JP2004512945A - ソリッドボール・スクリュー式遠心分離器と、ソリッドボール・スクリュー式遠心分離器によりオイルを抽出する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、請求項1の前文によるソリッドボール・スクリュー式遠心分離器に関し、更に、ソリッドボール・スクリュー式遠心分離器によりオイルを抽出する方法に関する。
【0002】
オリーブオイルを抽出するのに特に効果的であった方法は、欧州特許文献 EP 0 557 758で知られている。このプロセスでは、オイルが直接、固定/水混合物から分離される、二相分離が実行される。
【0003】
この既知の方法の効率は、それ自体、非常に良好である。
【0004】
それにもかかわらず、ナタネ中の残留オイル含有量を更に下げてオイル抽出の経済的効率を高めることが望ましい。
【0005】
本発明は、このプロセスと同様、建設的に当該問題を解決することを目的とする。
【0006】
本発明は、特徴が請求項1に記述された特に有利なスクリューによって、この目的を達成するものである。本発明は、特徴が請求項35に記述された特に有利なオイル抽出プロセスによっても、この目的を達成するものである。
【0007】
請求項1によると、スクリューは、ソリッドボール・スクリュー式遠心分離器の為に提供され、隣接した螺旋部間区域における送出路内に追加のブレードセグメントを有する。さらに、スクリューブレードには、凹部が備えられているのが好ましく、この凹部は、隣接した螺旋部間を通って、遠心分離された材料が流れることができるように構成されている。
【0008】
オイルの抽出法に関し、液相としてのオイルが、順番に、水と固体から成る第2混合相から、2相分離ステップにおいて、直接分離されると特に好都合であることも分かってきたが、この場合、オリーブやアボカド等の種や圧縮果実は、一又は幾つかのスクリュー螺旋部を備えた分離領域を通って、ソリッドボール・スクリュー式遠心分離器内に最初に導かれるが、ここで、スクリュー螺旋部間の送出路内でスクリューブレードは、いかなる凹部も持たずに構成されることが好ましく、ブレードセグメントは、送出路内で構成されないことが好ましい。その後、凹部がスクリューブレード内に構成されブレードセグメントが送出路内で突出している他のスクリューエリアを通って、分離領域内で通過(a passing)が生じる。それから、固体と水は、分離領域からリターディング・プレートを過ぎてスクリューの円錐区域内に運ばれる。
【0009】
本発明によるスクリューにより、まだ時折使用される三相オイル抽出も同様に改善される。この場合、液相としてオイルは、三相分離ステップにおいて、本質的に水から成る第二相と、本質的に固体から成る第三相とから分離され、
−オリーブやアボカドや種等の圧縮果実は、最初にソリッドボール・スクリュー式遠心分離器内へと、一又は幾つかのスクリュー螺旋部を備えた分離領域を通って導かれるが、ここでは、凹部を持たずにスクリューブレードが構成されるのが好ましく、スクリュー螺旋部間の送出路エリアにおいて送出路内には何もブレードセグメントが構成されておらず、
−それから、スクリューエリアを介する通過が分離領域内で生じるが、このスクリューエリア内では、凹部がスクリューブレード内に構成されており、
−それから、三相は遠心分離器の外で導かれ/送出される。
【0010】
本発明によるスクリューによって、オイル抽出の経済的効率は著しく高められる。この点について、図の説明で詳細に説明された試験が特に参考になるが、その結果は、図4、図5に示されている。本発明の特別な利点は、既存の遠心分離器に難問を突きつけることなく、スクリューを改装することができるという点である。本発明に従うスクリューは、果実や種からオイルを抽出する為、水の良好な排出の為、更に/又は有機材マッシュ(例えば、種マッシュ、果実フレッシュマッシュ、動物組織(魚、卵、脂肪の組織細胞など)からオイルを分離する為、プロセスにおける適用に特に適している。
【0011】
本発明の範囲内において、特に有利な点であると分かっていることは、凹部とブレードセグメントの組み合わせを提供する点であるが、これらのブレードセグメントと凹部は、好ましくは、軸方向において凹部の各々が軸方向に(かつ、一定角度または中心軸yに関しジグザグ式に)延びたダクトを形成するように構成され、これらのダクト内でブレードセグメントが突出している。
【0012】
ブレードセグメントと凹部がスクリュー本体の円筒区域だけに構成されていること、更に、リターディング・ディスクがスクリューの円錐区域(とりわけ、二相分離の場合)に備えられていることは、特に有利な点である。
【0013】
先行技術によると、ソリッドボール・スクリュー式遠心分離器は既知であり、凹部がスクリューブレードに備えられるが(例えばドイツ特許文献DE 41 32 693 A1)、本発明によると、このような凹部を具備することは、著しい効率増加には十分ではない。これに反して、特に有利な効率増加が達成されるのは、凹部に加えて、隣接したスクリュー螺旋部間の前方通路の中心に追加のブレードセグメントが設けられる場合だけである。
【0014】
また、ブレードセグメント式スクリュー螺旋部を構成することも既知であるが(例えば、国際特許文献WO 97/23295)、これらのブレードセグメントは円錐区域内に延び、これは、本発明によると不利な点である。さらに、これらは、全体エリア内でスクリュー本体の円周上に分布しているが、これも、不利であることが分かっている。それに加えて、追加のブレードセグメントがスクリュー螺旋部間の送出路内に設けられているのではなく、ブレードセグメント自体がスクリュー螺旋部を形成している。さらに、このスクリューによると、オリーブオイルを抽出する際に満足できる経済的効率は達成し得ない。
【0015】
送出路内に追加のブレードセグメントを、固体エリア又は固体エリア内に延びるように構成すると特に有利であるが、この場合、ブレードセグメントは例えば25mmの外部エリアに達しないことが好ましいが、これは、相対的かつ完全に脱油された固体と、不変に放出された固体が既に当該エリアに存在するという理由からである。
【0016】
測定結果が表示するものは、本発明に従うスクリューが、放出された固体スラッジに、およそ1から1.5%少ないオイルを残すという点である。オリーブオイル抽出運動中、これは、機械当たり、およそDM 300,000.00からDM 500,000.00の財政的利点に相当する。
【0017】
ここでは、特別なオイル分離が追加のブレードセグメントにより達成されるので、捏和スクリュー(kneading screw)が湿ったオルジョのエリア内で動作することは特に有利な点である。
【0018】
本発明により、固体マッシュを、好ましくは矩形チューブを経由してドラム内に供給することができる。矩形チューブは、遠心分離される入力量がオイル層を介して放出されるよう長くなければならないが、後者を後で混合しないように防がれている。
【0019】
充填された機械では、分離領域が、スクリュー本体のかなり近くで(およそ10、20 …、40から50mmの距離で)生じている。純粋な相として新鮮なオイルは、スクリュー本体の外側で、20から30mmだけ認識可能である。明確な分離線が、ここには存在する。
【0020】
そのため、供給された懸濁液の一部として放出された固体は、機械がオイル分離領域まで(スクリュー本体の外側で、およそ10、20…、最大で40から50mm)固体懸濁液で満たされる程度まで機械を満たす。ほんの僅かな量の水だけがオルジョ量なので、オイルと固体懸濁液間には、水が形成されないか、自由水の極めて小さい層だけが形成されるというのが理由である。この場合、固体は、内側より外側では乾燥促進剤であり、言い換えると、ドラム側の乾燥物質の留分は、内側の方の、乾燥物質の留分より非常に高い。
【0021】
凹部とブレードセグメントのエリアにおいて、中間に置かれたオイルと乳剤のように、固体懸濁液は、特にブレードセグメントの捏和エリアで、スクリュー本体から放射端部まで、3つの軸速度を持つ。
【0022】
そのため、残留壁片エリアでは、通常速度が存在する。対照的に、凹部エリアにおいて軸速度は本質的にゼロである。しかし、送出路内のブレードセグメントエリアの速度は、通常速度の5倍に相当する可能性がある。その結果、弾性粘性スラッジは、変形され、起立した固体層エリアでは、特に、圧縮されて弛緩される。
【0023】
先行するブレードセグメントエリアにおいて、固体は付随的に軸方向に圧縮される。凹部のエリアにおいて、これらは弛緩される。これには、圧力増加と弛緩の影響がある。弛緩エリアではオイルのセットフリーが本質的に生じ、そのため、付随的弛緩領域がない状態よりは効率的になる。
【0024】
その後方エリアにおいて、スクリュー本体は、円筒区域と、その隣接した前方区域では、一様に或いは非一様に(例えば、階段状に)本質的に円錐状にテーパが付けられている区域とを有することが好ましく、凹部やブレードセグメントは、円筒区域エリア内だけに構成されている。
【0025】
円筒区域において、スクリュー本体は、始めに、凹部とブレードセグメントを持たずに構成された少なくとも一つのスクリュー螺旋部を有し、次に、凹部とブレードセグメントを備えた追加のスクリュー螺旋部が続くのが好ましい。
【0026】
好ましくは第1スクリュー螺旋部において、任意のオイル・ドレナージ・ダクトが構成されることも考えられる。
【0027】
凹部は、スクリュー本体の円周上でスクリューブレードの残留区域を有するのが好ましい。
【0028】
一又は幾つかのスクリュー螺旋部と比較して、ブレードセグメントは、一様に又は非一様にスクリュー本体の円周上に分配されるのが好ましい。
【0029】
凹部エリアは、スクリュー螺旋部エリアのおよそ25〜60%、とりわけ40〜50%に相当することが好ましい。
【0030】
スクリューブレードにおける凹部は、好ましくは、それらが少なくとも固体領域(例えば、スクリューブレードの高さの70〜95%、好ましくは70〜100%)を越えて放射状に突出するように構成されている。
【0031】
とりわけブレードセグメントの高さは、スクリューブレードの高さより、およそ0〜30%低くなっている。
【0032】
ブレードセグメントは、矩形金属プレートとして構成されるのが好ましい。
台形状に丸くなったエレメント及び/又は、テーパ付き又はスクリュー本体から外側に広くなるように形成されたエレメントも同様に考えられる。
【0033】
本発明の特に有利な実施例は、残りのサブクレームに含まれている。
【0034】
以下、図面を参照して詳細に実施例を説明する。
【0035】
詳細な説明中に表示された測定値は、好適実施例に関するものである。
【0036】
図1は、ソリッドボール・スクリュー式遠心分離器用のスクリュー1を示し、スクリューは、スクリュー本体3と、この場合はスクリューブレード5とを有し、スクリューブレード5は、スクリュー本体3を幾度か囲み、幾つかのスクリュー螺旋部 (x、x+1、x+2、等) を形成する。
【0037】
遠心分離される材料を分配/運搬する為の送出路は、スクリュー螺旋部 x、x+1、…の間に形成されている。
【0038】
図1における後方エリア内で、スクリュー本体3は円筒区域9を有し、その隣接した図1の前方エリア内で、スクリュー本体3は円錐状にテーパが付けられた区域11を有する。
【0039】
円筒区域9と円錐区域11間の移行エリアには、(リターダー)ディスク13がスクリュー本体3上に配置されている。これが、とりわけ二相分離では好結果であることが分かった。それは、オイル、水、固体相への三相分離においては必要ではない。
【0040】
ソリッドボール・スクリュー式遠心分離器の動作は、以下の通りであるが、図3に他の本質的な構成要素が表示されている。
【0041】
遠心分離される材料Sは、中央に配置され、調整可能な入口管14を通って入口チャンバ15内に、そこから開口部17を通ってドラム空間19内に、スクリュー1と、スクリュー1を囲むドラム21とを用いて導かれる。図1の実施例における、これらの入口チャンバ15と開口部17(又は特別な分配装置)は、円筒区域3の後端部に配置されるのが好ましい。
【0042】
ドラム空間19内で、遠心分離される材料Sは回転動作速度まで加速される。重力の影響下で、固体粒子は非常に短時間内にドラム壁に付着する。
【0043】
スクリュー1は、ドラム21より僅かに低速あるいは高速で回転し、遠心分離された固体Fを、ドラム21の外側の円錐区域11に向かって固体放出部23まで送出する。
【0044】
対照的に、液体Lは、ドラム21の後端部で、より大きなドラム径まで辿り、そこで(オーバーフロー25で)放出される。
【0045】
第2スクリュー螺旋部(X+1)から第5スクリュー螺旋部(X+4)まで、図1のスクリュー1はスクリューブレード内に凹部27を有する。
【0046】
図1の実施例において、これら凹部27は、軸状ダクトKが軸方向に形成されるように構成されているが、これらは第2スクリューブレードから第5スクリューブレードまで伸びている。凹部27とブレードセグメント29を有する個々のスクリュー螺旋部も同様に、簡略化された構成で考えられる。
【0047】
対照的に、追加のブレードセグメント29は、スクリューブレード5のスクリュー螺旋部(X、…)間に形成された送出路内に配置されているが、このブレードセグメント29は、ここでは金属ストリップとして構成され、この場合、金属ストリップは、スクリュー本体3の外周から外側に向かって広くなる台形状になっている。
【0048】
(凹部27を形成する為に材料のカットオフ中に切り離される)ブレード区域またはセグメントが送出路7内に置かれ、そこで溶接されるように、費用効果が良いだけでなく簡単な方法で都合良く、これらのブレードセグメント29は構成されている。
【0049】
スクリューブレード5がスクリュー本体3の円周に対し切り離されるように、ブレード区域またはセグメントのカットオフが行われる。しかし、代替え案としては、スクリューブレード5の残留区域30は、スクリュー本体3の円周で突出したままであってもよい。カットオフがドラムとスクリュー軸yに関して本質的に放射方向で行われると、台形状ブレードセグメント29が得られる。
【0050】
送出路7内の凹部27と「中間」ブレードセグメント29の、このような組み合わせにより、遠心分離プロセスの幾つかの効率は、驚くほどはっきりと高めることができる。
【0051】
凹部27、29を備えたスクリュー構成は、オリーブオイル抽出分野では、とりわけ好結果であった。オイルが固体/水の混合物から直接分離される二相分離は、オリーブオイルの抽出において好結果であった。そのようなプロセスは、ヨーロッパ特許文献EP 557 758に記載されている。この既に優秀なプロセスの効率は、本発明のスクリュー1により、更に疑いなく高めることができる。この場合、とりわけ有利な効果であると分かったことは、
−二相分離ステップにおいて、水と固体の第2混合相から直接、液相としてのオイルを分離すること、
−この場合、オリーブやアボカドのような圧縮果実は、始めに、1又は幾つかのスクリュー螺旋部X、…、を備えた分離領域を通ってソリッドボール・スクリュー式遠心分離器内に導かれるが、ここで、スクリューブレード5は凹部27を持たず、送出路内にはブレードセグメント29も形成されていないこと、
−それから、分離領域内には、第2スクリューエリアを通る通過(a passing)があり、ここでは、凹部27がスクリューブレード5内に構成され、ブレードセグメント29が送出路7内に構成されていること、
−それから、固体と水は、リターディング・ディスク13を過ぎて分離領域の外にスクリュー1の円錐区域内に運ばれること、
である。
【0052】
このプロセスの利点は、図4,図5に示されている。
【0053】
図4は、生産量の関数として、オイル抽出効率の改善性の比較を示す。本発明によるスクリュー1によってオリーブオイルが抽出されるとき、ナタネの残留オイル含有量は2%、あるいは2.5%にまで下げることができたことを図5は示す。そのため、オイル抽出の経済的効率は、a)オイルとb)水/固体の二相分離という既に優秀な結果に関し、再び著しく高められる。従来のスクリューを本発明によるスクリューへと変形または交換することは、短時間に利益をもたらす。
【0054】
図6a、6bは、凹部とブレードセグメントのエリア内のスクリュー螺旋部における速度分布を示す。図6aは、ブレードセグメントの「シャドウにおいて」粒子速度が内側から外側に向かって増加することを示す。図6bによると、ブレードセグメントの上縁部で最大値に到達し、それは、再び、上部ブレードセグメント縁部で本質的に一定になる。
【0055】
凹部27及びブレードセグメント29のアライメント及びアレンジメントと同様に、異なる寸法は、実用上は特に好結果であることが分かった。これらパラメータのバリエーションにより、スクリュー螺旋部間の混合効果も異なり、それは、分離プロセスの効率に直接の影響を有する。これらのパラメータは、図1、図2を参照して、以下により詳細に記載される。
【0056】
最初に、凹部とセグメントの好適な位置を詳細に説明する。
【0057】
好都合なことに、スクリュー1は、−後方の入口領域から前部に向かって円錐区域まで見られる図1において−始めに、幾つかのスクリュー螺旋部×−1、×、×+1を有するが、そのエリア内で、スクリューブレード5は、各々の場合、連続した或いは凹部を持たないように構成されている。少なくとも一又は二のスクリュー螺旋部×が連続して構成されることが好ましい。このエリアにおいて、送出路7内に、追加のブレードセグメント29は備えられていない。
【0058】
この領域には、幾つかのスクリュー螺旋部 x+2、…、x+5 が続いているが、これらには、凹部27が備えられ、これらの空間又は送出路7内には、ブレードセグメント29が、各々の場合に構成または立てられている(溶接されている)。
【0059】
この領域は、スクリュー1の円錐区域11の開始部まで最大限に延びている。円筒エリアから円錐エリアまでの移行エリアには、リターディング・ディスク13も配置されている。円錐エリア内で、スクリューは凹部がないように構成されなければならない。さらに、送出路7内には、追加ブレードセグメント29を配置すべきではない。
【0060】
好ましくは、2から6,とりわけ3から5、非常に好ましくは4つの凹部27が各スクリュー螺旋部の為に構成されている。
【0061】
同様に、送出路内に各スクリュー螺旋部に対し、好ましくは2から6、とりわけ3から5、非常に好ましくは4つのブレードセグメント29を備えることが勧められる。
【0062】
ブレードセグメント29は、一様にスクリュー本体3の円周に分配されるのが好ましい。
【0063】
スクリュー1の中心軸または対称軸yに関し、スクリュー螺旋部xが、一定角度で各々配置されるか、中心軸と一定角度αが形成されている。(スクリュー本体5の下縁部で測定された)角度αの大きさは、好ましくは、60度から85度、とりわけ75度から80度である。
【0064】
対照的に、ブレードセグメントは、対称軸で角度δ(αより小さい)を取り囲んでいる。角度δは、好ましくは40度から70度、とりわけ50度から55度である。対照的に、リターディング・ディスク13の前にある最後のスクリュー螺旋部において、スクリューブレード5と本質的に平行になっている(αとδの最大角度差は、10度から11度であることが好ましい)ブレードセグメント29を一列にそろえることが勧められる。
【0065】
凹部のエリアは、スクリュー螺旋部の表面のおよそ50度に相当するのが好ましい。
【0066】
実用上、ブレードセグメント縁部と凹部縁部27の間の(縁部の軸方向延長において見られる)間隔dの幅が(上部セグメント縁部で)0から5mm、とりわけ2から3mmになるように角度の大きさδを規定することが有利であることが更に分かった。ブレードセグメントの台形形状の場合、スクリュー本体3の間隔「d」の大きさは、外側に向かって異なり;図1によれば、たとえば「d」は外側の方で大きくなる。
【0067】
さらに、ブレードの細長い縁部と凹部の縁部27間の間隔(a)の大きさが(−縁部の直交する延長部分で見られる−)一対の、スクリュー螺旋部の間隔の0から28%、とりわけ15から25%に相当するように(−好ましくは、形状の関数として、スクリューの下端で見られる−)、角度の大きさ(δ)が規定されることが有利である。
【0068】
本発明の変形例によると、(図2aの平面図において)中心軸Mが、正確に送出路7の中心に、同様に凹部27の辺心距離の、接続線の中心(反対側凹部の縁部の交差点)にも置かれるように、ブレードセグメント29を配置することが勧められる。
【0069】
代替え案として、この理想的な位置に関し、ブレードセグメントの中心位置を僅かにシフトすることも可能である。
【0070】
(スクリュー本体3の外周から測定された)ブレードセグメントの高さhは、本発明の効率にとって、とりわけ重要である。
【0071】
ここでは、固体領域エリア内に延びるようにブレードセグメント29の高さhが選択されることが、とりわけ有利であることが分かった。対応して、スクリューブレード5は、固体領域のエリア上方に少なくとも放射状に突出する凹部27を有する。
【0072】
これを、以下に説明する。遠心分離の場合において、固体はドラム内で、外側より比較的遠くに堆積される。ブレードセグメント(パドル)が、この固体領域中に少なくとも伸びていない場合、これらの効率は低いままである。このエリアにおけるブレードセグメント29、更に、凹部27の混合効果は、オイルの抽出中、遠心分離の効率を明らかに増加させる。
【0073】
実用上、高さhは、スクリューブレードの高さkより、おおよそ低くなるように選択される。さらに、スクリューブレードは、図2bによると、スクリュー本体3の周囲壁で角度γを取り囲んでいる。この角度γは、ブレードセグメント29がスクリュー本体3で取り囲む角度βより小さいことが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明によるソリッドボール・スクリュー式遠心分離器用スクリューの斜視図である。
【図2a】
図2aは、スクリュー断面の平面図、
【図2b】
図2bは、図2aのA−A線に沿った断面図である。
【図3】
図3は、本発明によるソリッドボール・スクリュー式遠心分離器の図である。
【図4】
図4は、本発明によるスクリューを用いたソリッドボール・スクリュー式遠心分離器による二相分離プロセスにおけるオリーブオイル抽出中、菜種中の残留オイル含有量を、従来技術によるスクリューを用いたものと比較するダイアグラムである。
【図5】
図5は、本発明によるスクリューを用いたソリッドボール・スクリュー式遠心分離器による二相分離プロセスにおけるオリーブオイル抽出中、菜種中の残留オイル含有量を、従来技術によるスクリューを用いたものと比較するダイアグラムである。
【図6】
図6(a)は、凹部とブレードセグメントエリア内のスクリュー螺旋部における速度分布のダイアグラムである。
図6bは、凹部とブレードセグメントエリア内のスクリュー螺旋部における速度分布のダイアグラムである。
【符号の説明】
1…スクリュー、3…スクリュー本体、5…スクリューブレード、x、x+1、x+2…スクリュー螺旋部、7…送出路、9…円筒区域、11…テーパ付き区域、13…ディスク、S…遠心分離される材料、14…入口管、15…入口チャンバ、17…開口部、19…ドラム空間、21…ドラム、F…固体、23…固体放出、25…オーバーフロー、27…凹部、k…ダクト、29…ブレードセグメント、30…残留区域、α, β, δ, γ…角度 、h…グメントの高さ、k…スクリューブレードの高さ、y…ドラムとスクリューの軸、d…距離。
Claims (36)
- − スクリュー本体と、
− 前記スクリュー本体を複数回取り巻き、複数のスクリュー螺旋部 (x, x+1) を形成する少なくとも一つのスクリュー・ブレードと、
−スクリュー螺旋部間に形成され、遠心分離される材料を運ぶ為の送出路と、
を有するソリッドボール・スクリュー式遠心分離器用スクリューであって、
− 隣接したスクリュー螺旋部 (x, x+1, ...) 間の区域における前記送出路内に追加のブレードセグメント(29)が配置され、
− 前記スクリューブレードセグメント(29)エリア内の前記スクリューブレード(5)に凹部(27)が設けられ、前記凹部(27)は、遠心分離される材料(S)が隣接したスクリュー螺旋部(x, x+1, ...)間を通って流れるように構成されていることを特徴とする、前記スクリュー。 - 後方エリアにおいて、前記スクリュー本体(3)は、円筒区域(9)を有し、その近接する前方エリア内に、円錐状に一様あるいは非一様にテーパが付けられた区域(11)を有し、凹部(27)とブレードセグメント(29)が円筒区域(9)エリア内だけに構成されていることを特徴とする、請求項1記載のスクリュー。
- 円筒区域(9)において、前記スクリュー本体は、最初に少なくとも一つのスクリュー螺旋部を有し、それに続く追加のスクリュー螺旋部(X, X+1 ...) を有し、最初のスクリュー螺旋部は、凹部やブレードセグメントを持たずに構成され、追加のスクリュー螺旋部(X, X+1 ...) には、凹部(27)とブレードセグメント(29)が備えられていることを特徴とする、請求項1または2記載のスクリュー。
- 好ましくは、前記最初のスクリュー螺旋部(X)に任意のオイル・ドレナージ・ダクトが形成されていることを特徴とする、請求項3記載のスクリュー。
- 凹部(27)とブレードセグメント(29)を備えた区域は、円錐状にテーパが付けられた区域(11)まで延びるが、その内部までは延びていないことを特徴とする、請求項3または4記載のスクリュー。
- 円錐状にテーパが付けられた区域(11)で、リターディング・ディスク(13)がスクリュー本体(3)に置かれていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のスクリュー。
- スクリューの入口は、円筒区域(9)の後方端部に構成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 凹部(27)は、スクリュー(1)において、軸方向に、複数のスクリュー螺旋部(x+1, ...)にわたって延びる少なくとも一つの軸状ダクト(K)が形成され、更に/又は、スクリュー(1)の中心軸に関し角度を有するダクトが形成され、更に/又は、ジグザグ式ダクトが形成されるように凹部(27)が構成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 材料が凹部(27)を形成する為に切り離されるとき、その結果として生じるブレード区域がブレードセグメント(29)として送出路(7)内に置かれ、そこで固定されるということで、ブレードセグメント(29)が構成されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 凹部は、スクリューブレード(5)の残留区域(30)をスクリュー本体(3)の円周上に有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 2から6の凹部(27)が各スクリュー螺旋部の為に構成されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 3から5の凹部(27)が、各スクリュー螺旋部の為に構成されていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 2から6のブレードセグメント(29)が、送出路内で各スクリュー螺旋部の為に設けられていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 3から5のブレードセグメント(29)が、送出路(7)内で各スクリュー螺旋部の為に設けられていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 1又は複数のスクリュー螺旋部に関し、ブレードセグメント(29)が、スクリュー本体(3)の円周上に一様に分配されていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 1又は複数のスクリュー螺旋部に関し、ブレードセグメント(29)が、スクリュー本体(3)の円周上に非一様に分配されていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載のスクリュー。
- スクリュー(1)の中心軸(Y)に関し、スクリュー螺旋部(X)が一定角度で配置されるか中心軸に対し角度(α)を形成し、角度(α)の大きさは、好ましくは60度から85度、とりわけ75度から80度であり、ブレードセグメントは、軸(Y)で角度(δ)を取り囲むのが好ましく、この角度は角度(α)より小さいことを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 角度(δ)は、40度から70度であることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 角度(δ)は、45度から60度であることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか一項に記載のスクリュー。
- リターディング・ディスク(13)の前にある最後のスクリュー螺旋部において、ブレードセグメント(29)は、スクリューブレード(5)と本質的に平行に一列に並べられ、10度から11度の角度(α)に関して最大限の差動角度を有することを特徴とする、請求項1〜19記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 凹部(27)のエリアは、スクリュー螺旋部エリアのおよそ25%から60%に相当することを特徴とする、請求項1〜20記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 凹部(27)のエリアは、スクリュー螺旋部エリアのおよそ40%から50%に相当することを特徴とする、請求項1〜21記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 角度(δ)は、細長いブレード縁部と凹部(27)縁部との間の間隔(d)の(縁部の軸方向延長部で見られる)幅が0以上であることを特徴とする、請求項1〜22記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- (スクリュー本体(3)から見られる)間隔dは、ブレードセグメント(29)の高さの増加と共に変化し、とりわけ、小さくなることを特徴とする、請求項1〜23記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- ブレードの細長い縁部と凹部の縁部(27)との間の間隔(a)の(縁部の直交する延長にて見られる)幅が、(好ましくは、形状の関数としてスクリューの下端で見られる)一対の、スクリュー螺旋部の間隔の0から28%、とりわけ15%から25%に相当するように、角度の大きさ(δ)が規定されていることを特徴とする、請求項1〜24記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 送出路(7)において、凹部(27)の辺心距離の接続線の中心と同様、その中心軸(M)が正確に送出路(7)の中心に置かれるようにブレードセグメント(29)が配置されることを特徴とする、請求項1〜25記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- ブレードセグメント(29)の中心位置は、送出路の中心及び/又は凹部(27)の辺心距離の接続線の中心に関し僅かにシフトされていることを特徴とする、請求項1〜26記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- (スクリュー本体(3)の円周から見られる)ブレードセグメント(29)の高さ(h)は、遠心分離中、固体領域エリア内にブレードセグメント(29)が延びるように選択されることを特徴とする、請求項1〜27記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- スクリューブレード(5)における凹部(27)は、それらが固定領域エリア上方に少なくとも放射状に突出するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜28記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- ブレードセグメント(29)の高さ(h)は、スクリューブレードの高さ(k)より、ほぼ0から30%小さいことを特徴とする、請求項1〜29記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- 凹部の放射状コースは、スクリューブレードの高さ(k)の70%から95%、好ましくは70%から100%に相当することを特徴とする、請求項1〜30記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- ブレードセグメント(29)は、矩形金属プレートとして構成されていることを特徴とする、請求項1〜31記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- ブレードセグメント(29)は、矩形の、台形状に丸くなったエレメント及び/又は、テーパ若しくはスクリュー本体から外側に向かって広い形状エレメントとして構成されていることを特徴とする、請求項1〜32記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- スクリューブレード(5)は、スクリュー本体(3)の円周壁と角度(γ)を取り囲み、この角度(γ)が、ブレードセグメント(29)がスクリュー本体(3)で取り囲む角度(β)より好ましくは小さくなっていることを特徴とする、請求項1〜33記載のいずれか一項に記載のスクリュー。
- オイルを果実や種から抽出する方法において、液相としてのオイルが、水と固体の混合された二相から、二相分離ステップで、直接、分離され、
− 圧縮された果実(例えば、オリーブやアボカドや種)は最初に、一又は複数のスクリュー螺旋部(X ...) を備えた分離領域を通ってソリッドボール・スクリュー式遠心分離器内に導かれるが、ここでは、スクリューブレード(5)が凹部を持たずに構成され、好ましくは、ブレードセグメント(29)もスクリュー螺旋部間の送出路エリアで構成されず、
− それから、分離領域でスクリューエリアを介して通過が生じ、このスクリューエリアでは、凹部(27)がスクリューブレード(5)に構成され、ブレードセグメント(29)が送出路(7)に構成されており、
− それから、固体と水は、分離領域の外でリターディング・ディスク(13)を通ってスクリュー(1)の円錐区域(9)内に運ばれ、オイルはスクリュー(1)外で反対側に運ばれることを特徴とする、前記方法。 - オイルを果実や種から抽出する方法において、三相分離ステップにおいて、液相としてのオイルが、(本質的に水から成る)第2相と(本質的に固体から成る)第3相から分離され、
− 圧縮された果実(例えば、オリーブやアボカドや種)は始めに、一又は複数のスクリュー螺旋部(X ...) を備えた分離領域を通ってソリッドボール・スクリュー式遠心分離器内に導かれ、そこでは、スクリューブレード(5)が凹部を持たずに構成され、好ましくは、ブレードセグメント(29)もスクリュー螺旋部間の送出路エリアで構成されず、
− それから、分離領域でスクリューエリアを介して通過が生じ、そのスクリューエリア内では、凹部(27)がスクリューブレード(5)に構成され、ブレードセグメント(29)が送出路(7)に構成され、
− それから、三相は、遠心分離器外で、本質的に別個に導かれ/送出されることを特徴とする、前記方法。
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