JP2004513142A - 歯磨組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は水性環境で不安定であるか、またはそれに不適合である物質を含有していてもよい非水性歯磨組成物に関する。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は歯磨組成物、特に非水性(無水)歯磨組成物に関する。適当には、該非水性組成物は、水性環境で不安定であり、かつそれに不適合な他の物質を含んでいてもよい。
【0002】
(背景技術)
水性系の典型的な歯磨処方中の溶解度が限定されているか、またはそれと反応さえする多くの物質が存在する。処方の間にこの問題を解決する1つの方法は、これらの水感受性物質をカプセル化し、歯磨処方に存在する水性成分(複数でも可)との相互作用を防止することである。該カプセル化はよく知られ、用いられている、歯磨組成物の処方に有効に用いることができる方法であるが、その方法はカプセル化した物質が、分散または「カプセル破損」のために、製品中の残存水と頻繁に接触する問題を完全には解決していない。
これらの物質の安定性を改善する他の方法が提案されており、それらは無水組成物の使用を含んでいる。
【0003】
米国特許第4988500号(The Procter & Gamble Company)は、カルボキシビニルポリマー、中和剤、過酸化物または過ホウ酸塩化合物および無水湿潤剤を含有する無水経口処方を開示し、特許請求している。しかしながら、これは許容される粘度特性を与える歯磨組成物を得るためにカルボキシビニルポリマーを中和する必要がある。
米国特許第4647451号(Colgate−Palmolive Company)には、ポリサッカライドガムおよびグリセリン湿潤剤を含有する無水歯磨剤が記載されている。ポリエチレングリコールが、所望により分散剤として添加されていてもよい。
米国特許第5882630号(SmithKline Beecham)には、カルボキシビニルポリマー、湿潤剤、ポリエチレングリコールおよび研磨剤を含有する無水歯磨剤が記載されている。記載された適当なカルボキシビニルポリマーは、ポリアリルシュークロース、例えばカルボポル(Carbopol)974および934で架橋したアクリル酸の共重合体を含む。カルボポル974が好ましい。
【0004】
(発明の開示)
この度、増粘剤としてのヒドロキシエチルセルロースポリマーを含む無水歯磨剤が、意外にも、レオロジーおよび安定性を改善する点で有利な特性を有することを見出した。特に、固体賦形剤(水性環境に不適合なものを含む)と一緒に処方する場合、該無水歯磨剤は、最小限の曳糸性を伴うよい構造を有する。さらに、該無水歯磨剤は、低い剪断速度で相対的に高い粘度(歯ブラシに付ける場合に必要とされる)を有するが、高い剪断速度でより低い粘度(商業規模で歯磨剤を効果的に製造するために必要とされる)を有する。加えて、該歯磨剤は低いシネレシスを示す。
【0005】
したがって、本発明はヒドロキシエチルセルロースポリマー、湿潤剤、ポリエチレングリコールおよび歯科的に許容される研磨剤を含有する非水性歯磨組成物を提供する。
ヒドロキシエチルセルロースポリマーは湿潤物質を粘性にすることを補助し、研磨剤を含むいずれの固体物質を懸濁化させるために必要なレオロジーも与える。
本明細書で用いられる「レオロジー」なる用語は、処方の流動特性を反映することを意図している。
【0006】
本発明の歯磨剤に用いるのに適当なヒドロキシエチルセルロースは、異なるレベルのエチレンオキシド置換を伴う高および低粘度の両方のものを含む。適当には、ヒドロキシエチルセルロースポリマーは、5〜800マイクロメートル、好ましくは10〜250マイクロメートルの範囲の粒度を有する。適当には、ヒドロキシエチルセルロースポリマーは、100〜6000mPaSの粘度、好ましくは100〜400mPaSの粘度(1%w/wの水溶液として測定した場合)を有する。好ましい具体例において、ヒドロキシエチルセルロースポリマーは、低粘度(例えば、100〜400mPaS)および細かい粒度(例えば、10〜250マイクロメートル)のものである。
ヒドロキシエチルセルロースポリマーは、歯磨剤の0.1〜7.5%w/w、好ましくは0.3〜2.30重量%、より好ましくは約1.0重量%の範囲で存在してもよい。
【0007】
本発明にで用いるのに適当な湿潤剤は、グリセリン、ソルビトールおよびプロピレングリコールまたはそれらの混合物を含む。市販されているグリセリンは、グリセリンと結合している0.5〜2.0重量%の水を含みうることがよく知られている。典型的には、この量は0.5〜1.0重量%である。この少量の水はグリセリンに結合し、したがって他の成分に利用不可能である。さらに当業者は非水性であるグリセリンを含む組成物を考えるだろう。湿潤剤は、いずれの場合においても、可能な限り無水物としてあるべきであり、好ましくは固体形態で用いられる。
グリセリンは好ましい湿潤剤である。
湿潤剤を100%までの処方を製造するために用いる場合、湿潤剤は歯磨剤の20〜90重量%の範囲で存在できる。好ましくは、湿潤剤は歯磨剤の35〜75重量%で存在し、より好ましくは45〜70重量%で存在する。
【0008】
ポリエチレングリコールは、処方の粘性をいくらか減少させ、滑らかな質感の製品を得るために選択される。適当には、ポリエチレンは、PEG300およびPEG400から選択されるだろう。PEG400が好ましい。
有利には、ポリエチレングリコールは、歯磨剤の0.1〜40重量%、好ましくは15〜20重量%の範囲で存在する。
滑らかで、少しも粘度を示さない製品を製造するために必要とされる、ヒドロキシエチルセルロースポリマーとポリエチレングリコールの比を参考にすることがおそらくはより適当である。
有利には、ヒドロキシエチルセルロースポリマーとポリエチレングリコールの比は、1:5〜1:20の範囲内、好ましくは1:17.5である。
【0009】
本発明に用いられる適当な研磨剤は、例えば、シリカ、オルトリン酸亜鉛、重炭酸ナトリウム(ベーキングソーダ)、プラスチック粒子、アルミナ、アルミナ水和物、炭酸カルシウムおよびピロリン酸カルシウムまたはそれらの混合物を含む。
シリカ研磨剤は、天然のアモルファスシリカ、例えば、珪藻土;または沈降性シリカのような合成アモルファスシリカ、例えば、Rhone Poulenc社により製造されている「チクソシル(Tixosil)53B」またはシリカキセロゲルのようなシリカゲル;またはそれらの混合物であってもよい。
一般的には、本発明の歯磨組成物に用いるのに適当な研磨剤の量は、当該分野でよく知られた方法に従って、許容されるレベルで洗浄および研磨するように、実験的に決定されるだろう。適当には、研磨剤は、歯磨剤の約5〜約60重量%、好ましくは約5〜約30重量%で存在するだろう。
【0010】
有利には、増粘剤は、従来の歯磨剤に近いレオロジーを製品に与えるために処方中に存在する。適当な増粘剤は、増粘シリカ、例えば、Degussa Ltd社により製造されている「サイデント(Sident)22S」である。
増粘シリカは、歯磨剤の0.01〜10重量%、好ましくは5.0〜7.0重量%の範囲で存在するだろう。
【0011】
さらなる態様において、本発明の歯磨組成物は、水性環境で不安定であり、かつそれに不適合な物質を含有する。
該物質の一例が、WO96/10985、WO97/27158およびWO99/13852に開示されている型の生物活性シリカ基剤ガラスである。水性環境において、該生物活性ガラスは、イオンを放出し、歯磨剤中に含まれるいずれの賦形剤の安定性(特に、長期間の貯蔵での)にも悪影響を与えうるpHの有意な増加をもたらす。本発明の無水歯磨剤に生物活性シリカ基剤ガラスを処方することは、歯磨剤中のイオンの放出を防止し、それにより、pHを調節し、歯磨剤の長期間の貯蔵での安定性を増加させる。
【0012】
界面活性剤は、通常、洗浄および/発泡特性を与えるために歯磨製品に添加される。歯磨処方において用いられるいずれの慣用的な界面活性剤が本発明の処方に用いることができる:ただし、固体形態として添加することができ、水溶液ではない。
適当な界面活性剤は、アニオン性、カチオン性、非イオン性および両性界面活性剤を含む。
適当な非イオン性界面活性剤は、例えばポリエトキシ化ソルビトールエステル、特にポリエトキシ化ソルビトールモノエステル、例えばPEG(40)ソルビタンジイソステアレート、およびICI社により「トゥイーン(Tween)」の商品名で販売されている製品;エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのポリ縮合体(ポロキサマー(poloxamer))、例えばBASF−Wyandotte社により「プルロニック(Pluronic)」の商品名で販売されている製品;ポリエチレングリコールの縮合体;ポリエトキシル化硬化ヒマシ油、例えばクレモホル(cremophor);およびソルビタン脂肪エステルを含む。
適当なアニオン性界面活性剤は、例えばAlbright and Wilson社により販売されており、「SLS」として公知のものであるラウリル硫酸ナトリウムを含む。これは、得ることができ、本発明において粉末形態で用いられる。
特に好ましいアニオン性界面活性剤は、「アジノール(Adinol)CT95」の商品名でCroda chemicals社により販売されているココイルメチルタウリンナトリウムである。
有利には、界面活性剤は、歯磨剤の0.005〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%、より好ましくは0.1〜5重量%の範囲で存在する。
【0013】
有利には、本発明による歯磨剤は、さらに、イオンフッ化物、例えばアルカリ金属フッ化物、アミンフッ化物およびイオンモノフルオロホスフェート、例えばアルカリ金属モノフルオロホスフェートを含み、処方に組み入れた場合、100〜3000ppm、好ましくは500〜2000ppmのフッ化物を与えることができる、イオンフッ素含有化合物を含んでいてもよい。好ましくは、イオンフッ化物またはモノフルオロホスフェートは、アルカリ金属フッ化物またはモノフルオロホスフェート、例えば、各々、フッ化ナトリウムまたはモノフルオロリン酸ナトリウムである。また、水性環境下においてその不安定性のために従来の歯磨処方に用いられていないフッ化スズも上記のレベルで用いることができる。
イオンモノフルオロホスフェートの活性を増強することが示されているグリセロリン酸カルシウムは、フッ化物源がイオンモノフルオロホスフェートである場合、所望により添加されていてもよい。
【0014】
さらに、イオンフッ素含有化合物を本発明の歯磨剤に組み入れる場合、研磨剤は、イオンフッ素含有化合物に適合するように選択されるべきであることは明らかだろう。したがって、例えば、フッ化ナトリウムは、不溶性フッ化カルシウムのようなフッ化物を喪失させるような過剰なカルシウムイオンを含有する研磨剤と不適合であることが当該分野でよく知られている。したがって、不溶性研磨剤、例えばシリカ、アルミナ、オルトリン酸亜鉛またはプラスチック粒子が好ましい。別法として、カルシウム研磨剤、例えば炭酸カルシウムは、アルカリ金属モノフルオロホスフェート、モノフルオロリン酸ナトリウムと一緒に用いることができる。
【0015】
また、本発明による歯磨剤は、歯磨処方に慣用的に用いられる他の薬剤、例えば、着色剤、美白剤、例えば二酸化チタン;保存剤および甘味剤を含んでいてもよい。必要である場合、抗プラーク剤、例えばトリクロザン、クロルヘキシジン、または塩化セチルピリジニウム、抗歯石剤、例えばピロリン酸塩、抗感受性剤、例えばストロンチウムまたはカリウム塩、ポリマー増強剤、例えばガントレッズ(Gantrez)も存在する。また、息を爽やかにする薬剤、例えば重炭酸ナトリウムおよび歯美白剤、例えば過酸化水素およびトリポリリン酸ナトリウムも適当なレベルで含んでいてもよい。
【0016】
一般的に、該薬剤は、少量または処方の少しの割合で存在し、通常、組成物の0.001〜5重量%で存在する。また、どちらにしても水性環境下で不安定であり、それに不適合な活性剤のいずれの活性成分または組合せも本発明の処方に添加することができる。また、フレーバー剤も、通常、組成物の1.0重量%の典型的なレベルで処方に添加することができる。
適当な甘味剤は、サッカリン、シクラメートおよびアセサルファームKを含み、歯磨剤の0.01〜0.5重量%、好ましくは0.05〜0.5重量%で存在してもよい。また、補助甘味剤、例えばタウマチンも、歯磨剤の0.001〜0.1、好ましくは0.005〜0.05重量%で含まれていてもよい。タウマチンの適当なブレンドが、Tate and Lyle plc社より「タリン(TALIN)」の商品名で販売されている。
【0017】
また、本発明による歯磨剤は、抗染色剤を含んでいてもよい。適当な抗染色剤は、例えば米国特許第4256731号に開示されているようなカルボン酸、米国特許第4080441号に開示されているようなアミノカルボキシレート化合物、米国特許第4118474号に開示されているようなホスホノ酢酸またはWO93/16681に開示されているようなポリビニルピロリドンを含む。抗染色剤は歯磨処方に組み入れるか、または歯磨剤の後に使用するための別の組成物として提供することができる。
【0018】
本発明による歯磨剤は、消費者が許容できる慣用的な歯磨剤と同等である製品を製造するために必須である、25,000〜100,000センチポイズ(例えば、50,000〜100,000センチポイズ)の初期粘度を有することができる。水と3:1の割合に希釈する場合、処方のpHは、適当には、10.0よりも小さくあるべきである。
歯磨剤の粘度はTF20スピンドル・ブロックフィールド粘度計を用いて測定する。
本発明による歯磨剤は、その成分を、必要とする割合で、および有利ないずれの順序で混合し、ついで必要である場合、pHを調節することによる慣用的な方法で製造できる。
以下の実施例は本発明を説明する。
【0019】
実施例1  歯磨剤
【表1】
Figure 2004513142
【0020】
実施例2  生物活性ガラスを含有する歯磨剤
【表2】
Figure 2004513142
【0021】
実施例3  レオロジー−粘度計プロフィル
歯磨剤の粘度計プロフィルは、円錐および平面ジオメトリーでストレス制御レオメーターを用いて測定することができる。以下の座標は、剪断ストレス−粘度座標である。HEC GXR歯磨剤は、低剪断領域で高粘度を、および高剪断領域で低粘度を有する最も良いプロフィルを示す。ついで、HEC HX、カルボポル974の順に良い。PVP K90歯磨剤は、2つの領域間でほとんど粘性の違いを示さない最も悪いプロフィルである。
【0022】
【表3】
Figure 2004513142
【0023】
HEC GXRは低粘度であり、細かい粒度のヒドロキシエチルセルロースポリマーである。
HEC HXは、高粘度であり、細かい粒度のヒドロキシエチルセルロースポリマーである。
カルボポル974は、米国特許第5882630に開示されているカルボキシビニルポリマーである。
PVP K90は約1000000の分子量を有するポリビニルピロリドンポリマーである。

Claims (12)

  1. ヒドロキシエチルセルロースポリマー、無水湿潤剤、ポリエチレングリコールおよび歯科的に許容される研磨剤を含んで成る非水性歯磨組成物。
  2. ヒドロキシエチルセルロースポリマーが細かい粒度のものである請求項1記載の組成物。
  3. ヒドロキシエチルセルロースが低粘度である請求項1または2記載の組成物。
  4. ヒドロキシエチルセルロースポリマーが歯磨剤の0.1〜7.5重量%の量で存在する請求項1〜3いずれか1項記載の組成物。
  5. 無水湿潤剤がグリセリン、ソルビトールまたはポリエチレングリコールまたはそれらの混合物である請求項1〜4いずれか1項記載の組成物。
  6. 無水湿潤剤が歯磨剤の20〜90重量%の範囲で存在する請求項5記載の組成物。
  7. ポリエチレングリコールが歯磨剤の0.1〜40重量%の範囲で存在する請求項6記載の組成物。
  8. ヒドロキシエチルセルロースポリマーのポリエチレングリコールに対する比が1:5〜1:20である前記請求項いずれか1項記載の組成物。
  9. 研磨剤が、シリカ、オルトリン酸亜鉛、重炭酸ナトリウム、プラスチック粒子、アルミナ、アルミナ水和物、炭酸カルシウムまたはピロリン酸カルシウムあるいはそれらの混合物から選択される前記請求項いずれか1項記載の組成物。
  10. さらに増粘シリカを含有する前記請求項いずれか1項記載の組成物。
  11. さらに水性環境で不安定であるか、またはそれに不適合である物質を含有する前記請求項いずれか1項記載の組成物。
  12. 生物活性シリカ基剤ガラスを含有する請求項11記載の組成物。
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