本発明に従って、ランド面36はそこを横切って横方向に伸びている二次溝38を与える。二次溝38は図4で示される如く、U字形の断面を有してもよく、そして一次溝26のそれよりも小さい深さと幅を持つ。二次溝38の形状、寸法、間隔及び方位はベルト16が使用されるべき長尺ニッププレスに関連して決定される、これらの主要な機能はランド面の応力を解放することにあって、さもなければそれは曲げ疲労とランド面の裂け目及び故障に導く。個々の二次溝38の幅はベルト16がアーチ形圧力シュー14に沿っての通過の際凹状に曲げられる時それらが密着しないほど十分に大きくなければならない;さもなければ、二次溝38はプレスニップ10の中でプレス布18を挟みがちになるであろう。
【0034】
一次溝26の場合にあったように、二次溝38は重合樹脂が硬化させられた後でベルト16の外側表面24の中に切られてもよい。代って、二次溝38は重合樹脂が硬化させられる前に浮彫装置によって外側表面24の中にプレスされてもよい、又はベルトが型入れ工程を用いて製造される場合外側表面24の中にモールドされてもよい。
【0035】
一次溝26は一つのやり方で与えられてもよいが、一方二次溝38はもう一つのやり方で与えられることは理解されるべきである。例えば、二次溝38は重合樹脂が硬化させられる前に浮彫装置によって外側表面24の中にプレスされてもよい。そこで、重合樹脂が硬化させられた後、一次溝26が回転スリッターによりベルト16の外側表面24の中に切られてもよい。その他の可能性は当業者には容易に明らかになるであろう。
【0036】
前記説明では一次溝26は機械方向、即ち縦方向に配位されており、二次溝38は機械に直交する、即ち横方向に配位されているように述べられたけれども、斯かる正確な配列からの若干のずれは本発明の範囲内にある。
【0037】
例えば、一次溝26は実際外側表面24上でベルト16のエンドレスループの周りを螺旋状に連続した一本の溝の切削によって与えられてもよい。斯かる状況では、結果として一次溝26の方位は機械、即ち縦方向から小さな角度はずれている。然し、このやり方での一次溝26の供給は、一次溝26の方位がどの地点でもそこから45゜超のずれが無くて主に機械方向、即ち縦方向にある限り、本発明の範囲内に落ちるように発明者により考慮されている。
【0038】
更に、一次溝26は代りに外側表面24上でベルト16のエンドレスループの周りを螺旋状に反対方向の二本の連続溝を切削することにより与えられてもよい、即ち一本は右巻螺旋を描きながら進み、そして他の一本は左巻螺旋を描きながら進む。更に、一次溝26は完全に直線である必要はなくて、これらがどの地点でもそこから45゜超のずれが無くて主に機械、即ち縦方向に方位している限り、ある角度の曲り又は波打ちを持ってもよい。
【0039】
同様に、二次溝38の方位は本発明の範囲から外れることなく小さな角度で機械に直交する方向、即ち横方向からずれてもよい。換言すれば、二次溝38の方位は主にそこから45゜より大きく外れることなく機械に直交する方向、即ち横方向にある。更に、二次溝38も又完全に直線である必要はなくて、これらがそこから45゜超のずれが無くて主に機械に直交する方向、即ち横方向に方位している限り、ある角度の曲り又は波打ちを持ってもよい。
【0040】
(産業上の利用可能性)
二次溝38が、長尺ニッププレス上でのベルト16の運転中、ランド面36の応力を大きく減少させ、曲げ疲労の開始を遅らせ、そして従って長尺ニッププレス上のベルト16の実用寿命を長引かせることが判った。
【0041】
本発明の長尺ニッププレスベルト16では、一次溝26は近似的に1.5mmの深さと0.5mmから2.0mm迄の範囲の幅を持つ。各一次溝26は1.0mmから2.5mm迄の範囲の距離(ランド面の幅)により隣から分離されている。二次溝38の深さと幅は一次溝26のそれよりは少ない、けれども幅はベルト16がプレスニップ中で曲げられる時に挟み込み作用によりベルト16と接触しているプレス布の表面から打ち綿繊維の起り得る抜去を避けるため0.1mmより少なくしてはならない。二次溝38を隔てている間隔は一次溝26を隔てているそれとは別個に選ばれ、代表的には一次溝26を隔てているそれよりは大きい。
【0042】
上記に対する修正は当業者には明らかであろう、但し本請求の範囲を越えた発明をもたらすことはないであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
長尺ニッププレスの横断面図。
【図2】
長尺ニッププレスベルトの透視図。
【図3】
図2の線3−3に沿って切った断面図。
【図4】
図3の線4−4に沿って切った断面図。
【符号の説明】
10  プレスニップ
12  プレスロール
14  圧力シュー
16  長尺ニッププレスベルト
18  プレス布
20  繊維質ウエブ
22  内側表面
24  外側表面
26  一次溝
28  基礎構造
36  ランド面
38  二次溝

Claims (21)

  1. シュータイプの長尺ニッププレス用の樹脂をコートしたエンドレスベルトにおいて、前記樹脂を含浸したエンドレスベルトが、基礎構造、及び前記基礎構造に含浸しており且つ前記基礎構造に流体に対する不透過性を与えている重合樹脂材からなり、
    前記基礎構造はエンドレスループの形になっており、又、外側、内側、前記エンドレスループを回っている縦方向、及び前記エンドレスループを横切っている横方向を有しており、
    前記重合樹脂材は前記基礎構造の前記内側に内層を形成しており、前記内層は前記ベルトに内側表面を提供しており、前記内側表面は滑らかになっており、また
    前記重合樹脂材は更に前記基礎構造の前記外側に外層を形成しており、前記外層は前記ベルトに外側表面を提供しており、前記外層は更に多数の一次溝と多数のランド面を有しており、前記一次溝は主に前記縦方向に向いており、前記一次溝の各々はランド面によってそれらの隣からは分離されており、前記ランド面の各々はそこを横切って伸びている多数の二次溝を有しており、前記二次溝は前記一次溝のそれよりは小さい深さと幅を有していて且つ主に前記横方向に向いていることを特徴とする前記樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  2. 前記一次溝がまっすぐで且つ正確に前記縦方向に向いている請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  3. 前記二次溝がまっすぐで且つ正確に前記横方向に向いている請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  4. 前記一次溝がまっすぐで且つ縦方向から45゜未満の角度で向いている請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  5. 前記二次溝がまっすぐで且つ横方向から45゜未満の角度で向いている請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  6. 前記一次溝が曲がっていて、且つ前記一次溝のどの部分も前記縦方向からの方位において45゜超の角度で向いていない請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  7. 前記二次溝が曲がっていて、且つ前記二次溝のどの部分も前記横方向からの方位において45゜超の角度で向いていない請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  8. 前記一次溝が前記外側表面上で螺旋状になっている一本の連続した単一の溝である請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  9. 前記一次溝が前記外側表面上で螺旋状になっている二本の連続した単一の溝であり、一本は右巻螺旋を描いて進んでおり又他の一本は左巻螺旋を描いて進んでいる、請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  10. 前記二次溝がU字形断面を持っている請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  11. 前記ベルトの前記内側表面と外側表面が研磨されて且つバフを掛けられている請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  12. 前記基礎構造が織布である請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  13. 前記基礎構造が横方向と縦方向の糸の集合の形の不織構造である請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  14. 前記横方向と縦方向の糸が不織布を形成するためそれら相互の交差点で互いに接着されている請求項13に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  15. 前記基礎構造が編布である請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  16. 前記基礎構造が組布である請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  17. 前記基礎構造が重合樹脂材の押出成型されたシートである請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  18. 前記基礎構造が不織網目布である請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  19. 前記基礎構造が螺旋リンクベルトである請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  20. 前記基礎構造が多数のターンで螺旋状に巻かれた材料の帯であって、各ターンは連続継目によってそれに隣接したものに連結されており、前記基礎構造が縦方向にエンドレスになっており、前記帯材料が織布、不織布、編布、組布、重合樹脂材の押出成型されたシート及び不織網目布より成っているグループから選ばれている請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
  21. 前記重合樹脂材がポリウレタンである請求項1に記載の樹脂を含浸したエンドレスベルト。
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