JP2004504904A - 洗濯装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、洗濯装置(100;200)に関するものであって、外側ケーシング(102;202)と、この外側ケーシング内において回転可能に取り付けられたドラム(122;222)と、を具備している。ドラムは、内壁(32;132;232;232a)と外壁(34;134;234;234a)とを備え、これら内壁および外壁は、ドラムの内外にわたっての洗濯液の流通を可能とし得るよう、穴(42,44;42a,44a;42b,44b;42c,44c;42d,44d;42e,44e)が穴開けされている。本発明においては、外壁の単位面積あたりにおける穴開き面積が、内壁の単位面積あたりにおける穴開き面積よりも大きい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯装置に関するものである。限定するものではないが、本発明は、特に、洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
洗濯機は、通常、外側ケーシングを備えており、この外側ケーシングの中に、水密構造とされた内部容器すなわちタブが設置されている。タブ内においては、一般に、タブに対して回転可能であるようにして、穴開きドラムが取り付けられている。動作時には、洗濯液がタブ内に導入され、洗濯対象をなす洗濯物が、穴開きドラム内に配置される。ドラムのゆっくりとした回転によって、あるいは、ドラム内に設置されているアジテータの動作によって、洗濯物が撹拌される。洗濯物の洗濯が終了したときには、タブから洗濯液が排出され、内部容器内においてドラムを高速回転させることによって洗濯物内にしみ込んださらなる洗濯液が抽出される。抽出された水分は、ドラム壁に形成された複数の穴を通して、ドラムから排出される。すすぎ水の抽出も、同様にして行われる。
【0003】
ドラムが、より高速で回転すれば、洗濯物からさらに多くの水分を抽出できることは、理解されるであろう。よって、ドラムをできる限りの高速で回転させる傾向がある。しかしながら、回転速度を増加させたときには、より頑丈なドラムが必要となる。これを得るための1つの方法は、内壁と外壁とを有したドラムを形成することである。このタイプの構成とされたドラムは、国際特許出願公開第99/58753号に示されている。しかしながら、洗濯サイクルの回転ステージ時にドラムからドラムから排出される水分が、ドラムの内壁と外壁との間に保持されるというリスクがある。これにより、動脈の実効重量が増加してしまい、エネルギーが過剰に消費されてしまうこととなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、高速回転時に課される応力に耐え得るだけの適切な強度を有するようにドラムが構成されているとともに、内壁と外壁との間における水分の保持を阻止し得るようにしつつ穴開き壁を通してのドラム内部からの水や洗濯液の排出を可能とするようにドラムが構成された、洗濯装置を提供することである。本発明の他の目的は、ドラムが内壁と外壁とを備えているとともに、ドラムの二重壁を通しての水分の排出が、ただ1つの壁を有したドラムの場合と少なくとも同程度に速いものとされているような、洗濯装置を提供することである。
【0005】
本発明は、洗濯装置であって、外側ハウジング(外側ケーシング)と、この外側ハウジング内において回転可能に取り付けられたドラムと、を具備し、ドラムが、内壁と外壁とを備え、これら内壁および外壁が、穴開けされており、これにより、そのような穴を通して、ドラムの内外にわたっての洗濯液の流通が可能とされ、このような洗濯装置において、外壁の単位面積あたりにおける穴の面積が、内壁の単位面積あたりにおける穴の面積よりも大きいことを特徴とする洗濯装置を提供する。
【0006】
2つの個別壁を設けることによって、壁の強度が維持される。外壁の単位面積あたりにおける外壁穴の面積が内壁の単位面積あたりにおける内壁穴の面積よりも大きいような外壁穴を設けることにより、内壁と外壁との間のスペース内に水分が拘束されてしまうというリスクが、低減される。
【0007】
好ましくは、外壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積は、内壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積よりも、少なくとも10%大きいものとされる。より好ましくは、外壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積は、内壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積よりも、少なくとも20%大きいものとされる。外壁に比較的大きな面積の複数の穴を形成することは、内壁と外壁との間のスペース内における水分蓄積を防止するに際して有効である。
【0008】
さらなる有利な複数の特徴点は、複数の従属請求項において規定されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のいくつかの実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
【0010】
洗濯機(100)の形態とされた洗濯装置が、図1において概略的な側断面図によって示されている。この洗濯機(100)は、複数の脚(104)によって支持された外側ケーシング(102)を備えている。外側ケーシング(102)の内部には、スプリング(108)とダンパ(110)とによって公知の態様でもって、水密タブ(106)が取り付けられている。これにより、タブ(106)は、ある制限範囲内においては、外側ケーシング(102)に対して変位することができる。水導入部材(112)が、タブ(106)の上部に対して連通しているとともに、適切な水供給源に対して接続されている(接続手段は、図示されていない)。水排出部材(114)が、タブ(106)の底部に対して連通している。水排出部材(114)は、タブ(106)から適切な排出口へと水分が排出され得るよう、タブの底部に配置された水ポンプ(116)を有している。ドア(118)が、外側ケーシング(102)の前面に配置されており、タブ(106)の内部に対するアクセスを可能としている。ドア(118)が閉塞されたときには、フレキシブルなシール部材(120)が、タブ(106)とドア(118)との間に位置する。
【0011】
ドラム(122)は、タブ(106)の内部において、回転可能であるようにして取り付けられている。ドラム(122)は、シャフト(124)上において片持ち式に支持されている。シャフト(124)は、ベアリング(126)によって、タブ(106)上において回転可能に支持されている。外側ケーシング(102)内には、モータ(128)が設置されており、このモータは、適切な態様によってシャフト(124)に対して連結されている。これにより、モータは、ドラム(122)の長さ方向軸回りにおいてドラム(122)を回転駆動することができる。ドラム(122)は、複数の円筒壁(130)を備えている。これら円筒壁(130)は、これら円筒壁(130)を通しての水分の通過を可能とし得るよう、穴開きとされている。
【0012】
上述した限りにおいては、洗濯機(100)の構成は、公知である。動作時には、ドア(118)を使用することによってドラム(122)内へと洗濯物を投入する。その後、ドア(118)を閉塞する。水は、水導入部材(112)を通してタブ(106)へと導入される。洗剤は、任意の様々な公知方法によって(例えば、石けんトレーを介して、あるいは、洗剤ボールや洗剤錠剤によって)、タブ(106)内へと導入される。タブ(106)内における水位が上昇したときには、水は、円筒壁(130)の複数の穴を通してドラム(122)の内部へと流入し、洗濯物を濡らす。モータ(128)を起動して、タブ(106)の内部において、ドラム(122)の長さ方向軸回りにドラム(122)を回転駆動することによって、洗濯動作が実行される。回転速度は、濡れた洗濯物が洗濯液から持ち上げられさらにその後に洗濯液内へと落下するように、選択される。このような公知動作によって、洗濯物から汚れが効果的に除去される。
【0013】
サイクルの洗濯工程が終了した時点で、ポンプ(116)を起動することによって、タブ(106)の底部から水排出部材(114)を通して排出口へと水分が排出される。ドラム(122)の回転速度を増大することによって、濡れている洗濯物から、洗濯液がさらに抽出される。これにより、洗濯物から水分が遠心的に抽出され、円筒壁(130)の複数の穴を通して、外側へと放出される。このようにして抽出された水分は、タブ(106)の底部へと排出され、さらに、水排出部材(114)を通して排出口へと水分が排出される。その後、すすぎ水が、水導入部材(112)を通してタブ(106)に対して導入され、洗濯物から洗剤を抽出し得るよう転動動作が実行される。その後、すすぎ水が排出され、上述のようにして洗濯物から抽出される。このすすぎ工程は、通常は、少なくとも3回繰り返される。
【0014】
上述した限りにおいては、上記方法は、新規なものではない。洗濯機(100)に関してのまた上記方法に関しての様々な修正や変形は、当該技術分野においては周知であり、本発明の範囲を逸脱することなく、洗濯機(100)やその動作に対して組み込むことができる。
【0015】
本発明は、ドラム(122)の構成に関するものであり、特に、円筒壁(130)の構成に関するものである。全自動洗濯機によって既に洗浄された洗濯物を乾燥させるのに必要な時間を短縮するために、洗濯機のドラムの回転速度を上昇させることが、一般に要望されている。回転速度を増大させると、一般的には、洗濯物から、より多くの水分が抽出され、これにより、より短い時間で乾燥させることができるようになる。しかしながら、回転速度の増大化のためには、回転可能ドラム(122)をいくらか強化することが必要となる。ドラム(122)の補強のために、円筒壁(130)は、ただ一重の層を有した円筒壁とすることに代えて、内壁(132)と外壁(134)とから構成される。
【0016】
内壁(132)は、外壁(134)に対して平行に延在しているとともに、図1に示す実施形態においては、内壁(132)は、ドラム(122)の奥行全体にわたって延在している。図2に示す代替可能な実施形態においては、ドラムの構成は、わずかに相違している。図2に示す各部材は、図2におけるドラム(222)とその支持手段とが相違していることを除いては、図1における各対応部材と同じものとされている。より詳細には、ドラム(222)は、第1回転可能部分(222a)と、第2回転可能部分(222b)と、を備えている。第1回転可能部分(222a)は、上述と同様にして、第1シャフト(224a)によって片持ち式でもって回転可能に支持されている。第2回転可能部分(222b)も、また、片持ち式で支持されているものの、この場合には、第1シャフト(224a)の内部において回転可能に設置された第2シャフト(224b)上に支持されている。第2回転可能部分(222b)は、両シャフト(224a,224b)が互いに隣接している方の端部において、第1回転可能部分(222a)の内部に配置されている。モータ(228)が配置されており、このモータは、各回転可能部分(222a,222b)どうしが互いに相対的に回転し得るようにして、シャフト(224a,224b)によって各回転可能部分(222a,222b)を駆動することができる。このような構成の詳細および利点は、国際特許出願公開第99/58753号において、より詳細に説明されている。
【0017】
第2回転可能部分(222b)は、ドラム(222)の奥行の約半分にわたって延在している。第2回転可能部分(222b)が設けられている領域においては(すなわち、シャフト(224a,224b)に隣接した領域においては)、第2回転可能部分(222b)は、内壁(232)を形成している。第2回転可能部分(222b)の径方向外側には、第1回転可能部分(222a)の一部が延在している。第1回転可能部分(222a)のこの部分は、外壁(234)を形成している。第2回転可能部分(222b)の先端を超えた部分においては、第1回転可能部分(222a)は、図1に示す構成と同様の構成を有している。すなわち、第1回転可能部分(222a)は、内壁(232a)と外壁(234a)とを有してなる円筒壁(230)を構成している。
【0018】
上記説明からわかるように、ドラム(122,222)の円筒壁の、全部ではないまでも大部分は、内壁(132,232,232a)と、外壁(134,234,234a)と、を備えている。図1に示す実施形態においては、内壁(132)と外壁(134)とは、これら内壁(132)および外壁(134)が一緒に回転し得るよう、互いに固定的に連結されている。図2に示す実施形態の構成においては、第1および第2回転可能部分(222a,222b)は、互いに独立に回転可能とされているけれども、洗濯機(200)は、洗濯サイクル内のすべての脱水ステップ時にはドラム(222)の第1および第2回転可能部分(222a,222b)が互いに同一の向きにかつ互いに同一速度で回転するように、構成されている。よって、第1および第2回転可能部分(222a,222b)は、水分抽出ステップにおいては、一体ユニットとして振る舞うこととなる。よって、いずれの実施形態においても、脱水ステップ時には、洗濯物から抽出された水分は、内壁(132,232,232a)と外壁(134,234,234a)との双方を通過しなければならない。
【0019】
図3は、拡大されたスケールでもって、図1および図2に示されたいずれの洗濯機(100,200)においても使用可能であるような、内壁(32)および外壁(34)の一部を示している。双方の壁(32,34)は、金属(例えば、ステンレススチール)から形成されているとともに、パンチングまたはスタンピングによって形成された適切な複数の穴を有している。内壁(32)は、一組をなす複数の穴(42)を有しており、外壁(34)は、他の組をなす複数の穴(44)を有している。矢印(46)は、洗濯動作における脱水ステップ時の水分流通方向を示している。
【0020】
図4は、図3に示す内壁(32)を、矢印(46)の向きから見た平面図である。穴(42)は、実線で示されており、外壁(34)に形成されている穴(44)は、破線で示されている。図からわかるように、内壁(32)の穴(42)は、複数の穴からなる規則的アレイを形成している。各穴の直径は、5mmとされているとともに、水平方向各列内における穴どうしの離間間隔は、2cmとされている。穴(42)がなす水平方向列どうしの離間間隔は、1.5cmとされ、隣接する水平方向列どうしは、隣接する水平方向列に対して1cmだけオフセットされている(位置がずらされている)。外壁(34)に形成されている穴(44)は、同じアレイで配置されているものの、各穴の直径が10mmとされている。よって、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42)の合計面積よりも、4倍大きい。
【0021】
代替可能な構成が図5に示されている。図5においては、内壁(32)の穴(42a)がなすアレイについては、図4に示す穴(42)がなすアレイと同一である。外壁(34)に形成された複数の穴(44a)がなすアレイに関しては、図4に示す穴(44)がなすアレイと同様であるものの、穴(44a)が、1つおきに省略されている。よって、穴(44a)は、1つおきの穴(42a)に対して設けられている。よって、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44a)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42a)の合計面積に対して、2倍だけ大きい。
【0022】
図3,図4,および,図5に示す構成においては、外壁(34)の各穴(44,44a)は、内壁(32)の穴(42,42a)に対して、径方向において位置合わせされている。このことは、次のことを意味している。すなわち、ドラム(122,222)の回転軸から外壁(34)の穴(44,44a)の中央を通して径方向にライン状に抽出が行われたならば、それは、外壁(34)へと到達する前には、内壁(32)の穴(42,42a)の中央を既に通過したものである。
【0023】
しかしながら、径方向における位置合わせは、本発明にとって必須ではない。図6は、第2の代替可能な実施形態を示しており、この場合、内壁(32)の複数の穴(42b)がなすアレイは、図4および図5に示すアレイと同じとされている。この場合にも、各穴(42b)の直径は、5mmとされている。しかしながら、外壁(34)に形成された複数の穴(44b)がなすアレイに関しては、図4および図5のいずれに示されたアレイとも相違している。この実施形態においては、各穴(44b)は、内壁(32)の各穴(42b)に対して、1cmだけオフセットされている。さらに、各穴(44b)の直径は、6mmとされている。この結果、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44b)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42b)の合計面積に対して、約40%だけ大きい。
【0024】
さらなる第3の代替可能な実施形態が、図7に示されている。この場合にも、内壁(32)に形成された複数の穴(42c)がなすアレイは、図4,図5,および,図6に示すアレイと同じとされている。しかしながら、外壁(34)に形成された複数の穴(44c)がなすアレイは、相違している。図6の実施形態の場合と同様に、各穴(44b)の直径は、6mmとされている。しかしながら、図7に図示されているように、外壁(34)に形成されている穴(44c)の数が、少ない。この実施形態においては、4つの穴(42c)に対して、3つの穴(44c)だけが設けられている。この構成においては、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44c)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42c)の合計面積に対して、約10%だけ大きい。
【0025】
第4の代替可能な実施形態が、図8に示されている。この実施形態においては、内壁(32)に形成された複数の穴(42d)がなすアレイは、各穴が3mmという直径とされるとともに各穴が水平方向において1cmずつの離間間隔で配置されているような複数の穴(42d)からなる複数の列を備えている。隣接する列どうしは、鉛直方向において8.5mmという間隔で互いに離間されているとともに、5mmという間隔で互いにオフセットされている。外壁(34)に形成された複数の穴(44d)がなすアレイは、各穴が8mmという直径とされるとともに各穴が水平方向において2.5cmずつの離間間隔で配置されているような複数の穴(44d)からなる複数の水平方向列から構成されている。隣接する列どうしは、オフセットされておらず、鉛直方向において2.7mmという間隔で互いに離間されている。この実施形態においては、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44d)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42d)の合計面積に対して、約5%だけ大きい。
【0026】
第5の代替可能な実施形態が、図9に示されている。この実施形態は、図9に示すように、外壁(34)に形成された複数の穴(44e)の直径が8mmではなく11mmとされている点を除いては、図8に示す実施形態と同様である。この構成においては、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44e)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42e)の合計面積に対して、約2倍だけ大きい。
【0027】
上述した洗濯装置(100,200)の構造および特定の複数の特徴点は、大部分が、本発明とは無関係であることは、理解されるであろう。したがって、本発明の範囲を逸脱することなく、支持ベアリングやシャフトや水導入部材や水排出部材やドア等に関する代替可能な構成を採用することができ、また、動作方法に関する代替可能な構成を採用することができる。本発明は、ドラムの円筒壁の構成に関するものであって、これに無関係な特徴点は、本発明にとっては必須ではないものと見なされる。
【0028】
外壁の単位面積あたりにおける外壁穴の合計面積が、内壁の単位面積あたりにおける内壁穴の合計面積よりも大きいような外壁穴アレイを設けることにより、円筒壁を通しての水分抽出時に内壁と外壁との間に水分が蓄積されてしまうという傾向が、低減されることは、理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による洗濯装置を示す概略的な側断面図である。
【図2】図1の洗濯装置に対する代替可能な実施形態を示す概略的な側断面図である。
【図3】図1または図2に示す洗濯機のドラム形成部分の一部を、拡大したスケールで示す断面図である。
【図4】図3に示す壁部分の平面図であって、その壁部分における穴配置を示している。
【図5】図4と同様の図であって、第1の代替可能な穴配置を有した代替可能な壁部分を示している。
【図6】図4および図5と同様の図であって、第2の代替可能な穴配置を有したさらなる代替可能な壁部分を示している。
【図7】図4および図5と同様の図であって、第3の代替可能な穴配置を有したさらなる代替可能な壁部分を示している。
【図8】図4および図5と同様の図であって、第4の代替可能な穴配置を有したさらなる代替可能な壁部分を示している。
【図9】図4および図5と同様の図であって、第5の代替可能な穴配置を有したさらなる代替可能な壁部分を示している。
【符号の説明】
32 内壁
34 外壁
42 穴
42a 穴
42b 穴
42c 穴
42d 穴
42e 穴
44 穴
44a 穴
44b 穴
44c 穴
44d 穴
44e 穴
100 洗濯機(洗濯装置)
102 外側ケーシング
106 水密タブ
122 ドラム
132 内壁
134 外壁
200 洗濯機(洗濯装置)
202 外側ケーシング
222 ドラム
232 内壁
232a 内壁
234 外壁
234a 外壁
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯装置に関するものである。限定するものではないが、本発明は、特に、洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
洗濯機は、通常、外側ケーシングを備えており、この外側ケーシングの中に、水密構造とされた内部容器すなわちタブが設置されている。タブ内においては、一般に、タブに対して回転可能であるようにして、穴開きドラムが取り付けられている。動作時には、洗濯液がタブ内に導入され、洗濯対象をなす洗濯物が、穴開きドラム内に配置される。ドラムのゆっくりとした回転によって、あるいは、ドラム内に設置されているアジテータの動作によって、洗濯物が撹拌される。洗濯物の洗濯が終了したときには、タブから洗濯液が排出され、内部容器内においてドラムを高速回転させることによって洗濯物内にしみ込んださらなる洗濯液が抽出される。抽出された水分は、ドラム壁に形成された複数の穴を通して、ドラムから排出される。すすぎ水の抽出も、同様にして行われる。
【0003】
ドラムが、より高速で回転すれば、洗濯物からさらに多くの水分を抽出できることは、理解されるであろう。よって、ドラムをできる限りの高速で回転させる傾向がある。しかしながら、回転速度を増加させたときには、より頑丈なドラムが必要となる。これを得るための1つの方法は、内壁と外壁とを有したドラムを形成することである。このタイプの構成とされたドラムは、国際特許出願公開第99/58753号に示されている。しかしながら、洗濯サイクルの回転ステージ時にドラムからドラムから排出される水分が、ドラムの内壁と外壁との間に保持されるというリスクがある。これにより、動脈の実効重量が増加してしまい、エネルギーが過剰に消費されてしまうこととなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、高速回転時に課される応力に耐え得るだけの適切な強度を有するようにドラムが構成されているとともに、内壁と外壁との間における水分の保持を阻止し得るようにしつつ穴開き壁を通してのドラム内部からの水や洗濯液の排出を可能とするようにドラムが構成された、洗濯装置を提供することである。本発明の他の目的は、ドラムが内壁と外壁とを備えているとともに、ドラムの二重壁を通しての水分の排出が、ただ1つの壁を有したドラムの場合と少なくとも同程度に速いものとされているような、洗濯装置を提供することである。
【0005】
本発明は、洗濯装置であって、外側ハウジング(外側ケーシング)と、この外側ハウジング内において回転可能に取り付けられたドラムと、を具備し、ドラムが、内壁と外壁とを備え、これら内壁および外壁が、穴開けされており、これにより、そのような穴を通して、ドラムの内外にわたっての洗濯液の流通が可能とされ、このような洗濯装置において、外壁の単位面積あたりにおける穴の面積が、内壁の単位面積あたりにおける穴の面積よりも大きいことを特徴とする洗濯装置を提供する。
【0006】
2つの個別壁を設けることによって、壁の強度が維持される。外壁の単位面積あたりにおける外壁穴の面積が内壁の単位面積あたりにおける内壁穴の面積よりも大きいような外壁穴を設けることにより、内壁と外壁との間のスペース内に水分が拘束されてしまうというリスクが、低減される。
【0007】
好ましくは、外壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積は、内壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積よりも、少なくとも10%大きいものとされる。より好ましくは、外壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積は、内壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積よりも、少なくとも20%大きいものとされる。外壁に比較的大きな面積の複数の穴を形成することは、内壁と外壁との間のスペース内における水分蓄積を防止するに際して有効である。
【0008】
さらなる有利な複数の特徴点は、複数の従属請求項において規定されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のいくつかの実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
【0010】
洗濯機(100)の形態とされた洗濯装置が、図1において概略的な側断面図によって示されている。この洗濯機(100)は、複数の脚(104)によって支持された外側ケーシング(102)を備えている。外側ケーシング(102)の内部には、スプリング(108)とダンパ(110)とによって公知の態様でもって、水密タブ(106)が取り付けられている。これにより、タブ(106)は、ある制限範囲内においては、外側ケーシング(102)に対して変位することができる。水導入部材(112)が、タブ(106)の上部に対して連通しているとともに、適切な水供給源に対して接続されている(接続手段は、図示されていない)。水排出部材(114)が、タブ(106)の底部に対して連通している。水排出部材(114)は、タブ(106)から適切な排出口へと水分が排出され得るよう、タブの底部に配置された水ポンプ(116)を有している。ドア(118)が、外側ケーシング(102)の前面に配置されており、タブ(106)の内部に対するアクセスを可能としている。ドア(118)が閉塞されたときには、フレキシブルなシール部材(120)が、タブ(106)とドア(118)との間に位置する。
【0011】
ドラム(122)は、タブ(106)の内部において、回転可能であるようにして取り付けられている。ドラム(122)は、シャフト(124)上において片持ち式に支持されている。シャフト(124)は、ベアリング(126)によって、タブ(106)上において回転可能に支持されている。外側ケーシング(102)内には、モータ(128)が設置されており、このモータは、適切な態様によってシャフト(124)に対して連結されている。これにより、モータは、ドラム(122)の長さ方向軸回りにおいてドラム(122)を回転駆動することができる。ドラム(122)は、複数の円筒壁(130)を備えている。これら円筒壁(130)は、これら円筒壁(130)を通しての水分の通過を可能とし得るよう、穴開きとされている。
【0012】
上述した限りにおいては、洗濯機(100)の構成は、公知である。動作時には、ドア(118)を使用することによってドラム(122)内へと洗濯物を投入する。その後、ドア(118)を閉塞する。水は、水導入部材(112)を通してタブ(106)へと導入される。洗剤は、任意の様々な公知方法によって(例えば、石けんトレーを介して、あるいは、洗剤ボールや洗剤錠剤によって)、タブ(106)内へと導入される。タブ(106)内における水位が上昇したときには、水は、円筒壁(130)の複数の穴を通してドラム(122)の内部へと流入し、洗濯物を濡らす。モータ(128)を起動して、タブ(106)の内部において、ドラム(122)の長さ方向軸回りにドラム(122)を回転駆動することによって、洗濯動作が実行される。回転速度は、濡れた洗濯物が洗濯液から持ち上げられさらにその後に洗濯液内へと落下するように、選択される。このような公知動作によって、洗濯物から汚れが効果的に除去される。
【0013】
サイクルの洗濯工程が終了した時点で、ポンプ(116)を起動することによって、タブ(106)の底部から水排出部材(114)を通して排出口へと水分が排出される。ドラム(122)の回転速度を増大することによって、濡れている洗濯物から、洗濯液がさらに抽出される。これにより、洗濯物から水分が遠心的に抽出され、円筒壁(130)の複数の穴を通して、外側へと放出される。このようにして抽出された水分は、タブ(106)の底部へと排出され、さらに、水排出部材(114)を通して排出口へと水分が排出される。その後、すすぎ水が、水導入部材(112)を通してタブ(106)に対して導入され、洗濯物から洗剤を抽出し得るよう転動動作が実行される。その後、すすぎ水が排出され、上述のようにして洗濯物から抽出される。このすすぎ工程は、通常は、少なくとも3回繰り返される。
【0014】
上述した限りにおいては、上記方法は、新規なものではない。洗濯機(100)に関してのまた上記方法に関しての様々な修正や変形は、当該技術分野においては周知であり、本発明の範囲を逸脱することなく、洗濯機(100)やその動作に対して組み込むことができる。
【0015】
本発明は、ドラム(122)の構成に関するものであり、特に、円筒壁(130)の構成に関するものである。全自動洗濯機によって既に洗浄された洗濯物を乾燥させるのに必要な時間を短縮するために、洗濯機のドラムの回転速度を上昇させることが、一般に要望されている。回転速度を増大させると、一般的には、洗濯物から、より多くの水分が抽出され、これにより、より短い時間で乾燥させることができるようになる。しかしながら、回転速度の増大化のためには、回転可能ドラム(122)をいくらか強化することが必要となる。ドラム(122)の補強のために、円筒壁(130)は、ただ一重の層を有した円筒壁とすることに代えて、内壁(132)と外壁(134)とから構成される。
【0016】
内壁(132)は、外壁(134)に対して平行に延在しているとともに、図1に示す実施形態においては、内壁(132)は、ドラム(122)の奥行全体にわたって延在している。図2に示す代替可能な実施形態においては、ドラムの構成は、わずかに相違している。図2に示す各部材は、図2におけるドラム(222)とその支持手段とが相違していることを除いては、図1における各対応部材と同じものとされている。より詳細には、ドラム(222)は、第1回転可能部分(222a)と、第2回転可能部分(222b)と、を備えている。第1回転可能部分(222a)は、上述と同様にして、第1シャフト(224a)によって片持ち式でもって回転可能に支持されている。第2回転可能部分(222b)も、また、片持ち式で支持されているものの、この場合には、第1シャフト(224a)の内部において回転可能に設置された第2シャフト(224b)上に支持されている。第2回転可能部分(222b)は、両シャフト(224a,224b)が互いに隣接している方の端部において、第1回転可能部分(222a)の内部に配置されている。モータ(228)が配置されており、このモータは、各回転可能部分(222a,222b)どうしが互いに相対的に回転し得るようにして、シャフト(224a,224b)によって各回転可能部分(222a,222b)を駆動することができる。このような構成の詳細および利点は、国際特許出願公開第99/58753号において、より詳細に説明されている。
【0017】
第2回転可能部分(222b)は、ドラム(222)の奥行の約半分にわたって延在している。第2回転可能部分(222b)が設けられている領域においては(すなわち、シャフト(224a,224b)に隣接した領域においては)、第2回転可能部分(222b)は、内壁(232)を形成している。第2回転可能部分(222b)の径方向外側には、第1回転可能部分(222a)の一部が延在している。第1回転可能部分(222a)のこの部分は、外壁(234)を形成している。第2回転可能部分(222b)の先端を超えた部分においては、第1回転可能部分(222a)は、図1に示す構成と同様の構成を有している。すなわち、第1回転可能部分(222a)は、内壁(232a)と外壁(234a)とを有してなる円筒壁(230)を構成している。
【0018】
上記説明からわかるように、ドラム(122,222)の円筒壁の、全部ではないまでも大部分は、内壁(132,232,232a)と、外壁(134,234,234a)と、を備えている。図1に示す実施形態においては、内壁(132)と外壁(134)とは、これら内壁(132)および外壁(134)が一緒に回転し得るよう、互いに固定的に連結されている。図2に示す実施形態の構成においては、第1および第2回転可能部分(222a,222b)は、互いに独立に回転可能とされているけれども、洗濯機(200)は、洗濯サイクル内のすべての脱水ステップ時にはドラム(222)の第1および第2回転可能部分(222a,222b)が互いに同一の向きにかつ互いに同一速度で回転するように、構成されている。よって、第1および第2回転可能部分(222a,222b)は、水分抽出ステップにおいては、一体ユニットとして振る舞うこととなる。よって、いずれの実施形態においても、脱水ステップ時には、洗濯物から抽出された水分は、内壁(132,232,232a)と外壁(134,234,234a)との双方を通過しなければならない。
【0019】
図3は、拡大されたスケールでもって、図1および図2に示されたいずれの洗濯機(100,200)においても使用可能であるような、内壁(32)および外壁(34)の一部を示している。双方の壁(32,34)は、金属(例えば、ステンレススチール)から形成されているとともに、パンチングまたはスタンピングによって形成された適切な複数の穴を有している。内壁(32)は、一組をなす複数の穴(42)を有しており、外壁(34)は、他の組をなす複数の穴(44)を有している。矢印(46)は、洗濯動作における脱水ステップ時の水分流通方向を示している。
【0020】
図4は、図3に示す内壁(32)を、矢印(46)の向きから見た平面図である。穴(42)は、実線で示されており、外壁(34)に形成されている穴(44)は、破線で示されている。図からわかるように、内壁(32)の穴(42)は、複数の穴からなる規則的アレイを形成している。各穴の直径は、5mmとされているとともに、水平方向各列内における穴どうしの離間間隔は、2cmとされている。穴(42)がなす水平方向列どうしの離間間隔は、1.5cmとされ、隣接する水平方向列どうしは、隣接する水平方向列に対して1cmだけオフセットされている(位置がずらされている)。外壁(34)に形成されている穴(44)は、同じアレイで配置されているものの、各穴の直径が10mmとされている。よって、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42)の合計面積よりも、4倍大きい。
【0021】
代替可能な構成が図5に示されている。図5においては、内壁(32)の穴(42a)がなすアレイについては、図4に示す穴(42)がなすアレイと同一である。外壁(34)に形成された複数の穴(44a)がなすアレイに関しては、図4に示す穴(44)がなすアレイと同様であるものの、穴(44a)が、1つおきに省略されている。よって、穴(44a)は、1つおきの穴(42a)に対して設けられている。よって、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44a)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42a)の合計面積に対して、2倍だけ大きい。
【0022】
図3,図4,および,図5に示す構成においては、外壁(34)の各穴(44,44a)は、内壁(32)の穴(42,42a)に対して、径方向において位置合わせされている。このことは、次のことを意味している。すなわち、ドラム(122,222)の回転軸から外壁(34)の穴(44,44a)の中央を通して径方向にライン状に抽出が行われたならば、それは、外壁(34)へと到達する前には、内壁(32)の穴(42,42a)の中央を既に通過したものである。
【0023】
しかしながら、径方向における位置合わせは、本発明にとって必須ではない。図6は、第2の代替可能な実施形態を示しており、この場合、内壁(32)の複数の穴(42b)がなすアレイは、図4および図5に示すアレイと同じとされている。この場合にも、各穴(42b)の直径は、5mmとされている。しかしながら、外壁(34)に形成された複数の穴(44b)がなすアレイに関しては、図4および図5のいずれに示されたアレイとも相違している。この実施形態においては、各穴(44b)は、内壁(32)の各穴(42b)に対して、1cmだけオフセットされている。さらに、各穴(44b)の直径は、6mmとされている。この結果、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44b)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42b)の合計面積に対して、約40%だけ大きい。
【0024】
さらなる第3の代替可能な実施形態が、図7に示されている。この場合にも、内壁(32)に形成された複数の穴(42c)がなすアレイは、図4,図5,および,図6に示すアレイと同じとされている。しかしながら、外壁(34)に形成された複数の穴(44c)がなすアレイは、相違している。図6の実施形態の場合と同様に、各穴(44b)の直径は、6mmとされている。しかしながら、図7に図示されているように、外壁(34)に形成されている穴(44c)の数が、少ない。この実施形態においては、4つの穴(42c)に対して、3つの穴(44c)だけが設けられている。この構成においては、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44c)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42c)の合計面積に対して、約10%だけ大きい。
【0025】
第4の代替可能な実施形態が、図8に示されている。この実施形態においては、内壁(32)に形成された複数の穴(42d)がなすアレイは、各穴が3mmという直径とされるとともに各穴が水平方向において1cmずつの離間間隔で配置されているような複数の穴(42d)からなる複数の列を備えている。隣接する列どうしは、鉛直方向において8.5mmという間隔で互いに離間されているとともに、5mmという間隔で互いにオフセットされている。外壁(34)に形成された複数の穴(44d)がなすアレイは、各穴が8mmという直径とされるとともに各穴が水平方向において2.5cmずつの離間間隔で配置されているような複数の穴(44d)からなる複数の水平方向列から構成されている。隣接する列どうしは、オフセットされておらず、鉛直方向において2.7mmという間隔で互いに離間されている。この実施形態においては、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44d)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42d)の合計面積に対して、約5%だけ大きい。
【0026】
第5の代替可能な実施形態が、図9に示されている。この実施形態は、図9に示すように、外壁(34)に形成された複数の穴(44e)の直径が8mmではなく11mmとされている点を除いては、図8に示す実施形態と同様である。この構成においては、外壁(34)の単位面積あたりにおける外壁(34)の穴(44e)の合計面積は、内壁(32)の単位面積あたりにおける内壁(32)の穴(42e)の合計面積に対して、約2倍だけ大きい。
【0027】
上述した洗濯装置(100,200)の構造および特定の複数の特徴点は、大部分が、本発明とは無関係であることは、理解されるであろう。したがって、本発明の範囲を逸脱することなく、支持ベアリングやシャフトや水導入部材や水排出部材やドア等に関する代替可能な構成を採用することができ、また、動作方法に関する代替可能な構成を採用することができる。本発明は、ドラムの円筒壁の構成に関するものであって、これに無関係な特徴点は、本発明にとっては必須ではないものと見なされる。
【0028】
外壁の単位面積あたりにおける外壁穴の合計面積が、内壁の単位面積あたりにおける内壁穴の合計面積よりも大きいような外壁穴アレイを設けることにより、円筒壁を通しての水分抽出時に内壁と外壁との間に水分が蓄積されてしまうという傾向が、低減されることは、理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による洗濯装置を示す概略的な側断面図である。
【図2】図1の洗濯装置に対する代替可能な実施形態を示す概略的な側断面図である。
【図3】図1または図2に示す洗濯機のドラム形成部分の一部を、拡大したスケールで示す断面図である。
【図4】図3に示す壁部分の平面図であって、その壁部分における穴配置を示している。
【図5】図4と同様の図であって、第1の代替可能な穴配置を有した代替可能な壁部分を示している。
【図6】図4および図5と同様の図であって、第2の代替可能な穴配置を有したさらなる代替可能な壁部分を示している。
【図7】図4および図5と同様の図であって、第3の代替可能な穴配置を有したさらなる代替可能な壁部分を示している。
【図8】図4および図5と同様の図であって、第4の代替可能な穴配置を有したさらなる代替可能な壁部分を示している。
【図9】図4および図5と同様の図であって、第5の代替可能な穴配置を有したさらなる代替可能な壁部分を示している。
【符号の説明】
32 内壁
34 外壁
42 穴
42a 穴
42b 穴
42c 穴
42d 穴
42e 穴
44 穴
44a 穴
44b 穴
44c 穴
44d 穴
44e 穴
100 洗濯機(洗濯装置)
102 外側ケーシング
106 水密タブ
122 ドラム
132 内壁
134 外壁
200 洗濯機(洗濯装置)
202 外側ケーシング
222 ドラム
232 内壁
232a 内壁
234 外壁
234a 外壁
Claims (15)
- 洗濯装置であって、
外側ケーシングと、この外側ケーシング内において回転可能に取り付けられたドラムと、を具備し、
前記ドラムが、内壁と外壁とを備え、
これら内壁および外壁が、穴開けされており、これにより、そのような穴を通して、前記ドラムの内外にわたっての洗濯液の流通が可能とされ、
このような洗濯装置において、
前記外壁の単位面積あたりにおける穴開き面積が、前記内壁の単位面積あたりにおける穴開き面積よりも大きいことを特徴とする洗濯装置。 - 請求項1記載の洗濯装置において、
すべての前記穴が、円形であることを特徴とする洗濯装置。 - 請求項1または2記載の洗濯装置において、
前記内壁の前記複数の穴が、すべて同じサイズとされていることを特徴とする洗濯装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯装置において、
前記外壁の前記複数の穴が、すべて同じサイズとされていることを特徴とする洗濯装置。 - 請求項3または4記載の洗濯装置において、
前記外壁の前記複数の穴の各々が、前記内壁の前記複数の穴の各々よりも大きいことを特徴とする洗濯装置。 - 請求項5記載の洗濯装置において、
前記外壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積が、前記内壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積よりも、少なくとも10%大きいことを特徴とする洗濯装置。 - 請求項6記載の洗濯装置において、
前記外壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積が、前記内壁の単位面積あたりにおける合計穴開き面積よりも、少なくとも20%大きいことを特徴とする洗濯装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の洗濯装置において、
前記外壁の前記各穴が、前記内壁の前記穴の1つに対して径方向において位置合わせされていることを特徴とする洗濯装置。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の洗濯装置において、
前記外壁の前記複数の穴の各々が、前記内壁の前記複数の穴の各々よりも大きいことを特徴とする洗濯装置。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載の洗濯装置において、
前記穴が、スタンピングまたはパンチングによって形成されたものであることを特徴とする洗濯装置。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載の洗濯装置において、
前記内壁が、前記外壁に対して堅固に取り付けられていて、前記外壁と一緒に回転可能とされていることを特徴とする洗濯装置。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載の洗濯装置において、
前記内壁が、前記外壁とは個別的に回転可能であるよう、前記外壁に対して回転可能に取り付けられていることを特徴とする洗濯装置。 - 請求項1〜12のいずれか1項に記載の洗濯装置において、
さらに、内部に前記ドラムが回転可能に取り付けられる水密タブを具備し、
前記ドラムが、実質的に水平な軸回りに回転可能とされていることを特徴とする洗濯装置。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載の洗濯装置において、
前記洗濯装置が、洗濯機であることを特徴とする洗濯装置。 - 洗濯装置であって、
添付図面に図示されかついずれかの実施形態を参照して実質的に説明されているような洗濯装置。
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