JP2004508253A - コンベアの自由移動を維持するプロセスおよびプラント - Google Patents
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Abstract
コンベアチェインの自由移動を維持するプロセスとプラントと共に溶液が形成される。特に、これによって、完全自動でコンベアチェインを潤滑する/洗浄する閉じたシステムが保証される。プロセスは、チェイン洗浄剤および/またはすすぎ水または再すすぎ水の定期的な塗布とともに、コンベアチェインの所定の位置に未希釈の(濃縮された)潤滑物質をコンピュータ制御で塗布することによって達成される。
Description
【0001】
本発明は、コンベアチェーンの自由移動を維持するプロセスに関する。
【0002】
例えば小荷物を運ぶコンベアプラントとしてコンベアチェーンが使用される場面が数存在する。そのために、コンベアチェーンは、例えば鋼やプラスチックのような様々な材料から形成されている。相対的な移動が生じる場所、特に積替ポイントや中継ポイントでの摩擦を防止するために、ベルト潤滑設備を備えたこのタイプのプラントを備えつけることが知られている。
【0003】
上記公知のベルト潤滑装置は一般的に、ノズルによってコンベアチェーン上に噴射される水溶性潤滑剤溶液を使用する。ベルト用潤滑剤溶液は、通常、いわゆる比例測定デバイス内で形成される。潤滑剤溶液は、例えば、特別な測定バルブを介してダイアフラム測定ポンプによって水流に供給され、その混合物は混合チャンバ内で撹拌される。このようにして、潤滑剤やコンベアチェーンの材料等の関数である濃度が均一なベルト用潤滑剤溶液が形成される。これに関連するパラメータには、運搬される容器の型、それの不純物または清潔さの程度、移動速度等が含まれ、この型の潤滑剤溶液の主要部分は水である。
【0004】
これに関連して、ラインを介して個々の潤滑回路の接続ポイントに潤滑剤溶液を案内する方法は公知である。これにより、かなり大きなプラントの場合であっても、多数の潤滑ポイントを備える多数の潤滑回路が提供可能である。潤滑剤溶液は、分配ラインを介して個々の潤滑ポイントに分配される。それぞれの潤滑回路は、ソレノイドバルブによって制御される。この場合、潤滑ポイントは「ペンストック」と呼ばれるスプレーデバイスの形状であり、それによって、スプレーデバイスが一般的に、潤滑されるコンベアベルトの個々のチェインに対して個々に配置される。
【0005】
ペンストックは複数のノズルから構成されており、これらのノズルはコンベアチェーンが水溶性ベルト用潤滑剤溶液の薄膜に覆われるように調整されている。
【0006】
スプレーノズルを介する塗布方法であるために、また潤滑剤が水性溶液の形態であるために、この塗布方法に存在する不都合が露呈する。ベルト用潤滑剤溶液はノズルを介して噴霧されるためにエアゾール状になる。スプレーされた潤滑剤は回転するベルトから滴下して、その結果、据え付けた敷地の床を濡らして滑りやすくする。潤滑剤の溶液を再収集して再利用することはほぼ不可能であり、そのためオペレータ排水システムの汚染が発生する。
【0007】
従来の潤滑剤は、生物学的に分解することが困難である又は全く生物分解できない成分を有する。そのため、排水処理プラントの意図しない汚染が起こる可能性があり、水の消費が比較的多くなる。
【0008】
この処理方法の更なる欠点は、以下の事実からなる。例えば、柔らかい包装物の場合、裏面の記名やコードが損傷して認識できなくなる。これにより包装物を取扱う間に分配ミスが生じ、これは一つの不都合として挙げられている。湿気は包装物の表面のカットアウトに入ることがある(トレイ包装物の濡れ、ボックス型包装物の場合においては床の濡れに起因する臭いによっておこる不快感や内容物の損傷)。そのため、トレイ包装物用のコンベアベルトに潤滑させることができなくなり、結果としてそれらのコンベアベルトは磨耗する。
【0009】
更なる欠点は、例えば、摩耗した材料または少量のベルト用潤滑剤溶液の残渣などの運搬ベルトの上に集積したごみを洗い流すことができないことである。
【0010】
本発明の目的は、上記の欠点を回避でき、特に、全自動的にコンベアチェーンを潤滑する又は洗浄するための閉じたシステムを保証する解決法を開発することである。
【0011】
本目的は、イントロダクションに示されたタイプのプロセスと共に、コンベアチェーンの所定の位置に未希釈の(濃縮された)潤滑物質をコンピュータ制御で塗布することによって、同様に、チェーン用洗浄剤および/またはすすぎ水または再すすぎ水を定期的に塗布することによって達成される。
【0012】
例えば、ベルト用潤滑剤が水溶液でなく濃縮した形でコンベアチェーンに塗布されることにより、エアゾールの形成、それによる潤滑剤の滴下、またこれらによる裏面等の汚れを防止できる。チェーンの洗浄は、閉鎖された一体型のベルト潤滑・洗浄・すすぎシステムへとつながる。
【0013】
更に、本発明の改良は、添付の請求項からも明らかであり、潤滑剤の塗布が、塗布しない期間を間に有する間隔でソレノイドバルブを制御することによって行われることが好ましいということと関連する。
【0014】
潤滑剤を塗布するために又はチェーン洗浄剤を塗布するために、本発明が同様に提供するものとして、組み合わされた塗布要素が使用される。そのため好適な構成には、計測バルブや潤滑剤を塗布するスプレーノズルを備えた塗布ブラシ又は塗布ローラの使用が含まれ、また洗浄剤を塗布するスプレーヘッドの使用が含まれる。
【0015】
本発明が同様に提供するものとして、新たな潤滑サイクルの開始時期と共に、潤滑剤の塗布期間、洗浄剤の塗布期間、洗浄剤の作用期間、再すすぎ水を用いた再すすぎ期間が、制御システムを介して可変にプログラム可能な状態に好適に調整されている。それにより、潤滑および洗浄が完全自動で行われる。
【0016】
上記の目的を達成すると共に、本発明はまた、潤滑剤を収容する少なくとも一つのタンクによって特徴づけられるプラントを提供する。該タンクは、そのタンクに設けられるフィードポンプと、潤滑剤塗布要素に案内する供給ラインとを備える。該プラントはまた、洗浄剤を収容するタンクと洗浄剤塗布要素に案内する供給ポンプを備える供給ラインとを備え、更に、それぞれの塗布サイクルとそれぞれの供給量とを制御する調整デバイスを備える。
【0017】
潤滑剤塗布デバイスは、付属した計測バルブを備えた塗布ブラシとしてデザインされてもよい。また、計測バルブを備えた塗布ローラとして、又はスプレーノズルとして設計されてもよい。洗浄剤塗布デバイスは、スプレーノズルの形状であるのが好ましい。
【0018】
潤滑剤用塗布要素やすすぎ剤用塗布要素が機能ユニットとして共通のホルダー上に配置されることにより、構成は小型化される。
【0019】
最後に、本発明が提供する他の改良において、比例計測ユニット、一定に調整される濃度を備える洗浄剤溶液を生成するデバイスと共に、ピストンダイアフラムおよび/または計測ポンプを備えたベルト用潤滑剤送出デバイスが、閉じたユニットの形態で共通のコンテナ等に提供される。供給ポンプ等を備えたそれぞれのタンクは、モジュール型でもよく、可能であれば、起こりうる漏出を防止するために収集槽によって囲まれてもよい。
【0020】
図1に簡略化された状態で示されているプラント1は、3つの潤滑洗浄ステーション2a、2b、2cに象徴される。この実施例に関していえば、これらは、リンクチェーン3、ローラチェーン4、ボーンチェーン5を潤滑するまたは洗浄する。
【0021】
構成要素2a〜2cに関して、これらは、例えば図3に拡大して示されているデバイスに該当する。潤滑剤供給ライン6と測定バルブ8を備える潤滑剤噴霧用ノズルハウジング7が、ノズルホルダ9に設けられている。このホルダ9は、潤滑剤を供給するために、コンベヤチェーン3に並んで、または上に、若しくは下に配置されている。
【0022】
コンベアチェーン3上に潤滑剤を塗布する塗布ブラシ11は、クイックカップリング10を介して連結されている。加えて、ノズルパイプ12がラインシステムを介して供給される洗浄剤を噴霧するためにホルダ9に配置されている。ノズル14は、スプレーによって洗浄剤を塗布する。
【0023】
図1からも明らかなように、潤滑剤は、ポンプP2によって潤滑剤タンク14からライン6を介して潤滑剤用ノズルパイプ7に、またその先の塗布ブラシ11に供給される。
【0024】
図1に示されている実施例において、潤滑物質の供給は閉じた状態で行われる、すなわち、潤滑剤(必要が無かった又は余った潤滑剤)が環状ライン6aを介して潤滑剤タンク14に戻される。図1の左手側には、供給ライン6bを介して接続可能である更なる潤滑ステーションが示されている。洗浄を行うために、洗浄剤タンク16が設けられている。洗浄剤は、淡水によって希釈された洗浄溶液の状態で、ポンプP3によってライン13を介して塗布ノズル14に供給される。すすぎ水または淡水は、ライン17を介してシステムに案内される。
【0025】
全ての潤滑サイクルや洗浄サイクルが、潤滑プログラムや洗浄プログラムの両方を有する電子制御システム18を介して制御される。この指令は、図1に矢印19によって示されている。
【0026】
潤滑剤測定システム20はモジュール型であり、また洗浄剤測定システム21も同様にモジュール型である。2つのモジュールは、点線の枠によって象徴的に示されている。
【0027】
図2には、改良された実施形態が示されており、機能的に類似する部分は図1と同一の符号によって示されている。システム制御18aは、例えば、潤滑プログラムや洗浄プログラムに加えて、システムデータを得るために、また潤滑プログラムや洗浄プログラムを潤滑サイクルや洗浄サイクルに組み込むために要求される。潤滑剤用供給ライン6や洗浄剤用ライン13が、図1と異なる形態で、環状ラインではなく単に支線ラインとして示されている。
【0028】
図4には、デザインについて改良された実施形態が示されている。例えば、潤滑剤濃縮物が、塗布ロール22を介して、例えばコンベアベルト3a上を潤滑するために、塗布される。潤滑剤の塗布量は、測定バルブ23を介して調整される。
【0029】
図5には、デザインについて更に改良された実施形態が示されている。例えば、潤滑剤濃縮物が、圧縮空気によって促進される2−コンポーネントノズル24を介して、コンベアベルト3a上を潤滑するために、非接触で塗布される。潤滑剤濃縮物の噴霧は空気調節によって決定され、また塗布量は潤滑剤移送デバイス20の送出能力によって決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルト潤滑プラントの部分的な簡略図である。
【図2】改良された実施形態の類似図である。
【図3】塗布ブラシと洗浄デバイスを備えたペンストックの簡略図である。
【図4】洗浄ノズルを備えた潤滑剤塗布ロールである。
【図5】潤滑剤濃縮物と洗浄剤溶液を非接触で塗布するペンストックである。
本発明は、コンベアチェーンの自由移動を維持するプロセスに関する。
【0002】
例えば小荷物を運ぶコンベアプラントとしてコンベアチェーンが使用される場面が数存在する。そのために、コンベアチェーンは、例えば鋼やプラスチックのような様々な材料から形成されている。相対的な移動が生じる場所、特に積替ポイントや中継ポイントでの摩擦を防止するために、ベルト潤滑設備を備えたこのタイプのプラントを備えつけることが知られている。
【0003】
上記公知のベルト潤滑装置は一般的に、ノズルによってコンベアチェーン上に噴射される水溶性潤滑剤溶液を使用する。ベルト用潤滑剤溶液は、通常、いわゆる比例測定デバイス内で形成される。潤滑剤溶液は、例えば、特別な測定バルブを介してダイアフラム測定ポンプによって水流に供給され、その混合物は混合チャンバ内で撹拌される。このようにして、潤滑剤やコンベアチェーンの材料等の関数である濃度が均一なベルト用潤滑剤溶液が形成される。これに関連するパラメータには、運搬される容器の型、それの不純物または清潔さの程度、移動速度等が含まれ、この型の潤滑剤溶液の主要部分は水である。
【0004】
これに関連して、ラインを介して個々の潤滑回路の接続ポイントに潤滑剤溶液を案内する方法は公知である。これにより、かなり大きなプラントの場合であっても、多数の潤滑ポイントを備える多数の潤滑回路が提供可能である。潤滑剤溶液は、分配ラインを介して個々の潤滑ポイントに分配される。それぞれの潤滑回路は、ソレノイドバルブによって制御される。この場合、潤滑ポイントは「ペンストック」と呼ばれるスプレーデバイスの形状であり、それによって、スプレーデバイスが一般的に、潤滑されるコンベアベルトの個々のチェインに対して個々に配置される。
【0005】
ペンストックは複数のノズルから構成されており、これらのノズルはコンベアチェーンが水溶性ベルト用潤滑剤溶液の薄膜に覆われるように調整されている。
【0006】
スプレーノズルを介する塗布方法であるために、また潤滑剤が水性溶液の形態であるために、この塗布方法に存在する不都合が露呈する。ベルト用潤滑剤溶液はノズルを介して噴霧されるためにエアゾール状になる。スプレーされた潤滑剤は回転するベルトから滴下して、その結果、据え付けた敷地の床を濡らして滑りやすくする。潤滑剤の溶液を再収集して再利用することはほぼ不可能であり、そのためオペレータ排水システムの汚染が発生する。
【0007】
従来の潤滑剤は、生物学的に分解することが困難である又は全く生物分解できない成分を有する。そのため、排水処理プラントの意図しない汚染が起こる可能性があり、水の消費が比較的多くなる。
【0008】
この処理方法の更なる欠点は、以下の事実からなる。例えば、柔らかい包装物の場合、裏面の記名やコードが損傷して認識できなくなる。これにより包装物を取扱う間に分配ミスが生じ、これは一つの不都合として挙げられている。湿気は包装物の表面のカットアウトに入ることがある(トレイ包装物の濡れ、ボックス型包装物の場合においては床の濡れに起因する臭いによっておこる不快感や内容物の損傷)。そのため、トレイ包装物用のコンベアベルトに潤滑させることができなくなり、結果としてそれらのコンベアベルトは磨耗する。
【0009】
更なる欠点は、例えば、摩耗した材料または少量のベルト用潤滑剤溶液の残渣などの運搬ベルトの上に集積したごみを洗い流すことができないことである。
【0010】
本発明の目的は、上記の欠点を回避でき、特に、全自動的にコンベアチェーンを潤滑する又は洗浄するための閉じたシステムを保証する解決法を開発することである。
【0011】
本目的は、イントロダクションに示されたタイプのプロセスと共に、コンベアチェーンの所定の位置に未希釈の(濃縮された)潤滑物質をコンピュータ制御で塗布することによって、同様に、チェーン用洗浄剤および/またはすすぎ水または再すすぎ水を定期的に塗布することによって達成される。
【0012】
例えば、ベルト用潤滑剤が水溶液でなく濃縮した形でコンベアチェーンに塗布されることにより、エアゾールの形成、それによる潤滑剤の滴下、またこれらによる裏面等の汚れを防止できる。チェーンの洗浄は、閉鎖された一体型のベルト潤滑・洗浄・すすぎシステムへとつながる。
【0013】
更に、本発明の改良は、添付の請求項からも明らかであり、潤滑剤の塗布が、塗布しない期間を間に有する間隔でソレノイドバルブを制御することによって行われることが好ましいということと関連する。
【0014】
潤滑剤を塗布するために又はチェーン洗浄剤を塗布するために、本発明が同様に提供するものとして、組み合わされた塗布要素が使用される。そのため好適な構成には、計測バルブや潤滑剤を塗布するスプレーノズルを備えた塗布ブラシ又は塗布ローラの使用が含まれ、また洗浄剤を塗布するスプレーヘッドの使用が含まれる。
【0015】
本発明が同様に提供するものとして、新たな潤滑サイクルの開始時期と共に、潤滑剤の塗布期間、洗浄剤の塗布期間、洗浄剤の作用期間、再すすぎ水を用いた再すすぎ期間が、制御システムを介して可変にプログラム可能な状態に好適に調整されている。それにより、潤滑および洗浄が完全自動で行われる。
【0016】
上記の目的を達成すると共に、本発明はまた、潤滑剤を収容する少なくとも一つのタンクによって特徴づけられるプラントを提供する。該タンクは、そのタンクに設けられるフィードポンプと、潤滑剤塗布要素に案内する供給ラインとを備える。該プラントはまた、洗浄剤を収容するタンクと洗浄剤塗布要素に案内する供給ポンプを備える供給ラインとを備え、更に、それぞれの塗布サイクルとそれぞれの供給量とを制御する調整デバイスを備える。
【0017】
潤滑剤塗布デバイスは、付属した計測バルブを備えた塗布ブラシとしてデザインされてもよい。また、計測バルブを備えた塗布ローラとして、又はスプレーノズルとして設計されてもよい。洗浄剤塗布デバイスは、スプレーノズルの形状であるのが好ましい。
【0018】
潤滑剤用塗布要素やすすぎ剤用塗布要素が機能ユニットとして共通のホルダー上に配置されることにより、構成は小型化される。
【0019】
最後に、本発明が提供する他の改良において、比例計測ユニット、一定に調整される濃度を備える洗浄剤溶液を生成するデバイスと共に、ピストンダイアフラムおよび/または計測ポンプを備えたベルト用潤滑剤送出デバイスが、閉じたユニットの形態で共通のコンテナ等に提供される。供給ポンプ等を備えたそれぞれのタンクは、モジュール型でもよく、可能であれば、起こりうる漏出を防止するために収集槽によって囲まれてもよい。
【0020】
図1に簡略化された状態で示されているプラント1は、3つの潤滑洗浄ステーション2a、2b、2cに象徴される。この実施例に関していえば、これらは、リンクチェーン3、ローラチェーン4、ボーンチェーン5を潤滑するまたは洗浄する。
【0021】
構成要素2a〜2cに関して、これらは、例えば図3に拡大して示されているデバイスに該当する。潤滑剤供給ライン6と測定バルブ8を備える潤滑剤噴霧用ノズルハウジング7が、ノズルホルダ9に設けられている。このホルダ9は、潤滑剤を供給するために、コンベヤチェーン3に並んで、または上に、若しくは下に配置されている。
【0022】
コンベアチェーン3上に潤滑剤を塗布する塗布ブラシ11は、クイックカップリング10を介して連結されている。加えて、ノズルパイプ12がラインシステムを介して供給される洗浄剤を噴霧するためにホルダ9に配置されている。ノズル14は、スプレーによって洗浄剤を塗布する。
【0023】
図1からも明らかなように、潤滑剤は、ポンプP2によって潤滑剤タンク14からライン6を介して潤滑剤用ノズルパイプ7に、またその先の塗布ブラシ11に供給される。
【0024】
図1に示されている実施例において、潤滑物質の供給は閉じた状態で行われる、すなわち、潤滑剤(必要が無かった又は余った潤滑剤)が環状ライン6aを介して潤滑剤タンク14に戻される。図1の左手側には、供給ライン6bを介して接続可能である更なる潤滑ステーションが示されている。洗浄を行うために、洗浄剤タンク16が設けられている。洗浄剤は、淡水によって希釈された洗浄溶液の状態で、ポンプP3によってライン13を介して塗布ノズル14に供給される。すすぎ水または淡水は、ライン17を介してシステムに案内される。
【0025】
全ての潤滑サイクルや洗浄サイクルが、潤滑プログラムや洗浄プログラムの両方を有する電子制御システム18を介して制御される。この指令は、図1に矢印19によって示されている。
【0026】
潤滑剤測定システム20はモジュール型であり、また洗浄剤測定システム21も同様にモジュール型である。2つのモジュールは、点線の枠によって象徴的に示されている。
【0027】
図2には、改良された実施形態が示されており、機能的に類似する部分は図1と同一の符号によって示されている。システム制御18aは、例えば、潤滑プログラムや洗浄プログラムに加えて、システムデータを得るために、また潤滑プログラムや洗浄プログラムを潤滑サイクルや洗浄サイクルに組み込むために要求される。潤滑剤用供給ライン6や洗浄剤用ライン13が、図1と異なる形態で、環状ラインではなく単に支線ラインとして示されている。
【0028】
図4には、デザインについて改良された実施形態が示されている。例えば、潤滑剤濃縮物が、塗布ロール22を介して、例えばコンベアベルト3a上を潤滑するために、塗布される。潤滑剤の塗布量は、測定バルブ23を介して調整される。
【0029】
図5には、デザインについて更に改良された実施形態が示されている。例えば、潤滑剤濃縮物が、圧縮空気によって促進される2−コンポーネントノズル24を介して、コンベアベルト3a上を潤滑するために、非接触で塗布される。潤滑剤濃縮物の噴霧は空気調節によって決定され、また塗布量は潤滑剤移送デバイス20の送出能力によって決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルト潤滑プラントの部分的な簡略図である。
【図2】改良された実施形態の類似図である。
【図3】塗布ブラシと洗浄デバイスを備えたペンストックの簡略図である。
【図4】洗浄ノズルを備えた潤滑剤塗布ロールである。
【図5】潤滑剤濃縮物と洗浄剤溶液を非接触で塗布するペンストックである。
Claims (12)
- コンベアチェーンの自由移動を維持するプロセスであって、コンピュータ制御によってコンベアチェーンの所定の位置に未希釈状態(濃縮状態)の潤滑物質を塗布することと、定期的にチェーン洗浄剤及び/またはすすぎ水または再すすぎ水を塗布することとを有するプロセス。
- 洗浄剤の塗布が、ソレノイドバルブを制御することによって塗布が行われない期間を間に設けて所定の間隔で行われる請求項1のプロセス。
- 連結したペンストックが、潤滑剤の塗布のために且つチェーン洗浄剤の塗布のために使用される請求項1または2のプロセス。
- 測定バルブを備えた塗布ブラシが潤滑剤の塗布のために使用され、且つスプレーヘッドが洗浄剤の塗布のために使用される上記請求項のいずれか1つのプロセス。
- 潤滑剤塗布期間、洗浄剤塗布期間、洗浄剤の作用期間、再すすぎ水による再すすぎ期間、新たな潤滑サイクルの開始時期が、制御システムを介して可変にプログラム可能な状態に調整されている上記請求項のいずれか1つのプロセス。
- コンベアチェーン(3〜5)を潤滑する及び洗浄するためのプラント(1)であって、
潤滑剤を収容するタンクであって、タンクに設けられるフィードポンプ(P2)を備え且つ潤滑剤塗布要素(2)に案内する供給ライン(6)を備える少なくとも一つのタンク(14)と、
洗浄剤を収容するタンク(16)と、
洗浄剤塗布デバイス(14)に案内する供給ポンプ(P3)を備える供給ライン(13)と、
それぞれの塗布サイクルとそれぞれの供給量とを制御する調整デバイス(18)とを有するプラント。 - 潤滑剤塗布デバイス(2)が、測定バルブ(8)を備える塗布ブラシ(11)の形態である請求項6のプラント。
- 潤滑剤塗布デバイス(2)が、ロール(22)の形態である請求項6のプラント。
- 潤滑剤塗布デバイス(2)が、圧縮空気によって補助される2コンポーネントノズル(24)の形態である請求項6のプラント。
- 洗浄剤塗布デバイスが、スプレーノズル(14)の形態である請求項6または7のプラント。
- 潤滑剤塗布要素(11)とすすぎ剤塗布要素(14)が、機能ユニットとして共通のホルダ(9)上に配置されている請求項6または上記請求項のいずれか1つのプラント。
- ピストンダイアフラムおよび/またはダイアフラム測定ポンプを備えるベルト用潤滑剤送出デバイスが、比例測定ユニットと一定に調整されている濃度を備える洗浄剤溶液を生成するデバイスと共に、閉じたユニットの形態で共通のコンテナ(20、21)等に提供されている請求項6または上記請求項のいずれか1つのプラント。
Applications Claiming Priority (3)
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DE10044600 | 2000-09-09 | ||
DE10127046A DE10127046A1 (de) | 2000-09-09 | 2001-06-02 | Verfahren und Anlage zur Aufrechterhaltung der Leichtgängigkeit von Transportketten |
PCT/EP2001/010221 WO2002020381A1 (de) | 2000-09-09 | 2001-09-05 | Verfahren und anlage zur aufrechterhaltung der leichtgängigkeit von transportketten |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004508253A true JP2004508253A (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=26006982
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JP2002525015A Pending JP2004508253A (ja) | 2000-09-09 | 2001-09-05 | コンベアの自由移動を維持するプロセスおよびプラント |
Country Status (4)
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EP (1) | EP1315661A1 (ja) |
JP (1) | JP2004508253A (ja) |
DE (1) | DE20114393U1 (ja) |
WO (1) | WO2002020381A1 (ja) |
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JP2009526121A (ja) * | 2006-02-10 | 2009-07-16 | イーコラブ インコーポレイティド | コンテナを運搬するための潤滑剤 |
JP2013537930A (ja) * | 2010-09-24 | 2013-10-07 | イーコラブ ユーエスエー インコーポレイティド | エマルション含有コンベヤー潤滑剤及び該潤滑剤の使用法 |
US9562209B2 (en) | 2005-03-15 | 2017-02-07 | Ecolab Usa Inc. | Dry lubricant for conveying containers |
US9873853B2 (en) | 2013-03-11 | 2018-01-23 | Ecolab Usa Inc. | Lubrication of transfer plates using an oil or oil in water emulsions |
Families Citing this family (6)
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